JP2016093533A - 内視鏡 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】1次光を射出する1次光源10を有する1次光源モジュール6と、前記1次光源10から出射される1次光の光学的性質を変換し、2次光を生成する光変換ユニット30を有する光変換モジュール8と、前記1次光源モジュール6と前記光変換モジュール8との間に配設され、前記1次光源10から出射される1次光を前記1次光源モジュール6から前記光変換モジュール8に導光する導光手段20と、前記光変換モジュール8と導光手段20との間を着脱可能に接続する第1の接続部40と、前記1次光源モジュール6と導光手段20との間を着脱可能に接続する第2の接続部50とを有する。
【選択図】図2
Description
好ましくは、前記導光路は、光ファイバであり、前記光変換モジュールは、前記光変換ユニットに一端が接続された光変換ユニット側光ファイバを有し、前記第1の接続部は、前記導光路の光ファイバの接続端に固定されたフェルールと、前記光変換ユニット側光ファイバの接続端に固定されたフェルールとの間の接続部を外嵌するスリーブによって前記アクセス制限手段が形成されている。
好ましくは、前記物理的手段は、工具を使用するアクセス制限解除作業によって前記第1の接続部のアクセス制限を解除する。
好ましくは、前記アクセス制限解除作業用の前記工具は、特殊な先端形状を有した特殊工具であり、前記アクセス制限手段は、前記特殊工具の先端形状に応じた特殊な形状の嵌め合い構造を有している。
好ましくは、前記アクセス制限カバーは、防水性、耐熱性、耐衝撃性の少なくともいずれかひとつを有するカバー部材である。
好ましくは、前記第2の接続部は、前記第1の接続部と付帯する機能が異なっている。
好ましくは、前記第1の接続部は、前記第2の接続部と比較して、アクセス制限のレベルが高く、前記第2の接続部は、前記第1の接続部より容易に着脱可能である。
好ましくは、前記第1、第2の接続部を、前記1次光の導光方向と直交する平面により切断した切断面の面積は、前記第2の接続部の方が、前記第1の接続部と比べて大きい。
好ましくは、前記第1の接続部と前記第2の接続部の少なくとも一方は、防水機能を有しており、前記第1の接続部は前記第2の接続部と比較して、前記防水機能が高いレベルに構成されている。
好ましくは、前記導光路は可撓性を有する導光部材を有しており、前記第1の接続部は前記導光部材内またはその近傍に設けられている。
好ましくは、前記第1の接続部と前記第2の接続部は、前記導光部材を挟んで両側に設けられている。
好ましくは、前記第1の接続部は、前記導光部材の、前記光変換ユニット側に設けられており、前記第2の接続部は、前記導光部材の前記1次光源側に設けられている。
(構成)
図1(A),(B)乃至図4は、本発明の第1の実施の形態を示す。本実施の形態は、図2に示す本発明の光源装置5を図1(A)に示す照明スタンドなどの照明装置1に組み込んだ例を示す。この照明装置1は、基台2上にフレキシブルに変形可能な軸体3が立設されている。軸体3の上端部には、照明光出射部4が配設されている。
図2は、本実施の形態による光源装置5の概略構成を示す。本実施形態による光源装置5の基本構成は、1次光を発光する1次光源10と、1次光の光学的性質を変換して2次光として射出する光変換ユニット30と、1次光源10から射出された1次光を光変換ユニット30まで導光する長尺の光ファイバからなる導光手段(導光路)20とから構成されている。ここで、光変換ユニット30は、1次光のピーク波長、スペクトル形状、放射角の少なくともひとつを変換して2次光として射出する。1次光源10は、後述する1次光源モジュール6に組み込まれている。光変換ユニット30は、後述する光変換モジュール8に組み込まれている。1次光源モジュール6と光変換モジュール8との間には後述する光ファイバモジュール7が配設されている。
1次光源モジュール6は、1次光源10と、第1の光ファイバ20aと、第2の接続部50の1次光源10側コネクタ50aとにより構成されている。1次光源10は、例えば半導体レーザを用いることができる。本実施の形態では、1次光源10は、例えば波長450nmの青色半導体レーザによって形成されている。半導体レーザを用いることで、1次光を効率よく第1の光ファイバ20aに入射させることができる。
光変換モジュール8は、光変換ユニット30と、第3の光ファイバ20cと、第1の接続部40の光変換ユニット30側コネクタ40aとにより構成されている。光変換ユニット30は、1次光の光学的性質、例えば、1次光のピーク波長、スペクトル形状、放射角の少なくともひとつを変換する機能を有している。例えば、1次光の放射角を広げる光拡散ユニットや、ピーク波長、スペクトル形状、放射角の全てを変換する蛍光体ユニットなどを用いることができる。
光ファイバモジュール7は、長尺な可撓性を有する第2の光ファイバ20bと、この第2の光ファイバ20bの一端に固定された導光手段20側コネクタ50bと、第2の光ファイバ20bの他端に固定された導光手段20側コネクタ40bとにより構成されている。この光ファイバモジュール7は、照明装置1の軸体3内に組み込まれている。ここで、軸体3の下端部には、導光手段20側コネクタ50bが固定され、上端部には導光手段20側コネクタ40bが固定されている。そして、第2の光ファイバ20bは、光源装置5の使用時に、外部からの操作により照明装置1の軸体3が任意の方向に湾曲操作される際に、軸体3と一緒に湾曲可能になっている。これにより、特に、外部からの操作により光源装置5の先端部である光変換ユニット30を照明したい方向に向けることができるように構成されている。
光源装置5は、上述した1次光源モジュール6と、光ファイバモジュール7と、光変換モジュール8とを組み合わせて構成されている。本実施形態では例えば、1次光源10は、波長450nmの青色半導体レーザが使用される。光ファイバ20a、20b、20cは、コア径50μm、クラッド径125μm、NA=0.22のガラス製のステップインデックス型光ファイバが使用される。光変換ユニット30は、青色光を吸収し、黄色光を放射するYAG;Ce等の蛍光体を用いることで、明るい白色光を効率よく射出で切るように構成されている。
本実施形態による光源装置5では、2箇所の接続部(第1の接続部40および第2の接続部50)を有している。第2の光ファイバ20bと第3の光ファイバ20cとの間は、第1の接続部40として光変換ユニット30側コネクタ40aと、導光手段20側コネクタ40bとが着脱可能に連結されている。第1の光ファイバ20aと第2の光ファイバ20bとの間は、第2の接続部50として1次光源10側コネクタ50aと、導光手段20側コネクタ50bとが着脱可能に連結されている。
(作用)
次に、上記構成の作用について説明する。はじめに、本実施の形態の光源装置5の基本動作について説明する。光源装置5を使用する場合、ユーザは図示しない電源から1次光源10に電力を供給して1次光を射出させる。1次光源10から射出された1次光は、第1の光ファイバ20aに入射し、第2の接続部50の1次光源10側コネクタ50aまで導光される。第2の接続部50では、1次光源10側コネクタ50aの第1の光ファイバ20aと導光手段20側コネクタ50bの第2の光ファイバ20bとが光学的に接続されており、第1の光ファイバ20aにより導光された1次光は第2の光ファイバ20bに入射される。
また、光変換モジュール8が故障した場合も同様に、上述の通り、工具64等を用いて第1の接続部40のアクセス制限手段61の係合突起63を変形させることで、第1の接続部40の光変換ユニット30側コネクタ40aと、導光手段20側コネクタ40bのフェルールをスリーブ62から取り外す。これにより、第1の接続部40で光ファイバモジュール7と光変換モジュール8とを分離し、新しい光変換モジュール8を第1の接続部40に接続し、修理を完了する。
上記のように構成することで、故障した光ファイバモジュール7の部分のみを容易に取り外し、交換修理することが可能となる。また、最も故障する可能性が高い光ファイバモジュール7の部分を交換し易いように、第1の接続部40の位置を適切に選択することができる。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の光源装置5では、導光手段20上に、2箇所の接続部(第1の接続部40と第2の接続部50)を設けている。これにより、光源装置5に故障が生じた場合、第1の接続部40と第2の接続部50をはずし、故障が生じた部分(例えば、故障した光ファイバモジュール7の第2の光ファイバ20b)を取り外し、その部分のみ交換することができる。これにより、修理を容易に行うことが可能となっている。さらに、最も故障し易い光ファイバモジュール7の第2の光ファイバ20bの部分のみを交換できるため、例えば光変換モジュール8の光変換ユニット30や、1次光源モジュール6の1次光源10などの高価な部品は交換せずに、再利用することができる。そのため、光源装置5の修理時の部材コストを軽減することが可能となる。
さらに、本実施の形態では導光手段20と光変換ユニット30との間を着脱可能に接続する第1の接続部40は、導光手段20と光変換ユニット30との間の着脱作業を禁止するアクセス制限手段61を有し、所定のアクセス制限解除作業により前記アクセス制限手段61のアクセス制限を解除して導光手段20と光変換ユニット30との間の着脱作業を可能にするようにしている。そのため、最終ユーザが第1の接続部40を着脱することがないように規制することができるので、第1の接続部40を着脱する作業は、製造、修理担当者等、1次光の安全確保のための知識や技能を有する人間が、それに応じた環境、設備を使用して着脱するように正しい手順で光源装置5の修理を行うことができる。
なお、本実施形態では、第2の接続部50はユーザが使用可能とし、第1の接続部40はユーザが使用できないように構成したが、これに限らない。例えば、第1,第2の両接続部40,50ともユーザに使用できないようにすることも可能である。このように構成することで、第1,第2の両接続部40,50に安全策等を講じる必要がなくなり、安価な光源装置5を提供できる。また、第1,第2の両接続部40,50ともユーザが使用可能にすることも可能である。このように構成することで、修理時に、ユーザは最小のユニットだけを製造、修理担当者等に渡せば良いことになる。また、交換だけならユーザ自ら実施可能となる。
(構成)
図5は、第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態の光源装置5の第1の接続部40におけるアクセス制限手段61の第1の変形例である。本変形例の第1の接続部40のアクセス制限手段61は、円筒状のスリーブ62と、光変換ユニット30側コネクタ40aおよび導光手段20側コネクタ40bとの接合部にそれぞれ雄ネジ71を設け、この雄ネジ71の頭部に図示しないプラスドライバーと係合するプラス型の係合溝72を設けたものである。
図6(A),(B)は、第3の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態の光源装置5の第1の接続部40におけるアクセス制限手段61の第2の変形例である。本変形例の第1の接続部40のアクセス制限手段61は、円筒状のスリーブ62と、光変換ユニット30側コネクタ40aおよび導光手段20側コネクタ40bとの接合部にそれぞれ取り付けた雄ネジ71の頭部に図6(A)に示すように三角形状の凹部81や、図6(B)に示すように、3つの直線溝を交差させた特殊形状の溝部82が形成された特殊ネジを設けたものである。この場合、図6(A)に示す三角形状の凹部81や、図6(B)に示す特殊形状の溝部82と対応する係合凸部が形成されている特殊な形状の工具を組み合わせることが望ましい。なお、雄ネジ71の頭部に図6(A)に示す三角形状の凸部や、図6(B)に示す特殊形状の凸部を設け、特殊な形状の工具側にこれに対応する凹部を設けてもよい。すなわち、特殊工具の先端構造と、それに応じた特殊な形状の特殊ネジの嵌め合い構造を有している工具型アクセス制限であることが望ましい。
図7は、第4の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態の光源装置5の第1の接続部40におけるアクセス制限手段61の第3の変形例を示す。本変形例の第1の接続部40のアクセス制限手段61は、図7に示すように、光変換ユニット30側コネクタ40aおよび導光手段20側コネクタ40bに外嵌された円筒状のスリーブ62の外周面に警告表示(例えば、[メンテナンス時以外取り外し禁止]等の文字や記号、など)を表示する表示部91を設けたものである。これにより、ユーザに対するアクセス制限として有効であり、第1の接続部40は第2の接続部50と比較して容易に取り外すことができないように、アクセス制限のレベルが高く構成されている。
(構成)
図8および図9は、第5の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1(A),(B)乃至図4参照)の光源装置5の第1の接続部40におけるアクセス制限手段61の構成を次の通り変更した変形例である。なお、第1実施形態と同一部分については同一の符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる点のみについて説明する。
(作用)
光源装置5の修理においては、知識のある作業者が必要な工具を用い、カバー101を取り除く作業を行った後、第1実施形態と同様の手順で第1の接続部40を取り外す。また、修理後、第1の接続部40に新しいカバー101を取り付ける。
本実施の形態の光源装置5では、第1の接続部40におけるアクセス制限手段61のスリーブ62およびその近傍部位の外周面を被覆する保護部材としてのカバー101を設けたので、ユーザが誤って第1の接続部40を外したり、また、物理的な衝撃などにより第1の接続部40が外れにくくなっている。さらに、カバー101によって第1の接続部40にダスト、水分などが浸入することを防ぐことができるため、接続ロスが低下することを防ぐことができる。
また、第1の接続部40にダスト、水分などが浸入しにくいため、接続ロスに伴う光量の低下等を防ぐことができる。また、このダスト、水分の除去等のメンテナンスを作業者に依頼する必要性が小さくなる。
(構成)
図10は、本発明の第6の実施の形態を示す。本実施の形態は第5の実施の形態(図8および図9参照)の光源装置5の変形例である。第5の実施の形態では、第1の接続部40の周辺のみにカバー101を設ける例を示したが、本実施の形態では、光変換モジュール8から光ファイバモジュール7までの全体を保護部材としてのカバー111で覆うように構成したものである。図10は、光ファイバモジュール7と光変換モジュール8とを接続した状態で、アクセス制限としてのカバー111を設けた例を示している。
本実施の形態の構成にすることで、第5の実施の形態の効果に加え、光ファイバモジュール7、光変換モジュール8に対する物理的な衝撃、環境等に対する耐性の高い光源装置5を実現することができる。
[第7の実施の形態]
(構成)
なお、上記第6の実施形態では、ひとつの第1の接続部40に対しひとつのアクセス制限としてのカバー111を設けた例を示したが、これに限らない。例えば、図11および図12に示す第7の実施の形態のように、二つの第1の接続部40に対し一つのカバー121を設けても良い。また、3つ以上の第1の接続部40に対しひとつのカバーを設けることも好適である。このとき、第1の接続部40における、複数の導光路間の距離は、狭く、集積度を高めるように構成することが望ましい。
なお、上述した本発明の実施形態では、二つの接続部(第1の接続部40および第2の接続部50)を有する例を示したが、これに限らない。
[第8の実施の形態]
(構成)
図13は、本発明の第8の実施の形態を示す。本実施の形態は、1次光源モジュール6と、光変換モジュール8の構成を第1の実施の形態とは変更したものである。すなわち、第1の実施の形態の1次光源モジュール6に設けられていた第1の光ファイバ20aに代えて本実施の形態では1次光源10と1次光源10側コネクタ50aとの間にレンズ等の光学系のみで構成した光学的接続部131を設けている。同様に、第1の実施の形態の光変換モジュール8に設けられていた第3の光ファイバ20cに代えて本実施の形態では光変換ユニット30と光変換ユニット30側コネクタ40aとの間にレンズ等の光学系のみで構成した光学的接続部132を設けている。
そして、本実施の形態では1次光源モジュール6および光変換モジュール8の両方とも、光学的接続部131、132を使用することで光ファイバ20a、20cの使用を省略することができる。
[第9の実施の形態]
(構成)
図14および図15は、本発明の第9の実施の形態を示す。本実施の形態は、光源装置5をその他の装置、例えば、撮像装置等の第2の装置141と併用する場合の構成例である。図14は、光源装置5の第1の接続部40の周辺部位を示す。ここで、撮像装置等の第2の装置141には、接続部のない、例えば電気配線142のみが配置されている。
本実施の形態では、光源装置5と併用する第2の装置141とをひとつのカバー143で一緒に保護することができるので、光源装置5と併用する第2の装置141も合わせて対環境性能等を向上することができる。
[第10の実施の形態]
(構成)
図16は、本発明の第10の実施の形態を示す。本実施の形態は、光源装置5を例えば管内に挿入される細長い挿入部151を有する例えば、内視鏡などの第2の装置152と組み合わせて使用する場合の構成例である。
(作用・効果)
本実施の形態では、第2の装置152の挿入部151に光源装置5の光変換モジュール8と光ファイバモジュール7とを一体的に組み付けているので、管内に挿入部151を挿入させる挿入作業も行いやすくなり、耐環境性能も共通化し易いなどのメリットがある。
Claims (24)
- 1次光を射出する1次光源を有する1次光源モジュールと、
前記1次光源から出射される1次光の光学的性質を変換し、2次光を生成する光変換ユニットを有する光変換モジュールと、
前記1次光源モジュールと前記光変換モジュールとの間に配設され、前記1次光源から出射される1次光を前記1次光源モジュールから前記光変換モジュールに導光する導光路と、
前記光変換モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第1の接続部と、
前記1次光源モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第2の接続部とを有し、
前記第2の接続部は、前記第1の接続部と付帯する機能が異なっており、
前記第1の接続部は、前記第2の接続部と比較して、アクセス制限のレベルが高く、
前記第2の接続部は、前記第1の接続部より容易に着脱可能であることを特徴とする光源装置。 - 1次光を射出する1次光源を有する1次光源モジュールと、
前記1次光源から出射される1次光の光学的性質を変換し、2次光を生成する光変換ユニットを有する光変換モジュールと、
前記1次光源モジュールと前記光変換モジュールとの間に配設され、前記1次光源から出射される1次光を前記1次光源モジュールから前記光変換モジュールに導光する導光路と、
前記光変換モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第1の接続部と、
前記1次光源モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第2の接続部とを有し、
前記第2の接続部は、前記第1の接続部と付帯する機能が異なっており、
前記第2の接続部は、前記第1の接続部と比較して安全のレベルが高く、
接続作業ミスが発生した場合に、前記第2の接続部は、前記第1の接続部と比較して、前記1次光が外部に漏れ出すリスクが小さいことを特徴とする光源装置。 - 1次光を射出する1次光源を有する1次光源モジュールと、
前記1次光源から出射される1次光の光学的性質を変換し、2次光を生成する光変換ユニットを有する光変換モジュールと、
前記1次光源モジュールと前記光変換モジュールとの間に配設され、前記1次光源から出射される1次光を前記1次光源モジュールから前記光変換モジュールに導光する導光路と、
前記光変換モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第1の接続部と、
前記1次光源モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第2の接続部とを有し、
前記第2の接続部は、前記第1の接続部と付帯する機能が異なっており、
前記第1、第2の接続部を、前記1次光の導光方向と直交する平面により切断した切断面の面積は、前記第2の接続部の方が、前記第1の接続部と比べて大きいことを特徴とする光源装置。 - 1次光を射出する1次光源を有する1次光源モジュールと、
前記1次光源から出射される1次光の光学的性質を変換し、2次光を生成する光変換ユニットを有する光変換モジュールと、
前記1次光源モジュールと前記光変換モジュールとの間に配設され、前記1次光源から出射される1次光を前記1次光源モジュールから前記光変換モジュールに導光する導光路と、
前記光変換モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第1の接続部と、
前記1次光源モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第2の接続部とを有し、
前記第2の接続部は、前記第1の接続部と付帯する機能が異なっており、
前記第1、第2の接続部は、複数の導光路を接続する接続機能を有しており、
前記複数の導光路の、隣り合う導光路間の距離は、前記第1の接続部の方が前記第2の接続部より狭く形成されていることを特徴とする光源装置。 - 1次光を射出する1次光源を有する1次光源モジュールと、
前記1次光源から出射される1次光の光学的性質を変換し、2次光を生成する光変換ユニットを有する光変換モジュールと、
前記1次光源モジュールと前記光変換モジュールとの間に配設され、前記1次光源から出射される1次光を前記1次光源モジュールから前記光変換モジュールに導光する導光路と、
前記光変換モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第1の接続部と、
前記1次光源モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第2の接続部とを有し、
前記第2の接続部は、前記第1の接続部と付帯する機能が異なっており、
前記第1の接続部と前記第2の接続部の少なくとも一方は、防水機能を有しており、
前記第1の接続部は前記第2の接続部と比較して、前記防水機能が高いレベルに構成されていることを特徴とする光源装置。 - 1次光を射出する1次光源を有する1次光源モジュールと、
前記1次光源から出射される1次光の光学的性質を変換し、2次光を生成する光変換ユニットを有する光変換モジュールと、
前記1次光源モジュールと前記光変換モジュールとの間に配設され、前記1次光源から出射される1次光を前記1次光源モジュールから前記光変換モジュールに導光する導光路と、
前記光変換モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第1の接続部と、
前記1次光源モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第2の接続部とを有し、
前記第2の接続部は、前記第1の接続部と付帯する機能が異なっており、
前記第1の接続部と前記第2の接続部は、着脱の繰り返しに対する耐性が異なり、
前記第2の接続部は、前記第1の接続部と比較して着脱作業時に接触して摺りあわされる接触領域の耐摩耗性が高く構成されていることを特徴とする光源装置。 - 前記第1の接続部は、前記導光路と前記光変換ユニットとの間を着脱する作業を禁止するアクセス制限手段を有し、
所定のアクセス制限解除作業により前記アクセス制限手段のアクセス制限を解除して前記導光路と前記光変換ユニットとの間の着脱作業を可能にすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光源装置。 - 前記第1の接続部は、前記導光路の一端部、前記第2の接続部は、前記導光路の他端部に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の光源装置。
- 前記導光路は、光ファイバであり、
前記光変換モジュールは、前記光変換ユニットに一端が接続された光変換ユニット側光ファイバを有し、
前記第1の接続部は、前記導光路の光ファイバの接続端に固定されたフェルールと、前記光変換ユニット側光ファイバの接続端に固定されたフェルールとの間の接続部を外嵌するスリーブによって前記アクセス制限手段が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の光源装置。 - 前記アクセス制限手段は、前記第1の接続部を着脱する作業を物理的に禁止する物理的手段であることを特徴とする請求項7に記載の光源装置。
- 前記物理的手段は、工具を使用するアクセス制限解除作業によって前記第1の接続部のアクセス制限を解除することを特徴とする請求項10に記載の光源装置。
- 前記アクセス制限解除作業用の前記工具は、特殊な先端形状を有した特殊工具であり、
前記アクセス制限手段は、前記特殊工具の先端形状に応じた特殊な形状の嵌め合い構造を有していること特徴とする請求項11に記載の光源装置。 - 前記物理的手段は、前記第1の接続部を接続した状態で前記第1の接続部の外周面の略全体をカバーするアクセス制限カバーであり、
前記カバーを取り除く作業により、前記アクセス制限解除作業が行われることを特徴とする請求項10に記載の光源装置。 - 前記アクセス制限カバーは、防水性、耐熱性、耐衝撃性の少なくともいずれかひとつを有するカバー部材であることを特徴とする請求項13に記載の光源装置。
- 前記アクセス制限手段は、前記第1の接続部のアクセス制限部分の近傍に設けられた、警告表示部であることを特徴とする請求項7に記載の光源装置。
- 前記導光路は可撓性を有する導光部材を有しており、前記第1の接続部は前記導光部材内またはその近傍に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光源装置。
- 前記第1の接続部と前記第2の接続部は、前記導光部材を挟んで両側に設けられていることを特徴とする請求項16に記載の光源装置。
- 前記第1の接続部は、前記導光部材の、前記光変換ユニット側に設けられており、前記第2の接続部は、前記導光部材の前記1次光源側に設けられていることを特徴とする請求項17に記載の光源装置。
- 1次光を射出する1次光源を有する1次光源モジュールと、
前記1次光源から出射される1次光の光学的性質を変換し、2次光を生成する光変換ユニットを有する光変換モジュールと、
前記1次光源モジュールと前記光変換モジュールとの間に配設され、前記1次光源から出射される1次光を前記1次光源モジュールから前記光変換モジュールに導光する導光路と、
前記光変換モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第1の接続部と、
前記1次光源モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第2の接続部と、
前記第1の接続部は、前記導光路と前記光変換ユニットとの間を着脱する作業を禁止するアクセス制限手段を有し、
前記アクセス制限手段は、前記第1の接続部によって前記光変換モジュールと前記導光路が接続された状態で、前記第1の接続部及び前記導光路の外周面をカバーするアクセス制限カバーであり、
所定のアクセス制限解除作業により前記アクセス制限カバーのアクセス制限を解除して前記導光路と前記光変換ユニットとの間の着脱作業を可能にすることを特徴とする光源装置。 - 前記アクセス制限カバーは、防水性、耐熱性、耐衝撃性の少なくともいずれかひとつを有するカバー部材であることを特徴とする請求項19に記載の光源装置。
- 前記導光路と前記第1の接続部と前記光変換モジュールとは内視鏡の挿入部に組み付けられており、
前記アクセス制限カバーは、一体化された前記第1の接続部及び前記導光路を覆うことを特徴とする請求項19または20に記載の光源装置。 - 1次光を射出する1次光源を有する1次光源モジュールと、
前記1次光源から出射される1次光の光学的性質を変換し、2次光を生成する光変換ユニットを有する光変換モジュールと、
前記1次光源モジュールと前記光変換モジュールとの間に配設され、前記1次光源から出射される1次光を前記1次光源モジュールから前記光変換モジュールに導光する導光路と、
前記光変換モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第1の接続部と、
前記1次光源モジュールと前記導光路との間を着脱可能に接続する第2の接続部と、
前記第1の接続部は、前記導光路と前記光変換ユニットとの間を着脱する作業を禁止するアクセス制限手段を有し、
前記アクセス制限手段は、前記第1の接続部によって前記光変換モジュールと前記導光路が接続された状態で、前記光変換モジュール及び前記導光路を覆うアクセス制限カバーであることを特徴とする光源装置。 - 前記アクセス制限カバーは、防水性、耐熱性、耐衝撃性の少なくともいずれかひとつを有するカバー部材であることを特徴とする請求項22に記載の光源装置。
- 前記導光路と前記第1の接続部と前記光変換モジュールとは内視鏡の挿入部に組み付けられており、
前記アクセス制限カバーは、一体化された前記光変換モジュール及び前記導光路を覆うことを特徴とする請求項22または23に記載の光源装置。
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