JP2002168559A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002168559A
JP2002168559A JP2000364945A JP2000364945A JP2002168559A JP 2002168559 A JP2002168559 A JP 2002168559A JP 2000364945 A JP2000364945 A JP 2000364945A JP 2000364945 A JP2000364945 A JP 2000364945A JP 2002168559 A JP2002168559 A JP 2002168559A
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electromagnet
opening
door
edge
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JP2000364945A
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Hitoshi Aoki
均史 青木
Hirotaka Kakinuma
裕貴 柿沼
Toshiyuki Hirata
俊之 平田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫の扉25の開閉を容易にする。 【解決手段】 冷蔵庫の前面に形成された開口部の開口
縁部30に電磁石75を埋設すると共に、扉25に鉄等
の被磁着部材76を埋設する。そして、当該扉25を閉
めた際に被磁着部材76が電磁石75の磁力を受けて該
扉25による開口の密閉保持を行うようにし、また扉ス
イッチを押すことにより当該電磁石75への通電を遮断
して当該扉25をフリーの状態にする。これにより扉2
5の開閉を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庫内を密閉させる
ために扉(引出の蓋等を含む)を筐体の開口縁部に磁着
させる際の密閉機構を改善した冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】今日一般家庭において広く利用されてい
る冷蔵庫(冷凍冷蔵庫を含む)は扉のパッキンに埋設さ
れた永久磁石により開口部を密閉する構造となってい
る。
【0003】このような冷蔵庫を図3、図4を参照して
説明する。図3は冷蔵庫の斜視図であり、図4はその断
面図である。
【0004】当該冷蔵庫は、外箱11と内箱12との間
に断熱材13が充填されて形成された筐体を有し、内部
空間は冷蔵室側仕切壁14aや冷凍室側仕切壁14b等
の仕切壁14により区画されて、例えば冷蔵室18、冷
凍室22、野菜室19、セレクトルーム21等の部屋が
複数形成されている。
【0005】各部屋には食品等を出し入れするために前
面側が開口され、その開口縁部30に樹脂等により形成
された扉25が取付けられている。
【0006】また、冷蔵庫は図5に示すような冷凍回路
を備えている。当該冷凍回路は、冷媒を圧縮する圧縮機
51、冷媒を放熱させて凝縮させる細長い管状の放熱器
52、冷媒圧力を減圧する減圧装置53、冷媒を蒸発さ
せて冷熱を発生させる冷蔵室側蒸発器55a及び冷凍室
側蒸発器55b等の蒸発器55を有し、当該冷凍回路で
発生した冷熱により庫内空気を冷却して、当該庫内に収
納された食品等を冷却するようになっている。
【0007】ところで、扉25が当接する開口縁部30
は、庫内空気により冷却されるため湿度の高い空気と振
れた際に結露が発生する場合があるので、図6に示すよ
うに細長い管状の放熱器52を当該開口縁部30に埋設
することで当該開口縁部30を加熱して結露発生を防止
するようにしている。
【0008】また、扉25には永久磁石73が内設され
たパッキン部材74が取付けられて、当該永久磁石73
が外箱11に磁着することにより庫内が密閉されるよう
になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た永久磁石73の磁力により扉25を開口縁部30に磁
着させる密閉機構では、扉25を開く際には当該磁力に
抗した大きな力が必要になる反面、扉25が少しでも開
口縁部30から離れると、その後は殆どフリーの状態に
なるため、例えば子供が開閉する際には、扉25を開け
ることが難しく、また開けることができても力が余って
扉25を顔にぶつけてしまう恐れがあった。
【0010】即ち、冷蔵庫の密閉性を高めるためには、
磁力を大きくする必要があり、扉25を開けやすくする
ためには磁力を小さくする必要があるという相反する要
求を持たす必要があった。
【0011】また、開口縁部30の結露を防止するため
にパイプ状の放熱器52を当該開口縁部30に配設して
いるが、そのための組立手順が複雑でありコストアップ
の要因となる問題があった。
【0012】そこで、本発明は、扉の開閉を容易にでき
るようにし、また開口縁部に放熱器の敷設を不要にして
利便性の高い安価な冷蔵庫を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、筐体前面の開口を開閉す
る扉が設けられ冷熱発生手段により発生で発生した冷気
を筐体内に供給する冷蔵庫において、開口の縁部に電磁
石が埋設されると共に開口縁部に相対向する位置に被磁
着部材が埋設されて、扉を閉める際に被磁着部材が電磁
石の磁力を受けて該扉による開口を閉める方向に作用す
るようにして、扉の開閉を容易にできるようにしたこと
を特徴とする。
【0014】請求項2にかかる発明は、筐体が鉄等の磁
性体からなる外箱と、該外箱の内側に配設されると共に
開口縁部で当該外箱とオーバーラップして設けられて庫
内を形成する樹脂等からなる内箱と、これらの間に配設
された断熱部材とにより形成され、かつ、電磁石が外箱
と内箱とのオーバーラップ位置より庫内側に埋設され
て、当該電磁石と被磁着部材とが内箱を挟んで磁着する
ようにして、庫内の冷熱の逃げを抑制したことを特徴と
する。
【0015】請求項3にかかる発明は、扉に設けられて
いる被磁着部材が、鉄等の磁性体、永久磁石、電磁石の
いずれか1であることを特徴とする。
【0016】請求項4にかかる発明は、扉を開く際には
開口縁部に埋設された電磁石への電流供給を停止させ、
または当該電流の向きを逆転させて、電磁石の磁力を減
少させ又は反転させるようにしたことを特徴とする。
【0017】請求項5にかかる発明は、開口縁部に埋設
された電磁石が、コアーと巻線とを備えたソレノイドに
より形成されると共に、当該巻線を電気抵抗の高い鉄線
等により形成して、該巻線への通電で生じるジュール熱
により開口縁部を加熱し当該開口縁部での結露発生を防
止したことを特徴とする。
【0018】請求項6にかかる発明は、開口縁部に埋設
された電磁石が、コアーと巻線とを備えたソレノイドに
より形成されると共に、当該ソレノイドの巻線に交流電
流を流して生じるコアーの誘導電流によるジュール熱で
該開口縁部を加熱して当該開口縁部での結露発生を防止
したことを特徴とする。
【0019】請求項7にかかる発明は、開口縁部に埋設
された電磁石に交流電流を流して、該電磁石に相対向す
る被磁着部材に渦電流によるジュール熱を発熱させ該開
口縁部を加熱して当該開口縁部での結露発生を防止した
ことを特徴とする。
【0020】請求項8にかかる発明は、被磁着部材が電
磁石又は永久磁石である場合に、扉が閉る直前に開口縁
部に埋設された電磁石への電流値を適宜小さくして該扉
が開口縁部に当接する直前の速度を低減するようにした
ことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。なお、冷蔵庫の基本構成は従来と略同じで
あるので同一構成に関しては同一符号を用い説明を適宜
省略する。
【0022】図1は本発明に係る扉25の密閉機構を説
明するための部分断面図である。当該密閉機構は、開口
縁部30内に埋設された電磁石75、扉25側のパッキ
ン部材77に内設された被磁着部材76、電磁石75へ
の通電を制御する図示しない扉スイッチ等により構成さ
れている。
【0023】そして、外箱11と内箱12とのオーバー
ラップ領域Bは、図6と比較すると容易に解るように小
さく、かつ、扉25を閉めた際に電磁石75が被磁着部
材76と対向する位置より庫外側に位置している。即
ち、電磁石75と被磁着部材76とは内箱12を介して
対向するようになっている。
【0024】このように、オーバーラップ領域Bを庫外
側に設けることにより、金属製の外箱11を介して庫外
の熱が庫内へ伝わりにくくなり庫内と庫外との断熱性が
改善される。
【0025】即ち、庫内の冷熱が逃げ難くなり、保冷性
が高まると共に開口縁部30での結露発生が押えられ
る。
【0026】なお、被磁着部材76としては、鉄板等の
磁性体や、永久磁石等の磁石の適用が可能である。
【0027】鉄板等の磁性体が用いられた場合には、通
常は電磁石75に通電を行なって扉25を内箱12の開
口縁部30に密着させ、扉スイッチを押すことにより電
磁石75への通電を停止して当該扉25をフリーの状態
にする。これにより扉25を容易に開くことが可能にな
る。
【0028】一方、被磁着部材76として永久磁石等を
用いた場合には、扉スイッチが押されると、この被磁着
部材76の発生する磁力と開口縁部30に埋込まれた電
磁石75の磁力とが互いに反発するように電磁石75に
電流を流すようにする。
【0029】これにより、扉25を開けるため扉スイッ
チを押すと扉25は開放される方向に力を受けるので扉
25を自然(利用者が敢て力を加えなくても)に開ける
ことが可能になり、老人や子供等であっても容易に開け
ることができるようになる。
【0030】なお、電磁石75としては、図2に示すよ
うに種々の構成が考えられる。なお、図2においては被
磁着部材76として永久磁石81,82を用いた場合を
例示している。
【0031】図2(a)〜図2(c)は、コアーソレノ
イドにより電磁石75を構成した場合であり、図2
(d)はこのようなコアーソレノイドを複数並設した場
合を示している。
【0032】なお、電磁石75が発生する磁力は、その
端部が最も強くなるので、図2(c)ではこの効果を利
用すべく馬蹄形のコアーに巻線して形成している。
【0033】ところで、電磁石75に供給する電流を交
流電流とすると金属製の被磁着部材76に渦電流が流れ
てジュール熱が発生する。この熱により、開口縁部30
を適宜暖めることにより当該開口縁部30での結露発生
が防止できるようになり、放熱器52を開口縁部30に
埋設する必要が無くなって製造コスト等を下げることが
可能になる。
【0034】被磁着部材76での発熱を高めるためには
電気抵抗が高い材料が好ましく、鉄等の利用が考えられ
る。
【0035】なお、電磁石75の巻線は、通常電気抵抗
の小さな銅線が用いられるが、当該銅線を例えば鉄線等
の電気抵抗の高い材料を用いるならば、巻線での発熱に
より開口縁部30が暖められて上述した効果が得られ
る。
【0036】さらなる加熱効果を高めるために、電磁石
75に交流電流を流してコアーで発生する誘導電流によ
るジュール熱を利用することも可能である。
【0037】なお、被磁着部材76に電磁石75を用い
ることも可能である。この場合、現状における扉25の
構造は右側又は左側の上下端部2点にヒンジを設けて開
閉する構造であるので、当該ヒンジ内に電力ラインを埋
込み配線するようにして扉25の密着性を保ちながら電
磁石75への電力ラインを敷設する等の方法が考えられ
る。
【0038】また、扉25が閉る直前は電磁石75に通
電している電流量を所定時間だけ適宜小さくしたり、逆
電流を流したりして扉25が勢い良く閉らないようにし
ても良い。
【0039】即ち、冷蔵室18の扉25等を閉める際に
は、通常最後まで取手を把持して閉めることが少なく、
慣性を利用して閉める場合が多い。このため、扉25の
勢で冷蔵庫に大きな振動を与えてしまい、例えばコップ
に入れた牛乳が収納されていると、その振動で牛乳が零
れてしまう場合がある。
【0040】しかし、この扉25の勢いを減速するよう
に電磁石75に通電する電流量を所定時間だけ小さく
し、または当該時間だけ逆電流を流すならばかかる事態
を未然に防止できるようになる。無論、逆電流を流す場
合には、被磁着部材76も磁石であることを前提として
いる。
【0041】なお、この扉25が閉る直前をどの様にし
て検出するかが問題となるが、例えば冷蔵庫には庫内灯
及び庫内灯スイッチが設けられて、扉25がある程度開
くと庫内灯スイッチがこれを検出して庫内灯を点灯させ
るようになっている。また、逆に当該位置まで扉25が
閉ると庫内灯を消灯させるようになっている。
【0042】そこで、この庫内灯スイッチがオフしたと
きから所定時間だけ電磁石75への電流値を大きくする
ようにする構成が考えられる。無論、扉25が閉る直前
を検出するセンサを別途設けても良いことは言うまでも
ない。
【0043】また、上記説明では扉スイッチが押されて
いる場合にのみ電磁石75への電流を遮断等する場合に
ついて述べたが、当該庫内灯スイッチ等を利用して、庫
内灯スイッチがオフしたときにも当該電磁石75への通
電を遮断するようにしても良い。これにより、扉25が
開放されているときには電磁石75に電流が供給されな
くなるので電力消費を削減することが可能になる。
【0044】このような構成で、圧縮機51で圧縮され
た冷媒は放熱器52により放熱されて凝縮し、減圧装置
53で減圧される。その後冷媒は、冷蔵室側蒸発器55
a及び冷凍室側蒸発器55bに供給されて、ここで庫内
空気と熱交換して蒸発し圧縮機51に戻る。庫内空気は
冷媒と熱交換して冷媒の蒸発熱を与えるために冷却され
る。
【0045】冷凍室側蒸発器55bで冷却された空気
は、冷凍室22、アイスルーム20、セレクトルーム2
1等に設けられた吹出口からこれらの部屋に吹出され、
アイスルーム20、セレクトルーム21の空気は冷凍室
側仕切壁14bに設けられた連通孔15を介して冷凍室
22に流入し冷凍室吸気口36から吸気される。
【0046】一方、冷蔵室側蒸発器55aで冷却された
空気は、天井ダクト35等を介して冷蔵室18に吹出さ
れ、その冷気が仕切壁14aに設けられた連通孔15を
経て野菜室19に流入し、野菜室吸気口32から吸気さ
れる。
【0047】なお、野菜室19の天井部分には邪魔板6
2が設けられおり、連通孔15を介して流入する空気が
野菜室19に収納されている野菜等に直接吹当り、当該
野菜等の乾燥や凍結を防止するようになっている。
【0048】そして、扉25を開けるときには扉スイッ
チを押して電磁石75への通電状態を変える。例えば、
電流を遮断した場合には、扉25がフリーの状態となる
ので容易に開くことが可能になる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1にかかる発
明によれば、開口の縁部に電磁石が埋設されると共に開
口縁部に相対向する位置に被磁着部材が埋設されて、扉
を閉める際に被磁着部材が電磁石の磁力を受けて該扉に
よる開口を閉める方向に作用するようにしたので、扉の
開閉を容易にできるようになる。
【0050】請求項2にかかる発明によれば、筐体が鉄
等の磁性体からなる外箱と、該外箱の内側に配設される
と共に開口縁部で当該外箱とオーバーラップして設けら
れて庫内を形成する樹脂等からなる内箱と、これらの間
に配設された断熱部材とにより形成され、かつ、電磁石
が外箱と内箱とのオーバーラップ位置より庫内側に埋設
されて、当該電磁石と被磁着部材とが内箱を挟んで磁着
するようにしたので、庫内の冷熱の逃げを抑制できるよ
うになり保冷性が向上する。
【0051】請求項3にかかる発明によれば、扉に設け
られている被磁着部材が、鉄等の磁性体、永久磁石、電
磁石のいずれか1を用いたので、安価に庫内の冷熱の逃
げを抑制して保冷性が向上すると共に、扉の開閉を容易
にできるようになる。
【0052】請求項4にかかる発明によれば、扉を開く
際には開口縁部に埋設された電磁石への電流供給を停止
させ、または当該電流の向きを逆転させて、電磁石の磁
力を減少させ又は反転させるようにしたので、扉の開閉
を容易にできるようになる。
【0053】請求項5にかかる発明によれば、開口縁部
に埋設された電磁石が、コアーと巻線とを備えたソレノ
イドにより形成されると共に、当該巻線を電気抵抗の高
い鉄線等により形成したので、該巻線への通電で生じる
ジュール熱により開口縁部が加熱されて当該開口縁部で
の結露発生が防止できるようになる。
【0054】請求項6にかかる発明によれば、開口縁部
に埋設された電磁石が、コアーと巻線とを備えたソレノ
イドにより形成されると共に、当該ソレノイドの巻線に
交流電流を流すようにしたので、当該交流電流で生じる
コアーの誘導電流によるジュール熱で該開口縁部が加熱
されて当該開口縁部での結露発生が防止できるようにな
る。
【0055】請求項7にかかる発明によれば、開口縁部
に埋設された電磁石に交流電流を流すようにしたので、
該電磁石に相対向する被磁着部材に渦電流によるジュー
ル熱による発熱で、該開口縁部が加熱されて当該開口縁
部での結露発生が防止できるようになる。
【0056】請求項8にかかる発明によれば、被磁着部
材が電磁石又は永久磁石である場合に、扉が閉る直前に
開口縁部に埋設された電磁石への電流値を適宜小さくし
たので、該扉が開口縁部に当接する直前の速度を低減で
きるようになり扉が勢い良く閉ったりすることが無くな
り利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用される扉の密
閉機構を説明する部分断面図である。
【図2】電磁石の構成等を説明する図である。
【図3】冷蔵庫の斜視図である。
【図4】冷蔵庫の断面図である。
【図5】冷凍回路図である。
【図6】従来の技術の説明に適用される扉の密閉機構を
説明する部分断面図である。
【符号の説明】
11 外箱 12 内箱 13 断熱材 25 扉 30 開口縁部 55a 冷蔵室側蒸発器 52 放熱器 75 電磁石 76 被磁着部材 77 パッキン部材 81,82 永久磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 俊之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA01 KA01 KB24 KC02 KC06 LE03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体前面の開口を開閉する扉が設けられ
    冷熱発生手段により発生で発生した冷気を筐体内に供給
    する冷蔵庫において、 前記開口の縁部に電磁石が埋設されると共に前記開口縁
    部に相対向する位置に被磁着部材が埋設されて、前記扉
    を閉める際に前記被磁着部材が前記電磁石の磁力を受け
    て該扉による前記開口を閉める方向に作用するようにし
    たことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記筐体が鉄等の磁性体からなる外箱
    と、該外箱の内側に配設されると共に前記開口縁部で当
    該外箱とオーバーラップして設けられて庫内を形成する
    樹脂等からなる内箱と、これらの間に配設された断熱部
    材とにより形成され、かつ、前記電磁石が前記外箱と内
    箱とのオーバーラップ位置より庫内側に埋設されて、当
    該電磁石と前記被磁着部材とが前記内箱を挟んで磁着す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記扉に設けられている被磁着部材が、
    鉄等の磁性体、永久磁石、電磁石のいずれか1であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記扉を開く際には前記開口縁部に埋設
    された電磁石への電流供給を停止させ、または当該電流
    の向きを逆転させて、前記電磁石の磁力を減少させ又は
    反転させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3
    いずれか1項記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記開口縁部に埋設された電磁石が、コ
    アーと巻線とを備えたソレノイドにより形成されると共
    に、当該巻線を電気抵抗の高い鉄線等により形成して、
    該巻線への通電で生じるジュール熱により前記開口縁部
    を加熱し当該開口縁部での結露発生を防止したことを特
    徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記開口縁部に埋設された電磁石が、コ
    アーと巻線とを備えたソレノイドにより形成されると共
    に、当該ソレノイドの巻線に交流電流を流して生じる前
    記コアーの誘導電流によるジュール熱で該開口縁部を加
    熱して当該開口縁部での結露発生を防止したことを特徴
    とする請求項1乃至5いずれか1項記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 前記開口縁部に埋設された電磁石に交流
    電流を流して、該電磁石に相対向する前記被磁着部材に
    渦電流によるジュール熱を発熱させ該開口縁部を加熱し
    て当該開口縁部での結露発生を防止したことを特徴とす
    る請求項1乃至6いずれか1項記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 前記被磁着部材が電磁石又は永久磁石で
    ある場合に、前記扉が閉る直前に前記開口縁部に埋設さ
    れた電磁石への電流値を適宜小さくして該扉が開口縁部
    に当接する直前の速度を低減するようにしたことを特徴
    とする請求項1乃至7いずれか1項記載の冷蔵庫。
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