JP2016089010A - 粘着シート - Google Patents

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泰之 棚橋
Yasuyuki Tanahashi
泰之 棚橋
晃亮 横江
Keisuke Yokoe
晃亮 横江
和幸 土井
Kazuyuki Doi
和幸 土井
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Abstract

【課題】所定部材の貼り合わせや固定に使用される両面粘着テープをベースセパレータ上から剥離することができないという事態を低減させることができる粘着シートを提供する。
【解決手段】刃跡2aが形成されたベースセパレータ2上に両面粘着テープ3が配置されてなる粘着シート1であって、両面粘着テープ3は、刃跡2aからはみ出すようにベースセパレータ2上に配置されてなることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話、PDA等の携帯電子機器等の部品固定用や貼り合わせ用として主に用いられる粘着シートに関する。
近年、携帯電話,PDA,音楽プレーヤー等の携帯電子機器においては、情報表示部の保護パネルと筐体との貼り合わせをはじめ、各種部品やモジュールの固定に粘着シートが使用されている。
この粘着シートは、貼り合わせる部材や、固定する部材の形状に合わせて様々な大きさや形状に加工される(例えば、特許文献1参照)。このように所定形状に加工された粘着シートを図3に示す。
図3(a)に示すように、この粘着シート100は、長尺状のベースセパレータ101と、このベースセパレータ101上に配置されている両面粘着テープ102と、この両面粘着テープ102上に配置されている重剥離セパレータ103とで構成されている。なお、ベースセパレータ101には、図示しない打ち抜き切断刃でハーフカット、すなわち、両面粘着テープ102を当該打ち抜き切断刃で所定形状に加工した際、当該ベースセパレータ101と上記打ち抜き切断刃が接触し、その際生じた刃跡101aが形成されている。なお、ハーフカットとは、積層構造を有する構成物の一部の層のみを打ち抜き切断することをいうものである。
このように構成される粘着シート100は、図3(b)に示すように、ベースセパレータ101から両面粘着テープ102と重剥離セパレータ103が矢印P10方向から剥離される。そして、その剥離された両面粘着テープ102が、所定部材の貼り合わせや固定に使用されることとなる。
特開2010−121066号公報
しかしながら、上記のような粘着シート100は、ベースセパレータ101から両面粘着テープ102をうまく剥離できない、すなわち、ベースセパレータ101上に両面粘着テープ102が残ってしまうという事態が度々発生し、当該両面粘着テープ102を所定部材の貼り合わせや固定に使用することができないという問題があった。この点、図4を用いて詳しく説明する。
図4(a)に示すように、この粘着シート100は、図3(a)と同一の構成となっている。ただ、図4(a−1),(a−2),(b)に示すように、ベースセパレータ101に形成されている刃跡101a内に両面粘着テープ102の一部102aが流入している。これは、図示しない打ち抜き切断刃でハーフカット、すなわち、両面粘着テープ102を当該打ち抜き切断刃で所定形状に打ち抜き加工した際生じた刃跡101a内に当該打ち抜き切断刃を介して上記両面粘着テープ102の一部102aが流入したものと考えられる(図4(a−2)参照)。
この状態で、ベースセパレータ101から両面粘着テープ102と重剥離セパレータ103を図4(c)に示す矢印P11方向から剥離しようとすると、刃跡101a内に流入している両面粘着テープ102の一部102aが邪魔をしてベースセパレータ101から両面粘着テープ102を剥離させることができず、重剥離セパレータ103だけが剥離されてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、所定部材の貼り合わせや固定に使用される粘着剤(両面粘着テープ)を基体(ベースセパレータ)上から剥離することができないという事態を低減させることができる粘着シートを提供することを目的としている。
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1の粘着シートによれば、刃跡(2a)が形成された基体(ベースセパレータ2)上に粘着剤(両面粘着テープ3)が配置されてなる粘着シートであって、
前記粘着剤(両面粘着テープ3)は、前記刃跡(2a)からはみ出すように前記基体(ベースセパレータ2)上に配置されてなることを特徴としている。
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1の発明によれば、粘着剤(両面粘着テープ3)を刃跡(2a)よりはみ出させて基体(ベースセパレータ2)上に配置しているから、刃跡(2a)内に粘着剤(両面粘着テープ3)を進入させる事態を低減させることができる。それゆえ、粘着剤(両面粘着テープ3)が基体上(ベースセパレータ2)から剥離されないという事態を低減させることができる。
(a)は本発明の一実施形態に係る粘着シートの断面図、(b)は同実施形態に係るベースセパレータから両面粘着テープが正常に剥離された状態を示す断面図である。 (a−1)は同実施形態に係る粘着シートが形成される前の前粘着シートの断面図、(a−2)は(a−1)に示すA1部分の拡大図、(b)は(a−1)に示す前粘着シートが押圧部材に押圧される前の状態を示す断面図、(c−1)は(b)に示す押圧部材によって前粘着シートが押圧された後の状態を示す断面図、(c−2)は(c−1)に示すA2部分の拡大図である。 (a)は従来の粘着シートの断面図、(b)はベースセパレータから両面粘着テープが正常に剥離された状態を示す断面図である。 (a−1)は従来の粘着シートの断面図、(a−2)は(a−1)に示すA10部分の拡大図、(b)はベースセパレータから両面粘着テープが正常に剥離されなかった状態を示す断面図である。
以下、本発明に係る粘着シートの一実施形態を、図1及び図2を参照して具体的に説明する。
図1(a)に示すように、本実施形態に係る粘着シート1は、長尺状のベースセパレータ2と、このベースセパレータ2上に配置されている両面粘着テープ3と、この両面粘着テープ3上に配置されている重剥離セパレータ4とで構成されている。
ベースセパレータ2は、長尺状に形成されており、フッ素系ポリマー(例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、クロロフルオロエチレン−フッ化ビニリデン共重合体等)からなる低接着性基材、無極性ポリマー(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂など)からなる低接着性基材等で形成されている。そして、このように形成されるベースセパレータ2には、上記両面粘着テープ3を図示しない打ち抜き切断刃で所定形状に加工した際、当該ベースセパレータ2と上記打ち抜き切断刃が接触し、その際生じた刃跡2aが形成されている。
一方、両面粘着テープ3は、貼り合わせる部材や、固定する部材の形状に合わせて、図示しない打ち抜き切断刃で所定形状に加工されており、アクリル系等の粘着剤で形成されている。そして、このように形成される両面粘着テープ3は、図1(a)に示すように、その一部3aが上記刃跡2aよりはみ出して、ベースセパレータ2上に配置されている。なお、両面粘着テープ3の一部3aのはみ出し量(刃跡2aからのはみ出し量)は、約0.03mm〜0.05mmである。
他方、重剥離セパレータ4は、両面粘着テープ3よりも若干幅広に形成されており、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル等の重合体フィルムで形成されている。
かくして、このように形成されている粘着シート1は、図1(b)に示すように、ベースセパレータ2から両面粘着テープ3と重剥離セパレータ4が矢印P1方向から剥離される。これにより、その剥離された両面粘着テープ3が、所定部材の貼り合わせや固定に使用される。
しかして、このように、両面粘着テープ3の一部3aを刃跡2aよりはみ出させてベースセパレータ2上に配置するようにすれば、刃跡2a内に両面粘着テープ3の一部3aを進入させる事態を低減させることができるから、もって、両面粘着テープ3がベースセパレータ2から剥離されないという事態を低減させることができる。
この点、どのように、両面粘着テープ3の一部3aを刃跡2aよりはみ出させてベースセパレータ2上に配置するのかを図2を用いて説明することとする。
図2には、図1に示す粘着シート1を形成する前の前粘着シート10の断面図が示されている。この前粘着シート10は、図2(a−1)に示すように、長尺状のベースセパレータ2と、このベースセパレータ2上に配置されている両面粘着テープ3と、この両面粘着テープ3上に配置されている工程セパレータ5とで構成されている。なお、ベースセパレータ2には、上記両面粘着テープ3を図示しない打ち抜き切断刃で所定形状に加工した際、当該ベースセパレータ2と上記打ち抜き切断刃が接触し、その際生じた刃跡2aが形成されている。
工程セパレータ5は、上記打ち抜き切断刃(図示せず)で上記両面粘着テープ3を所定形状に加工する際、当該両面粘着テープ3上に配置されていることから、当該両面粘着テープ3と共に所定形状に加工されるため、上記両面粘着テープ3と同形状に形成される。また、工程セパレータ5は、剥離処理層を有する基材、フッ素ポリマーからなる低接着性基材、無極性ポリマーからなる低接着性基材等で形成されている。
ところで、この前粘着シート10は、図2(a−1)及び図2(a−2)に示すように、両面粘着テープ3を上記打ち抜き切断刃(図示せず)で所定形状に打ち抜き加工した際生じた刃跡2a内に当該打ち抜き切断刃(図示せず)を介して上記両面粘着テープ3の一部3aが流入している。
この状態で、図2(b)に示すように、前粘着シート10の工程セパレータ5の右端部側(刃跡2aが形成されている側)を矢印P2方向に移動してきた四角形状の押圧部材Kによって押圧する。これにより、両面粘着テープ3の右端部側も押圧され、もって、その押圧によって、刃跡2a内に流入している上記両面粘着テープ3の一部3aが、当該刃跡2a外に飛び出ることとなる。それゆえ、図2(c−1)及び(c−2)に示すように、両面粘着テープ3の一部3aが、刃跡2aよりはみ出るようにベースセパレータ2上に配置されることとなる。
かくして、このように形成された前粘着シート10は、工程セパレータ5が両面粘着テープ3から剥離され、図1(a)に示すように、その両面粘着テープ3に重剥離セパレータ4が貼着される。これにより、両面粘着テープ3上に重剥離セパレータ4が配置され、粘着シート1が形成されることとなる。
このように粘着シート1が形成されると、図1(b)に示すように、ベースセパレータ2から両面粘着テープ3と重剥離セパレータ4が矢印P1方向から剥離され、もって、その剥離された両面粘着テープ3が、所定部材の貼り合わせや固定に使用されることとなる。
しかして、本実施形態によれば、両面粘着テープ3を刃跡2aよりはみ出させてベースセパレータ2上に配置しているから、刃跡2a内に両面粘着テープ3を進入させる事態を低減させることができる。それゆえ、両面粘着テープ3がベースセパレータ2から剥離されないという事態を低減させることができる。
また、本実施形態によれば、両面粘着テープ3を刃跡2aよりはみ出させてベースセパレータ2上に配置させるにあたって、押圧部材Kによって、押圧しているだけであるから、簡単容易に両面粘着テープ3を刃跡2aよりはみ出させてベースセパレータ2上に配置させることができる。
1 粘着シート
2 ベースセパレータ(基体)
2a 刃跡
3 両面粘着テープ(粘着剤)

Claims (1)

  1. 刃跡が形成された基体上に粘着剤が配置されてなる粘着シートであって、
    前記粘着剤は、前記刃跡からはみ出すように前記基体上に配置されてなる粘着シート。









































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