JP2016085639A - 見守りシステム、見守り方法、サーバ装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

見守りシステム、見守り方法、サーバ装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Daiki Ogasawara
大樹 小笠原
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Abstract

【課題】遠隔的な見守られる人の状況判定について、複数の要因に基づき総合的な判定を行うことで、判定精度の向上を図る。
【解決手段】ユーザ(見守られる人)により操作されるテレビジョン装置10は、操作に関する情報を示す操作通知を出力してサーバ装置30へ送る。家屋H1に設置された温度センサ27及び湿度センサ28は検知結果(温度、湿度)を出力してサーバ装置30へ送る。サーバ装置30は、操作通知及び検知結果を受信すると、操作通知に基づき操作通知判定レベルを特定すると共に、検知結果に基づき検知結果判定レベルを特定し、それぞれ特定した各判定レベルに基づき統合的にユーザの状況を判定する。サーバ装置30は、見守りサービスに登録したユーザの各状況を判定すると、危険度の高いユーザのユーザ情報をオペレータからのアクセスに応じて提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、見守り対象となるユーザによるユーザ機器の操作状況だけでなく、ユーザ周囲の環境を検知した検知結果も用いて、統合的にユーザの状況を判定できるようにした見守りシステム、見守り方法、サーバ装置、及びコンピュータプログラムに関する。
従来、離れて暮らす人(見守られる人)の状況を遠隔的に見守れるようにした各種見守りサービスが存在する。従来の見守りサービスによる見守りの仕方の例としては、見守られる人の家屋内に設置されたテレビジョン装置の電源ボタン操作の操作状況を見守り側へ送信することで、見守り側はユーザの電源ボタン操作の有無により、ユーザがテレビを見ることができるほど元気であるか否か等を、遠隔的に見守り側で判定するものになっている(下記の特許文献1参照)。
また、下記の特許文献2でも、見守られる人による複数の電気機器の操作状況を見守り側へ送信することで、各電気機器の操作状況に基づき、ユーザの生活態様に異変が生じていないかを遠隔的に見守る内容が開示されている。
一方、下記の特許文献3では、見守られる人の体温、血圧、発汗、歩数、脈拍、脈派、血流、心電、筋電、体重等のバイタル情報をバイタルセンサにより取得して、ユーザの体調を遠隔的に見守ると共に、ガスセンサ、光量センサ、温湿度センサ、音圧センサ等によりユーザ周囲の環境を検知して、ユーザの生活環境の快適度を遠隔的に見守る側が把握できる内容が開示されている。なお、この特許文献3では、見守られる人が使用する携帯型通信端末のプッシュボタンを押した頻度、開閉頻度、メールや通話の時間等の携帯型通信端末の利用履歴を背景情報としてサーバに送信されることが記されているが、このような携帯型通信端末の利用履歴は、ユーザの体調及び周囲環境の快適度を判定することには利用されていない。
特開2007−180987号公報 特開2002−92767号公報 特開2006−85390号公報
上述した特許文献1、2で開示される電気機器の操作状況のみで、見守られる人の状況を判定するのでは、安心できる見守りが行えない場合がある。例えば、電気機器が操作されている状況が見守り側へ送信されていても、その電気機器が配置された部屋の室温が、高温であれば、見守られる人に熱中症のおそれが生じているので、電気機器の操作ができる状況であることは遠隔的に確認できても、このような熱中症の危険性が生じている状況までは遠隔的に確認できないという問題がある。
また、上述した特許文献3では、ユーザの体調はバイタルセンサの検知結果により遠隔的に監視できるが、周囲環境を検知する各種環境センサの検知結果は、ユーザの周囲環境の快適度を判定することに用いられるだけである。そのため、特許文献3の図10では、変化のスピード(急激な変化、中程度に急な変化、穏やか変化)により、緊急度の高、中、低が判別される例が示されているが、その緊急度は、体調、生活環境等の種別ごとで、それぞれ別個に判定されるので、複数の要因に基づいて見守られる人の状況が総合的に、どの程度、緊急度を要するのかを正しく判定できないという問題がある。さらに、特許文献3で用いられるバイタルセンサは、見守られる人の身体に装着等する必要があり、見守られる人に対する負担が大きく実用的でないという問題もある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、見守られる人により操作されるユーザ機器の操作状況、及び見守られる人の周囲環境の検知結果を複合的・統合的に判断することにより、バイタルセンサのような見守られる人に負担を大きいものを用いることなく、総合的にユーザの状況を精度良く判定できるようにした見守りシステム、見守り方法、サーバ装置、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、ユーザ機器の操作状況に基づくレベル判定と、周囲環境の検知結果に基づくレベル判定とをそれぞれ行った上で、これら二種類のレベル判定に基づきユーザの状況を判定することにより、複数の相違する要因を用いても、効率的な判定を行えるようにした見守りシステム、見守り方法、サーバ装置、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る見守りシステムは、サーバ装置と、見守り対象となるユーザによる操作が可能なユーザ機器とを備え、前記サーバ装置は、前記ユーザ機器から出力されるユーザ操作に係る内容を示す操作通知を、ネットワークを介して受信すると共に、受信した操作通知に基づきユーザの状況を判定する見守りシステムにおいて、ユーザの周囲環境を検知すると共に検知結果を出力する環境検知手段を備え、前記サーバ装置は、前記環境検知手段が出力する検知結果を、ネットワークを介して受信する手段と、前記ユーザ機器からの操作通知及び前記環境検知手段からの検知結果に基づき、ユーザの状況を判定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る見守りシステムは、前記サーバ装置が、前記ユーザ機器からの操作通知に基づき、複数の判定レベルの中から操作通知判定レベルを特定する手段と、前記環境検知手段からの検知結果に基づき、複数の判定レベルの中から検知結果判定レベルを特定する手段と、特定した操作通知判定レベル及び特定した検知結果判定レベルに基づき、ユーザの状況を判定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る見守りシステムは、前記サーバ装置が、操作通知に応じた複数の判定レベルと、検知結果に応じた複数の判定レベルとを行列的に掛け合わせてユーザの状況を示した判定テーブルと、前記判定テーブルに従って、特定した操作通知判定レベル及び特定した検知結果判定レベルに基づき、ユーザの状況を判定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る見守りシステムは、前記環境検知手段が複数であり、複数の環境検知手段は、それぞれ異なる種類の周囲環境を検知するようにしてあり、前記サーバ装置は、前記ユーザ機器からの操作通知及び前記複数の環境検知手段からのそれぞれの検知結果に基づき、ユーザの状況を判定するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る見守りシステムは、前記環境検知手段が複数であり、複数の環境検知手段は、それぞれ異なる種類の周囲環境を検知するようにしてあり、前記サーバ装置は、複数の検知結果の組合せごとに判定レベルを対応付けた検知結果判定テーブルと、前記検知結果判定テーブルに従って、前記複数の環境検知手段からのそれぞれの検知結果の組合せに基づき、検知結果判定レベルを特定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る見守りシステムは、前記ユーザ機器が、ユーザの体調を問う質問を出力する手段と、出力された質問に対する回答を指定する回答操作を受け付ける手段とを備え、回答操作を受け付けた場合、回答操作で指定された回答を示す操作通知を出力するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る見守りシステムは、前記環境検知手段が、ネットワークを介して通信を行う通信手段を備え、出力する検知結果を、前記通信手段によりネットワークを介して前記サーバ装置へ送信するようにしてあることを特徴とする。
さらに、本発明に係る見守りシステムは、前記ユーザ機器が、前記環境検知手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る見守り方法は、サーバ装置が、見守り対象となるユーザの状況を判定する見守り方法において、前記サーバ装置は、外部のユーザ機器のユーザ操作に係る内容を示す操作通知を、ネットワークを介して受信するステップと、ユーザの周囲環境を検知した検知結果を、ネットワークを介して受信するステップと、受信した操作通知及び受信した検知結果に基づき、ユーザの状況を判定するステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係るサーバ装置は、見守り対象となるユーザによる操作が可能な外部のユーザ機器から出力されるユーザ操作に係る内容を示す操作通知を、ネットワークを介して受信すると共に、受信した操作通知に基づきユーザの状況を判定するサーバ装置において、外部の環境検知手段から出力されるユーザの周囲環境を検知した検知結果を、ネットワークを介して受信する手段と、受信した操作通知及び受信した検知結果に基づき、ユーザの状況を判定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るサーバ装置は、受信した操作通知に基づき、複数の判定レベルの中から操作通知判定レベルを特定する手段と、受信した検知結果に基づき、複数の判定レベルの中から検知結果判定レベルを特定する手段と、特定した操作通知判定レベル及び特定した検知結果判定レベルに基づき、ユーザの状況を判定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るサーバ装置は、操作通知に応じた複数の判定レベルと、検知結果に応じた複数の判定レベルとを行列的に掛け合わせてユーザの状況を示した判定テーブルと、前記判定テーブルに従って、特定した操作通知判定レベル及び特定した検知結果判定レベルに基づき、ユーザの状況を判定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るサーバ装置は、外部の複数の環境検知手段からそれぞれ出力される異なる種類の周囲環境を検知した複数の検知結果を、ネットワークを介して受信するようにしてあり、受信した操作通知及び受信した複数の検知結果に基づき、ユーザの状況を判定するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係るサーバ装置は、外部の複数の環境検知手段からそれぞれ出力される異なる種類の周囲環境を検知した複数の検知結果を、ネットワークを介して受信するようにしてあり、複数の検知結果の組合せごとに判定レベルを対応付けた検知結果判定テーブルと、前記検知結果判定テーブルに従って、受信した複数の検知結果の組合せに基づき、検知結果判定レベルを特定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、通信手段を有するコンピュータに、見守り対象となるユーザによる操作が可能な外部のユーザ機器から出力されるユーザ操作に係る内容を示す操作通知を、ネットワークを介して前記通信手段を用いて受信すると共に、受信した操作通知に基づきユーザの状況を判定する処理を行わせるためのコンピュータプログラムにおいて、前記コンピュータに、外部の環境検知手段から出力されるユーザの周囲環境を検知した検知結果を、ネットワークを介して前記通信手段を用いて受信する処理を行うステップと、受信した操作通知及び受信した検知結果に基づき、ユーザの状況を判定する処理を行うステップとを実行させることを特徴とする。
本発明にあっては、ユーザによるユーザ機器の操作があった旨を示す操作通知と、ユーザの周囲環境の検知結果とに基づき、ユーザの状況を判定するので、複数の相違する要因からユーザの状況を総合的に精度良く判定できるようになり、それにより、例えば、ユーザがユーザ機器を操作できる状態であっても、熱中症のおそれが生じている場合には、総合的に見てユーザの状況の危険度を判定できるようになる。
本発明にあっては、ユーザ機器の操作通知から操作通知判定レベルを特定すると共に、周囲環境の検知結果から検知結果判定レベルを特定した上で、これらの各判定レベルに基づき、ユーザの状況を判定するので、複数の相違する内容の判定レベルを用いても、順序立てて処理を進めるので、効率良く総合的なユーザ状況の判定を行えるようになる。
本発明にあっては、操作通知に応じた複数の判定レベルと、検知結果に応じた複数の判定レベルとを行列的に掛け合わせてユーザの状況を示した判定テーブルを用いて、操作通知判定レベル及び検知結果判定レベルに基づきユーザの状況を判定するので、より効率的にユーザの状況を判定する処理を進められるようになると共に、判定テーブルによりユーザの状況を容易に規定できることから、様々な人が見守る側を担当するとしても、一様な判断を行えるようになる。
本発明にあっては、複数種類の環境検知手段による検知結果と、ユーザ機器からの操作通知に基づき、ユーザの状況を判定するので、より総合的にユーザの状況を判定できるようになり、見守りの精度向上を図れる。
本発明にあっては、複数種類の環境検知手段による検知結果を受信すると共に、複数の検知結果の組合せごとに判定レベルを対応づけた検知結果判定テーブルを用いて、受信した複数の検知結果に基づき検知結果判定レベルを特定するので、複数の検知結果を受信しても順序立てて効率良く処理を進められるようになり、見守りの精度向上と、処理効率の維持の両立を図れる。
本発明にあっては、ユーザ機器がユーザの体調を問う質問を出力して、その質問に対する回答操作があると、操作通知は回答操作で指定された回答を示すので、操作通知の内容が、よりユーザの実情を表すものになり、判定するユーザの状況の精度向上に役立てられる。なお、ユーザ機器による質問の出力の仕方には、表示出力、音声出力等がある。
本発明にあっては、環境検知手段が、検知結果を、ネットワークを介して通信を行う通信手段を用いてサーバ装置へ直接的に送信するので、サーバ装置はスムーズに検知結果を取得できるようになり、見守り処理の効率化と、システム構成の簡易化を図れる。
本発明にあっては、ユーザ機器が、環境検知手段を備えるので、環境検知手段を単独でユーザの家屋内に設置する手間等が不要になると共に、環境検知手段が検知する周囲環境は、ユーザにより操作されるユーザ機器の周囲になるので、ユーザに身近な周囲環境を検知できるようになり、よりユーザの実情に応じた状況判定を行えるようになる。
本発明にあっては、ユーザ機器から出力される操作通知と、環境検知手段から出力される検知結果という複数の相違する事項に基づき、ユーザの状況を判定するので、従来の単位事項に基づき見守りを行う場合に比べて、ユーザの状況を総合的に精度良く判定でき、ユーザの実情に応じた状況を遠隔的に見守ることができる。
また、本発明にあっては、ユーザ機器の操作通知から操作通知判定レベルと、周囲環境の検知結果から検知結果判定レベルとをそれぞれ特定した上で、これらの各判定レベルに基づき、ユーザの状況を判定することにより、複数の相違する事項を用いて見守り判定を行っても、見守り処理の効率が悪化することを防止でき、スムーズに順序立てて見守り処理を進められる。
さらに本発明にあっては、操作通知に応じた複数の判定レベルと、検知結果に応じた複数の判定レベルとを行列的に掛け合わせてユーザの状況を示した判定テーブルを用いて、操作通知判定レベル及び検知結果判定レベルに基づきユーザの状況を判定するので、判定テーブルの規定に従って、よりスムーズにユーザ状況の判定処理を行えると共に、判定テーブルの規定により、見守りサービスのオペレータの判断に依存することなく、ユーザの状況を一様に判定でき、判定精度の品質を一定に維持できる。
本発明にあっては、複数種類の環境検知手段による検知結果と、ユーザ機器からの操作通知に基づき、ユーザの状況を判定するので、より総合的にユーザの状況を判定でき、見守り精度を向上できる。
また、本発明にあっては、複数種類の環境検知手段による検知結果を受信すると共に、複数の検知結果の組合せごとに判定レベルを対応づけた検知結果判定テーブルを用いて、受信した複数の検知結果に基づき検知結果判定レベルを特定するので、検知結果判定テーブルにより、複数の検知結果を受信しても効率良く判定処理を進めることができ、見守り精度の向上と、見守りの処理効率の悪化防止を両立できる。
本発明にあっては、ユーザ機器がユーザの体調を問う質問を出力して、その質問に対する回答操作があると、サーバ装置が受信する操作通知は、回答操作で指定された回答を示して、よりユーザの実情を表すことができ、ユーザの状況判定の精度向上に貢献できる。
本発明にあっては、環境検知手段が、検知結果を、ネットワークを介して通信を行う通信手段を用いてサーバ装置へ直接的に送信するので、サーバ装置はスムーズに検知結果を取得できる上、システム構成の簡易化も図れる。
本発明にあっては、ユーザ機器が、環境検知手段を備えるので、環境検知手段を単独でユーザの家屋内に設置する手間等を不要にでき、また、環境検知手段が検知する周囲環境は、ユーザにより操作されるユーザ機器の周囲になるので、ユーザに身近な周囲環境を検知でき、よりユーザの実情に応じた状況判定を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る見守りシステムの全体的な構成を示す概略図である。 テレビジョン装置の主要な内部構成を示すブロック図である。 見守り装置の主要な内部構成を示すブロック図である。 (a)はアンケート画面を示す概略図、(b)は回答画面を示す概略図である。 (a)は自治体トップ画面を示す概略図、(b)はくらし情報画面を示す概略図である。 サーバ装置の主要な内部構成を示すブロック図である。 ユーザDBの一例を示す図表である。 オペレータDBの一例を示す図表である。 (a)は操作判定テーブルの一例を示す図表であり、(b)は環境判定テーブルの一例を示す図表である。 統合判定テーブルの一例を示す図表である。 日別回答DBの一例を示す図表である。 行政窓口テーブルの一例を示す図表である。 トップページ画面の概要を示す概略図である。 見守り対応画面の一例を示す概略図である。 ユーザ画面の一例を示す概略図である。 (a)はオペレータ変更メニューの概略図であり、(b)は担当者変更ボタンの表記変更を示す概略図、(c)は保留ボタンの表記変更を示す概略図である。 見守り対応画面の他の例を示す概略図である。 ユーザ画面の他の例を示す概略図である。 オペレータ端末の主要な内部構成を示すブロック図である。 見守り方法の処理手順を示す第1フローチャートである。 見守り方法の処理手順を示す第2フローチャートである。 見守り方法の処理手順を示す第3フローチャートである。 見守り方法の処理手順を示す第4フローチャートである。 見守り方法の処理手順を示す第5フローチャートである。 見守り方法の処理手順を示す第6フローチャートである。 見守り方法の処理手順を示す第7フローチャートである。 見守り方法の処理手順を示す第8フローチャートである。 本発明の第1実施形態の変形例に係る見守りシステムの全体的な構成を示す概略図である。 (a)は見守り通知画面の一例を示す概略図、(b)は見守り詳細画面の一例を示す概略図である。 見守り通知画面の他の例を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る見守りシステムにおける見守られる人側の機器構成を示す概略図である。 本発明の第3実施形態に係る見守りシステムにおける見守られる人側の機器構成を示す概略図である。 本発明の第4実施形態に係る見守りシステムにおける見守られる人側の機器構成を示す概略図である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る見守りシステム1の全体的な概要を示す。本実施形態の見守りシステム1により提供される見守りサービスは、家屋H1、H2・・・Hnに居住する見守り対象となるユーザ(見守られる人M1、M2・・・Mn)の状況をサーバ措置30が判定し、その判定結果をオペレータOP1、OP2・・・OPnがオペレータ端末t1、t2・・・tnでチェックすることで、ユーザを遠隔的に監視するようにしたものである。オペレータOP1、OP2・・・OPnは、監視したユーザの状況を、ユーザの元へ実際に出向くこと等を行う監視者K1、K2・・・Knの携帯通信端末D1、D2・・・Dnへ連絡する。このような監視者K1等としては、ユーザの近親者(家族、兄弟、親類等)、ユーザが居住する地区の自治体の担当者・職員(行政窓口)、ユーザが契約している警備会社等が該当する。
本発明では、ユーザの状況を遠隔的に監視できるようにするため、各家屋H1等にテレビジョン装置10、温度センサ27、湿度センサ28、見守り装置5、及び通信接続装置2(例えば、ルータ)等を設置している。テレビジョン装置10からはユーザ操作に係る内容を示す操作通知が出力され、温度センサ27及び湿度センサ28からはそれぞれ検知結果が出力される。これら操作通知及び検知結果は、見守り装置5を経由して通信接続装置2からネットワークを介し、サーバ装置30へ送信されている。サーバ装置30では送信されてきた内容(操作通知及び検知結果)に基づきユーザの状況を判定する。このように、本発明は、テレビジョン装置10(ユーザ機器に相当)の操作状況だけでなく、ユーザ周囲の環境も加味して、複数の事由に基づき総合的にユーザの状況をサーバ装置30が判定するようにしたことが特徴になっている。なお、図1において、見守りシステム1を端的に示すため、家屋H1以外の家屋H2等では、テレビジョン装置10、温度センサ27、湿度センサ28、見守り装置5、及び通信接続装置2等の図示を省略している。
また、温度センサ27及び湿度センサ28(各センサ27、28は環境検知手段に相当)は、テレビジョン装置10をユーザが視聴するときに、ユーザの周囲環境を検知するために、ユーザが位置する場所付近に設置することが好ましい。さらに、各センサ27、28から出力する検知結果の出力間隔は適宜、設定可能になっており、本実施形態では一例として5分間隔で検知結果が出力されるようになっているが、この時間に限定されるものではなく、より細かく周囲環境を検知するときなどは、5分間隔より短く設定することになり(例えば、3分間隔、1分間隔、30秒間隔、間隔無し等)、一方、周囲環境の検知に係る処理負荷を低減するときなどには、5分間隔より長く設定することになる(例えば、10分間隔、15分間隔、20分間隔等)。
本実施形態で用いるテレビジョン装置10は、ユーザにより何らかの操作が行われると、そのユーザ操作に係る内容を示す操作通知を出力する仕様になっており、例えば、テレビジョン装置10の電源ボタンがユーザにより押圧されて、電源オン操作又は電源オフ操作が行われると、電源オン操作が行われた旨を示す操作通知、又は電源オフ操作が行われた旨を示す操作通知がテレビジョン装置10から出力される。
さらに、本実施形態のテレビジョン装置10は、通常のテレビ放送の受信機能等に加えて、サーバ装置30から配信される各種情報(生活に関する情報(天気予報、市及び町の情報、商店街の情報など)の表示出力を可能にしている。そして、サーバ装置30が、ユーザの状況を確実に把握できるようにするため、テレビジョン装置10等で表示出力が可能な各種情報の中に、ユーザの具合等を尋ねるためのアンケート(質問)を含ませており、このアンケート(質問)に対する回答操作をユーザが行うと、回答操作で指定された回答を示す内容も、上記の操作通知としてテレビジョン装置10から出力されるようになっている。
また、本発明では、サーバ装置30が判定したユーザの状況を、危険度に応じた判定レベルごとに纏めた画面として、オペレータ端末t1、t2・・・tnで表示できるようにしており、このような画面を通じて、オペレータOP1、OP2・・・OPnは、一目でユーザの状況を確認できると共に、行うべき対応業務も素早く把握可能にしている。
判定されたユーザ状況のレベルに応じてオペレータOP1等が行う対応業務のパターンとしては、「駆けつけ依頼」、「電話依頼」、「メール依頼」等が存在する。「駆けつけ依頼」は、見守り状況レベルにおける危険度の度合い(レベル)が高いことから、直ちにユーザの元へ出向く必要があり、ユーザの元へ駆けつける人へ連絡することが、オペレータOP1等の対応業務になる。実際にユーザの元へ駆けつける人は、各ユーザの事情等によりユーザごとに異なっており、ユーザごとに事前に登録された出向く人(上述した監視者K1等)へオペレータOP1等が連絡を行う。なお、見守りサービスが中・小規模の場合、又はサービス内容等によっては、オペレータ自身が直接、ユーザの元へ駆けつけることもある。
また、「電話依頼」は直ちに、ユーザの元へ出向く必要は無いが、ユーザと会話して直接、ユーザから状況を確かめることが必要なため、ユーザへ電話するように、上述した監視者K1等へオペレータOP1等が連絡する場合である。なお、この場合も、オペレータ自身が直接、ユーザの電話することもある。さらに、「メール依頼」は直ちに、ユーザの元へ出向く必要は無いが、ユーザの状況を問い合わせるため、ユーザへ電子メールを送信するように、上述した監視者K1等へオペレータOP1等が連絡する場合である。なお、この場合も、オペレータ自身が直接、電子メールをユーザへ電話することもある。
オペレータOP1、OP2・・・OPnが用いるオペレータ端末t1、t2・・・tnとしては、通信機能を有するパーソナルコンピュータ、携帯型通信端末(通信機能を具備するノート型パソコン、タブレット、スマートフォン、通信機能付きPDA、携帯電話等)のようなコンピュータ端末を適用できる。また、監視者K1、K2・・・Knは、携帯通信端末D1、D2・・・Dnを用いて、オペレータOP1等からの連絡を受けられるようにしており、これら携帯通信端末D1、D2・・・Dnとしては、有線又は無線による通信機能を具備するノート型パソコン、タブレット、スマートフォン、通信機能付きPDA、携帯電話等を適用できる。
なお、本発明は、ユーザ数が数十人から数百人程度の規模の小・中規模の見守りサービスから、ユーザ数が数百人のレベルを超える大規模の見守りサービスにまで適用可能である。また、本実施形態では、各ユーザ(見守られる人M1、M2・・・Mn)を複数のグループ(グループA、B、C等)に分けると共に、各グループを担当するオペレータOP1、OP2・・・OPnを決めて、見守りが行われるようにしている。以下、本発明の詳細について説明していく。
図2は、ユーザの家屋H1等に設置されるユーザ機器であるテレビジョン装置10の主要な内部構成の概要を示している。テレビジョン装置10は、前処理部11、デコード部12、赤外線処理部13、制御部14、メモリ15、操作部16、外部接続部17、表示出力処理部18a、及び音声出力処理部18b等を内部接続線Lで接続した構成になっている。これらの各部11等は、内部接続線Lを通じて制御部14と信号の送受を行っており、各部11等は現在の処理状況等を示す信号を制御部14へ伝えると共に、制御部14は各部11等から伝えられた処理状況等により現在の処理状況を把握し、把握した状況に応じて次に行う処理を制御するための制御信号を各部11等へ送っている。このようなテレビジョン装置10の各部は、以下のようになっている。
前処理部11は、チューナ部、A/D変換部、直交検波部、FFT部、及び復調部を含み、アンテナで取得されたRF信号(デジタル放送信号)が入力されており、この入力信号に対し所定の処理を行ってトランスポートストリーム(TS)を復調し、次の処理を行うデコード部12へ伝送する。デコード部12は、前処理部11で復調されたトランスポートストリームに対して、デコード処理を行い、映像、音声、その他データに分離し、分離した映像ストリームに対しては映像デコード処理を行って表示出力処理部18aへ出力すると共に、分離した音声ストリームに対しては音声デコード処理を行って音声出力処理部18bへ出力する。
表示出力処理部18aは、所定の映像表示に必要な処理を行って映像信号を生成し、生成した映像信号を表示画面10aへ出力し、それにより表示画面10aには、放送番組等の放送映像が表示出力される。また、音声出力処理部18bは、増幅等の音声出力に必要な所定の処理を行って音声信号を生成し、生成した音声信号をスピーカー10bへ送り、スピーカー10bから各種音声を出力する。
一方、ユーザとのインタフェース系に関する部分として、赤外線処理部13は、周知の赤外線規格(例えば、IrDA系の各規格)に応じた通信処理(信号・データの送受処理)を行うものであり、基本的には、ユーザからの操作を受け付けるリモコン装置19から発せられる操作信号を含む赤外線を受光して、制御部14へ伝える処理を行う。なお、制御部14は、テレビジョン装置10が具備する各種機能を実行する際に中心的な役割を担うものであり、メモリ15に記憶された基本プログラムP1に規定される様々な処理内容に基づき、各種処理(操作通知等の各種情報の出力処理等)を行う手段として機能する。
また、テレビジョン装置10は、記憶媒体としてメモリ15を具備している。メモリ15に記憶されるものは、テレビジョン装置の基本機能に関するものであり、具体的には、基本プログラムP1、OSD表示テーブルTb1、及び装置識別情報I1等がある。
基本プログラムP1は、テレビジョン装置10のファームウェア及びシステムプログラム等に相当するものであり、テレビジョン装置10がテレビジョン装置としての各種機能(テレビジョン放送を視聴するための各種機能、操作通知等の各種情報の出力機能等)を働かせるために必要な制御部14の各種処理を規定したものである。OSD表示テーブルTb1とは、各種メニュー又は警告等に用いる画像及びテキスト等を適宜OSD表示するための複数の表示パーツデータを格納したテーブルである。装置識別情報I1とは、テレビジョン装置10の識別コードを示す情報であり、他の装置等へ情報を出力する際に、テレビジョン装置10を識別するために使用できる情報となっている。
操作部16は、テレビジョン装置10の筐体に設けられたユーザインタフェースであり、電源オン/オフの切替を行う電源ボタン16aの他に、音量切替ボタン、チャンネル切替ボタン、入力切替ボタン等を設けている。
また、外部接続部17は外部装置との接続通信手段に相当し、周知の接続規格(例えば、HDMI(登録商標)接続端子、USB接続端子、IEEE1394系の接続端子等)に基づく接続処理を制御部14の制御に従って行う。なお、本実施形態の外部接続部17は、HDMI(登録商標)に基づくものであり、接続ケーブルにより見守り装置5と接続される。外部接続部17は後述するように、見守り装置5から送られてきた表示パーツデータ(表示画面データ)を受信すると、制御部14は、メモリ15に記憶されているOSD表示テーブルTb1の中の必要な表示パーツデータと合わせて、表示用の画面データを生成し、生成した画面データを表示出力処理部18aへ送る制御を行うことで、表示画面10aに、外部接続部17で取得した表示画面データに基づく各種画面も表示出力できるようにしている。このように表示出力される各種画面の例としては、図4、5に示すものがあり、本実施形態のテレビジョン装置10は、外部接続部17で表示パーツデータを受信した場合、優先的に、受信した表示パーツデータに応じた画面を表示画面10aに表示するようになっている。
また、ユーザによりテレビジョン装置10の遠隔操作を行うためのリモコン装置19は、テレビジョン装置10の電源オン/オフの切替を行う電源ボタンを有すると共に、計12個のボタンからなる数字ボタン、上下左右キー、決定ボタン、音量調整キー、チャンネル切替キー、質問要求ボタン、戻るボタン、終了ボタン、メニューボタンに加えて、計4個のカラーボタン(青ボタン、赤ボタン、緑ボタン、黄ボタン)を有する。これらの各ボタン、スイッチでユーザからの操作を受け付けると、操作を受け付けた内容を示す赤外線がリモコン装置19より発せられる。なお、上述した操作部16の電源ボタン16a又はリモコン装置の電源ボタンのいずれかがユーザにより操作されることで、電源オン操作又は電源オフ操作がなされる。
このようにユーザにより、電源オン操作、又は電源オフ操作がなされると、制御部14は、基本プログラムP1の規定により、電源オン操作が有った旨を示す操作通知、又は電源オフ操作が有った旨を示す操作通知を、外部接続部17から出力する制御を行うことになる。それにより、外部接続部17に接続された外部の装置は、テレビジョン装置10の電源オン操作、又は電源オフ操作が行われたことを把握できるようになる。なお、後述するように、制御部14は、表示画面10aに表示出力されたアンケート(質問)に対する回答操作により指示された回答の内容を示す操作通知も外部接続部17から出力する制御を行う。
図3は、上述したテレビジョン装置10の外部接続部17に接続される見守り装置5の主要な内部構成を示している。本実施形態の見守り装置5は一種のコンピュータ的な内部構成になっており、全体的な制御及び各種処理を行う制御部5aに、各種デバイス等を内部接続線5iで接続したものになっており、各種デバイス等には、通信部5b、ROM5c、RAM5d、外部機器接続部5e、センサ接続部5f、記憶部5g等がある。
通信部5bは、広域ネットワークとの接続モジュールに相当する通信デバイスであり、所要の通信規格(例えば、IEEE等によるLAN規格、又はDLNA等による規格等)に応じた通信手段であり(例えばLANモジュール)、通信ケーブル(例えば、LANケーブル)が接続可能になっている。この通信部5bは、通信ケーブル及び図1に示す通信接続装置2(例えば、ルータ)等を介して広域ネットワークと接続されており、見守り装置5がサーバ30等と通信することを可能にしている。なお、通信部5bには各種無線通信規格に基づく無線通信を行う仕様を適用することも可能である。
ROM5cは、制御部5aの基本的な処理内容を規定したプログラム等を記憶するものである。RAM5dは、制御部5aの処理に伴う内容、ファイル等を一時的に記憶するものである。外部機器接続部5eは、外部機器との接続を行うインタフェースであり、本実施形態では、HDMI(登録商標)に応じた仕様になっており、上述したように、接続ケーブルを介してテレビジョン装置10と接続されており、テレビジョン装置10から出力されてくる各種情報(例えば、操作通知)を受信して取得すると共に、テレビジョン装置10へもコマンド、表示コンテンツ等を送信するようになっている。なお、外部機器接続部5eで取得された各種情報は、RAM5dで一時的に記憶されるものとする。
センサ接続部5fは、図1に示した温度センサ27及び湿度センサ28が、接続線を介して接続されるものであり、温度センサ27から出力されてくる検知結果(検知された温度)と、湿度センサ28から出力されてくる検知結果(検知された湿度)を、それぞれ受信して取得する処理を行う。なお、取得された検知結果は、外部機器接続部5eで取得された各種情報と同様に、RAM5dに一時的に記憶されるものとする。
記憶部5gは、各種プログラム、テーブル、情報等を記憶するものであり、具体的には、システムプログラムP10、見守りプログラムP11、見守りサービス用表示テーブルTb10、ユーザ情報6、閾値時間7、装置ID8等を記憶している。
システムプログラムP10は、オペレーティングシステムに相当するものであり、見守り装置5を一種のコンピュータとして機能させるために、制御部5aが行う各種制御処理を規定したものであり、このシステムプログラムP10の規定により、通信部5bを介した通信機能、記憶部5g、RAM5dへの記憶機能等が動作する。見守りプログラムP11は、見守り装置5が本実施形態に応じた見守りに関する処理を行うための制御部5aに関する制御内容を規定したものであり、詳細は後述する。
見守りサービス用表示テーブルTb10とは、見守りサービスに関する画面に係る画像及びテキスト等をテレビジョン装置10の表示画面10aに表示するために用いられる各種表示パーツデータを格納したものであり、本実施形態では、図4、5等に示す各種画面に応じた表示パーツデータを含んでいる。
例えば、図4(a)に示すアンケート画面(質問画面)21については、ユーザの体調等を問う内容の質問等を示すテキストと、その質問に対する複数の回答を示す選択肢として、「よい」に応じた第1ボタン21a、「ふつう」に応じた第2ボタン21b、及び「わるい」に応じた第3ボタン21cを含むと共に、回答以外の場合の「電話ほしい」に応じた第4ボタン21d、及び「外出予定」に応じた第5ボタン21eを含んだ表示パーツデータになっている。なお、第1ボタン21a〜第3ボタン21cはユーザの回答操作を受け付ける手段に相当する。
テキストに含まれる「○○○さん」の部分には、後述するユーザ情報6に含まれるユーザ名称(又はニックネーム)等が記憶部5gより読み出されて、アンケート画面21用のテキスト及び表示パーツデータ等と共に、見守り装置5からテレビジョン装置10へ送られることで、「○○○さん」の部分にユーザ名称が配置された状態で、テレビジョン装置10にて表示出力されることになる。
また、アンケート画面21用のテキストに含まれる「おはようございます」という文言は、時間帯に応じた定型の挨拶文が、テレビジョン装置10で表示される際に貼り付けられるようになっており、「こんにちは」、「こんばんは」というような他の挨拶文に応じたテキストが見守りサービス用表示テーブルTb10に含まれており、見守り装置5の制御部5aが時間帯に応じた挨拶文を見守りサービス用表示テーブルTb10から読み出して、アンケート画面21用のテキストに含ませてテレビジョン装置10へ送っている。
また、表示パーツデータである第1ボタン21a〜第5ボタン21eは、図4(a)に示す状態で、テレビジョン装置10の表示画面10aに表示されると、テレビジョン装置10のリモコン装置19に設けられた上下左右キー(カーソルキー)及び決定ボタンをユーザが適宜操作することで選択可能になっており(回答操作の受け付けに該当)、いずれかのボタンの回答操作をリモコン装置19で受け付けると、受け付けた回答操作が指定する回答(例えば、第1ボタン21aが選択された場合は「よい」という回答。第2ボタン21bが選択された場合は「ふつう」という回答)を示す操作通知が、テレビジョン装置10の外部接続部17から出力されて、見守り装置5へ送られることになる。
なお、「外出予定」に応じた第5ボタン21eがユーザにより選択操作が行われて、操作通知が見守り装置5へ送られた場合は、見守り装置5の制御部5aは、見守りサービス用表示テーブルTb10の中から、図示しない別の質問画面用の表示パーツデータを読み出して、テレビジョン装置10へ送ることになる。それにより、テレビジョン装置10には、外出予定の日数(1日、2日、3日等)」の選択可能な項目が含まれる質問画面が表示され、そして、そのような項目を選択する回答操作がユーザにより行われると、その選択された項目に応じた外出予定の日数を示す操作通知がサーバ装置30へ送信されるようになっている。なお、見守り装置5では送られてきた外出予定の日数等を含む情報を一旦記憶部5gに記憶すると共に、サーバ装置30へも通知するものとする。
図4(b)に示す回答画面22は、図4(a)に示すアンケート画面21の次にテレビジョン装置10で表示出力されるものであり、図4(a)のアンケート画面21に対して、いずれかのボタン21a〜21eが選択されると、図4(b)の回答画面22に表示が切り替わる。回答画面22は、中央部分を、サーバ装置30から送信されてくる回答履歴情報22aが貼り付けられる箇所にしており、また、最上段の「くらしサポート」というテキスト、回答履歴情報22aの上部に配置されるテキスト及び最下段のバー状のテキスト(決定ボタンを押すと次の画面に切り替わります)に応じたパーツデータを見守りサービス用表示テーブルTb10から読み出して、見守り装置5は、回答履歴情報22aと共に、テレビジョン装置10へ送っている。なお、回答履歴情報22aの上部のテキストに含まれる「○○○さん」の部分は、上記図4(a)と同様であり、「△△△」には、図4(a)で選択された回答の内容がテレビジョン装置10で貼り付けられて、図4(b)の回答画面22が生成され、表示画面10aに表示される。
図5(a)に示す自治体トップ画面23は、上述した図4(b)の回答画面22を表示していた状態でリモコン装置19の決定ボタンが選択されると、回答画面22から切り替わって、テレビジョン装置10に表示されるものである。自治体トップ画面23は、基本的に、ユーザの家屋が位置する自治体の自治体サービス提供システムが開設するウェブサイトのトップページを配置したものになっており、最上段の「くらしサポート」というテキスト及び最下段のバー状のテキスト(終了ボタンを押すとテレビ画面に切り替わります)の間の箇所に、ウェブサイトのトップページが配置されたものになっている。このような自治体に係るウェブサイトは、サーバ装置30を介して配信されてくるようになっており、見守り装置5は、サーバ装置30から自治体のウェブサイトのトップページデータを取得し、取得したトップページデータを配置した画面データをテレビジョン装置10へ送ることで、テレビジョン装置10の表示画面10aに、自治体トップ画面23が表示される。
なお、自治体サービス提供システムのトップページを含む自治体トップ画面23は、複数の選択欄23a〜23gを配置したものになっており、最上段のバー状の選択欄23gは、リモコン装置19の「10」の数字ボタンに対応付けられると共に、最新情報を提供するウェブページ(例えば、放射能関連情報を提供するウェブサイト)へのリンクが付されており、「10」の数字ボタンの押圧操作がなされると、ウェブサイトのリンクを示す操作通知がテレビジョン装置10から見守り装置5へ送られ、見守り装置5は、送られてきたウェブサイトのリンクへアクセスして取得したウェブページ画面をテレビジョン装置10へ送ることで、テレビジョン装置10での表示が、リンク先の放射能関連情報を提供するウェブサイト画面に遷移することになる。
また、自治体トップ画面23の上段左端の第1選択欄23aは、リモコン装置19の「1」の数字ボタンに対応付けられると共に、天気予報を提供するウェブページへのリンクが付されており、「1」の数字ボタンの押圧操作がなされると、上述した「10」の数字ボタンの場合と同様の処理が行われ、テレビジョン装置10での表示が、リンク先の天気予報を提供するウェブサイト画面に遷移することになる。
自治体トップ画面23の上段真ん中の第2選択肢23bは、リモコン装置19の「2」の数字ボタンに対応付けられると共に、自治会のくらしに関する情報を提供するページへのリンクが付されており、「2」の数字ボタンの押圧操作がなされると、上述した各数字ボタンの場合と同様の処理が行われ、テレビジョン装置10での表示が、リンク先の図5(b)のくらし情報(ごみ収集日)画面24へと遷移する。
また、自治体トップ画面23の上段右端の第3選択肢23cは、リモコン装置19の「3」の数字ボタンに対応付けられると共に、自治会情報を提供するページへのリンクが付されており、「3」の数字ボタンの押圧操作がなされると、上述した各数字ボタンの場合と同様の処理が行われ、テレビジョン装置10での表示が、リンク先の町内会情報画面(町内会のお知らせを伝える画面)へ遷移する。
さらに、自治体トップ画面23の下段左端の第4選択欄23dは、リモコン装置19の「4」の数字ボタンに対応付けられると共に、ユーザが居住する市の情報を提供するウェブページへのリンクが付されており、「4」の数字ボタンの押圧操作がなされると、上述した各数字ボタンの場合と同様の処理が行われ、テレビジョン装置10での表示が、市の情報を提供するウェブサイト画面に遷移する。
さらにまた、自治体トップ画面23の下段真ん中の第5選択肢23eは、リモコン装置19の「5」の数字ボタンに対応付けられると共に、商店街に関する情報を提供するページへのリンクが付されており、「5」の数字ボタンの押圧操作がなされると、上述した各数字ボタンの場合と同様の処理が行われ、テレビジョン装置10での表示が、リンク先の商店街に関する情報を提供するウェブサイト画面へ遷移する。
そして、自治体トップ画面23の下段右端の第6選択肢23fは、リモコン装置19の「6」の数字ボタンに対応付けられると共に、見守りサービスを運営する企業に関する情報を提供するページへのリンクが付されており、「6」の数字ボタンの押圧操作がなされると、上述した各数字ボタンの場合と同様の処理が行われ、テレビジョン装置10での表示が、リンク先の見守りサービスを運営する企業に関する情報を提供するウェブサイト画面へ遷移する。
また、図3に示す見守り装置5の記憶部5gに記憶されているユーザ情報6とは、見守り装置5が接続されるテレビジョン装置10を操作するユーザ(見守りサービスに登録している見守られる人M1)の情報であり、その中身としては、ユーザの氏名、ユーザを識別するための識別情報(ユーザID)等がある。このような中身のユーザ情報6は、見守りサービスへの契約・登録の際、ユーザから見守りサービスの運営会社へ提出された個人情報(氏名、住所、年齢、性別、見守る人の連絡先、ユーザパスワード等)、及びその他の情報(各見守り状況レベルにおける希望する対応の仕方)等の中のユーザに関連する情報が該当する。このような情報が見守りサービスの運営会社からサーバ装置30を経由して見守り装置5へ送られてくるので、その送られてきた情報を、見守り装置5は、ユーザ情報6として記憶部5gに記憶している。
さらに、見守り装置5が記憶部5gに記憶する閾値時間7とは、後述する見守りプログラムP11が規定する複数の処理の中の一つの処理で用いられるものであり、本実施形態では、デフォルトの値として3分が設定されているが、図示しない設定メニューにより、10秒から15分の間で、所望の値に設定可能となっている。さらにまた、見守り装置5が記憶部5gに記憶する装置ID8とは、見守り装置5を識別する識別情報であり、サーバ装置30等と通信を行う際に、通信内容に付帯させて、通信の一方が見守り装置5であることを、通信の相手方に通知するものである。
また、見守り装置5が記憶部5gに記憶する見守りプログラムP11は、本発明に係る見守りサービスを行う上で、見守られる側の処理を規定したアプリケーションプログラムに該当し、見守り装置5の記憶部5gにアプリとして適宜インストールされる(なお、見守り装置5の製造時に、記憶部5gへ予めインストールしておくことも可能である)。見守りプログラムP11は、見守りサービスに関して、見守り装置5の制御部5が行う処理内容を規定したものであり、具体的には以下のような様々な処理内容を規定している。
見守りプログラムP11が規定する処理内容の例としては、先ず、電源オン/オフ操作を示す操作通知に関するものがある。テレビジョン装置10から出力されてきて受信した操作通知が、電源オン操作を示すものであるとき、又は、電源オフ操作を示すものであるとき、その受信した操作通知を、ユーザ情報6に含まれるユーザID及び装置ID8と共に、通信部5bを用いてサーバ装置30へ送信する制御処理を制御部5aが行うことを、見守りプログラムP11は規定する。
また、見守りプログラムP11は、電源オン操作を示す操作通知を受信した場合、図4(a)に示すアンケート画面21をテレビジョン装置10で表示するために、アンケート画面21に応じた表示パーツデータ(表示画面データ)を、記憶部5gに記憶されている見守りサービス用表示テーブルTb10から読み出して、テレビジョン装置10へ外部機器接続部5eから送信する制御を制御部5aが行うことを規定している。そして、アンケート画面21用の表示パーツデータを送信してから、アンケート画面21に含まれる第1ボタン21a〜第5ボタン21eの選択による回答操作に応じた操作通知を、外部機器接続部5eで受信するまでの時間を計時(計測)する処理も制御部5aが行うことを、見守りプログラムP11は規定している。
さらに、見守りプログラムP11は、計時した時間が、記憶部5gに記憶されている閾値時間Fを超過したか否かを制御部5aが比較する処理を行うことも規定している。比較の結果、計測した時間が閾値時間Fを超過せず、その間に、第1ボタン21a〜第5ボタン21eのいずれか一つを選択した回答操作に応じた回答を示す操作通知を、外部機器接続部5eで受信した場合、その回答を示す操作通知を、装置ID8及びユーザIDと共にサーバ装置30へ通信部5bを用いて送信する制御を制御部5aが行うことを見守りプログラムP11は規定している。さらに、第1ボタン21a〜第5ボタン21eのいずれかの選択に係る回答操作に応じた操作通知を受信しないで、比較の結果、計測した時間が閾値時間Fを超過した場合、アンケート画面21の回答操作無しという旨を示す操作通知を、装置ID8及びユーザIDと共にサーバ装置30へ通信部5bを用いて送信する制御を制御部5aが行うことを見守りプログラムP11は規定する。
なお、見守りプログラムP11は、図4(a)のアンケート画面21で第1ボタン21a〜第4ボタン21dの選択に応じた回答操作の操作通知を外部機器接続部5eで受け付けた場合、図4(b)の回答画面22に応じた表示パーツデータ(表示画面データ)を外部機器接続部5eから送信して、テレビジョン装置10に回答画面22を表示させる制御を制御部5aが行うことを規定しており、また、第5ボタン21eの選択に応じた回答操作の操作通知を外部機器接続部5eで受け付けた場合、上述したように、外出予定日数を尋ねる質問画面(図示せず)に応じた表示パーツデータ(表示画面データ)を外部機器接続部5eから送信して、その質問画面をテレビジョン装置10に表示させる制御を制御部5aが行うことを規定している。
また、図4(b)の回答画面22が表示された状態で、リモコン装置19の決定ボタンが操作された旨の操作通知を外部機器接続部5eで受け付けた場合、図5(a)の自治体トップ画面23に応じた表示パーツデータ(表示画面データ)を外部機器接続部5eから送信して、テレビジョン装置10に自治体トップ画面23を表示させる制御を制御部5aが行うことを規定している。
そして、図5(a)の自治体トップ画面23が表示された場合、上述したようにリモコン装置19の「1」〜「6」及び「10」の数字ボタンが操作された旨の操作通知を外部機器接続部5eで受け付けた場合、見守り装置5(制御部5a)は、操作された数字ボタンにリンクされたURLのウェブサイトへアクセスし、所定のウェブサイト画面を取得して、取得したウェブサイト画面に応じた表示画面データ(例えば、図5(b)のくらし情報画面24に応じた表示画面データ)を外部機器接続部5eからテレビジョン装置10へ送信して、テレビジョン装置10で各ウェブページに応じた画面を表示させる制御を制御部5aが行うことを見守りプログラムP11は規定する。
また、図5(a)の自治体トップ画面23で終了ボタンが操作されることで、終了ボタンが操作された旨の操作通知を外部機器接続部5eで受け付けた場合、外部機器接続部5eからの表示画面データの送信を終了することを見守りプログラムP11は規定する。なお、このように外部機器接続部5eからの表示画面データが途絶えた場合、テレビジョン装置10では、ラストチャンネル機能に基づくチャンネル又はデフォルトで指定されるチャンネルのテレビジョン放送の画面に表示を切り替えることになる。
一方、センサ接続部5fで各センサ27、28の検知結果(温度、湿度)を受信した場合、受信した検知結果をRAM5dに一時的に記憶すると共に、記憶部5gに記憶されたユーザID及び装置ID8を読み出して、RAM5dに記憶された検知結果に付帯させ、ユーザID及び装置ID8が付帯した状態で検知結果を通信部5bを用いてサーバ装置30へ送信する制御処理を制御部5aが行うことを、見守りプログラムP11は規定している。次に、見守り装置5と通信を行うサーバ装置30について説明する。
図6は、見守りサービス(見守りシステム1)のサーバ装置30の主要な内部構成を示している。本実施形態のサーバ装置30には一般的なサーバコンピュータ(ウェブサーバ機能を有するコンピュータ)を適用しており、全体的な制御及び各種処理を行うMPU30a(制御部30a)に、各種デバイス等を内部接続線30hで接続したものになっており、各種デバイス等には、通信モジュール30b、RAM30c、ROM30d、入力インタフェース30e、出力インタフェース30f、大容量記憶システム(HDDシステム)30g等がある。
通信モジュール30bは、広域ネットワークとの接続モジュールに相当する通信デバイスであり、所要の通信規格に応じたものである(例えばLANモジュール)。通信モジュール30bは、所要の通信機器(図示は省略。例えばルータ等が該当)を介して広域ネットワークと接続されており、図1に示すように、各見守られる人の家屋H1等に設置された見守り装置5、オペレータ端末t1、t2・・・tn、監視者K1、K2・・・Knの携帯通信端末D1、D2・・・Dn等との通信を可能にしている。
RAM30cは、MPU30aの処理に伴う内容、ファイル等を一時的に記憶するものであり、ROM30dは、MPU30aの基本的な処理内容を規定したプログラム等を記憶するものである。入力インタフェース30eは、見守りサービスの運営会社のシステム管理者等からの操作指示等を受け付けるキーボード30i、マウス等が接続されるものであり、システム管理者等から受け付けた操作指示等をMPU30aへ伝える。出力インタフェース30fは、ディスプレイ30j(表示出力装置)が接続されるものであり、MPU30aの処理に伴う内容をディスプレイ30jへ出力し、システム管理者等が現在の処理内容等を確認できるようにしている。
大容量記憶システム30g(記憶デバイスに相当)は、各種データベース(DB)、テーブル及びプログラム等を記憶するものであり、具体的には、サーバプログラムP20、見守りシステムプログラム31、ユーザDB32、オペレータテーブル33、操作判定テーブル34、環境判定テーブル35、統合判定テーブル36、回答DB37、行政窓口テーブル38、ウェブサイトテーブル39等を記憶している。
サーバプログラムP20は、サーバ用のオペレーションシステムに応じた各種処理を規定したものであり、この規定内容に基づいた処理をMPU30aが行うことで、サーバ装置30はサーバコンピュータとしての基本的な機能を果たす。見守りシステムプログラム31の説明は後述し、先に、ユーザDB32等の説明を行う。
図7は、ユーザDB32の中身の概要を示している。ユーザDB32は、見守りサービスを利用するユーザの個人情報を格納したデータベースであり、ユーザIDに対応付けて、ユーザの氏名、住所、電話番号、メールアドレス、ユーザが属するグループ、及び非常時連絡先等を格納したものになっている。非常時の連絡先は、複数の連絡先の登録が可能であり、登録される連絡先としては、図1における監視者K1等が該当し、具体的にはユーザの家族又は親族の電話番号・電子メールアドレス、ユーザが駆けつけを依頼する警備会社又はデイサービス等と契約している場合は、警備会社又はデイサービス等の電話番号・電子メールアドレス等、ユーザが自治体の行政窓口に訪問等を依頼している場合は、行政窓口の電話番号・電子メールアドレス等が格納される。また、これらの連絡先には、連絡する相手の氏名(担当者)及びユーザとの関係等も対応付けて記憶される。さらに、連絡先が複数登録されている場合は、優先順位も格納される(表中に(1)、(2)等で示す)。なお、ユーザDB32に格納される個人情報は、見守りサービスの契約時等に運営会社へユーザが提出した内容に該当するものであり、見守りサービスへ新たにユーザが加入又は見守りサーバからユーザが抜けるごとに随時、ユーザDB32の中身は更新される。
図8は、大容量記憶システム30gに記憶されるオペレータテーブル33の中身の概要を示している。オペレータテーブル33は、見守りサービスにおいて、ユーザ状況のチェックを行うために登録されているオペレータOP1、OP2・・・OPnに関する情報を格納したものである。なお、オペレータテーブル33の中身は、新たなオペレータが採用された場合、又は勤務していたオペレータが外れた場合などに更新される。
オペレータテーブル33の中のオペレータIDとは、見守りサービスを運営する上で、見守り業務に従事するオペレータOP1、OP2・・・OPnを識別するための識別情報(識別番号)であり、見守りサービスの運営会社から各オペレータに付与されるものである。オペレータテーブル33の中のオペレータ名には、各オペレータの氏名が格納されており、担当グループには、各オペレータが担当するグループ名が格納されており(オペレータには、担当する見守り対象となるグループが予め割り当てられる。)、パスワードには、各オペレータがログインする際に必要なパスワードが格納されている。また、オペレータ連絡先の欄には、各オペレータへの電話番号及び電子メールアドレスが格納される。
本実施形態では、上述したオペレータテーブル33で設定された内容に基づき、各オペレータがオペレータ業務を行い、個々のオペレータの業務対象は、担当が割り当てられたグループに限定され、担当外のグループに属するユーザについては基本的に業務に関する操作を行えないようになっているが、他のオペレータの業務を引き継ぐ場合、一時的に手伝うときなどには、担当のグループを超えて、他のグループに属する情報等も確認できる。また、オペレータの中にリーダ的なオペレータ・熟練したオペレータ等が存在することもあり、このようなオペレータは状況に応じて、全てのグループの見守りを行う場合があることから、全てのグループの見守りに対応したマスターIDが付与されることがある。
図9(a)は、操作判定テーブル34の中身を示しており、操作通知判定レベルに応じた複数の判定レベルごとに、操作通知の内容(操作状態)を対応づけたものになっている。具体的には、最も危険度の高い「緊急」という判定レベルには、「(テレビジョン装置10が)72時間以上電源オフ」及び「(テレビジョン装置10が)24時間以上電源オン」という内容が対応づけられている。これはテレビジョン装置10が継続して72時間以上、電源オフである場合、又は、テレビジョン装置10が継続して24時間以上、電源オンである場合、ユーザ(見守られる人)が怪我又は病気等により倒れたり、気を失ったり等の危険な状態である可能性が高いため、最も危険度の高い「緊急」という判定レベルが対応づけられている。
また、二番目に危険度の高い「警告」という判定レベルには、「(テレビジョン装置10が)48時間以上電源オフ」という内容が対応づけられている。これはテレビジョン装置10が継続して48時間以上、電源オフである場合、二日間以上、ユーザ(見守られる人)がテレビを視聴していないことから、何らかの異常が発生している可能性が高いため、二番目に危険度の高い「警告」という判定レベルが対応づけられている。
さらに、三番目に危険度の高い「注意」という判定レベルには、図4(b)に示すアンケート画面21の回答が「わるい」の場合、及びアンケート画面21に対する回答操作が無くて閾値時間を超過したとき「回答操作なし」の場合が対応付けられている。これは、ユーザ自身、体調が「わるい」と申告しており、また、「回答操作なし」であれば、何らかの事情がユーザに存在することから、一定の注意をユーザに払う必要があるため、三番目に危険度の高い「注意」という判定レベルが対応づけられている。
さらにまた、特に危険は生じていない「問題なし」という判定レベルには、「(テレビジョン装置10が)48時間未満電源オフ」という内容、「(テレビジョン装置10が)24時間未満電源オン」という内容、並びにアンケート画面21の回答が「よい」及び「ふつう」の場合が対応づけられている。なお、アンケート画面21の回答が「電話ほしい」の場合は、オペレータ又は監視者が見守られる人へ電話をかけて直接、状況を尋ねることになるので、判定処理から除外されており、同様に、アンケート画面21の回答が「外出予定」の場合も、ユーザは外出することから、判定処理から除外される。
図9(b)は、検知結果判定テーブルに相当する環境判定テーブル35の中身を示しており、検知結果判定レベルに応じた複数の判定レベルごとに、温度センサ27の検知結果(温度)及び湿度センサ28の検知結果(湿度)の組合せ内容を対応づけたものになっており、特に、本実施形態では6月〜10月と、11月〜5月という二つの期間に分けて、各センサ27、28の検知結果の組合せ内容を対応づけたものになっている。
6月〜10月に応じた各センサ27、28の検知結果の組合せ内容は、主に熱中症を対象にしたものになっており、両センサ27、28の検知結果を組み合わせた内容ごとに、熱中症にかかりやすい危険度を示す「緊急(最も危険度高い)」、「警告(二番目に危険度高い)」、「注意(三番目に危険度高い)」及び「問題なし」の各判定レベルを対応づけている。また、11月〜5月に応じた各センサ27、28の検知結果の組合せ内容は、主に低体温症を対象にしたものになっており、両センサ27、28の検知結果の各数値に対して、低体温症にかかりやすい危険度を表すように、「緊急(最も危険度高い)」、「警告(二番目に危険度高い)」、「注意(三番目に危険度高い)」及び「問題なし」の判定レベルを対応づけている。なお、上述した操作判定テーブル34及び環境判定テーブル35の中身は一例であり、他の内容を設定することは勿論可能である。
図10は、統合判定テーブル36の中身を示している。この統合判定テーブル36は、垂直側(タテ側)に上述した操作判定テーブル34に基づき判定された操作通知判定レベル(「緊急」、「警告」、「注意」、「問題なし」のいずれか)を配置すると共に、水平側(ヨコ側)に環境判定テーブル35に基づき判定された検知結果判定レベル(「緊急」、「警告」、「注意」、「問題なし」のいずれか)を配置した行列的(マトリックス的な)な判定テーブルになっており、両方の判定レベルをそれぞれ掛け合わせた箇所(組み合わせた箇所)に、両方の判定レベルから総合的に判定されるユーザ状況を示している。さらに本実施形態の統合判定テーブル36は、ユーザ状況と共に、オペレータへの指示内容も明記したことが特徴になっている。
例えば、操作判定テーブル34に基づき「緊急」と判定されると共に、環境判定テーブル35に基づき「緊急」と判定された場合、統合判定テーブル36に基づき、ユーザの状況は「今すぐ安否確認は必要な状態」と判定されると共に、オペレータへの指示内容として、「本人が無事でも注意を促す」という事項が示される。また、他の例としては、操作判定テーブル34に基づき「注意」と判定されると共に、環境判定テーブル35に基づき「警告」と判定された場合、統合判定テーブル36に基づき、ユーザの状況は「室内が危険な状態である可能性がある」と判定されると共に、オペレータへの指示内容として、「今日中に本人に連絡して注意を促す」という事項が示される。
この統合判定テーブル36は、操作判定テーブル34に基づく判定が「緊急」であり且つ環境判定テーブル35に基づく判定が「緊急」である組合せのときが最も危険度の高いユーザ状況のレベルを表す(図10中、(1)で示す掛け合わせ箇所)。一方の判定が「緊急」であり他方の判定が「警告」である組合せのときは二番目に危険度の高いユーザ状況のレベルを表す(図10中、(2)で示す掛け合わせ箇所)。両方の判定が「警告」の組合せであるとき、並びに一方の判定が「緊急」であり他方の判定が「注意」又は「問題なし」の組合せであるときは三番目に危険度の高いユーザ状況のレベルを表す(図10中、(3)で示す掛け合わせ箇所)。
一方の判定が「警告」であり他方の判定が「注意」の組合せであるときは四番目に危険度の高いユーザ状況のレベルを表す(図10中、(4)で示す掛け合わせ箇所)。両方の判定が「注意」の組合せであるとき、並びに一方の判定が「警告」であり他方の判定が「問題なし」の組合せであるときは五番目に危険度の高いユーザ状況のレベルを表す(図10中、(5)で示す掛け合わせ箇所)。一方の判定が「注意」であり他方の判定が「問題なし」の組合せであるときは六番目に危険度の高いユーザ状況のレベルを表す(図10中、(6)で示す掛け合わせ箇所)。そして、両方の判定が「問題なし」の組合せであるとき、最も危険度の低いユーザ状況のレベルを表す(図10中、(7)で示す掛け合わせ箇所)。
図11は、大容量記憶システム30gに記憶される回答DB37の中の或る1日の回答等の情報を格納した日別回答DB37aの中身の概要を示している。回答DB37は、一日ごとの各ユーザの見守り装置5からサーバ装置30へ送信されてくる操作通知で示される回答及び検知結果等の情報を格納した日別回答DBの集合体になっている。そのため、回答DB37は、日ごとの情報が順次蓄積されていくデータベースになっている。
図11の日別回答DB37aは、2014年7月1日における各ユーザの複数の見守り装置5のそれぞれから送信されてきた情報(図4(a)の質問画面21に対する回答等の状況情報、その他の情報等)を格納しており、具体的には、「ユーザID」ごとに、「氏名」、「装置ID」、「電源オン/オフ時刻」、「送信内容」、「電源オン継続時間」、「電源オフ継続時間」、「外出(状況情報に相当)」、「操作判定」、「環境」、「環境判定」及び「備考」等の各項目に応じた情報を格納する。
日別回答DB37aの「ユーザID」及び「氏名」は、図7のユーザDB32に含まれている情報を用いたものであり、「装置ID」は、見守り装置5から送られてくる操作通知の中に、「ユーザID」と共に含まれる情報である。これら、「ユーザID」、「氏名」、及び「装置ID」は既に特定されている情報であるため、見守り装置5からの送信内容に関係なく、日別回答DB37aに予め登録されている。
また、「電源オン/オフ時刻」の項目には、見守り装置5から送信されてきた操作通知が電源オン操作を示すものである場合、その電源オン操作を示す操作通知を受信した時刻が格納される。また、見守り装置5から送信されてきた操作通知が電源オフ操作を示すものである場合も、その電源オン操作を示す操作通知を受信した時刻が「電源オン/オフ時刻」の項目に格納される。1日に複数回の「電源オン操作を示す操作通知」、「電源オフ操作を示す操作通知」を受信した場合は、「電源オン/オフ時刻」の項目に複数回の受信時刻が格納されることになる。
日別回答DB37aの「送信内容」の項目には、図4(a)に示すアンケート画面21で回答操作が行われた各ボタン21a〜21eに応じた回答内容を示す操作通知を受信した時刻が、回答内容と共に格納される。なお、「送信内容」の項目には、図4(a)に示すアンケート画面21で操作された各ボタン21a〜21eが閾値時間7を超えて操作されない場合は、「回答なし」の旨が、その情報を示す操作通知の受信時刻と共に格納される。
また、日別回答DB37aの「電源オン継続時間」の項目には、「電源オン/オフ時刻」の項目の中で、直近に格納されているのは「オン(電源オン操作)」であれば、その電源オン操作を示す操作通知を受信してからの経過時間が、サーバ装置30の具備するタイマー機能により計時されて格納されており、この経過時間の計時は、次に「電源オフ操作」の操作通知をサーバ装置30が受信するまで行われる。「電源オフ継続時間」の項目には、「電源オン/オフ時刻」の項目の中で、直近に格納されているのは「オフ(電源オフ操作)」であれば、その電源オフ操作を示す操作通知を受信してからの経過時間が、サーバ装置30の具備するタイマー機能により計時されて格納されており、この経過時間の計時は、次に「電源オン操作」の操作通知をサーバ装置30が受信するまで行われる。
日別回答DB37aの「外出」の項目には、見守り装置5から送信されてきた外出予定の日数が格納される。さらに、日別回答DB37aの「操作判定」の項目には、上述した操作判定テーブル34に基づき判定されたレベル(緊急、警告、注意、問題なし)が格納される。
さらにまた、日別回答DB37aの「周囲環境」の項目には、見守り装置5から送信されてきた温度センサ27が検知した温度及び湿度センサ28が検知した湿度が組み合わされて格納される。なお、各センサ27、28の検知結果は、上述したように本実施形態では一例として5分間隔で出力されてくるので、日別回答DB37aの「周囲環境」の項目には直近の検知結果が格納され、それ以前の検知結果は、大容量記憶システム30gにユーザID別に蓄積されていくようになっており、この蓄積された検知結果を確認することで、ユーザの家屋内の環境変化の状況等も確認できるようにしている。また、「環境判定」の項目には、上述した環境判定テーブル35に基づき判定されたレベル(緊急、警告、注意、問題なし)が格納される。なお、「備考」の項目には、上述した各項目以外で、ユーザIDに対応付けて記憶する必要のある情報等が格納される。
図12に示す行政窓口テーブル38は、地域の住民への訪問サービスを行っている自治体の行政窓口の担当部分の名称、担当者の氏名、電話番号(連絡先)、メールアドレス(連絡先)等を、上述したグループごとにヒモ付けて格納したものになっている。なお、本実施形態では上述したように、地域別にグループ分けを行っていることから、各グループに応じた地域の行政部門が、そのグループに属する見守られる人を担当することになる。
また、大容量記憶システム30gに記憶されているウェブサイトテーブル39は、一例として図13、14、15等に示すウェブページ画面を構成する画面ページデータ(HTML又はXML等に基づくデータ)を格納したものである。例えば、オペレータOP1のオペレータ端末t1から、サーバ装置30が構築するウェブサイトのURLへアクセスがあると、サーバ装置30は図13に示すようなウェブページ画面(トップページ画面40)の画面ページデータを大容量記憶システム30gに記憶されているウェブサイトテーブル39の中から読み出して、アクセス元のオペレータ端末t1へ送信することになる。
以降、サーバ装置30は、オペレータ端末t1から送信されてくる操作内容に応じて、図14等に示す見守り対応画面41等の各種画面(ウェブページ画面)を表示可能にするための画面情報(画面ページデータ)を生成して、オペレータ端末t1へ送信する。以下、ウェブサイトテーブル39に格納されているページデータに基づくウェブページ画面の例について説明する。
図13に示すトップページ画面40は、オペレータ向けに提供されるウェブサイトのトップページ画面であり、オペレータID入力欄40a、PW(パスワード)入力欄40b及び選択可能なログインボタン40cを配置したものになっている。各入力欄40a、40bは所要の英数字等の情報の入力が可能になっていると共に、ログインボタン40cの選択操作が行われると、各入力欄40a、40bに入力されていた英数字等の情報が、オペレータ端末t1等からサーバ装置30へ送られるようになっている。
図14に示す見守り対応画面41は、トップページ画面40でログイン操作を行ったオペレータ向けに提示される表示画面の一例である(例えば、図8のオペレータテーブル34の中のオペレータIDが「OP0001」であるオペレータ向けの画面に相当)。見守り対応画面41は、ログイン操作を行ったオペレータが担当するグループに属する各ユーザの状況及び情報等を示す例となっており、ウェブサイトテーブル39に含まれる画面ページデータ等を用いて、見守り対応画面41の中の図柄的なパーツ及び共通要素部分(メニュー部分等)が構成されると共に、文字情報的な部分は後述する見守り対応情報(サーバ装置30で生成される情報)に基づき提示されるようになっている。
また、本実施形態では、図13のトップページ画面40のログイン操作の直後に表示される見守り対応画面41の内容は、ログイン時点において、ユーザ状況の危険度が最も高いレベルに属するユーザの情報を示すものにしており、図14に示す例では、ユーザ状況が「今すぐ安否確認が必要」という危険度のレベルに応じたユーザの情報を示す画面内容になっている。そのためオペレータ側としては、「今すぐ安否確認が必要」というユーザ状況の単位でユーザ情報が纏められた画面が提示されるので、表示されたユーザ情報に係るユーザに対して行うべき対応業務が「今すぐ安否確認」であることを、オペレータは直ちに把握でき、対応業務に誤り等が生じるおそれを低減し、確実な対応業務を行えることに役立つようになっている。
見守り対応画面41は画面上部に、操作判定結果欄42及び環境判定結果欄43を設けており、各判定結果欄42、43は、ラジオボタン形式の「緊急」選択欄42a、43a、「警告」選択欄42b、43b、「注意」選択欄42c、43cを含む。各選択欄42a〜42c、43a〜43cは、オペレータにより選択可能になっており、選択された欄の条件に合致するユーザ情報が、下方のユーザ情報欄44の中に抽出表示されるようになっている。但し、ログイン操作直後の見守り対応画面41は上述したように、直近の回答DB37に格納された判定レベルの中で最も危険度の高い判定レベルが自動的に選択された状態になっており(例えば、図11の日別回答DB37aの操作判定レベル及び環境判定レベルの項目の中で最も危険度が高くなる判定レベルの組合せ。図10に示す(1)〜(7)参照)、図14に示す例では、両方の判定結果欄42、43が、いずれも「緊急」選択欄42a、43aがサーバ装置30で自動的に選択された状態になっている。
また、見守り対応画面41は、各判定結果欄42、43の下方に、ユーザ状況欄41aを設けており、このユーザ状況欄41aの中には、上述した図10に示す統合判定テーブル36に基づき判定されたユーザ状況が配置される。なお、ユーザ状況欄41cの背景は、判定されたユーザ状況の危険度に応じて、色等を相違させることが好適であり、例えば、ユーザ状況として「今すぐ安否確認が必要」という危険度が最も高い場合は、背景色を赤色にすることが好ましく、色を用いる場合以外には、背景の模様等を相違させることも考えられる。
さらに、見守り対応画面41は、ユーザ状況欄41aの下方に表形式のユーザ情報欄44を設けており、この図14に示すユーザ情報欄44は、上述した両方の判定結果欄42、43において、「緊急」選択欄42a、43aが選択された場合に対応したユーザ情報を抽出したものになっている。具体的にユーザ情報欄44の中には、回答DB37に含まれる直近の日別回答DB(例えば、図11の日別回答DB37a)から、ログインしたオペレータが担当するグループの属するユーザの中で、操作判定レベルが「緊急」であり、且つ環境判定レベルも「緊急」であるユーザ情報(ユーザID及び氏名)が抽出配置されている。
ユーザ情報欄44に配置される際は、グループ別で且つ該当するユーザの人数が多い順に上から下に配置されていく。図14に示す場合では、操作判定レベルが「緊急」であり且つ環境判定レベルが「緊急」に該当するユーザとして、グループAに属するユーザが3名存在したため、グループAに属するユーザ情報が一番目に配置され、次に、グループDに属するユーザが2名存在したため、グループDに属するユーザ情報が二番目に配置され、さらにその次に、グループCに属するユーザが1名存在したため、グループCに属するユーザ情報が三番目に配置されている。このような順序に配置にしているのは、人数が多い対象ほど、早急に対応すべき共通の課題が存在するおそれがあるので、そのおそれに配慮したためである。なお、ユーザ情報欄44に配置すべきグループが多数に及ぶ場合、ユーザ情報欄44は右端にスクロール操作部を設けて、オペレータがスクロール操作を行うことで、表示画面10aで一度に表示できないユーザ情報等を示すことができるようにしている。
また、見守り対応画面41は、ユーザ情報欄44に含まれる情報に対して、検索機能及びソート(並び替え)機能も具備しており、見守り対応画面41は、ユーザ情報欄44の右上に検索入力欄41b及び検索ボタン41cを設けており、オペレータが検索入力欄41bへ所要の検索ワードを入力した状態で、検索釦41cを選択する操作が行われると、サーバ装置30の検索処理により、直近の回答DB37(例えば、図11の日別回答DB37a)の中で該当した情報が存在した場合、該当した情報の表示画面へと遷移する。また、ユーザ情報欄44は、人数欄44a及びグループ欄44bに、上向き矢印の図柄及び下向き矢印の図柄を選択可能に配置しており、これら各矢印の図柄をオペレータが選択すると、ユーザ情報欄44に含まれるユーザ情報をサーバ装置30の処理により降順又は昇順に並び替えるものとなる(人数の多い順又は少ない順での並び替え、若しくはグループのアルファベット順又は逆アルファベット順での並び替えを行う)。
さらに、見守り対応画面41は、ユーザ情報欄44のユーザ欄44cに配置した各ユーザID(及びユーザ名)を選択可能にしている。そのため、オペレータにより、ユーザ欄44cの中に配置されたユーザID(及びユーザ名)のいずれかが選択されると、その選択されたユーザID(及びユーザ名)に応じたユーザ画面の画面要求が、オペレータ端末t1からサーバ装置30へ送信されると共に、それに応じて、サーバ装置30から選択されたユーザID(及びユーザ名)に応じたユーザのユーザ画面に係る画面ページデータがサーバ装置30からオペレータ端末t1へ送信され、それに伴い、オペレータ端末t1等での表示が見守り対応画面41からユーザ画面へと切り替わる。なお、ユーザ情報欄44の中のユーザID及びユーザ名が配置される箇所も、上述したユーザ状況欄41cの背景と同様、判定されたユーザの危険度に応じて、背景色、背景の模様等を相違させている。
なお、見守り対応画面41は、画面右上に選択可能なログアウトボタン41dを設けており、このログアウトボタン41dが選択されると、ログアウト指示がサーバ装置30へ送信されるようになっており、サーバ装置30のログアウト処理を経て、ログイン状態が解除されてログアウト状態になる。
図15は、オペレータ端末t1等で表示される一例のユーザ画面45を示している。このユーザ画面45は、図14の見守り対応画面41の中の「0078」のユーザIDがオペレータにより選択された場合にサーバ装置30から送られてくる画面ページデータに基づき表示されるものである。このようなユーザ画面45は、オペレータがユーザに関する状況の詳細、判定結果の理由等を詳細に確認してから対応業務を行えるようにするために提示できるようになっており、画面左上にユーザID及びユーザの氏名を含むユーザ情報欄45a、そのユーザ情報欄45aの下方にユーザ状況欄45b(図14のユーザ状況欄41aと同等のもの)、そのユーザ状況欄45bの下方に状況詳細指示欄45cを配置している。
状況詳細指示欄45cの中身は、ユーザの状況の詳細(周囲環境の詳細等も含む)と、オペレータへの指示内容を含むものとなっており、対象となるユーザの判定レベルに応じた内容を、図10に示す統合判定テーブル36の中から抽出して、状況詳細指示欄45cに配置したものになっている。具体的には、図15のユーザ画面に係るユーザIDが「0078」のユーザは、図14にも示すように操作通知に基づく判定レベルが「緊急」であると共に、環境検知に基づく判定レベルも「緊急」であることから、図10の統合判定テーブル36では、(1)で示される最も危険度が高い箇所に該当するユーザ状況となり、この(1)で示される箇所に含まれる文言が、状況詳細指示欄45cの中に配置されることになる。
また、ユーザ画面45は、上述した状況詳細指示欄45cの下方に操作判定欄45dを配置しており、この操作判定欄45dは、操作通知に基づき判定された判定レベル(図15では「緊急」)が示されると共に、判定された原因も示される(24時間電源オン)。このような操作判定欄45dの中身は、直近の日別回答DB(例えば、図11の日別回答DB37a)から、「送信内容」の項目、「電源オン継続時間」の項目、「電源オフ継続時間」の項目、及び「操作判定」の項目に格納された各情報の中から、レベルの判定に用いられた情報を抽出したものになっている。
さらに、ユーザ画面45は、上述した操作判定欄45dの下方に環境判定欄45eを配置しており、この環境判定欄45eは、各センサ27、28の検知結果に基づき判定された判定レベル(図15では「緊急」)が示されると共に、判定された原因も示される(32℃、83%)。このようなか環境判定欄45eの中身は、直近の日別回答DB(例えば、図11の日別回答DB37a)から、「環境」の項目、及び「環境判定」の項目に格納された各情報の中から、レベルの判定に用いられた情報を抽出したものになっている。なお、ユーザ画面45は、環境判定欄45eの下方に、「一覧へ戻る」ボタン45fを配置しており、この「一覧へ戻る」ボタン45fがオペレータにより選択されると、図14に示す見守り対応画面41へオペレータ端末t1等における表示が戻るようにしている。
さらにまた、ユーザ画面45は、操作判定欄45d及び環境判定欄45eの右方に、「担当者変更」ボタン45g、「完了」ボタン45h、「保留」ボタン45iをそれぞれ配置している。ユーザ画面45に配置される「担当者変更」ボタン45gは、オペレータが勤務時間の終了で、次の時間帯に勤務するオペレータへの引き継ぎを行う場合、又は多量の対応業務を抱える等の理由により、他のオペレータに支援を求めるときに選択操作が行われるものである。「担当者変更」ボタン45gの選択操作が行われると、サーバ装置30は変更可能なオペレータの氏名等を配置したオペレータ変更メニューをユーザ画面45上で展開的に提示する。
図16(a)は、オペレータ変更メニュー47の一例を示している。このオペレータ変更メニュー47は、指定可能なオペレータ名を配置したオペレータ欄47a〜47eに加えて、募集を行う場合の募集欄47fを含んでいる。各オペレータ欄47a〜47eに配置された氏名は、図8のオペレータテーブル34に格納された各オペレータの中から、業務の引き継ぎ又は支援が可能なオペレータの氏名が抽出されたものであり、氏名が配置された各オペレータ欄47a〜47eには、オペレータの電子メールアドレスが埋め込まれている。また、オペレータ変更メニュー47は、「閉じる」ボタン47gも含んでおり、「閉じる」ボタン47gが選択されるとオペレータ変更メニュー47の表示が閉じられて、ユーザ画面45が表示される状態に戻る。なお、オペレータ変更メニュー47はイレギューラ的なものであることから、上述した業務の引き継ぎ又は支援が可能なオペレータには、一時的にグループの枠を超えて、他のグループに属するオペレータも含むようにしており、それにより、引き継ぎ又は支援の要請を受けたオペレータは、担当外のグループに属するユーザについても、要請を受けたユーザに関する情報の確認や対応が行えるようにしている。
各オペレータ欄47a〜47eのいずれかが選択されると、選択されたオペレータ欄に埋め込まれた電子メールアドレスへ、電子メールが送信されるようになっている。送信される電子メールには、ユーザ画面45に配置された情報(ユーザID、氏名、ユーザ状況、状況詳細指示欄45cの中身等)が記されている。また、電子メール送信後は、オペレータ変更メニュー47が閉じられて、ユーザ画面45の「担当者変更」ボタン45gの表記に、新たに対応することになったオペレータの氏名が追加されることになり、例えば、オペレータが「小倉」へ変更になった場合は、図16(b)に示すように、「変更完了:小倉」というように表記が変更されたボタン45g′になる。
このようなボタンの表記変更は、各オペレータ欄47a〜47eのいずれかが選択されると、選択された欄に配置されたオペレータの氏名が、サーバ装置30へ通知され、サーバ装置30は、通知されたオペレータの氏名等を「担当者変更」ボタンの表記に追加した内容のユーザ画面情報を生成して、ログイン中のオペレータ端末へ送信することで行われる。
さらに、ユーザ画面45に配置される「完了」ボタン45hは、対応業務が完了したことをサーバ装置30へ知らせるために選択操作が行われるものであり、図15のユーザ画面に係るユーザに対するオペレータの対応業務が完了した場合に、オペレータにより選択されるボタンになっている。「完了」ボタン45hの選択操作が行われると、完了通知がサーバ装置30へ送信されると共に、表示されていたユーザ画面45は自動的に閉じられて、元の図14に示す見守り対応画面41にオペレータ端末t1等の表示が切り替わる。また、切り替わって表示される見守り対応画面41のユーザ情報欄44の中から、対応業務の完了したユーザのユーザ情報が削除されて、オペレータによる対応業務が必要なユーザのユーザ情報のみを示すようにしている。
さらにまた、ユーザ画面45に配置される「保留」ボタン45i、オペレータによる対応業務を一時的に保留にする場合に選択操作が行われるものであり、「保留」ボタン45iが選択されると、保留を示す旨の情報がオペレータ端末t1等からサーバ装置30へ送信されるようになっている。なお、図16(c)に示すように、「保留」ボタン45iが選択されると、ボタン表記が「保留」から「保留中:解除」というように変更され、その「保留中:解除」ボタン45i′が選択されると、保留解除を示す旨の情報がサーバ装置30へ送信され、ボタン表記も「保留」に戻るようになっている。
図17は、図14の見守り対応画面41と異なる例の見守り対応画面51を示しており、この見守り対応画面51は、操作通知に基づく判定レベルが「警告」であり且つ環境検知に基づく判定レベルが「警告」である場合に表示される画面である。このような判定レベルに応じた見守り対応画面51が表示される場合は、オペレータのログイン時における最も危険度が高いレベルが、両判定レベルが共に「警告」であるとき、又は、図14のような見守り対応画面41が表示されていた状態で、オペレータの選択操作により、各判定結果欄42、43の中から、「警告」選択欄42b、43bが選択されたとき等である。
なお、図17の見守り対応画面51は、図14の見守り対応画面41と基本的な構造は同等であり、操作判定結果欄52、環境判定結果欄53、ユーザ状況欄51a、及びユーザ情報欄54、ログアウトボタン51d等を設けているが、各判定結果欄52、53では、「警告」選択欄52b、53bが選択された状態になっていると共に、ユーザ状況欄51aの中身も、両方の判定結果が「警告」のレベルに応じた「今日中に安否確認してください」という表記になっている点が、図14の見守り対応画面41と異なっており、さらに、ユーザ情報欄54に含まれるユーザ情報も、両方の判定レベルが「警告」に該当するユーザのものになっている。
また、図18は、図15のユーザ画面45と異なる例のユーザ画面55を示しており、ユーザ画面55は、上述した図17の見守り対応画面51の中で「0029」のユーザIDがオペレータにより選択された場合に表示されるものであり、基本的な構造は図15のユーザ画面45と同等であるが、両方の判定結果が「警告」のレベルに応じた画面内容になっている点が、図15のユーザ画面45と異なっている。なお、見守り対応画面については、図14、17に示した例以外にも、操作及び周囲環境の判定結果のレベルに応じた内容のものが複数種類存在し、同様に、ユーザ画面についても、図15、18に示した例以外に、操作及び周囲環境の判定結果のレベルに応じた内容のものが複数種類存在するが、いずれにしても、基本的な構造は図14、15、17、18に示したものと同様であり、画面内容が、それぞれの判定レベルに応じて表記等が異なったものになる。
次に、図6に示すサーバ装置30の見守りシステムプログラム31について説明する。見守りシステムプログラム31は、サーバコンピュータ用のコンピュータプログラムに相当し、見守りサービスを提供していくためにMPU30aが行う各種処理を規定しており、このコンピュータプログラムの規定する内容により、MPU30aは各種手段として機能する(ユーザの状況を判定する手段、操作通知又は検知結果に基づき各判定レベルを特定する手段等)。本実施形態の見守りシステムプログラム31は主に二種類の処理を規定しており、一つ目は、見守り装置5から送信されてくる操作通知及び検知結果に係る処理であり、二つ目は、オペレータ向けの見守り用の各種画面ページデータの生成に係る処理等である。
見守りシステムプログラム31の一つ目に関する処理内容としては、見守り装置5から送信されてくるテレビジョン装置10の操作通知、並びに温度センサ27及び湿度センサ28の検知結果(温度及び湿度の組合せ)を、通信モジュール30bで受信すると、受信した日時と共に、上述した回答DB37の中の所定のDB(例えば、図11の日別回答DB37a等)に格納(記憶)する処理をMPU30aが行うことを規定している。
例えば、電源オン操作又は電源オフ操作を示す操作通知を受信すれば、その操作通知に付帯する装置ID8及びユーザIDを参照して、日別回答DB37aにおける前記ユーザIDに対応づけて、「電源オン/オフ時刻」の項目に受信した操作通知が示す電源オン操作又は電源オフ操作を受信日時と共に格納する。
上記の「電源オン/オフ時刻」の項目の処理の他に、電源オン操作を示す操作通知を受信した場合、見守りシステムプログラム31は、受信してからの時間を経過時間としてMPU30aが自己のタイマー機能を用いて計時し、日別回答DB37aの中の「電源オン継続時間」の項目(電源オン操作を示す操作通知に付帯するユーザIDに対応付けられた項目)に、計時した時間を格納する処理を規定している(MPU30aの計時は次に、電源オフ操作を示す操作通知を受信するまで継続)。同様に、見守りシステムプログラム31は、電源オフ操作を示す操作通知を受信した場合、受信してからの経過時間を日別回答DB37aの中の「電源オフ継続時間」の項目(電源オフ操作を示す操作通知に付帯するユーザIDに対応付けられた項目)にMPU30aが格納する制御処理を規定している(MPU30aの計時は次に、電源オン操作を示す操作通知を受信するまで継続)。
また、図4(a)のアンケート画面21における第1ボタン21a〜第3ボタン21cが選択操作された旨を示す操作通知を受信すれば、その操作通知に付帯する装置ID8及びユーザIDを参照して、日別回答DB37aにおける所定のユーザIDに対応づけて、「送信内容」の項目に受信した操作通知が示す選択操作された各ボタンに応じた内容(よい、ふつう、わるい)を受信日時と共に格納する。さらに、外出予定の旨を示す操作通知を受信すれば、その操作通知に付帯する装置ID8及びユーザIDを参照して、日別回答DB37aにおける前記ユーザIDに対応づけて、「外出」の項目に受信した操作通知が示す外出予定の内容を格納する。
さらにまた、アンケート画面21の回答操作無しという操作通知を受信すれば、その操作通知に付帯する装置ID8及びユーザIDを参照して、日別回答DB37aにおける前記ユーザIDに対応づけて、「送信内容」の項目に「回答なし」の旨を受信日時と共に格納する。
一方、温度センサ27及び湿度センサ28の検知結果を受信すると、その各センサの検知結果に付帯する装置ID8及びユーザIDを参照して、日別回答DB37aにおける前記ユーザIDに対応づけて、「環境」の項目に受信した検知結果(温度及び湿度)を受信日時と共に格納する。
また、見守りシステムプログラム31は、上述したように操作通知に伴う内容及び検知結果の組合せ等を日別回答DB37aへ格納することに合わせて、受信した操作通知、及び検知結果の組合せに基づきユーザの状況を判定する処理をMPU30aが行うことを規定している。
すなわち、日別回答DB37aの「電源オン継続時間」の項目、「電源オフ継続時間」の項目、又は「送信内容」等の項目に格納された内容に対して、図9(a)の操作判定テーブル34に従って、操作通知判定レベルを特定する処理をMPU30aが行うことを規定している。具体的には、電源オン又は電源オフの継続時間の数値、アンケート画面21に対する回答の中身(「よい」、「ふつう」、「わるい」)、若しくはアンケート画面21に対する「回答操作無し」について、操作判定テーブル34に従い、操作通知判定レベルを「緊急」、「警告」、「注意」、「問題なし」という複数の判定レベルの中から特定する処理をMPU30aが行う。そして、操作通知判定レベルを、いずれかの判定レベルの中から特定すると、その特定した操作通知判定レベルを、判定に用いた操作結果に付帯するユーザIDに対応付けて、日別回答DB37aにおける「操作判定」の項目に格納する制御処理をMPU30aが行うことを、見守りシステムプログラム31は規定している。
また、検知結果を受信した場合、その検知結果が示す温度及び湿度の組合せについて、図9(b)の環境判定テーブル35に従って、検知結果判定レベルを「緊急」、「警告」、「注意」、「問題なし」という複数の判定レベルの中から特定する処理をMPU30aが行うことを規定している。なお、この際、MPU30aは、環境判定テーブル35に対して、自己が有するカレンダー機能に基づき、そのときの月を特定し、その特定した月が含まれる環境判定テーブル35の部分の内容を使うようにする(例えば、特定した月が7月の場合、6月〜10月に応じた部分の内容を用いる)。そして、検知結果判定レベルを、いずれかの判定レベルの中から特定すると、その特定した検知結果判定レベルを、判定に用いた操作結果に付帯するユーザIDに対応付けて、日別回答DB37aにおける「環境判定」の項目に格納する制御処理をMPU30aが行うことを、見守りシステムプログラム31は規定している。
さらに、上述したように操作通知判定レベル及び検知結果判定レベルをそれぞれ特定すると、特定した各レベルに対して、図10の統合判定テーブル34に従って、ユーザの状況を判定する処理をMPU30aが行うことを見守りシステムプログラム31は規定している。そして判定したユーザの状況は、RAM30cに一時的に記憶する処理をMPU30aが行うことを見守りシステムプログラム31は規定している。
このような各判定レベルの特定およびユーザ状況の判定は、サーバ装置30が操作通知又は検知結果の少なくともいずれか一方を受信するごとに行っており、特定した判定レベル、判定したユーザ状況が前回と異なれば、随時、判定レベル、ユーザ状況を更新していく。
なお、見守りシステムプログラム31は、図4(b)の回答画面22等の提示について、受信した操作通知が電源オン操作を示す場合、その電源オン操作が、日別回答DB37aに格納される一回目の電源オンであるか否かを見極める処理を規定しており、受信した操作通知の電源オン操作が一回目の電源オンである場合、回答DB37の中から、受信したユーザIDに応じた直近の複数日分(例えば5日分)の「送信内容」の項目に格納された情報を読み出して、回答履歴情報(図4(b)の回答画面22の中の回答履歴情報22a参照)としてアクセス元の見守り装置5へ送信する処理を行うことを、見守りシステムプログラム31は規定している。
一方、見守りシステムプログラム31の二つ目に関する処理内容として、上述した回答DB37に蓄積した情報に基づいた見守り監視に関する画面ページデータを生成し、ウェブページを通じて各オペレータに提供するための各種処理を規定している。このような処理の中で、見守りシステムプログラム31は、まずオペレータのログイン処理を規定しており、具体的には、オペレータ向けのウェブサイトに係るURLにアクセスがあった場合、見守りシステムプログラム31は、アクセス元に、図13に示すトップページ画面40に応じた画面ページデータを送信する処理を規定している。
トップページ画面40用の画面ページデータの送信に応じて、アクセス元から送信されてきたオペレータID及びパスワードを受信すると、図8に示すオペレータテーブル33の中に、受信したオペレータID及びパスワードと、一致するオペレータID及びパスワードが存在するか否かをMPU30aが判断する処理を、見守りシステムプログラム31は規定している。受信したID及びパスワードがオペレータテーブル33に格納されているものと一致しない場合、オペレータID及びパスワードを再入力する旨を記したウェブページの画面ページデータをアクセス元へ送信する制御処理をMPU30aが行うことを見守りシステムプログラム31は規定している。
また、受信したオペレータID及びパスワードがオペレータテーブル33に格納されているものと一致した場合、見守りシステムプログラム31は、図14、17で例として示見守り対応画面41、51のような画面と同等の構造であると共に、そのときの回答DB37の中身に判定レベルに応じた中身の見守り対応画面に応じた画面ページデータを生成して、アクセス元のオペレータ端末t1等へ送信する処理をMPU30aが行うことを規定する。
この見守り対応画面に応じた画面ページデータの生成・送信処理において、まず、一致したオペレータIDに対応するグループを、オペレータテーブル33の「担当グループ」からMPU30aが特定することを見守りシステムプログラム31は規定する。それから見守りシステムプログラム31は、特定したグループに属する全てのユーザ(ユーザID)について、回答DB37に含まれる直近の日別回答DB(例えば、図11の日別回答DB37a)の「操作判定レベル」及び「環境判定レベル」の項目に格納された判定レベルの中で、最も危険度が高い「緊急」が格納されているユーザの有無をMPU30aが検索することを規定する。
検索の結果、最も危険度の高い組合せとなる「操作判定レベル」及び「環境判定レベル」の両方の判定レベルの項目に「緊急」が格納されているユーザが存在する場合、両方の判定レベルの項目が「緊急」である内容の見守り対応画面用の画面ページデータ(例えば、図14に示す判定レベルと同様の内容の見守り対応画面41用の画面ページデータ)をMPU30aが生成してアクセス元へ送信することを見守りシステムプログラム31は規定する。
また、上記の検索処理において、両方の判定レベルの項目が「緊急」の組合せとなるユーザが存在しない場合、二番目に危険度の高い組合せとなる一方の判定レベルの項目が「緊急」であると共に他方の判定レベルの項目が「警告」であるユーザの有無を探す。このような組合せに該当するユーザが存在した場合、上記の組合せの判定レベルに応じた内容の見守り対応画面用の画面ページデータをMPU30aが生成してアクセス元へ送信することを見守りシステムプログラム31は規定する。
上記の検索処理において、二番目に危険度の高い組合せのユーザが存在しない場合、三番目に危険度の高い組合せとなる両方の判定レベルの項目が「警告」の組合せであるとき、若しくは一方の判定レベルの項目が「緊急」であると共に他方の判定レベルの項目が「注意」又は「問題なし」であるユーザの有無を探す。このような組合せに該当するユーザが存在した場合、上記の組合せの判定レベルに応じた内容の見守り対応画面用の画面ページデータ(例えば、図17に示す判定レベルと同様の内容の見守り対応画面51用の画面ページデータ)をMPU30aが生成してアクセス元へ送信することを見守りシステムプログラム31は規定する。
また、上記の検索処理において、三番目に危険度の高い組合せのユーザが存在しない場合、四番目に危険度の高い組合せとなる一方の判定レベルの項目が「警告」であると共に他方の判定レベルの項目が「注意」であるユーザの有無を探す。このような組合せに該当するユーザが存在した場合、上記の組合せの判定レベルに応じた内容の見守り対応画面用の画面ページデータをMPU30aが生成してアクセス元へ送信することを見守りシステムプログラム31は規定する。
さらに、上記の検索処理において、四番目に危険度の高い組合せのユーザが存在しない場合、五番目に危険度の高い組合せとなる両方の判定レベルの項目が「注意」の組合せであるとき、若しくは一方の判定レベルの項目が「警告」であると共に他方の判定レベルの項目が「問題なし」であるユーザの有無を探す。このような組合せに該当するユーザが存在した場合、上記の組合せの判定レベルに応じた内容の見守り対応画面用の画面ページデータをMPU30aが生成してアクセス元へ送信することを見守りシステムプログラム31は規定する。
さらにまた、上記の検索処理において、五番目に危険度の高い組合せのユーザが存在しない場合、六番目に危険度の高い組合せとなる一方の判定レベルの項目が「注意」であると共に他方の判定レベルの項目が「問題なし」であるユーザの有無を探す。このような組合せに該当するユーザが存在した場合、上記の組合せの判定レベルに応じた内容の見守り対応画面用の画面ページデータをMPU30aが生成してアクセス元へ送信することを見守りシステムプログラム31は規定する。
そして、上記の検索処理において、六番目に危険度の高い組合せのユーザが存在しない場合、最も危険度の低い組合せとなる両方の判定レベルの項目が「問題なし」の組合せである内容の見守り対応画面用の画面ページデータをMPU30aが生成してアクセス元へ送信することを見守りシステムプログラム31は規定する。このような処理を行うことで、オペレータのログイン処理が完了した直後にオペレータ端末t1等で表示する見守り対応画面の内容が、その時点における最も危険度が高いものになるので、オペレータは、その時点における最も危険度が高いユーザから見守り対応業務を行えるというメリットがある。
このような見守り対応画面等に応じた画面ページデータの生成は、RAM30cの記憶領域をワークエリアにして行われると共に、生成された画面ページデータはRAM30cで一時的に記憶されてから、所要のオペレータ端末t1等へMPU30aの制御に基づき送信されることになる。
見守りシステムプログラム31の規定に基づくMPU30aが行う画面ページデータの具体的な生成の仕方としては、図14に示す見守り対応画面41を例にすると、生成する対象の危険度に応じた操作判定と環境判定の判定レベルに合致する操作判定結果欄42及び環境判定結果欄43の各選択欄42a〜42c、43a〜43cのいずれかにチェックを入れて選択状態にすることをMPU30aが行うと共に、ユーザ状況欄41aの中には、生成する対象の危険度に応じたユーザ状況を図10の統合判定テーブル36から抽出して配置する処理をMPU30aが行う。この際、生成する対象の危険度に応じて、ユーザ状況欄41aの背景色(赤色、黄色、緑色等)を設定することもMPU30aが行う。
そして、生成する対象の危険度に応じたユーザIDを、直近の回答DB37(直近の日別回答DB37a)からMPU30aが特定すると共に、特定したユーザIDに対応付けられたユーザの名称及び属するグループを、図7のユーザDB32から特定する。それから、特定した各グループに属するユーザ数を特定し、ユーザ数の多い順に並べたユーザ情報(人数、グループ、ユーザID、氏名)をユーザ情報欄44に表形式で配置することをMPU30aが行う。なお、ユーザ情報欄44に配置すべきグループが多数に及ぶ場合、MPU30aはユーザ情報欄44の右端にスクロール操作部を設ける。また、MPU30aは、ユーザ情報の中のユーザID及び氏名は選択可能にすると共に、選択されると、そのユーザ用のユーザ画面を要求する指示(ユーザIDを含む指示)がサーバ装置30へ送られる旨のコマンドを埋め込むことになる。上述したMPU30aが行う内容により得られたものが、見守り対応画面用として生成される画面ページデータに該当する。
また、サーバ装置30が、見守り対応画面用の画面ページデータを送信してから、ユーザ画面の画面要求を受信した場合、画面要求に係るユーザ画面(例えば、図15、18のユーザ画面45、55)に応じた画面ページデータをMPU30aが生成して、画面要求の送信元のオペレータ端末t1等へ送信することを見守りシステムプログラム31は規定する。
見守りシステムプログラム31の規定に基づくMPU30aが行うユーザ画面用の画面ページデータの具体的な生成の仕方としては、図15に示す見守り対応画面45を例にすると、まず、画面要求に含まれるユーザIDに対応づけられたユーザ名を、図7のユーザDB32からMPU30aが特定してユーザ情報欄45aへ配置することを行う。また、ユーザ状況欄45bは、元の見守り対応画面のユーザ状況欄(例えば、図14の見守り対応画面41のユーザ状況欄41a)を引き継いだ内容にして、同様のユーザ状況を配置すると共に、背景の形態(色又は模様等)も同様に引き継いだ内容にMPU30aが設定する。
さらに、状況詳細指示欄45cは、対象となるユーザの判定レベルを元の見守り対応画面から引き継いで、その判定レベルに応じた内容を、図10の統合判定テーブル36の中からMPU30aが特定して抽出し、その抽出した内容を配置するように設定を行う。さらにまた、操作判定欄45d及び環境判定欄45eは、対象となるユーザのユーザIDに対応付けられた直近の回答DB37(例えば日別回答DB37a)の中の「送信内容」、「電源オン継続時間」、又は「電源オフ継続時間」の項目の中のいずれか一つに格納された情報と、「操作判定」の項目に格納された情報と、「環境」の項目に格納された情報と、「環境判定」の項目に格納された情報とをそれぞれMPU30aが特定して抽出し、それら抽出した内容を配置するように設定を行う。そして、「一覧へ戻る」ボタン45f、「担当者変更」ボタン45g、「完了」ボタン45h、「保留」ボタン45i等は、予め大容量記憶システム30gに記憶されている表示パーツデータを用いて、上述した内容を含むようにしてユーザ画面用の画面ページデータをMPU30aが生成している。
また、ユーザ画面45、55等を表示していたオペレータ端末t1等で、「担当者変更」ボタン45g、55g等がオペレータにより選択されると、担当者変更指示がサーバ装置30へ送信されるようになっており、その担当者変更指示をサーバ装置30が受信した場合、見守りシステムプログラム31は、図16(a)のオペレータ変更メニュー47に応じたオペレータ変更情報をMPU30aが生成して、オペレータ端末t1等へ送信することを規定している。
なお、オペレータ変更メニュー47で、オペレータ欄47a〜47e又は募集欄47fの操作が行われると、各欄47a〜47fの操作された旨がサーバ装置30へ送信されて、サーバ装置30は、オペレータの変更登録処理、又はオペレータの募集に応じた処理等を行えるようになると共に、オペレータ変更メニュー47を閉じて、元のユーザ画面45、55等に応じた画面ページデータをオペレータ端末t1等へMPU30aが送信することを見守りシステムプログラム31は規定している。ただし、このユーザ画面情報の再送の際、オペレータ欄47a〜47eの操作が行われた時は「担当者変更」ボタン45g、55g等の表記を、変更されたオペレータ名を含む表記(例えば、「変更完了:小倉」)に変更した内容にした画面ページデータを再送し(図16(b)参照)、募集欄47fの操作が行われた時は「担当者変更」ボタン45g、55g等の表記を「対応者募集中」に変更した内容にした画面ページデータを再送することを、見守りシステムプログラム31は規定している。
さらに、ユーザ画面45、55等を表示していたオペレータ端末t1等で、「完了」ボタン45h、55h等がオペレータにより選択されると、ユーザ画面45、55等に係るユーザIDと共に、完了通知がサーバ装置30へ送信される。サーバ装置30が、ユーザIDの付帯した完了通知を受信すると、見守りシステムプログラム31は、回答DB37(例えば、図11に示す日別回答DB37a)における「備考」の項目に、受信した完了通知に付帯するユーザIDと対応づけて、対応完了の旨を格納する処理をMPU30aが行うと共に、回答DB37(例えば、図11に示す日別回答DB37a)の「電源オン継続時間」、「電源オフ継続時間」、「操作判定レベル」、及び「環境判定レベル」の各項目に格納されている内容も一旦、MPU30aがリセットすることを規定する。そして、見守りシステムプログラム31は、「完了」ボタン45h、55h等の表記を、「完了済み」に変更した内容の画面ページデータを、アクセス元のオペレータ端末t1へMPU30aが送信する制御を行うことを規定している。
さらにまた、ユーザ画面45、55等を表示していたオペレータ端末t1等で、「保留」ボタン45i、55i等がオペレータにより選択されると、ユーザ画面45、55等に係るユーザIDと共に、保留通知がサーバ装置30へ送信される。サーバ装置30が、ユーザIDの付帯した保留通知を受信すると、見守りシステムプログラム31は、回答DB37の中の図11に示す日別回答DB37aにおける「備考」の項目に、受信した保留通知に付帯するユーザIDと対応づけて、保留中である旨を格納する処理をMPU30aが行うことを規定する。そして、見守りシステムプログラム31は、「保留」ボタン45i、55i等の表記を、「保留中:解除」に変更した内容の画面ページデータを、アクセス元のオペレータ端末t1へ送信することを規定している(図16(c)参照)。なお、「保留中:解除」ボタンが選択された場合は、ユーザ画面45、55等に係るユーザIDと共に、保留解除通知がサーバ装置30へ送信され、「備考」の項目に格納されていた保留中の旨をMPU30aが削除することを、見守りシステムプログラム31は規定している。
そして、ユーザ画面45、55等を表示していたオペレータ端末t1等で、「一覧へ戻る」ボタン45f、55f等がオペレータにより選択されると、見守りシステムプログラム31は、ユーザ画面45、55等に応じた画面ページデータを送信する際に提示していた見守り対応画面41、50等に応じた画面ページデータを再度、アクセス元のオペレータ端末t1へMPU30aが送信する制御を行うことを見守りシステムプログラム31は規定している。
ただし、見守り対応画面用の画面ページデータを再送する際、回答DB37(例えば、図11に示す日別回答DB37a)における「備考」の項目に、対応完了の旨が格納されているユーザが存在すれば、そのユーザに対するユーザ情報を含まない見守り対応画面用の画面ページデータをMPU30aが生成して、アクセス元のオペレータ端末t1へ送信することを見守りシステムプログラム31は規定している。このような処理を行うことで、対応の完了したユーザ情報(ユーザID)は対応完了後、見守り対応画面41、50等に含まれなくなるので、オペレータへは対応業務が依然として必要なユーザ情報だけが提示されるようにして、対応業務の効率化を図っている。
また、見守り対応画面用の画面ページデータを再送する際、回答DB37(例えば、図11に示す日別回答DB37a)における「備考」の項目に、保留中の旨が格納されているユーザが存在すれば、そのユーザに対するユーザ情報(ユーザID、氏名)の横方に「保留中」とした表記を付加した内容の画面ページデータをMPU30aが生成して、アクセス元のオペレータ端末t1へ送信することを見守りシステムプログラム31は規定している。このような処理を行うことで、見守り対応画面41、51等においても、対応業務が保留中のユーザを一目で把握できるようにしている。なお、回答DB37に格納された情報(送信内容等の項目に格納された情報)は、「電源オン継続時間」、「電源オフ継続時間」、及び「外出」等の項目を除いて、所定の周期(例えば、午前0時の1日おき)でリセットすることを、見守りシステムプログラム31は規定している。
図19は、図1に示す見守りサービス(見守りシステム1)におけるオペレータ端末t1〜tnの中の一例のオペレータ端末100(図19では符号100で示す)の主要な内部構成を示しており、オペレータ端末t1〜tn等は、オペレータへ見守り業務に関する各種画面で情報を表示することから表示端末に該当する。また、図19に示す一例のオペレータ端末100としては、通信機能を具備した一般的なパーソナルコンピュータを適用しており、全体的な制御及び各種処理を行うCPU100a(プロセッサ100a)に、内部接続線100hを介して、通信・通話モジュール100b、RAM100c、ROM100d、入力インタフェース100e、出力インタフェース100f、HDD(ハードディスクドライブ)100g、及びビデオメモリ100k等の各種デバイス等を接続したものになっている。
なお、オペレータ端末100には、オペレータが頭部に装着して使用する電話用のヘッドセットが接続されており、ヘッドセットのマイク部105aが入力インタフェース100eに接続されると共に、ヘッドセットのスピーカー部105bが出力インタフェース100fに接続される。また、ヘッドセットのマイク部105aが取得した音声(オペレータが話す音声等)のデータは入力インタフェース100eへ入力されると共に、出力インタフェース100fから音声データを出力する場合、ヘッドセットのスピーカー部105bから出力されて、オペレータが音声を聞けるようになっている。
オペレータ端末100の通信・通話モジュール100bは、ネットワークを介した通信処理に加えて、CPU100aの制御に従って所定の電話番号へ電話をかける機能(発呼機能)及び電話を受ける機能(着呼機能)等を有する。そのため、通信・通話モジュール100bは例えば、発呼により電話先との接続を確立すると、ヘッドセットのマイク部105aで取得した音声を、入力インタフェース100eから内部接続線100hを介して受け取って電話の相手先へ送る処理を行うと共に、電話の相手先から送られてきた音声を出力インタフェース100fへ伝えてヘッドセットのスピーカー部105bから出力するので、オペレータはオペレータ端末100により所定の連絡先と電話することができる。
オペレータ端末100のビデオメモリ100kには、ディスプレイ100jへ表示する画面内容を生成する際に用いられるものであり、表示用の情報(画面ページデータ)を一時的に記憶すると共に、その表示用の情報に基づいて画面内容を生成するワークメモリとして使用される。なお、オペレータ端末の他のデバイスの機能は、上述したサーバ装置30のデバイスと基本的に同等である。
また、オペレータ端末100のHDD100gには、OSプログラム101、端末プログラム102等のプログラムが記憶(インストール)されている。OSプログラム101は、オペレーティングシステムに相当する基本プログラムであり、オペレータ端末100がパーソナルコンピュータとして機能するためのCPU100aの処理を規定している。
端末プログラム102は、オペレータ端末100を、オペレータ向けの端末として機能させるためにCPU100aが行う各種処理を規定したものであり、ウェブサイト等をブラウジングするためのブラウザプログラムとしての機能を実現する処理内容等も含んだものとなっている。
端末プログラム102は起動すると、通信・通話モジュール100bを用いてサーバ装置30へアクセスできるようにCPU100aが制御することを規定する。また、端末プログラム102は、アクセスによるサーバ装置30との接続の確立に応じて、サーバ装置30から送られてきたトップページ画面用の画面ページデータを通信・通話モジュール100bで受信すると、受信したトップページ画面用の画面ページデータをビデオメモリ100kに記憶させ、その記憶させた画面ページデータに基づき図13に示すトップページ画面40を生成する制御をCPU100aが行って、ディスプレイ100jに表示出力させることを規定する。
また、図13のトップページ画面40で、オペレータID入力欄40a及びPW(パスワード)入力欄40bに入力が行われて、ログインボタン40cの選択操作を受け付けた場合、各入力欄40a、40bに入力された情報を、通信・通話モジュール100bを用いてサーバ装置30へ送信する制御をCPU100aが行うことを端末プログラム102は規定する。
入力情報の送信に応じて、サーバ装置30から送られてきた見守り対応画面用の画面ページデータを通信・通話モジュール100bを受信すると、その画面ページデータをビデオメモリ100kに一旦記憶させる制御をCPU100aが行うことを端末プログラム102は規定する。そして、ビデオメモリ100kに記憶された画面ページデータに基づき見守り対応画面(例えば、図14、17に示す見守り対応画面41、51)を生成する制御をCPU100aが行って、ディスプレイ100jに表示出力させることを端末プログラム102は規定する。
また、見守り対応画面(以下、図14の見守り対応画面41の場合で説明する)をディスプレイ100jに表示した状態で、表形式のユーザ情報欄44のユーザ欄44cに配置されたユーザIDのいずれかについてオペレータからの選択操作を受け付けると、通信・通話モジュール100bを用いて、その選択操作が行われたユーザIDに応じたユーザ画面の要求指示をサーバ装置30へ送信する制御を、CPU100aが行うことを端末プログラム102は規定する。このユーザ画面の要求指示を送信したことに応じてユーザ画面に応じた画面ページデータを受信すると、その画面ページデータに基づいて、ユーザ画面の生成処理及びディスプレイ100jへの表示出力を行って、選択したユーザIDに応じたユーザ画面(例えば、図15に示すユーザ画面45)を表示することを、端末プログラム102は規定する。
図15のユーザ画面45が表示した例で説明を続けると、「担当者変更」ボタン45gの選択操作を受け付けると、担当者変更指示を、通信・通話モジュール100bを用いてサーバ装置30へ送信する制御を、CPU100aが行うことを端末プログラム102は規定する。この担当者変更指示の送信に応じてオペレータ変更情報を受信すると、受信したオペレータ変更情報に基づいて、図16(a)に示すオペレータ変更メニュー47を生成する処理を行って、生成したオペレータ変更メニュー47をユーザ画面45に重ねて表示(オーバレイ表示)する制御処理をCPU100aが行うことを端末プログラム102は規定している。
オペレータ変更メニュー47が表示された状態で、オペレータ欄47a〜47eのいずれかの選択操作が行われると、オペレータ欄47a〜47eの選択を示す情報(選択されたオペレータを示す情報)を、通信・通話モジュール100bを用いてサーバ装置30へ送信すると共に、オペレータ変更メニュー47のオーバレイ表示を消去する制御を、CPU100aが行うことを端末プログラム102は規定する。このオーバレイ表示の消去に伴い、新たに送信されてきたユーザ画面用の画面ページデータを受信すると、上述した場合と同様の処理を行って、新たなユーザ画面を表示することになり、それにより、「担当者変更」ボタン45gの表記が、例えば、「変更完了:小倉」というように変更後のオペレータを示すように切り替わる。
また、オペレータ変更メニュー47が表示された状態で、募集欄47fの選択操作が行われると、募集欄47fの選択を示す情報を、通信・通話モジュール100bを用いてサーバ装置30へ送信すると共に、オペレータ変更メニュー47のオーバレイ表示を消去する制御を、CPU100aが行うことを端末プログラム102は規定する。このオーバレイ表示の消去に伴い、新たに送信されてきたユーザ画面用の画面ページデータを受信すると、上述した場合と同様の処理を行って、新たなユーザ画面を表示することになり、それにより、「担当者変更」ボタン45gの表記が、「対応者募集中」に変更される。
ユーザ画面45が表示された状態に戻って端末プログラム102の説明を続けると、「完了」ボタン45hの選択操作を受け付けると、「完了」ボタン45gの操作が有った旨を示す通知(完了通知)を、通信・通話モジュール100bを用いて、サーバ装置30へ送信する制御を、CPU100aが行うことを端末プログラム102は規定する。また、完了通知の送信に伴い、新たに送信されてきたユーザ画面用の画面ページデータを受信すると、上述した場合と同様の処理を行って、新たなユーザ画面を表示することになり、それにより、「完了」ボタン45hの表記が、「完了済み」に変更される。
さらに、ユーザ画面45が表示された状態で、「保留」ボタン45iの選択操作を受け付けると、「保留」ボタン45hの操作が有った旨を示す情報(保留通知)を、通信・通話モジュール100bを用いて、サーバ装置30へ送信する制御を、CPU100aが行うことを端末プログラム102は規定する。また、この保留通知の送信に伴い、新たに送信されてきたユーザ画面用の画面ページデータを受信すると、上述した場合と同様の処理を行って、新たなユーザ画面を表示することになり、それにより、「保留」ボタン45iの表記が、「保留中:解除」に変更される。
さらにまた、ユーザ画面45が表示された状態で、「一覧へ戻る」ボタン45fの選択操作を受け付けると、見守り対応画面へ戻る旨の指示(戻り指示)を、通信・通話モジュール100bを用いて、サーバ装置30へ送信する制御を、CPU100aが行うことを端末プログラム102は規定する。この見守り対応画面へ戻る旨の指示の送信に伴い、見守り対応画面用の画面ページデータを受信すると、上述した場合と同様の処理を行って、見守り対応画面を再び表示することになる。
最後に、見守り対応画面(例えば、図14の見守り対応画面41)を表示した状態で、右上の「ログアウト」ボタン41cの選択操作が行われると、ログアウト指示を、通信・通話モジュール100bを用いてサーバ装置30へ送信する制御を、CPU100aが行うことを端末プログラム102は規定する。そして、このログアウト指示の送信に伴って、トップページ画面用の画面ページデータを受信すると、図13のトップページ画面40を生成して再び表出出力することを端末プログラム102は規定する。
図20〜27は、本実施形態の見守り方法の一連の処理手順を示す第1〜8フローチャートであり、見守りシステム1における上述したサーバ装置30、オペレータ端末100等の処理の流れを示す。以下、各フローチャートに従って、見守りシステム1及びサーバ装置30等の処理手順を整理して説明する。
先ず、図20に示す第1フローチャートは、サーバ装置30におけるユーザ状況の判定処理の全体的な概要を示し、まず、サーバ装置30は、操作通知処理を行い(S1)、次に検知結果処理を行い(S2)、それからS1の段階の操作通知処理を経て得られたテレビジョン装置10の操作状況に基づき特定された判定結果(操作通知判定レベル)と、S2の段階の検知結果処理を経て得られた各センサ27、28の検知結果に基づき特定された判定結果(検知結果判定レベル)とに基づいて、図10の統合判定テーブル36に従ってユーザの状況を判定し(S3)、上述したS1〜S3の段階で得られた内容(各判定レベル)を直近の回答DB(例えば、図11の日別回答DB37aの「操作判定」及び「環境判定」の項目)等に記憶する(S4)。なお、サーバ装置30は、図20の第1フローチャートに示すS1及びS2の段階の処理は随時継続して平行的に行っており、また、第1フローチャート全体の処理を繰り返し行っており、それにより、回答DB37には常に、最新のユーザ状況が格納された状態になっている。
図21に示す第2フローチャートは、上述した第1フローチャートにおけるS1の段階の操作通知処理の中身を示している。すなわち、操作通知処理において、サーバ装置30は、まず、電源オン操作を示す操作通知を見守り装置5から受信したか否かを判断しており(S10)、電源オン操作を示す操作通知を受信した場合(S10:YES)、サーバ装置30は電源オンの継続時間の計時を開始し(S11)、それから、図4(a)のアンケート画面21に対する回答操作に係る操作通知を見守り装置5から受信したか否かを判断する(S12)。
回答操作に係る操作通知を受信しない場合(S12:NO)、受信待ちの状態となり、回答操作に係る操作通知を受信した場合(S12:YES)、サーバ装置30は、図9(a)に示す操作判定テーブル34に従って、操作通知で示される回答内容(よい、ふつうわるい、回答操作無し)に基づき、操作通知判定レベル(緊急、警告、注意、問題なし)を特定する(S13)。なお、特定した操作通知判定レベルは、RAM30cに一時的に記憶し、上述した第1フローチャートのS4の段階で回答DB37に格納されることになる。
それから、サーバ装置30は時刻が0時を経過したか否かを判断し(S14)、0時が経過した場合(S14:YES)、S13で特定して回答DB37に格納していた操作判定レベルの項目内容をリセットする(S15)。但し、このS15の段階のリセットでは、電源オンの継続時間又は電源オフの継続時間に基づき判定された判定レベル(後述のS17、S31、S33の段階で判定された判定レベル)についてはリセットされないようにしている。
そして、サーバ装置30は、計時していた電源オンの継続時間が24時間を超過したか否かを判断し(S16)、電源オンの継続時間が24時間を超過した場合(S16:YES)、サーバ装置30は、図9(a)に示す操作判定テーブル34に従って、操作通知判定レベルが「緊急」であると特定する(S17)。このS17の段階の後、S14の段階で、時刻が0時を経過していない場合(S14:NO)、又はS16の段階で、電源オンの継続時間が24時間を超過していない場合(S16:NO)、サーバ装置30は、電源オフ操作を示す操作通知を見守り装置5から受信したか否かを判断する(S18)。
電源オフ操作を示す操作通知を受信していない場合(S18:NO)、時刻が0時を経過したか否かを判断する段階(S14)へ戻り、一方、電源オフ操作を示す操作通知を見守り装置5から受信した場合(S18:YES)、サーバ装置30は、計時していた電源オンの継続時間をリセットすると共に、電源オフの継続時間の計時を開始し(S19)、電源オン操作を示す操作通知を見守り装置5から受信したか否かを判断する段階(S10)へ戻る。
なお、電源オン操作を示す操作通知を受信していない場合(S10:NO)、次にサーバ装置10は、上述したS19の段階の処理を経て電源オフの継続時間を計時中であるか否かを判断し(S20)、電源オフの継続時間の計時中でない場合(S20:NO)、電源オン操作を示す操作通知を見守り装置5から受信したか否かを判断する段階(S10)へ戻る。一方、電源オフの継続時間の計時中である場合(S20:YES)、サーバ装置30の処理は、図22の第3フローチャートに示す処理へ進む。
図22の第3フローチャートにおいて、先ずサーバ装置30は、計時していた電源オフの継続時間が72時間を超過したか否かを判断し(S30)、電源オフの継続時間が72時間を超過した場合(S30:YES)、サーバ装置30は、図9(a)に示す操作判定テーブル34に従って、操作通知判定レベルが「緊急」であると特定する(S31)。一方、電源オフの継続時間が72時間を超過していない場合(S30:NO)、サーバ装置30は次に、計時していた電源オフの継続時間が48時間を超過したか否かを判断し(S32)、電源オフの継続時間が48時間を超過した場合(S32:YES)、サーバ装置30は、図9(a)に示す操作判定テーブル34に従って、操作通知判定レベルが「警告」であると特定する(S33)。
なお、第3フローチャートにおいて、S31の段階で「緊急」であると特定した後、S32の段階で電源オフの継続時間が48時間を超過していない場合(S32:NO)、S33の段階で「警告」であると特定した後、サーバ装置30の処理は、図21に示す第2フローチャートの中の最初の電源オン操作を示す操作通知を見守り装置5から受信したか否かを判断する段階(S10)へ戻ることになる。
図23の第4フローチャートは、上述した第1フローチャートにおけるS2の段階の検知結果処理の中身の一例を示している。すなわち、検知結果処理において、サーバ装置30は、まず、温度センサ27の検知結果(温度)を見守り装置5から受信したか否かを判断しており(S40)、温度の検知結果を受信していない場合(S40:NO)、受信待ちの状態となり、温度の検知結果を受信した場合(S40:YES)、サーバ装置30は、受信した検知結果(温度)を一時的にRAM30cに記憶し(S41)、次に、湿度センサ28の検知結果(湿度)を見守り装置5から受信したか否かを判断する(S42)。
湿度の検知結果を受信していない場合(S42:NO)、受信待ちの状態となり、湿度の検知結果を受信した場合(S42:YES)、サーバ装置30は、受信した検知結果(湿度)を一時的にRAM30cに記憶し(S43)。それからサーバ装置30は、RAM30cに記憶している検知結果(温度、湿度の組合せ)に対し、図9(b)の環境判定テーブル35に基づいて、検知結果判定レベル(緊急、警告、注意、問題なし)を特定する(S44)。なお、図9(b)の環境判定テーブル35を用いる際、サーバ装置30は、自己のMPU30aのカレンダー機能を用いて、処理を行う際の月を特定し、その特定した月に応じた期間(6月〜10月又は11月〜5月)の内容を用いることになる。また、特定した検知結果判定レベルは、RAM30cに一時的に記憶し、上述した第1フローチャートのS4の段階で回答DB37に格納される。そして、図23の第4フローチャートは、図20の第1フローチャートにおけるS2段階の処理(検知結果処理)を概念的に示した一例にすぎず、内容的には様々なバリエーションが考えられる。例えば、第4フローチャートにおけるS40及びS41の処理(温度の検知結果を受信して記憶する処理)と、S42及びS43の処理(湿度の検知結果を受信して記憶する処理)との順序を逆にすることも可能であり、また、実際のシステムにおいてサーバ装置30は、温度センサ27からの検知結果と、湿度センサ28からの検知結果を非同期で受信することも想定されるので、第4フローチャートにおけるS40及びS41の処理(温度の検知結果を受信して記憶する処理)と、S42及びS43の処理(湿度の検知結果を受信して記憶する処理)とを別々に並行的に進めて、両方の検知結果が揃って記憶された状態でレベル判定処理(S44)を行うようにしてもよい。
以上のように、図21、22に示す第2、3フローチャートの処理を経て、操作通知判定レベルは特定されると共に、図23に示す第4フローチャートの処理を経て、検知結果判定レベルは特定され、これらの特定された各判定レベルに基づき、図20の第1フローチャートにおけるS3の段階で、図10の統合判定テーブル36に従ってユーザの状況が統合的に判定されることになる。
図24に示す第5フローチャートは、上述した第1〜4フローチャートの処理を経て、ユーザの状況を判定してから、そのような判定状況を示す各種画面を、サーバ装置30がオペレータ端末100(オペレータ端末t1等)からのアクセスに応じて提示する処理手順を示したものである。まず、オペレータ端末100はサーバ装置30へアクセスを行い(S50)、一方、サーバ装置30では、各オペレータ端末からアクセスを受けたか否かを判断する段階になっており(S60)、アクセスを受けていないときは(S60:NO)、アクセス待ちの状態となり、アクセスを受けたときは(S60:YES)、オペレータ向けウェブサイトのトップページ情報(トップページ画面に応じた画面ページデータ)をアクセス元のオペレータ端末100へ送信する(S61)。
オペレータ端末100は、トップページ情報を受信すると、受信したトップページ情報を用いて図13のトップページ画面40を生成してディスプレイ100jに表示出力する(S51)。そして、オペレータ端末100は、オペレータID入力欄40a及びPW(パスワード)入力欄40bのそれぞれへオペレータによりID及びパスワードの入力が行われて、ログインボタン40cの選択操作(ログイン操作)を受け付けたか否かを判断する(S52)。ログイン操作を受け付けていないときは(S52:NO)、ログイン操作待ちの状態となり、ログイン操作を受け付けたときは(S52:YES)、入力されたオペレータID及びパスワードを含めてログイン操作があった旨をサーバ装置30へ送信する(S53)。
サーバ装置30は、オペレータID及びパスワードを含むログイン操作の旨を受信したか否かを判断しており(S62)、ログイン操作の旨を受信していないときは(S62:NO)、ログイン操作待ちの状態となり、ログイン操作の旨を受信した場合(S62:YES)、図8のオペレータテーブル33に格納されている複数のオペレータID及びパスワードの中に、受信したオペレータID及びパスワードと一致するものが有るか否かを検索する(S63)。
検索の結果、一致するオペレータID及びパスワードが見つからなかった場合(S63:NO)、サーバ装置30は再度、アクセス元のオペレータ端末100へトップページ情報を送信する処理の段階へ戻り(S61)、これによりオペレータ端末100には再度、図13に示すようなトップページ画面40が表示されることなる(オペレータ端末100の処理もS51の段階へ戻る)。
一方、一致するオペレータID及びパスワードが見つかった場合(S63:YES)、ログイン完了となり、サーバ装置30は、一致するオペレータIDが担当するグループを図8のオペレータテーブル33から特定すると共に、特定したグループに属する全てのユーザ(ユーザID)について、回答DB37の「判定結果」の項目に格納された各情報の中から、その時点で最も危険度の高いユーザ情報等を含む見守り対応画面用の見守り対応情報(画面ページデータ)を生成し(S64)、形成した見守り対応情報をアクセス元のオペレータ端末100へ送信する(S65)。
なお、サーバ装置30は、生成した見守り対応情報(画面ページデータ)をRAM30cに一時的に記憶して、後の段階で再度、見守り対応情報を生成する際に再利用できるようにしており、最初から新たに見守り対応情報を生成する場合に比べて処理負担が軽くないようにしている。また、サーバ装置30は、ログイン中のオペレータのオペレータID及びパスワードを、RAM30cに一時的に記憶し、他の処理を行う際に、ログイン中のオペレータのオペレータID等を参照できるようにしている。
オペレータ端末100は、見守り対応情報(画面ページデータ)を受信すると、受信した見守り対応情報に基づいて、その時点で最も危険度の高いユーザ情報等を含む見守り対応画面(例えば、図14に示す見守り対応画面41)を生成して、ディスプレイ100jに表示出力する(S54)。このように表示された見守り対応画面は上述したように、その時点で最も危険度の高いユーザ情報等を含むことから、最も危険度の高いユーザより順にオペレータが対応業務をスムーズに行えることに貢献できる。
図25の第6フローチャートは、図24の第5フローチャートにおいてオペレータ端末100で見守り対応画面(例えば、図14に示す見守り対応画面41)を表示した状態(S54)において、オペレータによる各種操作(選択操作)があった場合の処理手順を示しており、以下では、図14の見守り対応画面41がオペレータ端末100のディスプレイ100jに表示されたときの例で説明する。まず、見守り対応画面41におけるユーザ情報欄44の各行に配置されたユーザIDのいずれかの選択を受け付けたか否かをオペレータ端末100は判断する(S70)。いずれかのユーザIDの選択を受け付けた場合(S70:YES)、選択されたユーザIDに応じたユーザ画面の画面要求情報(ユーザID等を含む要求指示)をサーバ装置30へ送信する(S71)。
サーバ装置30は、図24の第5フローチャートにおいて見守り対応情報を送信してから(S65)、ユーザ画面の画面要求情報を受信したか否かを判断する状態になっており(S80)、ユーザ画面の画面要求情報を受信した場合(S80:YES)、受信した画面要求情報に応じたユーザ画面用のユーザ画面情報(画面ページデータ)を生成し(S81)、画面要求情報の送信元のオペレータ端末100へ、生成したユーザ画面情報を送信する(S82)。
オペレータ端末100は、サーバ装置30から送信されたユーザ画面情報を受信すると、受信したユーザ画面情報に基づいたユーザ画面(例えば、図15に示すユーザ画面45)を生成して、ディスプレイ100jに表示出力する(S72)。なお、S72及びS82の段階の後は、後述する図26に示す第7フローチャートの処理へ進む。
一方、図25の第6フローチャートの最初のS70の段階で、ユーザIDの選択を受け付けない場合(S70:NO)、オペレータ端末100はログアウトボタン41dの選択操作を受け付けたか否かを判断する(S73)。ログアウトボタン41dの選択操作を受け付けなかった場合(S73:NO)、最初のS70の段階へ戻り、再度、見守り対応画面41におけるユーザ情報欄44の各行に配置されたユーザIDのいずれかの選択を受け付けたか否かをオペレータ端末100は判断することになる。
また、ログアウトボタン41dの選択操作を受け付けた場合(S73:YES)、オペレータ端末100はログアウト指示をサーバ装置30へ送信する(S74)。そして、サーバ装置30の方は、ユーザ画面の画面要求を受信しなかった場合(S80:NO)、ログアウト指示を受信したか否かを判断しており(S83)、ログアウト指示を受信しなかった場合(S83:NO)、再度、最初のユーザ画面の画面要求を受信したか否かを判断する段階(S80)へ戻る。
サーバ装置30が、ログアウト指示を受信した場合は(S83:YES)、オペレータによるログイン状況を解除するログアウト処理を行い、図13に示すトップページ画面40に応じたトップページ情報(画面ページデータ)をログアウトしたオペレータのオペレータ端末100へ送信する(S84)。このログアウト処理及びトップページ情報の送信により、サーバ装置30は、ログインを行ったオペレータ向けの処理を一旦終了することになる。
オペレータ端末100は、サーバ装置30から送られてきたトップページ情報を受信すると、その受信したトップページ情報に基づいて図13に示すトップページ画面40を生成してディスプレイ100jに表示する(S75)。このトップページ画面40の表示により、オペレータ端末100においても、ログインからログアウトまでの一通りの処理を一旦終了することになる。
図26は、図25の第6フローチャートにおいて、ユーザ画面(例えば、図15に示すユーザ画面45)が表示されてからの処理を示す第7フローチャートであり、ユーザ画面における各種操作に対する処理内容を表しており、以下では、図15のユーザ画面45が表示された場合で説明する。まず、ユーザ画面45が表示された状態で、「完了」ボタン45hの選択操作を受け付けたか否かをオペレータ端末100は判断する(S90)。
「完了」ボタン45hの選択操作を受け付けた場合(S90:YES)、オペレータ端末100は、完了通知をサーバ装置30へ送信する(S91)。サーバ装置30は、図25の第5フローチャートにおけるS82の段階でユーザ画面情報を送信した後、完了通知を受信したか否かを判断しており(S100)、完了通知を受信した場合(S100:YES)、回答DB37(例えば、図11に示す日別回答DB37a)における「電源オン継続時間」、「電源オフ継続時間」、「操作判定レベル」、及び「環境判定レベル」の各項目に格納されている内容をリセットすると共に、「備考」の項目に対応業務の完了済みの旨を格納する(S101)。
また、オペレータ端末100は、S91の段階の完了通知の後、又は「完了」ボタン45hの選択操作を受け付けていない場合(S90:NO)、次に、「一覧へ戻る」ボタン45fの選択操作を受け付けたか否かを判断する(S92)。「一覧へ戻る」ボタン45fの選択操作を受け付けた場合(S92:YES)、オペレータ端末100は、戻り指示をサーバ装置30へ送信する(S93)。また、サーバ装置30は、戻り指示を受信したか否かを判断しており(S102)、戻り指示を受信した場合(S102:YES)、図24の第5フローチャートにおけるS64の段階へ進み、ログイン中のオペレータIDが担当するグループに属する全てのユーザについて、その時点で最も危険度の高いユーザ情報等を含む見守り対応画面用の見守り対応情報(画面ページデータ)を生成し(S64)、形成した見守り対応情報をアクセス元のオペレータ端末100へ送信することになる(S65)。
そして、オペレータ端末100では、上述したS93の段階で、戻り指示を送信した後、図24の第5フローチャートにおけるS54の段階へ進み、サーバ装置30からの見守り対応画面用の見守り対応情報(画面ページデータ)を受信することに伴って、その時点で最も危険度の高いユーザ情報等を含む見守り対応画面を生成して表示出力することになる(S54)。このような処理を経ることで、オペレータ端末100での表示を、見守り対応画面とユーザ画面とにオペレータの操作で適宜切り替えることができる。
一方、図26の第7フローチャートのS92の段階で、「一覧へ戻る」ボタン45fの選択操作を受け付けていない場合(S92:NO)、オペレータ端末100の処理は、図27の第8フローチャートに示す処理を進み、これは、サーバ装置30が戻り指示を受信しなかった場合(S102:NO)も同様である。
図27の第8フローチャートにおいて、オペレータ端末100は、ユーザ画面45を表示した状態で、オペレータから「担当者変更」ボタン45gの選択を受け付けたか否かを判断する(S110)。「担当者変更」ボタン45gの選択を受け付けたと判断した場合(S110:YES)、オペレータ端末100は、担当者変更指示をサーバ装置30へ送信する(S111)。
サーバ装置30は、第8フローチャートの最初の段階で、担当者変更指示を受信したか否かを判断しており(S120)、担当者変更指示を受信した場合(S120:YES)、図8のオペレータDB33に基づき、ログイン中のオペレータが担当するグループを担当可能なオペレータを特定して、その特定したオペレータの情報(オペレータ名、連絡先等)を選択可能に含んだオペレータ変更情報を生成し(S121)、その生成したオペレータ変更情報をオペレータ端末100へ送信する(S122)。
オペレータ端末100は、サーバ装置30から送信されてきたオペレータ変更情報を受信すると、そのオペレータ変更情報を用いて、図16(a)に示すオペレータ変更メニュー47を生成してディスプレイ100jに表示する(S112)。そして、オペレータ端末100は、オペレータ変更メニュー47でオペレータ欄47a〜47e又は募集欄47fの選択が行われたかを判断しており(S113)、各欄47a〜47fの選択が無い場合(S113:NO)、閉じるボタン47gの選択が行われたかを判断し(S114)、閉じるボタン47gの選択も行われていない場合(S114:NO)、各欄47a〜47eの選択が行われたか否かを判断する段階(S113)へ戻る。
オペレータ変更メニュー47で各欄47a〜47fのいずれかの選択が行われた場合(S113:YES)、選択された欄の内容を示すメニュー選択情報をサーバ装置30へ送信する(S115)。サーバ装置30は、メニュー選択情報を受信すると、受信したメニュー選択情報が示す内容を回答DB37の「備考」の項目に格納する処理等を行って、オペレータ変更処理を行う(S123)。なお、このオペレータ変更処理では、選択されたオペレータ宛に、新たに担当となるユーザの情報を知らせる電子メールをサーバ装置30は送信すると共に、募集欄47fが選択された場合は、各オペレータへ担当を募集する旨の電子メールをサーバ装置30は送信する。
また、オペレータ端末100は、S115の段階におけるメニュー選択情報の送信の後、又は、オペレータ変更メニュー47で閉じるボタン47gの選択が行われた場合(S114:YES)、表示していたオペレータ変更メニュー47を閉じる(S116)。オペレータ変更メニュー47を閉じた後、又はユーザ画面45で「担当者変更」ボタン45gの選択を受け付けなかった場合(S110:NO)、オペレータ端末100は、ユーザ画面45の「保留」ボタン45hの選択があったか否かを判断する(S117)。「保留」ボタン45hの選択があった場合(S117:YES)、オペレータ端末100は、「保留」ボタン45hの選択が有った旨を示す情報(保留選択情報、対象となるユーザ情報を含む)をサーバ装置30へ送信する(S118)。
サーバ装置30は、S123のオペレータ変更処理の後、又は担当者変更指示を受信していない場合(S120:NO)、保留選択情報を受信したか否かを判断する段階になっている(S124)。保留選択情報を受信した場合(S124:YES)、サーバ装置30は、受信した保留選択情報を回答DB37の備考の項目に格納して、保留対象となったユーザを保留中にする設定(保留設定処理)を行う(S125)。保留設定処理の後、又は保留選択情報を受信しなかった場合(S124:NO)、サーバ装置30の処理は、図26の第7フローチャートにおけるサーバ装置側の最初の段階(S100)へ戻る。また、オペレータ端末100の保留選択情報を送信(S118)した後、又は「保留」ボタン45hの選択が無かった場合(S117:NO)、図26の第7フローチャートにおけるオペレータ端末側の最初の段階(S90)へ戻り、ユーザ画面45における各ボタンの選択等を再度、判断することになる。
上述したように、本発明では、ユーザ機器であるテレビジョン装置の操作に係る状況と、ユーザの周囲環境の検知結果とに基づいて総合的にユーザの状況を判定するので、離れていても精度良くユーザの状況を判定できる。しかも、ユーザ状況を判定するにあたり複数の相違する要因を用いても、ユーザ機器の操作状況に基づくレベル判定と、周囲環境の検知結果に基づくレベル判定とをそれぞれ独立して行った上で、これら二種類のレベル判定の結果に基づき複合的にユーザの状況を判定するので、ユーザ状況の判定処理の効率化が低下するのも最小限に抑えられると共に、一律的なユーザ状況の判定を行える。
また、本発明では、オペレータ端末でログイン直後に表示される見守り対応画面は、画面表示を行うときに、精読良く判定されたユーザ状況の中で最も危険度の高いユーザ情報を含むことから、その時点において最も危険度の高いユーザからオペレータは対応業務に取りかかることができ、ユーザの安全確保に貢献できる。さらに、本発明では、見守り対応画面の中に含まれるユーザを示す情報(ユーザID)が選択されると、そのユーザに詳細状況を示すユーザ画面に表示が切り替わるので、ユーザ状況の詳細及び対応の仕方等を容易に確認でき、オペレータの対応業務を行いやすくするのに役立てられる。
なお、本発明は、上述した内容に限定されるものではなく、種々の変形例が考えられる。例えば、図1、5に示す一台のサーバ装置30の替わりに、複数のサーバ装置を組み合わせて用いることで、上述した一台のサーバ装置30が行う処理を、複数のサーバ装置で分散的に行うようしてもよく(分散処理)、また、サーバ装置30の大容量記憶システム30gで記憶する各データベース(DB)、テーブル等を、別のサーバ装置(データベースサーバ装置)で記憶させるようにしてもよい。
また、図14、15の見守り対応画面41、51は、操作判定結果欄42及び環境判定結果欄43で、判定レベルに応じた選択可能なラジオボタン形式の選択欄42a〜42c、43a〜43cを設けて、オペレータの選択操作により、所望の判定レベルのユーザ情報を含む画面に切替可能にしていたが、これらの選択欄の形式は、プルダウン式、タブによる切替など、ユーザ操作の対象にできるものであれば、どのようなものでも適用可能である。また、このような選択欄を設けることなく、危険度の高い順に全てのユーザのユーザ情報を並べた形式の見守り対応画面を適用してもよい。なお、見守り対応画面の機能を簡潔化する場合は、並び替え機能、検索機能等を省略してもよい。
さらに、図15、18のユーザ画面45、55の「担当者変更」ボタン45g、55gの選択操作に伴い表示される図16(a)のオペレータ変更メニュー47では、上述したように、一時的に担当のグループを超えて、他のグループを担当するオペレータの氏名も選択可能に配置して、対応業務の引き継ぎ又は支援を要請できるようにしたが、見守りサービスに関する仕様を厳密にする場合、同一のグループを多数のオペレータが担当している場合などには、オペレータ変更メニュー47の中には、変更を希望するオペレータと同一のグループを担当するオペレータ名のみを抽出して表示するようにしてもよい。
さらにまた、オペレータ端末100としては、上述したように通信機能を有するパーソナルコンピュータの他に、携帯型通信端末(通信機能を具備するノート型パソコン、タブレット、スマートフォン、通信機能付きPDA、携帯電話等)も適用できるが、携帯型通信端末の中にはディスプレイ画面のサイズが小さいものが存在するので(タブレット、スマートフォン等)、上述した見守り対応画面41等、ユーザ画面45等は、サイズの小さいディスプレイ画面向けに適宜、レイアウト等を変更してもよい。
また、上述した見守りに関する判定レベルの具体的内容(緊急、警告、注意、問題なし)は一例にすぎず、本発明を適用する見守りサービスの仕様等に応じて、具体的内容のレベルは適宜増減してもよい。さらに各レベル判定に用いる図9(a)操作判定テーブル34、図9(b)の環境判定テーブル35も一例にすぎず、各判定レベルに対応付ける内容は、見守りサービスの仕様等に応じて適宜変更可能である。
さらにまた、操作判定テーブル34に応じたユーザ機器は、テレビジョン装置10に限定されるものではなく、ユーザの操作対象となるものであれば本発明に適用することが可能であり、具体例としてはエアコン(エアーコンディショナー)、冷蔵庫、空気清浄機、録画装置、オーディオ・ビジュアル機器等が該当し、特にユーザが生活を行う上で主にすごす部屋でユーザの周辺に設置されるユーザ機器を適用することが本発明において好適となる。なお、このようにテレビジョン装置以外のユーザ機器を適用した場合は、操作判定テーブル34の中身も当然、そのユーザ機器に合わせた内容にすることになる。
ユーザ周囲の環境を検知するセンサについては、単品のセンサを用いる以外に、エアコン(エアーコンディショナー)、冷蔵庫、空気清浄機等の各種電気機器が具備するセンサ(温度センサ、湿度センサ等)を流用してシステムに導入してもよく、このように各種電気機器のセンサを流用する場合、センサを具備する各種電気機器は、センサの検知結果を出力できる仕様になっており、それにより、サーバ装置30は上述した通信経路を通じて各種電気機器のセンサの検知結果を取得できるようになる。また、見守りサービスの仕様等に応じてセンサ数を増減することも可能である。センサ数を増やす場合は、温度、湿度以外の種類のセンサを用いること(気圧センサ、ホコリセンサ、ニオイセンサ、ガスセンサ、照度センサ等)、又は温度、湿度センサの数を増やすことが考えられる。温度、湿度以外の種類のセンサを用いる場合は、環境判定テーブル35も、使用するセンサに応じた中身にする必要があり、温度、湿度センサの数を増やす場合は、各温度センサの平均値、各湿度センサの平均値等を算出する処理等を追加して、環境判定テーブル35に従って、レベルを判定することになる。なお、上述した気圧センサ、ホコリセンサ、ニオイセンサ、ガスセンサ、照度センサ等についても、各種電気機器(エアコン、空気清浄機、照明器具等)が具備するセンサの流用が可能である。
一方、センサ数を減らす場合は、温度センサ又は湿度センサのいずれか一方を用いることになる、一般にいずれか一方を用いる場合、温度センサを使う方が、ユーザの周囲環境を把握しやすい傾向がある。なお、このようにセンサ数を減らした場合は、環境判定テーブル35も、使用するセンサの種類に合わせた中身にする必要がある。
また、環境判定テーブル35の中身は、図9(b)に示すように、熱中症を対象とした6〜10月、低体温症を対象とした11〜5月に分けたが、さらに細かく分けることも可能である一方、処理の簡易化を図る場合は、年間を通して一律の内容にしてもよい。
さらに、図10に示す統合判定テーブル36も一例にすぎず、その中身は、適宜変更可能であり、より詳細な内容にすること、或いは、より簡易な内容にすることも可能であるが、いずれにしても、ユーザの状況を示す文言及びオペレータの指示内容を示す文言を含ませることは見守りサービスにおいて重要となる。
さらにまた、見守り装置であるテレビジョン装置10では、図4(a)に示すアンケート画面21を表示出力して、ユーザの状況を尋ねると共に、「外出予定」等をサーバ装置30へ連絡できるようにしていたが、「外出予定」という将来的な予定以外に、急な外出などにも対応できるように、テレビジョン装置10に表示するいずれかの画面に、「外出」という選択欄(ボタン)を設けて、実際にユーザが外出する際に、これから「外出」状態になることを設定できるようにしてもよい。
また、図28は、変形例の見守りシステム100の全体的な概要を示し、図1に示した見守りシステム1に比べて、小・中規模の場合に応じたものであり、オペレータを廃して、サーバ装置30は直接的に監視者K1、K2・・・Knの携帯通信端末D1、D2・・・Dnへユーザ状況を提示できるようにしたことが特徴になっている。図28では、オペレータを廃したことから、図1に示した見守りシステム1で説明したグループという概念も省略した内容になっており、サーバ装置30は各監視者K1、K2・・・Knが見守る対象となるユーザについての状況をプッシュ方式で通知する。また、通知画面は、表示画面が小さい携帯通信端末D1、D2・・・Dn(電話機能を有するスマートフォン、携帯電話等)向けのものを生成して送信するようにしている。
図29(a)は、図28に示す見守りシステム100等で使用可能な見守り通知画面110の一例を示している。サーバ装置30は、上述したユーザ状況の判定処理で、見守る人へ連絡する必要があると判断した場合(図10の統合判定テーブル36で「今すぐ安否確認をしてください」、「今日中に安否確認してください」等の場合)、このような見守り通知画面110に応じた画面データを生成する。画面データに応じた見守り通知画面110は、表示画面が小さい携帯通信端末向けのものであり、「見守りお知らせ」という文言の下方に、選択可能な「見る」ボタン110aを配置したものになっている。この「見る」ボタン110aが選択されると、詳細要求指示がサーバ装置30へ送信されるようになっている。
なお、サーバ装置30は、連絡が必要なユーザ(見守られる人)のユーザIDを特定すると、図7に示すユーザDB32に格納された非常時の指定連絡先に格納された宛先(通信アドレス)を用いて、見守り通知画面110用の画面データを送信することになり、見守る人(監視者K1、K2・・・Kn)の携帯通信端末D1、D2・・・Dnは、画面データを受信すると、見守り通知画面110が表示できる仕様になっているものとする。
また、見守り通知画面110の背景色は、危険度に応じて変えるように、画面データを生成することが好ましく、例えば、上述した統合判定テーブル36に基づく判定で最も危険度が高い場合は「赤色」、二番目に危険度が高い場合は、「ピンク色」、三番目に危険度が高い場合は「オレンジ色」、四番目に危険度が高い場合は「黄色」、五番目に危険度が高い場合は「紫色」、六番目に危険度が高い場合は「茶色」、最も危険度が低い場合は「水色」にするなどが考えられる。
図29(b)は、図29(b)の見守り通知画面110の「見る」ボタン110aが選択された場合に、携帯通信端末D1等で表示される見守り詳細画面111である。見守り詳細画面111は、通知することになった要因である操作通知の結果(テレビ電源24時間オン)及び周囲環境の検知結果の組合せ(温度30℃、湿度8)を含むと共に、判定された判定レベル111a(緊急)が示されており、その下方に選択可能な「連絡」ボタン111bを配置したものになっている。なお、この「連絡」ボタン111bは、選択されると、見守られる人の電話番号へ電話をかける処理(発呼処理)が埋め込まれている。
サーバ装置30は、詳細要求指示を受信すると、見守り詳細画面111に応じた画面データを生成して、詳細要求指示のアクセス元へ送信することになる。見守り詳細画面111に応じた画面データの生成の仕方としては、図11に示す日別回答DB37aより、ユーザ状況の判定に用いた「送信内容」、「電源オン継続時間」又は「電源オフ継続時間」のいずれかの項目に格納されている内容を抽出すると共に、「環境」の項目に格納されている内容も抽出して画面内に配置できるようにし、さらに判定レベルも画面内に配置できるようにし、そして、ユーザDB32からユーザの電話番号を抽出して「連絡」ボタン111bに関連付けるようにして画面データを生成することになる。
このような見守り通知画面110により、見守る人(監視者K1等)は、見守られる人の連絡に必要な判定レベルになったことを把握でき、また、具体的な状況は、見守り詳細画面111で確認でき、その見守り詳細画面111を表示した状態から、「連絡」ボタン111bにより、見守られる人へ電話して直接、状況を確認できるので、見守りに係る一連の対応をスムーズに進めることができる。
図30は、別の例の見守り通知画面112を示しており、この見守り通知画面112は、見守る人(監視者K1等)が行うべき事項(図30の例では、電話してください)を端的に示すと共に、電話ボタン112a、112bを選択可能に設けたものになっている。見守り通知画面112も、図29(a)の見守り通知画面110と同様に、上述したユーザ状況の判定処理で、見守る人へ連絡する必要があると判断した場合に、サーバ装置30から通知されるものであり、各電話ボタン112a、112bには、ユーザDB32に格納された非常時の指定連絡先に格納された電話番号が関連付けられており、選択されると、関連付けられた電話番号へ電話をかける(発呼する)ようになっている。
この図30の例の見守り通知画面112では、見守る人が電話をかけることを優先したものになっており、その他の情報を排除して電話をかけることに専念しやすい画面内容になっている。ただし、見守り通知画面112の背景色を危険度に応じて変えるようにすることは可能である。
また、各センサ27、28は、テレビジョン装置10とは別体としたが、テレビジョン装置10等のユーザ機器に温度、湿度等のユーザの周囲環境を検知する各センサを内蔵し、テレビジョン装置10の内部接続線L(図2参照)に、各センサの出力線を接続して、各センサの検知結果を外部接続部17から出力する仕様にしてもよい。このようにすると、別途、各センサを配置する手間を省くことができ、また、操作を行うユーザの周囲に近い箇所に各センサを自ずと配置でき、環境検知の精度も向上できる。特に、ユーザ機器がエアコン、空気清浄機等では、温度センサ、湿度センサ等を元から具備していることが多いので、このように元から具備している温度センサ、湿度センサ等を見守りシステムに流用できる点で好適となる。
図31は、本発明の第2実施形態に係る見守りシステムの見守られる人側のシステム構成を示し、第2実施形態では、見守られる人側の家屋に設置されるユーザ機器(テレビジョン装置10)、見守り装置5、温度センサ127、湿度センサ128、及び通信接続装置2(例えば、ルータ)の接続形態が、上述した第1実施形態と異なっている。すなわち、第2実施形態では、温度センサ127及び湿度センサ128が自ら通信機能(通信手段)を具備しており、それにより、各センサ127、128を直接的に通信接続装置2へ接続し、各センサ127、128から出力される検知結果を、通信接続装置2及び広域ネットワークを介してサーバ装置30へ送信するようになっている。なお、各センサ127、128が有する通信手段は、見守り装置5の通信部5と同等の通信規格に応じたものになっている。また、各センサ127、128はそれぞれセンサIDを有すると共に、出力する検知結果にはセンサIDを付帯させていると共に、サーバ装置30も、回答DB37等に、各センサIDを見守られる人のユーザIDに対応付けて予め格納している。
第2実施形態において、ユーザ機器(テレビジョン装置10)及び見守り装置5は、第1実施形態と同様であると共に、その他の点も第1実施形態と同様である。以上のように第2実施形態の見守りシステムでは、各センサ127、128が通信機能を具備することから、各センサ127、128を見守り装置5に接続しなければならない制約から解放されるので、より、センサ設置の自由度を高められる利点がある。なお、第2実施形態においても第1実施形態で説明した各変形例の適用が可能であるが、センサを増設する場合には、増設するセンサについては通信機能を有するものを用いる必要がある。
図32は、本発明の第3実施形態に係る見守りシステムの見守られる人側のシステム構成を示し、第3実施形態でも、見守られる人側の家屋に設置されるユーザ機器(テレビジョン装置150)温度センサ27、湿度センサ28、及び通信接続装置2(例えば、ルータ)の接続形態が、上述した第1実施形態と異なるものになっている。第3実施形態では、ユーザ機器の一例であるテレビジョン装置150が、第1実施形態で用いていた見守り装置5に係る構成・処理等を内蔵したものになっており、それゆえ、各センサ27、28も、見守り機能を具備したテレビジョン装置150に接続されて、テレビジョン装置150を経由して通信接続装置2に接続されている。
第3実施形態のテレビジョン装置150は、見守り装置5に係る構成等を備えるため、ハードウェア的には、図2に示す構成において、ネットワークを介して通信を行う通信部(図3に示す見守り装置5の通信部5bに応じたもの)、及び各センサの接続部(図3に示す見守り装置5のセンサ接続部5fに応じたもの)を新たに追加して、内部接続線Lに接続したものになっている。また、第3実施形態のテレビジョン装置150は、ソフトウエア等に関して、見守り装置5の記憶部5に記憶されていた見守りプログラムP11(テレビジョン装置150向けにしたもの)、見守りサービス用表示テーブルTb10、ユーザ情報6、閾値時間7等を新たにメモリ15に記憶している。
各センサ27、28は、テレビジョン装置150に設けられたセンサの接続部に接続されることになる。また、テレビジョン装置150は、メモリ15に記憶された見守りプログラムP11の規定により、制御部14が見守りに関する各種手段として機能するようになって、第1実施形態で説明した各画面の表示、操作通知及び検知結果等をサーバ装置30へ送信する。なお、サーバ装置30は、回答DB37のユーザIDに、テレビジョン装置150の装置識別情報I1を対応付けて予め格納しているものとし、テレビジョン装置150は、サーバ装置30へ送信する情報(操作通知及び検知結果等)に装置識別情報I1を付帯させて、サーバ装置30側で通信元を識別できるようにしている。
第3実施形態の見守りシステムは、上述した箇所以外については第1実施形態と同様であり、第1実施形態で説明した各変形例も適用できる。このように第3実施形態の見守りシステムでは、見守り装置5を単体で設けなくても良いので、見守られる人側のシステム構成を簡易化できる利点がある。
図33は、本発明の第4実施形態に係る見守りシステムの見守られる人側のシステム構成を示し、第4実施形態は、上述した第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせたようなものになっており、ユーザ機器(テレビジョン装置150)は、第3実施形態と同様に見守り装置5に係る構成・処理等を内蔵し、また、温度センサ127及び湿度センサ128は、第2実施形態と同様に通信機能を具備している。これらテレビジョン装置150、温度センサ127、湿度センサ128は、それぞれ独自に通信接続装置2(例えば、ルータ)と接続されており、それぞれが出力する情報(操作通知、検知結果)を通信接続装置2及びネットワークを介してサーバ装置30へ送信する。
第4実施形態の見守りシステムは、第2実施形態及び第3実施形態に関連する箇所以外については第1実施形態と同様であり、第1実施形態で説明した各変形例も適用できる。このような第4実施形態の見守りシステムでは、第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせたような内容になっていることから、上述した第2実施形態と第3実施形態の利点も併せ持ったものとなる。
本発明は、見守られる人の状況を複数の要因に基づき総合的に判定できると共に、複数の容易に基づき判定した見守られる人の状況を危険度の高い順に見守る人へ提示できるということ対して好適に利用可能である。
1 見守りシステム
2 通信接続装置
5 見守り装置
10 テレビジョン装置
21 アンケート画面
27 温度センサ
28 湿度センサ
30 サーバ装置
31 見守りシステムプログラム
34 操作判定テーブル
35 環境判定テーブル
36 統合判定テーブル
37 回答DB
41、51 見守り対応画面
45、55 ユーザ画面
100 オペレータ端末
H1、H2、Hn 家屋
M1、M2、Mn 見守られる人(ユーザ)
OP1、OP2、OPn オペレータ
K1、K2、Kn 監視者


Claims (15)

  1. サーバ装置と、見守り対象となるユーザによる操作が可能なユーザ機器とを備え、前記サーバ装置は、前記ユーザ機器から出力されるユーザ操作に係る内容を示す操作通知を、ネットワークを介して受信すると共に、受信した操作通知に基づきユーザの状況を判定する見守りシステムにおいて、
    ユーザの周囲環境を検知すると共に検知結果を出力する環境検知手段を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記環境検知手段が出力する検知結果を、ネットワークを介して受信する手段と、
    前記ユーザ機器からの操作通知及び前記環境検知手段からの検知結果に基づき、ユーザの状況を判定する手段と
    を備えることを特徴とする見守りシステム。
  2. 前記サーバ装置は、
    前記ユーザ機器からの操作通知に基づき、複数の判定レベルの中から操作通知判定レベルを特定する手段と、
    前記環境検知手段からの検知結果に基づき、複数の判定レベルの中から検知結果判定レベルを特定する手段と、
    特定した操作通知判定レベル及び特定した検知結果判定レベルに基づき、ユーザの状況を判定する手段と
    を備える請求項1に記載の見守りシステム。
  3. 前記サーバ装置は、
    操作通知に応じた複数の判定レベルと、検知結果に応じた複数の判定レベルとを行列的に掛け合わせてユーザの状況を示した判定テーブルと、
    前記判定テーブルに従って、特定した操作通知判定レベル及び特定した検知結果判定レベルに基づき、ユーザの状況を判定する手段と
    を備える請求項2に記載の見守りシステム。
  4. 前記環境検知手段は複数であり、
    複数の環境検知手段は、それぞれ異なる種類の周囲環境を検知するようにしてあり、
    前記サーバ装置は、
    前記ユーザ機器からの操作通知及び前記複数の環境検知手段からのそれぞれの検知結果に基づき、ユーザの状況を判定するようにしてある請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の見守りシステム。
  5. 前記環境検知手段は複数であり、
    複数の環境検知手段は、それぞれ異なる種類の周囲環境を検知するようにしてあり、
    前記サーバ装置は、
    複数の検知結果の組合せごとに判定レベルを対応付けた検知結果判定テーブルと、
    前記検知結果判定テーブルに従って、前記複数の環境検知手段からのそれぞれの検知結果の組合せに基づき、検知結果判定レベルを特定する手段と
    を備える請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の見守りシステム。
  6. 前記ユーザ機器は、
    ユーザの体調を問う質問を出力する手段と、
    出力された質問に対する回答を指定する回答操作を受け付ける手段と
    を備え、
    回答操作を受け付けた場合、回答操作で指定された回答を示す操作通知を出力するようにしてある請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の見守りシステム。
  7. 前記環境検知手段は、
    ネットワークを介して通信を行う通信手段を備え、
    出力する検知結果を、前記通信手段によりネットワークを介して前記サーバ装置へ送信するようにしてある請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の見守りシステム。
  8. 前記ユーザ機器は、前記環境検知手段を備える請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の見守りシステム。
  9. サーバ装置が、見守り対象となるユーザの状況を判定する見守り方法において、
    前記サーバ装置は、
    外部のユーザ機器のユーザ操作に係る内容を示す操作通知を、ネットワークを介して受信するステップと、
    ユーザの周囲環境を検知した検知結果を、ネットワークを介して受信するステップと、
    受信した操作通知及び受信した検知結果に基づき、ユーザの状況を判定するステップと
    を備えることを特徴とする見守り方法。
  10. 見守り対象となるユーザによる操作が可能な外部のユーザ機器から出力されるユーザ操作に係る内容を示す操作通知を、ネットワークを介して受信すると共に、受信した操作通知に基づきユーザの状況を判定するサーバ装置において、
    外部の環境検知手段から出力されるユーザの周囲環境を検知した検知結果を、ネットワークを介して受信する手段と、
    受信した操作通知及び受信した検知結果に基づき、ユーザの状況を判定する手段と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  11. 受信した操作通知に基づき、複数の判定レベルの中から操作通知判定レベルを特定する手段と、
    受信した検知結果に基づき、複数の判定レベルの中から検知結果判定レベルを特定する手段と、
    特定した操作通知判定レベル及び特定した検知結果判定レベルに基づき、ユーザの状況を判定する手段と
    を備える請求項10に記載のサーバ装置。
  12. 操作通知に応じた複数の判定レベルと、検知結果に応じた複数の判定レベルとを行列的に掛け合わせてユーザの状況を示した判定テーブルと、
    前記判定テーブルに従って、特定した操作通知判定レベル及び特定した検知結果判定レベルに基づき、ユーザの状況を判定する手段と
    を備える請求項11に記載のサーバ装置。
  13. 外部の複数の環境検知手段からそれぞれ出力される異なる種類の周囲環境を検知した複数の検知結果を、ネットワークを介して受信するようにしてあり、
    受信した操作通知及び受信した複数の検知結果に基づき、ユーザの状況を判定するようにしてある請求項10乃至請求項12のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  14. 外部の複数の環境検知手段からそれぞれ出力される異なる種類の周囲環境を検知した複数の検知結果を、ネットワークを介して受信するようにしてあり、
    複数の検知結果の組合せごとに判定レベルを対応付けた検知結果判定テーブルと、
    前記検知結果判定テーブルに従って、受信した複数の検知結果の組合せに基づき、検知結果判定レベルを特定する手段と
    を備える請求項10乃至請求項12のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  15. 通信手段を有するコンピュータに、見守り対象となるユーザによる操作が可能な外部のユーザ機器から出力されるユーザ操作に係る内容を示す操作通知を、ネットワークを介して前記通信手段を用いて受信すると共に、受信した操作通知に基づきユーザの状況を判定する処理を行わせるためのコンピュータプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    外部の環境検知手段から出力されるユーザの周囲環境を検知した検知結果を、ネットワークを介して前記通信手段を用いて受信する処理を行うステップと、
    受信した操作通知及び受信した検知結果に基づき、ユーザの状況を判定する処理を行うステップと
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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