JP2016090039A - 表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード - Google Patents

表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード Download PDF

Info

Publication number
JP2016090039A
JP2016090039A JP2014239318A JP2014239318A JP2016090039A JP 2016090039 A JP2016090039 A JP 2016090039A JP 2014239318 A JP2014239318 A JP 2014239318A JP 2014239318 A JP2014239318 A JP 2014239318A JP 2016090039 A JP2016090039 A JP 2016090039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buffer
guard
collision
collision buffer
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014239318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6191827B2 (ja
JP2016090039A5 (ja
Inventor
幸春 濱口
Yukiharu Hamaguchi
幸春 濱口
一心 伊藤
Isshin Ito
一心 伊藤
正勝 清水
Masakatsu Shimizu
正勝 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho KK
Original Assignee
Toho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toho KK filed Critical Toho KK
Priority to JP2014239318A priority Critical patent/JP6191827B2/ja
Publication of JP2016090039A publication Critical patent/JP2016090039A/ja
Publication of JP2016090039A5 publication Critical patent/JP2016090039A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6191827B2 publication Critical patent/JP6191827B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

【課題】衝突予防目的の注意喚起文字又は飾りを透明の緩衝部を介して表示する表示体を、接触や衝突を緩衝する衝突緩衝ガードに内設可能とした衝突緩衝ガードを得ること。【解決手段】透明の緩衝部と被装着体に粘着する粘着部を設けた装着部との間に中空の緩衝収納部を設け、その中空に注意喚起文字、案内文字、矢印のデザイン又は飾りを表示する表示体を内設すると共に机、柱、通路壁、梁に装着して、接触や衝突を緩衝する衝突緩衝ガードとし、又は中空の緩衝収納部に緩衝支持突起部と所定隙間の支持収納部を形成して表示体を内設し、又は装着部に屈曲切欠部又は軟質の薄紙状に形成し、又は衝突緩衝ガードの形状を略平板状、又は端面が略L字形状、又は略コの字形状、又は緩衝部を略直角乃至傾斜した略T字形状とし、又は表示体を発光表示体とし、又は中空の連結部材を介して隣接する衝突緩衝ガードを嵌合連結して装着する。【選択図】図1

Description

本発明は、接触や衝突を緩衝する衝突緩衝ガードに、その衝突などの予防目的の注意喚起文字又は飾りを表示する表示体を内設可能とした衝突緩衝ガードに関する。
なお、本願で言う衝突緩衝ガードとは、机、テーブル、柱、壁などと建築現場等の梁の角部に装着する端面が略L字形状のもの、
または机、テーブル等板状部の端部に狭持状に装着する端面が略コの字形状のもの、
または柱、壁面、ポールから大径の円柱の角部及び曲面に沿って変形させて装着する略長板状のものを、その対象物に装着して人又は自動車の接触や衝突を緩衝するものである。
従来、不注意により頭などの打撲による怪我防止用として、テーブル、柱、壁、建築現場等の梁などに装着して使用するコーナーガードが知られている。
そのコーナーガードは、端面が略L字形状または略コの字状で、その装着する角部または板状部の端部に狭持状に装着するものが一般的に多く使用されている。
そして、その角部に使用する略L字形状のものと、板の端部に装着して使用する略コの字形状のコーナーガードの表面には、それぞれ注意色としての黄色、又は黄色と黒の縞模様を付したものが多く見られ、それは注意を喚起する目的で使用されている。
而して、先行技術として、駐車場の柱や壁などの角部に装着され、自動車の接触や衝突を緩衝するコーナーガードを、その角部に接着される可撓性永久磁石薄板と、この磁石薄板に吸着可能な金属製コーナー板と、このコーナー板の表面に取り付けられた弾力性を有するコーナーダンパー部材とから構成したものと、
コーナー板の両側部を、断面で外向きに屈曲させるとともに、コーナーダンパー部材の両側部を、コーナー板の屈曲した両側部に嵌合可能に形成し、コーナー板に対しコーナーダンパー部材を着脱可能に設けるとした実施例が開示される「駐車場用コーナーガード」がある。(例えば、特許文献1参照)
実開平5−69260号公報
従来、一般的に使用されるコーナーガードは、机、テーブル、柱、壁、屋外での使用の建築現場等の梁のそれぞれ角部に装着して、人又は自動車の接触や衝突を緩衝させるもので、そのときの注意喚起の表現としては、コーナーガード自体に注意色としての黄色、又は黄色と黒の縞模様を付した色彩によるもので、課題としては、適切な注意喚起のメッセージの表現又は注意喚起するものが無く、接触や衝突に対して注意喚起をする機能が不十分であり、また従来の色彩のものを室内で使用するには、デザイン性に欠けると言う課題もあった。
そこで、その一般的に使用されるコーナーガードは、設置場所に応じて適切な表現で積極的に注意喚起するものはなく、よって衝突等に対する予防目的の注意喚起機能が不十分であり、その課題を解決することが求められ、またその注意喚起する表現を適宜容易に変更できるものも求められていた。
また、従来のコーナーガードは、そのガード機能に加え使用場所における課題として、直接的な注意喚起の頭上注意、指詰め注意など表現する機能に加え、デザイン性の課題として、幼稚園などの情操教育などに対応して教育に寄与できるデザイン、または公共の場の避難誘導表現などに対応した注意喚起に寄与できるデザイン、または一般家庭で使用する場合のインテリアの一つとしてのデザインを付与できるものが無く、よって、衝突緩衝機能に加え、注意喚起主体のメッセージ性とデザイン主体の表現性の機能を、それぞれ容易に取り替え付加できるものが求められていた。
さらに、障害者等に対する注意喚起の観点から、避難誘導などの文字又は図形などの点滅等動き、薄明かりまたは暗がり、目の不自由な人、特に、見えてはいるが視力が弱っているような人でも見えるように注意喚起して安全性を確保ができるものが求められ、よってそれらの課題を解決すると共にその装置を簡易に衝突緩衝ガードに取り替え付加できる光表示する装置が求められていた。
そして、衝突緩衝ガードに注意喚起装置を簡易に付加して、その注意喚起装置のデザインを汎用性に富んだデザインに容易に変更できるものと、また幼稚園等の柱、ドア、扉などにパンダなどキャラクターでそのクラス別を表示させてその利便性を図ると共にそのデザイン表示で情操教育に対応させ、そのデザイン等変更に要するコストの改善を両立するものが求められていた。
而して、先行技術である特許文献1の「駐車場用コーナーガード」は、駐車場の柱や壁などの角部に自動車の接触や衝突を緩衝するもので、コーナー板の表面に取り付けられた弾力性を有するコーナーダンパー部材に設けられた可撓性永久磁石薄板が、その角部に設けられた金属製コーナー板にその磁石薄板が吸着することで、
自動車がコーナーガードに接触した場合は、自動車の接触方向にコーナーガードがずれて移動したり、あるいは永久磁石薄板からコーナーガードが外れて落下したりすることで自動車のボディーなどへの損傷を軽減させるものである。
そして、特許文献1には、コーナー板3に装着した状態でコーナー板3との間に空間5が設けられているが、この空間5は、接触や衝突時にダンパー部材4が空間5側に変形して、衝撃を有効に吸収できるようにするための機能が記載され、この空間5が他の機能に置き換えられる事は無く、もっぱら接触や衝突時の軽減が目的の駐車場の柱や壁に自動車の接触や衝突に対するコーナーガードであり、このことから予防目的の機能を有するものでなく、また注意喚起機能及びデザイン性、また他の設置場所に設けるなどの汎用性も無く、多くの課題が存在した。
そこで上述各課題を解決するために本発明の目的とするところは、従来のコーナーガードが、接触や衝突を緩衝することによって怪我又は車などの破損の軽減を目的とし、また接触や衝突が起きないように予防目的の効果も求めることから本発明は、衝突に対する注意喚起を明確に表示させることで、その予防目的の機能を持たせる提案で、その注意喚起表現をそれぞれ装着場所に応じて適宜、容易に変更すると共にその装着場所に応じて衝突緩衝ガードの形状も変更して、衝突緩衝機能に加え、注意喚起主体及び誘導案内板としてのメッセージ性と、デザイン主体の表現性の機能により、接触や衝突の注意喚起をする予防目的の機能と、誘導案内のメッセージを付加すると共にデザイン性の改善も容易に可能とし、コストの改善も図れるその表示体を内設可能にした衝突緩衝ガードを提供することにある。
本発明は、上記課題を達成するために第1の解決手段として、机、テーブルなどの天板の端部近傍、または壁などの壁面の要部、または梁、柱などの角部である被装着体に装着して人又は自動車の接触や衝突を緩衝する長手方向に連続する衝突緩衝ガード体に於いて、接触や衝突を受ける表面側を透明の緩衝部とし、その背面側を被装着体に粘着する粘着部を設けた装着部とすると共に該緩衝部と装着部との間に中空の緩衝収納部を有する略平板状に形成した衝突緩衝ガード体であって、その中空の緩衝収納部に注意喚起文字または飾りを表示する表示体を内設可能としたことにより、
テーブルなど天板、柱、壁など被装着体に、装着部の粘着部を介して装着した衝突緩衝ガードの緩衝部と中空の緩衝収納部で、人又は自動車の接触や衝突を緩衝させることと、接触や衝突が起きないよう予防目的の注意喚起を即す注意喚起文字または飾りの表示体を中空の緩衝収納部に内設して透明の緩衝部を介して表示させ、またその表示体を簡易に取り替え付加するとしている。
また、第2の解決手段として、衝突緩衝ガードの緩衝収納部が、該緩衝収納部の装着部側から緩衝支持突起部を突設すると共にその緩衝支持突起部の先端と、表面側の緩衝部との間に所定の隙間を形成し、該所定隙間を表示体の支持収納部としたことにより、
衝突緩衝ガードの中空の緩衝収納部に形成される緩衝支持突起部により、人又は自動車のより大きな接触や衝突を該緩衝支持突起部が緩衝することと、該緩衝支持突起部の先端部で表示体を支持することで、透明の緩衝部近傍で鮮明に表示させるとしている。
また、第3の解決手段として、衝突緩衝ガードの装着部が、屈曲可能なように、V字状に切り欠いた屈曲切欠部を該装着部の長手方向に複数箇所形成し、又は装着部を屈曲可能な軟質の薄板状としたことにより、
机、テーブルなどの天板、梁又は柱、壁などの被装着体の角部又は曲面のそれぞれの形状に対応して変形させ、その曲面又は角部に沿って装着するとしている。
また、第4の解決手段として、衝突緩衝ガードが、テーブルなどの天板、梁、柱、壁など被装着体の角部に装着できるように、端面が略L字形状で表面側に緩衝部とその背面側に粘着部を設ける装着部としたことにより、
テーブルなど天板、柱、壁、梁など被装着体の角部に、該衝突緩衝ガードの装着部の粘着部を介して装着するとしている。
また、第5の解決手段として、衝突緩衝ガードが、自動ドア、テーブルなど板状部の端部に狭持して装着できるように、端面が略コの字形状で、その表面側を緩衝部とすると共に内面側に粘着部を設ける装着部としたことにより、
被装着体の自動ドア、テーブルなど天板、アングル又はH鋼の板状部の端部に、該衝突緩衝ガードを略コの字形状の装着部の粘着部を介して装着するとしている。
また、第6の解決手段として、衝突緩衝ガードが、装着部に対して緩衝部を略直角乃至若干傾斜した状態の略T字形状に形成すると共に該装着部の少なくとも一方面に粘着部を設け、または装着部を端面が略コの字形状に形成すると共にその内面側に粘着部を設ける装着部としたことにより、
梁などのH鋼の被装着体に装着したとき、透明の緩衝部を介して注意喚起文字または飾りを表示する表示体が正面になるように透明の緩衝部を配置するとしている。
また、第7の解決手段として、表示体が、複数のLEDとその駆動及び制御回路を有する発光装置又は/及び反射光により発光する光反射板又は/及び蛍光により発光する蛍光板により注意喚起文字または飾りを発光表示させる発光表示体又は、該発光表示体にスピーカーとその駆動及び制御回路を有する音声発生装置を付加したことにより、
表示体の注意喚起文字または飾りを、LEDの発光装置による発光案内表示し、又は/及び光反射による反射光案内表示し、又は/及び蛍光発光による発光案内表示し、加えて音声案内も付加するとしている。
また、第8の解決手段として、衝突緩衝ガードが、緩衝収納部に略対応した形状の中空の連結部材を介して、隣接する衝突緩衝ガード同士を嵌合連結するとしたことにより、
隣接する衝突緩衝ガード同士をそれぞれの緩衝収納部に、連結部材を介して嵌合連結させて一直線上となるように連結するとしている。
本発明は、上述したそれぞれの手段によって有効な効果を得ようとするもので、特に、第1の解決手段の透明の緩衝部と、中空の緩衝収納部を設け、その中空に表示体を内設するその効果は、
テーブルなど天板、柱、壁など被装着体に装着した衝突緩衝ガードの緩衝部と中空の緩衝収納部で、人又は自動車の接触や衝突の衝撃を緩衝することで、人が不注意での接触や衝突の衝撃に対する怪我の抑制と、自動車の接触や衝突による損傷を最小限に止める効果に加え、注意喚起文字を表示する表示体を中空の緩衝収納部に内設したことにより、予防目的の注意喚起を即す注意喚起文字を透明の緩衝部を介して表示させて接触や衝突が起きないように注意を促すことで、衝突に至る抑制が図れる効果と、さらに上述注意喚起文字に変え、テーブルなど天板の端部近傍に装飾された模様を表示する飾りの付与によりテーブルなどの端部を飾りデザイン性が高められ、加えて幼稚園等の柱、ドア、扉などにパンダなどキャラクターでそのクラス別のキャラクターを表示させることでその利便性を図ると共に各種キャラクターによるデザイン表示で情操教育に対応させ、注意喚起のメッセージと、デザイン性の機能を容易に取り替え変更でき、そのデザイン等変更に要するコストの改善を両立できる衝突緩衝ガードが得られる。
また、該衝突緩衝ガードを略平板状に形成したことで、装着部を介して壁面などの被装着体の平面部に装着でき、そのことで衝突緩衝ガードに加え、注意喚起文字、案内文字又は矢印など方向を示すデザインの案内表示板を駅の柱、通路壁などの壁面に表示させて、案内表示板及びその注意喚起の表示板とする各種表示機能を簡易に取り替え付加できる衝突緩衝ガードが得られる。
而して、第2の解決手段の緩衝支持突起部により形成される所定隙間の支持収納部に表示体を内設するその効果は、
衝突緩衝ガードの中空の緩衝収納部に緩衝支持突起部を設けたことで、該緩衝支持突起部の変形で、人又は自動車のより大きな接触や衝突に対応してより多く緩衝して人に対する怪我の抑制と、自動車の接触や衝突による損傷を最小限に止め、また該緩衝支持突起部の先端部で表示体を支持することで透明の緩衝部近傍でより鮮明な表示で注意喚起を促し、さらに注意喚起文字に変えて飾りなどデザインの表示もより鮮明にすることができ、上述した衝突緩衝機能、怪我の抑制機能に加え、注意喚起機能、装飾機能をより効果的に付与できる衝突緩衝ガードが得られる。
而して、第3の解決手段の衝突緩衝ガードの装着部を、複数箇所の屈曲切欠部又は屈曲可能な軟質の薄板状の厚さに形成するその効果は、
衝突緩衝ガードを被装着体のそれぞれの要部形状に対応させて変形して装着できるので、机、テーブルの天板、梁、柱、壁、多角柱の角部及びポール、円柱の曲面に対応してあらゆる形状の被装着体に使用できると共に上述した衝突緩衝機能、怪我の抑制機能、注意喚起機能、装飾機能も得ることができる。
而して、第4の解決手段の衝突緩衝ガードを端面が略L字形状に形成したことによるその効果は、
テーブルなど天板、柱、壁、梁など被装着体の角部の形状に対応して装着できるので、容易に脱落せずに安定して装着でき、そして衝突緩衝ガードに接触や衝突が起きないよう予防目的の注意喚起を即す注意喚起文字を表示できるので、特に衝突すると危険度の高い、その角部の衝突による怪我の抑制が図れる。
而して、第5の解決手段の衝突緩衝ガードを端面が略コの字形状に形成したことによるその効果は、
扉、自動ドアの指詰め軽減と、机、テーブル及び建築工事現場の梁などに使用されるH鋼の頭部などの接触や衝突の軽減と怪我防止に、それら各板状部の端部に衝突緩衝ガードを狭持するように装着してその軽減が図れ、またその怪我防止に加え、注意喚起文字を付した表示体により怪我防止と予防目的の注意喚起ができ、さらにテーブルなど天板の端部を透明の緩衝部を介して装飾することができ、そしてそのデザインを容易に変更することができる。
而して、第6の解決手段の衝突緩衝ガードを端面が緩衝部を略直角乃至傾斜した状態の略T字形状に形成したことによるその効果は、
建築工事現場の梁などは、対面する頭上の目線より上にあり、その状況でヘルメットを被って、その梁を通過するときヘルメットのツバにより梁が見えにくくなっており、特に、頭部などの接触や衝突が多いことから、建築工事現場の梁などに使用されるアングル又はH鋼など板状部の端部に衝突緩衝ガードを装着することで、略T字形状の緩衝部が略直角乃至傾斜した状態で正面に配置されて注意喚起の表示体が比較的見えやすくなり、よってその注意喚起文字を付した表示体により予防目的の注意喚起ができると共にその緩衝部により頭部などの接触や衝突時の軽減が図れ、それによる怪我防止ができる。
而して、第7の解決手段の表示体を発光表示体としたことによるその効果は、
表示体の注意喚起文字またはデザインされた飾りを、発光表示体で発光表示することで、地下通路など公共施設に設置する通路案内板、避難誘導案内板などの案内文字又は図形などをより注意喚起又は案内表示として表示機能が高められ、また点滅等の動きを付加してより表示機能を高めて表示もでき、さらに特に地下駐車場などにおける薄明かりにあっては、車のライト反射光で光反射板により反射発光させ、また停電時の暗がりでは蛍光板により蛍光発光させて、上述した衝突緩衝機能、怪我の抑制機能、注意喚起機能、装飾機能に加え、それぞれ簡易に発光表示する機能を付加できる衝突緩衝ガードが得られる。
また、表示体を発光表示体とすることで、目が弱っている老人及び目の不自由な人で、特に、見えてはいるが視力が弱っているような人でも見えやすく注意喚起して、より安全性を確保し、さらにスピーカーとその駆動及び制御回路を有する音声発生装置をその発光表示体に合わせて附設すれば音声案内及び音楽等も流して使用でき、それらの機能を容易に付加できる衝突緩衝ガードが得られる。
而して、第8の解決手段の隣接する衝突緩衝ガードを、中空の連結部材を介して嵌合連結できることによるその効果は、
隣接する衝突緩衝ガード同士を一直線上に容易に安定して嵌合連結でき、その延長することで地下通路などの長い壁面に、行き先案内表示及びその行き先別ラインなどで表示でき、その連結使用するとき、必要に応じてその使用高さを設定して、例えば、通路を通行する台車により壁面にキズが付かないように、台車が壁面に衝突する可能性のある高さに設定することで注意喚起と行き先方面の誘導案内板などに使用できる。
さらに、上述連結することによる効果は、装着する位置を通行する人の目線の高さ又は手摺りの高さ程度として、発光表示体を使用により適宜、治安情報などの注意喚起と、行き先方面の誘導案内などの連続する案内板に使用でき、なお、目の障害者向けに、手が届く位置に衝突緩衝ガードを装着して、点字による案内メッセージを付したシールテープをその表面に附設して誘導案内手摺りとし、その案内点字を手でなぞって行くことで、通路位置の情報とその誘導する行き先案内板とし、また特に目の障害者向けには、上記発光表示体に音声案内を付加すれば、より効果的な案内機能が付加でき、衝突緩衝ガードに加える機能により、他の用途の付加機能も得られる。
加えて、その延長した衝突緩衝ガードに、上記発光表示体を使用する衝突緩衝ガードとするとき、その発光表示体同士を繋ぐリード線を連結部材の中空部に挿通して、その発光表示体同士の制御が可能となると共にLEDとその駆動回路及び制御回路を有する汎用の発光装置の配線を挿通する各発光装置の組み込み作業が容易に行え、その発光装置の発光により、通行帯の治安情報などの注意喚起と行き先方面の誘導案内板などにより効果的に使用できる。
なお、衝突緩衝ガードにおけるデザイン性の課題解決として、幼稚園などの情操教育などに対応して教育に寄与できるデザイン、または公共の場の治安情報、避難誘導表現などに対応した注意喚起に寄与できるデザイン、または一般家庭で使用する場合のインテリアの一つとしてのデザインを容易に変更付与でき、よって、衝突緩衝機能に加え、メッセージ性における注意喚起主体と、装飾性におけるデザイン主体の表現性の機能をそれぞれ容易に変更付加でき、そのデザイン等変更に要する容易さとコストの改善を両立することから本願発明は、実用上著大な効果を奏する。
本発明の衝突緩衝ガード1の斜視図である。 衝突緩衝ガード1の他の実施例の衝突緩衝ガード1aの側面図である。 衝突緩衝ガード1aの他の実施例の衝突緩衝ガード1aa,1abをテーブル等天板端部10,10aの板厚(a)、板厚(b)に装着した状態を示す要部の側面図である。 衝突緩衝ガード1aの他の実施例の衝突緩衝ガード1aa,1abを柱11の角部及び平面部に配置した状態を示す平面図である。 本発明の衝突緩衝ガード1aaを壁面12の角部に使用した状態を示す要部の正面図である。 本発明の衝突緩衝ガード1aa,1abをH鋼の柱11aに使用した状態を示す平面図である。 本発明の衝突緩衝ガード1aa,1abをH鋼の柱11aに使用した状態を示す斜視図である。 本発明の屈曲可能な衝突緩衝ガード1bの側面図である。 本発明の屈曲可能な衝突緩衝ガード1bを手摺り14に覆うように使用した状態を示す側面図である。 本発明の屈曲可能な他の衝突緩衝ガード1baの側面図である。 本発明の屈曲可能な他の衝突緩衝ガード1baでポール、柱など円柱14を覆って使用した状態を示す平面図である。 本発明のL字形状の衝突緩衝ガード1cの斜視図である。 本発明のL字形の状衝突緩衝ガード1cを柱11の角部に使用した状態を示す平面図である。 衝突緩衝ガード1cの他の実施例の状衝突緩衝ガード1caの平面図である。 本発明のコの字形の状衝突緩衝ガード1dを自動ドア17など板状部の端部に使用した状態を示す平面図である。 本発明のコの字形状衝突緩衝ガード1dを自動ドア17など板状部の端部に使用した状態を示す要部の正面図である。 本発明のT字形状の衝突緩衝ガード1eをH鋼の梁18の板状部の端部に使用した状態を示す側面図である。 衝突緩衝ガード1eの他の実施例の衝突緩衝ガード1eaをH鋼の梁18の板状部の端部に使用した状態を示す側面図である。 本発明の発光表示体19の各部配置を示す要部の正面図である。 本発明の表示体6の一例の表現(a)、表現(b)を示す正面図である。 本発明の一使用例の衝突緩衝ガード1aを通路等壁面12に連結配置した正面図である。 本発明の図21の矢視A−A線断面図である。
第1の実施例として、表示体を内設可能とした衝突緩衝ガードは、テーブルなど天板、柱、壁などの被装着体に、人が接触や衝突の衝撃による怪我の防止及び軽減、または自動車の接触や衝突による損傷を最小限に止める緩衝機能に加え、注意喚起文字を表示して予防の目的に注意喚起を即す機能と、テーブルなど天板などの端部近傍に飾りを表示させてデザイン性を高め、さらに幼稚園等の柱、ドア、扉などの角部にパンダなどキャラクターでそのクラス別のキャラクターを表示することで、組別の表示で利便性を図ると共に情操教育に対応させ、または駅の柱又は通路の壁面などに、案内文字を表示させて案内表示板とし、その注意喚起と装飾及び案内機能を併せ持たせると言う目的を、
衝突緩衝ガードの緩衝部と装着部との間に中空の緩衝収納部を設けると共に該中空に、注意喚起文字又は飾りを表示する表示体を内設して被装着体に装着することで実現させた。
また、第2の実施例の衝突緩衝ガードは、上述第1の実施例に記載した目的に加え、より大きな接触や衝突に対応してより緩衝することと、注意喚起文字又は飾りの表示体をより鮮明に表示させて注意喚起と装飾性をより高めると言う目的を、
緩衝収納部の装着部側から突設した緩衝支持突起部を中空の緩衝収納部に形成したことと、その緩衝支持突起部の先端と表面側の緩衝部との間の隙間を表示体の支持収納部とし、透明の緩衝部近傍でその表示体を支持することで実現させた。
また、第3の実施例の衝突緩衝ガードは、上述第1の実施例に記載した目的に加え、衝突緩衝ガードを屈曲変形させて、机、テーブルの天板、梁、柱、壁、多角柱の角部及びポール、円柱の曲面のあらゆる要部形状の被装着体に対応させて装着すると言う目的を、
装着部の長手方向に複数箇所V字状に切り欠いた屈曲切欠部を形成し、または屈曲可能な軟質の薄板状とする装着部で実現させた。
また、第4の実施例の衝突緩衝ガードは、上述第1の実施例に記載した目的に加え、テーブルなど天板、柱、壁、梁などの被装着体の角部に脱落せずに安定して容易に装着させ、特に衝突すると危険度の大きい角部の衝突による怪我の抑制を図ると言う目的を、
端面が略L字形状となるように、衝突緩衝ガードを形成して被装着体のテーブルなど天板、柱、壁、梁などの角部に合わせて装着することで実現させた。
また、第5の実施例の衝突緩衝ガードは、上述第1の実施例に記載した目的に加え、
扉、自動ドアの指詰めによる怪我防止と、テーブルなど天板の端面に装飾デザインした表示体を装着して、透明の緩衝部を介してテーブルなど天板の端面を装飾すると言う目的を、
端面が略コの字形状となるように、衝突緩衝ガードを形成して、被装着体のテーブルなど天板、自動ドア、アングル又はH鋼のなど板状部の端部に狭持するように装着することで実現させた。
また、第6の実施例の衝突緩衝ガードは、上述第1の実施例に記載した目的に加え、表示体を比較的見えやすくすることで、目線より上にある建築工事現場の梁などに頭部の接触や衝突を避ける注意喚起を見えやすくすることと、それによる怪我の防止とその軽減を図ると言う目的を、
端面が略T字形状となるように、衝突緩衝ガードを形成して被装着体の柱、壁、梁又はH鋼などの角部近傍に装着すると共に透明の緩衝部を介して表示体が正面になるように透明の緩衝部を配置して装着することで実現させた。
また、第7の実施例の表示体は、上述第1の実施例に記載した目的に加え、通路案内板、避難誘導案内板などの案内文字又は図形を発光及び点滅等の動きを付加して表示機能を高め、そのことで見えてはいるが視力が弱っている老人などでも見えやすく注意喚起してより安全性を確保し、特に薄明かりの地下駐車場では車のライトで反射発光させ、また停電時の暗がりでは蛍光発光させ、さらには発光表示体に合わせて音声案内を付加してより注意と案内の表示機能を高めると言う目的を、
LED、光反射板、蛍光板を使用した発光表示体により、注意喚起文字または飾りを発光表示させ、または該発光表示体に音声発生装置を附設して音声により案内表示することで実現させた。
また、第8の実施例の衝突緩衝ガードは、上述第1の実施例に記載した目的に加え、地下通路などの長い壁面に行き先案内表示及びその行き先別ラインなどを表示可能とし、また長い通路を通行する台車が壁面に衝突する可能性のある高さに設定して、壁面にキズが付かないようにすると同時に注意喚起と行き先方面の誘導案内板などに使用すると言う目的を、
緩衝収納部に略対応した形状の中空の連結部材を介して、隣接する衝突緩衝ガード同士を容易に一直線上に嵌合連結して延長することで実現させた。
本発明の各実施例を図面に基づいて説明すると、先ず、図1に示す第一実施例の衝突緩衝ガード1は、透明の緩衝部2と粘着部3を設けた装着部4との間に中空の緩衝収納部5を有する略平板状に形成し、該緩衝収納部5の左右端部近傍に、表示体6を収納支持する支持部7,7を形成している。
そして、該衝突緩衝ガード1を、柱、壁、テーブルなどの天板の被装着体に装着して、人又は自動車の接触や衝突の衝撃を緩衝部2と中空の緩衝収納部5で緩衝させることで、人の不注意による接触や衝突の衝撃に対する抑制と万一の怪我の軽減を図り、また自動車の接触や衝突による損傷を最小限に止めるに加え緩衝収納部5内に、後述する図20に示すような注意喚起文字又は図形などを表す表示体6を収納してその注意喚起の表示により接触や衝突を予防し、さらに上述注意喚起文字に変え、装飾された模様を表示するデザインでテーブルなど天板の端部近傍を飾り、その衝撃の緩衝と、注意喚起のメッセージと、デザイン性の機能を付加して使用する。
而して、図2に示す第二実施例の衝突緩衝ガード1aは、第一実施例の衝突緩衝ガード1の緩衝収納部5に緩衝支持突起部8を形成したもので、該緩衝支持突起部8は、装着部4の略中央部から透明の緩衝部2の近傍までに突設形成し、該緩衝部2と緩衝支持突起部8の先端との所定隙間に表示体6の支持収納部9として形成している。
該衝突緩衝ガード1aの緩衝支持突起部8は、上述衝突緩衝ガード1の接触や衝突による衝撃に対する抑制機能をさらに大きくするためと、表示体6を透明の緩衝部2の近傍で支持して注意喚起文字と飾りなどを明瞭に表示するために形成したもので、以後の実施例で、この衝突緩衝ガード1aを基本に図示して詳述する。
そこで、該衝突緩衝ガード1aの使用例を図3から図7に示すと、先ず、図2に示す衝突緩衝ガード1aの装着部4の端部に、該装着部4と直角に配置する装着基準片4aを突設して、図3に示すように衝突緩衝ガード1aa,1abとして形成し、該装着基準片4aは、図3(a)の天板10の板厚と、図3(b)の天板10aの板厚に対応して装着方向が図3(a)に示す垂直側又は図3(b)に示す水平側に変更して装着し、それぞれ天板10,10aの端部に装着している。
そして、その上述した装着方向により、所定位置に容易に安定して装着させて、衝突すると危険度の大きいその角部の衝突緩衝部材として機能するように設けると共にテーブル等の天板10,10aの端部近傍に装着する装着方向をその端部の厚さに対応して適宜変更して、表示体6に装飾を施して飾りとして装飾性を付加している。
また、図4に示す使用例は、柱11の周囲の各角部に衝突緩衝ガード1aa,1abを、平面部には衝突緩衝ガード1aをそれぞれ配置して装着し、また図5に示す、壁面12の角部には衝突緩衝ガード1aaを装着して、その表示体6に、図示ではパンダのキャラクターを配して装飾している。
また、図6及び図7に示す使用例は、一例として駅のホームなどに使用されるH鋼の柱11aを使用例とし、その柱11aの周囲の各角部には衝突緩衝ガード1aa,1abを、平面部には衝突緩衝ガード1aをそれぞれ配置して装着し、そして図7に示すように、衝突緩衝ガード1a,1abの表示体6,6に、図示では「衝突注意」「足下注意」の注意喚起文字を使用した例である。
而して、図8に示す第三実施例の衝突緩衝ガード1bは、第二実施例の衝突緩衝ガード1aの装着部4に、緩衝支持突起部8に対応する位置に、V字状に切り欠いた屈曲切欠部13を該装着部4の長手方向に複数箇所形成して、円柱の曲面の他、テーブルの天板、多角柱の角部など被装着体の外形に対応した形状に変形させて装着する。
なお、装着部4の屈曲切欠部13に変えて、装着部4を屈曲可能な軟質と薄板厚に変更して、曲面などに変形して対応できるようにしてもよいが図示は省略した。
そして、図9に示すように、衝突緩衝ガード1bの使用例は、手摺り14に巻き付けるように装着部4の粘着部3を介して装着し、そのとき屈曲切欠部13が変形して曲面に沿って該装着部4が粘着部3で装着され、またポール、円柱の曲面の他、机、テーブルの天板、梁、柱、壁の角部と、あらゆる多角柱の要部形状の被装着体の角部に変形させることで曲面及び角部に対応する。
また、他の使用例として図10に示すように、衝突緩衝ガード1bの両側に突状係止部15と凹状係止部16をそれぞれ設け、その突状係止部15と凹状係止部16を嵌合させることで筒状の衝突緩衝ガード1baが形成され、ポールなど棒状のものに突状係止部15と凹状係止部16を介して設ける衝突緩衝ガード1baである。
そこで、該衝突緩衝ガード1baの使用例は、図11に示すように、手摺り14に巻き付けるように、装着部4の粘着部3を介して装着すると共に突状係止部15と凹状係止部16でそれぞれ嵌合係止して、該手摺り14に被着し、またポール、円柱の曲面の他、多角柱の被装着体に被着できる。
而して、図12に示す第四実施例の衝突緩衝ガード1cは、衝突緩衝ガード1a,1a同士を直角に突き合わせた状態の形状で形成された端面が略L字形状であって、該衝突緩衝ガード1cの表面側に緩衝部2とその内面側に粘着する粘着部3を設けた装着部4をそれぞれ配置して、柱などの角部に対応して装着使用する。
そこで該衝突緩衝ガード1cの使用例は、図13に示すように柱11の角部に、装着部4の粘着部3を介してその角部の形状に合わせて装着することで、脱落せずに安定して容易に装着でき、特に、衝突すると危険度の高い角部の衝突による怪我の抑制が図れ、またテーブルの角部などでは、表示体6に飾りを表示してデザイン性を高め、さらに幼稚園等の柱などの角部にパンダなどキャラクターでそのクラス別のキャラクターを表示することで、情操教育に対応させる装飾を付加できる。
また、他の実施例として図14に示すように、衝突緩衝ガード1cの緩衝部2と緩衝支持突起部8の先端との所定隙間の支持収納部9を該衝突緩衝ガード1cの角部にも形成して、表示体6が、該衝突緩衝ガード1cの表側全面で表示でき、より多くの表示により視認性が高まり、注意喚起と装飾性と案内表示に使用するとしている。
而して、図15に示す第五実施例の衝突緩衝ガード1dは、端面が略コの字形状であって、該衝突緩衝ガード1dの表面側を緩衝部2とすると共に略コの字形状の内面側に粘着する粘着部3を設けた装着部4をそれぞれ配置して形成され、自動ドアなど板状部の端部に狭持して装着して使用する。
そして、該衝突緩衝ガード1dの使用例は、図15及び図16に示すように、自動ドア17の板状部の端部に、装着部4の粘着部3を介して狭持して装着し、図16に示すように衝突緩衝ガード1dに内設した表示体6に、図示では「指詰め注意」の注意喚起文字を配して、自動ドア17の指詰めの注意を促すと共に指詰めしたときの緩衝ガードとしている。
而して、図17に示す第六実施例の衝突緩衝ガード1eは、端面が略T字形状であって、該衝突緩衝ガード1eの装着部4に対して、緩衝部6を略直角乃至若干下方に傾斜した状態で該装着部4の一方面に粘着部3を設けて、該粘着部3を介して建築現場の梁18などのH鋼の板状部の端部に装着する。
そして、該衝突緩衝ガード1eの使用例は、図17に示すように、建築現場の梁18などに使用されるH鋼の板状部の端部に、装着部4の粘着部3を介して装着し、緩衝部6が若干下方に傾斜した状態の追突方向から正面に位置し、よって衝突緩衝ガード1eに内設した表示体6の注意喚起文字が正面となり、よく見えることで目線より上にある建築工事現場の梁18に頭部の接触や衝突を避ける注意喚起と共にその軽減が図れる。
なお、他の実施例として衝突緩衝ガード1eaは、衝突緩衝ガード1eの装着部4が板状で一方面に粘着部3を設けているのに対して、図18に示すように、装着部4aの端面が略コの字形状に形成すると共にその略コの字形状の内面側に粘着部3を設けて、該粘着部3を有する装着部4aで梁18などのH鋼の板状部の端部を狭持するように装着して、上述衝突緩衝ガード1eと同様使用される。
而して、図19に示す第七実施例の発光表示体19は、所定数のLED20,20,…とその駆動回路21及び制御回路22を有する汎用の発光装置23により、図20に示すような注意喚起文字23aまたは案内表示23bの文字や図形を、LED20,20,…により発光表示させ、さらに点滅等の動きを付加して表示機能を高めて表示させる。
そして、該発光表示体19の使用例は、各衝突緩衝ガードの中空の緩衝収納部5または支持収納部9に、発光表示体19の発光装置23を内設して上述した構成で発光表示させ、さらに該発光装置23に変えて、地下駐車場などにおける薄明かりにあっては、車のライトの反射光により発光する光反射板とし、さらに停電時における発光表示に蛍光により発光する蛍光板として、地下通路など公共施設に設置する通路案内板、避難誘導案内板などの案内文字又は図形などをより注意喚起又は案内表示として、より効果的に表示機能を高めて使用し、さらにこの発光表示体19の発光装置23と反射発光と蛍光発光をそれぞれ組合せして相互に変更して使用してもよいが、図示は省略した。
また、上述した発光表示の発光表示体19に、スピーカーとその駆動及び制御回路を有する音声発生装置を設けることで、発光表示と音声案内により注意喚起と音声案内機能を高めると共に衝突緩衝機能、怪我の抑制機能、注意喚起機能、装飾機能を有する衝突緩衝ガードが得られるが、図示は省略した。
而して、図21及び図22に示す第七実施例の衝突緩衝ガード1aの連結部材24は、緩衝収納部5に略対応した形状の中空の連結部材24で、隣接する衝突緩衝ガード1a同士を嵌合連結する。
そして、該連結部材24の使用例は、図21及び図22に示すように、隣接する衝突緩衝ガード1a同士を一直線上に嵌合連結し、その嵌合連結が、緩衝収納部5に略対応した形状により容易に連結して衝突緩衝ガード1aを延長することができ、また連結部材24が中空であるから、上述LED20,20,…とその駆動回路21及び制御回路22を有する汎用の発光装置23の配線を、連結する各衝突緩衝ガード1a間を中空の連結部材24を介して挿通することができ、各発光装置23の組み込み作業が容易に行える。
また、衝突緩衝ガード1aを延長することができることから、地下通路などの長い壁面12に行き先案内表示及びその行き先別ラインなどで表示し、そして例えば、通路を通行する台車が壁面12に衝突する可能性のある高さに設定して、壁面12にキズが付かないようにすると同時に注意喚起と行き先方面の誘導案内板などに使用でき、よって必要に応じて連結使用するときその使用高さを設定して使用する。
なお、連結部材24の使用例を衝突緩衝ガード1aとしているが、他の各衝突緩衝ガードとしてもよいが図示は省略した。
なお、各衝突緩衝ガードの中空の緩衝収納部5を有する緩衝部2と装着部4を必ずしも一体として衝突緩衝ガードを形成する必要が無く、緩衝部5と装着部4を個別に形成し、その双方を合わせ結合させると共にその間に中空の緩衝収納部5を形成した衝突緩衝ガードとしてもよいが図示は省略した。
さらに、目の障害者向けに、点字による案内メッセージを付したシールテープなどを各衝突緩衝ガードの表面に装着させて、延伸する衝突緩衝ガードに沿って手でなぞって行くことで通路等の誘導及び行き先案内板としてもよいが図示は省略した。
本発明は、人又は自動車の接触や衝突を緩衝すると共にその注意喚起と案内表示及び飾りを付加できる衝突緩衝ガードに使用できる。
1,1a,1aa,1ab,1b,1ba,1c,1ca,1d,1e,1ea, 衝突緩衝ガード
2 緩衝部
3 粘着部
4,4a 装着部
5 緩衝収納部
6 表示体
8 緩衝支持突起部
9 支持収納部
13 屈曲切欠部
17 自動ドア
19 発光表示体
20 LED
21 駆動回路
22 制御回路
23 発光装置
24 連結部材

Claims (8)

  1. 机、テーブルなどの天板の端部近傍、または壁などの壁面の要部、または梁、柱などの角部である被装着体に装着して人又は自動車の接触や衝突を緩衝する長手方向に連続する衝突緩衝ガード体に於いて、接触や衝突を受ける表面側を透明の緩衝部とし、その背面側を被装着体に粘着する粘着部を設けた装着部とすると共に該緩衝部と装着部との間に中空の緩衝収納部を有する略平板状に形成した衝突緩衝ガード体であって、その中空の緩衝収納部に注意喚起文字または飾りを表示する表示体を内設可能としたことを特徴とする表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード。
  2. 衝突緩衝ガードの緩衝収納部が、該緩衝収納部の装着部側から緩衝支持突起部を突設すると共にその緩衝支持突起部の先端と、表面側の緩衝部との間に所定の隙間を形成し、該所定隙間を表示体の支持収納部とした請求項1記載の表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード。
  3. 衝突緩衝ガードの装着部が、屈曲可能なように、V字状に切り欠いた屈曲切欠部を該装着部の長手方向に複数箇所形成し、または該装着部を屈曲可能な軟質の薄板状とした請求項1または請求項2記載の表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード。
  4. 衝突緩衝ガードが、テーブルなどの天板、梁、柱、壁など被装着体の角部に装着できるように、端面が略L字形状で表面側に緩衝部とその背面側に粘着部を設ける装着部とした請求項1または請求項2記載の表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード。
  5. 衝突緩衝ガードが、自動ドア、テーブルなど板状部の端部に狭持して装着できるように、端面が略コの字形状で、その表面側を緩衝部とすると共に内面側に粘着部を設ける装着部とした請求項1または請求項2記載の表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード。
  6. 衝突緩衝ガードが、装着部に対して緩衝部を略直角乃至若干傾斜した状態の略T字形状に形成すると共に該装着部の少なくとも一方面に粘着部を設け、または装着部を端面が略コの字形状に形成すると共にその内面側に粘着部を設ける装着部とした請求項1または請求項2記載の表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード。
  7. 表示体が、複数のLEDとその駆動及び制御回路を有する発光装置又は/及び反射光により発光する光反射板又は/及び蛍光により発光する蛍光板により注意喚起文字または飾りを発光表示させる発光表示体又は、該発光表示体にスピーカーとその駆動及び制御回路を有する音声発生装置を付加した請求項1乃至請求項6のいずれか一項記載の表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード。
  8. 衝突緩衝ガードが、緩衝収納部に略対応した形状の中空の連結部材を介して、隣接する衝突緩衝ガード同士を嵌合連結するとした請求項1乃至請求項7のいずれか一項記載の表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード。
JP2014239318A 2014-11-07 2014-11-07 表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード Expired - Fee Related JP6191827B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014239318A JP6191827B2 (ja) 2014-11-07 2014-11-07 表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014239318A JP6191827B2 (ja) 2014-11-07 2014-11-07 表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016090039A true JP2016090039A (ja) 2016-05-23
JP2016090039A5 JP2016090039A5 (ja) 2016-12-01
JP6191827B2 JP6191827B2 (ja) 2017-09-06

Family

ID=56018153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014239318A Expired - Fee Related JP6191827B2 (ja) 2014-11-07 2014-11-07 表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6191827B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112609711A (zh) * 2020-12-31 2021-04-06 王冰璇 防碰撞自保护混凝土预制构件

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102022201502A1 (de) * 2022-02-14 2023-08-17 Lightntec Gmbh Schockabsorber mit Mitteln zum geschützten Aussenden optischer Signale

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5186610U (ja) * 1974-12-30 1976-07-12
JPH01126848U (ja) * 1988-02-24 1989-08-30
US5775016A (en) * 1995-07-03 1998-07-07 Chien; Tseng-Lu Illuminated safety guide
JP3122468U (ja) * 2006-03-29 2006-06-15 ニチレイマグネット株式会社 強磁性体製構造物の角部緩衝保護部材
JP2014113402A (ja) * 2012-12-12 2014-06-26 Naiki:Kk エッジ部材

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5186610U (ja) * 1974-12-30 1976-07-12
JPH01126848U (ja) * 1988-02-24 1989-08-30
US5775016A (en) * 1995-07-03 1998-07-07 Chien; Tseng-Lu Illuminated safety guide
JP3122468U (ja) * 2006-03-29 2006-06-15 ニチレイマグネット株式会社 強磁性体製構造物の角部緩衝保護部材
JP2014113402A (ja) * 2012-12-12 2014-06-26 Naiki:Kk エッジ部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112609711A (zh) * 2020-12-31 2021-04-06 王冰璇 防碰撞自保护混凝土预制构件

Also Published As

Publication number Publication date
JP6191827B2 (ja) 2017-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6191827B2 (ja) 表示体を内設可能とした衝突緩衝ガード
WO2012053422A1 (ja) 安全確認ミラー
KR20080088703A (ko) 전후면 발광식 입체문자채널 간판
JP2012228921A (ja) 車両室内用照明装置
JP2016090039A5 (ja)
JP2016049897A (ja) 運転支援装置
KR102569497B1 (ko) 플렉시블 led를 이용한 간판
JP3121070U (ja) 案内標識シート
JP2012210861A (ja) 外装部品構造
JP5778327B1 (ja) 三角停止表示器
JP6501335B2 (ja) 透明体領域の情報表示装置
JP2018099488A (ja) 防煙垂壁
JP4272758B2 (ja) 壁面直付照明看板
JP6382010B2 (ja) ベゼル部材、ベゼル体、及び車両用表示装置
JP3113084U (ja) 表示装置
JP2014113402A (ja) エッジ部材
JP2521576B2 (ja) エレベ―タの乗場ドア―
KR200474427Y1 (ko) 광고용 버스
JP2000118939A (ja) エスカレータの安全装置
KR200377727Y1 (ko) 버스운전석의 보호바에 고정되는 광고장치
JP7102209B2 (ja) 表札
KR20180047004A (ko) Led 및 el 겸용의 표시판 구조
KR101138279B1 (ko) 버스 쉘터용 프레임 및 이를 구비하는 버스 쉘터
JP3199828U (ja) タクシー用空車表示装置
KR102201223B1 (ko) 비상구 안내장치

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20160817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160817

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160817

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20161128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6191827

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees