JP2016090694A - 画像加熱装置 - Google Patents

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Shuichi Tamura
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Abstract

【課題】筒状の第1の回転体202と、第1の回転体の内側に固設された筒状の金属部材207と、金属部材の内側に固設された発熱体201と、金属部材の内側に固設され、発熱体からの輻射熱を金属部材の内面に向けて反射する反射部材203と、第1の回転体の内面に摺接するように固設された摺接部材204と、第1の回転体を介して摺接部材と当接して第1の回転体との間にニップ部Nを形成する第2の回転体205と、を有し、トナー像Tを担持したシートPをニップ部で挟持搬送してトナー像を加熱する画像加熱装置の端部昇温を単純な構成で端部昇温を抑制する。
【解決手段】金属部材は周方向において少なくとも一部が第1の回転体と摺接する第1領域207aと少なくとも一部が第1の回転体と摺接し第1領域よりも厚みが薄い第2領域207bを有し、反射部材は発熱体からの輻射熱を第2領域に向けて反射するように設置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式などの複写機、プリンタ、ファックス、それらの複合機等の画像形成装置に搭載される定着装置として用いれば好適な画像加熱装置に関する。
記録媒体としてのシート(以下、用紙と記す)に担持された未定着のトナー像を固着像として加熱定着させる定着装置は各種方式のものが知られている。
特許文献1、2には、ウォームアップ時間が短いオンデマンド方式のハロゲン定着装置が開示されている。この定着装置は、定着部材としての無端状の定着ベルト、定着ベルトの内周面の一部又は全部に対向するように固設された略円筒状の金属部材(対向部材)、金属部材を加熱するために金属部材に内設されたハロゲンヒーター(加熱手段)を有する。また、定着ベルトに圧接してニップ部を形成する加圧回転体としての加圧ローラを有する。
そして、定着ベルトがヒーターによって加熱された金属部材によって加熱されて、ニップ部に向けて搬送された用紙上のトナー像がニップ部にて熱と圧力とを受けて定着されることになる。
この定着装置の長所として、定着ベルトの低熱容量化によるウォームアップ時間の短縮が挙げられる。しかしながら、装置に使用可能な最大幅サイズの用紙よりも幅が小さい小サイズ用紙(小サイズシート)を連続的に通紙(導入)した場合にいわゆる非通紙部昇温(端部昇温)が発生する。即ち、定着ベルト長手において用紙が通過しない非通紙部領域においては、用紙の加熱によって熱が消費されず、熱が蓄積されてしまう。そのために、非通紙部領域の温度が、所定温度に維持管理されている通紙部よりも昇温していく。
非通紙部昇温に対して、特許文献1では定着ベルト内の金属部材に均熱部材を取りつけることで非通紙部昇温を抑制する提案がされている。また、特許文献2では定着ベルト内の金属部材の内周面に金属膜を形成し、通紙部と非通紙部での熱伝導性を変えることで非通紙部昇温を抑制する構成が提案されている。
特開2011−059387号公報 特開2011−186307号公報
非通紙部昇温に対し、特許文献1、2は金属部材に均熱部材または金属膜を接触させることで定着ベルトを均熱化するが、金属部材との間には接触熱抵抗があり、そのために定着ベルトの均熱効果が鈍くなるという課題があった。
本発明の目的は、従来の技術の課題を解決し、単純な構成で端部昇温を抑制し、良好な画像加熱性(定着性)を得ることができるようにした画像加熱装置を提案することにある。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像加熱装置の代表的な構成は、トナー像を担持したシートをニップ部で挟持搬送してトナー像を加熱する画像加熱装置であって、筒状の第1の回転体と、前記第1の回転体の内側に固設された筒状の金属部材と、前記金属部材の内側に固設された発熱体と、前記金属部材の内側に固設され、前記発熱体からの輻射熱を前記金属部材の内面に向けて反射する反射部材と、前記第1の回転体の内面に摺接するように固設された摺接部材と、前記第1の回転体を介して前記摺接部材と当接して前記第1の回転体との間に前記ニップ部を形成する第2の回転体と、を有し、前記金属部材は周方向において少なくとも一部が前記第1の回転体と摺接する第1領域と少なくとも一部が前記第1の回転体と摺接し前記第1領域よりも厚みが薄い第2領域を有し、前記反射部材は前記発熱体からの輻射熱を前記第2領域に向けて反射するように設置されていることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための本発明に係る画像加熱装置の他の代表的な構成は、トナー像を担持したシートをニップ部で挟持搬送してトナー像を加熱する画像加熱装置であって、筒状の第1の回転体と、前記第1の回転体の内側に固設された筒状の金属部材と、前記金属部材の内側に固設された発熱体と、前記金属部材の内側に固設され、前記発熱体からの輻射熱を前記金属部材の内面に向けて反射する反射部材と、前記第1の回転体の内面に摺接するように固設された摺接部材と、前記第1の回転体を介して前記摺接部材と当接して前記第1の回転体との間に前記ニップ部を形成する第2の回転体と、を有し、前記金属部材は周方向において少なくとも一部が前記第1の回転体と摺接する第1領域と少なくとも一部が前記第1の回転体と摺接し前記第1領域よりも熱容量が小さい第2領域を有し、前記反射部材は前記発熱体からの輻射熱を前記第2領域に向けて反射するように設置されていることを特徴とする。
本発明の画像加熱装置によれば、小サイズシートを連続的に導入しても端部昇温を単純な構成で抑制し、良好な画像加熱性を得ることができる。
実施例における定着装置の要部の拡大横断面模型図である。 実施例における画像形成装置の概略図である。 定着装置の要部の中途部分省略の縦断正面模型図である。 加熱ユニットの分解斜視図である。 定着ベルトの層構成模式図である。 ウォームアップタイムの効果説明図である。 定着ベルト長手温度均熱効果の説明図(その1)である。 定着ベルト長手温度均熱効果の説明図(その2)である。 他の構成例の模型図である。
[実施例]
(1)画像形成部
図2は本発明に従う画像加熱装置を定着装置(定着器)200として搭載した画像形成装置100の一例の概略図である。この画像形成装置100は中間転写方式、タンデム型の4色フルカラーの電子写真レーザープリンタであり、シートPにフルカラートナー像を形成してプリントアウトすることができる。シートPはトナー像が形成され得る記録材(記録媒体)であり、普通紙、光沢紙、樹脂製シート、厚紙、葉書、封筒、OHPシートなどが挙げられる。以下、用紙と記す。定着装置200以外のプリンタ構成は公知に属するので以下のプリンタ構成の説明は簡単にとどめる。
10は画像形成部であり、4つの画像形成ユニットU(UY、UM、UC、UBk)、露光手段としてのレーザースキャナユニット12、中間転写ベルトユニット13を有する。各画像形成ユニットUは、それぞれ、回転ドラム型の感光体11と、これに作用する画像形成プロセス手段としての帯電器、現像器、一次転写器、クリニング器等を有する。
そして、画像形成ユニットUYの感光体11にはイエロー(Y)色のトナー像が、画像形成ユニットUMの感光体11にはマゼンタ(M)色のトナー像が形成される。また、画像形成ユニットUCの感光体11にはシアン(C)色のトナー像が、画像形成ユニットUBkの感光体11にはブラック(Bk)色のトナー像が形成される。その各画像形成ユニットUの感光体11から循環移動する中間転写ベルト14に対して上記4色のトナー像が順次に所定に重畳されて一次転写され、中間転写ベルト14上にフルカラートナー像が形成される。
そのフルカラートナー像が中間転写ベルト14と二次転写ローラ15との圧接部である二次転写ニップ部において用紙Pに対して二次転写される。用紙Pは用紙給送部16の用紙カセット17または同18もしくはマルチ給紙トレイ19から一枚分離給紙され、レジストローラ対20に送り込まれる。レジストローラ対20は、用紙Pを一旦受け止めて、用紙Pが斜行している場合、真っ直ぐに直す。そして、レジストローラ対19は、中間転写ベルト14上のトナー像と同期を取って用紙Pを二次転写部に送り込む。
用紙Pは二次転写部で中間転写ベルト14側のフルカラートナー像の二次転写を受け、その後、定着装置200へ搬送されトナー像の定着処理を受ける。定着装置200を出た用紙Pは画像形成物(片面プリント)として排出ローラ21により装置外に排出される。両面モードの場合は、定着装置200を出た1面目画像形成済みの用紙Pが用紙給送部16の再循環搬送部22へ導入されて反転され、レジストローラ対20に再度送り込まれる。そして、二次転写部、定着装置200の経路を搬送されることで両面画像形成物(両面プリント)として排出ローラ21により装置外に排出される。
本実施例の画像形成装置100において用紙Pの装置内搬送は中央基準搬送でなされる。この用紙搬送は、装置に使用可能(通紙可能)な大小どのような幅の用紙であっても、用紙の幅方向の中心線を用紙搬送路の幅方向中央に合わせて通紙する形態のことである。
(2)定着装置
(2−1)全体的な概略構成
本実施例の定着装置200は、ベルト加熱方式、加圧ローラ駆動方式(テンションレスタイプ)の画像加熱装置である。図1は定着装置200の要部の拡大横断面模型図、図3は定着装置200の要部の中途部分省略の縦断正面模型図である。
ここで、本実施例において、定着装置200若しくはその構成部材に関して、正面側とは用紙入口側から見た面、背面側とはその反対側(用紙出口側)の面、左右とは装置を正面側から見て左(一端側)または右(他端側)である。上下とは重力方向において上または下である。上流側と下流側は用紙搬送方向aに関して上流側と下流側である。長手方向(または幅方向)や用紙幅方向とは、用紙搬送路面において、用紙搬送方向aに直交する方向に実質平行な方向である。短手方向とは用紙搬送路面において、用紙搬送方向aに実質平行な方向である。
この定着装置200は、筒状(エンドレス)の第1の回転体としての可撓性を有する定着ベルト(定着部材:無端ベルト)202を備えた定着ベルトユニット(加熱ユニット)200Aを有する。また、定着ベルト202との間にニップ部Nを形成してトナー像Tを担持した用紙Pを挟持搬送する第2の回転体としての加圧ローラ205を有する。また、それらを収容した筐体210を有する。
図4は加熱ユニット200Aの分解斜視図である。加熱ユニット200Aは、筒状の可撓性を有する定着ベルト202、筒状(パイプ状、略円筒体)の金属部材(加熱部材)207、摺接部材としての押し付け部材(加圧部材、加圧パッド、バックアップ部材)204を有する。また、断熱部材(断熱材)212、補強ステー208、発熱体としてのヒーター201、反射板(反射部材)203、左右のフランジ部材209L・209R等を有する。上記において左右のフランジ部材209L・209R以外の部材は左右方向に長い部材である。
定着ベルト202は熱を伝達する加熱部材としての筒状の耐熱性ベルトである。図5の層構成模式図に示ように、内周面側から外周面側に順に、内面コート層202d、基材層202a、弾性層202b、離型層202cが順次に積層されている複合層ベルトである。上記各層の構成材料については(2−3)項に記載した。この4層全体の厚さが1mm以下に設定されている、薄肉で可撓性を有する部材である。定着ベルト202は、自由状態では自身の弾発性によりほぼ円筒形状を呈する。
定着ベルト202の直径(内径)は15〜120mmになるように設定されている。本実施例では内径が30mmに設定されている。定着ベルト202の長さ(幅W202)は340mmとしている。定着ベルト202は、定着ベルト202よりも外径が小さいパイプ状の金属部材207に対してルーズに外嵌されている。金属部材207の長さ(幅W207)は定着ベルト202よりも長い360mmとしている。
金属部材207の下面側には長手に沿って溝部(凹部)207cが形成されており、この溝部207cに押し付け部材204が嵌め込まれている。即ち、押し付け部材204は定着ベルト202の内周面に摺接するように金属部材207に固定されている。そして、後述するように、押し付け部材204が定着ベルト202を介して加圧ローラ205に圧接することで、用紙Pが挟持搬送されるニップ部Nが形成される。
押し付け部材204を形成する材料としては、加圧ローラ205による加圧力を受けても大きく撓むことがないように、ある程度剛性のある材料で形成されている。本実施例では厚さが1.5mm程度のアルミニウム材を用いている。長さは金属部材207と同じ360mmとしている。
金属部材207の内側には、溝部207cの形成で金属部材207の内側において凸部となっている部分に断熱部材212を介して鉄鋼材などの高剛性の補強ステー208が配設されている。補強ステー208の長さは金属部材207よりも長く、左右の両端部はそれぞれ金属部材207の左右の両端部から外側に突出している。即ち、金属部材207の内側には金属部材207の溝部(凹部)207cを金属部材内周面側から保持する補強ステー208が断熱部材212を介して設置されている。
断熱部材212は、後述するように加熱された金属部材207の熱が補強ステー208に移動するのを抑制して効果的に金属部材207を加熱することを可能にする。断熱部材212の材料としては、断熱性に優れたスポンジゴムや、空泡を有するセラミック等を用いることができる。
補強ステー208の上には反射板203が配設されている。反射板203の長さ(幅W203)は330mmとしている。反射板203の内側にはヒーター(熱源、加熱手段、発熱体)としてのハロゲンヒーター201が配設されている。カーボンヒーターなど他の発熱体(加熱体)とすることもできる。反射板203はヒーター201からの輻射熱を金属部材207の内面に向けて反射する。
左右のフランジ部材209L・209Rは、それぞれ、金属部材207の左右の両端部から外側に突出している補強ステー両端部分に対して嵌着されている。即ち、補強ステー208の左右の両端部分は、それぞれ、左右のフランジ部材209L・209Rに形成されている穴部209bに嵌入されている。
また、金属部材207の両端部は、それぞれ、左右のフランジ部材209L・209Rに形成されている穴部209cに嵌入されている。また、ヒーター201の左右の端部の金口201aは、それぞれ、左右のフランジ部材209L・209Rに配設されているソケット(コネクタ)220に嵌入されて当該ソケット220と電気的に接続している。定着ベルト202は左右のフランジ部材209L・209Rの対向鍔座部209a間において金属部材207にルーズに外嵌されている。
以上の定着ベルト202、金属部材207、押し付け部材204、断熱部材212、補強ステー208、ヒーター201、反射板203、左右のフランジ部材209L・209Rの組み立て体(アセンブリ)が加熱ユニット200Aである。
加圧ローラ205は、中空構造の芯金205aの外周面に、発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の弾性層205bが形成されている。更に、この弾性層205bの外周面にPFA、PTFE等の離形層205cを設けることもできる。芯金205aの左右両端部には、それぞれ、軸部205dが実質同心に一体に装着されている。本実施例1の加圧ローラ205は、外径が30mm、弾性層205bの厚さ300μm、ローラ部の長さ(幅W205)が330mmである。
加圧ローラ205は、左右の軸部205dが、それぞれ、筐体210の左右の側板210L・210R間に軸受部材(ベアリング)221を介して回転可能に保持(両持ち式)されて配設されている。右側の軸部205dの端部には駆動ギアGが実質同心に一体に配設されている。
加熱ユニット200Aは押し付け部材204側を下向きにして、加圧ローラ205の上側において加圧ローラ205に実質平行に配列して、筐体210の左右の側板210L・210R間に配設されている。即ち、加熱ユニット200Aの左右のフランジ部材209L・209Rにそれぞれ設けられている縦溝部209d(図4)が左右の側板210L・210Rにそれぞれ設けられた縦ガイドスリット210L−a・210R−aの縦縁部に係合している。これにより、左右のフランジ部材209L・209Rは、それぞれ、左右の側板210L・210Rに対して上下方向にスライド移動可能に保持されている。
そして、左右のフランジ部材209L・209Rの受圧部209eに対してそれぞれ加圧ばね222により所定の押し下げ付勢力Fを作用させている。本実施例ではフランジ部材209L・209Rの受圧部209eにそれぞれ160N(総圧320N)の押し下げ付勢力Fを付与している。
これにより、補強ステー208、断熱部材212、金属部材207を介して押し付け部材204に対して押し下げ力が作用し、この押し付け部材204により定着ベルト202が加圧ローラ205の上面に所定の押圧力で圧接される。この圧接により定着ベルト202と加圧ローラ205との間に短手方向において所定幅のニップ部Nが形成される。
駆動ギアGに対して制御部300で制御されるモータ(駆動源)Mの駆動力が駆動伝達機構(不図示)を介して伝達される。これにより、加圧ローラ205は駆動回転体として図1において矢印R205の反時計方向に所定の周速度にて回転駆動される。
この加圧ローラ205の回転駆動による加圧ローラ205と定着ベルト202の外面とのニップ部Nにおける摩擦力で定着ベルト202に回転力(回転トルク)が作用する。これにより、定着ベルト202が、その内面がニップ部Nにおいて押し付け部材204の表面(下向き面)に密着して摺動しつつ図1において矢印R202の時計方向に加圧ローラ205の回転周速度にほぼ対応した周速度で従動回転する。この定着ベルト202の従動回転を滑らかなものにするために、定着ベルト202と押し付け部材204および金属部材207の相互摺接部には潤滑剤(不図示)を介在(塗布)させている。
左右のフランジ部材209L・209Rの鍔座部209aは回転する定着ベルト202が押し付け部材204の長手に沿って左方または右方に寄り移動したときの寄り側のベルト端部を受け止めて寄り移動を規制する。金属部材207は、押し付け部材204のホルダー(保持部材)として機能するとともに、定着ベルト202の回転ガイドとしても機能する。
金属部材207は定着ベルト202の加熱部材として機能する。即ち、金属部材207は周方向において、ニップ部Nの位置では溝部207cにおいて押し付け部材204を保持し、ニップ部Nを除く位置では定着ベルト202の内周面に対向するように形成されている。そして、金属部材207は周方向においてニップ部Nを中にして定着ベルト回転方向上流側のニップ部近傍領域と定着ベルト回転方向下流側のニップ部近傍領域において定着ベルト内面と摺接するように構成されている。即ち、定着ベルト202はその内面が上記のニップ部近傍領域において金属部材207の外面に摺接しながら回転する。
金属部材207の内部に配置されているヒーター201は制御部300で制御される電源部301からソケット220・220を介して電力供給を受けて発熱する。金属部材207はそのヒーター201の輻射熱により加熱されて回転する定着ベルト202を加熱する(熱を伝える)。すなわち、金属部材207がヒーター201によって直接的に加熱されて、金属部材207を介して回転する定着ベルト202がヒーター201によって間接的に加熱されることになる。
206aは定着ベルト202の長手中央部に配置された第1の温度センサであり、大小どの幅サイズの用紙も通過する定着ベルト202の通紙領域の表面温度を検知(計測)する。206bは定着ベルト202の端部に配置された第2の温度センサであり、装置に使用可能な最大通紙幅よりも幅が小さい用紙(小サイズシート)が通紙(導入)されたときの定着ベルト202の非通紙領域の表面温度を検知する。本実施例において第1と第2の温度センサ206a、206bは共に接触式サーミスタである。第1と第2の温度センサ206a、206bの温度検知情報は制御部300に入力する。
上記の定着装置200の構成をまとめると次のとおりである。トナー像Tを担持した用紙Pをニップ部Nで挟持搬送してトナー像Tを加熱する装置である。筒状の第1の回転体としての定着ベルト202と、この定着ベルト202の内側に固設された筒状の金属部材207と、この金属部材207の内側に固設された発熱体としてのヒーター201を有する。また、金属部材207の内側に固設され、ヒーター201からの輻射熱を金属部材207の内面に向けて反射する反射部材203と、定着ベルト202の内面に摺接するように固設された摺接部材としての押し付け部材204を有する。
また、定着ベルト202を介して押し付け部材204と当接して定着ベルト202との間にニップ部Nを形成する第2の回転体としての加圧ローラ205を有する。そして、金属部材207は周方向においてニップ部Nを中にして定着ベルト回転方向上流側のニップ部近傍領域と定着ベルト回転方向下流側のニップ部近傍領域とにおいて定着ベルト内面と摺接するように構成されている。
(2−2)定着動作
制御部300は画像形成開始信号に基づいてモータMを起動して加圧ローラ205の回転駆動を開始する。また、電源部301からヒーター201に対する電力供給を開始する。これにより、定着ベルト202が従動回転するとともにヒーター201で加熱される金属部材207の熱により加熱される。制御部300は、第1の温度センサ206aの検知温度情報に基づいて、定着ベルト202の表面温度が所定の定着温度に立ち上げられ、その定着温度が維持されるようにヒーター201に対する供給電力を制御して定着ベルト202の表面温度を温調する。
この定着装置状態において画像形成部10側から未定着のトナー像Tを担持している用紙Pが定着装置200に導入され、ニップ部Nで挟持搬送される。これによりトナー像Tおよび用紙Pが定着ベルト202の熱とニップ部圧により加熱加圧されることでトナー像Tが用紙Pに対して固着画像として定着される。ニップ部Nを挟持搬送された用紙Pはニップ部Nの用紙出口において定着ベルト202の面から曲率分離して定着装置200から排出搬送されていく。
定着ベルト202の内周面に摺接する押し付け部材204は、加圧ローラ205との対向面(定着ベルト摺接面)が、図1のように、加圧ローラ205の曲率にならうように凹状に形成されている。これにより、用紙Pは加圧ローラ205の曲率にならうようにニップ部Nから送出されるために、定着工程後の用紙Pが定着ベルト202に吸着して分離しない事態の発生を抑止することができる。
(2−3)定着ベルト202の層構成材料
基材層202aは、クイックスタート性を向上させるために、厚さとして100μm以下、好ましくは50μm以下20μm以上の耐熱性材料を使用できる。例えば、SUS、ニッケルなどの金属フィルムを使用できる。本実施例1では、厚さが30μm、直径(内径)が30mmの円筒状ニッケル金属フィルムを用いた。
弾性層202bは、熱容量を小さくしてクイックスタート製を向上させるために、厚さとしては1000μm以下、好ましくは500μm以下のゴム材料を使用できる。例えば、シリコーンゴム、フッ素ゴム等が挙げられる。ゴム硬度10度(JIS−A)、熱伝導率1.3W/m・K、厚さ300μmのシリコーンゴムを用いた。弾性層202bを設けることで、ニップ部Nにおける定着ベルト202の表面の微小な凹凸が形成されなくなり、用紙P上のトナー像Tに均一に熱が伝わりユズ肌画像の発生が抑止される。
離型層202cは厚さ100μm以下、好ましくは20〜70μmのフッ素樹脂材料を使用できる。フッ素樹脂層としては、例えばPTFE、FEP、PFAなどが挙げられる。本実施例1では、厚さ30μmのPFAチューブを用いた。
内面コート層41dは、押し付け部材46と摺接するため耐熱性を持つ樹脂層やセラミックス、金属などを使用できる。エンジニアリングプラスティックや、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)などが挙げられる。具体的に、例えば、ポリイミド、ポリイミドアミド、PEEK、ポリ四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、四フッ化エチレン/六フッ化プロピレン共重合体樹脂(FEP)、四フッ化エチレン/パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)等である。
(2−4)金属部材207
金属部材207の材料としては、ステンレス鋼、ニッケル、アルミニウム、鉄等の金属熱伝導体(熱伝導性を有する金属)を用いることができる。また、金属部材207の厚さを0.1〜1.0mmに設定している。
金属部材207は、厚みを薄くすることで、ウォームアップ時間を短縮することができる。しかし、金属部材207自身の剛性は小さくなっているため、加圧ローラ205の加圧力に抗しきれずに、撓んだり、変形することがある。パイプ状の金属部材207が変形してしまうと所望のニップ幅が得られずに、定着性が低下するという問題が生じる。これに対して、本実施例では、薄肉の金属部材207とは別に高剛性の押し付け部材(加圧パッド)204および補強ステー208を設置してニップ部Nを形成しているために、そのような問題が生じるのを未然に防止することができる。
金属部材207は、本実施例においては、0.1〜0.2mm厚のステンレスからなる平板に曲げ加工を施して形成したものである。したがって、ステンレス板を曲げ加工によって所望のパイプ形状に加工しようとしても、そのままでは、スプリングバックによって径が大きくなる方向に開いてしまい所望のパイプ形状を形成することができない。そして、金属部材207がスプリングバックによって開いてしまうと、定着ベルト202の内周面に接触してしまい定着ベルト202を傷つけたり、定着ベルト202との接触ムラによる定着ベルト21の加熱ムラが生じたりしてしまう。
本実施例では、このような事態が生じるのを抑止するために、前記のように、金属部材207の両端部は、それぞれ、左右のフランジ部材209L・209Rに形成されている穴部209cに嵌入されている。即ち、金属部材207をフランジ部材209L・209Rで固定することによって、金属部材207のスプリングバックによる変形を抑止している。
(2−5)端部昇温対策
上述したように、定着ベルト202の加熱は、まずヒーター201からの輻射熱により金属部材207が加熱され、定着ベルト202と金属部材207がニップ部近傍で接触することで熱伝達がなされることで行われる。
金属部材207を設けることにより金属部材207の蓄熱効果および長手方向の熱伝導効果から非通紙部昇温(端部昇温)といった定着ベルト202の長手温度ムラの問題に対しては効果的である。しかし、金属部材207の熱容量の分だけウォームアップタイム遅くなることが知られている。
そこで、本実施例では、図1に示すように、金属部材207は周方向において少なくとも一部が定着ベルト202と摺接する第1領域207aと少なくとも一部が定着ベルト202と摺接し第1領域207aよりも厚みが薄い第2領域207bを有する。そして、反射板203はヒーター201からの輻射熱を厚みが薄い第2領域207bに向けて反射するように設置されている。
本実施例においては、第2領域207bを金属部材207の周方向においてニップ部Nを中にして定着ベルト回転方向上流側のニップ部近傍領域に配設している。この第2領域207bの金属部材周方向における範囲Aは、金属部材207のハロゲンヒーターに対向し、反射板203の横断面における反射角度の両端部の延長線上が金属部材207と交わる位置までの範囲である。第1領域207aはこの第2領域207b以外の金属部材領域である。
上記の金属部材207において、第1領域207aよりも厚みが薄く且つ反射板203による輻射熱の反射で集中加熱される第2領域207bは定着ベルト202を積極加熱する熱伝導部として機能する。第2領域207bよりも厚みが厚い第1領域207aは長手方向への熱伝達効率が高く定着ベルト202の長手方向の温度分布を均熱化させる均熱部(均熱・蓄熱部)として機能する。
熱伝導部として機能する第2領域207bの厚さtbは定着ベルト202の加熱効率を良好に維持するために0.1mm以下に設定することが好ましい。本実施例においては0.1mmとした。また、均熱部として機能する第1領域207aの厚さtaは0.5mmとした。
電源部301により出力制御されたヒーター201の輻射熱が反射板203によって反射することで金属部材207の第2領域207bが主として加熱される。そして、定着ベルト202が加圧ローラ205の駆動力で従動回転されることで第2領域207bを通過して定着ベルト202全体が加熱される。また、定着ベルト202の長手方向の温度分布が均熱・蓄熱部としての第1領域207aで均熱化される。
本実施例の具体例を以下に説明する。動作条件としては、フランジ部材209L・209Rに加圧する加圧条件を総圧で320N、定着ベルト202および加圧ローラ205の回転速度を250mm/s、ヒーター201への投入電力を800Wとした。
まず、出力される用紙(記録紙)Pの通紙サイズが制御部300に入力されると、制御部300において、表1に示すように、定着ベルト202の長手長さ(340mm)に対する非通紙部領域Lが決定される。
表1に示すように、使用する記録紙サイズがA4Rの場合、非通紙部領域Lの長さは65mmである。
比較の為に、本実施例を施さない場合と、本実施例を施した場合の効果を図6、図7、図8を用いて説明する。図6はウォームアップタイムについて示したものである。比較例4は、金属部材207の第2領域(熱伝導部)207bと第1領域(均熱部)207aが同一の厚さ(共に0.5mm)にした定着装置である。実施例1の定着装置200は、定着ベルト202の表面温度が140℃に到達するまでのウォームアップタイムとして18秒必要とし、比較例4と同レベルでのウォームアップが可能である。
比較例3は、表2に示したように、金属部材207の第1領域(均熱部)207aの厚みを0.6mmとした定着装置である。比較例3では、表2の比較例1のように金属部材207を無しにした定着装置と比べて9秒長くなり、ウォームアップタイムで不利になる。
第1領域(均熱部)207aを厚くしていくとウォームアップタイムが不利になる傾向になるため、以下、実施例では第1領域207aの厚みを0.5mm以下とした。また第2領域(熱伝導部)207bの厚みは薄いほど定着ベルト202への熱伝達性が良くなる。しかしが、0.1mm未満では剛性が低く、0.3mm以上ではウォームアップタイムが長くなりすぎるため、以下実施例では熱伝導部207bの厚みを0.1〜0.2mmとした。
次に、金属部材207を設けない定着装置の場合にA4Rの記録紙を50ppmの速度で2000枚連続通紙した際に発生する非通紙部昇温を比較例と実施例で比較した。表2の温度差は比較例1と各実施例の定着ベルト端部の温度差である。比較例1は金属部材を設けない場合である。比較例2は金属部材207にSUS430を用いるが、第1領域(均熱部)207aと第2領域(熱伝導部)207bの厚さが均一の場合である。
図7は表2の各比較例1、2と実施例1の定着ベルト202の長手中央から端部までの温度分布である。図7から本実施例の構成によって端部温度が下がることがわかる。
実施例1から実施例4は表2に示すような構成で第1領域(均熱部)207aと第2領域(熱伝導部)207bの厚さを設定した。結果は図8の星取り表に示した。
図8において○で示された範囲は端部昇温抑制効果のあった構成である。△は効果は端部昇温抑制効果はあるが、ウォームアップタイムが長くなるか、厚みが薄くて耐久性が不十分である場合を示した。×は端部昇温抑制に効果がなかったことを示した。図8から第2領域(熱伝導部)207bの厚さ0.1〜0.2mm、第1領域(均熱部)207aの厚さ0.2〜0.5mmにあるときに本実施例において端部昇温抑制の効果があることが分かる。
これらの結果から、第1領域(均熱部)207aを第2領域(熱伝導部)207bよりも厚く構成することで、単一の厚さの金属部材(比較例2)よりも端部昇温を抑える効果があることが確認できた。
また、図9のように、金属部材27の第1領域(均熱部)207aと第2領域(熱伝導部)207bの厚みは同じ(ta=tb)にする。この場合に、第1領域207aと第2領域207bの金属材質を異ならせることで、第1領域207aよりも第2領域207bの熱容量が小さくする構成にする。この構成でも上記の実施例と同様の効果を得ることができる。例えば、第1領域207aはFe(3.5J/cm3/(K・m) 80W・/K・m)、第2領域207bはAl(3.43J/cm3/K 250W/(K・m))で構成し、厚みは共に0.5mmにする。
なお、第2の温度センサ206bは小サイズ用紙の連続通紙時における定着ベルト202の非通紙部領域の温度上昇を検知して制御部300に温度情報をフィードバックしている。制御部300は第2の温度センサ206bで検知される温度が所定の温度を超える場合には、例えば、画像形成装置のスループットを下げる制御を行う。
[その他の事項]
以上、本発明に係る実施例について詳述したが、本発明の思想の範囲内において種々の構成の他の公知の構成に置き換えることは可能である。
1)例えば、実施例では、第1の回転体202として、駆動回転体としての第2の回転体205の回転駆動で従動回転する筒状のベルトを用いた装置で説明した。これに限定されず、第1の回転体202は剛性を有する筒状の駆動回転体の形態にすることもできる。
2)第2の回転体205を回転可能な無端ベルト体の形態にすることもできる。
3)本発明の画像加熱装置は実施例のようにシートPに担持された未定着トナー像Tを加熱加圧して固着画像として加熱定着する定着装置としての使用に限定されない。シートに一旦定着された或いは仮定着された画像(定着済み画像又は半定着画像)を加熱加圧して光沢度を向上させるなどの画像の表面性を調整する加熱処理装置としても有効である。
4)画像形成装置の画像形成部は電子写真方式に限られない。静電記録方式や磁気記録方式の画像形成部であってもよい。また、転写方式に限られず、シートに対して直接方式で未定着画像を形成する構成のものであってもよい。
200・・画像加熱装置、P・・シート、T・・トナー像、202・・筒状の第1の回転体、207・・筒状の金属部材、207a・・第1領域(均熱部)、207b・・第2領域(熱伝導部)、201・・発熱体、203・・反射部材、204・・摺接部材、205・・第2の回転体、N・・ニップ部

Claims (6)

  1. トナー像を担持したシートをニップ部で挟持搬送してトナー像を加熱する画像加熱装置であって、
    筒状の第1の回転体と、
    前記第1の回転体の内側に固設された筒状の金属部材と、
    前記金属部材の内側に固設された発熱体と、
    前記金属部材の内側に固設され、前記発熱体からの輻射熱を前記金属部材の内面に向けて反射する反射部材と、
    前記第1の回転体の内面に摺接するように固設された摺接部材と、
    前記第1の回転体を介して前記摺接部材と当接して前記第1の回転体との間に前記ニップ部を形成する第2の回転体と、を有し、
    前記金属部材は周方向において少なくとも一部が前記第1の回転体と摺接する第1領域と少なくとも一部が前記第1の回転体と摺接し前記第1領域よりも厚みが薄い第2領域を有し、前記反射部材は前記発熱体からの輻射熱を前記第2領域に向けて反射するように設置されていることを特徴とする画像加熱装置。
  2. トナー像を担持したシートをニップ部で挟持搬送してトナー像を加熱する画像加熱装置であって、
    筒状の第1の回転体と、
    前記第1の回転体の内側に固設された筒状の金属部材と、
    前記金属部材の内側に固設された発熱体と、
    前記金属部材の内側に固設され、前記発熱体からの輻射熱を前記金属部材の内面に向けて反射する反射部材と、
    前記第1の回転体の内面に摺接するように固設された摺接部材と、
    前記第1の回転体を介して前記摺接部材と当接して前記第1の回転体との間に前記ニップ部を形成する第2の回転体と、を有し、
    前記金属部材は周方向において少なくとも一部が前記第1の回転体と摺接する第1領域と少なくとも一部が前記第1の回転体と摺接し前記第1領域よりも熱容量が小さい第2領域を有し、前記反射部材は前記発熱体からの輻射熱を前記第2領域に向けて反射するように設置されていることを特徴とする画像加熱装置。
  3. 前記第2領域の金属部材周方向における範囲が前記反射部材の横断面における反射角度の両端部の延長線上が前記金属部材と交わる位置までの範囲であるとすることを特徴とする請求項1または2に記載の画像加熱装置。
  4. 前記第1領域の厚さが0.2〜0.5mm、前記第2領域の厚さが0.1〜0.2mmであることを特徴とする請求項1または3に記載の画像加熱装置。
  5. 前記第1の回転体が可撓性を有する無端ベルトであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像加熱装置。
  6. 前記第2の回転体が駆動されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の画像加熱装置。
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