JP2016094095A - ブレーキ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動車両のブレーキペダルの踏み込みがされていない状態において、エンジンブレーキ相当のブレーキ力を摩擦ブレーキにより付加することで、車速をコントロールすると同時に、その際のブレーキユニットの発熱を抑制し、摩擦ブレーキの効きを保つことができる、ブレーキ制御装置を提供する。
【解決手段】アクセルペダル21とブレーキペダル30の踏み込み量を検出するドライバ操作検出部11と、バッテリ22の充電量を検出する充電状態検出部12と、ドライバ操作検出部11及び充電状態検出部12の検出情報に基づき、バッテリ22が満充電状態である場合に、エンジンブレーキ相当のブレーキ力を電動車両1の各輪に与えるように、ブレーキモジュレータ14に対し指示するECU13と、ECU13の指示に基づき、電動車両1の各輪26〜29にそれぞれ配されたブレーキユニット31〜34を作動させる、ブレーキモジュレータ14とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動車両に備わるブレーキ制御装置に関する。
従来、自動車の摩擦ブレーキは温度が許容値を超えると効きが低下することが知られている。そのため、摩擦ブレーキの温度を抑制する機構が各社で考案されている(例えば下記特許文献1参照)。
ところで、電気自動車やハイブリッド車等の電動車両は、エンジン車におけるエンジンブレーキに相当するブレーキ力を、モータによる回生ブレーキにて発生させている。
特開2004‐352112号公報
従来の電動車両では、バッテリが満充電の場合、回生ブレーキが効かない状態となるため、エンジンブレーキ相当のブレーキ力が発生せず、特に下り坂で満充電となると、ドライバに空走感や加速感を与えてしまう問題がある。
また、上記問題を補うために、ブレーキペダルを踏み、下り坂での速度調整を行い続けると、フェード現象、すなわち発熱によりブレーキ力が低下するという問題が新たに生じてしまう。
そこで、本発明は、電動車両のブレーキペダルの踏み込みがされていない状態において、エンジンブレーキ相当のブレーキ力を摩擦ブレーキにより付加することで、車速をコントロールすると同時に、その際のブレーキユニットの発熱を抑制し、摩擦ブレーキの効きを保つことができる、ブレーキ制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るブレーキ制御装置は、
電動車両におけるバッテリの満充電時に作動するブレーキ制御装置であって、
アクセルペダル及びブレーキペダルの踏み込み量を検出する第1検出部と、
前記バッテリの充電量を検出する第2検出部と、
前記第1検出部及び前記第2検出部の検出情報に基づき、前記バッテリが満充電状態である場合に、エンジンブレーキ相当のブレーキ力を前記電動車両の各輪に与えるように、ブレーキモジュレータに対し指示する、電子制御部と、
前記電子制御部の指示に基づき、前記電動車両の各輪にそれぞれ配されたブレーキユニットを作動させる、前記ブレーキモジュレータと
を備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係るブレーキ制御装置は、
上記第1の発明に係るブレーキ制御装置において、
前記電子制御部は、
前記第1検出部及び前記第2検出部の検出情報に基づき、前記電動車両が走行中であり、前記アクセルペダルが踏み込まれていない状態、かつ、前記ブレーキペダルが踏み込まれていない状態、かつ、前記バッテリが満充電状態である場合に、制御を開始し、
前記アクセルペダルが踏み込まれているか、前記ブレーキペダルが踏み込まれているか、又は、前記バッテリが非満充電状態か、いずれかの状態である場合に、制御を終了する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係るブレーキ制御装置は、
上記第1又は2の発明に係るブレーキ制御装置において、
前記電子制御部は、
前記ブレーキユニットのうち、右前輪に配される第1ブレーキユニット及び左前輪に配される第2ブレーキユニットと、右後輪に配される第3ブレーキユニット及び左後輪に配される第4ブレーキユニットとを、交互に作動させるように、前記ブレーキモジュレータに対し指示する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係るブレーキ制御装置は、
上記第3の発明に係るブレーキ制御装置において、
前記電子制御部は、
前記第1ブレーキユニット及び前記第2ブレーキユニットの温度余裕代の合計値が、前記第3ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットの前記余裕代の合計値以上であれば、前記第1ブレーキユニット及び前記第2ブレーキユニットを作動させ、
前記第1ブレーキユニット及び前記第2ブレーキユニットの前記余裕代の合計値が、前記第3ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットの前記余裕代の合計値未満であれば、第3ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットを作動させる
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係るブレーキ制御装置は、
上記第4の発明に係るブレーキ制御装置において、
前記電子制御部は、
前記電動車両が直線的な走行をしている場合、
前記ブレーキユニットのうち、前記第1ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットと、前記第2ブレーキユニット及び前記第3ブレーキユニットとを、交互に作動させるように、前記ブレーキモジュレータに対し指示する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係るブレーキ制御装置は、
上記第5の発明に係るブレーキ制御装置において、
前記電子制御部は、
前記第1ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットの前記余裕代の合計値が、前記第2ブレーキユニット及び前記第3ブレーキユニットの前記余裕代の合計値以上であれば、前記第1ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットを作動させ、
前記第1ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットの前記余裕代の合計値が、前記第2ブレーキユニット及び前記第3ブレーキユニットの前記余裕代の合計値未満であれば、第2ブレーキユニット及び前記第3ブレーキユニットを作動させる
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第7の発明に係るブレーキ制御装置は、
上記第4又は6の発明に係るブレーキ制御装置において、
前記電子制御部は、
各前記ブレーキユニットの温度を算出し、各前記ブレーキユニットの温度の余裕代を算出することで、全前記ブレーキユニットの前記余裕代があるか否かを判断し、
全前記ブレーキユニットの温度の余裕代がある場合、各前記ブレーキユニットを作動させ、
全前記ブレーキユニットのうち1つでも前記余裕代がない場合、温度上昇フェール処理を実施する
ことを特徴とする。
本発明に係るブレーキ制御装置によれば、電動車両のブレーキペダルの踏み込みがされていない状態において、エンジンブレーキ相当のブレーキ力を摩擦ブレーキにより付加することで、車速をコントロールすると同時に、その際のブレーキユニットの発熱を抑制し、摩擦ブレーキの効きを保つことができる。
本発明の実施例1に係るブレーキ制御装置のシステム図である。 本発明の実施例1に係るブレーキ制御装置による各輪の摩擦ブレーキ力付加の切り替えを説明する概略図である。(a)は、左前輪及び右前輪に摩擦ブレーキが付加された状態を示し、(b)は、左後輪及び右後輪に摩擦ブレーキが付加された状態を示している。 本発明の実施例1に係るブレーキ制御装置による制御を説明するフローチャートである。
以下、本発明に係るブレーキ制御装置を実施例にて図面を用いて説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1に係るブレーキ制御装置の装置構成について、まず、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施例1に係るブレーキ制御装置のシステム図である。なお、該図中の破線矢印は、電気的な接続を示すものである。
図1に示すように、本発明の実施例1に係るブレーキ制御装置は、電動車両1に備わるものであり、ドライバ操作検出部(第1検出部)11、充電状態検出部(第2検出部)12、ECU(電子制御部)13、及び、ブレーキモジュレータ14を備える。
電動車両1は、運転者がアクセルペダル21を踏み込むと、ECU13の制御により、バッテリ22に充電された電力がインバータ23を介してモータ24へ供給される。この電力により駆動したモータ24の動力は、トランスアクスル25を介して各輪26〜29へ伝達される。
また、電動車両1は、エンジン車におけるエンジンブレーキに相当するブレーキ力を、モータ24による回生ブレーキにて発生させている。すなわち、電動車両1の走行中に運転者がアクセルペダル21を踏み込まない状態のとき、モータ24の回転により発生した電力が、インバータ23を介してバッテリ22に充電される際に、回生ブレーキがかかる。ただし、回生ブレーキはバッテリ22が満充電状態のときには効かなくなる。
そこで、まず、本発明の実施例1に係るブレーキ制御装置では、電動車両1のバッテリ22が満充電状態のとき、ブレーキペダル30の踏み込みがされていない状態において、回生ブレーキの代わりに、ブレーキユニット31〜34により摩擦ブレーキ力を付加することで、エンジン車におけるエンジンブレーキ相当のブレーキ力を与える。
ドライバ操作検出部11は、運転者によるアクセルペダル21及びブレーキペダル30の踏み込み量を検出するものである。また、充電状態検出部12は、バッテリ22の充電量を検出するものである。
ECU13は、ドライバ操作検出部11及び充電状態検出部12による検出情報に基づき、バッテリ22が満充電状態である場合に、エンジン車におけるエンジンブレーキ相当のブレーキ力を、摩擦ブレーキで電動車両1の各輪26〜29に与えるように、ブレーキモジュレータ14に対し指示する。
ブレーキモジュレータ14は、ECU13からの上記指示により、各輪26〜29に配置されているブレーキユニット31〜34を作動させ、各輪26〜29に摩擦ブレーキ力を発生させる。これによって、エンジンブレーキ相当の摩擦ブレーキが発生する。なお、本実施例ではブレーキユニット31〜34の種類(ドラム、ディスク)は限定しない。
また、右前輪(FR)26に配されるブレーキユニットを第1ブレーキユニット31、左前輪(FL)27に配されるブレーキユニットを第2ブレーキユニット32、右後輪(RR)28に配されるブレーキユニットを第3ブレーキユニット33、左後輪(RL)29に配されるブレーキユニットを第4ブレーキユニット34とする。
ここで、図2は、本発明の実施例1に係るブレーキ制御装置による各輪の摩擦ブレーキ力付加の切り替えを説明する概略図であり、図2(a)は、左前輪及び右前輪に摩擦ブレーキが付加された状態を示し、図2(b)は、左後輪及び右後輪に摩擦ブレーキが付加された状態を示している。なお、図2では、ブレーキユニットは省略しているが、実際の配置は図1と同様であるものとする。また、ブレーキユニットにより摩擦ブレーキが付加されている各輪26〜29には、ハッチングを施している。
本発明の実施例1に係るブレーキ制御装置では、ECU13の指示により、ブレーキモジュレータ14は、第1,2ブレーキユニット31,32の組と、第3,4ブレーキユニット33,34の組とを、交互に(切り替えて)作動させる。あるいは、図示していないが、第1,4ブレーキユニット31,34の組と、第2,3ブレーキユニット32,33の組とを、交互に作動させるようにしてもよい。
ただし、電動車両1が直線的に走行しているときは、第1,2ブレーキユニット31,32と、第3,4ブレーキユニット33,34とを、交互に作動させるように指示しても、第1,4ブレーキユニット31,34と、第2,3ブレーキユニット32,33とを、交互に作動させるように指示してもよいが、曲線的に走行しているときは、第1,2ブレーキユニット31,32と、第3,4ブレーキユニット33,34とを、交互に作動させるように指示するのみとする。
このようにして、本発明の実施例1に係るブレーキ制御装置では、各ブレーキユニットの発熱を抑制し、耐フェード性を向上することが可能となる。特に、摩耗の少ないブレーキユニットを優先的に使うように制御すると、より効果が顕著に発揮される。
以下、図3のフローチャートに基づき、本発明の実施例1に係るブレーキ制御装置による制御を説明する。なお、簡略化のため、ECU13が、第1,2ブレーキユニット31,32と、第3,4ブレーキユニット33,34とを、交互に作動させるように指示する場合についてのみ説明する。
ステップS1では、ECU13において、ドライバ操作検出部11及び充電状態検出部12の検出情報に基づき、開始条件が成立しているか否かを判断する。開始条件が成立している場合はステップS2へ移行し、成立していなければ本制御を終了する。ここで、開始条件は、電動車両1が走行中であり、アクセルOFF(アクセルペダル21が踏み込まれていない)状態、かつ、ブレーキOFF(ブレーキペダル30が踏み込まれていない)状態、かつ、バッテリ22が満充電状態であることとする。
ステップS2では、ECU13において、各ブレーキユニット31〜34の温度(例えばディスク式であればブレーキパッドの温度)を算出する。
ステップS3では、ECU13において、各ブレーキユニット31〜34の温度の余裕代を算出する。各ブレーキユニット31〜34には、許容温度の上限値が設定されているため、該上限値からステップS2で算出した現在の温度を減ずることで、上記余裕代を求めることができる。
ステップS4では、ECU13において、全ブレーキユニット31〜34の上記余裕代があるか否かを判断する。全ブレーキユニット31〜34の上記余裕代があればステップS5へ移行し、1つでも上記余裕代がなければ(許容温度に到達したら)ステップS6へ移行する。なお、ステップS6では、許容温度に到達したブレーキユニットに対し、温度上昇フェール処理を実施し、本制御を終了する。
ステップS5では、第1,2ブレーキユニット31,32の上記余裕代の合計値が、第3,4ブレーキユニット33,34の上記余裕代の合計値以上か否かを判断する。第1,2ブレーキユニット31,32の余裕代の合計値が第3,4ブレーキユニット33,34の余裕代の合計値以上であればステップS7へ移行し、第1,2ブレーキユニット31,32の余裕代の合計値が第3,4ブレーキユニット33,34の余裕代の合計値未満であればステップS8へ移行する。
ステップS7では、第1,2ブレーキユニット31,32を作動させることで、エンジンブレーキ相当の減速度を生成する。また、ステップS8では、第3,4ブレーキユニット33,34を作動させることで、エンジンブレーキ相当の減速度を生成する。
ステップS9では、終了条件が成立したか否かを判断する。終了条件が成立した場合は本制御を終了し、終了条件が成立しない場合はステップS2に移行する。ここで、終了条件は、アクセルON状態(アクセルペダル21が踏み込まれている)か、ブレーキON状態(ブレーキペダル30が踏み込まれている)か、又は、バッテリ22が非満充電状態か、いずれかの状態であることとする。
本発明の実施例1に係るブレーキ制御装置は、上述のように、ステップS2〜S9を繰り返すことにより、特に、ステップS5の分岐において、第1,2ブレーキユニット31,32と第3,4ブレーキユニット33,34とが、上記余裕代の比較に基づき交互に作動することになる。
なお、上述では、第1,2ブレーキユニット31,32と第3,4ブレーキユニット33,34とを切り替えるものとしたが、電動車両1が直線的な走行をしている場合に限り、第1,4ブレーキユニット31,34と、第2,3ブレーキユニット32,33とを切り替えるものとしてもよく、その場合は、上記ステップS1〜S9までの説明の、「第1,2ブレーキユニット31,32」を「第1,4ブレーキユニット31,34」に置き換え、「第3,4ブレーキユニット33,34」を「第2,3ブレーキユニット32,33」に置き換えればよい。
さらに、図示していないが、各ブレーキユニット31〜34に加え、パーキングブレーキを用いてもよい。その場合は、例えば、上記ステップS5〜S8においては、各ブレーキユニット31〜34及びパーキングブレーキの中で、温度の余裕代が多いものから優先的に使用するようにする。このようにして、さらに温度上昇を抑制することができる。
よって、本発明の実施例1に係るブレーキ制御装置は、電動車両のブレーキペダルの踏み込みがされていない状態において、エンジンブレーキ相当のブレーキ力を摩擦ブレーキにより付加することで、車速をコントロールすると同時に、その際のブレーキユニットの発熱を抑制し、摩擦ブレーキの効きを保つことができる。
本発明は、ブレーキ制御装置として好適である。
1 電動車両
11 ドライバ操作検出部(第1検出部)
12 充電状態検出部(第2検出部)
13 ECU(電子制御部)
14 ブレーキモジュレータ
21 アクセルペダル
22 バッテリ
23 インバータ
24 モータ
25 トランスアクスル
26 右前輪(FR)
27 左前輪(FL)
28 右後輪(RR)
29 左後輪(RL)
30 ブレーキペダル
31 第1ブレーキユニット
32 第2ブレーキユニット
33 第3ブレーキユニット
34 第4ブレーキユニット

Claims (7)

  1. 電動車両におけるバッテリの満充電時に作動するブレーキ制御装置であって、
    アクセルペダル及びブレーキペダルの踏み込み量を検出する第1検出部と、
    前記バッテリの充電量を検出する第2検出部と、
    前記第1検出部及び前記第2検出部の検出情報に基づき、前記バッテリが満充電状態である場合に、エンジンブレーキ相当のブレーキ力を前記電動車両の各輪に与えるように、ブレーキモジュレータに対し指示する、電子制御部と、
    前記電子制御部の指示に基づき、前記電動車両の各輪にそれぞれ配されたブレーキユニットを作動させる、前記ブレーキモジュレータと
    を備える
    ことを特徴とする、ブレーキ制御装置。
  2. 前記電子制御部は、
    前記第1検出部及び前記第2検出部の検出情報に基づき、前記電動車両が走行中であり、前記アクセルペダルが踏み込まれていない状態、かつ、前記ブレーキペダルが踏み込まれていない状態、かつ、前記バッテリが満充電状態である場合に、制御を開始し、
    前記アクセルペダルが踏み込まれているか、前記ブレーキペダルが踏み込まれているか、又は、前記バッテリが非満充電状態か、いずれかの状態である場合に、制御を終了する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のブレーキ制御装置。
  3. 前記電子制御部は、
    前記ブレーキユニットのうち、右前輪に配される第1ブレーキユニット及び左前輪に配される第2ブレーキユニットと、右後輪に配される第3ブレーキユニット及び左後輪に配される第4ブレーキユニットとを、交互に作動させるように、前記ブレーキモジュレータに対し指示する
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のブレーキ制御装置。
  4. 前記電子制御部は、
    前記第1ブレーキユニット及び前記第2ブレーキユニットの温度余裕代の合計値が、前記第3ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットの前記余裕代の合計値以上であれば、前記第1ブレーキユニット及び前記第2ブレーキユニットを作動させ、
    前記第1ブレーキユニット及び前記第2ブレーキユニットの前記余裕代の合計値が、前記第3ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットの前記余裕代の合計値未満であれば、第3ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットを作動させる
    ことを特徴とする、請求項3に記載のブレーキ制御装置。
  5. 前記電子制御部は、
    前記電動車両が直線的な走行をしている場合、
    前記ブレーキユニットのうち、前記第1ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットと、前記第2ブレーキユニット及び前記第3ブレーキユニットとを、交互に作動させるように、前記ブレーキモジュレータに対し指示する
    ことを特徴とする、請求項4に記載のブレーキ制御装置。
  6. 前記電子制御部は、
    前記第1ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットの前記余裕代の合計値が、前記第2ブレーキユニット及び前記第3ブレーキユニットの前記余裕代の合計値以上であれば、前記第1ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットを作動させ、
    前記第1ブレーキユニット及び前記第4ブレーキユニットの前記余裕代の合計値が、前記第2ブレーキユニット及び前記第3ブレーキユニットの前記余裕代の合計値未満であれば、第2ブレーキユニット及び前記第3ブレーキユニットを作動させる
    ことを特徴とする、請求項5に記載のブレーキ制御装置。
  7. 前記電子制御部は、
    各前記ブレーキユニットの温度を算出し、各前記ブレーキユニットの温度の余裕代を算出することで、全前記ブレーキユニットの前記余裕代があるか否かを判断し、
    全前記ブレーキユニットの温度の余裕代がある場合、各前記ブレーキユニットを作動させ、
    全前記ブレーキユニットのうち1つでも前記余裕代がない場合、温度上昇フェール処理を実施する
    ことを特徴とする、請求項4又は6に記載のブレーキ制御装置。
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