JP2016083963A - タイヤ状態検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の目的は、ユーザーの乗車を検出して車両の走行開始前にタイヤ状態を示す情報を送信することができるタイヤ状態検出装置を提供することにある。
上記タイヤ状態検出装置について、前記加速度センサは、重力加速度を検出する第1検出軸と、前記車輪の回転に伴う遠心加速度を検出する第2検出軸とを有し、前記制御部は、前記第1検出軸、及び、前記第2検出軸のそれぞれによって検出される加速度検出値を合成した合成加速度値を求めるとともに、前記合成加速度値が乗車判定用閾値を超えた場合、前記送信部から前記送信信号を送信させることが好ましい。
以下、タイヤ状態検出装置の第1実施形態について説明する。
図1(a)に示すように、タイヤ状態監視装置10は、車両11に設けられている。本実施形態の車両11は、4つの車輪12を有している。タイヤ状態監視装置10は、車両11の4つの車輪12にそれぞれ取り付けられたタイヤ状態検出装置20と、車両11の車体に設置された受信機30とを備えている。各車輪12は、ホイール13と、このホイール13に装着されたタイヤ14とを有している。
コントローラ24は、加速度センサ23によって検出される加速度検出値が、乗車判定用閾値を超えたときに、送信回路25に送信信号を送信させている。このため、ユーザーが車両11に乗ったときのタイヤ14の状態(タイヤ14の空気圧及びタイヤ14内温度)を含む送信信号が受信機30に送信される。
(1)タイヤ状態検出装置20は、加速度センサ23の加速度検出値によってユーザーの乗車を検出して、ユーザーが乗車したと判断した場合に送信回路25から送信信号を送信させている。ユーザーの乗車に伴い加速度センサ23に作用する加速度は、ユーザーの乗車に伴い変化するタイヤ14の空気圧に比べて検出しやすいため、加速度センサ23を用いてユーザーの乗車を検出することで、容易にユーザーの乗車を検出することができる。そして、ユーザーの乗車を検出して送信回路25から送信信号を送信させることで、車両11が走行を開始する直前のタイヤ14の状態を示す情報を送信することができる。
次に、タイヤ状態検出装置の第2実施形態について説明する。以下の説明において、第1実施形態と同様な記載については省略して説明を行う。第1実施形態では、第1検出値、及び、第2検出値のそれぞれに対応する乗車判定用閾値を用いてユーザーの乗車を判定していたのに対して、第2実施形態では、第1検出値と第2検出値を合成した合成加速度値を求めて、合成加速度値が合成加速度用閾値を超えた場合にユーザーが乗車したと判定している。以下、詳細に説明を行う。
(7)ユーザーの乗車に伴い求められる合成加速度値GAは、車輪12の回転位置に関わらず同様の値、すなわち、車輪12の回転位置に関わらず、ユーザーの乗車に伴い生じる鉛直方向への加速度となる。このため、車輪12の回転位置を考慮することなく合成加速度用閾値を設定できるため、車輪12の回転位置を考慮して閾値を設定する場合に比べて大きい値を設定することができる。したがって、振動などによって加速度センサ23の合成加速度値GAが合成加速度用閾値を超えにくく、乗車の誤検出が生じにくいため、ユーザーの乗車を精度良く検出することができる。
・各実施形態において、第1検出軸28の検出感度を第2検出軸29の検出感度に比べて向上させてもよい。加速度センサ23は、加速度による検出部の変形を電圧として検出しており、検出部を変形しやすくすることで検出感度を向上させることができる。検出感度を向上させると、僅かな加速度の変化であっても検出しやすくなるため、乗車の検出を行いやすくなる。一方で、検出部を変形しやすくすると、検出部が変形限界まで変形しやすく、検出軸で検出可能な加速度の上限が低下する。遠心加速度を検出する第2検出軸29に比べて、重力加速度(±1G変化)のみを検出する第1検出軸28は、検出可能な加速度の上限が低くても支障が少ないため、第1検出軸28の検出感度を向上させることで、車両11の走行検出に支障を来すことなく、ユーザーの乗車検出の精度を向上させることができる。
・各実施形態では、2軸の加速度センサ23を用いたが、1軸の加速度センサ23を用いてもよいし、3軸以上の加速度センサ23を用いてもよい。1軸の加速度センサ23を用いる場合、第2検出軸29、すなわち、車輪12の径方向に延びる検出軸を有する加速度センサ23を用いることが好ましい。
・各実施形態において、車両11の走行を検出するための加速度センサ23に加えて、ユーザーの乗車に伴う鉛直方向への加速度を検出する加速度センサを別に設けてもよい。
・各実施形態において、タイヤ14に異変が生じている場合に、ユーザーに対して報知を行う警報器などを車両11に設けてもよい。
Claims (3)
- ホイールにタイヤを装着した複数の車輪を備える車両の各車輪に設けられるとともに、前記タイヤの状態を検出するタイヤ状態検出装置であって、
前記タイヤの状態を検出する状態検出部と、
前記状態検出部によって検出された前記タイヤの状態を示す情報を含む送信信号を受信機に送信する送信部と、
前記車輪と一体となって回転して自身に作用する加速度を検出する加速度センサと、
前記加速度センサの加速度検出値から前記車両が走行しているか停止しているかを判断するとともに、前記車両が停止していると判断した場合、前記車両が走行していると判断した場合に比べて前記送信部から前記送信信号を低頻度で送信させる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記車両が停止していると判断してから前記車両が走行していると判断するまでの間に、加速度センサによって検出される鉛直方向への加速度検出値が乗車判定用閾値を超えた場合、前記送信部から前記送信信号を送信させるタイヤ状態検出装置。 - 前記加速度センサは、重力加速度を検出する第1検出軸と、前記車輪の回転に伴う遠心加速度を検出する第2検出軸とを有し、
前記乗車判定用閾値は、前記第1検出軸によって検出される加速度検出値に対応した第1乗車判定用閾値と、前記第2検出軸によって検出される加速度検出値に対応した第2乗車判定用閾値を含み、
前記制御部は、前記第1検出軸によって検出される加速度検出値及び第2検出軸によって検出される加速度検出値の少なくとも一方が乗車判定用閾値を超えた場合、前記送信部から前記送信信号を送信させる請求項1に記載のタイヤ状態検出装置。 - 前記加速度センサは、重力加速度を検出する第1検出軸と、前記車輪の回転に伴う遠心加速度を検出する第2検出軸とを有し、
前記制御部は、前記第1検出軸、及び、前記第2検出軸のそれぞれによって検出される加速度検出値を合成した合成加速度値を求めるとともに、前記合成加速度値が乗車判定用閾値を超えた場合、前記送信部から前記送信信号を送信させる請求項1に記載のタイヤ状態検出装置。
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