JP2016090489A - センサ固定器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】テーパ管にセンサを取り付ける場合でも、センサの検出精度を損なうことなくセンサを取り付けることが可能なセンサ固定器具を提供すること。【解決手段】センサ固定器具10は、挟持部材11と保持部材15を備える。挟持部材11は、テーパ管5の端部に設けられたフランジ6をその軸方向両側から挟持する。保持部材15は、センサ装置1をその先端2aがテーパ管5に向く状態で保持する。また保持部材15は、基端が挟持部材11に回動可能に支持され、センサ装置1の先端2aがテーパ管5の外周面5aに接するように回動方向における支持角度が変更される。【選択図】図1
Description
本願は、センサを測定対象物に固定するセンサ固定器具に関するものである。
センサを測定対象物に固定する固定器具として、例えば特許文献1に開示されているものがある。この固定器具は、センサが取り付けられる保持部材と、測定対象物である配管5を保持部材とで挟持する挟持部材とを備えている。センサは、保持部材の連結孔にネジ締結されて取り付けられる。そして、センサが取り付けられた保持部材と挟持部材とで測定対象物を挟持することで、センサの先端が測定対象物に接触した状態でセンサが固定される。
ところで、上述したようなセンサを配管に接触させて固定する固定器具では、配管が略円錐状に形成されたテーパ管である場合、センサの取り付けが困難であり、取り付けたとしてもセンサの先端と配管との接触度合いが悪くなり、センサの検出精度が損なわれる虞があった。
本願に開示の技術は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、テーパ管にセンサを取り付ける場合でも、センサの検出精度を損なうことなくセンサを取り付けることが可能なセンサ固定器具を提供することにある。
本願に開示の技術は、挟持部材と保持部材を備えたセンサ固定器具に係るものである。上記挟持部材は、テーパ管の端部に設けられたフランジをその軸方向両側から挟持するものである。上記保持部材は、センサをその先端が上記テーパ管に向く状態で保持すると共に、基端が上記挟持部材に回動可能に支持され、上記センサの先端が上記テーパ管の外周面に接するように上記回動方向における支持角度が変更されるものである。
本願のセンサ固定器具によれば、センサを保持する保持部材が挟持部材に支持され、その挟持部材がテーパ管(測定対象物)のフランジを挟持することによって、センサをテーパ管に固定することができる。そして、本願のセンサ固定器具では、保持部材が、挟持部材に回動可能に支持され、センサの先端がテーパ管の外周面に接するように回動方向における支持角度が変更されるようになっている。そのため、テーパ管の外周面の傾斜角に応じて保持部材の支持角度を変更することにより、センサの先端をテーパ管の外周面に対して垂直に接触させることが可能である。したがって、センサの先端とテーパ管との接触度合いを良好に保つことができ、センサの検出精度を確保することができる。以上より、センサの検出精度を損なうことなく、測定対象物であるテーパ管にセンサを取り付けることが可能である。
以下、本願の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本願に開示の技術、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
図1に示すように、本実施形態のセンサ固定器具10は、センサ装置1を測定対象物に接触させて固定するものである。本実施形態において、測定対象物は流体が流れるテーパ管5である。テーパ管5は、入口の径と出口の径が異なる管であり、外周面5aが略円錐状になっている。
センサ装置1は、センサ本体2と無線機3を備えている。センサ本体2は、検出部である先端2aがテーパ管5に接することで、テーパ管5の振動や温度を検出する。無線機3は、図示しないが、信号処理回路や発信部が内蔵されており、センサ本体2によって検出されたテーパ管5の振動や温度に関する信号を取得して外部に送信する。
センサ固定器具10は、挟持部材11と保持部材15を備えている。
挟持部材11は、一対のアーム部12,13を有するクランプである。一対のアーム部12,13は、テーパ管5のフランジ6をその軸方向(厚さ方向、図1に示す管軸方向)の両側から挟持するものである。フランジ6は、テーパ管5の端部(大径側の端部)に設けられており、例えば円形のものである。
保持部材15は、センサ本体2の先端2aがテーパ管5に向く状態でセンサ装置1を保持するものである。本実施形態において、センサ装置1は、センサ本体2が下側に位置し無線機3が上側に位置し、概ね上下方向に延びる状態で保持部材15に保持される。センサ装置1は、センサ本体2が保持部材15に対して垂直方向に貫通して固定されている。例えば、センサ本体2の外周面に雄ねじが形成され、保持部材15にねじ孔が形成され、センサ本体2を保持部材15のねじ孔に締結することにより、センサ装置1が保持部材15に保持される。
また、保持部材15は、基端(図1において右側端部)が挟持部材11の支持部14に回動可能に支持されている。支持部14は、一対のアーム部12,13のうちテーパ管5側のアーム部12に設けられている。支持部14では、保持部材15の支持角度、即ち保持部材15の回動方向(図1に示す破線の矢印)における角度が変更自在になっている。つまり、保持部材15は、センサ本体2の先端2aがテーパ管5の外周面5aに垂直に接するように回動方向における支持角度が変更される。さらに言い換えると、保持部材15がテーパ管5の外周面5aに対して平行となるように、支持部14における保持部材15の支持角度が変更される。
以上のように構成されたセンサ固定器具10によれば、センサ本体2を保持する保持部材15が挟持部材11に支持され、その挟持部材11が測定対象物であるテーパ管5のフランジ6を挟持することによって、センサ本体2(センサ装置1)をテーパ管5に固定することができる。つまり、上記実施形態では、テーパ管5に設けられているフランジ6を利用することにより、センサ本体2をテーパ管5に固定するようにした。
そして、上記実施形態のセンサ固定器具10によれば、保持部材15は、挟持部材11に回動可能に支持され、センサ本体2の先端2aがテーパ管5の外周面5aに接するように回動方向における支持角度が変更される。そのため、テーパ管5の外周面5aの傾斜角に応じて保持部材15の支持角度を変更することにより、センサ本体2の先端2aをテーパ管5の外周面5aに対して垂直に接触させることが可能である。したがって、テーパ管5の外周面5aの傾斜角に関係なく、センサ本体2の先端2aとテーパ管5との接触度合いを良好に保つことができる。これによって、センサ本体2の検出精度を確保することができる。以上より、上記実施形態のセンサ固定器具10によれば、センサ本体2の検出精度を損なうことなく、測定対象物であるテーパ管5にセンサを取り付けることが可能である。
本願に開示の技術は、センサをテーパ管の外周面に接触させて固定するセンサ固定器具について有用である。
1 センサ装置(センサ)
2a 先端
5 テーパ管
5a 外周面
6 フランジ
10 センサ固定器具
11 挟持部材
15 保持部材
2a 先端
5 テーパ管
5a 外周面
6 フランジ
10 センサ固定器具
11 挟持部材
15 保持部材
Claims (1)
- テーパ管の端部に設けられたフランジをその軸方向両側から挟持する挟持部材と、
センサをその先端が上記テーパ管に向く状態で保持すると共に、基端が上記挟持部材に回動可能に支持され、上記センサの先端が上記テーパ管の外周面に接するように上記回動方向における支持角度が変更される保持部材とを備えている
ことを特徴とするセンサ固定器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014227653A JP6420631B2 (ja) | 2014-11-10 | 2014-11-10 | センサ固定器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014227653A JP6420631B2 (ja) | 2014-11-10 | 2014-11-10 | センサ固定器具 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016090489A true JP2016090489A (ja) | 2016-05-23 |
JP6420631B2 JP6420631B2 (ja) | 2018-11-07 |
Family
ID=56018403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014227653A Active JP6420631B2 (ja) | 2014-11-10 | 2014-11-10 | センサ固定器具 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP6420631B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5987637U (ja) * | 1982-12-06 | 1984-06-13 | 神鋼電機株式会社 | 熱電対の対水冷銅管直接取付構造 |
JP2006349651A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Kyowa Electron Instr Co Ltd | 圧力変換器および圧力変換器の製造方法 |
JP2010107088A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Denso Wave Inc | 空調用センサ装置 |
US20110150034A1 (en) * | 2009-12-23 | 2011-06-23 | Thermo Fisher Scientific | Sanitary clean in place thermowell |
-
2014
- 2014-11-10 JP JP2014227653A patent/JP6420631B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6420631B2 (ja) | 2018-11-07 |
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