JP2016094898A - 内燃機関 - Google Patents

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圭介 中村
健二 塩谷
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健二 塩谷
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操 後藤
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Abstract

【課題】排気通路から吸気通路を経由して筒内に還流される排気ガスの熱を有効利用して尿素水を加熱して、尿素水の噴射時の尿素水の加水分解を促進したり、寒冷地における暖機時の尿素水の凍結を防止したりできる内燃機関を提供する。【解決手段】排気通路23に、尿素水タンク30に接続されて排気通路23に配置された尿素水噴射弁28と、噴射された尿素水の加水分解により生じたアンモニアにより排気ガス中の窒素酸化物を還元するSCR触媒29とが上流側から順に配置され、EGR通路33にEGRガスを冷却するEGRクーラー34が配置され、尿素水タンク30と尿素水噴射弁28との間に介設された移送通路32の一部である噴射時加熱部位40を、EGRクーラー34の上流側のEGR通路33の内部に配置した。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関に関し、より詳細には、排気通路から吸気通路を経由して筒内に還流される排気ガスの熱を有効利用して尿素水を加熱して、尿素水の噴射時の尿素水の加水分解を促進したり、寒冷地における暖機時の尿素水の凍結を防止したりできる内燃機関に関する。
筒内での燃焼で生成される窒素酸化物(NO)の生成量を低減するために、排気通路から分岐して吸気通路に合流し、吸気通路を経由させて排気ガスの一部をEGRガスとして筒内に還流するEGR通路を備えたディーゼルエンジンが提案されている。
EGR通路によってEGRガスを筒内に還流する際には、EGR通路に配置されたEGRクーラーでEGRガスを冷却している。このEGRクーラーでEGRガスから奪われた熱は最終的にラジエータなどで放熱されており、有効利用されていない。
また、筒内から排気通路に排出された排気ガス中の窒素酸化物を低減するために、排気通路に尿素水噴射弁と選択的還元触媒(SCR触媒)とを配置したディーゼルエンジンが提案されている。
このディーゼルエンジンにおいては、SCR触媒の入口側の排気ガスの温度が一定以上になると、一酸化窒素(NO)がアンモニア(NH)により還元されるスタンダードSCR反応、等モルの一酸化窒素と二酸化窒素(NO)とがアンモニアにより還元されるファーストSCR反応、及び二酸化窒素がアンモニアにより還元されるスロウSCR反応の各SCR反応が生じることにより、窒素酸化物が還元されている。
SCR触媒での各SCR反応を促進するためには、排気通路の内部で尿素水を均一に拡散して、尿素水噴射弁から噴射された尿素水が加水分解されて生成されるアンモニアの生成量を多くする必要がある。この尿素水の加水分解は160度以上の温度条件で促進される。なお、160度未満の温度で尿素水を噴射するとSCR触媒に白色成分が析出する。
しかし、冷間始動時などはエンジンから排出される排気ガスの温度が低く、尿素水の加水分解反応が促進しないためにSCR触媒での各SCR反応が進行せずに窒素酸化物の浄化率が低下していた。
これに関して、尿素水を供給する配管を排気通路の内部に配置すると共に、その配管を加熱する排気ガスの熱を利用した加熱手段を備えた装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この装置は、加熱手段として化学蓄熱を利用した蓄熱器を必要とすることから装置が複雑化し、且つコストが高くなる。また、配管を螺旋状に形成して、排気通路の内壁面に接触させることから加工工数が増加する。
一方で、尿素水を還元剤として用いる場合には、寒冷地などで使用するときに尿素水タンクに貯蔵された尿素水が凍結するという問題がある。尿素水タンクの内部で尿素水が凍結した場合には、尿素水が噴射できなくなる、あるいは凍結による体積膨張によって尿素水タンクが破損する恐れがある。そこで、尿素水タンクを断熱材で覆うことが提案されているが、エンジンの停止時間が長期である場合には凍結を免れることが困難であった。ま
た、尿素水タンクをヒーターにより加熱することも提案されているが、電力消費による燃料消費量の悪化が問題となっている。
特開2014−159776号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その課題は、排気通路から吸気通路を経由して筒内に還流される排気ガスの熱を有効利用して尿素水を加熱して、尿素水の噴射時の尿素水の加水分解を促進したり、寒冷地における暖機時の尿素水の凍結を防止したりできる内燃機関を提供することである。
上記の課題を解決するための本発明の内燃機関は、筒内に吸入される吸入空気が通過する吸気通路と、該筒内から排出された排気ガスが通過する排気通路と、該排気通路から分岐して該吸気通路に合流し、該吸気通路を経由させて排気ガスの一部をEGRガスとして該筒内に還流するEGR通路と、尿素水が通過する尿素水通路と、該尿素水通路に接続されて尿素水を貯蔵する尿素水タンクと、該尿素水タンクに貯蔵した尿素水を該尿素水通路に圧送する圧送ポンプとを備え、前記排気通路に、前記尿素水タンクに接続された尿素水噴射弁と、噴射された尿素水の加水分解により生じたアンモニアにより排気ガス中の窒素酸化物を還元する選択的還元触媒とが上流側から順に配置され、前記EGR通路にEGRガスを冷却するEGRクーラーが配置された内燃機関において、前記尿素水通路の一部である加熱部位を、前記EGRクーラーの上流側の前記EGR通路の内部に配置したことを特徴とするものである。
なお、ここでいう、尿素水通路とは、尿素水タンクと尿素水噴射弁との間に介設された移送通路や、移送通路から分岐して尿素水タンクに接続された暖機用通路のことをいう。つまり、尿素水通路の構成により、尿素水を噴射する際にEGR通路の内部に配置された移送通路で噴射される尿素水を加熱したり、暖機時にEGR通路の内部に配置された暖機用通路で尿素水タンクに貯蔵されている尿素水を加熱したりできる。
本発明の内燃機関によれば、尿素水通路の一部を、EGR通路の内部に配置することによって、尿素水通路を流れる尿素水を排気通路から筒内へ還流される排気ガスの熱を利用して、尿素水を加熱できる。
これにより、尿素水の噴射時には、尿素水噴射弁から噴射される尿素水を加熱して、尿素水の加水分解を促進でき、選択的還元触媒における窒素酸化物の浄化率を向上できる。
一方、寒冷地などでの暖機時には、尿素水タンクに貯蔵されている尿素水を加熱して、尿素水タンクにおける凍結を解凍して、凍結により尿素水が噴射できない状態を回避できる。
本発明の内燃機関の第一実施形態を例示する説明図である。 図1の尿素水通路を拡大した拡大図である。 噴射された尿素水が完全に加水分解してアンモニアへ転換した割合を従来技術の内燃機関と図1の内燃機関とで比較した実験結果である。 本発明の内燃機関の第二実施形態を例示しており、尿素水通路を拡大した拡大図である。 図4の内燃機関の暖機時の動作を示すフローチャートである。 寒冷地で内燃機関を始動してから十五分が経過したときの尿素水タンクに貯蔵されている尿素水の貯蔵温度の変化を従来技術の内燃機関と図4に示す内燃機関とで比較した実験結果である。 本発明の内燃機関の第三実施形態を例示しており、尿素水通路を拡大した拡大図である。 本発明の内燃機関の第四実施形態を例示しており、尿素水通路を拡大した拡大図である。 図8の内燃機関の暖機時の動作を示すフローチャートである。 噴射された尿素水が完全に加水分解してアンモニアへ転換した割合を従来技術の内燃機関と図1の内燃機関と図8の内燃機関とで比較した実験結果である。 選択的還元触媒の下流側の排気ガス中の窒素酸化物の浄化率を、従来技術の内燃機関と図8の内燃機関とで比較した実験結果である。
以下、本発明の内燃機関の実施形態について説明する。図1は、本発明の第一実施形態のディーゼルエンジン(以下、エンジン)10Aの構成を例示している。
このエンジン10Aにおいては、車両の走行時などにおいて吸気バルブ11からピストン12が往復する筒内13に吸入された吸入空気と、燃料噴射弁14から筒内13に噴射された燃料とが混合されて燃焼して、排気ガスとなって排気バルブ15から排気されている。
吸入空気は、外部から吸気通路16へ吸入されて、ターボチャージャ17のコンプレッサ18により圧縮されて高温になり、インタークーラー19で冷却されている。その後に、吸気スロットル20により流量が調節されて、インテークマニホールド21を経て吸気バルブ11から筒内13に吸入されている。
排気ガスは、筒内13から排気バルブ15を経由してエキゾーストマニホールド22から排気通路23へ排気されて、ターボチャージャ17のタービン24を駆動させている。その後に、排気ガス浄化装置25で浄化されて大気へと放出されている。この排気ガス浄化装置25には、酸化触媒26と捕集装置27と尿素水噴射弁28とSCR触媒(選択的還元触媒)29とが上流から順に配置されている。
排気ガスがこの排気ガス浄化装置25を通過すると、酸化触媒26では、排気ガス中の未燃炭化水素と一酸化炭素とが酸化されると共に、一酸化窒素が酸化されて二酸化窒素が生成される。次いで、捕集装置27では、担持された触媒によって一酸化窒素が酸化されて二酸化窒素が生成されると共に、排気ガス中の微粒子状物質が捕集される。また、この捕集装置27では、捕集した微粒子状物質と二酸化窒素とを反応させることで微粒子状物質が酸化除去される。次いで、SCR触媒29では、排気ガス中の窒素酸化物が、尿素水噴射弁28から噴射された尿素水の加水分解により生じたアンモニアを還元剤とした各SCR反応によって還元される。
尿素水は、尿素水タンク30に貯蔵されている。この尿素水タンク30に貯蔵された尿素水は、圧送ポンプ31により尿素水通路である移送通路32に圧送され、尿素水噴射弁28に移送されている。
また、排気ガスの一部はEGRガスとして、排気通路23から分岐して吸気通路16に
接続されたEGR通路33に設けられたEGRクーラー34で冷却された後に、EGRバルブ35により吸気通路16に供給されて吸入空気に混合されている。
また、このエンジン10Aにおいては、燃料噴射弁14、排気バルブ15、吸気スロットル20、尿素水噴射弁28、及びEGRバルブ35を制御する制御装置36を備えている。
この制御装置36は、尿素水を噴射する際に、SCR触媒29の上流側に配置したNOセンサ37の検知した窒素酸化物の含有量QNOxが予め定めた含有量判定値Q1よりも大きくなったときに、尿素水噴射弁28から含有量QNOxに基づいた量の尿素水を排気通路23に噴射している。
このようなエンジン10Aにおいて、移送通路32の一部である噴射時加熱部位40が、EGRクーラー34の上流側のEGR通路33の内部に配置されている。
この噴射時加熱部位40は、EGR通路33の内部における伝熱面積が、少なくとも排気ガスG1の排気温度TGASがSCR触媒29の活性化を促進する温度になったときには噴射温度TUREAを160度よりも高くする面積に設定されることが好ましい。この噴射時加熱部位40の伝熱面積は、噴射時加熱部位40の外径及び長さ及び表面形状に基づいている。従って、噴射時加熱部位40の外径及び長さ及び表面形状(凹凸形状など)の少なくとも一つを調節することで所望の伝熱面積にできる。例えば、噴射時加熱部位40の外径を大きくすること、配管長を長くすること、及び表面に凹凸形状を設けて表面積を大きくすることのいずれか又はいくつかの組み合わせにより、SCR触媒29が活性化する温度、すなわち200度〜400度に到達したときに噴射温度TUREAを160度よりも高くできる。
また、この噴射時加熱部位40は、EGR通路33の中央部に配置されると、より通過する尿素水の温度上昇には有利となる。
図2は尿素水噴射弁28から噴射される尿素水が通過する尿素水通路を拡大した図である。ここでは、筒内13から排出された排気ガスをG0、ターボチャージャ17のタービン24を駆動した後の排気ガスをG1、排気通路23からEGR通路33に流入したEGRガスをG2、EGRクーラー34で冷却されたEGRガスをG3とする。また、EGRクーラー34を冷却する冷却水をW1とする。また、尿素水タンク30から尿素水噴射弁28に移送されて尿素水噴射弁28から噴射される尿素水をU1とする。
噴射時加熱部位40は、EGRクーラー34で冷却水W1により冷却される前の高温のEGRガスG2からの熱を受熱して、内部を流れる尿素水U1を昇温する部位である。
このエンジン10Aの尿素水U1を噴射する際の動作について説明する。エンジン10Aが始動して、NOセンサ37が排気ガスG1に含有されている窒素酸化物の含有量QNOxを検出する。次いで、制御装置36が検出した含有量QNOxが含有量判定値Q1よりも大きくなったと判定したときに、含有量QNOxに基づいた量の尿素水U1を尿素水噴射弁28から噴射する。なお、含有量QNOxに基づいた量は、予め含有量QNOxと噴射された尿素水U1の加水分解の割合に基づいた尿素水U1の量が設定されたマップを用いている。
尿素水噴射弁28から噴射される尿素水U1は、尿素水タンク30から圧送ポンプ31により移送通路32に圧送され、噴射時加熱部位40を通過して尿素水噴射弁28に移送されている。このとき、EGRガスG2により昇温した噴射時加熱部位40によって、尿
素水U1は受熱して昇温する。
上記のエンジン10Aによれば、移送通路32の一部である噴射時加熱部位40を、EGR通路33の内部に配置することによって、尿素水U1を噴射する際に噴射時加熱部位40を流れる尿素水U1を排気通路23から筒内13へ還流されるEGRガスG2の熱を利用して、尿素水噴射弁28から噴射する前に加熱しておくことができる。これにより、尿素水噴射弁28から噴射される尿素水U1を均一に拡散すると共に、尿素水U1の加水分解を促進して、SCR触媒29における窒素酸化物の浄化率を向上できる。
図3は、尿素水噴射弁28から噴射された尿素水U1が完全に加水分解してアンモニアへ転換した割合を、従来技術のエンジンZと上記のエンジン10Aとで比較した実験結果である。エンジンZと比較するとエンジン10Aは、尿素水U1が完全に加水分解してアンモニアへ転換した割合が高くなっている。この結果、エンジンZと比較するとエンジン10AのSCR触媒29における窒素酸化物の浄化率が向上していることが分かる。
また、噴射された尿素水U1からアンモニアに加水分解される割合が高くなるため、尿素水U1の噴射量も従来技術のエンジンZと比較して少なくでき、尿素水U1の消費量低減には有利となる。
図4は、本発明の第二実施形態のエンジン10Bの構成を例示している。このエンジン10Bは、第一実施形態とは尿素水通路の構成が異なる。なお、図4では、尿素水タンク30に貯蔵された尿素水をU0、暖機用通路41を通過する尿素水をU2とする。
エンジン10Bは、尿素水通路として、尿素水タンク30と尿素水噴射弁28との間に介設された移送通路32と、移送通路32から分岐して尿素水タンク30に接続された暖機用通路41とを備えている。そして、移送通路32をそのまま尿素水噴射弁28に接続し、暖機用通路41の一部である暖機時加熱部位42を、EGRクーラー34の上流側のEGR通路33の内部に配置している。
暖機時加熱部位42は、EGRクーラー34で冷却される前の高温のEGRガスG2からの熱を受熱して昇温する部位である。
この暖機時加熱部位42は、EGR通路33の内部における伝熱面が、尿素水U2が尿素水タンク30に戻ったときの尿素水タンク30に貯蔵されている尿素水U0の貯蔵温度TTANKが尿素水U0の沸点温度T0を超えることがないように設定されている。つまり、この暖機時加熱部位42の伝熱面は、EGRガスG2が最大流量、且つ最大温度の場合に、貯蔵温度TTANKが尿素水U0の沸点温度T0を超えないように設定されている。例えば、この沸点温度T0は103度に設定されている。
また、このエンジン10Bは、貯蔵温度取得手段として、尿素水タンク30に内部に貯蔵された尿素水U0の貯蔵温度TTANKを検出する貯蔵温度センサ38を備えると共に、移送通路32と暖機用通路41との分岐地点に暖機時流路切換弁43を備えている。
このエンジン10Bの寒冷地での暖機時の動作について図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、ここではエンジン10Bの始動時の貯蔵温度TTANKが−10度以下となる寒冷地での暖機を例に説明する。
寒冷地でエンジン10Bが始動すると、貯蔵温度センサ38が尿素水タンク30に貯蔵されている尿素水U0の貯蔵温度TTANKを検出し、制御装置36が、貯蔵温度TTANKが予め定めた凍結判定値T1よりも高いか否かを判定するステップS10を行う。
凍結判定値T1は尿素水タンク30に貯蔵された尿素水U0が凍結しているか否かを判定できればよい値に設定されている。例えば、尿素水U0の凍結する温度が−11度の場合には、−11度以上に設定すればよい。また、この凍結判定値T1を高い温度に設定すると、尿素水噴射弁28から噴射された尿素水U1の温度が、加水分解が促進される温度に到達するまでの温度差を小さくできる。但し、尿素水U0の貯蔵温度TTANKが沸点温度T0以上になると、尿素水U0の含有される水分の沸騰により尿素水タンク30などの圧力が急上昇する恐れがある。そのため、凍結判定値T1を高い温度に設定すると尿素水U0の貯蔵温度TTANKが沸点温度T0を超える恐れがあるため、沸点温度T0を超えない値に設定されている。例えば、凍結判定値T1は0度以上、30度以下の値に設定される。
次いで、制御装置36が、検出した貯蔵温度TTANKが予め定めた凍結判定値T1以下の場合には、暖機時流路切換弁43を制御して暖機用通路41を開放するステップS20を行う。このステップS20によって、暖機用通路41に尿素水U2を流す。
暖機時流路切換弁43によって暖機用通路41に流された尿素水U2は、暖機用通路41の暖機時加熱部位42を通過して尿素水タンク30へ戻される。このとき、EGRガスG2により昇温した暖機時加熱部位42によって、尿素水U2は受熱して昇温する。
そして、このEGRガスG2によって昇温した尿素水U2によって、尿素水タンク30に貯蔵されている尿素水U0の貯蔵温度TTANKが上昇する。
一方、ステップS10で貯蔵温度TTANKが凍結判定値T1より高い場合には、ステップS20を行わずにステップS30へと進む。
次いで、制御装置36が、貯蔵温度センサ38で検出された貯蔵温度TTANKが沸点温度T0未満の値に設定された暖機判定値T2よりも高いか否かを判定するステップS30を行う。
前述したように貯蔵温度TTANKが沸点温度T0を超えると尿素水タンク30などの圧力が急上昇する恐れがある。更に、貯蔵温度TTANKが160度以上になった場合には、尿素水噴射弁28に到達するまでに尿素水U0、U1の加水分解が進行して、尿素水タンク30に貯蔵された尿素水U0の濃度が低下する恐れがある。そのため、この凍結判定値T1は、貯蔵温度TTANKが尿素水U0の沸点温度T0を超えない値に設定されている。例えば、暖機判定値T2は30度以上、90度以下の値に設定される。
次いで、制御装置36が、検出した貯蔵温度TTANKが暖機判定値T2以下の場合には、暖機時流路切換弁43を制御して暖機用通路41を遮断するステップS40を行って、この暖機は完了する。
上記のエンジン10Bによれば、暖機用通路41の一部である暖機時加熱部位42を、EGR通路33の内部に配置することによって、寒冷地などでエンジン10Bを暖機する場合に暖機時加熱部位42を流れる尿素水U2を排気通路23から筒内13へ還流されるEGRガスG2の熱を利用して加熱することで、尿素水タンク30に貯蔵されている尿素水U0の貯蔵温度TTANKを昇温できる。これにより、寒冷地における尿素水U0の凍結を解凍できるので、凍結により尿素水が噴射できない状態を回避できる。
また、エンジン10Bの暖機時に、尿素水タンク30に貯蔵されている尿素水U0の貯蔵温度TTANKを沸点温度T0未満の温度に上昇しておくことで、尿素水噴射弁28か
ら噴射される尿素水U1の噴射温度TUREAを160度に近づけることができ、尿素水U1の加水分解を促進するには有利となる。
図6は、寒冷地で始動してから十五分が経過したときの尿素水タンク30に貯蔵されている尿素水U0の貯蔵温度TTANKの変化を従来技術のエンジンZと上記のエンジン10Bとで比較した実験結果である。エンジンZと比較するとエンジン10Bは、貯蔵温度TTANKが高くなっている。そのため、凍結によって尿素水噴射弁28から尿素水U1が噴射されない事態などを防止できることが分かる。
図7は、本発明の第三実施形態のエンジン10Cの構成を例示している。このエンジン10Cは、第一実施形態の噴射時加熱部位40と第二実施形態の暖機時加熱部位42との両方をEGR通路33に配置した構成である。
この構成によれば、EGRガスG2の熱を有効に活用して、第一実施形態の効果である尿素水U1の噴射時に尿素水U1を加熱して加水分解を促進させることでSCR触媒29におけるNOx浄化性能を向上する効果と、第二実施形態の効果である寒冷地などの暖機時に加熱された尿素水U2を尿素水タンク30に戻して加温することで凍結を解凍する効果との両方の効果を得ることができる。
上記のようなエンジン10A、10B、10Cにおいては、EGR通路33の内部に配置された移送通路32の噴射時加熱部位40及び暖機用通路41の暖機時加熱部位42の加熱部位を、加熱部位の内部の尿素水の流れる方向と加熱部位の周囲のEGRガスG2の流れる方向とが対向する配置にすることが望ましい。
この構成によれば、加熱部位の内部の尿素水の流れる方向と加熱部位の周囲のEGRガスG2の流れる方向とを対向流とすることで、加熱部位の昇温効率を向上できる。
特に、移送通路32の噴射時加熱部位40は、排気ガスG1の排気温度TGASがSCR触媒29の活性化を促進する温度になったときに、噴射温度TUREAが160度よりも高くなるように、噴射時加熱部位40の大部分が対向流となる配置が好ましい。
図8は、本発明の第四実施形態のエンジン10Dの構成を例示している。このエンジン10Dは、第三実施形態の構成に加えて、移送通路32の噴射時加熱部位40の下流側で、且つ尿素水噴射弁28の上流側で分岐して移送通路32に合流する戻り通路44を備えている。ここでは、この戻り通路44を通過する尿素水をU3とする。
また、このエンジン10Dは、尿素水噴射弁28の近傍を通過する排気ガスG1の排気温度TGASを取得する排気温度取得手段として、排気温度センサ39を備えると共に、尿素水噴射弁28の噴射する尿素水U1の噴射温度TVALVEを取得する噴射温度取得手段として、制御装置36が噴射温度TVALVEを推定する手段を備えている。
また、このエンジン10Dは、移送通路32及び戻り通路44の分岐地点に第一噴射時流路切換弁45と、移送通路32及び戻り通路44の合流地点に第二噴射時流路切換弁46とを備えている。
このエンジン10Dの尿素水U1を噴射する際の動作について、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、図9の制御のスタートは、前述した暖機時の制御が完了した後とする。
エンジン10Dの暖機が終了すると、NOセンサ37が排気ガスG1の含有量QNO
を検出し、制御装置36が検出した含有量QNOxが含有量判定値Q1よりも大きくなったか否かを判定するステップS50を行う。このステップS50で含有量QNOxが含有量判定値Q1以下の場合にはリターンして再度、含有量QNOxの検出を行う。
次いで、ステップS50で含有量QNOxが含有量判定値Q1よりも大きくなった場合には、排気温度センサ39が尿素水噴射弁28の噴射口の近傍を通過する排気ガスG1の排気温度TGASを検出し、制御装置36が検出された排気温度TGASが予め定めた第一噴射判定値T3よりも高いか否かを判定するステップS60を行う。
この第一噴射判定値T3は、噴射された尿素水U1の加水分解が促進される促進温度である160度に設定される。
次いで、ステップS60で排気温度TGASが第一噴射判定値T3以下の場合には、制御装置36が尿素水噴射弁28から噴射される尿素水U1の噴射温度TUREAを推定し、その推定した噴射温度TUREAが予め定めた第二噴射判定値T4よりも高いか否かを判定するステップS70を行う。
尿素水噴射弁28から噴射される尿素水U1の噴射温度TUREAを推定する方法は、予め実験などにより作成された噴射温度TUREAが設定された推定マップを用いている。例えば、移送通路32の噴射時加熱部位40の伝熱面積と、尿素水タンク30に貯蔵された尿素水U0の貯蔵温度TTANKと、含有量QNOxに基づいて算出された尿素水U1の噴射流量と、EGRガスG2の温度及び流量とを取得し、それらのパラメータと推定マップとを参照して噴射温度TUREAを推定している。なお、EGRガスG2の温度は、燃料噴射弁14から噴射された燃料噴射量と筒内13に吸入された吸入空気量から推定し、EGRガスG2の流量は、EGRバルブ35の開度から推定している。
また、第二噴射判定値T4は、噴射された尿素水U1の加水分解が促進される促進温度である160度に設定される。
次いで、ステップS70で噴射温度TUREAが第二噴射判定値T4以下の場合には、制御装置36が第一噴射時流路切換弁45及び第二噴射時流路切換弁46を制御して、戻り通路44を開放するステップS80を行う。このステップS80では、第一噴射時流路切換弁45により移送通路32を流れている尿素水U1を戻り通路44へ流し、第二噴射時流路切換弁46により戻り通路44から移送通路32へ戻して、尿素水U1を再度加熱している。
次いで、ステップS60又はステップS70のどちらか一方で、排気温度TGASが第一噴射判定値T3より高くなった場合に、又は噴射温度TUREAが第二噴射判定値T4より高くなった場合に、制御装置36が第一噴射時流路切換弁45及び第二噴射時流路切換弁46を制御して、戻り通路44を遮断するステップS90を行う。次いで、制御装置36が尿素水噴射弁28を制御して尿素水U1を噴射するステップS100を行って、スタートへと戻る。
上記のエンジン10Dによれば、排気温度TGASが第一噴射判定値T3より高くなった場合、且つ噴射温度TUREAが第二噴射判定値T4より高くなった場合には、戻り通路44を開放することで、尿素水U1を複数回に渡って噴射時加熱部位40によって加熱できる。そして、どちらかの条件が充たされた場合に、尿素水U1が噴射されるので、噴射直後から尿素水噴射弁28から噴射された尿素水U1の加水分解を促進できる。これにより、SCR触媒29における窒素酸化物の浄化率を向上できる。
図10は、噴射された尿素水U1が完全に加水分解してアンモニアへ転換した割合を、従来技術のエンジンZとエンジン10Aと上記のエンジン10Dとで比較した実験結果である。エンジン10Aと比較するとエンジン10Dは、尿素水U1が完全に加水分解してアンモニアへ転換した割合が高くなっている。そのため、このエンジン10Dは、SCR触媒29における窒素酸化物の浄化率を向上していることが分かる。
図11は、排気ガスG1の温度が比較的低温の場合のSCR触媒29の下流側の排気ガス中の窒素酸化物の浄化率を、従来技術のエンジンZと上記のエンジン10Dとで比較した実験結果である。従来技術のエンジンZと比較するとエンジン10Dは、排気ガスG1の温度が低温の状態でも、NOx浄化率が高いことが分かる。
なお、上記のエンジン10A〜10Dはディーゼルエンジンを例に説明したが、本発明はこれに限定されずに、例えば、ガソリンエンジンにも適用してもよい。
また、上記のエンジン10A、10Bに第四実施形態の戻り通路44、第一噴射時流路切換弁45、及び第二噴射時流路切換弁46を追加した構成としてもよい。
また、上記のエンジン10Dの尿素水U1の噴射の前、つまり、ステップS50の前に予め戻り通路44を開放しておき、予め尿素水U1を加熱しておくこともできる。
また、上記のエンジン10Dにおいては、暖機用通路41を省いても、第一噴射時流路切換弁45及び第二噴射時流路切換弁46で流路を切り換えて、戻り通路44から圧送ポンプ31を経由して尿素水を尿素水タンク30に戻すこともできるので、尿素水タンク30に貯蔵されている尿素水U0の貯蔵温度TTANKを昇温できる。
10A〜10D エンジン
13 筒内
16 吸気通路
23 排気通路
28 尿素水噴射弁
29 SCR触媒
30 尿素水タンク
31 圧送ポンプ
32 移送通路
33 EGR通路
34 EGRクーラー
36 制御装置
37 NOxセンサ
38 貯蔵温度センサ
39 排気温度センサ
40 噴射時加熱部位
41 暖機用通路
42 暖機時加熱部位
43 暖機時流路切換弁
44 戻り通路
45 第一噴射時流路切換弁
46 第二噴射時流路切換弁
G1 排気ガス
G2 EGRガス

Claims (7)

  1. 筒内に吸入される吸入空気が通過する吸気通路と、該筒内から排出された排気ガスが通過する排気通路と、該排気通路から分岐して該吸気通路に合流し、該吸気通路を経由させて排気ガスの一部をEGRガスとして該筒内に還流するEGR通路と、尿素水が通過する尿素水通路と、該尿素水通路に接続されて尿素水を貯蔵する尿素水タンクと、該尿素水タンクに貯蔵した尿素水を該尿素水通路に圧送する圧送ポンプとを備え、
    前記排気通路に、前記尿素水タンクに接続された尿素水噴射弁と、噴射された尿素水の加水分解により生じたアンモニアにより排気ガス中の窒素酸化物を還元する選択的還元触媒とが上流側から順に配置され、前記EGR通路にEGRガスを冷却するEGRクーラーが配置された内燃機関において、
    前記尿素水通路の一部である加熱部位を、前記EGRクーラーの上流側の前記EGR通路の内部に配置したことを特徴とする内燃機関。
  2. 前記加熱部位を、該加熱部位の内部の尿素水の流れる方向と該加熱部位の周囲の排気ガスの流れる方向とが対向する配置にした請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記尿素水通路が、前記尿素水タンクと前記尿素水噴射弁との間に介設された移送通路で構成され、前記加熱部位として該移送通路の一部である噴射時加熱部位を前記EGRクーラーの上流側の前記EGR通路の内部に配置した請求項1又は2に記載の内燃機関。
  4. 前記尿素水通路が、前記尿素水タンクと前記尿素水噴射弁との間に介設された移送通路と、該移送通路から分岐して該尿素水タンクに接続された暖機用通路とから構成され、前記加熱部位として該暖機用通路の一部である暖機時加熱部位を、前記EGRクーラーの上流側の前記EGR通路の内部に配置した請求項1又は2に記載の内燃機関。
  5. 前記尿素水通路が、前記尿素水タンクと前記尿素水噴射弁との間に介設された移送通路と、該移送通路から分岐して該尿素水タンクに接続された暖機用通路とから構成され、前記加熱部位として該移送通路の一部である噴射時加熱部位と該暖機用通路の一部である暖機時加熱部位との両方を、前記EGRクーラーの上流側の前記EGR通路の内部に配置した請求項1又は2に記載の内燃機関。
  6. 前記尿素水タンクの内部の尿素水の貯蔵温度を取得する貯蔵温度取得手段と、前記移送通路と前記暖機用通路との分岐地点に配置された暖機時流路切換弁と、該暖機時流路切換弁を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置が、内燃機関の暖機時に、取得した前記貯蔵温度が予め定めた凍結判定値未満の場合には、前記暖機時流路切換弁により前記暖機用通路を開放して前記暖機時加熱部位で昇温した尿素水を前記尿素水タンクに戻し、前記貯蔵温度が前記凍結判定値以上の場合には前記暖機時流路切換弁により前記暖機用通路を遮断する制御を行う構成にした請求項4又は5に記載の内燃機関。
  7. 前記尿素水噴射弁の配置位置における排気ガスの排気温度を取得する排気温度取得手段と、前記尿素水噴射弁の噴射する尿素水の噴射温度を取得する噴射温度取得手段と、前記移送通路の前記尿素水噴射弁側から分岐して、該移送通路の前記尿素水タンク側に合流する戻り通路と、該移送通路及び該戻り通路の分岐地点に配置された噴射時流路切換弁と、該噴射時流路切換弁を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置が、前記尿素水噴射弁から尿素水を噴射するときに、取得した前記排気温度が予め定めた第一噴射判定値未満、且つ取得した前記噴射温度が予め定めた第二噴射判定値未満の場合には、前記噴射時流路切換弁により前記戻り通路を開放して、尿素水を前記噴射時加熱部位で複数回昇温し、
    取得した前記排気温度が予め定めた第一噴射判定値より大きい、又は取得した前記噴射温度が予め定めた第二噴射判定値より大きい場合には、前記噴射時流路切換弁により前記戻り通路を遮断する制御を行う構成にした請求項3又は5に記載の内燃機関。
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