JP2000118939A - エスカレータの安全装置 - Google Patents

エスカレータの安全装置

Info

Publication number
JP2000118939A
JP2000118939A JP10284482A JP28448298A JP2000118939A JP 2000118939 A JP2000118939 A JP 2000118939A JP 10284482 A JP10284482 A JP 10284482A JP 28448298 A JP28448298 A JP 28448298A JP 2000118939 A JP2000118939 A JP 2000118939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guard plate
triangular
escalator
safety device
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10284482A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3009143B1 (ja
Inventor
Yuichi Abe
勇一 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP28448298A priority Critical patent/JP3009143B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3009143B1 publication Critical patent/JP3009143B1/ja
Publication of JP2000118939A publication Critical patent/JP2000118939A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、エスカレータの移動手摺と建物
内の天井との交差部に設けられた三角部ガード板の安全
機能を高めることを目的とする。 【解決手段】 移動手摺1と建物内の天井2との交差部
に合成樹脂材からなる三角部ガード板4を配置したエス
カレータの安全装置において、三角部ガード板4を、蛍
光染料が添加された集光性の合成樹脂部材で構成した。
三角部ガード板4を、蛍光染料が添加された集光性の合
成樹脂部材で構成したので、三角部ガード板4は周囲の
可視光線あるいは紫外線等の電磁放射線を受け、内部の
蛍光染料による蛍光を集光して、ガード板端面4aから
放射されるので、上り方向の乗客6はその明るい蛍光に
気付き、三角部ガード板4への衝突を未然に回避するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータの安
全装置に係り、特に踏段上の乗客が建物内の天井に衝突
するのを回避させるために設けた三角部ガード板の改善
に関する。
【0002】
【従来の技術】上り方向のエスカレータに乗った乗客
が、移動手摺の外側へ身を乗り出し、天井に衝突するこ
とがないよう、安全を図り、また乗客に注意を促すため
に各種安全装置が設けられている。
【0003】図5は従来のエスカレータの安全装置を示
すもので、上り方向エスカレータの移動手摺1とその階
の天井2との左右の交差部3に、それぞれ天井2から透
明な合成樹脂材からなる三角部ガード板4が吊り下げら
れて安全装置が構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の安全装置
は、室内の装飾上あるいは美観上から、透明な三角部ガ
ード板を吊り下げ構成されたものであるが、透明な三角
部ガード板は、乗客等の利用者にとって目立ちにくく、
エスカレータに乗った乗客が天井が自分に近付いて危険
であるのに気付かず、うっかり三角部ガード板に衝突し
てしまうことがあった。
【0005】そこで本発明は、三角部ガード板の美観を
損ねることなく、しかも乗客の注意をより引いて、事故
防止をより一層図り得るエスカレータの安全装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するためになされたもので、請求項1に係る発明
は、移動手摺と建物内の天井との交差部に合成樹脂材か
らなる三角部ガード板を配置したエスカレータの安全装
置において、前記三角部ガード板は、蛍光染料が添加さ
れた集光性の合成樹脂部材で構成されたことを特徴とす
る。
【0007】このように、請求項1に係る発明は、三角
部ガード板を、蛍光染料が添加された集光性の合成樹脂
部材で構成したので、可視光線あるいは紫外線等の電磁
放射線によって発した蛍光が集光され、ガード板端面か
ら放射されるので、上り方向の乗客はその明るい蛍光に
気付き、三角部ガード板への衝突を未然に回避すること
ができる。
【0008】また、この発明装置によれば、三角部ガー
ド板端面からの明るい蛍光により、三角部ガード板の装
飾性、ないしは意匠効果の向上が図られる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
エスカレータの安全装置において、三角部ガード板は、
その板面に絵等の模様や文字、記号などを彫り込んだこ
とを特徴とする。
【0010】このように、請求項2に係る発明は、三角
部ガード板の板面に絵や文字や記号などを彫り込んだの
で、請求項1に係る作用に加え、彫り込まれた端面から
集中した蛍光が発せられ、絵等の模様や文字・記号等を
鮮やかに浮かび上がるので、より高い装飾性が得られる
とともに広告宣伝機能も加わり、乗客の注意を一層喚起
することができる。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1に記載の
エスカレータの安全装置において、三角部ガード板は、
集光性の合成樹脂部材からなる板材を複数枚張り合わせ
で構成し、その間に絵等の模様や文字、記号など描いた
シート部材を介在させたことを特徴とする。
【0012】このように、請求項3に係る発明は、三角
部ガード板は、複数枚の集光性の合成樹脂部材の張り合
わせで構成し、その間に模様や文字・記号など描いたシ
ート部材を介在させたので、簡単な構成で、乗客の注意
を引き起こすことができる。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
に記載の各エスカレータの安全装置において、三角部ガ
ード板は、集光性の合成樹脂部材からなり、かつ互いに
色彩が異なる複数枚の板材の張り合わせで構成されたこ
とを特徴とする。
【0014】このように、請求項4に係る発明では、三
角部ガード板を、互いに色彩が異なる複数枚からなる集
光性板材の張り合わせ構成としたので、乗客はその色彩
の組み合わせに引き寄せられ、乗客の安全をより高める
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるエスカレータ
の安全装置の一実施の形態を図1ないし図4を参照して
詳細に説明する。なお、図5に示した従来のエスカレー
タの安全装置と同一構成には同一符号を付して詳細な説
明は省略する。
【0016】すなわち、図1は本発明装置の第1の実施
の形態を説明するエスカレータの安全装置を示すもの
で、上り方向の移動手摺1と天井2との交差部3に、図
2にも拡大して示したように、蛍光染料が添加された集
光性の合成樹脂部材からなる三角部ガード板4をチェー
ン5により吊り下げ構成した。
【0017】三角部ガード板4を、蛍光染料が添加され
た集光性の合成樹脂部材で構成したことによって、建物
内照明等からの可視光線あるいは紫外線等の電磁放射線
照射による蛍光が三角部ガード板4内で集光され、上下
左右の各周囲端面4aから明るく放射される。
【0018】従って、蛍光染料が添加された集光性の三
角部ガード板4によって、上りエスカレータの乗客6
は、三角部ガード板4の端面4aから放射される明るい
蛍光に気付き、三角部ガード板4に衝突することなくエ
スカレータを利用することができる。また、集光により
三角部ガード板4の端面4bから放射される蛍光は、三
角部ガード板4の装飾性を高めるので、特にデパートや
商店等、常に高い意匠性が要求される室内でのエスカレ
ータに採用して大きな効果が得られる。また、この三角
部ガード板4は単に周囲の照明具等からの光線で蛍光を
発するだけであるので、格別電力等のエネルギーを消費
するものでもなく、構造が簡単であり、保守管理も容易
である。
【0019】なお、この実施の形態では、図1及び図2
に示すように、三角部ガード板4の下階側縁部に円筒部
材7を嵌め込み構成したので、仮に乗客6が角張った三
角ガード板4に衝突するに際しても、それに先立ち、丸
みを有する円筒部材7が乗客6に与える衝撃を和らげる
効果を発揮する。
【0020】次に、図3は本発明装置の第2の実施の形
態を示した斜視図で、三角部ガード板4の表面あるいは
裏面に、絵等の模様や文字あるいは記号等4bを彫り込
み構成した。
【0021】このように、三角部ガード板4の板面に彫
り込まれた模様や文字・記号等4bは、その彫り込まれ
た端面4b´から、三角部ガード板4内で集光された蛍
光が放射されるので、模様や文字・記号等4bが立体的
に浮かび上がり、より一層乗客の注目を引くことができ
る。従って、乗客6の天井2への衝突が回避されるとと
もに、三角部ガード板4自体の美観が向上し、同時に広
告宣伝機能等をも高めることができる。
【0022】次に、図4は本発明装置の第3の実施の形
態を示した斜視図で、三角部ガード板4を、複数枚、例
えば2枚の集光性の合成樹脂板41,42の張り合わせ
で構成した。
【0023】この複数枚の合成樹脂板41,42は、い
ずれも同一色彩のものでも良いが、互いに異なる色彩の
蛍光染料を添加した合成樹脂板41,42の張り合わせ
で構成れば、より多彩な蛍光が各端面41b,42bか
ら放射され、より色合いの鮮やかな光の演出が可能とな
り、安全装置としての機能をより一層高めることができ
る。
【0024】また、この実施の形態では、複数枚の合成
樹脂板41,42の間に、特に絵等の模様や文字や記号
など描いたシート部材8を嵌め込み介在させて構成し
た。
【0025】このように、三角部ガード板4は、複数枚
の集光性の合成樹脂板41,42の張り合わせで構成
し、その間に模様や文字あるいは記号など描いたシート
部材8を挿入したので、乗客6に対し一層注意を促すと
ともに、合成樹脂板41,42がシート部材8の保護カ
バーの役割を果たすので、簡単な構成で耐久性に優れ、
効果的な広告宣伝機能をも持たせることができる。
【0026】
【発明の効果】上記のように、請求項1に係る発明によ
れば、三角部ガード板を、蛍光染料が添付された集光性
の合成樹脂部材で構成したので、蛍光染料からの蛍光
が、ガード板の端面から放たれるので、上り方向の乗客
はその蛍光に事前に気付き、三角部ガード板への衝突を
未然に回避することができるとともに、端面からの集光
された明るい蛍光は、装飾性を高め、デパートや商店等
に採用して大きな効果が得られる。
【0027】請求項2に係る発明は、三角部ガード板の
板面に模様や文字や記号などを彫り込んだので、彫り込
まれた端面からも蛍光が発せられ、絵等の模様や文字・
記号等を鮮やかに浮かび上がらせるので、請求項1に係
る効果に加え、美観の向上とともに広告宣伝機能をより
高めることができる。
【0028】請求項3に係る発明は、集光性の複数の合
成樹脂部材の間に絵や文字や記号など描いたシート部材
を介在させたので、請求項1に係る効果に加え、簡単な
構成で、広告宣伝等の機能を向上させることができると
ともに、安全装置としての機能を高めることができる。
【0029】請求項4に係る発明は、三角部ガード板
を、互いに色彩が異なる複数枚の板材の張り合わせ構成
としたので、色彩の組み合わがより一層乗客の注意を引
き、乗客の安全を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエスカレータの安全装置の第1の
実施の形態の説明図である。
【図2】図1に示すエスカレータの安全装置の斜視図で
ある。
【図3】本発明によるエスカレータの安全装置の第2の
実施の形態を示す斜視図である。
【図4】本発明によるエスカレータの安全装置の第3の
実施の形態を示す斜視図である。
【図5】従来のエスカレータの安全装置を説明する説明
図である。
【符号の説明】
1 移動手摺 2 天井 3 交差部 4 三角部ガード板 41,42 合成樹脂板 4a 端面 4b 記号等 4b´ 端面 5 チェーン 6 乗客 7 円筒部材 8 シート部材
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月21日(1999.10.
21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 エスカレータの安全装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータの安
全装置に係り、特に踏段上の乗客が建物内の天井に衝突
するのを回避させるために設けた三角部ガード板の改善
に関する。
【0002】
【従来の技術】上り方向のエスカレータに乗った乗客
が、移動手摺の外側へ身を乗り出し、天井に衝突するこ
とがないよう、安全を図り、また乗客に注意を促すため
に各種安全装置が設けられている。
【0003】図は従来のエスカレータの安全装置を示
すもので、上り方向エスカレータの移動手摺1とその階
の天井2との左右の交差部3に、それぞれ天井2から透
明な合成樹脂材からなる三角部ガード板4が吊り下げら
れて安全装置が構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の安全装置
は、室内の装飾上あるいは美観上から、透明な三角部ガ
ード板を吊り下げ構成されたものであるが、透明な三角
部ガード板は、乗客等の利用者にとって目立ちにくく、
エスカレータに乗った乗客が天井が自分に近付いて危険
であるのに気付かず、うっかり三角部ガード板に衝突し
てしまうことがあった。
【0005】そこで本発明は、三角部ガード板の美観を
損ねることなく、しかも乗客の注意をより引いて、事故
防止をより一層図り得るエスカレータの安全装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するためになされたもので、請求項1に係る発明
は、移動手摺と建物内の天井との交差部に合成樹脂材か
らなる三角部ガード板を配置したエスカレータの安全装
置において、三角部ガード板は、蛍光染料が添加された
集光性の合成樹脂部材で構成されるとともに、その板面
に絵等の模様や文字、記号などが彫り込まれたことを特
徴とする。
【0007】このように、請求項1に係る発明は、三角
部ガード板を、蛍光染料が添加された集光性の合成樹脂
部材で構成したので、可視光線あるいは紫外線等の電磁
放射線によって発した蛍光が集光され、ガード板端面か
ら放射されるとともに、三角部ガード板の板面に絵や文
字や記号などを彫り込んだ端面からも集中した蛍光が発
せられて、絵等の模様や文字・記号等が鮮やかに浮かび
上がるので、より高い装飾性と広告宣伝機能が得られ、
乗客の一層の注意を喚起することができる
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
エスカレータの安全装置において、三角部ガード板は、
互いに色彩が異なる複数枚の合成樹脂部材の張り合わせ
で構成されたことを特徴とする。
【0009】このように、請求項2に係る発明は、三
角部ガード板を、板面への絵等の模様や文字、記号など
が彫り込みが、互いに色彩が異なる複数枚の集光性板材
の張り合わせ構成と相俟って、より高い装飾性と広告宣
伝機能が得られ、乗客の一層の注意を喚起することがで
きる。
【0010】請求項3に係る発明は、移動手摺と建物内
の天井との交差部に合成樹脂材からなる三角部ガード板
を配置したエスカレータの安全装置において、三角部ガ
ード板は、蛍光染料が添加され、かつ互いに色彩が異な
る複数枚の合成樹脂部材の張り合わせで構成されたこと
を特徴とする。
【0011】このように、請求項3に係る発明は、三角
部ガード板を、蛍光塗料が添加されかつ互いに色彩が異
なる複数枚の集光性板材の張り合わせ構成としたので、
乗客は蛍光染料の色彩の組み合わせに引き寄せられ、安
全性が高められる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるエスカレータ
の安全装置の一実施の形態を図1ないし図を参照して
詳細に説明する。なお、図に示した従来のエスカレー
タの安全装置と同一構成には同一符号を付して詳細な説
明は省略する。
【0013】すなわち、図1は本発明の第1の実施の形
態を説明するエスカレータの安全装置を示すもので、上
り方向の移動手摺1と天井2との交差部3に、図2にも
拡大して示したように、蛍光染料が添加された集光性の
合成樹脂部材からなる三角部ガード板4をチェーン5に
より吊り下げ構成した。そして、三角部ガード板4の表
面あるいは裏面には、絵等の模様や文字あるいは記号等
4bが彫り込まれている
【0014】三角部ガード板4を、蛍光染料が添加され
た集光性の合成樹脂部材で構成したことによって、建物
内照明等からの可視光線あるいは紫外線等の電磁放射線
照射による蛍光が三角部ガード板4内で集光され、上下
左右の各周囲端面4aから明るく放射される。
【0015】また、三角部ガード板4の板面に彫り込ま
れた模様や文字・記号等4bは、その彫り込まれた端面
4b´からも、三角部ガード板4内で集光された蛍光が
放射される
【0016】従って、蛍光染料が添加された集光性の三
角部ガード板4によって、上りエスカレータの乗客6
は、三角部ガード板4の端面4aから放射される明るい
蛍光に気付き、三角部ガード板4に衝突することなくエ
スカレータを利用することができる。また、集光により
三角部ガード板4の端面4bから放射される蛍光は、三
角部ガード板4の装飾性を高めると同時に模様や文字
・記号等4bが立体的に浮かび上がり、より一層乗客の
注目を引くことができる。従って、乗客6の天井2への
衝突が回避されるとともに、三角部ガード板4自体の美
観が向上し、同時に広告宣伝機能等をも高めることがで
き、特にデパートや商店等、常に高い意匠性が要求され
る室内でのエスカレータに採用して大きな効果が得られ
る。また、この三角部ガード板4は単に周囲の照明具等
からの光線で蛍光を発するだけであるので、格別電力等
のエネルギーを消費するものでもなく、構造が簡単であ
り、保守管理も容易である。
【0017】なお、この実施の形態では、図1及び図2
に示すように、三角部ガード板4の下階側縁部に円筒部
材7を嵌め込み構成したので、仮に乗客6が角張った三
角ガード板4に衝突するに際しても、それに先立ち、丸
みを有する円筒部材7が乗客6に与える衝撃を和らげる
効果を発揮する。
【0018】次に、図は本発明装置の第2の実施の形
態を示した斜視図で、三角部ガード板4を、複数枚、例
えば2枚の集光性の合成樹脂板41,42の張り合わせ
で構成した。
【0019】この複数枚の合成樹脂板41,42を、互
いに異なる色彩の蛍光染料を添加した合成樹脂板41,
42の張り合わせで構成したことにより、より多彩な蛍
光が各端面41b,42bから放射され、より色合いの
鮮やかな光の演出が可能となり、安全装置としての機能
をより一層高めることができる。
【0020】また、この実施の形態では、複数枚の合成
樹脂板41,42の間に、特に絵等の模様や文字や記号
など描いたシート部材8を嵌め込み介在させて構成でき
ると同時に、上記第1の実施の形態と同様に、板部に模
様や文字・記号などを彫り込むことができる
【0021】このように、三角部ガード板4は、互いに
色彩が異なる複数枚の集光性の合成樹脂板41,42の
張り合わせで構成したので、色彩の組合わせが乗客の注
意力を高めると同時に、シート部材8の挿入や模様等の
彫り込みにより、より高い装飾性と広告宣伝機能を得
ことができる。
【0022】
【発明の効果】上記のように、請求項1に係る発明によ
れば、三角部ガード板を、蛍光染料が添付された集光性
の合成樹脂部材で構成するとともに、板面に模様や文字
や記号などを彫り込んだので、彫り込まれた端面からも
蛍光が発せられ、絵等の模様や文字・記号等を鮮やかに
浮かび上がらせるので、美観の向上とともに広告宣伝機
能をより高め、デパートや商店等に採用して大きな効果
が得られる。
【0023】請求項2に係る発明は、三角部ガード板
を、互いに色彩が異なる複数枚の板材の張り合わせ構成
としたので、色彩の組み合わせがより一層乗客の注意を
引き、乗客の安全を高めることができる。
【0024】請求項3に係る発明は、三角部ガード板
を、蛍光塗料が添加されかつ互いに色彩が異なる複数枚
の集光性板材の張り合わせ構成としたので、乗客は蛍光
染料の色彩の組み合わせに引き寄せられ、安全性をより
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエスカレータの安全装置の第1の
実施の形態の説明図である。
【図2】図1に示すエスカレータの安全装置の斜視図で
ある。
【図3】本発明によるエスカレータの安全装置の第2の
実施の形態を示す斜視図である。
【図4】従来のエスカレータの安全装置を説明する説明
図である。
【符号の説明】 1 移動手摺 2 天井 3 交差部 4 三角部ガード板 41,42 合成樹脂板 4a 端面 4b 記号等 4b´ 端面 5 チェーン 6 乗客 7 円筒部材 8 シート部材
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動手摺と建物内の天井との交差部に合
    成樹脂材からなる三角部ガード板を配置したエスカレー
    タの安全装置において、 前記三角部ガード板は、蛍光染料が添加された集光性の
    合成樹脂部材で構成されたことを特徴とするエスカレー
    タの安全装置。
  2. 【請求項2】 前記三角部ガード板は、その板面に絵等
    の模様や文字、記号などを彫り込んだことを特徴とする
    請求項1記載のエスカレータの安全装置。
  3. 【請求項3】 前記三角部ガード板は、前記集光性の合
    成樹脂部材からなる板材を複数枚張り合わせで構成し、
    その間に絵等の模様や文字、記号など描いたシート部材
    を介在させたことを特徴とする請求項1記載のエスカレ
    ータの安全装置。
  4. 【請求項4】 前記三角部ガード板は、前記集光性の合
    成樹脂部材からなり、かつ互いに色彩が異なる複数枚の
    板材の張り合わせで構成されたことを特徴とする請求項
    1ないし3のうちのいずれか1項に記載のエスカレータ
    の安全装置。
JP28448298A 1998-10-06 1998-10-06 エスカレータの安全装置 Expired - Fee Related JP3009143B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28448298A JP3009143B1 (ja) 1998-10-06 1998-10-06 エスカレータの安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28448298A JP3009143B1 (ja) 1998-10-06 1998-10-06 エスカレータの安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3009143B1 JP3009143B1 (ja) 2000-02-14
JP2000118939A true JP2000118939A (ja) 2000-04-25

Family

ID=17679102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28448298A Expired - Fee Related JP3009143B1 (ja) 1998-10-06 1998-10-06 エスカレータの安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3009143B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212976A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Hitachi Ltd 乗客コンベア
JP2009101915A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Nippon Cable Co Ltd 固定循環式索道の乗り越し検出器
CN102826439A (zh) * 2012-08-31 2012-12-19 深圳瑞和建筑装饰股份有限公司 电动扶梯防撞装置
JP7031768B1 (ja) 2021-03-10 2022-03-08 三菱電機株式会社 エスカレータ用踏段及びエスカレータ

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113044704B (zh) * 2021-04-09 2022-08-19 南京昱晟机器人科技有限公司 一种自动扶梯的防碰头装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212976A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Hitachi Ltd 乗客コンベア
JP2009101915A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Nippon Cable Co Ltd 固定循環式索道の乗り越し検出器
CN102826439A (zh) * 2012-08-31 2012-12-19 深圳瑞和建筑装饰股份有限公司 电动扶梯防撞装置
JP7031768B1 (ja) 2021-03-10 2022-03-08 三菱電機株式会社 エスカレータ用踏段及びエスカレータ
JP2022138226A (ja) * 2021-03-10 2022-09-26 三菱電機株式会社 エスカレータ用踏段及びエスカレータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3009143B1 (ja) 2000-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3312732B2 (ja) 照明看板装置のための看板
EP1489582A2 (en) Illuminated sign
JP2001524220A (ja) 再帰反射型発光物品
US6612055B2 (en) Sign panel using ambient or artificial light
KR950020370A (ko) 광표출 장치
US6205691B1 (en) Neon-like display device
JP2000118939A (ja) エスカレータの安全装置
KR200464047Y1 (ko) 발광 간판
KR102214597B1 (ko) 채널간판 조립체
KR20110089937A (ko) 발광 광고기능을 구비한 자동차 번호판
KR102342498B1 (ko) 엘이디 조사에 의한 미세 비드 발광 표지판
JP2001142417A (ja) 内照式広告表示体
US6591530B1 (en) Dynamic picture set
JP2004226478A (ja) 透視性ステッカー及びその製造方法
JP2009209531A (ja) 発光機能付き積層体
KR100999001B1 (ko) Led간판
KR20090041577A (ko) 버스용 광고판
KR100583012B1 (ko) 축광부와 반사부가 함께 구비된 표시구와 그 제조방법
JP2002244596A (ja) 内部に光輝描画部を有する集合透明体
JP3227669U (ja) 透光部材
JP2004226733A (ja) 内部描画とカッティングシートとの組合せによる表示板
KR100972853B1 (ko) Led 간판
KR200364225Y1 (ko) 다중 디스플레이식 광고 간판
KR200427728Y1 (ko) 다기능 게시판
KR100403706B1 (ko) 광고 간판 및 그 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071203

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees