JP2016094830A - 送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷凍冷蔵装置においてファン自身が発熱して除霜を行う除霜運転を必要なときだけ行うことで駆動源の効率改善を実現した送風機を提供する。【解決手段】コイルユニットの各閉コイルに磁界発生部10との間で交番磁界が作用する作用状態と交番磁界が作用しない非作用状態とで切り替える状態切替部を備え、状態切替部は交番磁界の作用状態において、モータ6の駆動によりファン8とともにコイルユニットを回転させることで、各閉コイルに誘導電流が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することによりファン8が加温される。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばショーケース、業務用冷蔵庫、輸送トラックなどの冷凍冷蔵装置に用いられる送風機に関する。
従来から冷凍冷蔵装置に用いられる冷却システムは、圧縮機により蒸気化した冷媒が圧縮されて高圧気体として凝縮器(熱交換部)へ送り込まれる。凝縮器では、送風ファンによって送風されることで冷媒が放熱して高圧液化し、該高圧液化した冷媒が膨張弁により減圧されて蒸発器(熱交換部)へ送り込まれる。蒸発器では、送風ファンによって送風されることで冷媒が蒸発潜熱を排気より吸熱して蒸気化し、蒸発圧力調整弁で低圧気体となって再度圧縮器へ回収されるサイクルを繰り返す。
このとき蒸発器では熱交換器を通じて冷媒が吸熱して、排気が冷やされるため、排気中に含まれる水分が、蒸発器や送風ファンに霜となって付着する。蒸発器に霜が付着すると、冷却効率が低下し、送風ファンに霜が付着すると、送風効率が低下する。
よって、蒸発器及び送風ファンの近傍にヒーターを設けて、周囲の温度を一時的にあげる除霜運転を行うことで冷却効率を回復させている。
例えば、当初は圧縮器の動作を停止状態で自然除霜を行い、着霜量が多い場合には加熱除霜を行う冷却冷蔵庫が提案されている(特許文献1参照)。或いは除霜負荷が少ないときは冷気送風により庫内空気熱源により除霜を行い、除霜負荷が大きくなると除霜ヒーターにより除霜を行う冷凍冷蔵庫が提案されている(特許文献2参照)。
特開2006−52878号公報 特開平8−285440号公報
しかしながら、上述した特許文献1及び2に示す冷蔵庫では、蒸発器及び送風ファンの除霜を行うために、ヒーターを広範囲に設置する必要があり、製品コストや消費電力が嵩む。
また、ショーケースなどの冷凍冷蔵装置は、庫内を冷却することが目的であり、ヒーターの設置及び除霜運転は可能な限り抑えたいという要求があった。
本件出願人は、先にモータにマグネットを設け、ファンに閉コイルを設けることで、ファンの回転に伴って電磁誘導を発生させて誘導電流が閉コイルに流れることで発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することでファンが加温されることを提案した。しかしながら、ファンが回転中は常に閉コイルが発熱状態となるため、除霜運転が不要なときまで発熱状態が継続してモータ負荷が常に増大する状態となり、モータ効率が低下するという課題が生じた。
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、冷凍冷蔵装置においてファン自身が発熱して除霜を行う除霜運転を必要なときだけ行うことで駆動源の効率改善を実現した送風機を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
駆動源と、前記駆動源の回転軸に連繋して回転駆動される複数の羽根を有するファンと、前記駆動源側に取り付けられた取付部から対向する前記ファンに向かって磁界を発生させる磁界発生部と、前記磁界発生部に近接して対向配置され、前記ファンに複数のコイルが周方向に一体に組み付けられたコイルユニットと、前記コイルユニットに前記磁界発生部との間で交番磁界が作用する作用状態と交番磁界が作用しない非作用状態とで切り替える状態切替部と、を具備し、前記状態切替部は交番磁界の作用状態において、前記駆動源の駆動により前記ファンとともに前記コイルユニットを回転させることで、前記各コイルに誘導電流が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することにより前記ファンが加温されることを特徴とする。
尚、コイルには、電気的に閉じられた閉コイル或いは電気回路の一部として用いられるコイルの双方を含むものとする。
上記構成によれば、状態切替部は、コイルユニットに磁界発生部との間で交番磁界が作用する作用状態と交番磁界が作用しない非作用状態とで切り替えることができる。このため、例えば、冷凍冷蔵装置においてファンの除霜運転が必要ない場合には、状態切替部を非作用状態に切り替えて駆動源を駆動してコイルユニットによってファンを加温することなく回転させて通常の送風動作を行う。また、除霜運転が必要な場合には、状態切替部を作用状態に切り替えてファンとともにコイルユニットを回転させることで、各コイルに誘導電流が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することによりファンが加温される。これにより、ファンの回転による継続的発熱に伴う駆動負荷の増加を回避し、駆動源の効率改善を実現することができる。
磁束作用面に永久磁石を備えた前記磁界発生部がワンウェイクラッチを介して前記回転軸に取り付けられており、前記駆動源を選択的に正逆回転駆動させることで、前記ワンウェイクラッチが前記回転軸に連繋して前記磁界発生部が前記ファンと共回りすることで交番磁界が発生しない非作用状態と前記磁界発生部は静止したまま前記回転軸に対して前記ワンウェイクラッチを空転させることで交番磁界が発生する作用状態とを切り替えるようにしてもよい。この場合には、駆動源の回転方向を正回転若しくは逆回転するだけで、ファンの発熱状態を制御することができる。
或いは前記状態切替部は、前記磁界発生部と前記コイルユニットとが近接して対向配置され前記磁界発生部より発生した磁束に前記各コイルが鎖交して前記ファンの回転により交番磁界が発生する作用状態と、前記磁界発生部が前記コイルユニットに対して離間して前記磁界発生部より発生した磁束に前記各コイルが鎖交せず前記ファンの回転により交番磁界が発生しない非作用状態とで切り替えるようにしてもよい。この場合、状態切替部は、磁界発生部の回転軸方向の位置を変更するだけで、ファンの発熱状態を制御することができる。
また或いは前記磁界発生部の磁束作用面に複数の電磁コイルが環状に取り付けられており、前記状態切替部は、前記電磁コイルに励磁電流を流して磁界を発生させ前記ファンの回転によって交番磁界を発生させる作用状態と、前記励磁電流を流すことなく磁界が発生せず前記ファンの回転によって交番磁界が発生しない非作用状態とで切り替えるようにしてもよい。この場合、状態切替部は、電磁コイルに対する励磁電流の通電非通電を切り替えるだけでファンの発熱状態を制御することができる。
前記ファンと一体に組み付けられ、前記コイルユニットの各コイルと電気的に接続された発熱体を備えており、前記状態切替部は交番磁界の作用状態において、前記駆動源の駆動により前記ファンとともに前記コイルユニットを回転させることで、前記各コイルに誘起された誘導電圧を電源として前記発熱体に通電して発熱させることにより前記ファン全体が加温されるようにしてもよい。
この場合には、ファン外周縁部など熱が伝わり難い部位にも発熱体により加温することができるので、部分的な着霜を防止することができる。また、送風機のファン全体を格別な電源を設けることなく必要なときだけ効率良く発熱して除霜を行うことができる。
送風機の他の構成としては、駆動源と、前記駆動源の回転軸に連繋して回転駆動される複数の羽根を有するファンと、前記駆動源側に取り付けられた取付部から対向する前記ファンに向かって磁界を発生させる磁界発生部と、前記磁界発生部に近接して対向配置され、前記ファンに一体に組み付けられた誘導加熱部と、前記誘導加熱部と前記磁界発生部との間で交番磁界が作用する作用状態と交番磁界が作用しない非作用状態とで切り替える状態切替部と、を具備し、前記状態切替部は交番磁界の作用状態において、前記駆動源の駆動により前記ファンとともに前記誘導加熱部を回転させることで、当該誘導加熱部に交番磁界が作用して誘導電流が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することにより前記ファンが加温されることを特徴とする。
上記構成によれば、冷凍冷蔵装置においてファンの除霜運転が必要な場合には、状態切替部を作用状態に切り替えてファンとともに誘導加熱部を回転させることで、当該誘導加熱部に交番磁界が作用して誘導電流が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することによりファンが加温される。また、除霜運転が必要ない場合には、状態切替部は非作用状態に切り替えてファンによる通常の送風動作を行う。これにより、ファンの回転に伴う継続的発熱による駆動負荷の増加を回避し、駆動源の効率改善を実現することができる。
また前記状態切替部は、前記磁界発生部と前記誘導加熱部とが近接して対向配置され前記磁界発生部より発生した磁束に前記誘導加熱部が鎖交して前記ファンの回転により交番磁界が発生する作用状態と、前記磁界発生部が前記誘導加熱部に対して離間して前記磁界発生部より発生した磁束に前記誘導加熱部が鎖交せず前記ファンの回転により交番磁界が発生しない非作用状態とで切り替えることが望ましい。
前記ファンは、熱伝導性の高い樹脂若しくは金属製のファンが用いられるのが望ましい。これによりコイルユニットの各閉コイルで発生した熱エネルギーを羽根に効率良く熱伝導させて温めることができるので、冷凍冷蔵装置の蒸発器に配置される送風機の除霜効果を高めることができる。
上述したように冷凍冷蔵装置においてファン自身が発熱して除霜を行う除霜運転を必要な時だけ行うことで駆動源の効率改善を実現した送風機を提供することができる。
第1実施例に係る送風機の正面図、左側面図、平面図、斜視図及びファンを取り外した分解斜視図である。 磁界発生部分の分解斜視図である。 ファン部分の分解斜視図である。 磁界発生部とコイルユニットを含むファン部分の断面図である。 第2実施例に係る送風機の正面図、左側面図、平面図、前方斜視図及び後方斜視図である。 図5の動作を説明する部分拡大平面図である。 第3実施例に係る送風機の分解斜視図である。 図7の磁界発生部分の分解斜視図である。 第4実施例に係るファン部分の分解斜視図である。
[第1実施例]
以下、本発明に係る送風機の一実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。 先ず、一例として冷凍冷蔵装置の蒸発器に配置される送風機を想定して説明する。
図1(A)〜(E)において、送風機1は以下の構成を有している。
設置面に設置されるベース台2に支柱3が起立して組み付けられている。支柱3の上端には、モータ取付フランジ4が一体に組み付けられている。モータ取付フランジ4は、例えばL型の板金が用いられる。モータ取付フランジ4は、取付壁4aを支柱3の上端にねじ5によって固定される(図1(E)参照)。
また、図2に示すように、モータ6(駆動源)は、水平方向に配置される取付壁4aから起立形成された起立壁4bの背面側に一体に組み付けられる。モータ6は、そのモータ軸(回転軸)6aを起立壁4bの中央に設けられた貫通孔に挿通させてモータ軸側端面を起立壁4bの背面側に位置合わせし、ねじ7を起立壁4bを挿通してモータ6の前面側に設けられたねじ孔6b(図8参照)にねじ嵌合させて固定される。
モータ6のモータ軸6aの先端近傍には、複数の羽根8c(例えば4枚羽根)を有するファン8が一体に組み付けられる(図1(B)(C)(D)参照)。ファン8は、熱伝導性の高い樹脂若しくは金属製のファン(アルミファン等)が用いられる。図3に示すように、ファン8は、背面側に設けたワッシャー9aを介してファン中心孔8a(図3参照)にモータ軸6aを挿通させて、前面側からファンボス9をモータ軸6aに嵌め込んで背面側のワッシャー9aと噛み合わせることで一体に組み付けられる(図4参照)。
また、図2に示すように、モータ取付フランジ4の起立壁4b(取付部)の前面側(モータ6とファン8との間)には、磁界を発生させる磁界発生部10が一体に組付けられている。タブレット状の永久磁石10aは磁束作用面がN極とS極とで交互に配置され、環状の磁石ホルダ10bに周方向に等間隔で保持される。磁石ホルダ10bの永久磁石10aを保持する磁束作用面は開口して永久磁石10aが露出するようになっている。磁石ホルダ10bの裏面側には、磁性材(例えば鉄板)よりなるヨーク10c(図4参照)が重ね合わせて組み付けられる。これらは裏面側に取付板10dを重ね合わせて、磁石ホルダ10bの前面側から挿入されたねじ11によって取付板10dのねじ孔10eにねじ嵌合することで一体に組み付けられる。また、取付板10cの中心孔10fにはワンウェイクラッチ12(状態切替部)が一体に組み付けられる。
ワンウェイクラッチ12は、例えば内輪と外輪を備えたカム式ワンウェイクラッチが好適に用いられる。ワンウェイクラッチ12は内輪がモータ軸6aと接着、圧入等により一体に組み付けられ、外輪が取付板10dと接着、圧入等により一体に組み付けられる。 よって、磁束作用面に永久磁石10aを備えた磁界発生部10がワンウェイクラッチ12を介してモータ軸6aに取り付けられている。ワンウェイクラッチ12は、モータ軸6aの回転方向によって、磁界発生部10(取付板10d)に対して駆動伝達して共回りする状態と、磁界発生部10(取付板10d)に駆動伝達されずに空転する状態とで切り替える。
また、図3に示すように、ファン8の背面側にはコイルユニット13が磁界発生部10に対向配置されて一体に組み付けられる。複数の閉コイル14はコイルホルダ15の周方向に配列されて、コイルホルダ15に前方に向かって複数突設された突起15aを、ファン8の平板部分に設けられた挿入孔8bに挿入して一体に組み付けられる。尚、閉コイル14は、コイルホルダ15に収納されることなく、直接ファン8の背面側に組み付けられていてもよい。
モータ取付フランジ4(起立壁4b)に固定された磁界発生部10とファン8に固定されたコイルユニット13とが近接して対向配置された状態の水平断面を図4に示す。図4の矢印に示すように、永久磁石10aのN極から発生した磁束は隣設する永久磁石10aのS極に進入するような磁界が形成される。このとき、コイルホルダ15は、磁界発生部10と近接して対向配置されているので、常時磁束が閉コイル14と鎖交した状態にある。
モータ6を起動してファン8を回転駆動することでファン8と一体となってコイルユニット13も回転する。これにより、磁界発生部10より発生した磁束に各閉コイル14が鎖交しながら回転することで各閉コイル14に誘導電流が流れ、誘導電流は熱エネルギーとして消費されることから、各閉コイル14が発熱してファン8を加温することができる。よって、冷凍冷蔵装置の蒸発器に配置される送風機1のファン8が自ら発熱して除霜を行うことで、装置コストや無駄な消費電力の発生を抑えることができる。
実験によれば、羽根外径φ150mm程度のアルミ製ファン8を用い、磁束発生部10に外形φ7mm厚さ2mm程度のタブレット状の希土類永久磁石10cを16個配置した磁束発生部10を用い、モータ駆動電圧10Vでモータ6をモータ回転数5300rpmで90秒間回転させたところ、5℃〜8℃程度のファン8の温度上昇が認められた。
例えば、冷凍冷蔵装置においてファン8の除霜運転が必要ない場合には、モータ6を正回転駆動することで、ワンウェイクラッチ12がモータ軸6aの駆動を磁界発生部10(取付板10c)に伝達して回転し、モータ軸6aに組み付けられたファン8及びコイルユニット13が共回りする。このとき、永久磁石10aと対向配置された閉コイル14に交番磁界が形成されないため、各閉コイル14に誘導電流は流れないため発生した電力が熱エネルギーに変換されることはなく、ファン8を加温することなく通常の送風動作を行う。
また、ファン8の除霜運転が必要な場合には、モータ6を逆回転駆動することで、ワンウェイクラッチ12がモータ軸6aの駆動を磁界発生部10(取付板10c)に伝達せずに空転する。このとき、複数の永久磁石10aに対向する複数の閉コイル14に交番磁界が形成されるため、各閉コイル14に誘導電流が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することによりファン8が加温される。
このように、モータ6の回転方向を正回転若しくは逆回転するだけで、ファン8の発熱状態を制御することができる。これにより、ファン8の回転による継続的発熱に伴うモータ負荷の増加を回避し、モータ効率改善を実現することができる。
[第2実施例]
次に、送風機の他例について図5及び図6を参照して説明する。第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとし、以下異なる構成を中心に説明する。図5(A)〜(E)に示すように送風機1の全体構成や、モータ軸に組み付けられるファン8の構成並びにコイルユニット13の構成は第1実施例と同様である。磁界発生部10は固定ではなく、モータ軸6aの軸方向に沿って対向するコイルユニット13に対して接離動可能に設けられている点が異なる。
図6において、磁界発生部10は、タブレット状の永久磁石10aが環状の磁性体であるヨーク10cに吸着固定され、ヨーク10cは環状の取付板10dと一体に組み付けられている。取付板10d及びヨーク10cは後述するスライドギヤ20の前面側開口内に一体に組み付けられている。
モータ取付フランジ4には、外周に螺旋状のねじ溝6cが形成された環状のねじ軸6dが一体に組み付けられている。このねじ軸6dには、スライドギヤ20がねじ嵌合している。スライドギヤ20は筒状ギヤであり、背面側内周面に形成されたねじ部20aがねじ軸6dとねじ嵌合している。スライドギヤ20の前面側開口内には磁界発生部10が一体に組み付けられている。スライドギヤ20の外周面に形成されたギヤ部20bは、モータ取付フランジ4に固定された磁石位置変更モータ21のモータ軸21aに組み付けられたモータギヤ21bと噛み合っている。
磁石位置変更モータ21を正逆回転駆動することにより、モータギヤ21bと噛み合うギヤ部20bが形成されたスライドギヤ20が図6の矢印に示すようにねじ軸6dの軸方向に移動する。よって、スライドギヤ20と一体に組み付けられた磁界発生部10は、対向するコイルユニット13と接離動する。このため、永久磁石10aと閉コイル14とのギャップGが変化して、複数の永久磁石10aから発生した磁束が各閉コイル14と鎖交する状態と鎖交しない状態とで切り替えられる。以上説明したように、ねじ軸6d、スライドギヤ20、モータギヤ21b及び磁石位置変更モータ21によって、状態切替部Kが構成されている。
例えば、冷凍冷蔵装置においてファン8の除霜運転が必要ない場合には、例えば磁石位置変更モータ21を正回転させて磁界発生部10がコイルユニット13に対して離間して磁界発生部10より発生した磁束に各閉コイル14が鎖交せずファン8の回転により交番磁界が発生しない非作用状態となる。この状態でモータ6を回転駆動するとファン8による通常の送風動作が行われる。
また、ファン8の除霜運転が必要となった場合には、例えば磁石位置変更モータ21を逆回転させて磁界発生部10がコイルユニット13に対して近接して対向配置され、磁界発生部10より発生した磁束に各閉コイル14が鎖交する。このときモータ6の駆動によりファン8を回転させると交番磁界が発生する作用状態となるため、各閉コイル14に誘導電流が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することによりファン8が加温される。この場合、状態切替部Kは、磁界発生部10の回転軸方向の位置を変更するだけで、ファン8の発熱状態を制御することができる。
[第3実施例]
次に、送風機の他例について図7及び図8を参照して説明する。第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとし、以下異なる構成を中心に説明する。前述した第1,第2実施例では、磁界発生部10として永久磁石10aを用いたが、通電用の電磁コイルを用いて磁界を発生させるようにしてもよい。ファン8の背面側に設けられたコイルユニット13については前述した第1実施例と同様であるので、説明を援用するものとする。
図7において、磁界発生部10は、モータ6が取り付けられたモータ取付フランジ4の起立壁4bの前方に組み付けられる。具体的には、図8において、モータ取付フランジ4の起立壁4bには環状のコイル取付板16を介して通電用の電磁コイル17が一体に組み付けられる。電磁コイル17は、環状のヨーク18に、時計回り方向及び反時計回り方向に巻かれた電磁コイル17が周方向に交互に等間隔で配置されている。電磁コイル17に通電すると、磁束作用面にN極及びS極の電磁石が交互に形成されて、コイルユニット13の各閉コイル14と鎖交する磁界が形成される(図4参照)。尚、電磁コイル17は、同じ向きに巻かれていてもよい。この場合には、1つおきに電流方向を逆向きに流れるように切り替える必要がある。
コイル取付板16は、モータ取付フランジ4の起立壁4bの前面に突設された突起4gをガイド孔16aに挿入して位置合わせして重ね合わせ、ねじ19をヨーク18のねじ孔18a及びコイル取付板16のねじ孔16bを挿通して起立壁4bのねじ孔4fにねじ嵌合することで一体に組み付けられる。モータ6は、モータ軸6aを起立壁4bの中央に設けられた貫通孔4cに挿通させてモータ軸側端面を起立壁4bの背面側に位置合わせし、ねじ7をねじ孔4eに挿通させてモータ6のモータ軸側端面に設けられたねじ孔6bにねじ嵌合させて固定される。
上記送風機1の制御部(状態切替部)において、電磁コイル17に励磁電流を流して磁界を発生させファン8の回転によって交番磁界を発生させる作用状態と、励磁電流を流すことなく磁界が発生せずファン8の回転によって交番磁界が発生しない非作用状態とで切り替える。
例えば、冷凍冷蔵装置においてファン8の除霜運転が必要ない場合には、電磁コイル17励磁電流を流すことなくモータ6によりファン8を回転駆動して通常の送風動作が行われる。ファン8の除霜運転が必要となった場合には、電磁コイル17に励磁電流を流して磁界を発生させファン8の回転によってコイルユニット13に交番磁界を発生させる作用状態とする。このとき、各閉コイル14に誘導電流が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することによりファン8が加温される。この場合、電磁コイル17に対する励磁電流の通電非通電を切り替えるだけでファン8の発熱状態を制御することができる。
尚、上述した第1実施例乃至第3実施例において、ファン8に発熱体が一体に組み付けられ、コイルユニット13の各コイルと電気的に接続されていてもよい。発熱体としては、PTC(Positive Temperature Coefficient)面状発熱ヒーター(例えばフィルムヒーター等)或いは電熱線ヒーター等様々なものが用いられる。またコイル14は、コイルホルダ15に収納されることなく、発熱体と共にファン8に直接組み付けられていてもよい。また、発熱体は、ファン8の各羽根8cの露出面を覆って設けられていればよく、ファン8の背面側ではなく表面側に設けられていてもよく或いはファン8の両面側に設けられていてもよい。更にはコイルに接続する発熱体がファン8の内部に埋設(例えば熱伝導性の高い樹脂によりインサート成形)されていてもよい。
状態切替部は交番磁界の作用状態において、モータ6の駆動によりファン8とともにコイルユニット13を回転させることで、各コイルに誘起された誘導電圧を電源として発熱体に通電して発熱させることによりファン8全体が加温される。
これにより、ファン外周縁部など熱が伝わり難い部位にも発熱体により加温することができるので、部分的な着霜を防止することができる。また、送風機1のファン8全体を格別な電源を設けることなく効率良く発熱して除霜を行うことができる。
[第4実施例]
次に、送風機の他例について図9を参照して説明する。第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとし、以下異なる構成を中心に説明する。送風機1の全体構成や磁界発生部10の構成並びに状態切替部Kは第2実施例と同様である。本実施例は磁界発生部10に近接して対向配置されるコイルユニット13に代えて誘導加熱部22が設けられている点が異なる。磁界発生部10は固定ではなく、モータ軸6aの軸方向に沿って対向する誘導加熱部22に対して接離動可能に設けられている。
図9において、誘導加熱部22は、環状の金属板が用いられる。誘導加熱部22にはねじ孔22aが設けられている。誘導加熱部22は、ファン8の背面側に重ね合せて、ファン8の平板部に設けられたねじ孔8dに前面側よりねじ23を挿入してねじ孔22aにねじ嵌合することで一体に組み付けられる。また、ファン8は、背面側に設けたワッシャー9aを介してファン中心孔8aにモータ軸6a(図4参照)を挿通させて、前面側からファンボス9をモータ軸6aに嵌め込んで背面側のワッシャー9aと噛み合わせることで一体に組み付けられる(図4参照)。
状態切替部K(図6参照)は、磁界発生部10と誘導加熱部22とが近接して対向配置され磁界発生部10より発生した磁束に誘導加熱部22が鎖交してファン8の回転により交番磁界が発生する作用状態と、磁界発生部10が誘導加熱部22に対して離間して磁界発生部10より発生した磁束に誘導加熱部22が鎖交せずファン8の回転により交番磁界が発生しない非作用状態とで切り替える。
例えば、冷凍冷蔵装置においてファン8の除霜運転が必要ない場合には、例えば磁石位置変更モータ21を正回転させて磁界発生部10が誘導加熱部22に対して離間して磁界発生部10より発生した磁束が誘導加熱部22と鎖交せずファン8の回転により交番磁界が発生しない非作用状態となる。この状態でモータ6を回転駆動するとファン8による通常の送風動作が行われる。
また、ファン8の除霜運転が必要となった場合には、例えば磁石位置変更モータ21を逆回転させて磁界発生部10が誘導加熱部22に対して近接して対向配置され、磁界発生部10より発生した磁束が誘導加熱部22と鎖交する。このときモータ6の駆動によりファン8を回転させると交番磁界が発生する作用状態となるため、誘導加熱部22に誘導電流(渦電流)が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することによりファン8が加温される。
上記構成によっても、状態切替部Kが磁界発生部10の回転軸方向の位置を変更するだけで、ファン8の発熱状態を制御することができる。
尚、駆動源であるモータ6は、ブラシ付きモータであってもブラシレスモータであっても、或いはAC同期モータであってもよい。
また、磁石ホルダに周方向に配置されるタブレット状の永久磁石10aやこれらに対向配置されるコイルホルダ15に保持される閉コイル14は、周方向に1列配置に限らず複数列に配置してもよい。
また、永久磁石10aはタブレット状の磁石に限らず、N極とS極が隣接して円環状に連続する環状の永久磁石或いは円盤状の永久磁石であってもよい。
1 送風機 2 ベース台 3 支柱 4 モータ取付フランジ 4a 取付壁 4b 起立壁 5,7,11,19,23 ねじ 6 モータ 6a,21a モータ軸 6c ねじ溝6d ねじ軸 8 ファン 8a 中心孔 8b 挿入孔 8c 羽根 9 ファンボス 9a ワッシャー 10 磁界発生部 10a 永久磁石 10b 磁石ホルダ 10c,18 ヨーク 10d 取付板 4e,4f,6b,8d,10e,16b,22a ねじ孔 10f 中心孔 12 ワンウェイクラッチ 13 コイルユニット 14 閉コイル 15 コイルホルダ 15a 突起 20 スライドギヤ 20a ねじ部 20b ギヤ部 21 磁石位置変更モータ 21b モータギヤ K 状態切替部 16 コイル取付板 16a ガイド孔 17 電磁コイル 22 誘導加熱部 G ギャップ

Claims (8)

  1. 駆動源と、
    前記駆動源の回転軸に連繋して回転駆動される複数の羽根を有するファンと、
    前記駆動源側に取り付けられた取付部から対向する前記ファンに向かって磁界を発生させる磁界発生部と、
    前記磁界発生部に近接して対向配置され、前記ファンに複数のコイルが周方向に一体に組み付けられたコイルユニットと、
    前記コイルユニットに前記磁界発生部との間で交番磁界が作用する作用状態と交番磁界が作用しない非作用状態とで切り替える状態切替部と、を具備し、
    前記状態切替部は交番磁界の作用状態において、前記駆動源の駆動により前記ファンとともに前記コイルユニットを回転させることで、前記各コイルに誘導電流が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することにより前記ファンが加温されることを特徴とする送風機。
  2. 磁束作用面に永久磁石を備えた前記磁界発生部がワンウェイクラッチを介して前記回転軸に取り付けられており、前記駆動源を正逆回転駆動させることで、前記ワンウェイクラッチが前記回転軸に連繋して前記磁界発生部が前記ファンと共回りすることで交番磁界が発生しない非作用状態と、前記磁界発生部は静止したまま前記回転軸に対して前記ワンウェイクラッチを空転させることで交番磁界が発生する作用状態とで切り替えられる請求項1記載の送風機。
  3. 前記状態切替部は、前記磁界発生部と前記コイルユニットとが近接して対向配置され前記磁界発生部より発生した磁束に前記各コイルが鎖交して前記ファンの回転により交番磁界が発生する作用状態と、前記磁界発生部が前記コイルユニットに対して離間して前記磁界発生部より発生した磁束に前記各コイルが鎖交せず前記ファンの回転により交番磁界が発生しない非作用状態とで切り替える請求項1記載の送風機。
  4. 前記磁界発生部の磁束作用面に複数の電磁コイルが環状に取り付けられており、前記状態切替部は、前記電磁コイルに励磁電流を流して磁界を発生させ前記ファンの回転によって交番磁界を発生させる作用状態と、前記励磁電流を流すことなく磁界が発生せず前記ファンの回転によって交番磁界が発生しない非作用状態とで切り替える請求項1記載の送風機。
  5. 前記ファンと一体に組み付けられ、前記コイルユニットの各コイルと電気的に接続された発熱体を備えており、前記状態切替部は交番磁界の作用状態において、前記駆動源の駆動により前記ファンとともに前記コイルユニットを回転させることで、前記各コイルに誘起された誘導電圧を電源として前記発熱体に通電して発熱させることにより前記ファン全体が加温される請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の送風機。
  6. 駆動源と、
    前記駆動源の回転軸に連繋して回転駆動される複数の羽根を有するファンと、
    前記駆動源側に取り付けられた取付部から対向する前記ファンに向かって磁界を発生させる磁界発生部と、
    前記磁界発生部に近接して対向配置され、前記ファンに一体に組み付けられた誘導加熱部と、
    前記誘導加熱部と前記磁界発生部との間で交番磁界が作用する作用状態と交番磁界が作用しない非作用状態とで切り替える状態切替部と、を具備し、
    前記状態切替部は交番磁界の作用状態において、前記駆動源の駆動により前記ファンとともに前記誘導加熱部を回転させることで、当該誘導加熱部に交番磁界が作用して誘導電流が流れて発生した電力が熱エネルギーに変換されて発熱することにより前記ファンが加温されることを特徴とする送風機。
  7. 前記状態切替部は、前記磁界発生部と前記誘導加熱部とが近接して対向配置され、前記磁界発生部より発生した磁束に前記誘導加熱部が鎖交して前記ファンの回転により交番磁界が発生する作用状態と、前記磁界発生部が前記誘導加熱部に対して離間して前記磁界発生部より発生した磁束に前記誘導加熱部が鎖交せず前記ファンの回転により交番磁界が発生しない非作用状態とで切り替える請求項6記載の送風機。
  8. 前記ファンは、熱伝導性の高い樹脂若しくは金属製のファンが用いられる請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の送風機。
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