JP2016092915A - 無停電電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電圧調整装置を使用した安価で高効率な無停電電源装置において、電力変換器への切り替えを容易に行う。【解決手段】本発明の無停電電源装置は電圧調整回路と、交流スイッチと、蓄電池を備えた双方向電力変換器からなる。電圧調整回路は、2次巻線が交流入力に直列に接続された直列変圧器と、交流入力を複数のスイッチで切替え、直列変圧器の2次巻線に電圧を供給する電圧調整回路と、交流入力電圧と目標電圧の差に応じて生成された電圧調整指令電圧に基づいて、複数のスイッチのオンオフを制御する電圧調整制御部とからなり、交流入力電圧と前記電圧調整指令電圧とから算出される出力電圧予測値が所定の範囲内では、交流スイッチをオンして、直列変圧器で調整された電力を出力に供給し、出力電圧予測値が所定の範囲外になると、交流スイッチをオフし、双方向電力変換器から電力を出力に供給する。【選択図】図1
Description
本発明は、無停電電源装置、特に常時出力電圧を安定に供給することが可能なパラレルプロセッシング方式の無停電電源装置に関する。
従来のパラレルプロセッシング方式の交流無停電電源装置は、例えば、特許文献1に開示されているように商用交流電源端子と負荷との間に接続された交流スイッチと、交流スイッチを介して商用交流電源端子に接続されていると共に交流スイッチを介さないで負荷に接続された双方向電力変換器と、双方向電力変換器の直流端子に接続された蓄電池と、商用交流電源端子の電圧の異常を検出して交流スイッチをオフ制御する電源異常検出部とを有する。電圧異常検出装置が商用交流電源の停電を検出すると、交流スイッチを切り離し、双方向電力変換器から負荷に交流電力を供給する。このため、安価な回路構成で、停電時にも負荷への電力供給を安定に行うことができる。
しかし、特許文献1は電圧異常検出装置が商用交流電源の異常を検出しないときは、商用交流電源の電圧を負荷に直接供給するので、商用交流電源の電圧が変動すると、負荷に供給される電圧も変動する。このため、入力電圧の変動許容範囲が狭い負荷には不適であった。
また、特許文献2では、直列インバータと並列インバータを備え、直列インバータで商用交流電源の電圧を調整し、並列インバータで停電時に負荷へ電力を供給することを提案している。
また、特許文献2では、直列インバータと並列インバータを備え、直列インバータで商用交流電源の電圧を調整し、並列インバータで停電時に負荷へ電力を供給することを提案している。
しかし、特許文献2は、電圧調整部が直列変圧器に接続された直列コンバータであり、IGBT等の高周波スイッチング素子を使用したコンバータで構成されている。このため定電圧精度は高いが、高価な素子を多数使用するため高価となり、またスイッチング素子による高周波スイッチング損失が発生するため、変換効率が低下する。
一方、特許文献3は安価で高効率な電圧調整装置を提案する。特許文献3は、直列変圧器と複数の半導体スイッチで構成し、半導体スイッチを切り換えることで、商用電源の電圧変動に対し出力電圧を定電圧にする電圧調整装置を提案する。特許文献3は直列変圧器と複数の半導体スイッチの構成されているため電圧調整制度は段階的で高精度ではないが、高精度が要求されない負荷の電圧安定化電源としては安価であり、スイッチング動作等行わないため変換ロスが少なく高効率である。
特許文献1の無停電電源装置と特許文献3の電圧調整回路を組み合わせると、商用交流電源の電圧変動を抑制し、停電時にも負荷に電力が供給可能な無停電電源装置を、安価で高効率にすることができる。しかし、特許文献1の無停電電源装置に特許文献3の電圧調整装置を組み合わせると、緩やかな電源変動と瞬時的な電圧変動に対し、電圧調整装置と無停電電源装置の電圧異常検出装置が干渉し、双方向電力変換器の切り替え時に不安定な動作になることが有る。
そこで本発明は、電圧調整装置を使用した安価で高効率な無停電電源装置において、電力変換器への切り替えを不安定動作なく行うことを目的とする。
そこで本発明は、電圧調整装置を使用した安価で高効率な無停電電源装置において、電力変換器への切り替えを不安定動作なく行うことを目的とする。
本発明の無停電電源装置は、交流入力の調整した電圧を出力する電圧調整回路と、交流入力が異常時に交流流力を遮断する交流スイッチと、交流出力に並列に接続され、蓄電池を備えた双方向電力変換器で構成される。電圧調整回路は、二次巻線が交流入力に直列に接続された直列変圧器と、前記交流入力を複数のスイッチで切替え、前記直列変圧器の2次巻線に電圧を供給する電圧調整回路と、前記交流入力電圧と出力の目標電圧の差に応じて生成された電圧調整指令電圧に基づいて、前記複数のスイッチのオンオフを制御する電圧調整制御部とからなり、前記交流入力電圧と前記電圧調整指令電圧とから算出される出力電圧予測値が所定の範囲内では、前記交流スイッチをオンして、前記直列変圧器で調整された電力を出力に供給し、前記出力電圧予測値が所定の範囲外になると、前記交流入力電圧の異常と判断し、前記交流スイッチをオフし、前記双方向電力変換器から電力を出力に供給する。
本発明は、系統からの電力を直列変圧器で調整する電圧調整装置と双方向電力変換器を組み合わせた安価で高効率な無停電電源装置において、双方向電力変換器の切り替えを不安定動作なく行うことを目的とする。
本発明の実施例1は図1に示すように、交流入力1と交流出力9の間に接続された直列変圧器2と、直列変圧器2の二次巻線に接続された電圧調整回路3と、交流スイッチ5と、交流出力9に並列に接続された並列コンバータ7とから構成される。電圧調整回路3は複数の半導体スイッチで構成され、半導体スイッチのオンオフに応じて直列変圧器2の二次巻線の電圧を調整する。電圧調整制御部4は交流入力1の電圧である電源電圧を検出し、交流出力9の電圧である出力電圧が所定の電圧になるように半導体スイッチをオンオフ制御する。交流スイッチ5は、交流入力1が異常になると直列変圧器2を交流出力9から切り離す。並列コンバータ7は、双方向インバータと蓄電池8で構成され、制御部6からの信号に応じて、通常時は出力電圧から蓄電池8に所定の電力を充電し、電源電圧が異常になると蓄電池8からの電力を交流に変換し交流出力9に供給する。制御部6は、電圧調整制御部4から電源電圧の信号を入力し、並列コンバータ7から出力電圧の信号を入力し、交流スイッチ5および並列コンバータ7を制御する。
このように構成された実施例1の無停電電源装置は、通常の電源変動以内時には、電源電圧変動に対し直列変圧器2に接続された複数の半導体スイッチの組合せ選択により電圧調整を行う電圧調整回路3により出力電圧の安定化を行う。また、電源電圧が停電または急激な電圧低下が発生した場合は、並列コンバータ7が異常電圧を検出し、交流スイッチ5をオフして交流入力1を切離し、並列コンバータ7の双方向インバータをインバータ動作させ無停電で出力に電力を供給する。このとき電源電圧の緩やかな電源変動と瞬時的な電圧変動に対し、電圧調整器制御部4と並列コンバータ7の異常電圧検出が干渉し合わないように相互信号によってお互いに制御する。
本発明の実施例1の無停電電源装置を三相交流に適用した例を図2に示す。図2を用いて具体的な動作を説明する。
電源電圧が電圧調整範囲内である場合は、電圧調整回路3により出力電圧を調整する。電圧調整回路3は一次巻線が交流入力の線間に接続された変圧器1と一次巻線が別の交流入力の線間に接続された変圧器2と電圧調整制御部4とで構成される。一例として、変圧器1の二次巻線はセンタタップを設け、一方が半導体スイッチTRC1を介して直列変圧器1の二次巻線の一端および半導体スイッチTRC2を介して直列変圧器1の他端に接続される。また、変圧器1の二次巻線の他方は半導体スイッチTRC4を介して直列変圧器1の二次巻線の一端および半導体スイッチTRC5を介して直列変圧器1の他端に接続される。変圧器1の二次巻線のセンタタップは半導体スイッチTRC3を介して直列変圧器の二次巻線の他端に接続される。同様に、変圧器2の二次巻線はセンタタップを設け、一方が半導体スイッチTRC6を介して直列変圧器2の二次巻線の一端および半導体スイッチTRC7を介して直列変圧器2の他端に接続される。また、変圧器2の二次巻線の他方は半導体スイッチTRC9を介して直列変圧器2の二次巻線の一端および半導体スイッチTRC10を介して直列変圧器2の他端に接続される。変圧器2の二次巻線のセンタタップは半導体スイッチTRC8を介して直列変圧器の二次巻線の他端に接続される。また、三相の各相には、交流入力1、直列変圧器1、直列変圧器2と交流出力を接続、開放するための交流スイッチ5を備える。
電源電圧が電圧調整範囲内である場合は、電圧調整回路3により出力電圧を調整する。電圧調整回路3は一次巻線が交流入力の線間に接続された変圧器1と一次巻線が別の交流入力の線間に接続された変圧器2と電圧調整制御部4とで構成される。一例として、変圧器1の二次巻線はセンタタップを設け、一方が半導体スイッチTRC1を介して直列変圧器1の二次巻線の一端および半導体スイッチTRC2を介して直列変圧器1の他端に接続される。また、変圧器1の二次巻線の他方は半導体スイッチTRC4を介して直列変圧器1の二次巻線の一端および半導体スイッチTRC5を介して直列変圧器1の他端に接続される。変圧器1の二次巻線のセンタタップは半導体スイッチTRC3を介して直列変圧器の二次巻線の他端に接続される。同様に、変圧器2の二次巻線はセンタタップを設け、一方が半導体スイッチTRC6を介して直列変圧器2の二次巻線の一端および半導体スイッチTRC7を介して直列変圧器2の他端に接続される。また、変圧器2の二次巻線の他方は半導体スイッチTRC9を介して直列変圧器2の二次巻線の一端および半導体スイッチTRC10を介して直列変圧器2の他端に接続される。変圧器2の二次巻線のセンタタップは半導体スイッチTRC8を介して直列変圧器の二次巻線の他端に接続される。また、三相の各相には、交流入力1、直列変圧器1、直列変圧器2と交流出力を接続、開放するための交流スイッチ5を備える。
電圧調整制御部4は、電源電圧である検出電圧と出力電圧の目標値となる定格電圧との差である電圧調整指令電圧を生成する。この電圧調整指令電圧に応じて複数の半導体スイッチTRC1から5をオンオフし、変圧器1の2次巻線に発生する電圧を組み合わせて直列変圧器1の二次巻線S1に印加する。これによって直列変圧器1の一次巻線P1の電圧を調整し交流出力の電圧を調整する。さらに、電圧調整指令電圧に応じて複数の半導体スイッチTRC6から10をオンオフし、変圧器2の2次巻線に発生する電圧を組み合わせて直列変圧器2の二次巻線S2に印加する。これによって直列変圧器2の一次巻線P2の電圧を調整し交流出力の電圧を調整する。実施例では変圧器1および変圧器2の二次巻線はセンタタップとしており、5つの半導体スイッチのオンオフの組合せで5種類の電圧を直列変圧器1、直列変圧器2の2次巻線に印加することができる。
例えば、直列変圧器1および直列変圧器2に200V/20Vの変圧器を使用し、電圧調整回路3の変圧器1および変圧器2に一次巻線と二次巻線の比が1:1の変圧器を使用する場合以下のような動作になる。交流入力1の電源電圧が定格電圧200Vから190Vに変動すると、電圧調整制御部4は電圧調整指令電圧10Vを出力し半導体スイッチTRC3およびTRC4をオンすることで直列変圧器1の2次側に95Vを印加する。同様に、半導体スイッチTRC8およびTRC9をオンして、変圧器2の二次巻線から直列変圧器2の2次側に95Vを印加する。すると、直列変圧器1の一次巻線P1および直列変圧器2の1次巻線P2の電圧が9.5Vとなり、交流入力の電源電圧190Vが出力電圧199.5Vに調整される。また、交流入力1の電源電圧が180Vに変動した場合は、電圧調整制御部4は電圧調整指令電圧20Vを出力し半導体スイッチTRC2およびTRC4をオンし直列変圧器1の2次巻線に180Vを印加し、半導体スイッチTRC6およびTRC10をオンし直列変圧器2の2次側に180Vを印加する。直列変圧器1および直列変圧器2の1次側が18Vとなり、電源電圧180Vが出力電圧198Vに調整される。
さらに交流入力1の電源変動が大きくなり電圧調整範囲を逸脱した場合、出力電圧の許容範囲までは電圧調整回路の最大調整電圧で電圧調整し、この許容電圧値を逸脱した場合は、制御部6はこれを検出し、交流スイッチ5を切離し、並列コンバータ7の双方向インバータをインバータ動作させる。これにより蓄電池8から双方向インバータ7を介して規定の出力電圧を交流出力に供給する。
例えば、出力電圧が定格電圧200Vで許容範囲が±10V(±5%)の場合、電源電圧175Vになると半導体スイッチTRC2、TRC4、TRC6およびTRC10をオンし、電圧調整後の出力電圧が192.5Vとなり定格電圧の−5%以内となる。出力電圧が定格電圧の−5%の電圧を下回った場合、例えば170Vとなると、電圧調整後において出力電圧が187V(−6.5%)となり許容範囲を逸脱するので、瞬時に入力スイッチをOFFし、並列コンバータ7を瞬時にインバータ動作に切替え、蓄電池8からインバータを介し200Vの電圧を交流出力に出力する。
例えば、出力電圧が定格電圧200Vで許容範囲が±10V(±5%)の場合、電源電圧175Vになると半導体スイッチTRC2、TRC4、TRC6およびTRC10をオンし、電圧調整後の出力電圧が192.5Vとなり定格電圧の−5%以内となる。出力電圧が定格電圧の−5%の電圧を下回った場合、例えば170Vとなると、電圧調整後において出力電圧が187V(−6.5%)となり許容範囲を逸脱するので、瞬時に入力スイッチをOFFし、並列コンバータ7を瞬時にインバータ動作に切替え、蓄電池8からインバータを介し200Vの電圧を交流出力に出力する。
この異常電圧を検出するにあたって、入力電圧に電圧調整回路3の電圧調整指令電圧を含めた電圧を異常電圧検出値とする。電圧調整回路3の出力電圧で異常電圧検出を行なうと、電圧調整回路3の動作遅れを含むため応答が遅れる。そこで、電源電圧が定格電圧より高い場合は電源電圧から電圧調整回路の電圧調整指令電圧を差し引いた値を異常電圧検出値とし、電源電圧が定格電圧より低い場合は電源電圧に電圧調整回路の電圧調整指令電圧を加算した値を異常電圧検出値する。これにより電圧調整回路3の動作を予測し、電圧調整回路3と並列コンバータ7の切り替えの応答を速くできる。
電源電圧が復電し異常電圧で無くなると、並列コンバータ7は蓄電池8から双方向インバータを介して負荷に電力を供給していたモードから通常のモードに切り替える。同時に交流スイッチをONさせ、通常状態である電源電圧を電圧調整回路3で調整して出力し、負荷に供給する。
例えば、復電時に電源電圧が電圧調整回路3で調整できる電圧調整範囲内である180Vであると、電圧調整制御部4は電源電圧と定格電圧の差である電圧調整指令電圧20Vをあらかじめ電圧調整回路3に与えておき、並列コンバータ7は電源電圧に電圧調整指令値20Vを加算した電圧値200Vを異常電圧検出値として判断し定常状態に復帰させる。このため電圧調整制御部4と並列コンバータ7の異常電圧検出が干渉することがない。このとき電圧調整回路3は交流スイッチをONする前に20Vの電圧調整値で動作させておくことにより、ONと同時に198Vを出力することが出来る。
これを実現するためには、電圧調整制御部4は制御部6へ電源電圧の情報を送信し、制御部6は電圧調整制御部4からの電源電圧情報に基づいて電圧調整指令信号を電圧調整制御部4に送信する。電圧調整制御部4は並列コンバータ7からの電圧調整指令電圧を生成し、電圧調整回路3の複数の半導体スイッチを制御する。これによって電圧調整制御部4と並列コンバータ7の異常電圧検出が干渉することがない。
本発明は実施例に限定されるものではなく変更可能である。実施例は回路構成において、交流入力1から電圧調整回路3、交流スイッチ5、並列コンバータ7の順番に構成されているが、交流スイッチ5、電圧調整回路3、並列コンバータ7または交流スイッチ5、並列コンバータ7、電圧調整回路3の順番に構成にしても良い。
実施例では電圧調整回路3の電圧調整制御部4と並列コンバータ7の電圧異常検出及び並列コンバータ7におけるUPS動作の制御を各々設け相互に信号のやり取りを設けているが、一つの制御あるいは一つの制御ソフトウエアで構成し、電圧調整回路3と並列コンバータ7を制御しても良い。
本発明の実施例は、3相回路となっているが単相回路に適用しても良い。
並列コンバータ7は、通常動作時にアクティブフィルタ機能として入力力率の高力率化、負荷の高調波電流の抑制、負荷不平衡の3相平衡化を備えても良い。
電圧調整回路は、変圧器1,2のセンタタップと5個の半導体スイッチの組合せに限らず、複数のタップを設け対応した複数の半導体スイッチで構成し、より多くの電圧を出力できるようにしても良い。より制度の高い調整ができる。
実施例では電圧調整回路3の電圧調整制御部4と並列コンバータ7の電圧異常検出及び並列コンバータ7におけるUPS動作の制御を各々設け相互に信号のやり取りを設けているが、一つの制御あるいは一つの制御ソフトウエアで構成し、電圧調整回路3と並列コンバータ7を制御しても良い。
本発明の実施例は、3相回路となっているが単相回路に適用しても良い。
並列コンバータ7は、通常動作時にアクティブフィルタ機能として入力力率の高力率化、負荷の高調波電流の抑制、負荷不平衡の3相平衡化を備えても良い。
電圧調整回路は、変圧器1,2のセンタタップと5個の半導体スイッチの組合せに限らず、複数のタップを設け対応した複数の半導体スイッチで構成し、より多くの電圧を出力できるようにしても良い。より制度の高い調整ができる。
本発明は、通常動作時に出力電圧を調整するパラレルプロセッシングUPSに最適である。
1 交流入力
2.2−1、2−2 直列変圧器
3 電圧調整回路
4 電圧調整制御部
5 交流スイッチ
6 制御部
7 並列コンバータ
8 蓄電池
9 交流出力
2.2−1、2−2 直列変圧器
3 電圧調整回路
4 電圧調整制御部
5 交流スイッチ
6 制御部
7 並列コンバータ
8 蓄電池
9 交流出力
Claims (3)
- 交流入力の調整した電圧を出力する電圧調整回路と、
前記交流入力が異常時に該交流入力を遮断する交流スイッチと、
前記交流出力に並列に接続され、蓄電池を備えた双方向電力変換器からなる無停電電源装置であって、
前記電圧調整回路は、
1次巻線が交流入力に直列に接続された直列変圧器と、
前記交流入力を複数のスイッチで切替え、前記直列変圧器の2次巻線に電圧を供給する電圧調整回路と、
前記交流入力電圧と目標電圧の差に応じて生成された電圧調整指令電圧に基づいて、前記複数のスイッチのオンオフを制御する電圧調整制御部とからなり、
前記交流入力電圧と前記電圧調整指令電圧とから算出される出力電圧予測値が所定の範囲内では、前記交流スイッチをオンして、前記直列変圧器で調整された電力を出力に供給し、
前記出力電圧予測値が所定の範囲外になると、前記交流入力電圧の異常と判断し、前記交流スイッチをオフし、前記双方向電力変換器から交流出力に電力を供給することを特徴とする無停電電源装置。 - 前記出力電圧予測値は、前記双方向電力変換器が前記電圧調整制御部から送出される前記交流入力電圧と出力の目標電圧に基づいて、前記交流入力電圧が目標値より低い場合は前記交流入力電圧に前記電圧調整指令電圧を加算し、前記交流入力電圧が目標値より高い場合は前記交流入力電圧に前記電圧調整指令電圧を減算して生成され、
前記双方向電力変換器は、前記出力電圧予測値に基づき前記交流入力電圧の異常と判断することを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置。 - 前記交流入力電圧の異常と判断され、その後再び前記交流入力電圧と前記電圧調整指令電圧との差が所定の範囲内になり、前記双方向電力変換器が、前記交流入力電圧が正常であると判断すると、前記電圧調整回路は前記電圧調整指令電圧を出力し、前記電圧調整回路が正常に動作してから前記交流スイッチをオンし、前記直列変圧器から前記交流出力に電力を供給することを特徴とする請求項1または2に記載の無停電電源装置。
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