JP2016095046A - 緊急ガス遮断システム - Google Patents

緊急ガス遮断システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016095046A
JP2016095046A JP2014229610A JP2014229610A JP2016095046A JP 2016095046 A JP2016095046 A JP 2016095046A JP 2014229610 A JP2014229610 A JP 2014229610A JP 2014229610 A JP2014229610 A JP 2014229610A JP 2016095046 A JP2016095046 A JP 2016095046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emergency
water
gas
line
water supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014229610A
Other languages
English (en)
Inventor
亮 濱田
Akira Hamada
亮 濱田
安義 大平
Yasuyoshi Ohira
安義 大平
謙一 深川
Kenichi Fukagawa
謙一 深川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2014229610A priority Critical patent/JP2016095046A/ja
Publication of JP2016095046A publication Critical patent/JP2016095046A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

【課題】停電等で給水側の設備が停止するような緊急時にガス遮断を自動的にかつ短時間で確実に実施することを可能にすることにある。【解決手段】水封用ガス管路と、手動弁を有して前記水封用ガス管路内に通常給水を行う通常給水ラインと、手動弁を有して前記水封用ガス管路内の下端部から通常排水を行うとともにU字管部に溜まった水でガスの漏洩を防ぐドレンラインと、を具えるシステムであって、前記水封用ガス管路内に水槽から水頭差により緊急給水を行う緊急給水ラインと、前記緊急給水ラインに設けられて緊急時に自動的に開状態となる緊急給水用自動弁と、前記ドレンラインに設けられて緊急時に自動的に閉状態となる緊急止水用自動弁と、を設けたことを特徴とする緊急ガス遮断システムである。【選択図】図1

Description

この発明は、水封弁によるガス遮断システムに関し、特には地震等により停電が発生した非常事態が生じた際にガスを緊急遮断する緊急ガス遮断システムに関するものである。
製鉄所では、高炉から発生するBガスやコークス炉から発生するCガス等の燃料ガスを一旦ガスホルダに貯蔵し、その燃料ガスをガスホルダからガス供給路を介して各種施設に供給しており、そのガス供給路には、必要に応じてガス供給を遮断できるように水封弁によるガス遮断システムが設けられている。
従来の水封弁によるガス遮断システムは、図2に示すように、燃料ガスGのガス供給路に介挿されたV字型ガス管路1と、そのV字型ガス管路1の傾斜部に端部2aを接続された給水ライン2と、V字型ガス管路1の傾斜部の所定高さで端部3aが開口する溢水ライン3と、V字型ガス管路1の下端部に端部4aを接続されたドレンライン4と、を具えており、溢水ライン3とドレンライン4とはそれぞれ溜まった水でガス供給路内のガスの漏洩を防ぐU字管部3b,4bを介してドレンピット5に接続されている。また、給水ライン2は手動弁6を有し、溢水ライン3とドレンライン4とはそれぞれ手動弁7,8を有している。
この従来の水封弁によるガス遮断システムは、ガス供給を遮断する際には、先ず手動弁8を閉じてドレンライン4からの排水を止め、次いで手動弁7を開いて溢水ライン3からの排水を可能にし、その後に手動弁6を開いて給水ライン2からV字型ガス管路1内に給水する。そしてV字型ガス管路1内に水が溜まって溢水ライン3からドレンピット5に水が流出し始めたら、手動弁6を微開として給水量を僅かな量に減らし、溢水ライン3からの僅かな量の排水の継続を確認することで、V字型ガス管路1内に溢水ライン3の端部3aの高さまで溜まった水Wによりガス供給路内のガスの流通を止める。そしてガス供給を再開する際には、手動弁8を開いてV字型ガス管路1内の水をドレンライン4からドレンピット5に排出する。その際、U字管部4b内には水が残っているので、V字型ガス管路1内のガスがドレンライン4から外部に漏れ出すことはない。その後、V字型ガス管路1内のガスの上昇時等、必要に応じて手動弁7を閉じ、溢水ライン3からのガスの漏れ出しを止める。なお、U字管部3b内にも水が残っているので、手動弁7を開いたままにしても通常はV字型ガス管路1内のガスが溢水ライン3から外部に漏れ出すことはない。
上記従来の水封弁によるガス遮断システムでは、人手での手動弁6,7,8の操作を必要とするため、自動的に水封することができないという問題があり、またガス遮断が完了するまでに時間がかかるという問題もあった。このため、特許文献1〜3では、ガス遮断が完了するまでの時間を短縮する方法が提案され、特許文献4では自動的に水封する方法が提案されているが、これら特許文献1〜4記載のシステムでは、給水側の設備が停止しないことを前提としているため、給水側の設備が停止した場合にはガス遮断を行うことができなくなる。
特公昭46−042819号公報 実開昭63−048072号公報 実開昭63−147974号公報 特開昭54−085105号公報
ところで近年、広範囲で強い地震が各地で発生することが懸念されており、そのような大きな地震が発生した場合には停電も同時に発生することが予想される。製鉄所でこのような非常事態において自動的に燃料ガスを遮断することは、下流側設備での異常燃焼を防止する有効な手段となると考えられる。
しかしながら、上述のように従来の水封弁によるガス遮断システムでは、人手での手動弁6,7,8の操作を必要とするため、緊急時に自動的にガスを遮断することができない。しかも、給水管が緊急時に対応していない小径のものであるため給水量が制限され、短時間(例えば1分以内)で水封を完了することができない。また、特許文献1〜4記載のシステムでは、上記のような緊急時に停電等により給水側の設備が停止して水が供給されず、水封を実施できない可能性もある。
それゆえ本発明は、停電等で給水側の設備が停止するような緊急時にガス遮断を自動的にかつ短時間で確実に実施することを可能にする水封弁による緊急ガス遮断システムを提供することを目的とするものである。
前記課題を有利に解決する本発明の緊急ガス遮断システムは、
水封用ガス管路と、
手動弁を有して前記水封用ガス管路内に通常給水を行う通常給水ラインと、
手動弁を有して前記水封用ガス管路内の下端部から通常排水を行うとともにU字管部に溜まった水でガスの漏洩を防ぐドレンラインと、
を具えるガス遮断システムにおいて、
前記水封用ガス管路内に水槽から水頭差により緊急給水を行う緊急給水ラインと、
前記緊急給水ラインに設けられて緊急時に自動的に開状態となる緊急給水用自動弁と、
前記ドレンラインに設けられて緊急時に自動的に閉状態となる緊急止水用自動弁と、
を設けたことを特徴とするものである。
本発明の緊急ガス遮断システムにあっては、ガス流通時は、通常給水ラインの手動弁を閉じて水封用ガス管路内への給水を行わないようにし、また、水封用ガス管路内の下端部から通常排水を行うとともにU字管部に溜まった水でガスの漏洩を防ぐドレンラインを手動弁で開いて水封用ガス管路内に水が溜まらないようにする。
そして、通常水封時は、先ず、水封用ガス管路内の下端部から通常排水を行うとともにU字管部に溜まった水でガスの漏洩を防ぐドレンラインを手動弁で閉じ、次いで、通常給水ラインの手動弁を開いて水封用ガス管路内への所定量の給水を行うことで、水封用ガス管路内に溢水ラインの端部の高さまで溜まった水によりガス供給路内を水封する。
一方、緊急水封時には、ドレンラインに設けられた緊急止水用自動弁が自動的に閉状態となってドレンラインからの排水を止めるとともに、緊急給水ラインに設けられた緊急給水用自動弁が自動的に開状態となって通常給水ラインより大きい配管径を持つ緊急給水ラインが水封用ガス管路内に水槽から水頭差により短時間(例えば3分以内)で水封可能な所定水量の緊急給水を行う。
従って、本発明の緊急ガス遮断システムによれば、地震等により停電が発生した非常事態が生じた際に、水封用ガス管路の水封によるガス遮断を自動的にかつ短時間で確実に実施することができる。
なお、前記水封用ガス管路内の所定高さから溢水の通常排水を行うとともにU字管部に溜まった水でガスの漏洩を防ぐ溢水ラインを具え、その溢水ラインに緊急溢水用自動弁が設けられ、緊急水封時にはその緊急溢水用自動弁も自動的に開状態となって、緊急給水された水の水封用ガス管路内の水量を所定量に保つようにすると、通常時に必要に応じて溢水ラインを閉じることができるので好ましい。
また、前記自動弁の少なくともひとつは、停電時に電磁付勢力が消失して弾性力により自動的に所定の開閉状態となるものでもよい。このような自動弁を用いれば、システムを安価に構成することができる。この一方、前記自動弁の少なくともひとつは、停電時に非常電源で作動して自動的に所定の開閉状態となるものであってもよい。このような自動弁を用いれば、システムの作動の確実性を高めることができる。
さらに、前記緊急給水ラインは水頭差に代えて、停電時に非常電源で作動するポンプにより前記水封用ガス管路内に水槽から緊急給水を行うものでもよい。このようにすれば、水槽を水封用ガス管路よりも高所に配置して水頭差を与える必要がないので、水槽の配置の自由度を高めることができる。
本発明の緊急ガス遮断システムの一実施形態を示す構成図である。 従来の水封弁によるガス遮断システムを示す構成図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づく実施例によって詳細に説明する。ここに、図1は、本発明の緊急ガス遮断システムの一実施形態を示す構成図である。
この実施形態の緊急ガス遮断システムは、製鉄所においてガスホルダに貯留した燃料ガスを各種施設に供給するガス供給路に設けられているもので、図2に示す従来の水封弁によるガス遮断システムと同様、燃料ガスGのガス供給路に介挿された水封用ガス管路としてのV字型ガス管路1と、そのV字型ガス管路1の傾斜部に端部2aを接続された通常給水ライン(従来の給水ラインと同じものゆえ同じ符号を用いる)2と、V字型ガス管路1の傾斜部の所定高さで端部3aが開口する溢水ライン3と、V字型ガス管路1の下端部に端部4aを接続されたドレンライン4と、を具えており、溢水ライン3とドレンライン4とはそれぞれ溜まった水でガス供給路内のガスの漏洩を防ぐU字管部3b,4bを介してドレンピット5に接続されている。なお、ここでのドレンピット5は、従来のものより容量を拡大されている。また、通常給水ライン2は二つの手動弁6を有し、溢水ライン3とドレンライン4とはそれぞれ二つの手動弁7,8を有している。
この実施形態の緊急ガス遮断システムはまた、V字型ガス管路1内にここではV字型ガス管路1よりも高所に配置された緊急水封用高架水槽9からV字型ガス管路1内との水頭差により緊急給水を行う緊急給水ライン10と、緊急給水ライン10に設けられた二つの手動弁11と、緊急給水ライン10の例えばそれら二つの手動弁11の間に設けられて通常時はスイッチ操作により閉状態を維持し緊急時に自動的に開状態となる緊急給水用自動弁12と、溢水ライン3の例えば二つの手動弁7の下流側に設けられて通常時は所要に応じてスイッチ操作により開または閉状態を維持し緊急時に自動的に開状態となる緊急溢水用自動弁13と、ドレンライン4の例えば二つの手動弁8の下流側に設けられて通常時はスイッチ操作により開状態を維持し緊急時に自動的に閉状態となる緊急止水用自動弁14とを具えている。そして緊急水封用高架水槽9は、通常時に別途の給水ライン15から手動弁16を介して供給された、V字型ガス管路1内を水封するに充分な量の水を貯留している。なお、緊急給水用自動弁12が二つの手動弁11の間に設けられているのは、それらの手動弁11を閉状態とすることで緊急水封用高架水槽9からの水とV字型ガス管路1からのガスとを遮断して、緊急給水用自動弁12のメンテナンスや交換を容易に行うことができるからである。
ここで、緊急給水用自動弁12と、緊急溢水用自動弁13と、緊急止水用自動弁14とは各々、通常の商用電源あるいは製鉄所内の発電施設から供給される所内電源により作動する電磁ソレノイドで、スプリングの弾性力により初期の開閉状態に常時付勢される弁体をそのスプリングに抗して駆動して、初期状態と異なる開閉状態を呈するものであり、それゆえ、商用電源あるいは所内電源の停電時には、電磁ソレノイドの付勢力が消失するのでスプリングの弾性力により自動的に初期の開閉状態に復帰する。なお、緊急給水用自動弁12には、通電により閉状態となり、通電遮断時および停電時には自動的に初期の開状態に復帰するものを用い、緊急溢水用自動弁13には、通電により閉状態となり、通電遮断時および停電時には自動的に初期の開状態に復帰するものを用い、緊急止水用自動弁14には、通電により開状態となり、通電遮断時および停電時には自動的に初期の閉状態に復帰するものを用いる。
かかる構成を具えるこの実施形態の緊急ガス遮断システムにあっては、ガス流通時は、通常給水ライン2の手動弁6を閉じてV字型ガス管路1内への給水を行わないようにし、また、V字型ガス管路1内の下端部から通常排水を行うとともにU字管部4bに溜まった水でガスの漏洩を防ぐドレンライン4を手動弁8で開いてV字型ガス管路1内に水が溜まらないようにし、さらに、V字型ガス管路1内の所定高さから溢水の通常排水を行うとともにU字管部3bに溜まった水でガスの漏洩を防ぐ溢水ライン3の手動弁7を開いて適宜排水するようにする。
そして、通常水封時は、先ず、V字型ガス管路1内の下端部から通常排水を行うとともにU字管部4bに溜まった水でガスの漏洩を防ぐドレンライン4を手動弁8で閉じ、次いで、通常給水ライン2の手動弁6を開いてV字型ガス管路1内に給水を行い、そしてV字型ガス管路1内の所定高さから溢水の通常排水を行うとともにU字管部3bに溜まった水でガスの漏洩を防ぐ溢水ライン3から水が流出し始めたら、通常給水ライン2の手動弁6を微開として給水量を僅かな量に減らし、溢水ラインからの僅かな量の排水の継続を確認することで、V字型ガス管路1内に溢水ライン3の端部の高さまで溜まった水によりガス供給路内を水封する。なお、溢水ライン3の手動弁7は緊急時に備えて開状態のままとする。また必要に応じて緊急溢水用自動弁13を電源の通電により閉状態とし、あるいは電源の遮断により開状態とする。
一方、地震等により停電が発生した非常事態の際の緊急水封時には、ドレンライン4に設けられた緊急止水用自動弁14が電磁ソレノイドの付勢力の消滅でスプリングの付勢力により自動的に閉状態となってドレンライン4からの排水を止めるとともに、緊急給水ライン12に設けられた緊急給水用自動弁12が電磁ソレノイドの付勢力の消滅でスプリングの付勢力により自動的に開状態となって、通常給水ラインより大きい配管径を持つ緊急給水ライン10がV字型ガス管路1内に緊急水封用高架水槽9から水頭差により短時間(例えば3分以内)で、水封可能な水量の緊急給水を行う。また、溢水ライン3に設けられた緊急溢水用自動弁13が停電前の状態にかかわらず電磁ソレノイドの付勢力の消滅でスプリングの付勢力により自動的に開状態となって、V字型ガス管路1内に緊急給水された水WのV字型ガス管路1内での水位を適正に保つ。
従って、この実施形態の緊急ガス遮断システムによれば、停電等で給水側の設備が停止するような緊急時にV字型ガス管路1の水封によるガス遮断を自動的にかつ短時間で確実に実施することができる。
しかも、この実施形態の緊急ガス遮断システムによれば、緊急給水用自動弁12と緊急止水用自動弁14と緊急溢水用自動弁13とが何れも、停電時に電磁付勢力が消失してスプリングの弾性力により自動的に所定の開閉状態となるものであるので、システムを安価に構成することができる。
以上、図示例に基づき説明したが、本発明は上述の例に限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で適宜変更し得るものであり、例えば、水封用ガス管路は、V字型に限られずU字型等のものでもよい。また、緊急給水用自動弁12と、緊急溢水用自動弁13と、緊急止水用自動弁14と、の少なくともひとつは、スプリングの弾性力により自動的に所定の開閉状態となるものに代えて、例えば商用電源あるいは所内電源の停電時に自動的にバッテリから電源を切り替え供給する無停電電源(UPS)等の非常電源を有していて、停電時に自動的に所定の開閉状態となるものであってもよく、あるいはそのような非常電源を有する例えば通常のコンピュータを持つコントローラから給電されて作動してもよく、その場合にコントローラは例えば、先ず緊急止水用自動弁14を閉止させ、次いで緊急給水用自動弁12と緊急溢水用自動弁13とを開放させるように自動弁の作動に時間差を持たせるシークエンス制御を行ってもよい。
さらに、緊急給水ライン10は、緊急水封用高架水槽9とV字型ガス管路1との水頭差に代えて、停電時に上述の如き非常電源で作動するポンプによりV字型ガス管路1内に水槽から緊急給水を行うものでもよい。また、溢水ライン3を設ける代わりに例えば水位センサをV字型ガス管路1に設けて、その水位センサが示すV字型ガス管路1内の水位に基づき通常時および緊急時のV字型ガス管路1の水封のための供給水量を調節してもよい。
かくして本発明の本発明の緊急ガス遮断システムによれば、停電等で給水側の設備が停止するような緊急時に水封用ガス管路の水封によるガス遮断を自動的にかつ短時間で確実に実施することができる。
1 V字型ガス管路
2 通常給水ライン
2a,3a,4a 端部
3 溢水ライン
3b,4b U字管部
4 ドレンライン
5 ドレンピット
6,7,8,11,16 手動弁
9 緊急水封用高架水槽
10 緊急給水ライン
12 緊急給水用自動弁
13 緊急溢水用自動弁
14 緊急止水用自動弁
15 給水ライン
G 燃料ガス
W 水

Claims (5)

  1. 水封用ガス管路と、
    手動弁を有して前記水封用ガス管路内に通常給水を行う通常給水ラインと、
    手動弁を有して前記水封用ガス管路内の下端部から通常排水を行うとともにU字管部に溜まった水でガスの漏洩を防ぐドレンラインと、
    を具えるガス遮断システムにおいて、
    前記水封用ガス管路内に水槽から水頭差により緊急給水を行う緊急給水ラインと、
    前記緊急給水ラインに設けられて緊急時に自動的に開状態となる緊急給水用自動弁と、
    前記ドレンラインに設けられて緊急時に自動的に閉状態となる緊急止水用自動弁と、
    を設けたことを特徴とする緊急ガス遮断システム。
  2. 前記水封用ガス管路内の所定高さから溢水の通常排水を行うとともにU字管部に溜まった水でガスの漏洩を防ぐ溢水ラインと、
    前記溢水ラインに設けられて緊急時に自動的に開状態となる緊急溢水用自動弁と、
    を設けたことを特徴とする、請求項1記載の緊急ガス遮断システム。
  3. 前記自動弁の少なくともひとつは、停電時に電磁付勢力が消失して弾性力により自動的に所定の開閉状態となるものであることを特徴とする、請求項1または2記載の緊急ガス遮断システム。
  4. 前記自動弁の少なくともひとつは、停電時に非常電源で作動して自動的に所定の開閉状態となるものであることを特徴とする、請求項1または2記載の緊急ガス遮断システム。
  5. 前記緊急給水ラインは水頭差に代えて、停電時に非常電源で作動するポンプにより前記水封用ガス管路内に水槽から緊急給水を行うものであることを特徴とする、請求項1から4までの何れか1項記載の緊急ガス遮断システム。
JP2014229610A 2014-11-12 2014-11-12 緊急ガス遮断システム Pending JP2016095046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229610A JP2016095046A (ja) 2014-11-12 2014-11-12 緊急ガス遮断システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229610A JP2016095046A (ja) 2014-11-12 2014-11-12 緊急ガス遮断システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016095046A true JP2016095046A (ja) 2016-05-26

Family

ID=56071644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014229610A Pending JP2016095046A (ja) 2014-11-12 2014-11-12 緊急ガス遮断システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016095046A (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4740733Y1 (ja) * 1970-03-13 1972-12-09
JPS5262726A (en) * 1975-11-19 1977-05-24 Kawasaki Heavy Ind Ltd Liquid level change typed gas breaking valve
JPS532036U (ja) * 1976-06-25 1978-01-10
JPS53154423U (ja) * 1977-05-12 1978-12-05
JPS5485105A (en) * 1977-12-20 1979-07-06 Kawasaki Heavy Ind Ltd Emergency actuating apparatus for water-sealed valve
JPS5972364U (ja) * 1982-11-05 1984-05-16 石川島播磨重工業株式会社 炉頂ガス排気系管路用水封弁の排水装置
JPS59130940U (ja) * 1983-02-16 1984-09-03 新日本製鐵株式会社 可燃性ガスのドレン排出装置
JPS6348072U (ja) * 1986-09-12 1988-04-01
JPS63147974U (ja) * 1987-03-20 1988-09-29
JPH0861531A (ja) * 1994-08-22 1996-03-08 Nippon Steel Corp V字形水封弁の水位検出装置
JP2007024271A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Chugoku Electric Power Co Inc:The 配管内のガス置換方法及びガス置換装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4740733Y1 (ja) * 1970-03-13 1972-12-09
JPS5262726A (en) * 1975-11-19 1977-05-24 Kawasaki Heavy Ind Ltd Liquid level change typed gas breaking valve
JPS532036U (ja) * 1976-06-25 1978-01-10
JPS53154423U (ja) * 1977-05-12 1978-12-05
JPS5485105A (en) * 1977-12-20 1979-07-06 Kawasaki Heavy Ind Ltd Emergency actuating apparatus for water-sealed valve
JPS5972364U (ja) * 1982-11-05 1984-05-16 石川島播磨重工業株式会社 炉頂ガス排気系管路用水封弁の排水装置
JPS59130940U (ja) * 1983-02-16 1984-09-03 新日本製鐵株式会社 可燃性ガスのドレン排出装置
JPS6348072U (ja) * 1986-09-12 1988-04-01
JPS63147974U (ja) * 1987-03-20 1988-09-29
JPH0861531A (ja) * 1994-08-22 1996-03-08 Nippon Steel Corp V字形水封弁の水位検出装置
JP2007024271A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Chugoku Electric Power Co Inc:The 配管内のガス置換方法及びガス置換装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4868423B2 (ja) 流体媒体を運ぶ加圧されたパイプラインおよび配管システムを恒久的に監視するための方法
US7721521B2 (en) Methods and apparatus for a combustion turbine fuel recirculation system and nitrogen purge system
CN103958836B (zh) 用于超临界co2泵高压缓冲的干气密封件
US3812872A (en) System to prevent freezing of heating units such as boilers
US7913815B2 (en) Automated seal oil by-pass system for hydrogen cooled generators
KR102610621B1 (ko) 복수 관로의 배관 압력 통합 제어 시스템
JP2016095046A (ja) 緊急ガス遮断システム
JP5005052B2 (ja) 給水ポンプ制御装置および給水ポンプ制御方法
CN209115755U (zh) 一种防火紧急切断装置
JP2014009887A (ja) ドレン回収システム
JP2012172621A (ja) 燃料供給システム
JP2015121017A (ja) 貯水システム及び貯水量制御方法
JP2019073975A (ja) 燃料供給システムおよび燃料供給方法
JP5937152B2 (ja) 水力発電制御システム
JP6139369B2 (ja) 蒸気弁装置
JP2013026182A (ja) 燃料電池コジェネレーションシステムおよび燃料電池制御方法
CN109439370B (zh) 一种烧嘴冷却水保护装置及方法
KR101748143B1 (ko) 원자력발전소의 저온과압사고 완화대체장치
JP2015014349A (ja) 非常用空気供給システム
JP2020067223A (ja) 排ガス減温システム
KR20140041623A (ko) 플레어 라인 시스템 및 플레어 라인 모니터링 시스템
JP2017096380A (ja) 計装空気供給設備、計装空気供給方法
KR20140040945A (ko) 플레어 라인 시스템 및 플레어 라인 모니터링 시스템
JP2017141873A (ja) 配管漏洩防止システム
CN105650658A (zh) 一种低温省煤器在线检修装置及方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180227