JP2016089532A - 簡易畳における畳床 - Google Patents

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次男 大島
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Abstract

【課題】発泡ポリエチレンのボードを簡易畳の畳床として価格の安さを確保し、両外面にコート紙を貼り、さらに、その上に不通気性のフィルムを貼ることで発泡ポリエチレンが持つボードのうねり、歪を是正し、加えて、シリコン等の滑り止めを吸着できるようにした。【解決手段】発泡ポリエチレンのボードを簡易畳の畳床のサイズに切断し、両面にコート紙を貼り、さらに、その上に不通気性のフイルムを貼ったことを特徴とする簡易畳における畳床。【選択図】図2

Description

本発明は、発泡ポリエチレンを主体とする簡易畳における畳床に関するものである。
最近は、必要なときに敷いて必要がなくなったら取り去る簡易畳が出回っている。簡易畳は軽くて取扱いが容易でなければならないから、大きさは半畳程度のものを単位(ピース)としており(中には一畳のものもある)、厚みは10〜30mm程度のものが多い。従来の簡易畳の畳床はインシュレーションボードやフェルトといったものを使用していたが、最近では軽くて取扱性のよい樹脂製のものが使用される傾向にある。樹脂製のものは、比較的硬くて成形し易い発泡スチロールのフォームが使用されていた。
ところが、発泡スチロールは軽いものの折れ易く、価格も高かった。他の樹脂で代表的なものは発泡ポリエチレン(EPE)であり、軽くて価格も安い。しかし、発泡ポリエチレンを畳床のようなボードに成形すると、柔軟で曲げ易い性質もあってうねりや歪が生じ、これを床として製作した畳は下のフローリングに全面的に添わない上に各ピースのレベルも揃わず、上に乗るとガタガタしていた。この点で、発泡ポリエチレンは畳床としては使用されていなかった。
本発明は、このような課題を解決したものであって、発泡ポリエチレンのボードの両面にコート紙を貼ると、コート紙は延び縮みしないから、発泡ポリエチレンのうねり、歪を吸収するとともに、矯正もすることを見出し、畳床としての使用を可能にしたものである。
以上の課題の下、本発明は、請求項1に記載した、発泡ポリエチレンのボードを簡易畳の畳床のサイズに切断し、両面にコート紙を貼り、さらに、その上に不通気性のフイルムを貼ったことを特徴とする簡易畳における畳床を提供するとともに、これにおいて、請求項2に記載した、裏面のフイルムに市販されているシリコン製の滑り止めを適数吸着させた構成、請求項3に記載した、全体の厚みが15mm以上である構成を提供したものである。
請求項1〜3の発明によれば、次のような効果が生ずる。
1)発泡ポリエチレンのボードの両面にコート紙を貼ったことにより、発泡ポリエチレンのボードが有しているうねり、歪を吸収するし、矯正もする。この結果、これを床とした畳をフローリングの上に置いても、全面的に平坦になる。
2)コート紙の上に不通気性のフィルムを貼ったことにより、シリコンゴム等の市販の滑り止めを吸盤のように吸着でき、滑り止めと畳とを一体とし、結果、畳のピースがずれたりしない。ずれる原因は何らかの原因でフィルムと滑り止めの間に空気が入ることであるが、フィルムは空気不通過性であるから、空気はフィルムを通過して滑り止めとの間に侵入する事態は生じない。したがって、滑り止めがフィルムから剥がれ落ちることはほとんとない。なお、シリコンゴムの滑り止めは市販されているから、それを使用してもよい。
3)発泡ポリエチレンは発泡スチロールやインシュレーションボードに比べて価格が2/
3程度であり、コスト安く製造できる。
本発明に係る簡易畳の斜視図である。 本発明に係る簡易畳の断面図である。 本発明に係る簡易畳を敷き並べた一部斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、簡易畳(以下、単に畳という)の構成を説明しておくと、発泡ポリエチレンのボード(以下、単にボートという)を畳表のサイズに切断し、これを畳床1とする。次に、畳床1の両面にコート紙2を貼る。ここで、コート紙2とは、上、中質紙にコート剤(クレー)を塗布したもので、0.07〜0.27mm程度の厚みを有するものであるが、中よりも厚いものが適する。さらに、両コート紙2の上に不通気性のフィルム3を貼る。
フィルム3は200μm程度の厚みの樹脂製であるが、上記したように、空気を通さないものでなければならない。最後に、表面側のフィルム3の上にイ草生地等の表装材4を貼って畳5とするが、周縁に縁6を取り付けることもある。なお、フィルム3と表装材4との間にクッション材を設けることもある。
そして、これをフローリングの上に敷いて全面的又は部分的に畳の間にするが、用が済めば取り去ることができるというのがこの簡易畳の特徴である。この畳は、ピースが半畳のものであれば、四畳半にするには九枚並べて敷くが、間に止めがないのが普通であるから、わずかに当たっても各ピースは位置をずらせて全体の姿を崩してしまう。このような事態は体裁が悪いし、直すのにも手間がかかる。
しかし、コースターのような形をしたシリコンゴムの滑り止め7が市販されており、これを裏面のフィルム3に各ピースごとに適数(2〜3個)貼っておけば、少々の外力がかかっても各ピース、ひいては全体が動いて位置がずれることはない。ここで、ずれる現象は上記したとおり、シリコンゴム(滑り止め7)は下のフローリングに対して密着して滑ることはなく、滑るとすればフィルム3とシリコンゴム(滑り止め7)の間に空気が入ってシリコンゴム(滑り止め7)がフィルム3から剥がれ落ちる事態である。しかし、フィルム3は不通気性であるから、フィルム3を通過してこの間に空気が入って来ることはない。
1 畳床
2 コート紙
3 フイルム
4 イ草生地等の表装材
5 畳
6 縁
7 滑り止め(シリコンゴム)




Claims (3)

  1. 発泡ポリエチレンのボードを簡易畳の畳床のサイズに切断し、両面にコート紙を貼り、さらに、その上に不通気性のフイルムを貼ったことを特徴とする簡易畳における畳床。
  2. 裏面のフイルムに市販されているシリコン製の滑り止めを適数吸着させた請求項1の簡易畳における畳床。
  3. 全体の厚みが15mm以上である請求項1又は請求項2の簡易畳における畳床。


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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1122160A (ja) * 1997-07-01 1999-01-26 Kitamura Kagaku Sangyo Kk 薄畳用軽量芯材およびこれを用いた薄畳
JP2010236220A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Sekisui Seikei Ltd 薄畳

Patent Citations (2)

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