JP2016082665A - 電力変換装置 - Google Patents

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Seiichiro Uchio
誠一郎 内尾
牧野 友厚
Tomoatsu Makino
友厚 牧野
正彦 小町
Masahiko Komachi
正彦 小町
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【課題】 電解コンデンサを使用することなく直流電力を交流電力に変換することができる電力変換装置を提供する。【解決手段】 本発明の電力変換装置100は、直流源110と、直流源からの直流電圧を所望の電圧に変換する電解コンデンサレスのDC−DCコンバータ120と、電流生成回路130と、直流電力を交流電力に変換する変換回路140と、変換された交流電力を出力する出力部150とを含む。電流生成回路130は、出力部150により出力される交流電流の半サイクルのパワーと、電流源110の半サイクルのパワーとが一致するように正弦波電流を生成し、これを変換回路140へ供給する。【選択図】 図2

Description

本発明は、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置に関し、特に、太陽光発電装置によって発電された電力を交流に変換する技術に関する。
直流電力を交流電力に変換するための電力変換装置にインバータが利用されている。インバータにおいて、所望の電圧波形または電流波形を得るための技術として、PWM(Pulse Width Modulation)制御が用いられる。また、インバータの入力側に整流回路が接続されている場合、整流回路の出力側には、出力電圧を平滑化するためにコンデンサが接続される。コンデンサは、一般に、リップルを改善できる程度に十分な容量をもつ電解コンデンサが利用される。
電解コンデンサの寿命は、温度依存性が高く、温度が上がるほど寿命は短くなる。それ故、温度の高い環境下で電解コンデンサを使用すると、その寿命がより短くなる。このため、電解コンデンサを用いない電解コンデンサレスのインバータ等が提案されている(特許文献1、2、3、4)
特開2008−48587号公報 特開2011−113269号公報 特開2012−157242号公報 特開2014−103703号公報
太陽光パネルによって発電された電圧は直流であり、この直流電力を送電ラインを介して売電等するには、直流電圧を交流電圧に変換しなければならない。また、太陽光パネルより発電される電圧は、天候状態によって変動する。それ故、太陽光パネルで発電された直流電力を交流電力に変換するインバータでは、発電された電圧を一定電圧に変換するDC−DCコンバータが必要になる。
図1は、従来の太陽光パネルによって発電された直流電圧を交流電圧に変換する電力変換装置の一例である。同図において、10は太陽光パネルによって発電された直流電源、12は直流電源10の直流電圧を一定の電圧に昇圧可能なDC−DCコンバータ、14は直流電力を交流電力に変換するインバータ回路である。DC−DCコンバータ12の出力には、リップル等の脈動を取り除き、出力電圧を平滑化させるための電解コンデン16が接続されている。
しかしながら、電解コンデンサ16には、寿命があり、例えば、その耐用年数は、10年程度である。このため、例えば、太陽光パネル等を屋外に設置した後、電解コンデンサ16が寿命になると、電解コンデンサ自身を交換するか、あるいは電力変換装置そのものを交換しなければならない。そうすると、メンテナンスが煩雑であり、かつそのためのコストがかかってしまう。
他方、電解コンデンサ16を、比較的寿命の長いフィルムコンデンサやセラミックコンデンサに置換させることが考えられるが、フィルムコンデンサやセラミックコンデンサは、電解コンデンサに比べて容量が小さい。このため、充電される直流電流と放電される(交流変換で生成される)脈流電流との差電流で生じるリップル等の電圧を効果的に取り除くことができない。リップル電圧が大きくなると、インバータ回路14のスイッチング素子の耐圧等の問題から正常な動作ができなくなるおそれがあり、仮に、高耐圧用のスイッチング素子を用いたとしても、出力される交流電力にリップルの影響がないようにインバータ回路14を制御しなければならず、実質的にそのようなPWM制御をすることは難しい。特に、太陽光パネルによる電力を送電線を介して売電する場合には、50Hzまたは60Hzの周波数でインバータ回路14をスイッチングさせなければならないため、リップル等の影響が大きく反映されてしまう。
そこで本発明は、このような従来の課題を解決し、電解コンデンサを使用することなく直流電力を交流電力に変換することができる、電力変換装置を提供することを目的とする。
本発明の電力変換装置は、直流電圧を発生させる直流電圧発生手段と、前記直流電圧発生手段に接続された電流生成手段と、前記直流電圧発生手段によって発生された直流電圧および前記電流生成手段によって生成された正弦波電流を交流電力に変換する変換手段と、変換された交流電力を出力する出力手段とを有し、前記電流生成手段は、前記出力手段により出力される交流電流の半サイクルのパワーと、前記電流電圧発生手段の前記半サイクルに対応するパワーとが一致するように前記正弦波電流を生成する。
好ましくは前記直流電圧発生手段は、太陽光発電装置によって発電された電圧源と、前記電圧源から供給された電圧を昇圧する昇圧回路とを含み、当該昇圧回路の出力には電解コンデンサ以外のコンデンサが接続される。好ましくは前記電流生成手段は、前記直流電圧発生手段に発生される直流電圧のリップル電圧に応じた正弦波電流を生成する。好ましくは前記電流生成手段は、PWM制御による複数のインバータを含み、当該複数のインバータの相互の位相がずれるように複数のインバータをインターリーブ動作させる。好ましくは前記PWM制御による複数のインバータを含み、当該複数のインバータを同一位相で動作させる。
本発明に係る電力変換方法は、直流源から入力される直流電力を電解コンデンサレスにして小容量となったことで充放電の差によって生じるより大きなリップルを含む直流電力に変換し、当該直流電力を変換部で交流電力に変換し、変換された交流電力を出力するものであって、出力される交流電流の半サイクルのパワーと前記直流源から入力される直流電力の前記半サイクルのパワーとが一致するように、前記変換部に入力される正弦波電流を算出し、算出された正弦波電流を交流電力に変換する
本発明によれば、電解コンデンサレスにより直流電圧に大きなリップルが生成されても、高精度の交流電力を出力することができる。
従来の電力変換装置の一構成例を示す図である。 本発明の実施例に係る電力変換装置の構成を示す図である。 電力変換装置から出力されるターゲットの理想的な交流電流を示す図である。 本実施例の電流生成回路の構成例を示す図である。 本実施例の電力変換装置のシミュレーション結果を示すグラフである。 本実施例の電力変換装置のシミュレーション結果を示すグラフである。 本実施例の変形例に係る電力変換装置の構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施態様の電力変換装置について説明する。本発明の好ましい態様では、電力変換装置は、太陽光発電装置によって発電された直流電力を交流電力に変換する。但し、直流電力源は、太陽光発電装置に限らず、他の電源、例えば、二次電池等のバッテリーから供給されるものであってもよい。さらに本発明の好ましい態様では、電力変換装置は、変換された交流電力を売電等の目的のために電力会社等の送電ラインへ供給可能であり、そのために直流電力を50Hzまたは60Hzの周波数の交流電力に変換する。但し、これは一例であり、他の周波数の交流電力に変換されるものであってもよい。さらに本発明の好ましい態様では、電力変換装置は、電解コンデンサを使用しない、いわゆる電解コンデンサレスであり、長寿命化されている。
図2は、本発明の実施例に係る電力変換装置の構成例を示す図である。同図に示すように、本実施例の電力変換装置100は、太陽光パネルによって発電された直流電力を供給する直流源110と、直流源110からの直流電圧を昇圧または降圧可能なDC−DCコンバータ120と、リップル電圧に応じた正弦波電流を生成する電流生成回路130と、電流生成回路130によって生成された正弦波電流の絶対値を正負の交流波形に変換する変換回路140と、交流電力を出力する出力部150とを備える。変換回路140は、スイッチング素子として複数のトランジスタQ1、Q2、Q3、Q4を含み、50Hzまたは60Hzに変換された交流信号を出力部150へ供給する。
直流源110の後段の電源ライン間にはコンデンサCiが接続され、DC−DCコンバータ120の後段の電源ライン間にはコンデンサCcが接続され、電流生成回路130の後段の電源ライン間にはコンデンサCoが接続される。ここで留意すべきは、コンデンサCcは、電解コンデンサではなく、比較的容量の小さいフィルムコンデンサまたはセラミックコンデンサである。このため、コンデンサCcは、充電される直流電流と放電される(交流変換で生成される)脈流電流との差電流で生じるリップル等の脈動を吸収することはできず、DC−DCコンバータ120をPWM制御したときのノイズ等を除去する程度の容量の大きさである。他のコンデンサCi、Coも同様に、電解コンデンサではなく、フィルムコンデンサまたはセラミックコンデンサから構成される。
直流源110は、上記したように太陽光パネルまたは太陽光発電装置によって発電された直流電圧を供給する。太陽光パネルから供給される電圧は、日照条件等に応じて変動する。このため、DC−DCコンバータ120は、直流源110から供給された直流電圧を所望の一定電圧に変換する。例えば、DC−DCコンバータ120は、直流電圧を昇圧または降圧するチョッパ回路、あるいはスイッチングレギュレータ回路を含んで構成される。
DC−DCコンバータ120により変換された直流電圧が電流生成回路130に供給される。ここで、上記したようにコンデンサCcは、比較的容量が小さなフィルムコンデンサ等から構成されるため、充放電電流の差で発生するリップル等を吸収することができず、それ故、ノードN2の電圧Vcはリップル等の脈動を含む電圧となる。コンデンサCcの容量を小さくすればするほど、電圧Vcのリップル電圧は大きくなり、そうすると、変換回路140のPWM制御によって正確な交流電流を生成することが難しくなる。そこで、本実施例では、別途、電流生成回路130を設け、電流生成回路130によってノードN2のリップル電圧またはコンデンサCcを補償する正弦波電流を生成し、これを変換回路140へ供給する。変換回路140は、トランジスタQ1とQ4の組、トランジスタQ2とQ4の組を交流半サイクル毎に交互にオン/オフさせることで、電流生成回路130によって生成された正弦波電流の絶対値を正負を含む正弦波電流に変換してステージ4の負荷へ供給する。従って、変換回路140は従来の様にPWM制御しなくても良いため変換回路140でのスイッチングロスは生じない。
次に、本実施例の電流生成回路130について説明する。図3は、出力部150から出力されるターゲットとなる理想的な交流電流の波形を示している。電流生成回路130は、図3に示すようなピーク電流値IAを有する交流電流が出力部150から出力されるようにするため、正弦波の電流を生成する。この正弦波の電流を生成するため、電流Icoを算出する。電流Icoの算出方法の基本原理は、半サイクルで、ステージ1の流入パワー(電力)と、ステージ4の流出パワーとを一致させることである。
以下、電流Icoの算出方法を説明する。ここで、図2のノードN1の電圧をVi、ノードN2の電圧をVc、ノードN3の電圧をVoとし、ノードN1に流入する電流をIi、ノードN2に流入する電流をIci、ノードN2を流出する電流をIco、ノードN3に流入する電流および流出する電流Io、出力部150から流出される電流をIとする。
ステージ1
流入パワー=Vi・Ii
ステージ2
流入パワー=Vc・Ici
流出パワー=Vc・Ico
ステージ3
流入パワー=Vo・Io
流出パワー=Vo・Io
ステージ4
流入パワー=Vo・|I
流出パワー=Vo・|I
変換回路140は、入力された信号を交流波形に変換するスイッチング動作を行うだけであり、ステージ3の流出パラ-とステージ4の流入パワーとは等しい。故に、(1)で表される。
Vo・Io=Vo・|I|=Va・I+Ro・(I (1)式
ここで、Roは、ステージ4のラインインピーダンス、Vaは、交流電圧である。
半サイクルで、ステージ1の流入パワーとステージ4の流出パワーとを一致させるため、(1)式は、(2)式のようになる。ここでは、周波数50Hzと仮定し、それ故、積算する半サイクルの期間は10msとなる。
Figure 2016082665
ここで、ステージ3のコンデンサCoは小さいので、
Vo=|Va+RoI| (3)式
と表される。
Roは、不明なので、Voを測定し、直近の最大値VOを得る。
ステージ1の流入パワーの半サイクルの平均をEiとすると、流入は直流なので、
Ei=Vi・Ii (4)式
また、ノードN3の電圧Voは、(5)式により表される。
Vo=VOsinωt (5)式
出力部150の電流Iは、(6)式により表される。
=Io=IAsinωt (6)式
(4)、(5)、(6)式から、
Ei=∫Vo・Io=∫VOsinωt・IAsinωt
=(VO・IA)/2 (7)式
求める電流Icoは、
Ico=(VO・IA)・sinωt/Vc (8)式
電流生成回路130は、(8)式で示された電流Icoを生成することで、図3に示すような交流電流を出力部150から出力させ、ノードN2の電圧Vcのリップル電圧の影響を取り除くことができる。
電流生成回路130は、好ましくはPWM制御によるインバータから構成される。図4に、PWM制御によるインバータの構成例を示す。同図に示すように、インバータ200は、トランジスタQ10、Q12、インダクタL、ダイオードD1、D2と、パルス幅制御回路210とを含む。トランジスタQ10、Q12のゲートは、パルス幅制御回路210から供給されるパルス信号によって駆動される。パルス幅制御回路210は、上記した式(8)に示される電流Icoとなるように、トランジスタQ10、Q12のデューティー比を決定し、正弦波状の電流を出力させる。
次に、本実施例の電力変換装置のシミュレーション結果を図5、図6に示す。図5は、直流源110の流入パワーとして、電圧Viが200Vで一定であり、かつ電流Iiが変化する場合(実線と破線との組合せ)と、電流Iiが40Aで一定であり、かつ電圧Viが変化する場合(実線と破線の組合せ)とをぞれぞれ示している。電圧Vi、電流Iiは、時刻t1、t2、t3、t4、t5(図6の場合には、時刻t1〜t4)で段階的に低下させている。縦軸は、左側に電圧(V)、右側に電流(A)を示し、横軸に時間を示し、Vc、Ici、Ico、Iの波形は、入力電圧Viが低下したときの5サイクルの波形をそれぞれ表している。図5は、コンデンサCcを200μFとし、図6は、コンデンサCcを5000μFとしている。また、電圧Vcは、平均が300Vになるよう制御した状態で示されている。
図5の例では、コンデンサCcの容量が小さいので、ノードN2の電圧Vcにはリップル電圧が発生される。他方、図6の例では、コンデンサCcの容量が大きいので、ノードN2の電圧Vcには大きなリップル電圧が生じない。ここで、数式(8)により算出された電流Icoは、電圧Vcのリップルに応答して変化していることがわかる。また、最下部に示された出力部150の電圧Vaのピーク値は、280Vであり、これに同期して電流Iが生成されていることがわかる。直流源の流入パワーが4Kw(電圧Vi=200V、電流Ii=20A)であるとき、電流Iのピーク値は、約28Aであり、出力パワーは4Kwであり、入力パワーに一致している。
次に、本実施例の他の変形例について説明する。上記実施例では、電流生成回路130が図4に示すような1つのPWM制御のインバータ200によって構成されたが、ここでは、電流生成回路が複数のPWM制御のインバータから構成される例を示す。図7は、電流生成回路130の構成を示す図である。本例では、電流生成回路130は、複数のPWM制御のインバータから構成され、図の例では、4つのインバータ200−1、200−2、200−3、200−4から構成される。インバータ200−1〜200−4は、図7に示すインバータと同一に構成される。1つの好ましい態様では、4つのインバータ200−1〜200−4は、位相を90度ずれしてインターリーブ動作させることができる。これにより、実質的に各インバータの動作速度を1/4に低下させることができ、インバータのスイッチング素子に安価なトランジスタを利用することができる。
また、他の態様では、4つのインバータ200−1〜200−4は、同一位相で動作されるようにしてもよい。この場合には、4つのインバータの合成した電流が出力される。これにより、インバータの小型化を図ることができる。なお、ここには4つのインバータを例示するが、インバータの数は、他の任意の数であることができる。
また上記実施例では、太陽光パネルにより発電された電圧を直流源110に供給する例を示したが、太陽光発電装置にバッテリー(蓄電池)を備えられている場合には、バッテリーからの直流電圧が供給されるようにしてもよい。その場合、供給する直流電流は、DC−DCコンバータ120により適切に制限される。
また上記実施例では、出力が電流のため、停電時等に外部の系統電力と切り離すと、交流電圧が生成できなくなる。その場合は電流出力を電圧出力に切り替えれば良い。切り替えるためには電流生成回路130で生成されるIcoはそのままで、変換回路140の制御を、交流半サイクル毎のオンオフ制御から、正弦波電圧を発生するPWM制御に変更すれば電圧出力となる。
変換回路140の出力を
Vh = Vosinωt
とすれば電圧出力として交流電圧Vhが出力され、Voはほぼ一定になる。但し、Voを監視してDC−DCコンバータ120のIciを制御し、Voが常にVAになるよう制御することが望ましい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、請求項の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上記実施例では、直流源として太陽光発電装置を例示したが、本発明は、これ以外の電圧や電流が変動し得る直流源や、安定的な電圧や電流を供給し得る直流源など種々の直流源にも適用し得ることは言うまでもない。さらに上記実施例では、直流源の流入パワーと、出力部の流出パワーとが半サイクルで一致させる例を示したが、1サイクル単位で流入パワーと流出パワーを一致させるようにしてもよい。
100:電力変換装置 110:直流源
120:DC−DCコンバータ 130:電流成形回路
140:変換回路 150:出力部
200:PWM制御によるインバータ 210:パルス幅制御回路

Claims (7)

  1. 直流電圧を発生させる直流電圧発生手段と、
    前記直流電圧発生手段に接続された電流生成手段と、
    前記直流電圧発生手段によって発生された直流電圧および前記電流生成手段によって生成された正弦波電流を交流電力に変換する変換手段と、
    変換された交流電力を出力する出力手段とを有し、
    前記電流生成手段は、前記出力手段により出力される交流電流の半サイクルのパワーと、前記電流電圧発生手段の前記半サイクルに対応するパワーとが一致するように前記正弦波電流を生成する、電力変換装置。
  2. 前記直流電圧発生手段は、太陽光発電装置によって発電された電圧源と、前記電圧源から供給された電圧を昇圧する昇圧回路とを含み、当該昇圧回路の出力には電解コンデンサ以外のコンデンサが接続される、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記電流生成手段は、前記直流電圧発生手段に発生される直流電圧のリップル電圧に応じた正弦波電流を生成する、請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記電流生成手段は、PWM制御による複数のインバータを含み、当該複数のインバータの相互の位相がずれるように複数のインバータをインターリーブ動作させる、請求項1ないし4いずれか1つに記載の電力変換装置。
  5. 前記PWM制御による複数のインバータを含み、当該複数のインバータを同一位相で動作させる、請求項1ないし3いずれか1つに記載の電力変換装置。
  6. 直流源から入力される直流電力を電解コンデンサレスによりリップルを含む直流電力に変換し、当該直流電力を変換部で交流電力に変換し、変換された交流電力を出力する電力変換方法であって、
    出力される交流電流の半サイクルのパワーと前記直流源から入力される直流電力の前記半サイクルのパワーとが一致するように、前記変換部に入力される正弦波電流を算出し、
    算出された正弦波電流を交流電力に変換する、電力変換方法。
  7. 前記直流源は、太陽光発電装置によって発電された直流電圧である、請求項6に記載の電力変換方法。
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