JP2016084399A - 反射板用樹脂組成物及び反射板 - Google Patents

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彰 寶田
孝志 北島
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孝志 北島
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洋 八木
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Abstract

【課題】高い白色度を有し、熱及び光に対し長期に亘って一段と優れた耐変色性を有する反射板用樹脂組成物、及び樹脂組成物を用いたLED等の発光装置用反射板の提供。【解決手段】結晶性ポリアミド樹脂(A)、非結晶性ポリアミド樹脂(B)及び酸化チタン(C)を含有する樹脂組成物であり、(A):(B)の配合比率が質量比で99:1〜60:40である反射板用樹脂組成物。結晶性ポリアミド樹脂(A)の融点が280℃以上であり、非結晶性ポリアミド樹脂(B)のガラス転移温度が80℃以上である反射板用樹脂組成物。結晶性ポリアミド樹脂(A)が全単量体成分中の芳香族単量体の割合が20mol%以上であり、単量体成分が、芳香族ジカルボン酸及び脂肪族アルキレンジアミンを含む半芳香族ポリアミド樹脂であり、非結晶性ポリアミド樹脂(B)が単量体成分として脂肪族ジカルボン酸及び脂環族ジアミンを含むポリアミド樹脂である反射板用樹脂組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、発光ダイオード素子(Light Emitting Diode、以下「LED」という)等の発光装置用反射板及び該反射板として好適に使用できる反射板用樹脂組成物に関する。
LED発光装置は、小型かつ軽量で各種機器類へ組み込み易く、振動及びON/OFFの繰り返しに強いため寿命が非常に長く、発色が鮮やかで優れた視認性を示し、加えて電力消費量が比較的少ないといった種々の好ましい特性を有する。中でも、青色LEDと蛍光体とを組み合わせた白色LED発光装置の実用化により、携帯電話、コンピュータ、テレビ等の液晶表示画面のバックライト、自動車のヘッドライト、インスツルメントパネル、照明器具等の光源として大きな注目を集めている。
LED発光装置は、主に発光部であるLED、ハウジングを兼ねた反射板(リフレクタ)、LEDを封止及び保護する透明な封止材、並びにリード線から構成されている。
その反射板には、量産性の観点から熱可塑性樹脂が用いられているが、熱可塑性樹脂では、射出成形、半田付け等の製造工程における熱、並びに使用時の熱及び光により変色し、白色度が低下することが問題となっている。中でも、耐熱性樹脂として汎用されているポリアミド樹脂は、熱及び光により変色しやすいという問題がある。
そのため、LED発光装置の反射板は、白色度及び耐変色性を有していることが求められている。また、近年の高輝度及びハイパワーを特長とする用途においては、反射板には更なる白色度及び耐変色性の改善が求められている。
ポリアミド樹脂の耐変色性を向上させる技術はこれまで種々提案されている。
例えば、特許文献1では、ポリアミド樹脂、無機充填材、二酸化チタン、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、及び有機燐系安定剤からなるポリアミド樹脂組成物によって、耐変色性を改良した給電部品材料としてのポリアミド樹脂組成物を提案している。
特許文献2では、LED等の発光装置用反射板材料として、半芳香族ポリアミド樹脂にチタン酸カリウム繊維及び/又はワラストナイトを含有する樹脂組成物によって、遮光性に優れ、高温に晒されても変色を起こすことなく白色度を維持できるポリアミド樹脂組成物を提案している。
しかしながら、特許文献1及び2のポリアミド樹脂組成物では、近年のLEDへの高輝度化及び高寿命化といった要求性能を十分に満足させることができない。また、特許文献1のポリアミド樹脂で用いられているヒンダードフェノール系酸化防止剤、及び有機燐系安定剤のような低分子の有機化合物は分解温度が低く、一定期間を過ぎると急激に効果がなくなるため、照明器具のように長時間熱及び光に晒される用途では、耐変色性を十分に満足させることができない。
特開平2−229853号公報 特開2002−294070号公報
本発明は、高い白色度を有し、熱及び光に対し長期に亘って一段と優れた耐変色性を有する反射板用樹脂組成物、及び該樹脂組成物を用いた反射板を提供することを目的とする。
本発明は、以下の反射板用樹脂組成物、及び該樹脂組成物を用いた反射板を提供する。
項1.結晶性ポリアミド樹脂(A)、非結晶性ポリアミド樹脂(B)及び酸化チタン(C)を含有する反射板用樹脂組成物。
項2.前記結晶性ポリアミド樹脂(A)と前記非結晶性ポリアミド樹脂(B)の配合比率が質量比で(A):(B)=99:1〜60:40である、項1に記載の反射板用樹脂組成物。
項3.無機繊維(D)を含有する、項1又は2に記載の反射板用樹脂組成物。
項4.前記結晶性ポリアミド樹脂(A)の融点が280℃以上である、項1〜3のいずれか1項に記載の反射板用樹脂組成物。
項5.前記結晶性ポリアミド樹脂(A)が、全モノマー成分中の芳香族モノマーの割合が20モル%以上である半芳香族ポリアミド樹脂である、項1〜4のいずれか1項に記載の反射板用樹脂組成物。
項6.前記結晶性ポリアミド樹脂(A)が、モノマー成分として芳香族ジカルボン酸及び脂肪族アルキレンジアミンを含む半芳香族ポリアミド樹脂である、項1〜5のいずれか1項に記載の反射板用樹脂組成物。
項7.前記非結晶性ポリアミド樹脂(B)のガラス転移温度が、80℃以上である項1〜6のいずれか1項に記載の反射板用樹脂組成物。
項8.前記非結晶性ポリアミド樹脂(B)が、モノマー成分として脂環族ジアミン及び脂肪族ジカルボン酸を含む非結晶性ポリアミド樹脂である項1〜7のいずれか1項に記載の反射板用樹脂組成物。
項9.項1〜8のいずれか1項に記載の樹脂組成物を成形して得られる反射板。
項10.前記反射板がLED発光装置用である項9に記載の反射板。
本発明によれば、高い白色度を有し、熱及び光に対し長期に亘って一段と優れた耐変色性を有する反射板用樹脂組成物、及び該樹脂組成物を用いた反射板を得ることができる。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。
本発明の反射板用樹脂組成物は、結晶性ポリアミド樹脂(A)、非結晶性ポリアミド樹脂(B)及び酸化チタン(C)を含有し、必要に応じて無機繊維(D)、及びその他添加剤(E)をさらに含有することができる。
なお、結晶性とは、示差走査熱量計(DSC)を用いて窒素雰囲気下で溶融状態から10℃/分の降温速度で50℃まで降温した後、10℃/分の昇温速度により測定した融解熱量の値が30J/gより大きいことを意味する。非結晶性とは、DSCを用いて窒素雰囲気下で溶融状態から10℃/分の降温速度で50℃まで降温した後、10℃/分の昇温速度により測定した融解熱量の値が30J/g以下であることを意味する。
<結晶性ポリアミド樹脂(A)>
本発明で使用する結晶性ポリアミド樹脂は、後述の芳香族モノマー、脂肪族モノマー等をモノマー成分として含む重合体である。本発明で使用する結晶性ポリアミド樹脂は、リフロー半田時の反射板の変形、変色等を抑制するため、融点が280℃以上であることが好ましい。また、押出、成形等の溶融加工でのポリアミド樹脂の熱分解を抑制するため、融点が350℃以下、さらには330℃以下であることが好ましい。
芳香族モノマーとしては、例えば、芳香族ジアミン、芳香族ジカルボン酸、芳香族アミノカルボン酸等が挙げられる。
芳香族ジアミンとしては、例えば、p−フェニレンジアミン、o−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、パラキシレンジアミン、メタキシレンジアミン等が挙げられる。これらは単独で使用でき又は2種以上を併用できる。
芳香族ジカルボン酸としては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2−メチルテレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等が挙げられ、これらの中でもテレフタル酸、イソフタル酸が好ましい。これらは単独で使用でき又は2種以上を併用できる。
芳香族アミノカルボン酸としては、例えば、p−アミノ安息香酸、p−アミノメチル安息香酸等が挙げられる。
脂肪族モノマーとしては、例えば、脂肪族ジカルボン酸、脂肪族アルキレンジアミン、脂環族アルキレンジアミン、脂肪族アミノカルボン酸等が挙げられる。
脂肪族ジカルボン酸としては、例えば、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカン二酸等が挙げられ、これらの中でもアジピン酸が好ましい。これらは単独で使用でき又は2種以上を併用できる。
脂肪族アルキレンジアミンは、例えば、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、1,7−ジアミノヘプタン、1,8−ジアミノオクタン、1,9−ジアミノノナン、1,10−ジアミノデカン、2−メチルペンタメチレンジアミン、2−エチルテトラメチレンジアミン等が挙げられ、これらの中でもヘキサメチレンジアミン、1,9−ジアミノノナン、1,10−ジアミノデカン、2−メチルペンタメチレンジアミンが好ましい。これらは単独で使用でき又は2種以上を併用できる。
脂環族アルキレンジアミンとしては、例えば、1,3−ジアミノシクロヘキサン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチルジシクロヘキシルメタン、イソホロンジアミン、ピペラジン等が挙げられる。これらは単独で使用でき又は2種以上を併用できる。
脂肪族アミノカルボン酸としては、例えば、6−アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン酸、12−アミノドデカン酸等を挙げることができ、これらに対応する環状のラクタムを用いてもよい。これらは単独で使用でき又は2種以上を併用できる。
本発明で使用する結晶性ポリアミド樹脂は、吸湿による変形及び物性低下を抑制するため、半芳香族ポリアミド樹脂であることが好ましい。半芳香族ポリアミド樹脂とは、ポリアミド樹脂のモノマー成分として、芳香族モノマーを含むポリアミド樹脂を意味するものである。本発明で使用する半芳香族ポリアミド樹脂は、ポリアミド樹脂を構成するモノマー成分中の芳香族モノマーが、通常20モル%以上、好ましくは25モル%以上、より好ましくは25〜60モル%である。ここで、半芳香族ポリアミド樹脂における芳香族モノマーのモル分率は、重合原料に用いる全モノマー中における芳香族モノマーのモル分率を意味する。
上記の半芳香族ポリアミド樹脂は、モノマー成分として芳香族ジカルボン酸及び脂肪族アルキレンジアミンを含む半芳香族ポリアミド樹脂であることが好ましく、さらにはモノマー成分として芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジカルボン酸と脂肪族アルキレンジアミンとを含有する半芳香族ポリアミド樹脂であることが好ましい。
半芳香族ポリアミド樹脂の中で、特に好ましいものの一例として、テレフタル酸45〜55モル%(特に、約50モル%)、ヘキサメチレンジアミン20〜30モル%(特に、約25モル%)及び2−メチルペンタメチレンジアミン20〜30モル%(特に、約25モル%)を共重合したもの、テレフタル酸30〜35モル%(特に、約32モル%)、アジピン酸15〜20モル%(特に、約18モル%)及びヘキサメチレンジアミン45〜55モル%(特に、約50モル%)を共重合したもの、テレフタル酸25〜30モル%(特に、約27.5モル%)、アジピン酸20〜25モル%(特に、約22.5モル%)及びヘキサメチレンジアミン45〜55モル%(特に、約50モル%)を共重合したものを挙げることができる。半芳香族ポリアミド樹脂を構成する芳香族モノマー及び他のモノマー成分の構成比並びに種類を適宜選択することにより、融点等を適宜調整することができる。
<非結晶性ポリアミド樹脂(B)>
本発明で使用する非結晶性ポリアミド樹脂は、後述の芳香族モノマー及び脂肪族モノマー等をモノマー成分として含み、主鎖中に芳香環又は脂環構造単位を有する重合体である。本発明で使用する非結晶性ポリアミド樹脂は、優れた熱変形温度を得るためガラス転移温度が80℃以上であることが好ましい。また、優れた加工性(混練、射出成形)を得るためガラス転移温度が200℃以下であることが好ましい。
芳香族モノマーとしては、例えば、芳香族ジカルボン酸等が挙げられる。
芳香族ジカルボン酸としては、例えば、テルフタル酸、イソフタル酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、ジフェン酸、4,4’−ビフェニルジカルボン酸、ジフェニルメタン−4,4’−ジカルボン酸等が挙げられる。これらは単独で使用でき又は2種以上を併用きる。
脂肪族モノマーとしては、例えば、脂肪族ジカルボン酸、脂肪族アルキレンジアミン、脂環族アルキレンジアミン、脂肪族アミノカルボン酸等が挙げられる。
脂肪族ジカルボン酸としては、例えば、アジピン酸、1,6−ヘキサンジカルボン酸、1,7−ヘプタンジカルボン酸、1,8−オクタンジカルボン酸、1,9−ノナンジカルボン酸、1,10−デカンジカルボン酸、1,11−ウンデカンジカルボン酸、1,12−ドデカンジカルボン酸等が挙げられ、この中でも1,9−ノナンジカルボン酸、1,10−デカンジカルボン酸、1,11−ウンデカンジカルボン酸、1,12−ドデカンジカルボン酸が好ましい。これらは単独で使用でき又は2種以上を併用できる。
脂肪族アルキレンジアミンとしては、例えば、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、2,2,4/2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、5−メチルノナメチレンジアミン、ビス(アミノプロピル)ピペラジン、ビス(アミノエチル)ピペラジン等が挙げられる。これらは単独で使用でき又は2種以上を併用できる。
脂環族アルキレンジアミンとしては、例えば、ビス(4−アミノ−シクロヘキシル)メタン、ビス(3−アミノ−シクロヘキシル)メタン、ビス(3−メチル−4−アミノ−シクロヘキシル)メタン、2,2−ビス(4−アミノ−シクロヘキシル)プロパン、イソホロンジアミン、1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、1,4−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、3−アミノシクロヘキシル−4−アミノシクロヘキシルメタン、1−アミノ−3−アミノメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン等が挙げられ、この中でもビス(4−アミノ−シクロヘキシル)メタン、ビス(3−アミノ−シクロヘキシル)メタンが好ましい。これらは単独で使用でき又は2種以上を併用できる。
脂肪族アミノカルボン酸としては、例えば、6−アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン酸、12−アミノドデカン酸等を挙げることができ、こられに対応する環状のラクタムを用いてもよい。これらは単独で使用でき又は2種以上を併用できる。
本発明で使用する非結晶性ポリアミド樹脂は、脂肪族ジカルボン酸及び脂環族アルキレンジアミンを含む非結晶性ポリアミド樹脂であることが好ましく、さらには耐変色性の観点から主鎖中に芳香環単位を有さないことが好ましい。
非結晶性ポリアミド樹脂を構成するモノマー成分の構成比及び種類を適宜選択することにより、ガラス転移温度等を適宜調整することができる。
<酸化チタン(C)>
本発明で使用する酸化チタンとしては、反射板としての白色度を向上できる酸化チタンであれば特に制限なく使用できる。必要に応じて、アルミナ、シリカ、シランカップリング剤、チタンカップリング剤等の公知の表面処理剤で処理したものでもよい。
本発明で使用する酸化チタンは、アナターゼ型、ルチル型、単斜晶型等の各種結晶形態のものを使用できるが、屈折率が高く光安定性の良いルチル型が好ましい。
本発明で使用する酸化チタンの形状は、粒子状、繊維状、板状(薄片状、鱗片状、雲母状等を含む)等の各種形状が挙げられ、好ましくは粒子状のものを使用するのがよい。
本発明で使用する酸化チタンの寸法は特に制限されないが、白色度を高くする観点から、その寸法は以下の通りであることが好ましい。
粒子状である酸化チタンの平均粒子径は、好ましくは0.05〜0.5μmの範囲であり、さらに好ましくは0.1〜0.3μmである。
繊維状である酸化チタンの平均繊維径は、好ましくは0.05〜5μm、さらに好ましくは0.1〜3μmである。平均繊維長は、好ましくは0.1〜20μm、さらに好ましくは1〜10μmである。平均アスペクト比は、好ましくは3〜150、さらに好ましくは5〜50である。
板状である酸化チタンの最短径は、好ましくは0.1〜5μm、さらに好ましくは0.1〜3μmである。最長径は好ましくは1〜50μm、さらに好ましくは1〜30μmである。
酸化チタンの平均粒子径はレーザー回折法により測定することができ、平均繊維長、平均繊維径、最短径及び最長径は、走査型電子顕微鏡の観察により測定することができる
本発明で使用する酸化チタンとしては、上述の酸化チタンを単独で使用でき又は2種以上併用できる。
<無機繊維(D)>
本発明で使用する無機繊維としては、例えば、ガラス繊維、ガラスミルド繊維、酸化亜鉛繊維、チタン酸ナトリウム繊維、チタン酸カリウム繊維、ホウ酸アルミニウム繊維、ホウ酸マグネシウム繊維、酸化マグネシウム繊維、珪酸アルミニウム繊維、窒化珪素繊維、ワラストナイト等が挙げられる。上述の無機繊維からなる群より選ばれる1種又は2種以上を使用することができる。このような無機繊維を配合することにより、得られる樹脂組成物の機械強度、寸法安定性、及び耐熱性を向上するこができる。
本発明で使用する無機繊維は、隠蔽力を高くする観点、平面平滑性を付与する観点、ミクロ補強性を高める観点等から、ワラストナイト及びチタン酸カリウム繊維からなる群より選ばれる1種又は2種以上を使用するのが好ましい。
ワラストナイトは、メタケイ酸カルシウムからなる無機繊維である。ワラストナイトの寸法は特に制限はないが、通常、平均繊維径が0.1〜15μm、好ましくは2.0〜7.0μm、平均繊維長が3〜180μm、好ましくは20〜100μm、平均アスペクト比が3以上、好ましくは3〜50、より好ましくは5〜30である。本発明では市販品も使用でき、例えば、バイスタルW(商品名:大塚化学株式会社製、平均繊維長:25μm、平均繊維径:3μm)、Nyglos5−10013(商品名:Nyco社製、平均繊維長:65μm、平均繊維径:5μm)等を使用することができる。
チタン酸カリウム繊維としては、特に制限はなく従来公知のものを広く使用でき、例えば、4チタン酸カリウム繊維、6チタン酸カリウム繊維、8チタン酸カリウム繊維等を使用することができる。チタン酸カリウム繊維の寸法は特に制限はないが、通常、平均繊維径が0.01〜1μm、好ましくは0.1〜0.5μm、平均繊維長が1〜50μm、好ましくは3〜30μm、平均アスペクト比が10以上、好ましくは15〜35である。本発明では市販品も使用でき、例えば、TISMO D102(商品名:大塚化学株式会社製、平均繊維長:15μm、平均繊維径:0.5μm)等を使用することができる。
該ワラストナイト及びチタン酸カリウム繊維の平均繊維長及び平均繊維径は、走査型電子顕微鏡の観察により測定することができる。
本発明においては、得られる樹脂組成物の機械強度等の物性をより一層向上させるために、本発明で使用する無機繊維に表面処理を施してもよい。表面処理は公知の方法に従い、シランカップリング剤、チタンカップリング剤等を用いて行えばよい。これらの中でも、シランカップリング剤が好ましく、アミノシランが特に好ましい。
<その他添加剤(E)>
本発明の反射板用樹脂組成物には、その好ましい物性を損なわない範囲で、無機充填材、酸化防止剤、熱安定剤、難燃剤、可塑剤、核剤、染料、顔料、離型剤、紫外線吸収剤等の添加剤を1種又は2種以上配合してもよい。
無機充填材としては、例えば、タルク、シリカ、酸化亜鉛(テトラポット形状のものを含む)等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えば、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤等が挙げられる。
フェノール系酸化防止剤としては、例えば、トリエチレングリコール・ビス[3−(3−tert−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,6−ヘキサンジオール・ビス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、オクタデシル−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジルフォスフォネート−ジエチルエステル、N,N’−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナマミド)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、3,9−ビス[2−{3−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ}−1,1−ジメチルエチル]−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン等が挙げられる。これらの中でも、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、N,N’−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナマミド)が好ましい。
リン系酸化防止剤の具体例としては、例えば、トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)フォスファイト、2−[[2,4,8,10−テトラキス(1,1−ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f][1.3.2]ジオキサフォスフェビン−6−イル]オキシ]−N,N−ビス[2−[[2,4,8,10−テトラキス(1,1ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f][1.3.2]ジオキサフォスフェビン−6−イル]オキシ]−エチル]エタナミン、ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト等が挙げられる。これらの中でも、2−[[2,4,8,10−テトラキス(1,1−ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f][1.3.2]ジオキサフォスフェビン−6−イル]オキシ]−N,N−ビス[2−[[2,4,8,10−テトラキス(1,1−ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f][1.3.2]ジオキサフォスフェビン−6−イル]オキシ]エチル]エタナミンが好ましい。
イオウ系酸化防止剤の具体例としては、例えば、2,2−チオ−ジエチレンビス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、テトラキス[メチレン−3−(ドデシルチオ)プロピオネート]メタン等が挙げられる。
<反射板用樹脂組成物及び反射板の製造方法>
本発明の樹脂組成物は、結晶性ポリアミド樹脂(A)、非結晶性ポリアミド樹脂(B)、酸化チタン(C)と、必要に応じて無機繊維(D)、その他添加剤(E)を含む混合物を、混合及び加熱(特に、溶融混練)することによって製造できる。溶融混練には、例えば、二軸押出機等の公知の溶融混練装置を使用することができる。
結晶性ポリアミド樹脂(A)は、上記混合物の合計量100質量%中に30〜80質量%となるように配合するのが良い。結晶性ポリアミド樹脂(A)の上限値70質量%が好ましく、65質量%がさらに好ましい。結晶性ポリアミド樹脂(A)の下限値は40質量%が好ましく、45質量%がさらに好ましい。結晶性ポリアミド樹脂(A)が30〜80質量%であると、成形性を損なうことなく、耐熱性が優れた樹脂組成物を得ることができる。
結晶性ポリアミド樹脂(A)と非結晶性ポリアミド樹脂(B)の配合比率は、質量比で(A):(B)=99:1〜60:40であることが好ましく、さらには95:5〜70:30であることが好ましい。結晶性ポリアミド樹脂(A)と非結晶性ポリアミド樹脂(B)とを前記配合比率にすることで、成形性を損なうことなく、耐変色性が優れた樹脂組成物を得ることができる。
酸化チタン(C)は、上記混合物の合計量100質量%中に5〜60質量%となるように配合するのが良い。酸化チタン(C)の上限値45質量%が好ましく、40質量%がさらに好ましい。酸化チタン(C)の下限値は10質量%が好ましく、15質量%がさらに好ましい。酸化チタン(C)が5〜60質量%であると、成形性及び外観が良好で、白色度が優れた樹脂組成物を得ることができる。
無機繊維(D)は、上記混合物の合計量100質量%中に1〜60質量%となるように配合するのが良い。無機繊維(D)の上限値40質量%が好ましく、30質量%がさらに好ましい。無機繊維(D)の下限値は1質量%が好ましく、5質量%がさらに好ましい。無機繊維(D)が1〜60質量%であると、成形性及び外観が良好で、機械強度、寸法安定性、及び耐熱性が優れた樹脂組成物を得ることができる。
本発明で使用してもよい上記必須成分以外の添加剤であるその他添加剤(E)の配合量は、本発明の樹脂組成物の好ましい物性を損なわない範囲であれば特に制限はない。通常は、上記混合物の合計重量100質量%中に9.9質量%以下、好ましくは7質量%以下、より好ましくは5質量%以下である。
溶融混練における加熱温度は、ポリアミド樹脂が溶融し得る温度であれば特に限定はなく、通常、ポリアミド樹脂の融点以上で分解開始温度未満である。通常、溶融混練に用いる溶融混練装置のシリンダー内温度をこの温度範囲に調整する。
かくして、所望の効果を発揮する本発明の樹脂組成物が製造される。
本発明の樹脂組成物は、目的とする成形品の種類、用途、形状等に応じて、射出成形、インサート成形、圧縮成形、押出成形、ブロー成形、インフレーション成形等の公知の樹脂成形方法より、各種成形品とすることができる。また上記の成形方法を組み合わせた成形方法を採用することもできる。
本発明の樹脂組成物を成形することで得られる反射板は、高い白色度を有し、熱及び光に対し優れた耐変色性を有することから、LED発光装置の反射板として好適に使用することができる。さらに、本発明の反射板は、LED発光装置のみならず、光を反射する他の用途にも適用することができる。例えば、各種の電気電子部品、自動車のキーレスエントリーシステム、冷蔵庫庫内照明、液晶表示装置のバックライト、自動車フロントパネル照明装置、照明スタンド、ベッドライド、家電製品インジゲーター類、赤外線通信等の光通信機器類、天井照明装置等の反射板が挙げられる。
本発明の反射板は、上述したように発光装置用反射板(リフレクタ)を意味する。なお、反射「板」と表記しているが、光を反射する性能を有するものであれば、その形状は特に限定されず、「板」状の平面形状に限定されるものではない。例えば、箱状、円錐状、パラボナ状等の立体形状も包含するものである。
以下に実施例及び比較例に基づいて具体的に説明するが、本発明は何らこれらに限定されるものではない。なお、本実施例及び比較例で使用した結晶性ポリアミド樹脂、非結晶性ポリアミド樹脂、酸化チタン、及び無機繊維は具体的には次の通りである。
また、結晶性ポリアミド樹脂の融点は、示差走査型熱量計(商品名:DSC6200、セイコーインスツルメンツ社製)を用いて、窒素気流下、結晶性ポリアミド樹脂を溶融状態から10℃/分の降温速度で50℃まで降温した後、10℃/分の昇温することにより得られた吸熱ピークとした。
非結晶性ポリアミド樹脂のガラス転移温度は、示差走査型熱量計(商品名:DSC6200、セイコーインスツルメンツ社製)を用いて、JIS K7121に準じて測定した。
[結晶性ポリアミド樹脂1]
1,10−ジアミノデカン、及びテレフタル酸を重合させてなる半芳香族ポリアミド樹脂(商品名:ゼコットXP300、ユニチカ社製、融点318℃)
[結晶性ポリアミド樹脂2]
ヘキサメチレンジアミン、テレフタル酸、及びアジピン酸をそれぞれ50モル%、27.5モル%、及び22.5モル%の割合で重合させてなる半芳香族ポリアミド樹脂(商品名:ザイテルHTN502HF、デュポン社製、融点310℃)
[非結晶ポリアミド樹脂1]
ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシル)メタンと1,10−デカンジカルボン酸とを重合させてなる非結晶性ポリアミド樹脂(商品名:グリルアミドTR90、エムスケミー・ジャパン社製、ガラス転移温度155℃)
[非結晶ポリアミド樹脂2]
パラ−アミノジシクロヘキシルメタンと1,10−デカンジカルボン酸とを重合させてなる非結晶ポリアミド樹脂(商品名:トロガミドCX7323、エボニック社製、Tg140℃)
[非結晶ポリアミド樹脂3]
ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシル)メタン、テレフタル酸、イソフタル酸、及び1,10−デカンジカルボン酸を重合させてなる非結晶ポリアミド樹脂(商品名:リルサンクリアG170、アルケマ社製、ガラス転移温度170℃)
[酸化チタン]
粒子状酸化チタン(商品名:JR−405、テイカ株式会社製、平均粒子径0.21μm)
[無機繊維]
ワラストナイト(商品名:バイスタルW、大塚化学株式会社製、平均繊維長25μm、平均繊維径3μm)
<実施例1〜6、比較例1〜3>
表1及び表2に示す配合割合で、二軸押出機を用いて溶融混練し、それぞれペレットを製造した。なお、二軸押出機のシリンダー温度は、320℃であった。
得られたペレットを射出成形機にて、JIS試験片及び縦30mm×横30mm×厚さ3mmの平板を成形し、評価サンプルとした。なお、射出成形機のシリンダー温度は330℃、金型温度は130℃であった。
<評価方法>
(1)引張強度及び引張破断伸び
JIS K7113に準じて測定し、結果を表1及び表2に示した。
(2)曲げ強度及び曲げ弾性率
JIS K7271に準じて測定し、結果を表1及び表2に示した。
(3)IZOD衝撃値
JIS K7110に準じ、1号試験片で測定し、結果を表1及び表2に示した。
(4)ハンター白色度
色差計(商品名:ZE6000、日本電色株式会社製)を用いて、得られた平板のハンター白色度を測定し、成形直後のハンター白色度(W1)を測定し、結果を表1及び表2に示した。
(5)耐光変色試験によるハンター白色度保持率
得られた平板を、メタルハライドランプにて16mW/cmで、120℃×500時間、光を照射した。光照射後の平板のハンター白色度を(4)と同様に測定し、成形直後のハンター白色度に対する光照射後の値の比率を、以下の式に基づいて算出し、結果を表1及び表2に示した。
ハンター白色度保持率(%)=W2/W1×100
W1:成形直後(メタルハライドランプによる光照射前)のハンター白色度
W2:メタルハライドランプによる光照射後のハンター白色度
Figure 2016084399
Figure 2016084399

Claims (10)

  1. 結晶性ポリアミド樹脂(A)、非結晶性ポリアミド樹脂(B)及び酸化チタン(C)を含有する反射板用樹脂組成物。
  2. 前記結晶性ポリアミド樹脂(A)と前記非結晶性ポリアミド樹脂(B)の配合比率が質量比で(A):(B)=99:1〜60:40である、請求項1に記載の反射板用樹脂組成物。
  3. 無機繊維(D)を含有する、請求項1又は2に記載の反射板用樹脂組成物。
  4. 前記結晶性ポリアミド樹脂(A)の融点が280℃以上である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の反射板用樹脂組成物。
  5. 前記結晶性ポリアミド樹脂(A)が、全モノマー成分中の芳香族モノマーの割合が20モル%以上である半芳香族ポリアミド樹脂である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の反射板用樹脂組成物。
  6. 前記結晶性ポリアミド樹脂(A)が、モノマー成分として芳香族ジカルボン酸及び脂肪族アルキレンジアミンを含む半芳香族ポリアミド樹脂である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の反射板用樹脂組成物。
  7. 前記非結晶性ポリアミド樹脂(B)のガラス転移温度が、80℃以上である請求項1〜6のいずれか1項に記載の反射板用樹脂組成物。
  8. 前記非結晶性ポリアミド樹脂(B)が、モノマー成分として脂環族ジアミン及び脂肪族ジカルボン酸を含む非結晶性ポリアミド樹脂である請求項1〜7のいずれか1項に記載の反射板用樹脂組成物。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の樹脂組成物を成形して得られる反射板。
  10. 前記反射板がLED発光装置用である請求項9に記載の反射板。
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