JP2016094830A - 送風機 - Google Patents
送風機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016094830A JP2016094830A JP2014229479A JP2014229479A JP2016094830A JP 2016094830 A JP2016094830 A JP 2016094830A JP 2014229479 A JP2014229479 A JP 2014229479A JP 2014229479 A JP2014229479 A JP 2014229479A JP 2016094830 A JP2016094830 A JP 2016094830A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- fan
- unit
- coil
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
Description
よって、蒸発器及び送風ファンの近傍にヒーターを設けて、周囲の温度を一時的にあげる除霜運転を行うことで冷却効率を回復させている。
また、ショーケースなどの冷凍冷蔵装置は、庫内を冷却することが目的であり、ヒーターの設置及び除霜運転は可能な限り抑えたいという要求があった。
駆動源と、前記駆動源の回転軸に連繋して回転駆動される複数の羽根を有するファンと、前記駆動源側に取り付けられた取付部から対向する前記ファンに向かって磁界を発生させる磁界発生部と、前記磁界発生部に近接して対向配置され、前記ファンに複数のコイルが周方向に一体に組み付けられたコイルユニットと、前記コイルユニットに前記磁界発生部との間で交番磁界が作用する作用状態と交番磁界が作用しない非作用状態とで切り替える状態切替部と、を具備し、前記状態切替部は交番磁界の作用状態において、前記駆動源の駆動により前記ファンとともに前記コイルユニットを回転させることで、前記各コイルに誘導電流が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することにより前記ファンが加温されることを特徴とする。
尚、コイルには、電気的に閉じられた閉コイル或いは電気回路の一部として用いられるコイルの双方を含むものとする。
この場合には、ファン外周縁部など熱が伝わり難い部位にも発熱体により加温することができるので、部分的な着霜を防止することができる。また、送風機のファン全体を格別な電源を設けることなく必要なときだけ効率良く発熱して除霜を行うことができる。
以下、本発明に係る送風機の一実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。 先ず、一例として冷凍冷蔵装置の蒸発器に配置される送風機を想定して説明する。
図1(A)〜(E)において、送風機1は以下の構成を有している。
設置面に設置されるベース台2に支柱3が起立して組み付けられている。支柱3の上端には、モータ取付フランジ4が一体に組み付けられている。モータ取付フランジ4は、例えばL型の板金が用いられる。モータ取付フランジ4は、取付壁4aを支柱3の上端にねじ5によって固定される(図1(E)参照)。
このように、モータ6の回転方向を正回転若しくは逆回転するだけで、ファン8の発熱状態を制御することができる。これにより、ファン8の回転による継続的発熱に伴うモータ負荷の増加を回避し、モータ効率改善を実現することができる。
次に、送風機の他例について図5及び図6を参照して説明する。第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとし、以下異なる構成を中心に説明する。図5(A)〜(E)に示すように送風機1の全体構成や、モータ軸に組み付けられるファン8の構成並びにコイルユニット13の構成は第1実施例と同様である。磁界発生部10は固定ではなく、モータ軸6aの軸方向に沿って対向するコイルユニット13に対して接離動可能に設けられている点が異なる。
次に、送風機の他例について図7及び図8を参照して説明する。第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとし、以下異なる構成を中心に説明する。前述した第1,第2実施例では、磁界発生部10として永久磁石10aを用いたが、通電用の電磁コイルを用いて磁界を発生させるようにしてもよい。ファン8の背面側に設けられたコイルユニット13については前述した第1実施例と同様であるので、説明を援用するものとする。
これにより、ファン外周縁部など熱が伝わり難い部位にも発熱体により加温することができるので、部分的な着霜を防止することができる。また、送風機1のファン8全体を格別な電源を設けることなく効率良く発熱して除霜を行うことができる。
次に、送風機の他例について図9を参照して説明する。第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとし、以下異なる構成を中心に説明する。送風機1の全体構成や磁界発生部10の構成並びに状態切替部Kは第2実施例と同様である。本実施例は磁界発生部10に近接して対向配置されるコイルユニット13に代えて誘導加熱部22が設けられている点が異なる。磁界発生部10は固定ではなく、モータ軸6aの軸方向に沿って対向する誘導加熱部22に対して接離動可能に設けられている。
また、磁石ホルダに周方向に配置されるタブレット状の永久磁石10aやこれらに対向配置されるコイルホルダ15に保持される閉コイル14は、周方向に1列配置に限らず複数列に配置してもよい。
また、永久磁石10aはタブレット状の磁石に限らず、N極とS極が隣接して円環状に連続する環状の永久磁石或いは円盤状の永久磁石であってもよい。
Claims (8)
- 駆動源と、
前記駆動源の回転軸に連繋して回転駆動される複数の羽根を有するファンと、
前記駆動源側に取り付けられた取付部から対向する前記ファンに向かって磁界を発生させる磁界発生部と、
前記磁界発生部に近接して対向配置され、前記ファンに複数のコイルが周方向に一体に組み付けられたコイルユニットと、
前記コイルユニットに前記磁界発生部との間で交番磁界が作用する作用状態と交番磁界が作用しない非作用状態とで切り替える状態切替部と、を具備し、
前記状態切替部は交番磁界の作用状態において、前記駆動源の駆動により前記ファンとともに前記コイルユニットを回転させることで、前記各コイルに誘導電流が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することにより前記ファンが加温されることを特徴とする送風機。 - 磁束作用面に永久磁石を備えた前記磁界発生部がワンウェイクラッチを介して前記回転軸に取り付けられており、前記駆動源を正逆回転駆動させることで、前記ワンウェイクラッチが前記回転軸に連繋して前記磁界発生部が前記ファンと共回りすることで交番磁界が発生しない非作用状態と、前記磁界発生部は静止したまま前記回転軸に対して前記ワンウェイクラッチを空転させることで交番磁界が発生する作用状態とで切り替えられる請求項1記載の送風機。
- 前記状態切替部は、前記磁界発生部と前記コイルユニットとが近接して対向配置され前記磁界発生部より発生した磁束に前記各コイルが鎖交して前記ファンの回転により交番磁界が発生する作用状態と、前記磁界発生部が前記コイルユニットに対して離間して前記磁界発生部より発生した磁束に前記各コイルが鎖交せず前記ファンの回転により交番磁界が発生しない非作用状態とで切り替える請求項1記載の送風機。
- 前記磁界発生部の磁束作用面に複数の電磁コイルが環状に取り付けられており、前記状態切替部は、前記電磁コイルに励磁電流を流して磁界を発生させ前記ファンの回転によって交番磁界を発生させる作用状態と、前記励磁電流を流すことなく磁界が発生せず前記ファンの回転によって交番磁界が発生しない非作用状態とで切り替える請求項1記載の送風機。
- 前記ファンと一体に組み付けられ、前記コイルユニットの各コイルと電気的に接続された発熱体を備えており、前記状態切替部は交番磁界の作用状態において、前記駆動源の駆動により前記ファンとともに前記コイルユニットを回転させることで、前記各コイルに誘起された誘導電圧を電源として前記発熱体に通電して発熱させることにより前記ファン全体が加温される請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の送風機。
- 駆動源と、
前記駆動源の回転軸に連繋して回転駆動される複数の羽根を有するファンと、
前記駆動源側に取り付けられた取付部から対向する前記ファンに向かって磁界を発生させる磁界発生部と、
前記磁界発生部に近接して対向配置され、前記ファンに一体に組み付けられた誘導加熱部と、
前記誘導加熱部と前記磁界発生部との間で交番磁界が作用する作用状態と交番磁界が作用しない非作用状態とで切り替える状態切替部と、を具備し、
前記状態切替部は交番磁界の作用状態において、前記駆動源の駆動により前記ファンとともに前記誘導加熱部を回転させることで、当該誘導加熱部に交番磁界が作用して誘導電流が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することにより前記ファンが加温されることを特徴とする送風機。 - 前記状態切替部は、前記磁界発生部と前記誘導加熱部とが近接して対向配置され、前記磁界発生部より発生した磁束に前記誘導加熱部が鎖交して前記ファンの回転により交番磁界が発生する作用状態と、前記磁界発生部が前記誘導加熱部に対して離間して前記磁界発生部より発生した磁束に前記誘導加熱部が鎖交せず前記ファンの回転により交番磁界が発生しない非作用状態とで切り替える請求項6記載の送風機。
- 前記ファンは、熱伝導性の高い樹脂若しくは金属製のファンが用いられる請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014229479A JP6437795B2 (ja) | 2014-11-12 | 2014-11-12 | 送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014229479A JP6437795B2 (ja) | 2014-11-12 | 2014-11-12 | 送風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016094830A true JP2016094830A (ja) | 2016-05-26 |
JP6437795B2 JP6437795B2 (ja) | 2018-12-12 |
Family
ID=56071643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014229479A Expired - Fee Related JP6437795B2 (ja) | 2014-11-12 | 2014-11-12 | 送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6437795B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020121559A1 (ja) * | 2018-12-12 | 2020-06-18 | 株式会社ミツバ | ファンモータ |
CN118293082A (zh) * | 2024-03-11 | 2024-07-05 | 江苏新希特机械有限公司 | 一种供热炉冷却循环一体式风机 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024158106A1 (ko) * | 2023-01-26 | 2024-08-02 | 주식회사 어썸랩 | 발열 액체 순환기 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50152307A (ja) * | 1974-05-29 | 1975-12-08 | ||
JPH11329688A (ja) * | 1998-05-12 | 1999-11-30 | Usui Internatl Ind Co Ltd | マグネット式ヒーター |
JP2006316683A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Mitsubishi Electric Corp | 送風装置及び手乾燥装置 |
JP2014019236A (ja) * | 2012-07-16 | 2014-02-03 | Denso Corp | 空調装置用送風ユニット |
-
2014
- 2014-11-12 JP JP2014229479A patent/JP6437795B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50152307A (ja) * | 1974-05-29 | 1975-12-08 | ||
JPH11329688A (ja) * | 1998-05-12 | 1999-11-30 | Usui Internatl Ind Co Ltd | マグネット式ヒーター |
JP2006316683A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Mitsubishi Electric Corp | 送風装置及び手乾燥装置 |
JP2014019236A (ja) * | 2012-07-16 | 2014-02-03 | Denso Corp | 空調装置用送風ユニット |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020121559A1 (ja) * | 2018-12-12 | 2020-06-18 | 株式会社ミツバ | ファンモータ |
CN118293082A (zh) * | 2024-03-11 | 2024-07-05 | 江苏新希特机械有限公司 | 一种供热炉冷却循环一体式风机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6437795B2 (ja) | 2018-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6437795B2 (ja) | 送風機 | |
US9400126B2 (en) | Magnetic heating/cooling apparatus | |
US7454918B2 (en) | Refrigeration and defrost control system | |
JP2016056998A (ja) | 冷凍装置及びコンテナ用冷凍システム | |
CN103363761B (zh) | 一种带循环风化霜无霜电冰箱及其控制方法 | |
US10054356B2 (en) | Fan-motor assembly including support plate to support fan and motor and refrigerator including the fan-motor assembly | |
JP2006353089A (ja) | 誘導電動機 | |
US20210108828A1 (en) | Magnetic induction furnace, cooler or magnetocaloric fluid heat pump with varied conductive plate configurations | |
US11564288B2 (en) | Magnetic induction style furnace or heat pump or magnetic refrigerator having combination conductive and heated or cooled fluid redirecting rotational plate | |
JP2012002388A (ja) | ヒートポンプ用熱交換器とそのヒートポンプ式給湯システム | |
JP2006353077A (ja) | 誘導電動機 | |
JP2008245362A (ja) | 永久磁石モータおよび洗濯機 | |
JP6508918B2 (ja) | 送風機 | |
JP2018004214A (ja) | 冷蔵庫 | |
US7040113B2 (en) | Kimchi storage facility | |
CN108302860A (zh) | 制冷设备 | |
JP2016089655A (ja) | 送風機 | |
KR20170054180A (ko) | 공기냉각장치 | |
JP2009042982A (ja) | 自動販売機 | |
KR20110048935A (ko) | 자기 냉동 장치용 자기장 발생 유니트 및 이를 포함하는 자기 냉동 장치 | |
US20170126091A1 (en) | Electronically commutated electric motor and corresponding air blast device | |
JP2002168559A (ja) | 冷蔵庫 | |
KR20150005082A (ko) | 덕트가 구비된 에어컨 실외기를 이용한 풍력 발전 시스템 | |
KR100527882B1 (ko) | 김치저장고 | |
JP2014202070A (ja) | 密閉型圧縮機および冷凍装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170508 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180327 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180516 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181030 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6437795 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |