JP2016086060A - 結像パターンシミュレーションシステム、結像パターンシミュレーション方法、結像パターンシミュレーションプログラム及びこのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
結像パターンシミュレーションシステム、結像パターンシミュレーション方法、結像パターンシミュレーションプログラム及びこのプログラムを記録した記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016086060A JP2016086060A JP2014217379A JP2014217379A JP2016086060A JP 2016086060 A JP2016086060 A JP 2016086060A JP 2014217379 A JP2014217379 A JP 2014217379A JP 2014217379 A JP2014217379 A JP 2014217379A JP 2016086060 A JP2016086060 A JP 2016086060A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- imaging pattern
- mask
- imaging
- electromagnetic field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Abstract
Description
(1)時間領域有限差分(FDTD)法:マクスウェル方程式を有限差分方程式の組に置き換えて数値解析する手法であり、完全導体による電磁パルスの散乱解析に利用できる(例えば、非特許文献1参照)。
(2)マルチステップ差分界境界要素法:フォトマスクの基板に、全体が目的のマスクパターンに一致するまで配線パターンを1本ずつ追加しながら、フォトマスクの透過光を差分界境界要素法により逐次更新して行く手法である(例えば、非特許文献2、特許文献1参照)。
(3)リソグラフィシミュレーション法:大面積のマスクを分割し、マスク表面上で光近接効果の及ぶ範囲毎にパターンを分割し、分割した小面積のパターンに対してFDTD法によりシミュレーションを行い、得られた露光パターンを合成する手法である(例えば、特許文献2参照)。
また、略記法として下記の
なる連立方程式を、下記のように略記する。
tは時刻を表している。t=nΔtと離散化し、n=1,2、・・・と変えて行くことによりマスク周囲の電磁波の伝搬が計算される。
入射波がp偏光のとき、光源位置(x,y)の磁界の更新が下式で行われる。
入射波がp偏光のとき、下式で行われる。
入射波がp偏光のとき、下式で行われる。
結像光学系によっては、ここで求めたf(i)に瞳関数(レンズの開口数、収差を表す関数)を乗算する必要がある。
次いで、下式の積分方程式を解いて瞳面上の電磁界分布を更新する処理が全ての溝について実行される。
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 HDD
45 画像処理部
46 外部メモリ駆動装置
47 入出力インタフェース
48 表示ディスプレイ
49 BD/DVD/CD
50 キーボード
51 マウス
Claims (16)
- マスクの透過光が形成する結像パターンをシミュレーションする結像パターンシミュレーションシステムであって、前記マスクのマスクパターンを複数の小パターンに分割する分割手段と、該分割された各小パターンの透過光が形成する結像パターンを計算することによりライブラリを作成して保存するライブラリ作成保存手段と、該作成保存されているライブラリに基づいて、前記小パターンに対応する前記結像パターンを貼り合わせることにより、前記マスクの第1の結像パターンを作成する第1の結像パターン作成手段と、該作成した第1の結像パターンにおける接合面付近を境界要素に分割し、積分方程式を解いて綴合波を求める綴合波計算手段と、該求めた綴合波と前記第1の結像パターンとから前記マスクによる第2の結像パターンを作成する第2の結像パターン作成手段とを備えていることを特徴とする結像パターンシミュレーションシステム。
- 前記分割手段が、同じ形状の小パターンが多く得られるように前記マスクパターンを分割する手段であることを特徴とする請求項1に記載の結像パターンシミュレーションシステム。
- 前記ライブラリ作成保存手段が、時間領域有限差分法により前記小パターンへの入射波に対するマスク表面の電磁界を計算する手段と、該計算したマスク表面の電磁界をフーリエ変換して結像光学系の瞳面上の電磁界を計算する手段と、該計算した瞳面上の電磁界をフーリエ変換して結像パターンを計算する手段と、前記計算した電磁界及び前記計算した結像パターンを保存する手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の結像パターンシミュレーションシステム。
- 前記ライブラリ作成保存手段が、差分界境界要素法により前記小パターンへの入射波に対する結像光学系の瞳面上の電磁界を計算する手段と、該計算した瞳面上の電磁界をフーリエ変換して結像パターンを計算する手段と、前記計算した電磁界及び前記計算した結像パターンを保存する手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の結像パターンシミュレーションシステム。
- 前記第1の結像パターン作成手段が、前記作成保存されている各ライブラリを分割前の前記マスクパターンの対応する位置に移動する手段と、前記作成保存されている各ライブラリの電磁界を前記移動に対応して修正する手段とを備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の結像パターンシミュレーションシステム。
- 前記綴合波計算手段が、前記移動に対応して修正された各ライブラリの電磁界に基づく前記積分方程式を解いて綴合波を求める手段を備えていることを特徴とする請求項5に記載の結像パターンシミュレーションシステム。
- 前記第2の結像パターン作成手段が、前記第1の結像パターンと前記求めた綴合波をフーリエ変換して計算した結像パターンとを加算して前記第2の結像パターンを作成する手段を備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の結像パターンシミュレーションシステム。
- マスクの透過光が形成する結像パターンをシミュレーションする結像パターンシミュレーション方法であって、前記マスクのマスクパターンを複数の小パターンに分割する分割工程と、該分割された各小パターンの透過光が形成する結像パターンを計算することによりライブラリを作成して保存するライブラリ作成保存工程と、該作成保存されているライブラリに基づいて、前記小パターンに対応する前記結像パターンを貼り合わせることにより、前記マスクの第1の結像パターンを作成する第1の結像パターン作成工程と、該作成した第1の結像パターンにおける接合面付近を境界要素に分割し、積分方程式を解いて綴合波を求める綴合波計算工程と、該求めた綴合波と前記第1の結像パターンとから前記マスクによる第2の結像パターンを作成する第2の結像パターン作成工程とを備えていることを特徴とする結像パターンシミュレーション方法。
- 前記分割工程が、同じ形状の小パターンが多く得られるように前記マスクパターンを分割する工程であることを特徴とする請求項8に記載の結像パターンシミュレーション方法。
- 前記ライブラリ作成保存工程が、時間領域有限差分法により前記小パターンへの入射波に対するマスク表面の電磁界を計算する工程と、該計算したマスク表面の電磁界をフーリエ変換して結像光学系の瞳面上の電磁界を計算する工程と、該計算した瞳面上の電磁界をフーリエ変換して結像パターンを計算する工程と、前記計算した電磁界及び前記計算した結像パターンを保存する工程とを備えていることを特徴とする請求項8又は9に記載の結像パターンシミュレーション方法。
- 前記ライブラリ作成保存工程が、差分界境界要素法により前記小パターンへの入射波に対する結像光学系の瞳面上の電磁界を計算する工程と、該計算した瞳面上の電磁界をフーリエ変換して結像パターンを計算する工程と、前記計算した電磁界及び前記計算した結像パターンを保存する工程とを備えていることを特徴とする請求項8又は9に記載の結像パターンシミュレーション方法。
- 前記第1の結像パターン作成工程が、前記作成保存されている各ライブラリを分割前の前記マスクパターンの対応する位置に移動する工程と、前記作成保存されている各ライブラリの電磁界を前記移動に対応して修正する工程とを備えていることを特徴とする請求項8から11のいずれか1項に記載の結像パターンシミュレーション方法。
- 前記綴合波計算工程が、前記移動に対応して修正された各ライブラリの電磁界に基づく前記積分方程式を解いて綴合波を求める工程を備えていることを特徴とする請求項12に記載の結像パターンシミュレーション方法。
- 前記第2の結像パターン作成工程が、前記第1の結像パターンと前記求めた綴合波をフーリエ変換して計算した結像パターンとを加算して前記第2の結像パターンを作成する工程を備えていることを特徴とする請求項8から13のいずれか1項に記載の結像パターンシミュレーション方法。
- マスクの透過光が形成する結像パターンをシミュレーションする結像パターンシミュレーションプログラムであって、前記マスクのマスクパターンを複数の小パターンに分割する分割手順と、該分割された各小パターンの透過光が形成する結像パターンを計算することによりライブラリを作成して保存するライブラリ作成保存手順と、該作成保存されているライブラリに基づいて、前記小パターンに対応する前記結像パターンを貼り合わせることにより、前記マスクの第1の結像パターンを作成する第1の結像パターン作成手順と、該作成した第1の結像パターンにおける接合面付近を境界要素に分割し、積分方程式を解いて綴合波を求める綴合波計算手順と、該求めた綴合波と前記第1の結像パターンとから前記マスクによる第2の結像パターンを作成する第2の結像パターン作成手順とを備えていることを特徴とする結像パターンシミュレーションプログラム。
- マスクの透過光が形成する結像パターンをシミュレーションする結像パターンシミュレーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記マスクのマスクパターンを複数の小パターンに分割する分割手順と、該分割された各小パターンの透過光が形成する結像パターンを計算することによりライブラリを作成して保存するライブラリ作成保存手順と、該作成保存されているライブラリに基づいて、前記小パターンに対応する前記結像パターンを貼り合わせることにより、前記マスクの第1の結像パターンを作成する第1の結像パターン作成手順と、該作成した第1の結像パターンにおける接合面付近を境界要素に分割し、積分方程式を解いて綴合波を求める綴合波計算手順と、該求めた綴合波と前記第1の結像パターンとから前記マスクによる第2の結像パターンを作成する第2の結像パターン作成手順とをコンピュータで実行させるように構成されている結像パターンシミュレーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014217379A JP6450561B2 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | 結像パターンシミュレーションシステム、結像パターンシミュレーション方法、結像パターンシミュレーションプログラム及びこのプログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014217379A JP6450561B2 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | 結像パターンシミュレーションシステム、結像パターンシミュレーション方法、結像パターンシミュレーションプログラム及びこのプログラムを記録した記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016086060A true JP2016086060A (ja) | 2016-05-19 |
JP6450561B2 JP6450561B2 (ja) | 2019-01-09 |
Family
ID=55973813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014217379A Expired - Fee Related JP6450561B2 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | 結像パターンシミュレーションシステム、結像パターンシミュレーション方法、結像パターンシミュレーションプログラム及びこのプログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6450561B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018091805A (ja) * | 2016-12-07 | 2018-06-14 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 光学検査装置の評価方法 |
KR20210076995A (ko) * | 2018-12-07 | 2021-06-24 | 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. | 로컬 전계에 기초하여 패터닝 프로세스의 모델에서 타겟 피처를 조정하는 방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002196230A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-12 | Olympus Optical Co Ltd | 結像シミュレーション法及びそれを用いた結像シミュレーション装置及び記憶媒体 |
JP2003520999A (ja) * | 2000-01-20 | 2003-07-08 | エルエスアイ ロジック コーポレーション | 幾何学的エアリアルイメージシミュレーション |
-
2014
- 2014-10-24 JP JP2014217379A patent/JP6450561B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003520999A (ja) * | 2000-01-20 | 2003-07-08 | エルエスアイ ロジック コーポレーション | 幾何学的エアリアルイメージシミュレーション |
JP2002196230A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-12 | Olympus Optical Co Ltd | 結像シミュレーション法及びそれを用いた結像シミュレーション装置及び記憶媒体 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018091805A (ja) * | 2016-12-07 | 2018-06-14 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 光学検査装置の評価方法 |
KR20210076995A (ko) * | 2018-12-07 | 2021-06-24 | 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. | 로컬 전계에 기초하여 패터닝 프로세스의 모델에서 타겟 피처를 조정하는 방법 |
KR102585144B1 (ko) | 2018-12-07 | 2023-10-06 | 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. | 로컬 전계에 기초하여 패터닝 프로세스의 모델에서 타겟 피처를 조정하는 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6450561B2 (ja) | 2019-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8285030B2 (en) | Determining calibration parameters for a lithographic process | |
TWI621957B (zh) | 使用點擊最佳化的次解析度輔助特徵實現方式 | |
US9418191B2 (en) | Providing electron beam proximity effect correction by simulating write operations of polygonal shapes | |
US20150286131A1 (en) | Method and system for optical proximity correction (opc) | |
US8918743B1 (en) | Edge-based full chip mask topography modeling | |
US8473878B2 (en) | Lithographically enhanced edge determination | |
US9348964B2 (en) | MASK3D model accuracy enhancement for small feature coupling effect | |
Lan et al. | Deep learning assisted fast mask optimization | |
US6993455B2 (en) | Method for determining the construction of a mask for the micropatterning of semiconductor substrates by means of photolithography | |
JP2008310353A (ja) | 光近接効果補正方法と装置、光近接効果検証方法と装置、露光用マスクの製造方法、更に光近接効果補正プログラムと光近接効果検証プログラム | |
KR20130008662A (ko) | 포토마스크 레이아웃 형성 방법 | |
JP2014081472A (ja) | 光近接効果補正方法、処理装置、プログラム、マスクの製造方法、及び半導体装置の製造方法 | |
JP6450561B2 (ja) | 結像パターンシミュレーションシステム、結像パターンシミュレーション方法、結像パターンシミュレーションプログラム及びこのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2010519572A (ja) | マスクのレイアウトを設計する方法及びプログラム | |
JP2003203849A (ja) | リソグラフィプロセスマージン評価装置、リソグラフィプロセスマージン評価方法およびリソグラフィプロセスマージン評価プログラム | |
US20070143234A1 (en) | Method and system for intelligent model-based optical proximity correction (OPC) | |
TW202235997A (zh) | 微影感知源取樣及重新取樣 | |
JP2004294551A (ja) | 光近接効果補正方法、光近接効果補正装置、及びプログラム | |
JP2009042275A (ja) | プロセスモデル作成方法、プロセスモデル作成プログラム及びパターン補正方法 | |
US7877723B2 (en) | Method of arranging mask patterns and apparatus using the method | |
US11030367B2 (en) | Out-of-context feedback hierarchical large block synthesis (HLBS) optimization | |
US20150185697A1 (en) | Method of static scaling of image in holographic lithography | |
JP2013140863A (ja) | シミュレーション装置およびシミュレーションプログラム | |
Zhang et al. | An accurate ILT-enabling full-chip mask 3D model for all-angle patterns | |
JPH0737769A (ja) | 投影光学像のシミュレーション方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171006 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180814 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180821 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180830 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6450561 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |