JP2016086274A - 端末間通信システム、サーバ、及び端末間通信方法 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図を参照して本実施形態による端末間通信システム1の実施形態について説明する。
本実施形態の端末間通信システム1は、複数の端末装置10の間における情報共有機能を提供する。ここでいう端末装置10とは、音声や文字により装置間で相互に通信が可能な通信装置であり、例えば、携帯電話やスマートフォンである。この端末装置10は、音声情報と、画像情報とを同一の回線で送受信可能な、高速データ通信回線に接続が可能である。この高速データ通信回線とは、例えば、LTE(Long Term Evolution)通信網である。この高速データ通信回線は、画像や文字などのデジタル情報の送受信に加えて、音声通話を可能にするサービス(VoLTE;Voice over LTE)を提供する。
第1の共有方法では、情報発信側の端末装置10が、情報受信側の端末装置10に同一の画像情報又は音声情報を送信する。そして、情報受信側の端末装置10は、それぞれ、受信した画像情報又は音声情報に基づいて、画像の表示又は音声の再生を行う。つまり、第1の共有方法では、端末間通信システム1に含まれる全ての端末装置10が同一の情報を再生することができる。
第2の共有方法では、情報発信側の端末装置10が、情報受信側の端末装置10毎に互いに異なる画像情報又は音声情報を送信する。そして、情報受信側の端末装置10は、それぞれ、受信した画像情報又は音声情報に基づいて、画像の表示又は音声の再生を行う。つまり、第2の共有方法では、端末間通信システム1に含まれる複数の端末装置10において再生される情報が異なる場合がある。ただし、情報送信側の端末装置10と情報受信側の端末装置10との少なくとも2台の端末装置10からなるペアは、同一の情報を再生する。
図1は、本実施形態の端末装置10の構成の一例を示す模式図である。端末装置10は、表示部100と、操作検出部110と、撮像部120と、音再生部130と、収音部140と、通信部150と、制御部160とを備えている。
次に、端末間通信システム1が提供する情報共有機能の概要について図2を参照して説明する。
図2は、端末間通信システム1が提供する情報共有機能の概要の一例を示す模式図である。端末間通信システム1が提供する情報共有機能には、一例として、表示中の画像を共有する機能、手書き画像を共有する機能、位置情報を共有する機能、及び、カメラが撮像した画像を共有する機能がある。
ここで、端末装置10が情報共有機能に対応している場合とは、端末装置10が情報共有機能を提供するアプリケーションをインストールしている場合をいう。また、端末装置10が情報共有機能に対応していない場合とは、端末装置10が情報共有機能を提供するアプリケーションをインストールしていない場合をいう。
次に、図2を参照して、情報共有機能の概要について説明する。ここでは、端末間通信システム1が提供する表示中の画像の共有(表示画面共有機能)について説明する。
次に、ユーザが情報共有機能を起動する操作の概要について、図3を参照して説明する。ここでは、説明を簡潔にするため、2台の端末装置10による二者間情報共有機能を起動する場合の選択操作について説明する。
図3は、本実施形態の端末間通信システム1が提供する情報共有機能の選択操作の第1例を示す模式図である。
ここでは、ユーザA(Aさん)と、ユーザB(Bさん)とが、それぞれ端末装置10を使用して表示画面共有を利用する場合を一例にして説明する。また、この一例の説明において、ユーザAが利用する端末装置10Aが、要求側の端末装置10である。また、この一例の説明において、ユーザBが利用する端末装置10Bが、被要求側の端末装置10である。また、端末装置10によっては表示画面共有機能に対応していない端末装置10もあり得る。この一例の説明においては、各端末装置10が、表示画面共有機能に対応している場合について説明する。
端末装置10−1Sまたは端末装置10−2Rの何れか一方により通話終了の操作が受け付けられた場合、通話終了の操作を受け付けた端末装置10は、音声通話セションを終了させると共に、表示画面共有のための情報通信セション(端末間の情報共有のセションともいう)も終了させる。このとき、端末装置10は、音声通話セションを構築したLTE通信網におけるサーバ装置にセションの終了要求を送信すると共に、シグナリングサーバ20に情報通信セションの終了要求を送信する。他方の端末装置10は、保持している電話番号およびIPアドレスを含む音声データの受信が所定時間に亘り無いことを検出すると、音声通話が継続されていないと判定する。これにより、他方の端末装置10は、音声通話セションおよび表示画面共有のための情報通信セションが終了されたことを判定する。
次に、上述した情報共有機能を提供する端末間通信システム1の構成について、図4を参照して説明する。
図4は、本実施形態の端末間通信システム1の構成の一例を示す概要図である。端末間通信システム1は、複数の端末装置10(この一例では、端末装置10−S及び端末装置10−R)の他に、次の装置を備える。すなわち、端末間通信システム1は、シグナリングサーバ20と、認証サーバ30と、プッシュサーバ40と、中継サーバ50とを備えている。
このうち、端末情報受信部は、端末情報を端末装置10から受信する。この端末情報には、端末装置10を識別する端末識別情報と、端末装置10において動作するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報とが含まれている。
適合性判定部は、ある端末装置10において動作する第1アプリケーションと、別の端末装置10において動作する第2アプリケーションとの適合性を、端末情報に基づいて判定する。
判定結果送信部は、ある端末装置10において動作する第1アプリケーションが送信する判定要求に応じて、適合性判定部による判定結果を第1アプリケーションに送信する。
セション構築部は、第1アプリケーションが送信する通信開始の要求に応じて、通信開始の要求を送信した第1アプリケーションと、第2アプリケーションとの間のセションを、端末情報に基づいて構築する。本実施形態において、セションは、音声通信を行っている端末装置10の間でのみ構築される。そして、音声通信を終了する場合には、セションが切断される。従って、セションを介した情報共有は、音声通信中のみ行われる。
また、プッシュサーバ40は、被要求側の端末装置10に対してシグナリングサーバ20がルームへの入室招待を行う際に、要求側の端末装置10の電話番号と、ルームIDと、入室キーとをプッシュ技術により被要求側の端末装置10に対して送信する。ルーム、ルームID、入室キーについては、後述する。
次に、図6〜図9を参照して、端末間通信システム1の動作手順について説明する。初めに、図6を参照して、端末装置10のレジストレーション(初期設定)の動作手順について説明する。次に、図7〜図9を参照して、端末間通信システム1によるセション構築の動作手順について説明する。本実施形態に係る端末間通信システム1において、端末装置10は、中継モードとP2Pモードとの2つの通信モードで互いに通信可能である。ここで、中継モードとは、中継サーバ50を介した通信モードである。また、P2Pモードとは、中継サーバ50を介さずに、端末装置10同士が直接通信する通信モードであり、P2P接続により通信を行うモードである。以下では、まず、P2Pモードによるセションの構築について説明する。その後、中継モードによるセションの構築について説明する。なお、図4に示すステップSの番号は、図6及び図7のステップSの番号に対応する。
図6を参照して、端末装置10のレジストレーション(初期設定)の動作手順について説明する。ここでは、端末装置10A、及び端末装置1010Bが順にレジストレーションを行う場合について説明する。
端末装置10Aは、情報共有機能対応のアプリケーションが端末装置10Aにおいて起動された場合に、プッシュサーバ40に対して、起動されたアプリケーションに対応するプッシュIDの発行の要求を送信する(ステップS10)。
プッシュサーバ40は、プッシュIDの発行の要求を受信すると、起動されたアプリケーションに対応するプッシュIDを、端末装置10Aに送信する(ステップS20)。端末装置10Aは、プッシュサーバ40からプッシュIDを取得する(ステップS30)。
次に、図7〜図9を参照して、端末装置10のセション構築の動作手順について説明する。
シグナリングサーバ20は、端末装置10から情報共有の要求を受け付ける(ステップS110)。この情報共有の要求には、被要求側の端末装置10の電話番号が含まれている。
なお、シグナリングサーバ20は、電話番号の判定に代えて、又は電話番号の判定に加えて、プッシュIDの判定を行うこともできる。具体的には、シグナリングサーバ20は、ステップS110において受け付けた電話番号に対応するレジストレーション情報に、プッシュIDが登録されているか否かを判定する。
なお、上述したステップS100と、ステップS140との処理タイミングの前後関係は問わない。例えば、ステップS100が先で、ステップS140が後でもよく、これらステップS100と、ステップS140とが同時に行われてもよい。
次に、中継モードによるセション構築の動作の手順について説明する。
図8及び図9は、本実施形態の中継モードにおけるセション構築の動作手順の一例を示す流れ図である。ここでは、2台の端末装置10間におけるセション構築について説明するが、中継モードでは3台以上の端末装置10間におけるセション構築も可能である。また、ここでは、ルームの作成処理と、ルームへの入室処理について説明する。ルームの作成処理は、ステップS300〜S370の処理により実行される。また、ルームの作成要求を行った端末装置10のルームへの入室処理は、ステップS380〜S400の処理により実行される。また、ルームへの入室の招待を受けた端末装置10のルームへの入室処理は、ステップS410〜S520の処理により実行される。なお、以下では、図6を参照して説明した情報共有機能の利用可否の判定処理についての説明は省略する。この情報共有機能の利用可否の判定処理は、例えば、ステップS300の前に実行される。
要求側の端末装置10は、中継サーバ50に対して、ルームへの入室要求を送信する(ステップS380)。このルームへの入室要求には、シグナリングサーバ20から受信したルームIDと、入室キーとが含まれる。すなわち、要求側の端末装置10は、中継サーバ50が発行したルームIDと、入室キーとを含む情報を、ルームへの入室要求として、中継サーバ50に対して送信する。中継サーバ50は、ルームへの入室要求を受信すると、このルームへの入室要求に含まれるルームIDと、入室キーとを照合する(ステップS390)。この照合の結果、ルームIDと、入室キーとの組み合わせが正しい場合(ステップS390;YES)には、中継サーバ50は、要求側の端末装置10をルームに入室させ、ルームに入室したことを通知する(ステップS400)。
シグナリングサーバ20は、ルームへの入室の招待の要求を要求側の端末装置10から受信すると、プッシュサーバ40に対して、プッシュ要求を送信する(ステップS420)。このプッシュ要求には、要求側の端末装置10の識別情報と、被要求側の端末装置10の識別情報と、ルームIDと、入室キーとが含まれる。
なお、中継サーバ50は、ルームに接続している端末装置10に対して、同一のルームに接続している他の端末装置10を通知してもよい。この通知は、端末装置10からの要求に応じて行われてもよいし、端末装置10が新たにルームに入室した場合や端末装置10がルームから退室した場合など、ルームに接続する端末装置10が変化した場合に行われてもよい。
次に、中継サーバ50による通信回線の切り換えついて説明する。本実施形態の場合、複数の端末装置10の間の情報共有通信のうち、P2Pセションは、LTE回線を利用して構築される。また、本実施形態の場合、複数の端末装置10の間の情報共有通信のうち、中継サーバ50を介したセションは、無線LAN回線を利用して構築される。
この場合、複数の端末装置10間の通信回線が、LTE回線とLTE回線以外の通信回線とを選択可能な場合において、端末間通信システム1は、複数の端末装置10間の通信回線をLTE回線に固定し、LTE回線以外の通信回線に切り替えないように制御する。
中継サーバ50は、P2Pセションの確立が失敗した場合に、通信モードをP2Pモードから中継モードへと切り換える。
まず、端末装置10は、例えば、セション確立が失敗した場合、シグナリングサーバ20に対してエラー情報を送信する。このエラー情報とは、セションが所定時間内に確立しなかったことを示す情報である。すなわち、このエラー情報とは、端末装置10間で情報共有のための通信ができないことを示す情報である。ここで、所定時間とは、セション確立のための接続要求を要求側の端末装置10から被要求側の端末装置10に送信した場合に計時されるタイムアウト時間であり、例えば、2秒である。エラー情報は、要求側の端末装置10、及び被要求側の端末装置10のいずれも送信可能である。すなわち、シグナリングサーバ20は、エラー情報を、要求側の端末装置10と、被要求側の端末装置10とのいずれか一方、又は両方から受信する。シグナリングサーバ20は、要求側の端末装置10からエラー情報を受信すると、中継サーバ50との間で、図8及び図9を用いて説明した通信回線を切り換えるための手順を実行する。
シグナリングサーバ20は、セションが確立された後には、所定の頻度で端末装置10が正規の装置であるか否かを判定する。すなわち、シグナリングサーバ20は、端末装置10が正規の装置であるか否かを認証する動作を、所定の頻度で定期的に行う。この所定の頻度とは、例えば、数秒おきである。また、ここでいう正規の端末装置10とは、電話番号とIPアドレスとの組み合わせが、予め認証サーバ30に登録されている電話番号とIPアドレスとの組み合わせと一致する装置のことである。
これにより、端末間通信システム1は、正規でない端末装置10による情報共有機能の利用を排除することができる。
次に、端末間通信システム1のセション構築手順の変形例について説明する。ここでは、既に端末装置10のレジストレーションが完了している場合について説明する。また、ここでは、図7に示したセション構築の手順におけるステップS100からステップS210と比較しながら説明する。このため、セション構築手順の変形例の手順についてのステップS600からステップS670の図示は省略する。
次に、図10〜図13を参照して、端末間通信システム1による三者間情報共有機能の提供について説明する。本実施形態の端末間通信システム1は、音声通信が行われているときにのみ、情報共有通信を提供する。以下では、第1の端末装置10と第2の端末装置10との間で音声通信と、P2Pモードによる情報共有通信とが行われている状態から、第3の端末装置10を含めた三者間情報共有通信が行われるまでの処理について説明する。
図10及び図11は、本実施形態の端末間通信システム1による三者間情報共有機能の提供の概要を示す模式図である。図10は、三者間情報共有機能を提供するために、P2Pモードから中継モードに二者間情報共有通信を切り替える処理の流れの概要を示す模式図である。図11は、中継モードへの移行後に、第3の端末装置10を含めた三者間情報共有機能が提供されるまでの処理の流れの概要を示す模式図である。
次に、図12を参照して、三者間情報共有通信開始時における端末間通信システム1の動作の第1の変形例について説明する。第1の変形例では、複数の端末装置10と情報共有通信を行っているある端末装置10が、複数の通信相手のうち、1つの端末装置10のIPアドレスを他の端末装置10へと通知する。これにより、ある端末装置10の通信相手の複数の端末装置10は、相互にIPアドレスを交換してセションを構築することができる。
ここでは、上述した基本動作と同様に、3台の端末装置10A〜10Cにより三者間情報共有通信を開始する例について説明する。また、ここでは、端末装置10Aと端末装置10Bとの間において、P2Pモードによる情報の共有が行われている場合について説明する。また、ここでは、端末装置10A〜10Cが三者通話を行っている場合について説明する。端末装置10Aと端末装置10Bとの間において音声通信とP2Pモードによる二者間情報共有通信とが行われている状態から、端末装置10A〜10Cによる三者通話が行われるまでの処理の流れは、上述した基本動作のステップS700〜S720までの処理と同様であるため、説明を省略する。
具体的には、まず、端末装置10Aと端末装置10Bとは、P2Pモードにより情報を共有している(ステップS800)。なお、図12では、三者通話の提供については、図示を省略している。端末装置10Aのユーザが端末装置10Cを含めた情報共有通信の開始を選択すると、端末装置10Aは、端末装置10Cに対して情報共有への招待を行う(ステップS810)。そして、端末装置10Cのユーザが端末装置10A、10Bとの情報共有を承諾した場合、端末装置10Cは、三者間情報共有通信の提供が承諾されたことを端末装置10Aに通知する(ステップS820)。端末装置10Aと端末装置10CとはP2Pモードによる通信を開始する(ステップS830)。
なお、ここでは、端末装置10A〜10Cは、P2Pモードにより通信を行う場合について説明したが、端末装置10A〜10Cは、中継サーバ50を介した中継モードにより通信を行ってもよい。
次に、図13を参照して、三者間情報共有通信開始時における端末間通信システム1の動作の第2の変形例について説明する。第2の変形例では、ある端末装置10が複数の端末装置10とP2Pモードによる情報共有を行う。そして、このある端末装置10は、複数の通信相手のうち、1つの端末装置10から受信した情報を他の端末装置10に送信するか否かを判定する。これにより、ある端末装置10は、複数の端末装置10と互いに異なる情報を共有することができる。
ここでは、上述した基本動作と同様に、3台の端末装置10A〜10Cにより三者間情報共有通信を開始する例について説明する。また、ここでは、端末装置10Aと端末装置10Bとの間において、P2Pモードによる情報の共有が行われている場合について説明する。また、ここでは、端末装置10A〜10Cが三者通話を行っている場合について説明する。端末装置10Aと端末装置10Bとの間において音声通信とP2Pモードによる二者間情報共有通信とが行われている状態から、端末装置10A〜10Cによる三者通話が行われるまでの処理の流れは、上述した基本動作のステップS700〜S720までの処理と同様であるため、説明を省略する。
例えば、端末装置10Aは、自装置と端末装置10Bとの間における共有対象の情報を端末装置10Cへ送信してよいか否かを問い合わせる。端末装置10Bは、問い合わせを受け付けると、その表示部100に端末装置10Cへの共有対象の情報の送信の可否の入力を要求する画像を表示する。次に、端末装置10Bのユーザは、表示された画像を確認して、端末装置10Cへの共有対象の情報の送信の可否を入力する。端末装置10Bは、端末装置10Cへの共有対象の情報の送信の可否について、ユーザから受け付けた入力結果を示す共有可否情報を生成する。端末装置10Bは、自装置から端末装置10Aに送信する共有対象の情報に、共有可否情報を付加して端末装置10Aに送信する。端末装置10Aは、端末装置10Bから受信した共有可否情報を参照し、端末装置10Cへの共有対象の情報の送信が許可されている場合に、共有対象の情報を端末装置10Cに送信する。
なお、これまで端末装置10が、携帯電話やスマートフォンなどである場合を一例にして説明したが、これに限られない。例えば、端末装置10は、タブレットなどの装置であってもよい。ここで、携帯電話やスマートフォンは、耳あて通話用スピーカ131を備えており、耳あて通話が可能である。一方、タブレットは、耳あて通話用スピーカ131を備えていない。すなわち、端末装置10は、耳あて通話用スピーカ131を備えない装置であってもよい。端末装置10がタブレットである場合には、スピーカモードによって通話が行われてもよい。
なお、これまでの説明において、端末間通信システム1は、音声通話中において情報共有機能を提供するとして説明したが、これに限られない。端末間通信システム1は、テキストによる通信中において、情報共有機能を提供してもよい。例えば、端末間通信システム1は、テキストチャットアプリケーションが提供するチャット中に、情報共有機能を提供してもよい。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
Claims (7)
- 端末装置を識別する端末識別情報と、前記端末装置において動作するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報とを含む端末情報を前記端末装置から受信する端末情報受信部と、
複数の前記端末装置のうち第1端末装置において動作する第1アプリケーションと、複数の前記端末装置のうち前記第1端末装置とは異なる第2端末装置において動作する第2アプリケーションとの間のセションを構築するセション構築部と、
前記第1アプリケーションと、複数の前記端末装置のうち前記第1端末装置及び第2端末装置とは異なる第3端末装置において動作する第3アプリケーションとの適合性を、前記端末識別情報又は前記アプリケーション識別情報に基づいて判定する適合性判定部と、
前記第1アプリケーションが送信する判定要求に応じて、前記適合性判定部による判定結果を前記第1アプリケーションに送信する判定結果送信部と、
を備え、
前記セション構築部は、前記第1アプリケーションが送信する前記第3アプリケーションとの通信開始の要求に応じて、前記第1アプリケーションと前記第3アプリケーションとの間のセションを、前記第1端末装置の前記端末情報と前記第3端末装置の前記端末情報とに基づいて構築する
端末間通信システム。 - 前記セション構築部は、前記第1アプリケーションが送信する前記第3アプリケーションとの前記通信開始の要求に応じて、前記第2アプリケーションと前記第3アプリケーションとの間のセションを、前記第2端末装置の前記端末情報と前記第3端末装置の前記端末情報に基づいて構築する
請求項1に記載の端末間通信システム。 - 前記セションは、セションに対応するキー情報に基づいて構築され、
前記セション構築部は、前記第3アプリケーションが送信する前記第1アプリケーションと前記第2アプリケーションとの間のセションに対応するキー情報に基づいて、前記第1アプリケーションと前記第3アプリケーションとの間のセションを構築する
請求項1又は請求項2に記載の端末間通信システム。 - 前記セション構築部は、前記第1アプリケーションから送信される前記第2端末装置を識別する第2端末識別情報に基づいて、前記第2アプリケーションと前記第3アプリケーションとの間のセションを構築する
請求項2に記載の端末間通信システム。 - 前記第1アプリケーションが前記第2アプリケーション又は前記第3アプリケーションのいずれか一方から受信した情報を、他方のアプリケーションに送信するか否かを判定する送信判定部、
をさらに備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の端末間通信システム。 - 端末装置を識別する端末識別情報と、前記端末装置において動作するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報とを含む端末情報を前記端末装置から受信する端末情報受信部と、
複数の前記端末装置のうち第1端末装置において動作する第1アプリケーションと、複数の前記端末装置のうち前記第1端末装置とは異なる第2端末装置において動作する第2アプリケーションとの間のセションを構築するセション構築部と、
前記第1アプリケーションと、複数の前記端末装置のうち前記第1端末装置及び第2端末装置とは異なる第3端末装置において動作する第3アプリケーションとの適合性を、前記端末識別情報又は前記アプリケーション識別情報に基づいて判定する適合性判定部と、
前記第1アプリケーションが送信する判定要求に応じて、前記適合性判定部による判定結果を前記第1アプリケーションに送信する判定結果送信部と、
を備え、
前記セション構築部は、前記第1アプリケーションが送信する前記第3アプリケーションとの通信開始の要求に応じて、前記第1アプリケーションと前記第3アプリケーションとの間のセションを、前記第1端末装置の前記端末情報と前記第3端末装置の前記端末情報とに基づいて構築する
サーバ。 - 端末装置とサーバとを含む端末間通信システムにおける端末間通信方法であって、
前記サーバが、前記端末装置を識別する端末識別情報と、前記端末装置において動作するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報とを含む端末情報を前記端末装置から受信する第1ステップと、
前記サーバが、複数の前記端末装置のうち第1端末装置において動作する第1アプリケーションと、複数の前記端末装置のうち前記第1端末装置とは異なる第2端末装置において動作する第2アプリケーションとの間のセションを構築する第2ステップと、
前記サーバが、前記第1アプリケーションと、複数の前記端末装置のうち前記第1端末装置及び第2端末装置とは異なる第3端末装置において動作する第3アプリケーションとの適合性を、前記端末識別情報又は前記アプリケーション識別情報に基づいて判定する第3ステップと、
前記サーバが、前記第1アプリケーションが送信する判定要求に応じて、前記第3ステップにおける判定結果を前記第1アプリケーションに送信する第4ステップと、
前記サーバが、前記第1アプリケーションが送信する前記第3アプリケーションとの通信開始の要求に応じて、前記第1アプリケーションと前記第3アプリケーションとの間のセションを、前記第1端末装置の前記端末情報と前記第3端末装置の前記端末情報とに基づいて構築する第5ステップと、
を含む端末間通信方法。
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