JP2016084678A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 竪框の見付け寸法を小さくできると共に、端部キャップを確実に取付けることのできる建具の提供。
【解決手段】 竪框1と横框2a,2bと端部キャップ3とを備え、竪框1は、見付け壁4a,4bと見込み壁5とを有するソリッド形材であり、見込み壁5に外周側に膨らむ段部6を長手方向の全長に有し、横框2a,2bは、端部を竪框1の見込み壁5に突き当ててあり、端部キャップ3は、竪框1の段部6に係合して竪框1の長手方向端部に取付けてある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、竪框の見付け寸法を小さくできる建具に関する。
従来、障子の竪框には中空部を有する形材が用いられ(例えば、特許文献1の図8参照)、その中空部に差し込むようにして竪框の上下端部に樹脂製の端部キャップを取付けている。近年、障子の框の見付け寸法の小さい意匠が好まれるが、中空部を有する形材を用いているために竪框の見付け寸法を小さくできなかった。
特開2008−231761号公報
本発明は以上に述べた実情に鑑み、竪框の見付け寸法を小さくできると共に、端部キャップを確実に取付けることのできる建具の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による建具は、竪框と横框と端部キャップとを備え、竪框は、見付け壁と見込み壁とを有するソリッド形材であり、見込み壁に外周側に膨らむ段部を長手方向の全長に有し、横框は、端部を竪框の見込み壁に突き当ててあり、端部キャップは、竪框の段部に係合して竪框の長手方向端部に取付けてあることを特徴とする。
請求項1記載の発明による建具は、竪框が見付け壁と見込み壁とを有するソリッド形材であり、見込み壁に外周側に膨らむ段部を長手方向の全長に有し、横框は端部を竪框の見込み壁に突き当ててあり、端部キャップを竪框の段部に係合して竪框の長手方向端部に取付けてあることで、竪框の見付け寸法を小さくできると共に、端部キャップを確実に取付けることができる。
(a)は竪横框の接合部を示す横断面図であり、(b)は同接合部の室外側正面図であり、(c)は同接合部の縦断面図である。 本発明に係る建具の一実施形態を示す縦断面図である。 同建具の横断面図である。 同建具の室内側正面図である。 竪横框の接合部を示す斜視図である。 (a)は端部キャップの平面図、(b)は端部キャップの室外側正面図、(c)は端部キャップの側面図である。 障子の水抜き孔の設け方の例を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図2〜4は、本発明に係る建具の一実施形態であって、すべり出し窓に適用した例を示している。本建具は、躯体開口部に取付けられる枠7と、枠7内に開閉自在に取付けた障子8とを備えている。障子8は、図3に示すように、竪枠9と竪框1の見込み面間の隙間に配置されたアーム10により枠7と連結され、室外側にすべり出しつつ上部側を支点に室外側に回動して開くようになっている。
枠7は、図2,3に示すように、アルミニウム合金の押出形材で形成した上枠11と下枠12と左右の竪枠9,9とを方形に枠組みして構成してある。枠7には、障子8の室内側面の外周部に当接するタイト材13が取付けてある。さらに枠7は、前記タイト材13の周囲を囲むように、火災の熱に反応して発泡・膨張する耐火材14が取付けてある。かかる耐火材14は、市販品の中から適宜選択して用いることができ、例えば積水化学工業株式会社製の商品名「フィブロック」を用いることができる。これは、プラスチック技術を活用した有機系耐火材であり、通常の状態では薄いシート状で、200℃以上に加熱されると厚さ方向に5〜40倍に膨張し、断熱層を形成する。火災時に消失することがなく、有害ガスが発生することもない。またフィブロックは、片面に剥離紙付きの接着層を有しているので、剥離紙を剥がして簡便に接着取付けできる。本建具は、火災時にこの耐火材14が発泡・膨張して枠7と障子8間の隙間を埋め、火炎や煙等が室内外を貫通するのを防ぐことができる。図2に示すように、下枠12の中空部内にも火災の熱に反応して発泡・膨張する耐火材15が設けてあり、火災時にはこの耐火材15が発泡して下枠12の水抜き孔を塞ぐ。
障子8は、図2,3に示すように、アルミニウム合金の押出形材で形成した上下の横框2a,2bと左右の竪框1,1とを四周框組みし、その内側に複層ガラス16を取付けて構成されている。複層ガラス16の室外側のガラス16aは、網入りの強化ガラスになっている。各框1,2a,2bは、内周側が開口したパネル保持溝17を有し、パネル保持溝17内にバックアップ材18とシール材19を介して複層ガラス16の縁部を固定してある。上横框2aと竪框1は、パネル保持溝17の室内側の壁が着脱自在な押縁20になっている。パネル保持溝17内にも、火災の熱に反応して発泡・膨張する耐火材21が取付けてあり、火災発生時にはその耐火材21が発泡・膨張してパネル保持溝17内の隙間を埋め、框1,2a,2bと複層ガラス16との間から火炎や煙等が貫通するのを阻止する。また、下横框2bのパネル保持溝17内に配置したセッティングブロック22は、火災の熱で溶けにくい金属製のものとなっている。
上下の横框2a,2bは、図2に示すように、中空部を有する形材よりなり、中空部内にタッピングホール23が2箇所形成してある。また、複層ガラス16を室外側から支持する支持片24は、その根元側に室外側に向けて斜めに屈曲する屈曲部25を有している。下横框2bは、パネル保持溝17の底面の室外側位置に凹部26が形成してある。このように凹部26が形成してあることで、図7(a),(b)に示すように、パネル保持溝17内に浸入した雨水や結露水27は凹部26に溜まり、竪框1に設けた排水孔28a(図7(a))、若しくは下横框2bに設けた排水孔28b(図7(b))より、障子8の外に速やかに排水される。そのため、雨水27等がパネル保持溝17内の室内側に来ることがないので、水密性が良い。
左右の竪框1は、図3に示すように、室外側及び室内側の見付壁4a,4bと見込み壁5とを有するソリッド形材となっており、見込み壁5には外周側に膨らむ段部6を長手方向の全長に有している。見込み壁5には、段部6に裏板29を配置してアーム10がネジ30で取付けてある。
横框2a,2bと竪框1とは、図1,5に示すように、横框2a,2bの室外側の支持片24を端部より所定長さ切欠いた上で、横框2a,2bの端部を竪框1の見付壁4a,4b間に差し入れ、横框2a,2bの端面を竪框1の見込み壁5に突き当て、側方から竪框1の孔に挿入したネジ(図示省略)を横框2a,2bのタッピングホール23に螺入することで、連結固定してある。竪框1の見込み壁5に段部6が形成されていることで、横框2a,2bの端面と竪框1の見込み壁5との間には隙間31ができるが、この隙間31には火災の熱に反応して発泡・膨張する耐火材32が設けてある。
竪框1の上下端部には、図1に示すように、樹脂製の端部キャップ3が取付けてある。端部キャップ3は、図6に示すように、竪框1の端面に当接する端面当接部33と、端面当接部33より立上がり、竪框1の段部6に上下から挿入される段部挿入部34と、端面当接部33より立上がり、竪框1の室外側の見付壁4aに形成された溝部35a,35bに上下から挿入される溝部挿入部36a,36bと、横框2a,2bの室外側壁をカバーするカバー部37とを有している。段部挿入部34には、外周側面に抜け止め用の突起38が形成されている。端部キャップ3は、竪横框1,2a,2bを連結した後、段部挿入部34と溝部挿入部36a,36bとを竪框1の段部6と溝部35a,35bに上下から挿入して取付けられ、挿入すると段部挿入部34に設けた突起38が竪框1の見込み壁5の段部6に予め開けておいた孔39に係止して、抜けないように保持される。なお端部キャップ3は、竪框1と横框2a,2bとを框組みするのと同時に取付けることもできる。
以上に述べたように本建具は、竪框1が見付け壁4a,4bと見込み壁5とを有するソリッド形材であり、見込み壁5に外周側に膨らむ段部6を長手方向の全長に有し、横框2a,2bは端部を竪框1の見込み壁5に突き当ててあり、端部キャップ3を竪框1の段部6に係合して竪框1の長手方向端部に取付けてあることで、竪框1の見付け寸法を小さくできると共に、端部キャップ3を確実に取付けることができる。また、竪框1の見込み壁5に外周側に膨らむ段部6を設けることで、当該段部6にアーム10をネジ止めするための裏板29を配置できると共に、ネジ30の先端が複層ガラス16と干渉するのを防げるので、竪框1へのアーム10の取付け性を向上しながら、竪框1の見付け寸法をより一層小さくできる。さらに本建具は、横框2a,2bの端部の竪框1との突合せ部において、竪框1の見込み壁5の段部6に火災の熱に反応して発泡・膨張する耐火材32が設けてあるので、火災時に端部キャップ3が溶けて脱落したとしても、発泡した耐火材32が段部6によって生ずる隙間31を埋めるため、その隙間31から火炎や煙等が貫通するのを防ぐことができる。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。竪框1及び横框2a,2bの断面形状や端部キャップ3の形状等は、適宜変更することができる。段部6の深さは、アーム10の幅に応じて適宜設定することができる。障子8の開き方は、すべり出し窓に限らず、開き窓、突き出し窓、内倒し窓等、あらゆる窓種に対応することができる。
1 竪框
2a,2b 横框
3 端部キャップ
4a,4b 見付壁
5 見込み壁
6 段部

Claims (1)

  1. 竪框と横框と端部キャップとを備え、竪框は、見付け壁と見込み壁とを有するソリッド形材であり、見込み壁に外周側に膨らむ段部を長手方向の全長に有し、横框は、端部を竪框の見込み壁に突き当ててあり、端部キャップは、竪框の段部に係合して竪框の長手方向端部に取付けてあることを特徴とする建具。
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