JP2016094590A - バイオマス燃料生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の小型化を図れるとともに、ガス成分、タール成分、および炭化物成分を十分に分離できるバイオマス燃料生成装置を提供すること。
【解決手段】本発明のバイオマス燃料生成装置は、高温の燃焼ガスを発生させる燃焼炉10と、間接加熱により有機物を発生ガスと炭化物に分離する熱分解炉20と、熱分解炉20で分離した炭化物から主に水素ガスを発生させて活性炭を生成する活性炭賦活炉30とを備え、燃焼炉10で発生させた燃焼ガスを活性炭賦活炉30に導き、活性炭賦活炉30に導いた燃焼ガスによって活性炭賦活炉30内の炭化物を間接加熱し、炭化物に対して熱を与えた後の燃焼ガスを熱分解炉20に導き、熱分解炉20に導いた燃焼ガスによって有機物を間接加熱することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有機物から燃料ガスを発生させるバイオマス燃料生成装置に関する。
特許文献1では、装置の小型化を図れるとともに、養生室で放熱した後の燃焼ガスをガス化炉に利用することで、効率を高めることができる燃料ガス発生装置を提案している。
特許文献1は、高温の燃焼ガスを発生させる燃焼炉と、間接加熱により有機物を熱分解ガスと炭化物に分離するガス化炉と、ガス化炉で分離した熱分解ガスからタール成分を除去する養生室とを備えた燃料ガス発生装置を開示する。そして、この燃料ガス発生装置では、燃焼炉で発生させた燃焼ガスを養生室に導き、養生室に導いた燃焼ガスによって養生室内の熱分解ガスを間接加熱し、熱分解ガスに対して熱を与えた後の燃焼ガスをガス化炉に導き、ガス化炉に導いた燃焼ガスによって有機物を間接加熱する。
特開2014−125508号公報
しかし、特許文献1では、炭化物を活性炭として利用することができない。また、特許文献1のように単一のガス化炉では、ガス成分、タール成分、および炭化物成分の分離が十分でなく、分岐管上部からは、タール成分や炭化物成分が混じったガス成分が導出され、分岐管下部からはガス成分やタール成分が混じった粘性の高い炭化物が排出されるため、配管詰まり等の問題が生じてしまう。
本発明は、装置の小型化を図れるとともに、ガス成分、タール成分、および炭化物成分を十分に分離できるバイオマス燃料生成装置を提供することを目的とする。
また本発明は、良質な活性炭を得ることができるバイオマス燃料生成装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のバイオマス燃料生成装置は、高温の燃焼ガスを発生させる燃焼炉と、間接加熱により有機物を発生ガスと炭化物に分離する熱分解炉と、前記熱分解炉で分離した前記炭化物から主に水素ガスを発生させて活性炭を生成する活性炭賦活炉とを備え、前記燃焼炉で発生させた前記燃焼ガスを前記活性炭賦活炉に導き、前記活性炭賦活炉に導いた前記燃焼ガスによって前記活性炭賦活炉内の前記炭化物を間接加熱し、前記炭化物に対して熱を与えた後の前記燃焼ガスを前記熱分解炉に導き、前記熱分解炉に導いた前記燃焼ガスによって前記有機物を間接加熱することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のバイオマス燃料生成装置において、前記燃焼炉における前記燃焼ガスの温度を900℃以上とし、前記活性炭賦活炉に導入する前記燃焼ガスの温度を800℃以上とし、前記熱分解炉に導入する前記燃焼ガスの温度を400℃以上としたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載のバイオマス燃料生成装置において、前記熱分解炉及び前記活性炭賦活炉としてロータリーキルンを用い、前記熱分解炉と前記活性炭賦活炉とを併設し、前記熱分解炉の熱分解反応筒出口と前記活性炭賦活炉の賦活反応筒入口とを接続したことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のバイオマス燃料生成装置において、前記熱分解炉の熱分解反応筒入口にピストンコンベアを併設したことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載のバイオマス燃料生成装置において、前記熱分解炉の熱分解反応筒の内容積を、前記活性炭賦活炉の賦活反応筒の内容積よりも大きくしたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項5に記載のバイオマス燃料生成装置において、前記熱分解反応筒を回転させる熱分解モータの回転数を、前記熱分解炉で発生する発生ガスの重量が、前記熱分解炉で生成される前記炭化物の重量よりも少なくなるように設定することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載のバイオマス燃料生成装置において、前記賦活反応筒を回転させる賦活用モータの回転数を、前記活性炭賦活炉で生成される前記活性炭の重量が、前記活性炭賦活炉に搬入される前記炭化物の重量の1/3となるように設定することを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載のバイオマス燃料生成装置において、前記熱分解炉の熱分解反応筒出口に、前記発生ガスと前記炭化物を分離する分岐管を設け、前記分岐管で分離した前記炭化物を前記活性炭賦活炉の賦活反応筒入口に導くことを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載のバイオマス燃料生成装置において、前記熱分解炉及び前記活性炭賦活炉としてロータリーキルンを用い、前記熱分解炉を、横型筒状に形成された熱分解反応筒と、前記熱分解反応筒を加熱する前記燃焼ガスを流通させる熱分解加熱筒と、前記熱分解反応筒を回転させる熱分解モータとから構成し、前記活性炭賦活炉を、横型筒状に形成された賦活反応筒と、前記賦活反応筒を加熱する前記燃焼ガスを流通させる賦活加熱筒と、前記賦活反応筒を回転させる賦活用モータとから構成し、前記活性炭賦活炉の賦活反応筒出口に、前記発生ガスと前記炭化物を分離する第1分岐管を設け、前記熱分解炉の熱分解反応筒出口に、前記発生ガスと前記炭化物を分離する第2分岐管を設け、前記熱分解モータを前記熱分解炉の熱分解反応筒入口側に設け、前記賦活用モータを前記活性炭賦活炉の賦活反応筒入口側に設け、前記熱分解炉と前記活性炭賦活炉とをそれぞれの中心軸をずらして配置し、前記熱分解炉内の温度を検出する熱分解温度検出手段を、前記第2分岐管側から前記熱分解炉内に挿入し、前記活性炭賦活炉内の温度を検出する賦活温度検出手段を、前記第1分岐管側から前記活性炭賦活炉内に挿入したことを特徴とする。
本発明によれば、燃焼炉で発生させた燃焼ガスを活性炭賦活炉に導くことで炭化物から水素を発生させて活性炭を得ることができ、活性炭賦活炉で放熱した後の燃焼ガスを熱分解炉に利用し、活性炭賦活炉及び熱分解炉のいずれにも燃焼室を設けないことで装置の小型化を図れ、良質な活性炭を得ることができる。
本発明の一実施例によるバイオマス燃料生成装置を示す構成図を示す構成図 本発明の他の実施例によるバイオマス燃料生成装置を示す構成図
本発明の第1の実施の形態によるバイオマス燃料生成装置は、燃焼炉で発生させた燃焼ガスを活性炭賦活炉に導き、活性炭賦活炉に導いた燃焼ガスによって活性炭賦活炉内の炭化物を間接加熱し、炭化物に対して熱を与えた後の燃焼ガスを熱分解炉に導き、熱分解炉に導いた燃焼ガスによって有機物を間接加熱するものである。本実施の形態によれば、燃焼炉で発生させた燃焼ガスを活性炭賦活炉に導くことで炭化物から水素を発生させて活性炭を得ることができ、活性炭賦活炉で放熱した後の燃焼ガスを熱分解炉に利用し、活性炭賦活炉及び熱分解炉のいずれにも燃焼室を設けないことで装置の小型化を図れ、ガス成分、タール成分、および炭化物成分を十分に分離でき、良質な活性炭を得ることができる。そして、活性炭賦活炉で必要とする高温の燃焼ガスは燃焼炉から導くことができ、活性炭賦活炉では吸熱反応を起こすため所定温度低下した燃焼ガスを熱分解炉で利用でき、熱分解炉では発熱反応を起こし熱分解炉での燃焼ガスの温度低下は少ないために熱分解を十分に行わせることができ、熱効率の高いバイオマス燃料生成装置を提供することができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるバイオマス燃料生成装置において、燃焼炉における燃焼ガスの温度を900℃以上とし、活性炭賦活炉に導入する燃焼ガスの温度を800℃以上とし、熱分解炉に導入する燃焼ガスの温度を400℃以上としたものである。本実施の形態によれば、燃焼炉における燃焼ガスの温度を900℃以上とすることで、活性炭賦活炉での活性炭の生成に適している750℃から900℃の燃焼ガスの温度を満足することができ、熱分解炉に導入する燃焼ガスの温度を400℃以上とすることで、熱分解炉において有機物を発生ガスと炭化物に分離する温度を満足することができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態によるバイオマス燃料生成装置において、熱分解炉及び活性炭賦活炉としてロータリーキルンを用い、熱分解炉と活性炭賦活炉とを併設し、熱分解炉の熱分解反応筒出口と活性炭賦活炉の賦活反応筒入口とを接続したものである。本実施の形態によれば、熱分解炉で分離した発生ガスと炭化物とをともに活性炭賦活炉に導くことで、活性炭賦活炉では活性炭を生成することができるとともに、活性炭賦活炉で発生する水素ガスを熱分解炉で発生する発生ガスと混合することで安全性を高めることができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3の実施の形態によるバイオマス燃料生成装置において、熱分解炉の熱分解反応筒入口にピストンコンベアを併設したものである。本実施の形態によれば、熱分解炉への有機物の搬入を、ピストンコンベアにて行うため、例えばスクリューによって有機物を搬入するものと比較して熱分解炉への空気の搬入量を減少することができ、燃焼させることなく有機物の熱分解反応を効率的に行うことができる。
本発明の第5の実施の形態は、第1から第4の実施の形態によるバイオマス燃料生成装置において、熱分解炉の熱分解反応筒の内容積を、活性炭賦活炉の賦活反応筒の内容積よりも大きくしたものである。本実施の形態によれば、熱分解炉と活性炭賦活炉とをそれぞれ最小容積としつつ、連続して運転できる。
本発明の第6の実施の形態は、第5の実施の形態によるバイオマス燃料生成装置において、熱分解反応筒を回転させる熱分解モータの回転数を、熱分解炉で発生する発生ガスの重量が、熱分解炉で生成される炭化物の重量よりも少なくなるように設定するものである。本実施の形態によれば、所定量の活性炭を得ることができるとともに活性炭賦活炉においても水素ガスが発生するため、活性炭賦活炉から搬出される発生ガスも十分に得ることができる。
本発明の第7の実施の形態は、第6の実施の形態によるバイオマス燃料生成装置において、賦活反応筒を回転させる賦活用モータの回転数を、活性炭賦活炉で生成される活性炭の重量が、活性炭賦活炉に搬入される炭化物の重量の1/3となるように設定するものである。本実施の形態によれば、良質な活性炭を得ることができる。
本発明の第8の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態によるバイオマス燃料生成装置において、熱分解炉の熱分解反応筒出口に、発生ガスと炭化物を分離する分岐管を設け、分岐管で分離した炭化物を活性炭賦活炉の賦活反応筒入口に導くものである。本実施の形態によれば、熱分解炉で分離した炭化物を活性炭賦活炉に導くことで、ガス成分、タール成分、および炭化物成分を十分に分離でき、活性炭賦活炉では活性炭を生成することができる。
本発明の第9の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態によるバイオマス燃料生成装置において、熱分解炉及び活性炭賦活炉としてロータリーキルンを用い、熱分解炉を、横型筒状に形成された熱分解反応筒と、熱分解反応筒を加熱する燃焼ガスを流通させる熱分解加熱筒と、熱分解反応筒を回転させる熱分解モータとから構成し、活性炭賦活炉を、横型筒状に形成された賦活反応筒と、賦活反応筒を加熱する燃焼ガスを流通させる賦活加熱筒と、賦活反応筒を回転させる賦活用モータとから構成し、活性炭賦活炉の賦活反応筒出口に、発生ガスと炭化物を分離する第1分岐管を設け、熱分解炉の熱分解反応筒出口に、発生ガスと炭化物を分離する第2分岐管を設け、熱分解モータを熱分解炉の熱分解反応筒入口側に設け、賦活用モータを活性炭賦活炉の賦活反応筒入口側に設け、熱分解炉と活性炭賦活炉とをそれぞれの中心軸をずらして配置し、熱分解炉内の温度を検出する熱分解温度検出手段を、第2分岐管側から熱分解炉内に挿入し、活性炭賦活炉内の温度を検出する賦活温度検出手段を、第1分岐管側から活性炭賦活炉内に挿入したものである。本実施の形態によれば、熱分解炉で分離した炭化物を活性炭賦活炉に導くことで、ガス成分、タール成分、および炭化物成分を十分に分離でき、活性炭賦活炉では活性炭を生成することができる。また、本実施の形態によれば、ロータリーキルンを用いて発生ガスと炭化物との十分な分離を行えるとともに、熱分解炉および活性炭賦活炉内の温度を検出できる。
以下に本発明の一実施例を図1に示す。
図1は本発明の一実施例によるバイオマス燃料生成装置を示す構成図である。
図1に示すように、本実施例によるバイオマス燃料生成装置は、高温の燃焼ガスを発生させる燃焼炉10と、間接加熱により有機物を発生ガスと炭化物に分離する熱分解炉20と、熱分解炉20で分離した炭化物から主に水素ガスを発生させて活性炭を生成する活性炭賦活炉30とを備えている。なお、熱分解炉20及び活性炭賦活炉30には、攪拌スクリュー付横型回転炉やロータリーキルンが適している。
燃焼炉10における燃焼ガスの温度は900℃以上とし、活性炭賦活炉30に導入する燃焼ガスの温度は800℃以上とし、熱分解炉20に導入する燃焼ガスの温度は400℃以上とする。熱分解炉20に導入する燃焼ガスの温度を400℃以上とすることで、熱分解炉20内の有機物を400℃から600℃の環境下とする。
より、好ましくは、燃焼炉10における燃焼ガスの温度は950℃以上とし、活性炭賦活炉30に導入する燃焼ガスの温度は850℃以上とし、熱分解炉20に導入する燃焼ガスの温度は650℃以上とする。
なお、活性炭賦活炉30から排出される燃焼ガスの温度が650℃から750℃となるように燃焼炉10における燃焼を制御する。
また、熱分解炉20から排出される燃焼ガスの温度が250℃から600℃となるように、より好ましくは250℃から500℃となるように、燃焼炉10における燃焼を制御する。
従って、図示はしないが、活性炭賦活炉30から排出される燃焼ガスの温度を検出する温度検出手段や熱分解炉20から排出される燃焼ガスの温度を検出する温度検出手段を備え、これらの温度に基づいて燃焼炉10に供給する燃料量や空気量を調整する制御装置も備えている。
燃焼炉10における燃焼ガスの温度を900℃以上とすることで、活性炭賦活炉30での活性炭の生成に適している750℃から900℃の燃焼ガスの温度を満足することができ、熱分解炉20に導入する燃焼ガスの温度を400℃以上とすることで、熱分解炉20で有機物を発生ガスと炭化物に分離する温度を満足することができる。
熱分解炉20及び活性炭賦活炉30にロータリーキルンを用いる場合には、熱分解炉20は、横型筒状に形成された熱分解反応筒21と、熱分解反応筒21を加熱する燃焼ガスを流通させる熱分解加熱筒22と、熱分解反応筒21を回転させる熱分解モータ23とからなり、活性炭賦活炉30は、横型筒状に形成された賦活反応筒31と、賦活反応筒31を加熱する燃焼ガスを流通させる賦活加熱筒32と、賦活反応筒31を回転させる賦活用モータ33とからなる。
熱分解反応筒21は、一端が有機物を搬入する熱分解反応筒入口21a、他端が炭化物、発生ガス、及び液水を搬出する熱分解反応筒出口21bとなっている。熱分解加熱筒22は、熱分解反応筒出口21b側が燃焼ガスを導入する熱分解加熱筒入口22a、熱分解反応筒入口21a側が燃焼ガスを導出する熱分解加熱筒出口22bとなっている。熱分解加熱筒22は熱分解反応筒21の外周に配置され、熱分解反応筒21と熱分解加熱筒22とは完全に区画されている。
賦活反応筒31は、一端が炭化物、発生ガス、及び液水を搬入する賦活反応筒入口31a、他端が活性炭及び発生ガスを搬出する賦活反応筒出口31bとなっている。賦活加熱筒32は、賦活反応筒出口31b側が燃焼ガスを導入する賦活加熱筒入口32a、賦活反応筒入口31a側が燃焼ガスを導出する賦活加熱筒出口32bとなっている。賦活加熱筒32は賦活反応筒31の外周に配置され、賦活反応筒31と賦活加熱筒32とは完全に区画されている。
熱分解モータ23は熱分解炉20の熱分解反応筒入口21a側に設け、賦活用モータ33は活性炭賦活炉30の賦活反応筒入口31a側に設けている。
熱分解炉20と活性炭賦活炉30とは併設し、熱分解炉20の熱分解反応筒出口21bと活性炭賦活炉30の賦活反応筒入口31aとは接続されている。熱分解炉20で分離した発生ガスと炭化物とをともに活性炭賦活炉30に導くことで、活性炭賦活炉30では活性炭を生成することができるとともに、活性炭賦活炉30で発生する水素ガスを熱分解炉20で発生する発生ガスと混合することで安全性を高めることができる。また、熱分解炉20で生成された液水を活性炭賦活炉30に導くことで、この液水を用いて活性炭賦活炉30での炭化物の活性化を行うことができ、外部から水蒸気をさらに導入することで良質な活性炭を生成することができる。
ガスや液水の生成によって熱分解炉20で生成される炭化物よりも活性炭賦活炉30で生成される活性炭の重量は小さいため、熱分解炉20の熱分解反応筒21の内容積を、活性炭賦活炉30の賦活反応筒31の内容積よりも大きくすることで、熱分解炉20と活性炭賦活炉30とをそれぞれ最小容積としつつ、連続して運転できる。
例えば、熱分解反応筒21は内径1100cmで長さ3500cm、賦活反応筒31は内径750cmで長さ3500cmとする。
熱分解モータ23の回転数は、熱分解炉20で発生する発生ガスの重量が、熱分解炉20で生成される炭化物の重量よりも少なくなるように設定することで、所定量の活性炭を得ることができるとともに活性炭賦活炉30においても水素ガスが発生するため、活性炭賦活炉30から搬出される発生ガスも十分に得ることができる。
賦活用モータ33の回転数は、活性炭賦活炉30で生成される活性炭の重量が、活性炭賦活炉30に搬入される炭化物の重量の1/3となるように設定することで、良質な活性炭を得ることができる。
熱分解炉20の熱分解反応筒入口21aにはピストンコンベア40を併設している。ピストンコンベア40は、有機物投入部41と、有機物投入部41を往復動作するピストン42と、ピストン42を往復動作させるシリンダ43と、ピストン42によって有機物を押圧して熱分解反応筒入口21aに有機物を導く筒状搬送路44とからなる。有機物投入部41に投入された有機物は、ピストン42によって筒状搬送路44に押し込まれるため、例えばスクリューによって有機物を搬入するものと比較して有機物とともに熱分解反応筒21に搬入される空気の搬入量を減少することができ、燃焼させることなく有機物の熱分解反応を効率的に行うことができる。
なお、有機物としては、あらかじめ含水量が20%以下に調整された木材チップが適しているが、農業残渣物、食品残渣物などの有機物を原料として用いることができる。
例えば、熱分解反応筒21での温度を500℃、賦活反応筒31での温度を800℃に設定し、有機物として含水量20%以下の木材チップを400kg/h投入し、熱分解反応筒21での滞留時間を1h、賦活反応筒31での滞留時間を2hとすると、熱分解炉20では、80kg/hの発生ガス、200kg/hの液水、120kg/hの炭化物(チャー)が生成され、活性炭賦活炉30では40kg/hの活性炭が生成される。
活性炭賦活炉30で生成される活性炭の重量は、熱分解炉20に投入される有機物の重量に対して10〜16%を設定値とすることが好ましい。投入される有機物の重量に対して生成される活性炭の重量を10〜16%と設定することで、活性炭賦活炉30から排出される発生ガスの重量は、投入される有機物の重量に対して70%以上、活性炭賦活炉30から排出される液水の重量は、投入される有機物の重量に対して10〜20%となる。
賦活反応筒出口31bには、配管が上下方向に配置される第1分岐管51Aが接続されている。
第1分岐管51Aの第1下方配管51Aaからは、賦活反応筒31で生成された活性炭を排出することができる。
燃焼炉10と賦活加熱筒32とは、第1の燃焼ガス用配管11で接続され、燃焼炉10で発生させた燃焼ガスを賦活加熱筒32に導いている。第1の燃焼ガス用配管11の途中には分離器12が接続され、燃焼ガスに含まれる炭化物を分離する。
賦活加熱筒32と熱分解加熱筒22とは、第2の燃焼ガス用配管13で接続され、賦活加熱筒32にて放熱した燃焼ガスを熱分解加熱筒22に導いている。第2の燃焼ガス用配管13を設けることで、燃焼ガスを所定温度まで低下させる。従って、第2の燃焼ガス用配管13にフィンを設けて放熱効果を高めてもよい。
熱分解加熱筒22には、第3の燃焼ガス用配管14が接続され、熱分解加熱筒22にて放熱した燃焼ガスを排気する。
第3の燃焼ガス用配管14には、出口側端部に排気ブロワー15が接続され、排気ブロワー15によって燃焼ガスを排気する。
第3の燃焼ガス用配管14には、排気ブロワー15に至るまでの経路に、バグフィルタ16が接続されている。
第1分岐管51Aの第1上方配管51Abは、第1の接続管52で第1の減温塔61に接続され、活性炭賦活炉30から搬出される発生ガスを第1の減温塔61に導いている。第1の接続管52は、第1の減温塔61の側面下方に接続されている。第1の減温塔61の上部には、冷却液を供給する冷却液供給管53が接続されている。第1の減温塔61の上部には、第2の減温塔62の上部と接続する第2の接続管54が接続されている。第2の減温塔62の上部にも、冷却液を供給する冷却液供給管53が接続されている。第2の減温塔62は、第3の接続管55によって気液分離器63と接続されている。気液分離器63は、第4の接続管56によってガスホルダー64と接続されている。第4の接続管56には発生ガス吸引ファン71を設けている。吸引ファン71とガスホルダー64との間の第4の接続管56は、上端にフレアスタック51cを設けた配管を分岐させている。
第1の減温塔61の下部にはタール液を排出するタール排出管57、第2の減温塔62の下部には木酢液を排出する木酢排出管58、気液分離器63の下部には木酢液を含む水を排出する水排出管59が接続されている。タール排出管57には排タールポンプ72を、木酢排出管58には木酢液ポンプ73を設けている。
第2の減温塔62から排出される木酢液と気液分離器63から排出される水とは、冷却液供給管53から冷却液として用いられるとともに、活性炭賦活炉30に導入される水蒸気として用いられる。
活性炭賦活炉30に導入される木酢液および水は、第1分岐管51Aの第1下方配管51Aaに設けた熱交換器92で加熱された後に、賦活反応筒入口31aに設けた噴出口91から賦活反応筒31内に噴出する。
第1分岐管51Aの第1上方配管51Abから第1の接続管52に導かれた発生ガスは、第1の減温塔61及び第2の減温塔62において、冷却液供給管53から噴霧される冷却水によって冷却される。第2の減温塔62において冷却された発生ガスは、気液分離器63に導かれ、気液分離された後、ガス成分だけがガスホルダー64に導かれる。ガスホルダー64に導かれた発生ガスは、例えばガスエンジン発電機80に利用される。
本実施例のバイオマス燃料生成装置は、燃焼炉10で発生させた燃焼ガスを活性炭賦活炉30に導き、活性炭賦活炉30に導いた燃焼ガスによって活性炭賦活炉30内の炭化物を間接加熱し、炭化物に対して熱を与えた後の燃焼ガスを熱分解炉20に導き、熱分解炉20に導いた燃焼ガスによって有機物を間接加熱する。
本実施例によれば、燃焼炉10で発生させた燃焼ガスを活性炭賦活炉30に導くことで炭化物から水素を発生させて活性炭を得ることができる。活性炭賦活炉30で放熱した後の燃焼ガスを熱分解炉20に利用し、活性炭賦活炉30及び熱分解炉20のいずれにも燃焼室を設けないことで装置の小型化を図れる。そして、活性炭賦活炉30で必要とする高温の燃焼ガスは燃焼炉10から導くことができ、活性炭賦活炉30では吸熱反応を起こすため所定温度低下した燃焼ガスを熱分解炉20で利用でき、熱分解炉20では発熱反応を起こし熱分解炉20での燃焼ガスの温度低下は少ないために熱分解を十分に行わせることができ、よって、熱効率の高いバイオマス燃料生成装置を提供することができる。
なお、本実施例では、熱分解炉20の熱分解反応筒21の内容積は、活性炭賦活炉30の賦活反応筒31の内容積よりも大きくしたが、賦活反応筒31を熱分解反応筒21と同一形状、同一容積としてもよい。賦活反応筒31を熱分解反応筒21と同一容積としても、処理能力に余裕ができるだけで問題はなく、賦活反応筒31を熱分解反応筒21と同一形状とすることで、賦活反応筒31と熱分解反応筒21とを共用できるとともに製作を容易にすることができる。
以下に本発明の他の実施例を図2に示す。
図2は本発明の他の実施例によるバイオマス燃料生成装置を示す構成図である。なお、図1に示す実施例と同一構成には同一符号を付して説明を省略する。
図2に示すように、本実施例によるバイオマス燃料生成装置は、熱分解炉20の熱分解反応筒出口21bに、発生ガスと炭化物を分離する第2分岐管51Bを設け、第2分岐管51Bで分離した炭化物を活性炭賦活炉30の賦活反応筒入口31aに導くものである。
第2分岐管51Bの第2下方配管51Baからは、熱分解反応筒21で生成された炭化物を排出し、第2分岐管51Bの第2上方配管51Bbは、第1の接続管52で第1の減温塔61に接続されている。
第2下方配管51Baから排出される炭化物は、搬送機51Bcによって賦活反応筒入口31aに導かれる。
熱分解炉20と活性炭賦活炉30とは、それぞれの中心軸をずらして配置している。
熱分解温度検出手段120は熱分解炉20内の温度を検出する。熱分解温度検出手段120は、第2分岐管51B側から熱分解炉20内に挿入され、熱分解反応筒入口21aに位置する熱分解反応筒入口温度検知部121、熱分解反応筒21の中央部に位置する熱分解反応筒温度検知部122、および熱分解反応筒出口21bに位置する熱分解反応筒出口温度検知部123を備えている。
賦活温度検出手段130は活性炭賦活炉30内の温度を検出する。賦活温度検出手段130は、第1分岐管51A側から活性炭賦活炉30内に挿入され、賦活反応筒入口31aに位置する賦活反応筒入口温度検知部131、賦活反応筒31の中央部に位置する賦活反応筒温度検知部132、および賦活反応筒出口31bに位置する賦活反応筒出口温度検知部133を備えている。
本実施例のバイオマス燃料生成装置によれば、熱分解炉20の熱分解反応筒出口21bに、発生ガスと炭化物を分離する第2分岐管51Bを設け、第2分岐管51Bで分離した炭化物を活性炭賦活炉30の賦活反応筒入口31aに導くことで、ガス成分、タール成分、および炭化物成分を十分に分離でき、活性炭賦活炉30では活性炭を生成することができる。
また、本実施例のバイオマス燃料生成装置によれば、熱分解炉20と活性炭賦活炉30とをそれぞれの中心軸をずらして配置し、熱分解炉20内の温度を検出する熱分解温度検出手段120を、第2分岐管51B側から熱分解炉20内に挿入し、活性炭賦活炉30内の温度を検出する賦活温度検出手段130を、第1分岐管51A側から活性炭賦活炉30内に挿入したことで、熱分解炉20および活性炭賦活炉30内の温度を検出できる。
上記実施例で説明した熱分解炉20および活性炭賦活炉30での燃焼ガスの温度条件では、良質な活性炭を得ることができるとともに、ガスエンジン発電機80に利用されるバイオマスガスを発生させることができるが、熱分解炉20および活性炭賦活炉30での燃焼ガス温度を低く設定することで、バイオマスガスの発生量を減少させ、炭化物成分やタール成分を増加させることができる。
また、本実施例のバイオマス燃料生成装置で排出される活性炭、タール、および木酢液を混合することで、高い発熱量の燃料用オイルを得ることができる。
本発明は、バイオマス燃料生成装置として適しているが、木質材以外の有機物の処理や汚染物質の処理にも利用できる。
10 燃焼炉
20 熱分解炉
21 熱分解反応筒
22 熱分解加熱筒
23 熱分解モータ
30 活性炭賦活炉
31 賦活反応筒
32 賦活加熱筒
33 賦活用モータ
40 ピストンコンベア

Claims (9)

  1. 高温の燃焼ガスを発生させる燃焼炉と、間接加熱により有機物を発生ガスと炭化物に分離する熱分解炉と、前記熱分解炉で分離した前記炭化物から主に水素ガスを発生させて活性炭を生成する活性炭賦活炉とを備え、
    前記燃焼炉で発生させた前記燃焼ガスを前記活性炭賦活炉に導き、前記活性炭賦活炉に導いた前記燃焼ガスによって前記活性炭賦活炉内の前記炭化物を間接加熱し、前記炭化物に対して熱を与えた後の前記燃焼ガスを前記熱分解炉に導き、前記熱分解炉に導いた前記燃焼ガスによって前記有機物を間接加熱することを特徴とするバイオマス燃料生成装置。
  2. 前記燃焼炉における前記燃焼ガスの温度を900℃以上とし、前記活性炭賦活炉に導入する前記燃焼ガスの温度を800℃以上とし、前記熱分解炉に導入する前記燃焼ガスの温度を400℃以上としたことを特徴とする請求項1に記載のバイオマス燃料生成装置。
  3. 前記熱分解炉及び前記活性炭賦活炉としてロータリーキルンを用い、
    前記熱分解炉と前記活性炭賦活炉とを併設し、
    前記熱分解炉の熱分解反応筒出口と前記活性炭賦活炉の賦活反応筒入口とを接続したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバイオマス燃料生成装置。
  4. 前記熱分解炉の熱分解反応筒入口にピストンコンベアを併設したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のバイオマス燃料生成装置。
  5. 前記熱分解炉の熱分解反応筒の内容積を、前記活性炭賦活炉の賦活反応筒の内容積よりも大きくしたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のバイオマス燃料生成装置。
  6. 前記熱分解反応筒を回転させる熱分解モータの回転数を、前記熱分解炉で発生する発生ガスの重量が、前記熱分解炉で生成される前記炭化物の重量よりも少なくなるように設定することを特徴とする請求項5に記載のバイオマス燃料生成装置。
  7. 前記賦活反応筒を回転させる賦活用モータの回転数を、前記活性炭賦活炉で生成される前記活性炭の重量が、前記活性炭賦活炉に搬入される前記炭化物の重量の1/3となるように設定することを特徴とする請求項6に記載のバイオマス燃料生成装置。
  8. 前記熱分解炉の熱分解反応筒出口に、前記発生ガスと前記炭化物を分離する分岐管を設け、
    前記分岐管で分離した前記炭化物を前記活性炭賦活炉の賦活反応筒入口に導くことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバイオマス燃料生成装置。
  9. 前記熱分解炉及び前記活性炭賦活炉としてロータリーキルンを用い、
    前記熱分解炉を、横型筒状に形成された熱分解反応筒と、前記熱分解反応筒を加熱する前記燃焼ガスを流通させる熱分解加熱筒と、前記熱分解反応筒を回転させる熱分解モータとから構成し、
    前記活性炭賦活炉を、横型筒状に形成された賦活反応筒と、前記賦活反応筒を加熱する前記燃焼ガスを流通させる賦活加熱筒と、前記賦活反応筒を回転させる賦活用モータとから構成し、
    前記活性炭賦活炉の賦活反応筒出口に、前記発生ガスと前記炭化物を分離する第1分岐管を設け、
    前記熱分解炉の熱分解反応筒出口に、前記発生ガスと前記炭化物を分離する第2分岐管を設け、
    前記熱分解モータを前記熱分解炉の熱分解反応筒入口側に設け、
    前記賦活用モータを前記活性炭賦活炉の賦活反応筒入口側に設け、
    前記熱分解炉と前記活性炭賦活炉とをそれぞれの中心軸をずらして配置し、
    前記熱分解炉内の温度を検出する熱分解温度検出手段を、前記第2分岐管側から前記熱分解炉内に挿入し、前記活性炭賦活炉内の温度を検出する賦活温度検出手段を、前記第1分岐管側から前記活性炭賦活炉内に挿入したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバイオマス燃料生成装置。
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