JP2016085313A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Yutaka Kikuchi
裕 菊地
小川 禎史
Sadafumi Ogawa
禎史 小川
馬淵 裕之
Hiroyuki Mabuchi
裕之 馬淵
寺井 純一
Junichi Terai
純一 寺井
木村 秀樹
Hideki Kimura
秀樹 木村
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Yukio Otome
幸雄 乙▲め▼
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Hiroaki Okamoto
啓明 岡本
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Abstract

【課題】第2現像剤担持体の回転軸方向両端部分の外周面での現像剤の固着発生を抑制できる。【解決手段】感光体ドラム21上の潜像を現像する第1現像ローラ51Aと、第1現像ローラの感光体ドラムとの対向位置を通過した二成分現像剤を表面上に担持して回転しながら感光体ドラムとの対向位置に搬送して潜像を現像する第2現像ローラ51Bと、第1現像ローラの表面上に担持された二成分現像剤の量を規制するドクターブレード52とを備え、感光体ドラムの表面に形成された潜像に対し、第1現像ローラ及び第2現像ローラの表面に担持された二成分現像剤によって、現像処理を行う現像装置50において、ドクターブレードより現像剤搬送方向上流側で、第1現像ローラの回転軸方向端部の外周面に対向させて配置し、かつ、第1現像ローラの外周面との間で現像剤を保持する保持磁界を発生させる磁性体100を備えた。【選択図】図9

Description

本発明は、現像装置、並びに、その現像装置を備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関するものである。
従来、同一の潜像担持体に対向配置された複数の現像剤担持体の間で現像剤を搬送させながら潜像担持体表面に形成された潜像に対し現像処理を行う現像装置が知られている。
特許文献1には、現像剤搬送方向最上流側の第1現像剤担持体の表面との間で規制ギャップを形成する現像剤規制部材の第1現像剤担持体回転軸方向(以下軸方向という)の端部をその中央部分(規制ギャップを形成する部分)よりも第1現像剤担持体の表面に近付けて狭小ギャップを形成している現像装置が開示されている。
かかる構成により、現像剤規制部材を通過する現像剤量がその狭小ギャップの形成されていない現像剤規制部材に比べて減る。この結果、第1現像剤担持体の軸方向両端部分の外周面に担持される現像剤量が少なくなるので、第1現像剤担持体より現像剤搬送方向下流側直近の第2現像剤担持体内部に配置された受渡磁極が発生させる磁力により第2現像剤担持体における軸方向両端部分の外周面へ受け渡される現像剤量が少なくなる。したがって、潜像担持体との対向領域へと搬送される現像剤の嵩が減る結果、潜像担持体の表面から受ける圧縮力を低減でき、現像剤の固着発生が抑制されるとされている。
しかしながら、近年の装置の高速化に伴って現像剤担持体の高回転化や第2現像剤担持体内部に配置された受渡磁極が発生させる磁気の分布によっては、特許文献1に開示の現像装置のように現像剤規制部材で狭小ギャップを形成して第1現像剤担持体の軸方向両端部分の外周面に担持される現像剤量を減らすだけでは、第2現像剤担持体の軸方向両端部分の外周面へ受け渡される現像剤量を十分に少なく抑えられない。このため、未だ、第2現像剤担持体の軸方向両端部分の外周面で現像剤の固着が発生し得る。
上記問題は、現像剤担持体を2つ備えている現像装置の場合に限らず、現像剤担持体が3つ以上備えている現像装置の場合にも、同様に生じ得る問題である。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、トナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤を表面上に担持して回転しながら潜像担持体との対向位置に搬送して該潜像担持体上の潜像を現像する第1現像剤担持体と、該第1現像剤担持体の前記潜像担持体との対向位置を通過した前記二成分現像剤を表面上に担持して回転しながら前記潜像担持体との対向位置に搬送して前記潜像担持体上の潜像を現像する第2現像剤担持体と、前記第1現像剤担持体の表面上に担持された二成分現像剤の量を規制する現像剤規制部材とを備え、前記潜像担持体の表面に形成された潜像に対し、前記第1現像剤担持体及び前記第2現像剤担持体の表面に担持された二成分現像剤によって、現像処理を行う現像装置において、前記現像剤規制部材より現像剤搬送方向上流側で、前記第1現像剤担持体の回転軸方向端部の外周面に対向させて配置し、かつ、前記第1現像剤担持体の外周面との間で現像剤を保持する保持磁界を発生させる保持磁界発生部材を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、第2現像剤担持体の回転軸方向両端部分の外周面での現像剤の固着発生を抑制できるという特有の効果が得られる。
本実施形態に係るプリンタの概略構成を示す説明図である。 同プリンタの本体に設置されたプロセスカートリッジを示す拡大図である。 同プロセスカートリッジに設置された現像装置を示す拡大図である。 同現像装置における循環経路を水平方向から見たときの図である。 図4の循環経路におけるY1−Y1断面を示す断面図である。 図4の循環経路におけるY2−Y2断面を示す断面図である。 第1現像ローラ及び第2現像ローラの磁力分布を示す図である。 同現像装置における現像剤の循環経路において現像剤に波状の偏りが生じた状態を説明する模式図である。 本実施形態の現像装置を説明する模式図である。 現像剤によるシール部を説明する模式図である。 現像剤によるシール部を説明する断面図である。 本実施形態の現像装置の変形例を説明する断面図である。
以下、本発明を画像形成装置としての電子写真方式のプリンタに適用した一実施形態について説明する。
図1は、同プリンタの概略構成を示す説明図である。
書込み部2A〜2Dは、図1に示すように、画像情報に基づいて帯電工程後の潜像担持体である4つの感光体ドラム21にそれぞれ静電潜像を書き込むための装置である。書込み部2A〜2Dは、ポリゴンミラー3A〜3Dや光学素子4A〜4D等を用いた光走査装置である。書込み部として、光走査装置の代わりにLEDアレイを用いることもできる。
給紙部61は、記録紙、OHP等の記録材Pを格納して、画像形成時には記録材Pを記録材搬送部材としての転写ベルト30に向けて給送する。転写ベルト30は、記録材Pをその表面に静電的に吸着させて搬送して各感光体ドラム21上に形成されたトナー像を記録材P上に転写するための無端状ベルトであって、その外周面上に吸着ローラ64とベルトクリーナ65とを設けている。
転写ベルト30を介して各感光体ドラム21に対向する4つの転写ローラ24は、芯金と芯金を被覆する導電性弾性層とを有する。転写ローラ24の導電性弾性層は、ポリウレタンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンポリエチレン(EPDM)等の弾性材料に、カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化スズ等の導電性付与剤を配合分散して電気抵抗値(体積抵抗率)を中抵抗に調整した弾性体である。定着部66は、加熱ローラ68及び加圧ローラ67を有し、記録材P上のトナー像を圧力と熱とによって記録材Pに定着させる。
転写ベルト30に沿って図中縦方向に配設された4つのプロセスカートリッジ20Y,20C,20M,20BKは、それぞれ、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのトナー像を形成するためのものである。各プロセスカートリッジ20Y,20C,20M,20BK上には、磁性キャリアと各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナーとを含む二成分現像剤を現像装置50に供給する剤カートリッジ28Y,28C,28M,28BKが設置されている。プロセスカートリッジ20Y,20C,20M,20BK、及び、剤カートリッジ28Y,28C,28M,28BKは、回転支軸を中心に転写ベルト30を開放してプリンタ1の本体から着脱することができる。
本実施形態におけるプリンタ1は、コンピュータ等から送信されるページ記述言語やビットマップ等の形式の画像情報に対して画像処理を施して書込みデータに変換する。画像形成時には、書込み部2A〜2Dからプロセスカートリッジ20Y,20C,20M,20BKに対して、ブラック、マゼンタ、シアン、イエローの画像情報に応じた露光光がそれぞれ照射される。すなわち、各光源から発せられた露光光(レーザ光)がポリゴンミラー3A〜3D、光学素子4A〜4D等を通過して、各感光体ドラム21上に照射される。これによって、各プロセスカートリッジ20Y,20C,20M,20BKの感光体ドラム21の表面上に、露光光に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像は、各感光体ドラム21の表面に対向するように配置されている現像装置50によってそれぞれの色のトナーで現像される。これにより、各感光体ドラム21の表面上には各色のトナー像が形成され、これらのトナー像が記録材Pに順次転写されることになる。
給紙部61から給送された記録材Pは、レジストローラ63の位置で一旦タイミングを合わせて転写ベルト30上に送り込まれる。転写ベルト30への記録材送込位置に配設された吸着ローラ64は、電圧の印加によって送り込まれてきた記録材Pを転写ベルト30に吸着させる。転写ベルト30に吸着した記録材Pは、転写ベルト30の図1中矢印方向への走行に伴って、各プロセスカートリッジ20Y,20C,20M,20BKとの対向位置を順次通過して各色のトナー像が互いに重なり合うように転写される。このようにして各色トナー像が転写された記録材Pは、転写ベルト30から分離して定着部66に達する。記録材P上のトナー像は、加熱ローラ68及び加圧ローラ67に挟まれつつ加熱されることで記録材P上に定着される。一方、記録材Pが分離した後の転写ベルト30表面は、その後にベルトクリーナ65によってその表面に付着したトナー等の汚れがクリーニングされる。
次に、画像形成装置におけるプロセスカートリッジ及び剤カートリッジについて詳述する。
図2は、プリンタ1の本体に設置されたプロセスカートリッジ20及び剤カートリッジ28を示す拡大図である。各プロセスカートリッジ20Y,20C,20M,20BKはほぼ同一構造であって、各剤カートリッジ28Y,28C,28M,28BKもほぼ同一構造であるために、以下の説明では、色分け符号であるY、C、M、BKを適宜省略する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20は、潜像担持体としての感光体ドラム21、帯電手段としての帯電部22、現像手段としての現像装置50、クリーニング手段としてのクリーニング部25が一体に支持されたものである。本実施形態の現像装置50は、磁性キャリア及びトナーを補給するとともに、これに伴って余剰現像剤を適宜排出するプレミックス現像方式が採用されている。
感光体ドラム21は、負帯電性の有機感光体であって、回転駆動機構によって図2中反時計回りの向きに回転駆動する。帯電部22は、芯金上に、ウレタン樹脂、導電性粒子としてのカーボンブラック、硫化剤、発泡剤等を処方した中抵抗の発泡ウレタン層をローラ状に形成した弾性を有する帯電ローラである。帯電部22の中抵抗層の材質としては、ウレタン、エチレン−プロピレン−ジエンポリエチレン(EPDM)、ブタジエンアクリロニトリルゴム(NBR)、シリコーンゴムや、イソプレンゴム等に抵抗調整のためにカーボンブラックや金属酸化物等の導電性物質を分散したゴム材や、またこれらを発泡させたものを用いることもできる。クリーニング部25は、感光体ドラム21の表面に摺接するクリーニングブラシ(又は、クリーニングブレード)が設置されていて、感光体ドラム21上の転写残トナーを機械的に除去・回収する。
本実施形態における現像装置50は、図2に示すように、プレミックス現像方式のものであって、現像装置50内に適宜に新品の現像剤Gが剤カートリッジ28から供給される。劣化した現像剤Gが現像装置50の外部に設置された剤貯留容器70に向けて排出される。剤カートリッジ28は、その内部に現像装置50内に供給するための現像剤Gを収容している。現像装置50に設置された磁気センサ26(後述の図4参照)によって検知されるトナー濃度(現像剤G中のトナーの割合)の情報に基づいてシャッタ機構80の開閉動作を行って、剤カートリッジ28から現像装置50内に向けて現像剤Gを適宜に供給する。剤カートリッジ28の現像剤GにおけるキャリアCに対するトナーTの混合率(トナー濃度)が比較的高く設定されている。供給管29は、剤カートリッジ28から供給される現像剤Gを現像装置50内に確実に導くためのものである。すなわち、剤カートリッジ28から排出された現像剤Gは、供給管29を介して、現像装置50内に供給される。
図3は、プロセスカートリッジ20に設置された現像装置50を示す拡大図である。図3に示すように、本実施形態における現像装置50は、第1現像剤担持体としての第1現像ローラ51Aと、第2現像剤担持体としての第2現像ローラ51Bという2つの現像剤担持体が設けられた、いわゆる多段現像方式の現像装置である。第1現像ローラ51A及び第2現像ローラ51Bは、それぞれ感光体ドラム21の表面に近接するように対向配置されていて、その対向位置が現像領域となる。現像領域では、第1現像ローラ51A,第2現像ローラ51Bの表面に穂立ちした現像剤からなる磁気ブラシが感光体ドラム21の表面に接触する。現像装置50の内部には、トナーTと磁性キャリアCとを含む現像剤G(二成分現像剤)が収容されている。そして、現像装置50は、感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像してトナー像化する現像処理を行う。
次に、感光体ドラム21上で行われる一連の作像プロセスについて図2及び図3を用いて説明する。
感光体ドラム21が反時計方向に回転駆動されると、まず、帯電部22の位置で感光体ドラム21の表面が一様に帯電される。その後、帯電された感光体ドラム21の表面部分は、露光光Lの照射位置に達して書込み部2による露光工程が行われる。すなわち、露光光Lの照射によって感光体ドラム21上を画像情報に応じて選択的に除電することで、照射されなかった非画像部の電位との差(電位コントラスト)を発生させて静電潜像を形成する。この露光工程は、感光体ドラム21の感光層中で電荷発生物質が光を受けて電荷を発生して、このうち正孔が感光体ドラム21表面の帯電電荷と打ち消しあうものである。
その後、静電潜像が形成された感光体ドラム21の表面部分は、現像装置50との対向位置に達する。感光体ドラム21上の静電潜像は、2つの現像ローラ51A,51B上の磁気ブラシと順次接触して、磁気ブラシ中の負帯電されたトナーTが付着されて可視化される。詳しくは、図2及び図3の図中上方に配置されている第1現像ローラ51A上に汲上げられた現像剤Gは、現像剤規制部材としてのドクターブレード52によって適量化された後に、感光体ドラム21との対向部である第1現像領域に搬送される。第1現像領域では、第1現像ローラ51A上の現像剤Gが第1現像ローラ内の現像磁極の磁力によって穂立ちし、これにより形成される磁気ブラシで感光体ドラム21の表面を摺擦する。このとき、現像剤G中のトナーTは、電源部から第1現像ローラ51Aに対して印加されている所定の現像バイアスによって形成される現像電界の作用により、感光体ドラム21上の画像部にのみ選択的に付着してトナー像を形成する。
第1現像領域を通過した第1現像ローラ51A上の現像剤Gは、第1現像ローラ51Aの回転に伴い、第2現像ローラ51Bの内部に配置された受渡磁極と対向する現像剤受渡領域まで搬送される。この現像剤受渡領域では、第1現像ローラ51A上の一部又は全部の現像剤Gが受渡磁極の磁力(受渡磁力)の作用を受けて第2現像ローラ51Bの表面に移動し、第2現像ローラ51Bの表面上に担持される。このようにして第2現像ローラ51Bに担持された現像剤Gは、感光体ドラム21の表面と対向する第2現像領域へと搬送される。第2現像領域でも、第2現像ローラ51B上の現像剤Gが第2現像ローラ内の現像磁極の磁力によって穂立ちし、これにより形成される磁気ブラシで感光体ドラム21の表面を摺擦する。このとき、現像剤G中のトナーTは、電源部から第2現像ローラ51Bに対して印加されている所定の現像バイアスによって形成される現像電界の作用により、感光体ドラム21上の画像部にのみ選択的に付着してトナー像を形成する。その後、第2現像領域を通過した第2現像ローラ51B上の現像剤Gは、第2現像ローラ51Bの表面から離脱して現像装置50内に戻される。
第1現像領域及び第2現像領域での現像処理によってトナー像が形成された感光体ドラム21の表面部分は、感光体ドラム21の回転に伴って転写ベルト30及び転写ローラ24との対向位置に達する。そして、このタイミングに合わせてその対向位置に搬送された記録材P上に、感光体ドラム21上のトナー像が転写される。このとき、転写ローラ24には、所定の電圧が印加されている。その後、トナー像が転写された記録材Pは、定着部66を通過して、排出ローラ69から装置外部に排出される。一方、転写工程時に記録材Pに転写されずに感光体ドラム21上に残留したトナーT(転写残トナー)は、感光体ドラム21上に付着したままクリーニング部25との対向部に達する。そして、感光体ドラム21上の転写残トナーは、クリーニング部25で除去・回収される。その後、感光体ドラム21表面は、除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
以下、本実施形態における現像装置50の構成及び動作について詳述する。図4は、現像装置50における循環経路を図3に示す矢印X方向から長手方向にみた断面図である。図5は、現像装置50における循環経路の図4中Y1−Y1断面を示す断面図である。図6は、現像装置50における循環経路の図4中Y2−Y2断面を示す断面図である。図7は、第1現像ローラ及び第2現像ローラ上に形成される磁力の分布図である。
本実施形態における現像装置50は、第1現像ローラ51A、第2現像ローラ51B、搬送スクリュー53A〜53C(オーガスクリュー)、ドクターブレード52、キャリア捕集ローラ54、スクレーパ55、排出スクリュー56、等で構成されている。また、現像装置50内には、現像剤Gを搬送して循環経路を形成する3つの現像剤搬送路B1〜B3が形成されている。
第1現像ローラ51A及び第2現像ローラ51Bは、いずれも、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等の非磁性体を円筒形に形成してなるスリーブが回転駆動機構によって時計方向に回転されるように構成されている。2つの現像ローラ51A,51Bのスリーブ51A1,51B1内には、スリーブ51A1,51B1の周面に現像剤Gの穂立ちを生じさせるように磁界を形成する磁力発生手段としてのマグネット51A2,51B2が固設されている。マグネット51A2,51B2により発生する磁力線に沿うように現像剤G中のキャリアCがスリーブ51A1,51B1上にチェーン状に穂立ちする。このチェーン状に穂立ちしたキャリアCに帯電したトナーTが付着して磁気ブラシが形成される。磁気ブラシは、スリーブ51A1,51B1の回転に伴ってスリーブ51A1,51B1と回転方向へ搬送される。スリーブ51A1,51B1の表面には、それぞれ、現像剤Gの搬送能力を上げるために凹凸状の表面処理が施された粗面部が形成されている。
ドクターブレード52は、第1現像領域の第1現像ローラ回転方向上流側で、第1現像ローラ51Aの表面と対向配置され、第1現像ローラ51Aの表面上に担持された現像剤Gが通過する。これにより、第1現像領域へ搬送される現像剤の量を規制するための規制ギャップを第1現像ローラ51Aの表面との間に形成する。ドクターブレード52は、SUS316やXM7等の非磁性金属材料(弱磁性金属材料も含むものとする)で形成された板厚が2[mm]程度の板状部材である。
第1現像ローラ51A及び第2現像ローラ51Bの表面上では、マグネット51A2の各磁極H11〜H15及びマグネット51B2の各磁極H21〜H24によって、図7において点線で示すような磁束密度分布が得られる。図中点線は、第1現像ローラ51A及び第2現像ローラ51Bの表面上における法線方向の磁束密度の大きさを示すものであり、その表面から遠いほど法線方向磁束密度が大きい地点であることを示す。第1現像ローラ51Aのマグネット51A2は、感光体ドラム21との対向位置に形成される主磁極H11、ドクターブレード52と主磁極H11との間に形成されるドクタ磁極H12、第1現像剤搬送部材としての第1搬送スクリュー53Aとの対向位置に形成される汲上げ磁極H13、第2現像ローラ51Bとの対向位置に形成される第1受渡磁極H15、第1受渡磁極H15と汲上げ磁極H13との間に形成される搬送磁極H14を備えている。第2現像ローラ51Bのマグネット51B2は、感光体ドラム21との対向位置に形成される主磁極H21、第1現像ローラ51A(第1受渡磁極H15)との対向位置に形成される第2受渡磁極H22、キャリア捕集ローラ54との対向位置に形成される搬送磁極H24、現像剤回収搬送路B2との対向位置に形成される剤離れ磁極H23を備えている。
汲上げ磁極H13が磁性キャリアに作用して、現像剤供給搬送路B1に収容されている現像剤Gが第1現像ローラ51Aの表面上に担持される。第1現像ローラ51A上に担持された現像剤Gは、その一部が規制ギャップを通過する際にドクターブレード52によって掻き取られて現像剤供給搬送路B1に戻される。一方、ドクタ磁極H12による磁力が作用する規制ギャップN1を通過した第1現像ローラ51A上の現像剤Gは、主磁極H11が対向する第1現像領域において主磁極H11の磁力が作用して穂立ちし、感光体ドラム21の表面を摺接する。その後、第1現像領域を通過した現像剤Gは、第1受渡磁極H15の位置(第2現像ローラ51Bの第2受渡磁極と対向する位置)である現像剤受渡領域まで搬送される。そして、この現像剤受渡領域において、第1現像ローラ51A上の現像剤Gの一部又は全部が、第1現像ローラ51Aの第1受渡磁極H15及び第2現像ローラ51Bの第2受渡磁極H22の磁力(受渡磁力)の作用により、第2現像ローラ51B上に受け渡される。第2現像ローラ51B上に受け渡された現像剤Gは、その後、主磁極H21が対向する第2現像領域において主磁極H21の磁力が作用して穂立ちし、感光体ドラム21の表面を摺接する。
その後、第2現像領域を通過した現像剤Gは、搬送磁極H24の位置を通過して、剤離れ磁極H23の位置に達する。そして、剤離れ磁極H23における反発磁界が磁性キャリアに作用して、第2現像ローラ51B上に担持されている現像処理後の現像剤Gが第2現像ローラ51Bから脱離される。脱離後の現像剤Gは、現像剤回収搬送路B2に回収されて、第2搬送スクリュー53Bによって第2現像ローラ回転軸方向(以下、「長手方向」といい、第1現像ローラ回転軸方向も「長手方向」という。)に沿って搬送される。
3つの搬送スクリュー53A〜53Cは、いずれも、軸部上に螺旋状にスクリュー部が形成されたものであって、現像装置50内に収容された現像剤Gをその軸部に沿って搬送する。第1現像剤搬送部材としての第1搬送スクリュー53Aは、現像剤供給搬送路B1の内部に配設されていて、現像剤供給搬送路B1内の現像剤Gを長手方向(図4の白抜き矢印で示す方向)へと搬送する。第1搬送スクリュー53Aにより搬送されている間に、現像剤供給搬送路B1内の現像剤Gは第1現像ローラ51Aの表面に順次汲上げられる。よって、本実施形態の現像装置50では、現像剤供給搬送路B1の現像剤搬送方向下流側ほど現像剤の量が少なくなる。第2現像剤搬送部材としての第2搬送スクリュー53Bは、現像剤回収搬送路B2の内部に設置されている。第2搬送スクリュー53Bは、第1搬送スクリュー53Aの鉛直方向下方に位置している。第2現像ローラ51Bから離脱して現像剤回収搬送路B2内に回収された現像処理後の現像剤Gは、現像剤回収搬送路B2内を長手方向(図4の白抜き矢印で示す方向)へと搬送される。第1搬送スクリュー53A及び第2搬送スクリュー53Bは、その軸部が現像ローラ51A,51Bの回転軸とほぼ平行になるように配設されている。
第3現像剤搬送部材としての第3搬送スクリュー53Cは、現像剤攪拌搬送路B3の内部に設置されている。第3搬送スクリュー53Cは、図4に示すように、現像剤回収搬送路B2の現像剤搬送方向下流部と現像剤供給搬送路B1の現像剤搬送方向上流部とを直線的に結ぶように、第1搬送スクリュー53A及び第2搬送スクリュー53Bに対して斜めに配置されている。第3搬送スクリュー53Cは、第2搬送スクリュー53Bによって現像剤回収搬送路内を搬送されてきた現像剤Gを現像剤供給搬送路B1の現像剤搬送方向上流側へと搬送する。また、第3搬送スクリュー53Cは、第1搬送スクリュー53Aによって現像剤供給搬送路B1の現像剤搬送方向下流端まで搬送されて落下経路B4を通過した現像剤Gも、現像剤供給搬送路B1の現像剤搬送方向上流側へと搬送する。
図4に示すように、現像剤回収搬送路B2の現像剤搬送方向下流側と現像剤攪拌搬送路B3の現像剤搬送方向上流側との間は、第1中継部B5を介して連通している。また、現像剤攪拌搬送路B3の下流側と現像剤供給搬送路B1の上流側との間は、第2中継部B6を介して連通している。現像剤供給搬送路B1の下流側と現像剤攪拌搬送路B3の上流側との間は、上述したように落下経路B4を介して連通している。このような構成により、3つの現像剤搬送路B1〜B3内を搬送スクリュー53A〜53Cによって現像剤Gが移動することで現像装置50内を現像剤Gが循環する。
現像装置50の稼動中は、現像装置内に収容された現像剤が図4中の斜線で示すような状態で流動する。図4に示すように、現像剤供給搬送路B1では、現像剤搬送方向下流側における現像剤の剤面が上流側の剤面に比べて低くなっているのは、現像剤供給搬送路B1内を搬送中の現像剤は、その一部が第1現像ローラ51Aに順次供給されるためである。そして、第1現像ローラ51Aに供給されずに現像剤供給搬送路B1の下流部まで搬送された現像剤は、落下経路B4を介して現像剤攪拌搬送路B3の上流部に移動することになる。
現像剤攪拌搬送路B3にはトナー濃度センサである磁気センサ26が設置されている。そして、磁気センサ26によって検知されるトナー濃度の情報に基づいて、剤カートリッジ28から現像装置50内に向けて所定のトナー濃度の現像剤Gが供給される。本実施形態では、現像装置50内の現像剤Gのトナー濃度が4〜7重量%になるように制御されている。
図4及び図5に示すように、現像剤供給搬送路B1の壁部には、現像装置50内に収容された現像剤Gの一部を外部(剤貯留容器70)へ排出するための排出口57が設けられている。詳しくは、排出口57は、剤カートリッジ28から現像装置50内に現像剤Gが供給されて装置内の現像剤量が増加してその位置に搬送される現像剤の剤面(上面)が所定高さを超えたときに、その余剰分の現像剤Gを剤貯留容器70に向けて排出するためのものである。すなわち、余剰分の現像剤Gは、排出口57の下部の高さを超えて、排出口57から排出されて排出経路71を経由して剤貯留容器70に向けて重力落下していく。このように、トナーTの母体樹脂や外添剤によって汚染されて劣化したキャリアが自動的に現像部の外部に排出されるので、経時においても画像品質の劣化を抑止することができる。
また、現像装置50における現像剤の循環経路において、上述した排出口57が配設された位置を通過せずに現像剤Gの一部を循環経路の上流側に戻すためのバイパス経路が形成されている。具体的には、図4及び図6に示すように、現像剤供給搬送路B1であって排出口57よりも現像剤搬送方向上流側の位置(排出口57に比較的近接した位置)に、開口58が設けられている。そして、この開口58がバイパス経路の入口となって、バイパス経路の出口が現像剤攪拌搬送路B3の現像剤搬送方向中央部に配設されている。このように、現像装置50における現像剤の循環経路にバイパス経路を設ける。これにより、現像装置内の現像剤に波状の偏り等が生じても、排出口57から排出される現像剤量にバラツキが生じて、必要量を超えた現像剤が現像装置50から排出される不具合を抑止することができる。
図8は、現像装置50における現像剤の循環経路において現像剤に波状の偏りが生じた状態を説明する模式図である。
図8に示すように、現像剤の循環経路では、高低差の大きな波状の偏りが生じる場合がある。このような波状の偏りは、現像装置50の稼動を開始した直後(再起動直後)に顕著にあらわれる。そして、このような波状の偏りが生じた場合には、従来は、排出口57の下部よりも高い位置にある現像剤(図8中の高さZ2の現像剤)のすべてが排出口57から排出されてしまっていた。このようにして排出されてしまう現像剤は本来的に排出を予定していないものである。このため、このような現象が繰り返し生じると現像装置50内の現像剤量が不足してしまい、現像剤の劣化状態が不安定になったりトナーの帯電量が低下したりして、出力画像上に画像濃度低下等の不具合が生じてしまうことになる。
図8に示すように、排出口57の上流側にバイパス経路に通じる開口58を設けている。このため、排出口57の下部よりも高い位置にある現像剤の一部が排出口57から排出されることなく、開口58を通じて第3搬送スクリュー53Cにおける搬送経路に戻されることになる。これにより、排出口57から過剰に現像剤が排出される不具合を抑止することができる。バイパス経路における開口58の下部の高さが、排出口57の下部の高さよりも高さZ1だけ高くなるように構成されている。これにより、排出口57の下部よりも高い位置にある現像剤のうち、高さ(Z2−Z1)分の現像剤は排出口57から排出されることなく、開口58を通じて現像剤攪拌搬送路B3に戻されることになる。その結果、排出口57の本来の機能を維持しつつ、排出口57から過剰に現像剤が排出される不具合を確実に抑止することができる。排出口57と開口58との現像剤搬送方向における距離Rは、なるべく短い方が好ましい。
また、図3、図5、図6及び図7に示すように、第2現像ローラ51Bの下方であって感光体ドラム21の表面と対向する位置に、キャリア捕集ローラ54が設置されている。さらに、キャリア捕集ローラ54に当接する位置にスクレーパ55が設置されている。キャリア捕集ローラ54は、ステンレス等からなる円筒体内に所定の磁界を形成するマグネットが固設されたものであって、現像装置50内から移動(飛翔)して感光体ドラム21の表面に付着するキャリアを捕集するためのものである。キャリア捕集ローラ54は、図3中反時計回り方向に回転駆動される。キャリア捕集ローラ54によって捕集されて担持されたキャリアは、そのほとんどが第2現像ローラ51Bとの対向位置で搬送磁極H24によって第2現像ローラ51B上に移行する。そして、第2現像ローラ51Bの剤離れ極H23の位置で第2現像ローラ51Bから離脱して現像剤回収搬送路B2内に回収される。一方、第2現像ローラ51B上に移行せずにキャリア捕集ローラ54上に残留・担持されたキャリアは、スクレーパ55によって機械的に掻き取られて、現像剤回収搬送路B2内に回収される。このように、キャリア捕集ローラ54を設置することで、感光体ドラム21上に付着するキャリアを現像装置50内に回収できるため、異常画像(ホタル画像、白抜け画像)の発生が抑止されるとともに、現像装置50内のキャリアが不足する不具合が抑止される。
本実施形態の現像装置50では、2つの現像ローラ51A,51Bの外径が30[mm]、現像ローラ51A,51Bの外周面上の線速が900[mm/秒]、キャリア捕集ローラ54の外径が16[mm]、程度に設定されている。また、キャリア捕集ローラ54の外周面上の線速が10.6[mm/秒]、プロセス線速(感光体ドラム21の外周面上の線速、及び、記録材Pの搬送速度)が600[mm/秒]、程度に設定されている。また、現像装置50において用いられるキャリアCは、粒径が55[μm]、飽和磁化が96[emμ/g]、程度のものである。さらに、トナーTは、粒径が6.8[μm]程度のものである。
次に、本実施形態のプリンタ1の特徴部である現像装置について説明する。
図9は、同現像装置における第1現像ローラ51A及びドクターブレード52の構成を説明する模式図である。図10は、現像剤によるシール部を説明する模式図である。図11は、現像剤によるシール部を説明する断面図である。
多段現像方式を採用する現像装置において、第2現像ローラ51Bの表面上における第2現像ローラ51Bの長手方向両端部分の外周面で現像剤の固着(フィルミング)が発生することがある。このような現像剤の固着が発生すると、その固着した現像剤が感光体ドラム21の表面に接触して感光体ドラム21の表面が傷ついてしまい、出力画像の画像品質が低下してしまうなどの不具合を引き起こす。第2現像ローラ51Bの長手方向両端部分の外周面にこのような現像剤の固着が発生する理由は次のとおりである。
すなわち、第2現像ローラ51Bの受渡磁極が発生させる受渡磁力は、第2現像ローラ51Bの長手方向中央部では安定しているものの、第2現像ローラ51Bの長手方向両端部では局所的に大きくなる事象が発生し易い。そのため、第2現像ローラ51B表面上の長手方向両端側の端部大磁力領域では、この局所的に大きな受渡磁力部分である端部磁力部分の作用を受けることになる。そして、これよりも小さい磁力が作用する中央領域よりも、第1現像ローラ51Aの表面から受け取る単位面積当りの現像剤量が局所的に多くなる。その結果、第2現像ローラ51B表面上の長手方向両端側の端部大磁力領域に担持される現像剤の嵩が増す。嵩が増した当該現像剤部分は、第2現像領域に搬送されることで潜像担持体の表面により押しつぶされ、これにより第2現像ローラ51Bの長手方向両端部分の外周面において現像剤の固着が発生するのである。
第1現像ローラ51Aの表面上に担持された現像剤を第1現像ローラ51Aの回転に追従して搬送するための現像剤搬送力を有効に得るため、図9及び図10に示すように、第1現像ローラ51Aの表面に表面処理を施して表面粗さを高めた粗面部51A3を形成する。一方、現像領域の現像ローラ長手方向外側に位置する第1現像ローラ51Aの外周面では、現像剤を搬送する必要がないだけでなく、現像剤を搬送することで現像剤飛散などの不具合を引き起こす虞がある。このため、このような表面処理を施さずに、粗面部51A3よりも表面粗さの低い滑面部を形成することが多い。第1現像ローラ51Aの長手方向端部に狭小ギャップに対向する第1現像ローラ51Aの表面を滑面部51A4とし、第1現像ローラ51Aの表面上の当該大磁力対向領域に担持される現像剤量をより少なく抑えている。
具体的には、図9に示すように、第1現像ローラ51Aの表面には、長手方向幅L1をもつ凹凸表面処理がなされた粗面部51A3が形成されている。その粗面部51A3における第1現像ローラ51Aの長手方向の外側には、滑面部51A4が長手方向幅L2の幅を持って形成されている。また、ドクターブレード52の長手方向両端部には、第1現像ローラ51Aの滑面部51A4に対向し、第1現像ローラ51Aの表面とのギャップが第1現像ローラ51Aの粗面部51A3における規制ギャップN1よりも狭い狭小ギャップN2を形成するための突出部52aが形成されている。この突出部52aによる狭小ギャップN2は、0.30±0.03[mm]に設定され、突出部52a以外の長手方向中央部における規制ギャップN1は、0.40±0.03[mm]に設定されている。また、第1現像ローラ51Aと感光体ドラム21との現像ギャップは0.25[mm]程度に設定され、第2現像ローラ51Bと感光体ドラム21との現像ギャップも0.25[mm]程度に設定されている。
発明者らが鋭意研究したところ、以下の事象を見出した。すなわち、近年の装置の高速化に伴う現像剤担持体の高回転化や現像剤担持体内部に配置されたマグネット(磁力発生手段)が発生させる磁気の分布によっては、現像剤規制部材で狭小ギャップを形成し、かつ、狭小ギャップに対向する第1現像ローラ51Aの外周面を滑面部にした構成においてもその滑面部に現像剤が搬送されてしまうことが判明した。現像剤規制部材で狭小ギャップを形成し、かつ、狭小ギャップに対向する第1現像ローラ51Aの外周面を滑面部にしたことで第1現像ローラ51Aの長手方向両端部分の外周面に担持される現像剤量を減らすだけでは、第2現像ローラ51Bの長手方向両端部分の外周面へ受け渡される現像剤量を十分に少なく抑えることができず、第2現像剤担持体の長手方向両端部分の外周面で現像剤の固着が発生したと考えられる。
本実施形態の現像装置では、図11に示すように、ドクターブレード52より第1現像ローラ51Aの現像剤搬送方向上流側で、保持磁界発生部材としての磁性体100が、第1現像ローラ51Aの長手方向端部の外周面に対向して固設されている。具体的には、磁性体100には、シート状のマグネットが使用され、図9に示すように、支持部材としての現像容器を構成する前ケーシング200と後ケーシング201から延伸するよう設けられている。磁性体100の現像容器内側端部は、第1現像ローラ51Aの表面の長手方向幅L1をもつ凹凸表面処理がなされた粗面部51A3の端部よりも0.5[mm](図9及び図10の図中L3)程度内側となるように設けられている。シート状の磁性体100は、第1現像ローラ51Aの外周面に対向し、第1現像ローラ51Aの外周面に対してギャップGを持って設けられている。
図10及び図11に示すように、現像剤が搬送されると、磁性体100の磁気力により、第1現像ローラ51Aの表面に対向する磁性体100の表面に現像剤が吸着され穂立ちする。ドクターブレード52の現像剤搬送方向上流側において第1現像ローラ51Aの外周面と磁性体100との間に現像剤が保持され、シール部101を形成する。保持された現像剤は、第1現像ローラ51Aが回転してもその場に留まるので、第1現像ローラ51Aの当該外周面部分に担持されて現像剤が後から搬送されてきても、その現像剤を、保持された現像剤によって堰き止める。このため、現像剤は、現像剤によるシール部101により第1現像ローラ51Aにおける粗面部51A3の外側の滑面部51A4での搬送が妨げられ、ドクターブレード52を通過することがない。これにより、第1現像ローラ51Aにおける滑面部51A4において現像剤が搬送されることを抑制することができ、第1現像ローラ51Aの端部の現像剤量を少なく抑えることができる。図9に示す例では、磁性体100と第1現像ローラ51Aにおける滑面部51A4とのギャップGは、磁性体上に形成された穂立ちが、第1現像ローラ51Aにおける滑面部A4に対し過剰なストレス無しで接触する。また、ギャップGを確実に埋めるような状態とするため、1[mm]〜2[mm]程度が望ましい。
以下に、本実施形態の現像装置の変形例について図面を用いて説明する。
図12は、同現像装置の変形例を説明する断面図である。図12に示すように、変形例の現像装置150における磁性体100は、現像剤を第1現像ローラ51Aの表面上に供給する第1搬送スクリュー53Aにより第1現像ローラ51Aの長手方向に沿って搬送するための現像剤供給搬送路B1から第1現像ローラ51Aへ現像剤を供給する供給経路300Aを塞ぐように設ける。この結果、現像剤供給搬送路B1から第1現像ローラ51Aへ現像剤が供給される段階で、第1現像ローラ51Aにおける滑面部51A4(図9及び図10参照)への現像剤の供給を抑制することができる。したがって、滑面部51A4に現像剤が搬送されることを抑制し、第1現像ローラ51A端部の現像剤量を少なく抑えることができる。
なお、上記実施形態(上記変形例を含む)では、現像剤搬送路B1〜B3が3つ設けられた多段現像方式の現像装置50に対して本発明を適用した例について説明したが、現像剤搬送路が2つ以下又は4つ以上設置された多段現像方式の現像装置に対しても本発明を適用することができる。その場合も、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、第3搬送スクリュー53Cを長手方向に対して斜めに配設したが、第3搬送スクリュー53Cを長手方向に沿って配設するレイアウトとしてもよい。さらに、上記実施形態では、排出口57を現像剤供給搬送路B1の壁部に設けたが、排出口57をその他の現像剤搬送路B2,B3の壁部に設けることもできる。
また、上記実施形態では、剤カートリッジ28から現像装置50に向けて現像剤G(トナーT及びキャリアC)を供給するプレミックス現像方式を例に挙げて説明したが、カートリッジからキャリアCのみを現像装置50に向けて供給することもできる。その場合、トナーのみが収容されたトナーカートリッジを剤カートリッジ(キャリアカートリッジ)とは別に設置して、磁気センサ26の検知結果に基づいてトナーカートリッジに収容されたトナーを現像装置50に向けて適宜に補給することになる。さらに、キャリアの補給を行わずにカートリッジからトナーのみを供給する一般的な現像装置に対しても本発明を適用することができる。そして、これらのような場合であっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態は、作像部の一部がプロセスカートリッジ20で構成される画像形成装置に対して本発明を適用した例であるが、本発明の適用はこれに限定されることなく、作像部がプロセスカートリッジ化されていない画像形成装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。具体的に、現像装置50が単体でプリンタ本体に着脱されるユニットして構成されている場合であっても、当然に本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、現像ローラ51A,51Bが2つ設置された多段現像方式の現像装置50に対して本発明を適用した場合について説明したが、現像ローラが3つ以上設置された多段現像方式の現像装置に対しても当然に本発明を適用することができる。その場合にも、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、上記実施形態では、上下方向に搬送スクリュー53A,53Bが設置された多段現像方式の現像装置に対して本発明を適用したが、複数の搬送スクリューが水平方向に並べて設置された多段現像方式の現像装置や、現像剤を短手方向に搬送するパドル状の現像剤搬送部材を備えた現像装置等に対しても本発明を適用することができる。その場合も、上記実施形態と同様に構成された現像ローラ51A,51Bを用いることで、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明が上記実施形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、上記実施形態の中で示唆した以外にも、上記実施形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
トナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤を表面上に担持して回転しながら感光体ドラム21等の潜像担持体との対向位置に搬送して潜像担持体上の潜像を現像する第1現像ローラ51A等の第1現像剤担持体と、第1現像剤担持体の潜像担持体との対向位置を通過した二成分現像剤を表面上に担持して回転しながら潜像担持体との対向位置に搬送して潜像担持体上の潜像を現像する第2現像ローラ51B等の第2現像剤担持体と、第1現像剤担持体の表面上に担持された二成分現像剤の量を規制するドクターブレード52等の現像剤規制部材とを備え、潜像担持体の表面に形成された潜像に対し、第1現像剤担持体及び第2現像剤担持体の表面に担持された二成分現像剤によって、現像処理を行う現像装置50において、現像剤規制部材より現像剤搬送方向上流側で、第1現像剤担持体の回転軸方向端部の外周面に対向させて配置し、かつ、第1現像剤担持体の外周面との間で現像剤を保持する保持磁界を発生させる保持磁界発生部材を備えた。
これによれば、上記実施形態について説明したように、保持磁界発生部材により発生した保持磁界によって、第1現像剤担持体の回転軸方向両端部分における現像剤規制部材の現像剤搬送方向上流側で、第1現像剤担持体の外周面と保持磁界発生部材との間に現像剤が保持される。このように保持された現像剤は、第1現像剤担持体が回転してもその場に留まるので、第1現像剤担持体の当該外周面に担持された現像剤が後から搬送されてきても、その現像剤を、保持された現像剤によって堰き止め、現像剤規制部材を通過させるのを阻害することができる。これにより、第2現像剤担持体の回転軸方向両端部分の外周面へ受け渡される現像剤量が少なくなるので、第2現像剤担持体の回転軸方向両端部分の外周面での現像剤の固着発生が抑制できる。
(態様B)
(態様A)において、潜像担持体の表面と対向する第1現像領域を通過する第1現像剤担持体の回転軸方向中央部分の外周面に表面粗さを高めた粗面部51A3を形成し、かつ、第1現像領域の第1現像剤担持体の回転軸方向外側に位置する外周面に粗面部より表面粗さの低い滑面部51A4を形成する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、粗面部では、第1現像担持体の表面上に担持された現像剤を第1現像剤担持体の回転に追従して搬送するための現像剤搬送力を向上することができる。一方、第1現像領域の現像剤担持体の回転軸方向外側に位置する第1現像剤担持体の外周面では現像剤を搬送する必要がないだけでなく、現像剤を搬送することで現像剤飛散などの不具合を引き起こす虞がある。第1現像領域の第1現像剤担持体回転軸方向外側に位置する第1現像剤担持体の外周面に滑面部を形成することで、第2現像剤担持体の回転軸方向両端部分の外周面へ受け渡される現像剤量が少なくなる。よって、現像剤の固着発生や現像剤飛散などの不具合を回避できる。
(態様C)
(態様A)又は(態様B)において、保持磁界発生部材は、現像剤規制部材に近接して設けられている。これによれば、上記実施形態について説明したように、第1現像剤担持体の回転軸方向両端部分における現像剤規制部材の現像剤搬送方向上流側で、第1現像剤担持体の外周面と保持磁界発生部材との間に現像剤が、現像剤規制部材に近づいて保持される。このように現像剤が現像剤規制部材の通過前部に保持されたので、現像剤規制部材を現像剤がより一層通過することを防止できる。第1現像剤担持体の回転軸方向両端部分の現像剤量を少なく抑えることができ、第2現像剤担持体表面上の当該端部大磁力領域に担持される現像剤の嵩を減らすことができる。よって、潜像担持体の表面から受ける圧縮力を低減でき、現像剤の固着発生を抑制できる。
(態様D)
(態様A)〜(態様C)のいずれかにおいて、第1現像剤担持体の表面に隣接して配置され、二成分現像剤を第1現像剤担持体の表面上に供給しながら搬送スクリュー53A等の第1現像剤搬送部材により第1現像剤担持体回転軸方向に沿って搬送する現像剤供給搬送路B1を備え、磁性体は、現像剤供給搬送路から第1現像剤担持体へ二成分現像剤を供給する供給経路300Aを塞ぐように設けられている。これによれば、上記実施形態について説明したように、現像剤供給搬送路から第1現像剤担持体へ現像剤が供給される段階で、第1現像剤担持体の回転軸方向外側に位置する滑面部への現像剤の供給を抑制することができる。したがって、滑面部に現像剤が搬送されることを抑制し、第1現像剤担持体における回転軸方向両端部分の外周面の現像剤量を少なく抑えることができる。
(態様E)
(態様A)〜(態様D)のいずれかにおいて、第1現像剤担持体の回転軸を支持する支持部材を備え、保持磁界発生部材が、支持部材から延伸するよう設けられている。これによれば、上記実施形態について説明したように、保持磁界発生部材を第1現像剤担持体の回転軸方向外側に位置する滑面部の全体を覆うように設けられ、現像剤は滑面部での搬送が確実に妨げることができ、第1現像剤担持体における回転軸方向両端部分の外周面の現像剤量を少なく抑えることができる。
(態様F)
画像形成に使用される部材又は装置の少なくとも1つと現像装置とを有し、画像形成装置本体に着脱可能に構成されたプロセスカートリッジにおいて、現像装置として、(態様A)〜(態様E)のいずれかの現像装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、第2現像剤担持体の回転軸方向両端部分の外周面での現像剤の固着が発生することでその固着した現像剤が潜像担持体の表面に接触して潜像担持体表面が傷ついてしない出力画像の画像品質が低下してしまうなどの不具合を抑制できるプロセスカートリッジを提供することができる。
(態様G)
静電潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の静電潜像を現像する現像装置とを備えた画像形成装置において、現像装置として、(態様A)〜(態様E)のいずれかの現像装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、第2現像剤担持体の回転軸方向両端部分の外周面での現像剤の固着が発生することでその固着した現像剤が潜像担持体の表面に接触して潜像担持体表面が傷ついてしない出力画像の画像品質が低下してしまうなどの不具合を抑制できる画像形成装置を提供することができる。
1 プリンタ
2 書込み部
3 ポリゴンミラー
4 光学素子
20 プロセスカートリッジ
21 感光体ドラム
22 帯電部
24 転写ローラ
25 クリーニング部
28 剤カートリッジ
30 転写ベルト
50,150 現像装置
51A 第1現像ローラ
51B 第2現像ローラ
51A1,51B1 スリーブ
51A2,51B2 マグネット
51A3,51B3 粗面部
51A4,51B4 滑面部
52 ドクターブレード
52a 突出部
53A,53B,53C 搬送スクリュー
54 キャリア捕集ローラ
55 スクレーパ
56 排出スクリュー
57 排出口
58 開口
61 給紙部
66 定着部
67 加圧ローラ
68 加熱ローラ
70 剤貯留容器
80 シャッタ機構
100 磁性体
101 シール部
200 前ケーシング
201 後ケーシング
300A 供給経路
B1 現像剤供給搬送路
B2 現像剤回収搬送路
B3 現像剤攪拌搬送路
G ギャップ
H22 受渡磁極
N1 規制ギャップ
N2 狭小ギャップ
特許第5332276号公報

Claims (7)

  1. トナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤を表面上に担持して回転しながら潜像担持体との対向位置に搬送して該潜像担持体上の潜像を現像する第1現像剤担持体と、該第1現像剤担持体の前記潜像担持体との対向位置を通過した前記二成分現像剤を表面上に担持して回転しながら前記潜像担持体との対向位置に搬送して前記潜像担持体上の潜像を現像する第2現像剤担持体と、前記第1現像剤担持体の表面上に担持された二成分現像剤の量を規制する現像剤規制部材とを備え、前記潜像担持体の表面に形成された潜像に対し、前記第1現像剤担持体及び前記第2現像剤担持体の表面に担持された二成分現像剤によって、現像処理を行う現像装置において、
    前記現像剤規制部材より現像剤搬送方向上流側で、前記第1現像剤担持体の回転軸方向端部の外周面に対向させて配置し、かつ、前記第1現像剤担持体の外周面との間で現像剤を保持する保持磁界を発生させる保持磁界発生部材を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1記載の現像装置において、
    前記潜像担持体の表面と対向する第1現像領域を通過する前記第1現像剤担持体の回転軸方向中央部分の外周面に表面粗さを高めた粗面部を形成し、かつ、前記第1現像領域の前記第1現像剤担持体の回転軸方向外側に位置する外周面に前記粗面部より表面粗さの低い滑面部を形成することを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1又は2に記載の現像装置において、
    前記保持磁界発生部材は、前記現像剤規制部材に近接して設けられていることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の現像装置において、
    前記第1現像剤担持体の表面に隣接して配置されて二成分現像剤を前記第1現像剤担持体の表面上に供給する第1現像剤搬送部材により、第1現像剤担持体の回転軸方向に沿って搬送する現像剤供給搬送路を備え、
    前記保持磁界発生部材は、前記現像剤供給搬送路から前記第1現像剤担持体へ二成分現像剤を供給する供給経路を塞ぐように設けられていることを特徴とする現像装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の現像装置において、
    前記第1現像剤担持体の回転軸を支持する支持部材を備え、前記保持磁界発生部材が、前記支持部材から延伸するよう設けられていることを特徴とする現像装置。
  6. 画像形成に使用される部材又は装置の少なくとも1つと現像装置とを有し、画像形成装置本体に着脱可能に構成されたプロセスカートリッジにおいて、
    上記現像装置として、請求項1〜5のいずれか1項の現像装置を用いたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 静電潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の静電潜像を現像する現像装置とを備えた画像形成装置において、
    上記現像装置として、請求項1〜5のいずれか1項の現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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