JP2016090494A - X線検査装置 - Google Patents

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【課題】X線を利用し、検査品に小石や金属片等の異物が混合されているか否かを迅速にしかも高精度に検出するX線検査装置を提供する。
【解決手段】搬送手段で検査室内に搬送されてくる検査品にX線を照射するX線発生源と、前記検査品を透過したX線量を検出し、X線透過像を取得するX線カメラと、前記X線カメラで得られるX線透過像より前記検査品に異物が混合されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段での判定結果を表示する表示手段とを有するX線検査装置において、前記X線カメラでは、前記検査品のX線透過像を前記X線発生源から照射され、前記検査品を透過するX線をX線フィルターを介さずに取得する第1のX線透過像と、前記X線フィルターを介して取得する第2のX線透過像を得ており、前記判定手段では前記X線カメラで得られる第1のX線透過像と第2のX線透過像を用いて前記検査品に異物が混入されているか否かを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、X線を利用しプラスチック材よりなる食品容器に混入する小石や小片の金属片(鉄)等の異物を高い精度で自動的に検出することができるX線検査装置に関する。
食品容器に混入された異物(小石、金属片等)をX線を利用して検出するX線検査装置が種々と提案されている(特許文献1)。特許文献1では、搬送コンベアで搬送される食品入り包装体にX線管からX線を投射し、食品入り包装体を通過したX線の透過量をフォトセンサで計測する。そしてX線投射による投影画像を処理し、食品入り包装体に混入する異物の有無を検出している。
特開2004−101368号公報
X線を用いて検査品に異物が混入されているかを判断する方法は大変有効である。しかしながら検査品の中に異物が混入されているか否か及びその異物の存在位置を1度のX線照射で得た画像情報より、精度良く判定することは大変困難である。特に多くのプラスチック材よりなる多数の容器の中から微小な金属片を検出するのは難しい。
近年、段ボール箱等の大型の収納箱にプラスチック材や発泡スチロール材等からなる例えばカップラーメンや弁当用の食品容器を多数収納した検査品を一括して、高精度に検査できるX線検査装置が要望されている。
多くの食品容器を収納した大型の検査品を一括して迅速にしかも高精度に検出するにはX線発生源から発生するX線の照射条件や検査品を通過したX線透過量を検出するラインセンサ等の検出手段(X線カメラ)や検出手段で得られたX線透過量を処理し、異物を検出する画像処理方法等を適切に設定することが重要になってくる。
本発明は、X線を利用し、検査品に小石や金属片等の異物が混合されているか否かを迅速にしかも高精度に検出することができるX線検査装置の提供を目的とする。
本発明のX線検査装置は、搬送手段で検査室内に搬送されてくる検査品にX線を照射するX線発生源と、
前記検査品を透過したX線量を検出し、X線透過像を取得するX線カメラと、
前記X線カメラで得られるX線透過像より前記検査品に異物が混合されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段での判定結果を表示する表示手段とを有するX線検査装置において、
前記X線カメラでは、前記検査品のX線透過像を前記X線発生源から照射され、前記検査品を透過するX線をX線フィルタを介さずに取得する第1のX線透過像と、
前記X線フィルタを介して取得する第2のX線透過像を得ており、
前記判定手段では前記X線カメラで得られる第1のX線透過像と第2のX線透過像を用いて前記検査品に異物が混入されているか否かを判定することを特徴としている。
本発明によれば、X線を利用し、検査品に小石や金属片等の異物が混合されているか否かを迅速にしかも高精度に検出することができるX線検査装置が得られる。
本発明の実施例1の要部断面図 図1のA−A’断面図 図1の一部分の拡大説明図 本発明のX線検査装置における検査方法の説明図 プラスチック材と金属片(鉄)の吸収係数の説明図 本実施例におけるX線フィルタを用いたときと用いないときのX線エネルギー分布の説明図 本発明に係る異物検査のフローチャート 本発明に係る異物検査を自動で行うときのアイコンの説明図
以下、本発明のX線検査装置を図面に基づいて説明する。本発明のX線検査装置は、搬送手段で検査室内に搬送されてくる多数のプラスチックが収納された検査品にX線を照射するX線発生源と、検査品を透過したX線量を検出し、X線透過像を取得するX線カメラと、X線カメラで得られるX線透過像より検査品に異物が混合されているか否かを判定する判定手段と、判定手段での判定結果を表示する表示手段とを有する。
X線カメラでは、検査品のX線透過像をX線発生源から照射され、検査品を透過するX線をX線フィルタを介さずに取得する第1のX線透過像と、X線フィルタを介して取得する第2のX線透過像を得ており、判定手段ではX線カメラで得られる第1のX線透過像と第2のX線透過像を用いて検査品に異物が混入されているか否かを判定する。
図1は本発明のX線検査装置の実施例1の要部概略図である。図2は図1のA−A’断面図である。図3は図1の一部分の拡大説明図である。図1において1は検査品であり、搬送手段としてのベルトコンベア2に載置され、駆動手段2aによって矢印1aの検査室4の方向へ移動される。検査品1の内部には例えば食品等を包装するプラスチックや発泡スチロール等の容器が複数収納されている。
検査室4はX線遮蔽手段としての厚さ4.5mm以上の鉄板で全面が覆われている。5は検査室4に設けられた開閉可能な入口窓であり、検査品1がベルトコンベア2に載置され、搬入される。6はX線透過性が良いカーボンプレートである。7は検査室4に収納されたX線発生源であり、ベルトコンベア2に載置された検査品1に対して図2に示すように搬入方向に対して斜方向からX線を照射する。
X線発生源7の最大出力は150kVであり電流、電圧により出力を制御している。8はL型ラインセンサであり、複数の画素からなる2つのラインセンサ8a,8bがL型に配置されており、検査品1を通過したX線を検出し、X線透過像を形成する。ラインセンサ8a,8bは0.4mm画素ピッチよりなる複数のセンサが1次元方向に500mm〜1000mmの範囲で多数配列されている。
L型ラインセンサ8はX線カメラ20の一部を構成している。9は検査室4に設けた開閉可能な出口窓であり、検査が終了した検査品1がベルトコンベア2に載置され搬出される。21は判定手段(判断手段)であり、X線カメラ20で得られたX線透過像より検査品1に小石、微小な金属片が混合されているか否かから判定する。10は警告手段であり、判定手段21によって検査品1に異物(小石や金属片等)が混入されていたと判断されたときには警告ランプや警告音(アラーム等)を発する。
11は表示手段であり、X線カメラ20で得られた検査品1に関する。X線透過像及び判定手段21で画像処理された画像情報を表示する。12は制御手段であり、検査品1が検査室4に搬入されたときの位置情報を検査品1又はベルトコンベア2に設けたマークを検査室4に設けた位置情報センサ4aで検出し、検査品1が所定の位置に搬入されたとき、X線発生源7より検査品1にX線を照射するのを制御している。
本実施例のX線検査装置では、図2に示すようにベルトコンベア2にカーボンプレート6を介して載置された検査品1に対してX線発生源7はベルトコンベア2の搬入方向に対して斜方向からX線を照射する。
検査品1を通過したX線はL型ラインセンサ8を構成する2つのラインセンサ8a,8bで各々検出される。
L型ラインセンサ8の2つのラインセンサ8a,8bで検出したX線量に基づいてX線カメラ20に設けた画像処理手段で画像処理を行い、X線透過画像を形成する。そして判定手段21でX線カメラ20で得られたX線透過像より検査品1の内部に異物、例えば小さな金属片が混入されているか否かを検出する。
X線発生源7から照射されたX線は図3に示すように検査品1が通過し、X線シャッタ7aでX線の通過を制御する。1回目のX線照射ではX線フィルタ7bを開き、X線フィルタ7bを介さないで検査品1を通過するX線をL型ラインセンサ8で検出する。7cはX線シャッタ7aの駆動手段である。7dはX線フィルタ7bの駆動手段である。そしてX線カメラ20によって第1のX線透過像を得る。
次に検査品1をベルトコンベア2で入口窓5の方向に戻して2回目の検査を行う。2回目のX線照射ではX線フィルタ7bを閉じてX線フィルタ7bを介して検査品1を通過するX線をL型ラインセンサ8で検出する。そしてX線カメラ20によって第2のX線透過像を得る。1回目と2回目のX線照射で得られるX線透過像を判定手段21で判定する。2回のX線照射を行った検査品1は出口窓9より検査室4より搬出される。
検査品1のX線透過像はベルトコンベア2により搬送中に順次、X線が搬送方向に対して斜方向から照射される。そして検査品1を通過した透過X線がL型ラインセンサ8を含むX線カメラ20により順次検出され、検査品1の2次元のX線透過像を得ている。
判定手段21はX線カメラ20で検出したX線透過像より検査品1に予め設定した大きさ以上の異物が混入されているか否かを判断する。また、異物が混入されているときは、その位置も判断する。
異物が混入されていると判定手段21で判断されたときは、警告手段10で警告ランプや警告音が発せられるとともに表示手段11に検査品1に混合されている異物の大きさやその位置等が表示される。
本実施例に係る検査品1は、幅400mm×高さ600mm×長さ750mm程度の大型の段ボール箱で、内部に複数の含有容器が収納されている。
本実施例のX線検査装置では、これら食品容器の一部に混入した異物、例えば、直径0.3mm〜1mm程度の金属片(鉄球、ステンレス球)を一括して検査する。
カーボンプレート6には位置検出用のブロック3が装着されており、制御手段12はベルトコンベア2に載置された検査品1が検査室4の内部の所定位置に来たときを検出する位置検出センサ4aからの信号に基づいてX線発生源7からX線が検査品1に照射されるようにしている。
具体的には次のようにしている。
1回目と2回目の検査で撮像された鉄ブロック3の位置を手掛かりにして、PC上で位置補正をかけ、その2つのイメージを完全に一致することによって、より微細な異物にも対応し、かつ正確な判定をすることを旨としている。
本発明のX線検査装置では、検査品1を検査条件を変えて2回検査し、2回の検査結果より得られるX線透過像を用いて検査品1の内部に小片の金属片や小さな石材等が混入しているか否かを検査する。
1回目の検査ではX線フィルタ7bを開き、シャッタ7aを開いて検査品1を通過したX線をL型ラインセンサ8で検出する。2回目の検査ではX線フィルタ7bをL型ラインセンサ8のX線入射口に装着し、シャッタ7aを開いて検査品1を通過したX線をL型ラインセンサ8で検出する。
本実施例のX線フィルタ7bに含まれる成分は、スズ、アルミ、鉛、銀、クロム、コバルト、銅、亜鉛、チタン、ニッケル等の材料から複数の材料を選択して形成されている。
第1回目の検査で得られた第1のX線透過像M1はX線フィルタ7bを介していない。第2回目の検査で得られる第2のX線透過像M2はX線フィルタ7bを介している。このとき第1のX線透過像M1と第2のX線透過像の差分より、検査品1に異物が混入されているか否かを判定手段2で判別する。
第1回目の検査で得られる画像情報M1と第2回目の検査で得られる画像情報M2の差分をとるため、1回目の検査と2回目の検査では検査品1を移動方向の同じ位置で検査する位置合わせをすることが重要である。
このため本実施例では位置検出用のブロック3を用いて、このブロック3の位置を検出して位置合わせを行っている。
本実施例のX線検査装置によって異物を検出する際には、例えば、Dual Energy Imaging方式(DEI方式)を利用している。ここでDEI方式とは、物質がX線エネルギーによって線減弱係数を変化させる作用に着眼し、その差を応用して画像化する技術である。DEI方式では白黒画像の濃淡で表現する代わりに異なるX線エネルギー帯域に対する線減弱係数の違いを画像情報に加えている。画像処理は具体的に次のようにして行っている。
本実施例では検査品1に収納されている多数のプラスチック材からなるカップ1cの中部や周辺に含まれている金属片(例えば鉄)1bの検出をX線源の異なったエネルギー分布より得られる2つの画像41を利用して行っている。
図4(A)はX線発生源7からのX線をX線フィルタ7bを介さないときに得られるX線像41aとSn、Cu、Alを含むX線フィルタ7bを介したときにX線カメラ20で得られるX線像41bの説明図である。プラスチックのX線吸収エネルギーと金属のX線エネルギー吸収係数が異なる。
本実施例ではこのときのX線エネルギー吸収係数の違いを利用して金属片を判別し、検出する。
図4(B)ではX線カメラ20で検出した画像データの各画素ごとにX線吸収量を計算してプラスチック材が金属片かの判定を行っている。
図4(C)はこのときの画像の解析によりプラスチック材の中に金属片が含まれているか否かの自動判定を行う。
図4(D)はX線発生源7から照射されるX線源のエネルギー分布である。横軸はエネルギー(波長)、縦軸は強度に相当している。
図4(E)はX線発生源7から照射される検査品1に入射するときのX線のエネルギー分布の説明図である。図4(E)において曲線W/O FilterはX線フィルタ7bを用いないとき、曲線With FilterはX線フィルタ7bを用いたときを示している。図4(E)ではX線フィルタ7bを用いないときと用いたときをエネルギー強度が同じ程度となるようにX線発生源7に対する電圧、電流を制御している。図4(E)に示すように、X線フィルタを用いないとき(W/O Filter)と用いたとき(With Filter)のエネルギー分布は明確に分離している。
図4(F)はプラスチック材と金属のX線エネルギー吸収係数の違いの説明図である。横軸がX線の強度、縦軸が吸収係数である。曲線μは金属、曲線Pはプラスチック材である。μ1はX線エネルギーE1のときの金属の吸収係数である。P1はX線エネルギーE1のときのプラスチックの吸収係数である。μ2はX線エネルギーE2のときの金属の吸収係数である。P2はX線エネルギーE2のときのプラスチックの吸収係数である。プラスチック材の中から金属を検出するには次のようにしている。
図4(E)に示すX線フィルタ7bのないときのX線エネルギーE1における金属片の吸収係数μ1とプラスチックの吸収係数P1との比を求める。同様にX線フィルタ7bを介したときのX線エネルギーE2における金属片の吸収係数μ2とプラスチック材の吸収係数P2との比を求める。これらはラインセンサ8で得られる信号を用いて行っている。
図5はプラスチック材と金属(鉄)のX線領域での吸収係数の説明図である。図5に示すようにプラスチック材の曲線51は金属の曲線52よりもX線エネルギーに対して吸収係数の変化が大きい。
本実施例ではこのときの吸収係数の変化の差異を利用してプラスチック材の中から金属片を当技術分野では公知のDual Energy法を用いて判別している。
本実施例ではX線フィルタ7bのないときと、X線フィルタ7bのあるときのX線エネルギー分布が各々分離した分布となるようにし、また双方のX線の強度がなるべく等しくなるようにしている。
図6はX線フィルタのないときのプラスチック材と、金属のX線エネルギー分布の説明図であり、図4(E)に対応している。
X線フィルタ(Sn+Cu+Alを含む)のあるときとないときのX線エネルギー分布は明確に分離している。
本実施例ではX線フィルタの材料、厚さを適切に設定している。また、X線発生源7への印加電圧、電流も同様に適切に設定している。
X線フィルタ7bを用いることによって、プラスチック材と金属片とのX線エネルギー分布が良好に分離され、これにより双方の判別がようになる。
図7は本実施例におけるDual Energyを用いてX線画像より検査品の中からプラスチック材と金属片とを自動判別するときのフローチャートである。
図8は本実施例における各種設定を行うアイコンを示す。
図8はこれまで述べアルゴリズムを実行したソフトウェアの操作モードと制御コマンドである。
本ソフトウェアは、3つのモードで実行する。3つのモードは、
1.ミニモード
2.表示モード
3.アドバンストモード
である。最終的には、異物の検出、未検出を自動判定して、表示、後続のPCへ転送する。
1.ミニモード
このモードのソフトウェアで画像を表示せずに実行する。金属の検出は、レッド(検出)およびグリーン(未検出)で示す。
2.表示モード
このモードのソフトウェアで画像を表示して実行する。金属の検出は、赤(検出)またはグリーン(未検出)で処理された画像が画面に表示されるデュアルエネルギーX線によって示している。
3.アドバンストモード
このモードでは、調整のために必要な設定を手動でファイルをロードし、変更するために使用される。このウィンドウを閉じると、自動的にユーザーが行った設定を保存する。
次に図8の各ボタンについて説明する。
ボタン81をクリックすると、X線スキャンの自動監視を開始し、金属検出を処理します。ボタン82は、金属検出の自動監視を一時停止する。ボタン83は、X線画像用のフォルダを選択するためのものである。ボタン84は処理された画像用の出力フォルダを選択するには、このボタンを使用する。
ボタン85をクリックすると、選択したフォルダ内の最後のスキャンされたX線画像を処理する。ボタン86は、手動処理や設定変更を事前ウィンドウが開く。ボタン87は画像上に表示する、または、オフのために、このチェックボックスをオンにする。ボタン88は自動的にオンまたはオフ処理された画像を保存するためには、このチェックボックスをオンにする。
指標89は、金属が検出されたときにONする。指標90は、金属が検出されなかった場合にONする。
本実施例では自動判別を行い、その結果を表示手段に表示する。
以上のように本発明によれば、X線を利用し、検査品に小石や金属片等の異物が混合されているか否かを迅速にしかも高精度に検出するX線検査装置が得られる。
1 検査品
2 駆動手段
3 鉄ブロック
4 検査室
5 入口窓
6 カーボンプレート
7 X線発生源
8 L型ラインセンサ
9 出口窓
10 警告手段
11 表示手段
12 制御手段
20 X線カメラ
21 判定手段
7a X線シャッタ
7b X線フィルタ

Claims (3)

  1. 搬送手段で検査室内に搬送されてくる検査品にX線を照射するX線発生源と、
    前記検査品を透過したX線量を検出し、X線透過像を取得するX線カメラと、
    前記X線カメラで得られるX線透過像より前記検査品に異物が混合されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段での判定結果を表示する表示手段とを有するX線検査装置において、
    前記X線カメラでは、前記検査品のX線透過像を前記X線発生源から照射され、前記検査品を透過するX線をX線フィルタを介さずに取得する第1のX線透過像と、
    前記X線フィルタを介して取得する第2のX線透過像を得ており、
    前記判定手段では前記X線カメラで得られる第1のX線透過像と第2のX線透過像を用いて前記検査品に異物が混入されているか否かを判定することを特徴とするX線検査装置。
  2. 前記X線フィルタはスズ、アルミ、鉛、銀、クロム、コバルト、銅、亜鉛、チタン、ニッケルの材料のうち、複数の材料を有して構成されていることを特徴とする請求項1のX線検査装置。
  3. 前記X線発生源からのX線は、前記検査品に前記搬送手段の搬送方向に対して斜方向から照射されており、
    前記X線カメラは、前記検査品を透過するX線を検出するためのラインセンサをL型に配列したL型ラインセンサを有することを特徴とする請求項1又は2のX線検査装置。
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