JP2016087933A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 留め置きされた印刷ジョブを処理する情報処理装置に適応して予測した印刷ジョブの印刷処理時間を表示する。
【解決手段】
情報処理装置において、受信する印刷ジョブを解釈して印刷データを処理するための印刷処理時間を予測するためのプロファイルデータを生成する。そして、生成された前記プロファイルデータと印刷データとを所定の登録先に登録しておく。そして、印刷要求時に、所定の登録先から印刷データと前記プロファイルデータを取得し、該取得したプロファイルデータと、印刷データを印刷する印刷手段の属性情報とから前記印刷データを出力するための処理時間を予測して表示する構成を特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
印刷形態の1つとして、ホストコンピュータからプリントサーバに印刷ジョブを投入した際に、印刷ジョブを留め置いて、ユーザが認証を行ってから印刷を開始するものがある。
ユーザが認証を行ってから印刷を開始するため、ユーザは印刷物が出力されている間、出力デバイスの前で待つことになる。この場合、出力完了までにかかる時間をユーザに呈示することで、ユーザのストレス軽減になると考えられる。それだけでなく、場合によってはユーザが出力完了までの時間を有効に使う事ができるようになると考えられる。
また、プリントサーバに複数の画像形成装置が接続されているような印刷システムの場合、より正確な出力時間を得るためには、画像形成装置の性能差を考慮する必要がある。
これに対して特許文献1は、次の処理が開示されている。
まず、プリントサーバに接続された全ての画像形成装置におけるページ記述言語の各種1コマンドの処理時間をホストコンピュータに保持させる。次にページ記述言語のコマンド各種の数を計測し、それらを組み合わせる事で各画像形成装置における出力時間を算出する。
プリントサーバに接続される全ての画像形成装置について算出した各予測出力時間を印刷ジョブと共にプリントサーバへ格納することで、ユーザはどの画像形成装置で出力しても、出力時間を参照する事が出来る。
特開平06−75718号公報
ユーザが認証を行ってから印刷が開始される場合、印刷ジョブ投入時と印刷開始時には、画像形成装置の状況が変化している可能性がある。また、留め置き印刷時、印刷する順番をユーザが選択できる機能を有する場合がある。その場合、印刷ジョブが留め置かれた順番にユーザが印刷するとは限らない。
また、特許文献1に開示された手法において、予測された出力時間は、印刷ジョブ投入時のものである。そのため、予測した出力時間には印刷開始時のデバイス状況や、印刷ジョブの印刷順序が反映されていないという課題がある。印刷ジョブ投入時と印刷開始時で画像形成装置の状況に変化が生じていた場合や、印刷ジョブ投入時と印刷順序が異なる場合、高精度な予測出力時間を得る事が出来ないという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、留め置きされた印刷ジョブを処理する情報処理装置に適応して予測した印刷ジョブの印刷処理時間を表示できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
情報処理装置であって、印刷データを印刷する印刷手段と、受信する印刷ジョブを解釈して印刷データを処理するための印刷処理時間を予測するためのプロファイルデータを生成する生成手段と、生成された前記プロファイルデータと前記印刷データとを所定の登録先に登録する登録手段と、前記所定の登録先から前記印刷データと前記プロファイルデータを取得する取得手段と、取得したプロファイルデータと、前記印刷手段の属性情報とから前記印刷データを出力するための処理時間を予測する予測手段と、予測された処理時間を表示する。
本発明によれば、留め置きされた印刷ジョブを処理する情報処理装置に適応して予測した印刷ジョブの印刷処理時間を表示できる。
システムの構成を説明するブロック図である。 画像形成装置のソフトウェアモジュールの一例を示す図である。 画像形成装置のソフトウェアモジュールの一例を示す図である。 中間プロファイルデータを説明する模式図である。 1ページの予測出力時間を構成する要素を示す図である。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 用紙サイズとカラーモノクロ設定変更時間テーブルを示す図である。 情報処理装置で表示されるUI画面の一例を示す図である。 情報処理装置における予測処理結果を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す情報処理装置を適用するシステムの構成を説明するブロック図である。本例に適用する情報処理装置は、電子部品としてのコントローラが搭載された画像形成装置およびその周辺の機器を含んで構成される。なお、情報処理装置は、画像形成装置や複合画像形成装置が含まれる。
図1において、画像形成装置100は、イーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)171にて、ホストコンピュータ(PC)172、サーバ173、別の画像形成装置174に接続されている。
画像形成装置100は、ユーザ情報入力装置120、タッチパネル130、プリンタ装置140、RIP150、データ記憶部160、制御装置110によって構成されている。ここで、RIPとは、Raster Image Processorの略である。
制御装置110は、CPU112、ROM114、RAM116等を有し、CPU112がROM114または他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて、画像形成装置100全体を統括制御する。例えば、制御装置110は、CPU112に、それぞれPDL(Page Discription Language)解釈処理・結合処理・中間データ生成処理等を行うためのあらかじめ決められたプログラムをロードする構成をとる。
また、制御装置110は、PDLデータをRIP150に供給、ビットマップ画像を生成し、データ記憶部160に保存する。そして、制御装置110は、その記憶されたビットマップ画像データをプリンタ装置140に供給する。
ユーザ情報入力装置120は、ユーザが入力を行う事で、ユーザIDやパスワードを読み込むことができる。ユーザ情報入力装置120はICカードリーダのように、ユーザのID、パスワード情報有するカードからユーザID、パスワードを取得する装置であっても良い。または、ユーザが自分のユーザIDとパスワードを入力するようなハードキーやソフトウェアキーであっても良い。タッチパネル130は、制御装置110から供給された描画情報に基づいて画像を表示し、また、ユーザが画面に触れることにより入力を受け付ける。
プリンタ装置140は、RIP150によって生成されたビットマップ画像データに基づいて画像を記録媒体(例えば紙やOHPシート)上に印刷する。本実施形態では、画像形成処理装置100は、MFP(Multi Function Peripharal)であるが、SFP(Single Function Printer)であっても良い。またプリンタ装置140のプリント方式は、電子写真方式やインクジェット方式など様々な種類のプリント方式が考えられる。
RIP150は、制御装置110にから供給された描画情報に基づいて、レンダリング処理を行い、ビットマップ画像を生成する。
データ記憶部160は、各種データを保存する。例えば、データ記憶部160は、LAN171を介してホストコンピュータ172から受信したPDLデータや送信したユーザのユーザIDを保存する。また例えば、データ記憶部160は、制御装置110が生成した中間プロファイルデータを保存する。
サーバ173は、ユーザがホストコンピュータ172から投入した印刷ジョブの名前や用紙サイズ、片面/両面などの設定、印刷ジョブの保存場所に加え、その印刷ジョブの投入ユーザ情報などを保持する書誌情報を記憶する書誌サーバである。また、本実施形態において印刷システムにログイン可能なユーザIDとパスワードも保持する。本実施形態では、サーバ173を書誌サーバとしているが、サーバ173を画像形成装置100や画像形成装置174の中に設けても良い。
(中間プロファイルデータ作成のソフトウェア構成)
図2は、図1に示した画像形成装置100のソフトウェアモジュールの一例を示す図である。本例は、制御装置110において動作する中間プロファイルデータ作成のソフトウェアモジュールの一例である。なお、図2に示すソフトウェアモジュールは、制御装置110におけるROM114にて保存され、起動時に、RAM116へ展開され、CPU112にて動作する。
図2において、ジョブ制御部200は、関数コールやメッセージ通信などの手段により、ホストコンピュータ172にて生成され、LAN171を介して画像形成装置100へ送信された印刷ジョブと送信したユーザのIDをデータ記憶部160に保存する。ここで、本実施形態では、印刷ジョブを画像形成装置100に記憶しているが、印刷ジョブを記憶するのは、画像形成装置174でも、サーバ173でも良い。
PDL解釈部210は、画像形成装置100に搭載されるPDLの種類(例えば、PostScript(商標登録)、PCL(商標登録)、XPS(商標登録))だけの数が存在する。PDL解釈部210は、データ記憶部160に格納された印刷ジョブの中からPDLデータを読み込み、解釈処理を実行する。ここで、解釈処理とは、読み込んだPDLデータの命令が何かを解釈する処理である。PDLデータの命令には、例えば、ページ開始やページ終了、オブジェクト描画などがある。
中間プロファイルデータ生成部220は、PDL解釈部210で解釈したデータから、中間プロファイルデータを生成する。エッジ/レベル/フィルといった、RIP150がビットマップ画像を生成するのに必要な要素をカウントする。カウントした値と印刷設定などをまとめて、中間プロファイルデータを生成する。さらに、生成した中間プロファイルデータを、データ記憶部160に保存する。
書誌情報生成部230はデータ記憶部160に記憶されたユーザID、印刷ジョブの名前、印刷ジョブの設定、中間プロファイルデータと印刷ジョブを格納したサーバ173のアドレスと格納場所のパスを書誌情報としRAM116に記憶する。書誌情報登録部240は書誌情報生成部230で生成された書誌情報をサーバ173に通知し、登録する。この制御装置110における中間プロファイルデータの生成に関する一連の処理の詳細は、図6を用いて後述する。
なお、所定の登録先は、サーバ173に限らず、データストレージサービスが提供するストレージ先を特定するURLであってもよい。これにより、クラウド環境を利用して登録した印刷ジョブから生成される中間プロファイルデータを外部で管理することもできる。さらに、ストレージ先へ上記中間プロファイルデータを転送する際に、当該中間プロファイルデータを暗号化して転送する構成を採用することで、セキュリティ性を高めることもできる。
(出力時間予測のソフトウェア構成)
図3は、図1に示した画像形成装置100のソフトウェアモジュールの一例を示す図である。本例は、画像形成装置100の制御装置110において動作する出力時間予測のソフトウェアモジュールの一例である。
図3に示すソフトウェアモジュールは、制御装置110におけるROM114にて保存され、起動時に、RAM116へ展開され、CPU112にて動作する。ユーザが画像形成装置100にログインし、出力しようとする場合を考える。
ここで、本実施形態では、ユーザが画像形成装置100にログインしているが、ユーザは、画像形成装置174にログインしても良い。このように、印刷ジョブを記憶する画像形成装置と印刷ジョブを取得して印刷する画像形成装置が異なっても良い。ここで、ユーザは、印刷開始の要求を行うために画像形成装置にログインする。
ユーザ情報取得部300は、ユーザ情報入力装置120から入力されたユーザID、パスワードをRAM116に記憶する。ユーザ認証部310は、ユーザ情報取得部300で取得したユーザID、パスワードを、データ記憶部160、又はサーバ173、又は画像形成装置174に記憶されているユーザID、パスワードと比較する。入力されたユーザ情報が登録されているものかを判断することで、ユーザ認証を行う。
書誌情報取得部320は、ユーザ認証部310によって認証されたユーザIDに紐づく、書誌情報登録部240によって登録された書誌情報を、例えばサーバ173から取得し、その書誌情報をRAM116に記憶する。書誌情報表示部330は、書誌情報取得部320によって取得した書誌情報のうち、印刷ジョブの名前と印刷ジョブの設定をタッチパネル130に表示する。
中間プロファイルデータ取得部340は、書誌情報取得部320によって取得された書誌情報から、その書誌情報に紐づく中間プロファイルデータの保存場所を特定し、中間プロファイルデータを取得してRAM116に記憶する。
印刷ジョブリスト生成部350はタッチパネル130でユーザが選択した印刷ジョブを、ユーザの選択順に印刷ジョブリストとしてRAM116に登録する。ここで、印刷ジョブリストとは、ユーザによって選択された印刷ジョブの順番を記憶しているものであり、印刷を開始した場合、印刷ジョブリストに登録された順番に印刷が開始される。
デバイス依存情報取得部360は、画像形成装置100のデバイス情報をデータ記憶部160から取得しRAM116に記憶する。例えば、FPOT(First Print Out Time)、PPM(Page Per Minutes)、カラーモノクロエンジン切替え時間などがデバイス情報にあたる。ここで、カラーモノクロエンジン切替え時間とは、カラー(モノクロ)で出力した後、モノクロ(カラー)で出力しようとする場合にエンジンの撮像プロセスを切り替えるために必要な時間である。
動的デバイス情報取得部370は、印刷時の動的なデバイス情報(動的情報)をデータ記憶部160から取得しRAM116に記憶する。例えば、キャリブレーション機能開始までの残り枚数が印刷時の動的なデバイス情報にあたる。ここで、キャリブレーション機能とは、色を安定して再現するための色調整機能であり、所定枚数を印刷後、自動的に開始される。
出力時間予測部380は、印刷ジョブリスト生成部350で生成された印刷ジョブリストに含まれる印刷ジョブの出力時間の予測を行う。中間プロファイルデータ取得部340により取得された中間プロファイルデータとデバイス依存情報取得部360で取得したデバイス依存情報と、動的デバイス情報取得部370で取得した動的なデバイス情報から予測する。なお、予測処理の詳細は、図8において後述する。予測出力時間表示部390は出力時間予測部380で予測された出力時間をタッチパネル130に表示する。
(中間プロファイルデータの構成)
図4は、本実施形態を示す情報処理装置における中間プロファイルデータを説明する模式図である。
本例では、PDLデータと、それに対応するオブジェクトの描画結果と、生成される中間プロファイルデータに含まれる構成要素と、最終的に生成される中間プロファイルデータを説明する。
図4の(A)は、アプリケーションから出力されるPDLデータの例を示す。ホストコンピュータ172にて生成される印刷ジョブは、図4の(A)に示すようなPDLコマンドを含む。PDLコマンドは、描画するキャンバスの指定、開始点や各点列の座標位置、色値やストローク幅といった描画命令群をPDLとして記述する。例えば、図に示すようにXPSでは、描画するパス矩形の位置を示した後、その矩形内部を塗る色値の情報としてPNG形式のビットマップイメージを参照することができる。
図4の(B)は、図4の(A)のPDLコマンドをPDL解釈部210が解釈したデータを示したものである。PDLデータを解釈する事で、描画オブジェクトの外輪情報を有するエッジデータ、描画オブジェクトの塗り情報を有するフィルデータ、描画オブジェクトのコンポジット情報を有するレベルデータを得る事が出来る。ここで、エッジデータとはEdge421、Segment422のことである。また、フィルデータとはFill423、Pixel424のことである。レベルデータとはLevel、Over425のことである。これらの情報をカウントし、出力時間予測に用いる。
図4の(C)は、中間プロファイルデータ生成部220によって生成された中間プロファイルデータの例を示す。中間プロファイルデータは、図4の(B)に示したエッジデータ、フィルデータ、レベルデータを集計した値、用紙サイズ、カラー/モノクロ、片面/両面設定、部数で構成されている。ここで、プロファイルデータには、印刷データに含まれるオブジェクトの描画情報を特定するエッジ数、セグメント数、イメージピクセル数が含まれる。
1つの印刷ジョブにつき1つの中間プロファイルデータが生成される。片面/両面、部数は後述のS601で取得し、ジョブ毎に設定される。エッジ、フィル、レベルデータは後述のS608で集計され、ページ毎に設定される。また、用紙サイズ、カラー/モノクロ設定は後述のS609で取得され、ページ毎に設定される。
(予測出力時間の構成)
図5は、本実施形態を示す情報処理装置における1ページの予測出力時間500を構成する要素を示す図である。
図5において、PDL解釈時間501は、PDL解釈部210の処理に必要な時間である。RIP処理時間502は、RIP150におけるレンダリング処理に必要な時間である。
ここで、PDL解釈時間501とRIP処理時間502を加算した時間は、画像を作るまでに必要な時間である。この時間がデバイスにおけるエンジンが1枚出力するために必要な時間(60/PPM)より長い場合、そのページにおける出力時間はPDL解釈時間501とRIP処理時間502を加算した時間になる(図5の(A))。
逆に、PDL解釈時間501とRIP処理時間502を加算した時間が、画像形成装置におけるエンジンが1枚出力するのに必要な時間より短い場合、そのページにおける出力時間は画像形成装置におけるエンジンが1枚出力するために必要な時間となる(図5の(B))。
デバイス制約時間503は、画像形成装置100や画像形成装置174に依存する処理時間である。例えば、FPOTやPPM、カラーモノクロエンジン切替え時間、用紙サイズ変更時間、キャリブレーション時間などがこれにあたる。ここで、用紙サイズ変更時間は、前ページと現在読み込んでいるページの用紙サイズが異なる場合に、使用する紙を切替えるために必要な時間を表にしたものである。
これらの時間は、PDL解釈時間501とRIP処理時間502のように、出力する画像を作るために必要な時間とは違い、機器の制約上必要な時間であり、必要に応じて加味される。例えば、FPOTは、複数ページが連続して出力される場合、先頭のページにのみ加算するべき時間である。
(中間プロファイルデータ生成処理)
図6は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した画像形成装置100の制御装置110にあるCPU112上で動作するソフトウェアである。なお、各ステップは、CPU112が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、図2に示したモジュールを主体して、説明する。
S601において、ジョブ制御部200は、データ記憶部160に保存された印刷ジョブのジョブ印刷設定をRAM116に読み込み、S602へ進む。S602において、ジョブ制御部200は、データ記憶部160に保存された印刷ジョブのPDLデータをRAM116に読み込み、S603に進む。S603において、PDL解釈部210は、S602でRAM116に読み込まれたPDLデータを1命令分解釈し、S604へ進む。
S604からS608において、中間プロファイルデータ生成部220は、S603においてPDL解釈部210により得られる描画情報を解釈して中間プロファイルデータの構成要素をカウントしていく。具体的には、Egde421、Segment422、Fill423、Pixel424、Level、Over425をカウントし、RAM116へ記憶する。
まず、S604において、中間プロファイルデータ生成部220は、PDL解釈部210の解釈結果がジョブ終了を意味するか判断する。ジョブ終了だと判断した場合、S613へ進み、そうでないと判断した場合は、S605に進む。
S605において、中間プロファイルデータ生成部220は、PDL解釈部210の解釈結果がページ終了を意味するか判断する。ページ終了であると判断した場合、S609へ進み、そうでないと判断した場合S606へ進む。
S606において、中間プロファイルデータ生成部220は、PDL解釈部210の解釈結果がオブジェクトかどうかを判断している。ここで、オブジェクトであると中間プロファイルデータ生成部220が判断した場合は、S607へ進み、オブジェクトではないと中間プロファイルデータ生成部220が判断した場合は、S612へ進む。
S607において、中間プロファイルデータ生成部220は、まずS607でオブジェクトと判断した描画情報から、フィル/レベル/エッジの情報をそれぞれ抽出する。次に、抽出したフィル/レベル/エッジ情報から、オブジェクトのFill423、Pixel424、Level、Over425、Segment422、Edge421をそれぞれ数え、RAM116に記憶する。そして、S608へ進む。
S608において、中間プロファイルデータ生成部220は、S607でRAM116に記憶した各要素数をRAM116に記憶してあるページ毎の各要素カウンタに加算し、S612へ進む。S612において、中間プロファイルデータ生成部220は、S602で読み込まれたPDLデータの次の命令を選択し、S603に進む。
S609において、中間プロファイルデータ生成部220は、データ記憶部160に保存されているページ印刷設定をRAM116へ記憶する。ここで、ページ印刷設定とは、例えば、カラーモノクロ設定、用紙サイズ設定である。
S610において、中間プロファイルデータ作成部220は、S608で加算されていた各要素カウンタをページ数と紐づけてRAM116に記憶する。S611において、中間プロファイルデータ作成部220各要素カウントを初期化し、S612へ進み、次命令の処理を開始して、S603へ戻る。
S613において、中間プロファイルデータ生成部220は、ジョブ印刷設定、各ページにおけるページ印刷設定、各ページにおける各要素の情報をまとめて中間プロファイルデータとする。S614おいて、中間プロファイルデータ生成部220、S613で作成した中間プロファイルデータをデータ記憶部160に記憶する。
S615において、書誌情報生成部230は、データ記憶部160に保存されている印刷ジョブ、中間プロファイルデータのアドレス、印刷ジョブを投入したユーザのIDをまとめた書誌情報を作成しRAM116に記憶する。S616において、書誌情報登録部240は、S616で作成し、RAM116に記憶した書誌情報をサーバ173に通知し、登録して、本処理を終了する。
(出力時間予測処理)
図7は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した画像形成装置100の制御装置110にあるCPU112上で動作するソフトウェアである。なお、各ステップは、CPU112が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、図3に示したモジュールを主体して説明する。
S701において、ユーザ情報取得部300は、ユーザ情報入力部120から入力されたユーザID、パスワードをRAM116に記憶する。S702において、ユーザ認証部310は、S701でRAM116に記憶したユーザID、パスワードと、サーバ173に保存されている全ユーザID、パスワードを比較し、正しいものか判断することでユーザ認証を行う。
S703において、書誌情報取得部320は、S702で認証されたユーザに紐づく書誌情報を、サーバ173に問い合わせ、取得し、RAM116に記憶する。S704において、書誌情報表示部330は、S703で取得した書誌情報のうち、印刷ジョブの名前と印刷ジョブの設定をタッチパネル130に表示する。
S705において、中間プロファイルデータ取得部340は、S703で取得したユーザに紐づく書誌情報から、中間プロファイルデータが留め置かれているサーバ173もしくは画像形成装置を特定し、S706へ進む。
S706において、中間プロファイルデータ取得部340は、S705で特定した留め置き場所がユーザのログインデバイスかどうかを判断する。ユーザのログインデバイスが留め置きデバイスであると判断した場合、S708に進み、そうでないと判断した場合、S707へ進む。
S707において、中間プロファイルデータ取得部340は、S705で場所を特定した中間プロファイルデータを取得して、ユーザのログインデバイスのデータ記憶部160に保存し、S708へ進む。
S708において、中間プロファイルデータ取得部340は、S704において取得した、ユーザIDに紐づく全ての書誌情報の中間プロファイルデータを取得したかどうかを判断する。まだ取得していない中間プロファイルデータが存在する場合、S705へ進む。全中間プロファイルデータを取得済みの場合はS709へ進む。
S709において、ユーザによる入力を受け付けたタッチパネル130は、入力を制御装置110に送信し、制御装置110はRAM116に記憶する。S710において、印刷ジョブリスト生成部350は、S709でユーザに押されたボタンが、図10に示す書誌情報ボタン1002と印刷ボタン1005のうち、どちらが押されたかを判断する。印刷ボタン1005が押下されたと判断した場合、S715へ進む。表示されている書誌情報ボタン1002が押下されたと判断した場合、S711へ進む。
S711において、印刷ジョブリスト生成部350は、S709で押された書誌情報ボタン1002が印刷ジョブリストに追加済みかどうかを判断する。ここで、印刷ジョブリストに存在しないデータがユーザにより選択されと判断した場合は、S712へ進む。既に印刷ジョブリストに存在するデータが選択された判断した場合はS713へ進む。
S712において、印刷ジョブリスト生成部350は、S709でユーザが選択した印刷ジョブを印刷ジョブリストに追加(RAM116に記憶)し、S714へ進む。S713では、印刷ジョブリスト生成部350は、S709でユーザが選択した印刷ジョブを印刷ジョブリストから削除し、S714へ進む。
S714において、印刷ジョブリスト生成部350は、S712で印刷ジョブリストに追加された、もしくはS713で印刷ジョブリストから削除された印刷ジョブのチェックボタンを更新する。これにより、ユーザは印刷ジョブリストに含まれる印刷ジョブが分かる。S715において、出力時間予測部380は、印刷ジョブリストに存在する印刷ジョブの出力時間を予測し、S716へ進む。S715の詳細は図8で説明する。
S716において、出力時間予測部380は、印刷ジョブリストに存在する全ての印刷ジョブについて、S715の処理を行ったか判断する。処理していない印刷ジョブがあると判断した場合はS715へ進み、印刷ジョブがないと判断した場合はS717へ進む。
S717において、予測出力時間表示部390は、S715で予測された予測出力時間をタッチパネル130に表示させ、本処理を終了する。
(中間プロファイルデータから出力時間を算出処理)
図8は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図7におけるS715の詳細手順に対応する。なお、各ステップは、CPU112が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、図3に示したモジュールを主体して説明する。
S801において、デバイス依存情報取得部360は、出力するデバイス依存の情報をデータ記憶部160から読み出し、RAM116に記憶する。ここで、出力デバイス依存の情報は、例えば、FPOT、PPM、カラーモノクロエンジン切替え時間、各要素の単位処理時間、用紙サイズ変更時間テーブル、カラーモノクロ変更時間テーブルなどである。S802において、動的デバイス情報取得部370は、キャリブレーション機能開始までの残り枚数をデータ記憶部160から取得し、S803へ進む。
S803において、出力時間予測部380は、出力時間予測をする印刷ジョブの中間プロファイルデータの1ページ目をRAM116に記憶し、S804へ進む。S804において、出力時間予測部380は、以降で使用するデータの初期化、RAM116への記憶を行い、S805へ進む。
S805において、出力時間予測部380は、出力時間予測をしているジョブが、印刷ジョブリストにおいて最初のジョブかどうかを判断する。最初のジョブであると判断した場合はS806へ進み、そうでないと判断した場合S807へ進む。
S806において、出力時間予測部380は、ページ予測時間にFPOTを代入する。読み込んだ中間プロファイルデータは、印刷ジョブリストの1番最初のページであり、最初のページはエンジン起動に時間がかかるため、ページ予測時間にFPOTを加算する必要がある。その後、S807へ進む。
S807において、出力時間予測部380は、S803で読み込んだ中間プロファイルデータの各要素カウント数とS801で読み込んだ出力デバイスにおける各要素の単位処理時間をそれぞれ掛け合わせて合計をとる。
例えば、1ページのEdge数に1Edge処理するために必要な時間を掛けることで、そのページにおけるEdge処理時間を得る事が出来る。各要素について前記のように算出し、合計したものを全要素処理時間としてRAM116に記憶する。
S808において、出力時間予測部380は、S807で算出した全要素処理時間と60/PPMを比較する。全要素処理時間が大きかった場合はS809へ進み、60/PPMが大きかった場合はS810へ進む。
S809において、出力時間予測部380は、ページ予測時間に全要素処理時間を加算する。S810において、出力時間予測部380は、ページ予測時間に60/PPMを加算する。S808からS810で、出力時間予測部380は、出力デバイスに依存するPPMを考慮した予測をすることができる。
S811において、出力時間予測部380は、CAL(キャリブレーション機能開始までの残りシート枚数)が「0」であるかどうかを判断し、「0」であると判断した場合はS812へ進む。そうでないと判断した場合はS814へ進む。ここで、キャリブレーション機能とは、印刷手段の印刷特性を維持するために色ずれ等をチェックする機能をいう。
S812において、出力時間予測部380は、ページ予測時間にキャリブレーションに必要な時間を加算し、S813へ進む。S813において、出力時間予測部380は、CALにキャリブレーション発生までの初期枚数を代入する。S811からS813で、出力時間予測部380は、出力デバイスに依存するキャリブレーションを考慮した予測をすることができる。
S814において、出力時間予測部380は、現在読み込んでいるページの用紙サイズが、前ページの用紙サイズと同じかどうかを判断する。同じであると判断した場合はS817へ進み、違うと判断した場合はS815へ進む。
S815において、出力時間予測部380は、図9Aに示す、用紙サイズ変更時間テーブルを参照し、前ページの用紙サイズと、現ページの用紙サイズから用紙切替えに必要な時間をRAM116へ記憶する。S816において、出力時間予測部380は、ページ予測時間にS815でRAM116に記憶した用紙サイズ変更時間を加算する。S814からS816で、出力時間予測部380は、用紙サイズの変化を考慮した予測をすることができる。
S817において、出力時間予測部380は、現在読み込んでいるページのカラーモノクロ設定が、前ページのカラーモノクロ設定と同じかどうかを判断する。同じ場合はS820へ進み、違う場合は、S818へ進む。
S818において、出力時間予測部380は、図9の(B)に示す、カラーモノクロ変更時間テーブルを参照する。そして、前ページのカラーモノクロ設定と、現ページのカラーモノクロ設定から印刷エンジンの撮像プロセス切替えに必要な時間をRAM116へ記憶する。S819において、出力時間予測部380は、ページ予測時間にS818でRAM116に記憶したカラーモノクロエンジン切替え時間を加算する。S817からS820で、出力時間予測部380は、カラーモノクロ設定の変化を考慮した予測をすることが出来る。
S820において、出力時間予測部380は、ジョブ予測時間にページ予測時間を加算し、S821へ進む。S821において、出力時間予測部380は、ジョブの全ページにおいてS807からS820が終了したかどうかを判断する。まだ処理していないページがある場合はS823へ進み、全ページ処理が終わっている場合時間予測を終了する。時間予測が終了した時点のジョブ予測時間が1つの印刷ジョブに対する予測出力時間となる。
S822において、出力時間予測部380は、ページ予測時間の初期化を行う。S823において、出力時間予測部380は、データ記憶部160の中間プロファイルデータの次の1ページ分をRAM116に記憶し、S824へ進む。
S824において、出力時間予測部380は、CAL(キャリブレーション機能開始までの残り枚数)にCAL−1を代入し、S807へ進む。この代入により、キャリブレーション機能が開始されるタイミングがわかる。
(設定変更時間のテーブル)
図9は、本実施形態における、用紙サイズとカラーモノクロ設定変更時間テーブルを示す図である。
図9の(A)は、用紙サイズ変更時間テーブルの例を示した表であり、単位は秒である。前ページと現在読み込んでいるページの用紙サイズが異なる場合に必要な時間を表にしたもので、例えば、サイズがA3からA4に変わった場合、2.5秒必要になることを示している。
図9の(B)は、カラーモノクロ設定変更時間テーブルの例を示した表であり、単位は秒である。前ページと現在読み込んでいるページのカラーモノクロ設定が異なる場合に必要な時間を表にしたもので、例えば、カラーモノクロ設定がカラーからモノクロに変わった場合、3.5秒必要になることを示している。
(タッチパネル例)
図10は、本実施形態を示す情報処理装置で表示されるUI画面の一例を示す図である。本例は、印刷ジョブ選択画面で、タッチパネル130に表示される。
図10において、ログインユーザ情報1001は現在ログインしているユーザの情報を表示する。例ではIDを表示しているが、アカウント名などであっても良い。
書誌情報ボタン1002には、ログインしているユーザに紐づく書誌情報を表示する。例えば、ファイル名や、用紙サイズ、カラー/モノクロ、片面/両面、部数といったものがこれにあたる。また、ユーザが印刷する順番を決定できる場合、印刷する順番を表示しても良い。図に示した例の場合、まず印刷ジョブ3が印刷され、次に印刷ジョブ2が印刷される。
チェックボックス1003は、ユーザによって印刷ジョブが選択されているかどうかを表現する。チェックボックスにチェックが付いている場合、そのデータは選択されていることを示す。合計出力時間1004は、ユーザによって印刷ボタン905が押された場合、チェックボックス1003にチェックが付いているデータの出力合計時間を表示する。
印刷ボタン1005は、ユーザによって押された場合、印刷ジョブリストに存在する印刷ジョブを、リストの順番に従って印刷を開始する。
図11は、本実施形態を示す情報処理装置における予測処理結果を示す図である。
図11の(A)は、複数の印刷ジョブを留め置き、印刷した場合の実際の出力時間と、従来技術による予測出力時間と、本発明による予測出力時間を示している。
本実施形態では、属性情報の一例であるキャリブレーションまでの残り枚数のように、ユーザが印刷する時点のデバイス状況を考慮できる。また、ユーザが印刷順序を決定してから予測を行うため、印刷ジョブ投入時では印刷ジョブの中でしか考慮できなかった用紙切替え時間やカラーモノクロエンジン切替え時間を、ジョブ間でも考慮できる。さらに、ユーザが選択した複数の印刷ジョブの最初のページだけに加算すべきであるFPOTも正確に計算できる。
そのため、ユーザが出力する時点でのデバイス状況や印刷順序といった動的な情報を加味した高精度な予測が行える。なお、属性情報としては、図11の(A)に示すように、ファーストプリントタイム、印刷処理速度、印刷プロセス切替え時間、エッジ単位の描画処理時間が含まれる。
図11の(B)は、印刷ジョブ投入順と印刷順が変わった時にカラーモノクロ設定変更が発生する回数が変わる例を示している。
図11の(B)に示すように、1つ目の印刷ジョブ1101と2つ目の印刷ジョブ1102をそのままの順で印刷する場合、カラーモノクロ設定変更の発生回数は3回である。一方、順序を入れ替えた場合、カラーモノクロ設定変更は4回発生する。
なお、中間プロファイルデータを生成する際に、PDLの種別がBDLとLegacyの場合とで、画像データを展開するか、展開しないで中間プロファイルデータを生成するように切り替える制御を組み込んでもよい。
同様に、RIPの種類に応じて、レンダリング処理を実行して中間プロファイルデータを生成するか、中間プロファイルデータから予測するかを切り替える制御を組み込んでもよい。
〔第2実施形態〕
上記実施形態では、印刷ジョブを受信した情報処理装置が中間プロファイルデータを生成する場合について説明した。しかしながら、各情報処理装置が通信可能なサーバ装置が各情報処理装置に依存する情報をあらかじめ取得して、それぞれの印刷処理時間を予測して管理する構成としてもよい。
これにより、ユーザは、いずれの情報処理装置でログインした場合でも、サーバ装置からログインした機種情報に対応する印刷データと、中間プロファイルデータとを取得して、印刷ジョブのリスト上で処理時間を表示できる。
〔第3実施形態〕
上記実施形態では、印刷ジョブを受信した情報処理装置が中間プロファイルデータを生成する場合について説明した。しかしながら、各情報処理装置がそれぞれの機種に依存する情報をあらかじめ取得することで、機種情報に対応する印刷データと、中間プロファイルデータとを管理する。これにより、サーバ装置を介することなく、第2実施形態と同様の効果が期待できる。なお、本実施形態の場合には、各情報処理装置が他の情報処理装置の機種に依存する情報に、印刷処理時間を算出する変換式を含めている。
〔第4実施形態〕
上記実施形態では、印刷ジョブを受信した情報処理装置が中間プロファイルデータを生成する場合について説明した。しかしながら、特定の情報処理装置がネットワーク上の他の情報処理装置での印刷処理時間を全て算出する構成としてもよい。これにより、第3実施形態に示すように、それぞれの情報処理装置が変換式を備える必要がなくなる。
なお、ユーザは、印刷処理時間を算出した情報処理装置以外にログインした場合、ログインした情報処理装置に、当該特定の情報処理装置から印刷処理時間を取得して表示する制御を行う。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
100 画像形成装置
110 制御装置(コントローラ部)
120 ユーザ情報入力装置
130 タッチパネル
140 プリンタ装置(プリンタ部)

Claims (10)

  1. 情報処理装置であって、
    印刷データを印刷する印刷手段と、
    受信する印刷ジョブを解釈して印刷データを処理するための印刷処理時間を予測するためのプロファイルデータを生成する生成手段と、
    生成された前記プロファイルデータと前記印刷データとを所定の登録先に登録する登録手段と、
    前記所定の登録先から前記印刷データと前記プロファイルデータを取得する取得手段と、
    取得したプロファイルデータと、前記印刷手段の属性情報とから前記印刷データを出力するための処理時間を予測する予測手段と、
    予測された処理時間を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記プロファイルデータは、前記印刷データに含まれるオブジェクトの描画情報を特定するエッジ数、セグメント数、イメージピクセル数を含むことを特徴とすることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記予測手段は、前記印刷手段の印刷処理の実行に伴い発生する動的情報を含めて前記印刷データを出力するための処理時間を予測することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記予測手段は、ユーザから印刷開始の要求を受け付けることに応じて前記処理時間を予測することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記属性情報は、ファーストプリントタイム、印刷処理速度、印刷プロセス切替え時間、エッジ単位の描画処理時間を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記動的情報は、前記印刷手段の印刷特性を維持するためのキャリブレーションを実行するまでにカウントされるシート枚数を含むことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  7. 所定の登録先は、ストレージサービスを提供するURLで特定されることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は、画像形成装置、複合画像形成装置を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置の制御方法であって、
    受信する印刷ジョブを解釈して印刷データを処理するための印刷処理時間を予測するためのプロファイルデータを生成する生成工程と、
    生成された前記プロファイルデータと前記印刷データとを所定の登録先に登録する登録工程と、
    前記所定の登録先から前記印刷データと前記プロファイルデータを取得する取得工程と、
    取得したプロファイルデータと、印刷データを印刷する印刷手段の属性情報とから前記印刷データを出力するための処理時間を予測する予測工程と、
    予測された処理時間を表示する表示工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019069558A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及びプログラム
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