JP2016083326A - 足こぎと前傾可能な車椅子 - Google Patents

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進 永作
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Abstract

【課題】足こぎ機能をもたせた前傾可能な車椅子を提供する。【解決手段】本体フレーム1を正規位置からフットレスト5が接地または接地近傍部位にいたるまで基台フレーム2と相対的に前傾した前傾位置まで傾動可能に基台フレームに枢支する枢支手段14と、本体フレームと基台フレームとの間に設けられた本体フレームを該正規位置から前傾位置へと傾動させるように縮小位置と伸長位置との間で動作可能な弾性伸縮手段20を具備し、本体フレームを基台フレームに連結させる連結手段30と連結手段において、足こぎ位置ロック及び正規位置ロックの両者で、それぞれに対応して連結手段の動作を拘束するロック手段と、を具備してなる。【選択図】図1

Description

本発明は前傾可能な車椅子に、足こぎ機能を備える事に関する。
この種の足こぎ兼用の車椅子は、いろいろの物が提案されているが、一般に座部と車椅子とが一体に形成されているものが提案されており、足こぎし易いように高さを調整するために、車椅子本体の車軸の取り付け位置を変更可能にしたり、座面の高さの低い低床式の物をそろえたりして調整していた。発明者は本発明に先立ち、特許文献1にあるように平成25年に特許第5291773にて前傾可能な車椅子の特許を取得した。この前傾可能な車椅子は分離構成された本体フレームと前輪および後輪を一体に支持する基台フレームとを枢支する枢支手段と回動自在に支持された弾性伸縮部材の伸縮によって該本体フレームは支えられ、弾性伸縮部材に設けたロック機構によって、該本体フレームが前傾動作、並びに正規置にて拘束されるようになっている。従って座部を含む該本体フームの前傾する機能を生かし、効率良い足こぎ機能を持たせる可能性があった。
特許第5291773
発明の解決しようとする課題
特許文献1の前傾可能な車椅子において、本体下部フレームの中間部に配備された中空継手を貫通して、上端部を本体フレームの座部フレームに回動自在に支持し、下端部を基台フレームに回動自在に支持された弾性伸縮手段は、相互に入れ子式に組合わされた外筒と内筒の内部に配置したコイルばねの伸縮動作によって外筒と内筒相互に伸長させる つまり、中空継手を摺動させて3点支持で本体を枢支する枢支軸と共に本体フレームの前傾動作を遂行する構成になっているが、 この構成で本体フームを支持ることは、特に横方向の外部応力に対し回動する支持部が多く、構造的に不充分である問題があった。又、同文1の構成で、該弾性伸縮部材の筒上に足こぎ用の第3の係合孔を増設することは、接地面に接地した前傾位置から、正規位置に戻る工程で自動ロックが効いている進退自在の足こぎロックピンをその都度、利用者は解除レバーで解除するか、解除レバーを把持つづけなければならない不便さがあった。又、市販の車椅子と同様、正規位置では車椅子の座面は通常約4°ぐらい後方に傾斜している,これは前方にづれないようにする為であるが、使用者が足こぎする時に体を前方に移動しずらくしており、足の力が地べたに充分伝わらず、足がしっかり地べたを踏んで足こぎが出来ない問題があった。
課題を解決する為の手段
上記の目的を達成するために、本発明においては、座部を支持する座部フレーム部と、背部を支持するとともに上方延出端に介助者用の把手を取着した背部フレーム部と、フットレストを下端において支持するフットレスト支持フレーム部と、を含んで一体に構成した本体フレームと、前輪を支持する前輪支持フレーム部と該前輪に比して大径の後輪の支持フレームを支持すると共に、前記本体フレームと分離構成された基台フレームと、該本体フレームを正規位置から該フットレストが、接地または接地近傍部位にいたるまで該基台フレームと相対的に前傾した前傾位置まで、傾動可能に基台フレームに枢支する枢支手段と、該本体フレームと基台フレームとの間に設けられた該本体フレームを、該正規位置から前傾位置へと傾動させるように、縮小位置と伸長位置との間で動作可能な弾性伸縮手段を具備し、該本体フレームを該基台フレームに連結させる連結手段と、該連結手段において足こぎ位置ロック及び正規位置ロックの両者それぞれの独立したロック手段に対応して、連結手段の動作を拘束するロック手段と、を具備してなる前傾可能な車椅子を提案するものである。
又、本発明において、前記連結手段は前記背部フレーム尻部に取着した断面がU字形をし、形状が弓状で溝孔を側面に設けてなる連結部材と、後輪車軸の垂直上方において該基台縦フレームに形成されたストッパ−ピンと、該基台縦フレーム中程に設けたブロックとに係合させ、該本体フレームの前傾動作に従って、該連結部材の内周面と該ブロックとが周接し、摺動する事によって横ずれする事無しに強固に相互を係合してなる前傾可能な車椅子を提供し得る。
又、本発明において、前記ロック手段は前記連結部材に手動操作に基づいて、進退自在に設けられた該足こぎ用ロックピンと、該ブロックに係合可能に設けた係合孔を含み、該ブロックに遠隔操作に基づいて進退自在に設けられた正規位置用ロックピンと、該連結部材に係合可能に設けた係合孔と、の両者により足こぎ位置と、正規位置でロックされてなる前傾可能な車椅子を提供する。
発明の効果
上記構成の通り本発明いて、車椅子本体を構成する該背部フレームの尻部に取着した断面がU字形をした弓状で側面に溝孔を設けた 前記連結部材を基台縦フレームに設けたストッパーピンと係合すると共に、該基台縦フレーム中程に設けたブロックに篏合させ、前記本体フレームの傾動動作に従って、該連結部材の内周面と該ブロックとが周接し、摺動することによって、該本体フレームと該基台縦フレームとの連結を強固にして特に横方向の外部応力に対しさらに強固にして、本体 フレームの傾動動作をより安定かつ安全に遂行させると共に、該本体車椅子は簡易構造の為、軽量コンパクトで折り畳が出来る車椅子を提供しえる。
更に、足こぎ利用者の為の足こぎ機能は、他の動作と混同しないように、手動のツマミ付きロックピンを前記連結部材に設置し、ワンタッチで該ブロックに設けた係合孔と自動ロックさせることが出来、選別的に他の動作と切り離して足こぎ動作を単独で行うことが出来る。
更に、該ツマミ付きロックピンは該連結部材上に設置されているので切り替え動作を車椅子の後方より容易になし得る。
更に、又、該本体フレームが足こぎ姿勢で滑り落ちない適宜角度の前傾姿勢にセットさせる事により、足の力が地べたに効率よく伝わり、足のふん張りが効率よく機能を十分に果たし得る。
本発明に係る前傾可能な車椅子の実施形態を示すもので、正規位置にある状態の車椅子の概略図側面。 図1に示す車椅子で足こぎ位置に傾動させた状態を示す概略側面図。 図1に示す車椅子の背面側の状態を示す概略図。 本発明に係る足こぎ用ロックピンの概要を示し、(a)はツマミを押圧した状態でロックさせた図、(c)はツマミを(a)図の状態より90°回動させてロック解除した状態の概略図である。 本発明に係る連結部材がストッパーピンと当接しすると共に、摺動するブロック上に、設けた本体フレーム用ロックピンの正規位置での動作(a)の概要並びに、(b)は連結部材の上面図、(c)は連結部材と係合するブロックとの断面の概略図
以下に図面を参照して本発明に係る足こぎ機能を持たせた前傾可能な車椅子の実施形態を説明する。図1は本発明に係る前傾可能な車椅子の実施形態を、側面より見た概略図であり、座部3を支持する座部フレーム部1aと、背部を支持するとともに上方延出端に介助者用の把手7を取着した背部フレーム部1bと、フットレスト5を下端において支持するフットレスト支持フレーム部1cとを含んで一体に構成した本体フレーム1と、前輪を支持する前輪支持フレーム部2cと、該前輪に比して大径の後輪支持の基台縦フレーム2aを支持すると共に本体フレーム1と分離構成された基台フレーム2と、本体フレーム1を正規位置からフットレスト5が接地または接地近傍部位にいたるまで、基台フレーム2と相対的に前傾した前傾位置まで傾動可能に基台フレーム2に枢支する枢支手段14と、本体フレーム1と基台フレーム2との間に設けられた本体フレーム1を、正規位置から前傾位置へと傾動させるように縮小位置と伸長位置との間で、動作可能な弾性伸縮手段20を具備し、本体フレーム1を基台フレーム2に連結させる連結部材30hにおいて,正規位置ロック及び前傾する足こぎ位置ロックの両者にそれぞれ対応して、連結手段30の動作を拘束するロック手段を具備しており、図1は本体フレームが正規位置ロックで拘束された状態を示す。
図2は、連結部材30hに手動操作に基づいて進退自在に設けられた足こぎ用ロックピン9a、とブロック23に係合可能に設けた係合孔91により、本体フレームは適宜角度の足こぎ位置でロックされると共に、連動しているフットレスト5は接地面より適宜高さで拘束され、車椅子利用者(図示せず)は片足をフットレストに乗せて、足こぎ動作をする事が出来る。
連結手段30は背部フレーム尻部1bに取着した断面がU字形をし、形状が弓状で溝孔を側面に設けてなる連結部材30hと、後輪車軸の垂直上方において基台縦フレーム2aに形成されたストッパ−ピン28と、基台縦フレーム2a中程に設けたブロック23とに係合させ、本体フレーム1の前傾動作に従って、図5(c)に示す断面のごとく、連結部材30hの内周面と該ブロック23とが周接し摺動する事によって、横ずれする事無しに相互に係合し、特に横方向の外部応力に対抗しうる強固な連結が出来、安全、安定性が維持でき、一層の効果を発揮する。
図4(a)は足こぎ用ロックピン9aのツマミを一度操作し、解放しておけばロック機構9のバネ96により、常時係合方向に作用しているので、本体フレームの動作により係孔91にロックピン9aが対応すれば自動的にロック状態になり、足こぎ機能状態になる。また、側面方向に突出したツマミ9aは外部から足こぎ機能状態であることを目視できる。また、図4(c)は手動により90°回動し、バネの付勢に抗してツマミ91を引出しロック機能を解除している。又、ツマミ9aは側面より外部に突出してないので足こぎ機能解除を示している事が目視出来るようになっている。
図5は、本体フレーム1が前傾位置より弾性伸縮部材20に抗して縮小位置まで移動すると、ストッパーピン28が係合している連結部材の側面溝孔30kに当接すると共に、ブロック23に設けたロック機構8は解放しているので、バネ8bが常時係合方向に作用し、ロックピン8aが係合孔81に係合して、本体フレームは正規位置で自動的に拘束される。また、正規位置でのロック解除をするには、ロックピン8aに連結されたケイブル10を図1に示すように車椅子利用者(図示せず)の操作レバー11に接続させ、遠隔操作により、ロックピン8aは係合している係合孔81よりバネ8bに抗して引き出され、ロック解除が容易に成し得、本体フレーム1は弾性伸縮手段20の付勢により前傾動作に移ることが出来る。
以上、本発明での足こぎ機能をもたせた前傾可能な車椅子の実施形態を説明したが本発明、はこれに限定されたものではなく、いろいろの変形構成をも含み得るものである。
1 本体フレーム 9a ツマミ(足こぎ用ロックピン)
1a 本体座部フレーム 9b バネ
1b 背部フレーム 91 足こぎ用係合孔
2 基台フレーム 10 ケーブル
2a 基台縦フレーム 11 ロック解除レバー
2b 基台横フレーム 13 車軸
30 連結手段 14 枢支軸
30h 連結部材 20 弾性伸縮部材
30k 側面溝孔 23 ブロック
8a 本体用ロックピン 28 ストッパーピン
8b バネ
81 本体用係合孔

Claims (3)

  1. 座部を支持する座部フレーム部と、背部を支持するとともに上方延出端に介助者用の把手を取着した背部フレーム部と、フットレストを下端において支持するフットレスト支持フレーム部とを含んで一体に構成した本体フレームと、前輪を支持する前輪支持フレーム部と該前輪に比して大径の後輪の支持フレームを支持すると共に、前記本体フレームと分離構成された基台フレームと、該本体フレームを正規位置から該フットレストが接地または接地近傍部位にいたるまで、該基台フレームと相対的に前傾した前傾位置まで傾動可能に基台フレームに枢支する枢支手段と、該本体フレームと基台フレームとの間に設けられた該本体フレームを、該正規位置から前傾位置へと傾動させるように縮小位置と伸長位置との間で、動作可能な弾性伸縮手段を具備し、該本体フレームを該基台フレームに連結させる連結手段と該連結手段において、足こぎ位置ロック及び正規位置ロックの両者それぞれの独立したロック手段に対応して、連結手段の動作を拘束するロック手段と、を具備してなる前傾可能な車椅子。
  2. 前記連結手段は前記背部フレーム尻部に取着した断面がU字形をし、形状が弓状で溝孔を側面に設けてなる連結部材と、後輪車軸の垂直上方において該基台縦フレームに形成されたストッパ−ピンと、該基台縦フレーム中程に設けたブロックとに係合させ、該本体フレームの前傾動作に従って、該連結部材の内周面と該ブロックとが周接し摺動する事によって横ずれする事無しに、相互に係合してなる請求項1に記載の前傾可能な車椅子。
  3. 前記ロック手段は前記連結部材に手動操作に基づいて進退自在に設けられた前記足こぎ用ロックピンと前記ブロックに係合可能に設けた係合孔を含み、該ブロックに遠隔操作に基づいて進退自在に設けられた前記正規位置用ロックピンと該連結部材に係合可能に設けた係合孔と、の両者により前傾した足こぎ位置と、正規位置でロックされてなる請求項2に記載の前傾可能な車椅子。
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