JP2016085920A - 弾性接点部材及びコネクタ - Google Patents

弾性接点部材及びコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2016085920A
JP2016085920A JP2014219574A JP2014219574A JP2016085920A JP 2016085920 A JP2016085920 A JP 2016085920A JP 2014219574 A JP2014219574 A JP 2014219574A JP 2014219574 A JP2014219574 A JP 2014219574A JP 2016085920 A JP2016085920 A JP 2016085920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact member
elastic
elastic contact
conductive elastic
conductive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014219574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6275623B2 (ja
Inventor
昌伸 東谷
Masanobu Higashiya
昌伸 東谷
真之 片岡
Masayuki Kataoka
真之 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2014219574A priority Critical patent/JP6275623B2/ja
Publication of JP2016085920A publication Critical patent/JP2016085920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6275623B2 publication Critical patent/JP6275623B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】低コストで製造することができ、設計変更にも柔軟に対応することが可能な弾性接点部材を提供すること。
【解決手段】本発明の弾性接点部材は、導電性と弾力性を有する直方体状の導電性弾性部材40が重ねて柱状に形成され、互いに対応する両端面を接点46,47としている。導電性弾性部材は、絶縁性を有する弾性部材11の対応する一方の端面43から他方の端面44に達する複数の導電性の線材42を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、弾性接点部材及びこれを用いたコネクタに関する。
従来、複数の端子をそれぞれ導電性ゴムに接触させて電気的に接続する構造が知られている。特許文献1には、電気自動車などに搭載されるコネクタとして、モータを収容する筐体に固定され、第1の端子を保持する一方のハウジングと、インバータを収容する筐体に固定され、第2の端子を保持する他方のハウジングと、ゴム製の弾性接点部材とを有するコネクタが開示されている。
弾性接点部材は、例えば、ゴム材料に導電性粉や導電性カーボンブラック等を添加して、導電性と弾力性を有して柱状に形成され、軸方向の互いに平行な両端面に接点を有している。この弾性接点部材は、一方の接点が第1の端子の上に載置される格好で一方のハウジングに収容され、他方の接点が第2の端子に押し付けられて圧縮変形することで、両端子を電気的に接続するようになっている。
両ハウジングの嵌合時には、インバータ側の筐体がクレーンなどで吊るされ、モータ側の筐体の上にコネクタを介して載置される。このとき、第1の端子と第2の端子は、両ハウジングの位置や姿勢などの影響を受けて、位置や姿勢に相対的な公差ばらつきが生じ、例えば、第2の端子が、弾性接点部材の他方の接点を軸方向に対して傾いた方向から押し付けることがある。このような場合でも、弾性接点部材は、第2の端子の公差ばらつきを吸収するように圧縮変形するから、端子間の接続が確実になされる。
特開2012−94263号公報
しかしながら、この種の弾性接点部材は、一般に金型を用いた射出成形により製造されるため、例えば、弾性接点部材の形状や寸法が設計変更される度に毎回金型を作る必要がある。
一方、端子間の高電圧化などに対応させるため、導電性粉や導電性カーボンブラックに代えて、複数の導電性の線材をゴム材料で包囲し、対応する両端面からそれぞれ線材の両端部を露出させて接点を形成する構造が検討されている。
ところが、複数の線材を弾性部材の両端面から露出させるには、各線材をそれぞれ金型内にセットして成形時に動かないように保持する必要がある。そのため、金型構造が複雑になり、製造コストが高価になるといった問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、低コストで製造することができ、設計変更にも柔軟に対応することが可能な弾性接点部材を提供すること、及び該弾性接点部材を用いたコネクタを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の弾性接点部材は、導電性と弾力性を有する直方体状の導電性弾性部材が重ねて柱状に形成され、互いに対応する両端面を接点とすることを特徴とする。
すなわち、導電性弾性部材は、比較的低コストで大量に製造することができるから、この種の導電性弾性部材を重ねることにより、所望の大きさの弾性接点部材を低コストで製造することができる。また、本発明の弾性接点部材は、導電性弾性部材の形状や重ねる数などを適宜設定すれば、その大きさや寸法を自在に調整することができるから、設計変更にも柔軟に対応することができる。
ここで、導電性弾性部材は、絶縁性を有する弾性部材の対応する一方の端面から他方の端面に達する複数の導電性の線材を有してなるものとする。
このような導電性弾性部材を重ねることにより、弾性接点部材の両端面から複数の線材を縦横に露出させて形成することができる。
この場合において、導電性弾性部材は、弾性部材の表面に沿って線材が設けられ、線材の両端部がそれぞれ一方の端面と他方の端面に延在して設けられてなるものとすることができる。
すなわち、弾性接点部材の接点となる両端面に沿って各線材の端部を延在させることにより、両端面において線材の露出面積を大きくすることができるから、端子と弾性接点部材との接触信頼性を高めることができる。
また、導電性弾性部材は、線材を互いに接続する導体を有してなるものとすることができる。
すなわち、各線材と重なるように導体を交差させて設けることにより、導体の前後でそれぞれ線材の並列回路を形成することができる。これにより、一部の線材に接触不良や断線などが発生したとしても、全体として通電抵抗の増加を抑制することができるから、通電信頼性を確保することができる。
具体的に、弾性接点部材は、導電性弾性部材を複数重ねて形成することができる。このように、複数の導電性弾性部材を重ねれば、ブロック状の弾性接点部材を形成することができる。
また、これに代えて、弾性接点部材は、導電性弾性部材を同心状に巻き付けて形成することができる。例えば長尺の導電性弾性部材を同心状に巻き付ければ、径方向に導電性弾性部材を重ねることができるから、所望の円柱状の外径を有する弾性接点部材を形成することができる。
また、複数の重ねられた導電性弾性部材又は同心状に巻き付けられた導電性弾性部材が、筒状の絶縁ケースに収容されてなるものとすることができる。
これによれば、隣り合う導電性弾性部材同士を接着しなくても、絶縁ケースに収容することで重ねた状態を維持することができるから、接着工程を省くことができ、作業負担を軽減することができる。
ここで、導電性弾性部材の重なる方向と直交する方向の両端面を接点とすることが好ましい。
すなわち、弾性接点部材の両端面に導電性弾性部材同士が重なる境界面が位置されてなるものとする。これによれば、例えば、弾性接点部材の接点がその軸方向に対して傾いた方向から端子に押し付けられた場合、各導電性弾性部材はそれぞれ独立して圧縮変形がなされるから、端子の押し付け面に対する変形の追従性を高めることができる。その結果、弾性接点部材は、端子の公差ばらつきを吸収して、端子と接点との良好な接触面積を確保することができるから、電気的な信頼性を高めることができる。
この場合において、導電性弾性部材は、この導電性弾性部材よりも柔軟性を有する絶縁シートを挟んで重ねられるものとすることができる。
これによれば、弾性接点部材の接点がその軸方向に対して斜めから端子に押し付けられたときの押圧力を絶縁シートで吸収することができるから、過剰な圧縮変形が抑制され、弾性接点部材の弾性を良好に確保することができる。
また、導電性弾性部材は、隣り合う導電性弾性部材又は絶縁シートと重なる面に凹部が形成されてなるものとすることができる。
これによれば、弾性接点部材の接点が端子に押し付けられたときに、圧縮変形された導電性弾性部材を隣り合う導電性弾性部材の凹部に逃がすことができるから、弾性接点部材の屈曲性を高めることができ、圧縮方向に対する追従性をより高めることができる。この点、凹部は、接点と略平行に延在して設けられていることが好ましい。
また、本発明のコネクタは、一方の端子を保持する第1ハウジングと、他方の端子を保持する第2ハウジングと、これらのハウジングのいずれか一方に収容される柱状の弾性接点部材とを備え、一方の端子と他方の端子は、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合時に弾性接点部材の互いに対応する接点をそれぞれ押圧可能に形成され、弾性接点部材は、上記のいずれかの弾性接点部材であることを特徴とする。
本発明によれば、低コストで製造することができ、設計変更にも柔軟に対応することが可能な弾性接点部材を提供することができる。また、その弾性接点部材を用いたコネクタを提供することができる。
本発明が適用されるコネクタの断面図である。 本発明が適用されるコネクタの要部を示す拡大図である。 本発明が適用される一実施例の弾性接点部材の構成図である。 寸法の異なる2種類の弾性接点部材を形成する説明図である。 本発明が適用される弾性接点部材の作用を従来の弾性接点部材の作用と比較した説明図である。 導電性弾性部材の一実施例を示す側面図である。 本発明が適用される弾性接点部材の一実施例を示す斜視図である。 導電性弾性部材の一実施例を示す斜視図である。 図8の導電性弾性部材を重ねて形成される弾性接点部材の側面図である。 導電性弾性部材の一実施例を示す斜視図である。 導電性弾性部材の一実施例を示す斜視図である。 導電性弾性部材の一実施例を示す斜視図である。 本発明が適用される一実施例の弾性接点部材の斜視図である。 本発明が適用される一実施例の弾性接点部材の構成図である。 寸法の異なる2種類の弾性接点部材を形成する説明図である。 本発明が適用される弾性接点部材の一実施例を示す斜視図である。 本発明が適用される弾性接点部材の内部構造を示す断面図である。 本発明が適用される弾性接点部材の一実施例を示す斜視図である。 本発明が適用される弾性接点部材の効果を説明する図である。
以下、本発明が適用されるコネクタの一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、電気自動車やハイブリッドカー等に搭載されるモータの外部接続用の端子と、モータに電力や制御信号等を出力するインバータの外部接続用の端子とを電気的に接続するための接続用機器に適用されるものであるが、本発明のコネクタは、これに限らず、種々の電気機器の端子間を接続する接続用機器に適用することができる。
図1に示すように、本実施形態のコネクタ11は、モータを収容する筐体12の上壁13に固定された第1コネクタ14と、第1コネクタ14に保持された第1端子15と、インバータを収容する筐体16の下壁17に固定された第2コネクタ18と、第2コネクタ18に保持された第2端子19と、第1コネクタ14に収容された導電性を有する柱状の弾性接点部材20とを備える。弾性接点部材20は、第1コネクタ14と第2コネクタ18との嵌合時に、第1端子15と第2端子19にそれぞれ押圧されて圧縮変形され、第1端子15と第2端子19とを電気的に接続する。以下では、モータ側を下方、インバータ側を上方とし、弾性接点部材20の上下方向を軸方向として説明する。しかし、これらの配置関係は、上下方向に限らず、横方向であってもよい。
第1コネクタ14は、絶縁樹脂製の第1ハウジング21と、第1ハウジング21内に支持されたL字状の第1端子15と、第1ハウジング21内に収容された弾性接点部材20とを備える。第1ハウジング21は、軸方向に延びる角筒状の筒状部22と、筒状部22の外周面から周方向に突出するフランジ部23と、フランジ部23を取り囲むようにフランジ部23の上面の周溝内に装着された環状の防水パッキン24とを備える。なお、第1端子15と弾性接点部材20はそれぞれ第1コネクタ14に複数保持されており、第2コネクタ18にはこれらと同数の第2端子19が保持されている。図1では、図面の複雑化を避けるために、これらをそれぞれ1個ずつ表している。
第1ハウジング21は、図には表れていないが、左右に延びるブラケットにボルト挿通孔が形成されており、筒状部22が筐体12の上壁13に形成された開口25に挿入され、フランジ部23の下面が上壁13と当接される格好で、ボルト挿通孔に挿入されたボルトが上壁13に締結固定される。開口25の内周面と筒状部22の外周面との隙間等には、図示しない防水構造が形成されている。
第1端子15は、第1コネクタ14の筒状部22に形成された収容部26に一端側が収容される。収容部26は、筒状部22の上端の開口27の奥(下側)に形成された直方体状の空間である。第1端子15は、L字状に屈曲された接触部28が収容部26の奥に面する底部29に当接された状態で支持される。接触部28と直交して連なる直線状の基端部30は、底部29の貫通穴を通って垂下され、筒状部22から引き出されるようになっている。
弾性接点部材20は、後述するように、弾力性を有する絶縁材料を基材(弾性部材)として、導電性を有する線材が基材中又は基材表面に設けられた直方体状の導電性弾性部材を重ねて柱状に形成される。弾性接点部材20は、基材に起因する弾力性と、線材に起因する導電性とを備えた異方性の導電ゴム構造となっている。基材には、熱可塑性や熱硬化性のエラストマーや合成樹脂等を使用することができ、例えば合成ゴム等が用いられるが、弾力性を有する材料であれば、これらに限定されるものではない。基材中には、線材に加えて、導電性粉や導電性カーボンブラック等を添加することもできる。後述する各実施例では、基材中又は基材表面に線材を設ける例を説明するが、線材に代えて、金属製の板材や金属箔などを使用してもよい。
弾性接点部材20は、軸方向の互いに対応する両端面が略平行に形成されている。各線材は、弾性接点部材20の軸方向の一方の端面から他方の端面に延在させて、両端部をそれぞれ両端面から露出させて設けられる。この弾性接点部材20の両端面は、それぞれ、第1端子15、第2端子19と接続される接点となっている。弾性接点部材20は、第1端子15の接触部28に載置される格好で収容部26に収容されるようになっている。
図1に戻り、第2コネクタ18は、絶縁樹脂製の第2ハウジング31と、第2ハウジング31内に支持されたL字状の第2端子19とを備える。第2ハウジング31は、軸方向に延びる角筒状の筒状部32と、筒状部32の外周面から周方向に突出するフランジ部33とを備える。筒状部32は、下端の開口34の奥(上方)に形成される直方体状の空間に第1コネクタ14の筒状部22が嵌入可能になっている。
第2ハウジング31は、左右に延びるブラケットにボルト挿通孔が形成されており、筒状部32が筐体16の下壁17に形成された開口35に挿入され、フランジ部33の上面が下壁17と当接される格好で、ボルト挿通孔に挿通されたボルトが下壁17に締結固定される。開口35の内周面と筒状部32の外周面との隙間等には、図示しない防水構造が形成されている。
第2端子19は、L字状に屈曲された接触部36が、筒状部32に形成された直方体状の空間の奥に面する底部37に接触された状態で、底部37に沿うように略水平方向に延びて支持される。接触部36と直交して連なる基端部38は、底部37の貫通穴を通って筒状部32から引き出されるようになっている。第2端子19は、後述するように、第1コネクタ14と第2コネクタ18との嵌合時に弾性接点部材20と当接可能な位置に設けられている。
筐体16は、筐体12の上方にクレーンなどで吊り上げられ、第1コネクタ14と第2コネクタ18が対峙される格好となる。この状態から、筐体16を下方に移動させながら、第1コネクタ14と第2コネクタ18とを嵌合させる。第1コネクタ14と第2コネクタ18とが正規の嵌合状態(以下、単に、嵌合状態という。)になると、第2ハウジング31の筒状部32に第1ハウジング21の筒状部22が嵌入され、筒状部32が防水パッキン24を介して第1コネクタ14のフランジ部23の上に載置される。第1コネクタ14と第2コネクタ18との間は、防水パッキン24でシールされる。このようにして、筐体16がコネクタ11を介して筐体12の上に載置される。
図2に示すように、嵌合状態のコネクタ11の内部においては、第2端子19の接触部36が弾性接点部材20の上端面を下向きに押圧し、第1端子15の接触部28が弾性接点部材20の下端面を上向きに押圧する。
本実施形態のコネクタ11では、コネクタ11が嵌合状態になると、弾性接点部材20が第1端子15と第2端子19との間に挟持されて圧縮変形される。これにより、第1端子15と第2端子19の位置や姿勢などの相対的な公差ばらつきが吸収され、弾性接点部材20の接点と各端子15,19との良好な接触面積が確保される。また、嵌合時にコネクタ11に振動が伝播されたとしても、圧縮された弾性接点部材20が振動を吸収することから、弾性接点部材20の接点と各端子15,19との接続状態が安定に保たれる。
次に、本実施形態の特徴構成となる弾性接点部材20の内部構造について実施例に分けて説明する。
図3(a)は、導電性弾性部材40の斜視図であり、内部の構造を点線で表している。導電性弾性部材40は、直方体状に形成された板材であり、弾力性と絶縁性を有する基材41(弾性部材)と、基材41中に設けられた複数の線材42とを有して構成される。線材42は、導電性を有する金属製の針状の棒材などが使用される。
これらの線材42は、基材41中で1列に等間隔で同一平面上に層状に配列され、基材41の高さ方向の両端面43,44からそれぞれ端部45が略面一に露出され、一方の端面43から他方の端面44に達するように設けられる。線材42は、平面的に配列される場合に限らず、厚み方向の位置を異ならせてジグザグに設けることもできる。また、線材42は、基材41の厚み方向に複数列で設けることもでき、更に基材41表面から露出させて設けることもできる。なお、図3において、矢印Xは幅方向、矢印Yは厚み方向、矢印Zは高さ方向をそれぞれ表している。
導電性弾性部材40は、例えば、幅方向を長手とする長尺の導電性弾性部材を所望の大きさに切断して形成することができ、更に高さ方向で切断して形成することもできる。この種の導電性弾性部材40は、例えば、インサート成形によって形成され、板状やシート状の成形品を所望の大きさに切断して使用される。なお、導電性弾性部材40は、市販品を使用することもできる。
図3(b)は、弾性接点部材20の斜視図である。弾性接点部材20は、複数の導電性弾性部材40を重ねて柱状に形成される。導電性弾性部材40の重なる方向と直交する方向に対応する両端面のうち、弾性接点部材20の高さ方向(軸方向)の対応する両端面は、それぞれ、導電性弾性部材40の端面43,44が面一に配列され、端子が接触する接点46,47を形成する。弾性接点部材20は、隣り合う導電性弾性部材40同士の互いに対向する面の一部又は全部を接着することで一体的に形成することができ、以下の実施例では一部のみを接着しているものとして説明する。
本実施例では、導電性弾性部材40を重ねて積層することで弾性接点部材20を製造することができるから、従来のようにブロック状の弾性接点部材を製造する成形金型を用意する必要がなく、弾性接点部材の製造コストを低く抑えることができる。また、導電性弾性部材40を製造する場合、基材41中には線材42を1列に配列するだけでよいから、例えば、基材41中に線材42を複数列設けるときのように特殊な設備を用いる必要がなく、製造コストを下げることができる。
図4(a)、(b)は、寸法の異なる2種類の弾性接点部材20を製造する説明図である。ここでは、幅寸法(L1、L2)が異なる2種類の導電性弾性部材40a,40bが用意される。図4(a)に示すように、比較的幅狭の導電性弾性部材40aを5枚重ねることにより、接点46aの面積が比較的小さな弾性接点部材20aが形成される。これに対し、図4(b)に示すように、比較的幅広の導電性弾性部材40bを9枚重ねるにより、接点46aの面積が比較的大きな弾性接点部材20bが形成される。このように導電性弾性部材40の外形寸法を設定して重ねる枚数を調整することで、所望の大きさの弾性接点部材20を自在に形成することができ、その結果、弾性接点部材20の通電容量の変更など、設計変更がなされる場合でも、金型費用を発生させることなく、柔軟に対応することができる。
次に、図5を参照して、従来の弾性接点部材48と本実施例の弾性接点部材20をそれぞれ圧縮したときの動作を説明する。まず、従来の弾性接点部材48は一体的に形成された成形品であるため、図5(a)に示すように、上方の接点49に端子50が傾いて押し付けられた場合、接点49と端子50との間に隙間が発生することがある。その結果、弾性接点部材48は、隙間が発生した接点49部分が矢印の方向に持ち上がり、それに伴って、対応する下方の接点51と該接点51を支持する端子(図示せず)との間に隙間が発生するおそれがある。
これに対し、本実施例の弾性接点部材20は、複数の導電性弾性部材40が重ねられ、隣り合う導電性弾性部材40同士の対向する面の一部が接着されているに過ぎない。すなわち、隣り合う導電性弾性部材40は、互いにある程度の動作自由度がある。そのため、図5(b)に示すように、上方の接点46に端子50が傾いて押し付けられると、各導電性弾性部材40は、それぞれに作用する端子50の押圧力に応じて別々に圧縮変形する。これにより、弾性接点部材20は、端子50の押し付け方向に対して、より柔軟に変形して高い追従性を発揮することができるから、従来型のように弾性接点部材48の持ち上がりを防ぐことができる。したがって、本実施例によれば、端子50の押し付け位置や押し付け方向などに関わらず、端子と接点46,47との良好な接触状態を維持することができ、電気的な信頼性を高めることができる。
また、本実施例では、図6(a)のように、導電性弾性部材40において基材41中に線材42を設けているが、図6(b)のように、基材41の表面に沿って線材42を設けることもできる。この場合、線材42は、両端部45がそれぞれ基材41の両端面43,44に沿って延在して設けられ、全体として断面がコの字状をなして形成される。これによれば、弾性接点部材20の両接点46,47に線材42の両端部を大きく露出させることができるから、各端子と線材42との接触面積を大きく確保することができ、電気的な信頼性をより高めることができる。
また、本実施例では、隣り合う導電性弾性部材40同士が互いに対向する面の一部で接着されているが、図7に示すように、複数の導電性弾性部材40を筒状に形成された絶縁ケース52に収容して保持することもできる。これにより、導電性弾性部材40同士の接着工程を省略することができるから、作業工数を削減することができる。この場合、絶縁ケース52を、弾力性を有する材料で形成することにより、導電性弾性部材40を絶縁ケース52内に押し付けて確実に保持することができる。
次に、他の弾性接点部材の実施例を説明する。本実施例では、上記実施例の導電性弾性部材において、基材41の断面形状を異ならせた種々の形態について説明する。なお、以下の実施例はいずれも基本的に実施例1と同様の構成を有しており、同様の効果を生じる。したがって、以下では、各実施例の特徴的な構成についてだけ説明し、実施例1と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図8は、本実施例の導電性弾性部材53の外観斜視図である。この導電性弾性部材53は、厚み方向の両端面、つまり、隣り合う導電性弾性部材53と重なる面(対向する面)に断面円弧状の凹部54を有している点で、実施例1と相違する。凹部54は、線味42の配列方向に沿って形成される。
図9は、複数の導電性弾性部材53を積層して形成された弾性接点部材55の側面図である。図に示すように、隣り合う導電性弾性部材53は、互いに凹部54が対向して配置されるため、導電性弾性部材53間には、隙間56が形成される。これにより、弾性接点部材55は、例えば、接点46に端子が傾いて押し付けられたときに、圧縮変形された導電性弾性部材53を隣り合う導電性弾性部材53の凹部54に逃がすことができるから、圧縮荷重が軽減され、弾力性が良好に確保される。また、各導電性弾性部材53の屈曲性を高めることができるから、弾性接点部材55の圧縮方向に対する追従性がより高められ、電気的な信頼性を高めることができる。
また、弾性接点部材55は、図10に示すように、図8の凹部54に代えて、1本又は複数本の溝状の切り欠き部57を設けた導電性弾性部材58により構成することができる。切り欠き部57は、導電性弾性部材58の両端面43,44と略平行に伸びて形成され、線材42の配列方向に延在して設けられる。これにより、図示しない弾性接点部材は、接点46に端子が押し付けられると、導電性弾性部材58が切り欠き部57を中心に屈曲されるから、圧縮方向に対する追従性が高められ、電気的な信頼性を高めることができる。
また、弾性接点部材55は、図11に示すように、図10の切り欠き部57に代えて、断面波型の複数の谷部59が形成された導電性弾性部材60により構成することができる。この場合も、谷部59は、導電性弾性部材60の両端面43,44と略平行に伸びて形成され、線材42の配列方向に延在して設けられる。これによれば、隣り合う導電性弾性部材60間には、谷部59同士が対向して空間部が形成されるから、接点46に対して端子が傾いて押し付けられたときに、圧縮変形された導電性弾性部材60を隣り合う導電性弾性部材60の谷部59に逃がすことができる。そのため、図示しない弾性接点部材55の圧縮荷重が軽減され、弾力性が良好に確保される。また、導電性弾性部材60は、谷部59を中心に屈曲されるから、弾性接点部材の圧縮方向に対する追従性が高められ、電気的な信頼性を一層高めることができる。
また、図11の導電性弾性部材60は、線材42が基材41の内部で直線状に配列されているが、図12の導電性弾性部材61のように、線材42を波型の基材41の表面に沿って露出させて設けることもできる。これによれば、導電性弾性部材61の両端面43,44に沿って線材42の両端部を延在させて設けることができるから、端子と線材42との接触面積を大きく確保することができ、電気的な信頼性をより高めることができる。なお、このように基材41の表面に沿って線材42を設ける構成は、図8の凹部54を有する基材41にも適用することができる。
上記の各実施例では、いずれも導電性弾性部材の複数の線材42が互いに非接触で配列されているが、本実施例では、これらの線材42を導体で互いに並列に接続している点で、上記の実施例と相違する。
図13に示すように、本実施例の弾性接点部材62は、導電性弾性部材63において、各線材42と略直交する方向に延在する針状の導体64が設けられる。導体64は、基材41の両接点46,47から離れた位置に各線材42を横切るように各線材42と接触させて設けられ、線材42間を並列に接続している。導体64は、基材41の高さ方向に間隔をあけて2本設けられるが、1本又は2本以上設けられていてもよく、また、基材41の表面から一部が露出されているが、基材41に全体が覆われていてもよい。
本実施例によれば、弾性接点部材62の接点間46,47において、導体64の前後(上下)にそれぞれ線材42の並列回路を形成することができる。これにより、一部の線材42に接触不良や断線が生じたとしても、通電抵抗の増加を抑制することができ、通電信頼性を確保することができる。
上記の実施例では、複数枚の導電性弾性部材を重ねて弾性接点部材を形成しているのに対し、本実施例の弾性接点部材は、導電性弾性部材65を同心状に巻き付けて形成している点で、上記の実施例と相違する。
図14に示すように、導電性弾性部材65は、幅方向の寸法が長尺に形成されているが、その他の構造は、図3の導電性弾性部材40と同じである。弾性接点部材66は、導電性弾性部材65を高さ方向(Z方向)の仮想軸に沿って同心状に巻き付けて形成される。弾性接点部材66は、径方向に導電性弾性部材65を重ねて円柱状に形成され、軸方向の互いに平行な両端面が接点67,68をなしている。弾性接点部材66は、例えば、最外周に位置する重なり部分69を接着することで巻き付け状態が保持される
図15(a)、(b)は、寸法の異なる2種類の弾性接点部材66を製造する説明図である。ここでは、幅寸法(L3、L4)が異なる2種類の導電性弾性部材65が用意されている。図15(a)に示すように、比較的幅狭の導電性弾性部材65aを同心状に巻き付けることにより、接点67aの面積が比較的小さな弾性接点部材66aが形成される。これに対し、図15(b)に示すように、比較的幅広の導電性弾性部材65bを同心状に巻き付けることにより、接点67bの面積が比較的大きな弾性接点部材66bが形成される。このように導電性弾性部材65の外形寸法を適宜設定して巻き回数を調整することにより、所望の大きさの弾性接点部材66を自在に形成することができる。その結果、弾性接点部材66の設計変更がなされても、低コストで柔軟に対応することができる。
弾性接点部材66は、導電性弾性部材65同士を接着することで巻き付け状態が保持されるが、図16に示すように、巻き付けた弾性接点部材66を筒状に形成された絶縁ケース70に収容して保持することもできる。これにより、導電性弾性部材65同士の接着工程を省略することができる。絶縁ケース70は弾力性を有する材料で形成することで、導電性弾性部材65を絶縁ケース52内に押し付けて確実に保持することができる。
本実施例においても、導電性弾性部材65は、図8〜12で示したように、基材41の断面形状に凹部54や切り欠き部57、谷部59などを形成することができる。図17は、図8で説明したように、凹部54が形成された導電性弾性部材65を巻き付けて形成された弾性接点部材66の内部を示す斜視図である。
これによれば、図9の積層構造と同様に、隣り合う導電性弾性部材65間に隙間71が形成される。したがって、接点46に対して端子が傾いて押し付けられたときに、圧縮変形された導電性弾性部材65を隣り合う導電性弾性部材65の凹部54に逃がすことができるから、圧縮荷重が軽減され、弾力性が良好に確保される。また、弾性接点部材65の屈曲性を高めることができるから、圧縮方向に対する追従性がより高められ、電気的な信頼性を高めることができる。
特に、本実施例の弾性接点部材66は、導電性弾性部材65が軸を中心に径方向に重ねられているから、例えば、接点66に対して端子が軸を中心にどの方向から押し付けたとしても、同様の屈曲性を発揮することができる。
また、図18に示すように、導電性弾性部材65には、各線材42を並列に接続する導体64が設けられていてもよい。これによれば、上述したように一部の線材42に接触不良や断線などが生じたとしても、通電抵抗の増加を抑制することができ、通電信頼性を確保することができる。
ところで、本実施例では、導電性弾性部材65において、線材42が基材41の高さ方向、つまり、基材41の幅方向と直交する方向に配索する例を説明したが、線材42の延在方向を高さ方向に対して傾けて配索することもできる。こうすることで、弾性接点部材66が端子に押し付けられて圧縮変形するときの線材42の追従性を高めることができる。
この点、図19に示すように、従来の弾性接点部材71で線材42を傾けて配索した場合、線材42を配索できないロス領域72の基材41に占める割合が極めて大きくなる。これに対し、本実施例の弾性接点部材66では、線材42を傾けて配索した導電性弾性部材65を同心状に巻き付けることで、円柱状の弾性接点部材66に占めるロス領域73の割合は、前者に比べて格段に小さくなる。したがって、本実施例によれば、線材42を傾けて配索しても良好な導通性を確保することができる。
以上、本発明の実施形態及び実施例を図面により詳述してきたが、上記の実施形態及び実施例は、本発明の例示に過ぎないものであり、請求項に記載された範囲内において変更・変形することが可能である。
例えば、上記の各実施例では、いずれも隣り合う導電性弾性部材同士を直接重ね合せて弾性接点部材を形成しているが、導電性弾性部材の基材よりも柔軟性を有する絶縁シートを隣り合う導電性弾性部材同士の間に挟んで重ね合せて形成することもできる。これによれば、弾性接点部材の接点が斜めから端子に押し付けられたときの押圧力や圧縮荷重といった外力を絶縁シートで吸収することができるから、過剰な圧縮変形を抑制することができ、弾性接点部材の弾性を良好に確保することができる。この場合、絶縁シートには、例えば、図8〜11に示すように凹部54などを形成することもできる。
また、上記の各実施例では、導電性弾性部材の重なり方向と直交する方向の両端面を接点としているから、接点が端子に押し付けられたときには、各導電性弾性部材が端子に追従する格好で別々に圧縮変形されるが、この追従性の効果を必要としないのであれば、導電性弾性部材の重なる方向の両端面を接点とすることもできる。この場合は、例えば、図6(b)のように、各導電性弾性部材の両端面に線材などの導体を露出させることにより、隣り合う導電性弾性部材間の導通性を確保する必要がある。
11 コネクタ
15 第1端子
19 第2端子
20,55,62,66 弾性接点部材
40,53,58,60,61,63,65 導電性弾性部材
41 基材
42 線材
43,44 端面
45 端部
46,47,67,68 接点
52,70 絶縁ケース
54 凹部
64 導体

Claims (12)

  1. 導電性と弾力性を有する直方体状の導電性弾性部材が重ねて柱状に形成され、互いに対応する両端面を接点とする弾性接点部材。
  2. 前記導電性弾性部材は、絶縁性を有する弾性部材の対応する一方の端面から他方の端面に達する複数の導電性の線材を有してなる請求項1に記載の弾性接点部材。
  3. 前記導電性弾性部材は、前記弾性部材の表面に沿って前記線材が設けられ、該線材の両端部がそれぞれ前記一方の端面と前記他方の端面に延在して設けられる請求項2に記載の弾性接点部材。
  4. 前記導電性弾性部材は、前記線材を互いに接続する導体を有してなる請求項2又は3に記載の弾性接点部材。
  5. 前記導電性弾性部材を複数重ねて形成される請求項1乃至4のいずれかに記載の弾性接点部材。
  6. 前記導電性弾性部材を同心状に巻き付けて形成される請求項1乃至4のいずれかに記載の弾性接点部材。
  7. 複数の重ねられた前記導電性弾性部材又は同心状に巻き付けられた前記導電性弾性部材が、筒状の絶縁ケースに収容されてなる請求項5又は6に記載の弾性接点部材。
  8. 前記導電性弾性部材の重なる方向と直交する方向の両端面を前記接点とする請求項1乃至7のいずれかに記載の弾性接点部材。
  9. 前記導電性弾性部材は、該導電性弾性部材よりも柔軟性を有する絶縁シートを挟んで重ねられる請求項8に記載の弾性接点部材。
  10. 前記導電性弾性部材は、隣り合う導電性弾性部材又は絶縁シートと重なる面に凹部が形成されてなる請求項8又は9に記載の弾性接点部材。
  11. 前記凹部は、前記接点と略平行に延在して設けられる請求項10に記載の弾性接点部材。
  12. 一方の端子を保持する第1ハウジングと、他方の端子を保持する第2ハウジングと、これらのハウジングのいずれか一方に収容される柱状の弾性接点部材とを備え、
    前記一方の端子と前記他方の端子は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合時に前記弾性接点部材の互いに対応する接点をそれぞれ押圧可能に形成され、前記弾性接点部材は、請求項1乃至11のいずれかに記載の弾性接点部材であるコネクタ。
JP2014219574A 2014-10-28 2014-10-28 弾性接点部材及びコネクタ Expired - Fee Related JP6275623B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014219574A JP6275623B2 (ja) 2014-10-28 2014-10-28 弾性接点部材及びコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014219574A JP6275623B2 (ja) 2014-10-28 2014-10-28 弾性接点部材及びコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016085920A true JP2016085920A (ja) 2016-05-19
JP6275623B2 JP6275623B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=55973878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014219574A Expired - Fee Related JP6275623B2 (ja) 2014-10-28 2014-10-28 弾性接点部材及びコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6275623B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109904708A (zh) * 2017-12-10 2019-06-18 品翔电子元件(漳州)有限公司 一种工业电源电器变压用插针模块
CN111724676A (zh) * 2019-03-21 2020-09-29 昆山工研院新型平板显示技术中心有限公司 可拉伸导线及其制作方法和显示装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53146975U (ja) * 1977-04-25 1978-11-18
JPS58154187A (ja) * 1981-12-30 1983-09-13 インスチツ−ト・コロイドノイ・ヒミイ・イ・ヒミイ・ボドウイ・イメ−ニ・ア−・ベ−・ドウマンスコボ・アカデミ−・ナウク・ウクラインスコイ・エスエスエル 電気的コネクタ
JPS5979988U (ja) * 1982-11-19 1984-05-30 日本開閉器工業株式会社 小型電気部品用のコネクタ
JPH0730465U (ja) * 1993-11-18 1995-06-06 信越ポリマー株式会社 エラスチックコネクタ
JP2000251980A (ja) * 1999-03-02 2000-09-14 Shin Etsu Polymer Co Ltd 低抵抗コネクタ
JP2012094263A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Yazaki Corp 機器接続用コネクタ構造
JP2014017219A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Yazaki Corp 導電性弾性体による端子間接続構造

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53146975U (ja) * 1977-04-25 1978-11-18
JPS58154187A (ja) * 1981-12-30 1983-09-13 インスチツ−ト・コロイドノイ・ヒミイ・イ・ヒミイ・ボドウイ・イメ−ニ・ア−・ベ−・ドウマンスコボ・アカデミ−・ナウク・ウクラインスコイ・エスエスエル 電気的コネクタ
JPS5979988U (ja) * 1982-11-19 1984-05-30 日本開閉器工業株式会社 小型電気部品用のコネクタ
JPH0730465U (ja) * 1993-11-18 1995-06-06 信越ポリマー株式会社 エラスチックコネクタ
JP2000251980A (ja) * 1999-03-02 2000-09-14 Shin Etsu Polymer Co Ltd 低抵抗コネクタ
JP2012094263A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Yazaki Corp 機器接続用コネクタ構造
JP2014017219A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Yazaki Corp 導電性弾性体による端子間接続構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109904708A (zh) * 2017-12-10 2019-06-18 品翔电子元件(漳州)有限公司 一种工业电源电器变压用插针模块
CN109904708B (zh) * 2017-12-10 2024-01-26 品翔电子元件(漳州)有限公司 一种工业电源电器变压用插针模块
CN111724676A (zh) * 2019-03-21 2020-09-29 昆山工研院新型平板显示技术中心有限公司 可拉伸导线及其制作方法和显示装置
CN111724676B (zh) * 2019-03-21 2022-09-02 昆山工研院新型平板显示技术中心有限公司 可拉伸导线及其制作方法和显示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6275623B2 (ja) 2018-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6496846B2 (ja) 温度監視アセンブリを有する電池モジュール
US9685650B2 (en) Electric storage device including current interruption device
JP7213407B2 (ja) コンデンサ
JP6247448B2 (ja) 電源装置
JP2015516693A5 (ja)
JP2018107396A (ja) セラミック電子部品
JP6296153B2 (ja) 蓄電装置
JP5589858B2 (ja) コネクタ
JP6275623B2 (ja) 弾性接点部材及びコネクタ
JP5717736B2 (ja) 電気的接点接続部を備える圧電アクチュエータ
JP6305731B2 (ja) ケースモールド型コンデンサおよびその製造方法
JP2015207433A (ja) 導電性弾性部材及びコネクタ
CN108010891B (zh) 功率半导体模块
JP2016091690A (ja) 弾性接点部材及びコネクタ
CN204011406U (zh) 半导体装置和搭载了半导体装置以及电子部件的应用板
JP6346800B2 (ja) 導電性弾性部材及びコネクタ
JP6770657B2 (ja) 電力変換装置
JP6055269B2 (ja) 電気機器の接続装置
JP6960571B2 (ja) 電子部品
JP2018106819A (ja) コネクタ
JP6346802B2 (ja) コネクタ
JP2020021832A (ja) 電子制御装置及び同製造方法
JP6435850B2 (ja) 電気コネクタ
JP4957575B2 (ja) 半導体素子の絶縁構造および電気機器
KR101819230B1 (ko) Sib접속부의 고압층과 도체 접속구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170815

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6275623

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees