JP2016081819A - 光源装置及びこれを備えた画像投射装置 - Google Patents

光源装置及びこれを備えた画像投射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】既存の制御デバイスで構成される上位制御手段から出力されるタイミング制御信号を利用しつつ、より発光出力の高い光源を採用することを可能にする。
【解決手段】上位制御手段201Aから出力される各色タイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENに基づく射出タイミングで、それぞれ対応する色(赤、青、黄、緑)の光を順次射出する光源装置1において、前記各色タイミング制御信号に基づいて、該各色タイミング制御信号が示す射出タイミングよりも早い射出タイミングで各色の光が順次射出されるように制御する射出タイミング制御手段20を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源装置及びこれを備えた画像投射装置に関するものである。
従来、既存のコントローラ(上位制御手段)から出力される各色タイミング制御信号が示す射出タイミングでそれぞれ対応する色の光を順次射出する光源装置が知られている。
特許文献1には、半導体発光素子の発光により複数色の光を時分割で循環的に出射する光源装置が開示されている。この光源装置は、その光源装置からの各色の光をマイクロミラー素子(画像形成手段)で反射して光像を形成し、形成した光像をスクリーンに向けて投射するプロジェクタ等の画像投射装置に利用される。
画像投射装置においては、マイクロミラー素子の制御タイミングと、光源装置から射出される各色光の切り換えタイミングとの間で同期をとる必要がある。そのため、一般に、マイクロミラー素子(表示素子)を制御する制御デバイス(上位制御手段)は、マイクロミラー素子への制御信号とは別に、光源装置へ各色タイミング制御信号を出力する。光源装置は、入力された各色タイミング制御信号が示す射出タイミングで、それぞれ対応する色の光が順次射出されるように、光源装置の各部を制御する。これにより、マイクロミラー素子の制御タイミングと、光源装置から射出される各色光の切り換えタイミングとの間で同期をとることができる。
マイクロミラー素子(表示素子)を制御する既存の制御デバイスは、光源装置から射出される各色の光を画像表示に用いる各表示期間の間に色切り替わり猶予期間(スポーク期間)Tsを設定した仕様となっている。具体的には、既存の制御デバイスは、設定されたスポーク期間Tsの開始タイミングと終了タイミングによって区画される各表示期間にそれぞれの色の画像が出力されるように、マイクロミラー素子の制御タイミングを制御する。そして、既存の制御デバイスから出力される各色タイミング制御信号のON/OFFタイミングは、設定されたスポーク期間Tsの中央時点となるように設定している。
ここで、LDの駆動電流I_LDは、既存の制御デバイスから出力されるタイミング制御信号がON又はOFFになったタイミングで切り換えられるが、切り換え後の駆動電流値に安定するまでにはある程度の時間を要する。既存の制御デバイスから出力されるタイミング制御信号がON又はOFFになるのは、設定されたスポーク期間Tsの中央時点であるため、設定されたスポーク期間Tsの半分の時間(Ts/2)以内に駆動電流値を安定させることが必要である。すなわち、既存の制御デバイスから出力されるタイミング制御信号に基づいて射出する光の色を切り換える光源装置では、このスポーク期間Tsの半分の時間(Ts/2)以内に駆動電流値が安定化するような光源に制限される。
しかしながら、近年、光源装置には高出力化が求められ、光源装置に用いられる光源として発光出力の高い光源の採用が必要になってきている。このような光源は、高い発光出力を得るために大きな駆動電流値を必要とするため、駆動電流値を変更した際に駆動電流値が安定するまでに要する時間が長くなる。このような光源は、スポーク期間Tsの半分の時間(Ts/2)以内に駆動電流値を安定化させることが難しい。そのため、既存の制御デバイスから出力されるタイミング制御信号に基づいて射出する光の色を切り換える光源装置には、このような発光出力の高い光源を採用することが困難であった。
なお、この課題は、各色の表示期間の間にスポーク期間Tsが設定された上位制御手段からの各色タイミング制御信号に基づく射出タイミングで、それぞれ対応する色の光を順次射出する光源装置であれば生じ得る課題である。したがって、光源からの紫外光をカラーホイール上の蛍光層に当てて生成した各色の光を順次射出する光源装置に限らず、可視光の光源を用いて光源からの光と蛍光層で生成した色の光とを組み合わせて各色の光を順次射出する光源装置や、射出する色ごとに個別の光源を備え、各光源からの光を切り換えて各色の光を順次射出する光源装置など、他の光源装置であっても同様の課題が生じ得る。
上述した課題を解決するため、本発明は、上位制御手段から出力される各色タイミング制御信号に基づく射出タイミングで、それぞれ対応する色の光を順次射出する光源装置において、前記各色タイミング制御信号に基づいて、各色の光がそれぞれ射出される各射出期間の間に設定される所定の色切り替わり猶予期間内で該各色タイミング制御信号に対応する予定射出タイミングよりも早い射出タイミングで各色の光が順次射出されるように、各色光の射出タイミングを制御する射出タイミング制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、既存の制御デバイスで構成される上位制御手段から出力されるタイミング制御信号を利用しつつ、より発光出力の高い光源を採用することが可能になるという優れた効果が奏される。
実施形態におけるプロジェクタの一例を模式的に示した模式図である。 同プロジェクタの光源装置の光源部を模式的に示した模式図である。 同光源装置における蛍光ホイールの構造の一例を示す正面図である。 同光源装置における光源制御部の一例を概略的に示したブロック図である。 同光源制御部のタイミング補正部における赤色のタイミング制御信号に関する部分の制御ブロック図である。 同タイミング補正部における緑色のタイミング制御信号に関する部分の制御ブロック図である。 同タイミング補正部における青色のタイミング制御信号に関する部分の制御ブロック図である。 図5に示す赤色のタイミング制御信号の部分に関するタイミング補正部の動作を示すタイミングチャートである。 実施形態における各色の補正後タイミング制御信号を示すタイミングチャートである。 変形例における光源制御部の一例を概略的に示したブロック図である。 変形例のタイミング補正部の制御ブロック図である。 同タイミング補正部を構成する補正計測部の制御ブロック図である。 同タイミング補正部を構成する補正出力部の制御ブロック図である。 従来の光源装置から出力される光の色と、既存の制御デバイスから出力される各色タイミング制御信号と、LDの駆動電流値とを示すタイミングチャートである。
以下、本発明に係る光源装置を、画像投射装置としてのプロジェクタの光源装置として用いた一実施形態について説明する。
本実施形態のプロジェクタに用いられる光源装置は、赤色、青色、緑色の3原色光に黄色を追加した合計4色の光を時分割で射出するものであるが、これに限るものではない。
図1は、本実施形態におけるプロジェクタ200の一例を模式的に示した模式図である。
図2は、本プロジェクタ200の光源装置1の光源部を模式的に示した模式図である。
本光源装置1は、主に、光源部10と、光源制御部20とから構成される。光源部10は、図2に示すように、光源としてのLDモジュール2と、回転体としての蛍光ホイール4と、蛍光ホイール4を回転駆動する駆動源としてのモータ5と、各種光学手段とから構成される。蛍光ホイール4上には、波長変換部としての蛍光体の層が設けられており、本実施形態では、蛍光ホイール4及びモータ5によって、蛍光体層を周回移動させる周回移動手段が構成される。
本実施形態における光源装置1は、LDモジュール2から射出される所定波長帯の光を蛍光ホイール4上の蛍光体層に照射することで、蛍光体層から当該所定波長帯とは異なる別の波長帯の光が射出される。本光源装置1は、LDモジュール2から射出される光と、蛍光ホイール4上の蛍光体層から射出される光とが時分割で周期的に連続して外部へ出力される。
本プロジェクタ200には、表示素子205を制御する上位制御手段としての本体制御処理部201が設けられている。この本体制御処理部201は、例えば、表示素子205を駆動する専用コントローラICで構成され、既存の市販品を用いることで安価で且つ信頼性の高い制御を実現できる。本体制御処理部201に入力される信号CTRLは、外部装置やユーザー操作パネルなどによって光源装置1を制御する、あるいは、光源装置1の状態を外部装置やユーザー操作パネルなどに出力するための制御信号である。この制御信号CTRLのやりとりは、例えば、ICバスやSPIなどのシリアル通信インターフェース等を用いて、対応するコマンドやデータを入出力することにより実現できる。
本体制御処理部201の制御部201Aは、制御信号CTRLによって起動命令を受信すると、モータ駆動信号MDを出力して、蛍光ホイール4を回転駆動させるモータ5を起動する。モータ5には、その回転状態を検出する検出手段が内蔵あるいは外付けされており、回転検出信号MXを出力する。制御部201Aは、回転検出信号MXを受信してモータ5の回転状態を検知する。そして、制御部201Aは、モータ5が所定の回転速度に達したことを検知すると、その回転周期に同期した赤、緑、青の各色のタイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENを生成して光源装置1の光源制御部20へ出力する。これらのタイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENは、それぞれ、光源装置1から各色の光が射出されるタイミングを示す制御信号である。
また、制御部201Aは、これらのタイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENに基づいて、LD2Aの発光量を制御するLD発光量制御データを、インターフェースDBにより光源装置1の光源制御部20へ出力する。
光源制御部20は、LD発光量制御データの受信を正常に完了すると、受信確認信号(Acknowledge)をインターフェースDBより制御部201Aへ送信する。制御部201Aはこの受信確認信号を受信すると、LD2Aの駆動準備が完了したと判断して、LD2Aの駆動を許可する駆動許可信号OEを光源制御部20へ出力する。光源制御部20は、内部でLD2Aを制御する準備が完了し、かつ、駆動許可信号OEを受信することで、各色タイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENとLD発光量制御データに基づいて、LD駆動電流I_LDを生成して光源部10へ出力する。
光源部10におけるLDモジュール2のLD2Aは、LD駆動電流I_LDによって駆動され、所定波長帯のレーザー光を射出する。本実施形態では、青色の波長帯域のレーザー光を射出するLD2Aを用いているが、これに限らず、他の波長帯域のレーザー光を射出するものを用いてもよい。また、本実施形態においては、LD2Aを複数個用いてモジュール化したLDモジュール2を光源として用いている。LDモジュール2は、各LD2Aに対応したコリメータレンズ群2Bを備えており、各LD2Aから射出されるレーザー光を平行光にコリメートする。LDモジュール2の筐体は、複数のLD2Aとコリメータレンズ群2Bを所望の位置に保持するとともに、LD2Aから発生する熱を放熱してLD2Aの温度上昇を所定範囲内に抑えるヒートシンクの機能を兼ね備える。
図3は、蛍光ホイール4の構造の一例を示す正面図である。
LDモジュール2から射出される複数の青色レーザー光Bは、第1集光光学系6Aによって集光され、第1ダイクロイックミラー7Aを通して第2集光光学系6Bによって更に集光されて蛍光ホイール4に導かれる。蛍光ホイール4は、例えば、図3に示すように、金属などの円盤状の基盤4Aの一方の盤面上に、波長変換部材としての蛍光体が周方向に成膜された構造になっている。詳しくは、蛍光ホイール4上には、互いに異なる複数の波長帯域の光を蛍光する複数種類の蛍光体層、具体的には、赤蛍光体層4Rと黄蛍光体層4Yと緑蛍光体層4Gとが設けられている。赤蛍光体層4Rは、青色波長帯域の光Bが照射されると、赤色の波長帯域の光Rを射出する蛍光体を含んだ層である。同様に、緑蛍光体層4G及び黄蛍光体層4Yは、青色波長帯域の光Bが照射されると、それぞれ、緑色及び黄色の波長帯域の光G,Yを射出する蛍光体が含まれている。また、本実施形態1において、蛍光ホイール4の基盤4Aの一部には、照射される青色レーザー光Bが透過するための透過部4Cが、例えば基盤を切り欠くなどの方法で設けられている。
蛍光ホイール4上には、図3に示すように、各蛍光体層4R,4Y,4G及び透過部4Cが、半周に1つずつ、合計2つずつ配置されている。モータ5の駆動力によって蛍光ホイール4が回転駆動することにより、各蛍光体層4R,4Y,4G及び透過部4Cが、青色レーザー光Bの経路を横切るように、蛍光ホイール4が配置されている。これにより、第2集光光学系6Bを通して導かれた青色レーザー光Bが、回転駆動する蛍光ホイール4上の赤蛍光体層4Rを照射する期間では赤色波長帯域の光Rが生成され、緑蛍光体層4Gを照射する期間では緑色波長帯域の光Gが生成され、黄蛍光体層4Yを照射する期間では黄色波長帯域の光Yが生成され、透過部4Cを透過する期間では青色レーザー光Bが蛍光ホイール4を透過する。
各蛍光体層4R,4Y,4Gで生成された各色波長帯の光R,Y,Gは、第2集光光学系6Bによって集光され、第1ダイクロイックミラー7Aに導かれる。第1ダイクロイックミラー7Aは、青色の波長帯域光Bを透過し、その他の波長帯域光を反射する特性を備える。よって、LDモジュール2から射出される青色レーザー光Bについては、第1ダイクロイックミラー7Aを透過するが、蛍光ホイール4上の各蛍光体層4R,4Y,4Gで生成された各色波長帯の光(青色波長帯域とは別の波長帯域の光)R,Y,Gは、第1ダイクロイックミラー7Aで反射される。第1ダイクロイックミラー7Aで反射した各蛍光体層4R,4Y,4Gからの光R,Y,Gは、第1リレーレンズ8A、第1反射ミラー9A、第2リレーレンズ8Bを通して第2ダイクロイックミラー7Bに導かれる。第2ダイクロイックミラー7Bは、青色の波長帯域光Bを反射し、その他の波長帯域光を透過する特性を備える。よって、各蛍光体層4R,4Y,4Gからの光R,Y,Gは、第2ダイクロイックミラー7Bを透過し、第4リレーレンズ8Dを通して本光源装置1から外部へ出力される。
一方、蛍光ホイール4上の透過部4Cを通過した青色レーザー光Bは、第3集光光学系6Cによって集光され、第2反射ミラー9B及び第3リレーレンズ8Cを通して第2ダイクロイックミラー7Bに導かれる。上述したとおり、第2ダイクロイックミラー7Bは、青色の波長帯域光Bを反射する特性を備えるので、第2ダイクロイックミラー7Bに導かれる青色レーザー光Bは、第2ダイクロイックミラー7Bで反射し、第4リレーレンズ8Dを通して本光源装置1から外部へ出力される。
このように、本実施形態1においては、回転駆動する蛍光ホイール4の半周期に相当する周期で、LDモジュール2からの青色レーザー光B、蛍光ホイール4上の赤蛍光体層4Rからの赤色光R、蛍光ホイール4上の黄蛍光体層4Yからの黄色光Y、蛍光ホイール4上の緑蛍光体層4Gからの緑色光Gが、光源装置1の同一箇所から順次出力される。
また、本体制御処理部201の制御部201Aは、外部から入力される映像信号VINとモータ5の回転検出信号MXとに基づいて、色ごとの色切り替わり開始タイミング及び終了タイミング(すなわちスポーク期間の終了タイミングと開始タイミング)を設定するデータSOCC,EOCCを生成して、本体制御処理部201の表示駆動部201Bへ出力する。
表示駆動部201Bは、映像信号VINが入力されると、制御部201Aから出力される色切り替わり開始タイミングデータSOCC及び色切り替わり終了タイミングデータEOCCに基づいて、光源装置1から射出される光の各色に対応した表示信号を生成し、表示素子205を駆動する表示制御信号VDOに変換して出力する。これによって表示素子205に入射した照明光は画像光に変調され、投射レンズ群206を通してスクリーンなどに投影され、画像が表示される。表示素子205としては、例えば、それぞれが表示画像の各画素を構成し、入射する照明光に対する角度を制御することにより照明光を画像光に変調するDMD(Digital Micro mirror Device)を使用することができる。
図14は、従来の光源装置から出力される光の色と、本体制御処理部201を構成する既存の制御デバイスから出力される各色タイミング制御信号と、LD(Laser Diode)の駆動電流値とを示すタイミングチャートである。
この例に係る光源装置は、LD(光源)から射出される紫外光を1又は2以上のカラーホイール上に設けられる赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)、黄(Yellow)の各蛍光層に当てることで、赤、緑、青、黄の各色の光を生成して順次射出する。この光源装置では、既存の制御デバイスから出力される各色のタイミング制御信号とカラーホイールの回転とが同期するようにカラーホイールの駆動制御がなされている。
図14に示すように、既存の制御デバイスで構成される本体制御処理部201から出力される各色タイミング制御信号が、緑色タイミング制御信号G_ENについてはON(Hレベル)であり、他色のタイミング制御信号R_EN,B_ENについてはOFF(Lレベル)である期間(Green表示期間Tg)は、緑色表示に適した目標駆動電流値が流れるようにLDの駆動電流I_LDが制御される。
同様に、赤色タイミング制御信号R_ENについてはON(Hレベル)であり、他色のタイミング制御信号G_EN,B_ENについてはOFF(Lレベル)である期間(Red表示期間Tr)は、赤色表示に適した目標駆動電流値が流れるようにLDの駆動電流I_LDが制御される。
同様に、青色タイミング制御信号B_ENについてはON(Hレベル)であり、他色のタイミング制御信号R_EN,G_ENについてはOFF(Lレベル)である期間(Blue表示期間Tb)は、青色表示に適した目標駆動電流値が流れるようにLDの駆動電流I_LDが制御される。
同様に、赤色タイミング制御信号R_ENと緑色タイミング制御信号G_ENについてはON(Hレベル)であり、青色のタイミング制御信号B_ENについてはOFF(Lレベル)である期間(Yellow表示期間Ty)は、黄色表示に適した目標駆動電流値が流れるようにLDの駆動電流I_LDが制御される。
カラーホイール上に当たる紫外光のスポット面積はある程度の大きさをもつので、色の切り替わりの際に、切り替わり前後の蛍光層にそれぞれ紫外光の一部が同時に当たる期間が生じる。この期間は、スポーク期間と呼ばれ、切り替わり前後の蛍光層からの各光が混色した混色光が射出されることになる。そのため、このスポーク期間に光源装置から射出される光を画像表示に用いない制御や、このスポーク期間に光源装置から射出される光を混色光の色として画像表示に利用する制御などが必要になる。
このような制御を実現するため、本体制御処理部201を構成する既存の制御デバイスは、光源装置から射出される各色の光を画像表示に用いる各表示期間Tg,Tr,Tb,Tyの間に色切り替わり猶予期間(スポーク期間)Tsを設定した仕様となっている。具体的には、既存の制御デバイスは、設定されたスポーク期間Tsの開始タイミングと終了タイミングによって区画される各表示期間Tg,Tr,Tb,Tyにそれぞれの色の画像が出力されるように、マイクロミラー素子の制御タイミングを制御する。そして、既存の制御デバイスから出力される各色タイミング制御信号のON/OFFタイミングは、設定されたスポーク期間Tsの中央時点となるように設定している。
ここで、LDの駆動電流I_LDは、本体制御処理部201を構成する既存の制御デバイスから出力されるタイミング制御信号がON又はOFFになったタイミングで切り換えられるが、切り換え後の駆動電流値に安定するまでにはある程度の時間を要する。特に、高い発光出力を得るために大きな駆動電流値を必要とする光源を採用する場合には、駆動電流値を変更した際に駆動電流値が安定するまでに要する時間が長くなる。このような光源は、スポーク期間Tsの半分の時間(Ts/2)以内に駆動電流値を安定化させることが難しい。そのため、既存の制御デバイスから出力されるタイミング制御信号に基づいて射出する光の色を切り換える光源装置には、このような発光出力の高い光源を採用することが困難である。
図4は、本実施形態における光源制御部20の一例を概略的に示したブロック図である。
MPU21は、インターフェースDBにより、各色光に対応するLD発光量制御データを受信すると、これをメモリ22に記憶する。ここで、符号AD0〜AD2で示す信号はメモリ22のアドレス信号であり、符号MBはデータの書き込みまたは読み出しバスである。以下の説明では、アドレス信号AD0は、赤色のLD発光量制御データが記録されるメモリ領域のアドレスを示す信号であり、アドレス信号AD1は、緑色のLD発光量制御データが記録されるメモリ領域のアドレスを示す信号であり、アドレス信号AD2は、青色のLD発光量制御データが記録されるメモリ領域のアドレスを示す信号であるものとする。メモリ22は、後述するバッファ23のバッファ制御信号ENBがLレベルのときに書き込み、Hレベルのときに読み出しモードになるように、MPU21によって制御される。
また、MPU21は、モータ5の回転検出信号MXから色の循環周期を検知し、検知した循環周期と内部に保持している補正基準データとから、各色タイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENのタイミングを補正するための補正制御データSDを算出し、タイミング補正部24に出力する。
MPU21は、以上の動作を終了すると、本体制御処理部201の制御部201Aからの駆動許可信号OEが受信されていることを条件に、後段のDAC(D/Aコンバータ)25の出力を許可する出力許可信号LEを出力する。
タイミング補正部24は、MPU21からの補正制御データSDに基づいて、入力される各色タイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENのタイミングを補正し、それぞれ、各色の補正後タイミング制御信号D_R_EN、D_G_EN,D_B_ENとして出力する。
バッファ23は、バッファ制御信号ENBがLレベルのときは、バッファ出力がハイインピーダンスになり、メモリ22のアドレス入力から切り離される。一方、バッファ制御信号ENBがHレベルのときは、各色の補正後タイミング制御信号D_R_EN、D_G_EN,D_B_ENをメモリ22からのアドレス信号AD0,AD1,AD2として入力され、各アドレス信号AD0,AD1,AD2に対応するLD発光量制御データがメモリ22から読み出される。このとき、MPU21からのアドレス信号AD0〜AD2はハイインピーダンスになっている。
DAC25は、MPU21から出力許可信号LEが受信されている期間、各色の補正後タイミング制御信号D_R_EN、D_G_EN,D_B_ENによってメモリ22から読み出されるLD発光量制御データを受信し、アナログ信号DCVに変換して出力する。そして、後段のドライバー26は、アナログ信号DCVを電流信号に変換して、LD駆動電流I_LDとして出力する。これにより、LD2AはLD発光量制御データが示す発光量で発光する。一方、MPU21からの出力許可信号LEが受信されていない期間は、DAC25からの出力はゼロとなるので、LD駆動電流I_LDもゼロとなり、LD2Aは発光しない。
図5は、本実施形態のタイミング補正部24における赤色のタイミング制御信号R_ENに関する部分の制御ブロック図である。
図6は、本実施形態のタイミング補正部24における緑色のタイミング制御信号R_ENに関する部分の制御ブロック図である。
図7は、本実施形態のタイミング補正部24における青色のタイミング制御信号R_ENに関する部分の制御ブロック図である。
図8は、図5に示す赤色のタイミング制御信号R_ENの部分に関するタイミング補正部24の動作を示すタイミングチャートである。
なお、本実施形態において、いずれの色に関するタイミング補正部24の構成及び動作も同じであるため、以下、赤色のタイミング制御信号R_ENを例に挙げて説明する。
図5に示す遷移検出部1は、入力される赤色タイミング制御信号R_ENに状態の遷移が発生したときにHレベルになる遷移発生信号TDP1を生成する。遷移発生信号TDP1は、例えば、所定周波数のクロック(図示省略)で赤色タイミング制御信号R_ENをラッチし、ラッチの前後の排他的論理和(XOR)をとるなどにより簡単に生成することができる。
図5に示すタイマー制御部1は、遷移発生信号TDP1がHレベルになると、タイマー信号TMR1をHレベルにする。後段のタイマー1はタイマー信号TMR1がHレベルになると起動して時間計測を開始する。また、図5に示すレベル保持部1は、タイマー信号TMR1がLレベルのときに遷移発生信号TDP1がHレベルになると、その遷移後の赤色タイミング制御信号R_ENのレベルを保持し、レベル信号L1として出力する。
図5に示すタイマー制御部2は、タイマー1の起動後に遷移発生信号TDP1の受信が可能となる。すなわち、タイマー信号TMR1がHレベルになった後に、赤色タイミング制御信号R_ENに状態遷移が発生して遷移発生信号TDP1がHレベルになると、次は、このタイマー制御部2がタイマー信号TMR2をHレベルにして、後段のタイマー2を起動する。そして、図5に示すレベル保持部2は、その遷移後の赤色タイミング制御信号R_ENのレベルを保持し、レベル信号L2として出力する。
以後、同様に、図5に示すタイマー3及びタイマー4が順次起動して、それぞれのタイミングにおける遷移後の赤色タイミング制御信号R_ENのレベルをレベル保持部3,4によって保持し、レベル信号L3,L4を出力する。
図5に示すタイマー1〜4は、光源制御部20のMPU21から出力される補正制御データSDの値に対応する時間Tdを計測すると、それぞれ、タイマー終了信号EOT1〜EOT4をHレベルにする。これにより、後段の演算器AND1〜4は、それぞれ対応するタイマー終了信号EOT1〜EOT4がHレベルになる期間、対応するレベル保持部1〜4からのレベル信号L1〜L4を、出力信号OL1〜OL4として出力する。
図5に示す出力部1は、出力信号OL1〜OL4のうちのいずれかがHレベルになるたびに、出力信号OL1〜OL4の立ち下がりタイミングで、対応する出力信号OL1〜OL4に切り替える。このような出力信号OL1〜OL4の切り替え動作により、赤色の補正後タイミング制御信号D_R_ENが生成され、出力部1から出力される。
本実施形態においては、タイマー1〜4の補正制御データSDの値に対応する計測時間Tdは、色の循環周期Toよりも短く設定されている。そのため、次の周期で赤色タイミング制御信号R_ENの最初の状態遷移が発生する前に、タイマー1のタイマー終了信号EOT1がHレベルになる。そうすると、タイマー制御部1は、このタイマー終了信号EOT1の入力によってリセットされ、タイマー信号TMR1をLレベルにする。その結果、タイマー1がリセットされ、レベル保持部1は、次の遷移発生信号TDP1を受信可能な状態になって初期状態に戻る。
以上の動作により、補正後タイミング制御信号D_R_ENは、赤色のタイミング制御信号R_ENの位相を、所定の遅延時間だけ遅らせた信号となる。その結果、赤色のタイミング制御信号R_ENの状態遷移タイミング(スポーク期間Tsの中央のタイミング)よりも、状態遷移タイミングが僅かに早い補正後タイミング制御信号D_R_ENを生成することができる。特に、本実施形態では、図8に示すように、タイマー時間TdがTd=T0−(Ts/2+Ta)となるように補正制御データSDを設定することで、赤色の補正後タイミング制御信号D_R_ENのタイミングが、図9に示すように、スポーク期間Tsの開始タイミングに一致する時点まで早まっている。ここで、Taは、遷移発生信号TDP1がHレベルとなる期間である。なお、本実施形態では、補正後のタイミングがスポーク期間Tsの開始タイミングと一致するように設定しているが、補正量はこれに限るものではない。
赤色の補正後タイミング制御信号D_R_ENのタイミングでLD駆動電流I_LDの値が切り替わる際、切り替わり後のLD駆動電流I_LDが安定するまでにはある程度の時間を要するところ、スポーク期間Tsの終了タイミング(次の色表示期間の開始タイミング)までには、切り替わり後のLD駆動電流I_LDが安定する必要がある。赤色のタイミング制御信号R_ENのタイミングのままだと、スポーク期間の半分の時間(Ts/2)内に、切り替わり後のLD駆動電流I_LDを安定させる必要があったが、本実施形態によれば、スポーク期間の総時間(Ts)内に、切り替わり後のLD駆動電流I_LDを安定させればよい。したがって、LD2Aに求められる応答時間(切り替わった駆動電流値に安定するまでの時間)の仕様が緩和され、LD2Aとして、大きな駆動電流値を必要とする高発光量のものや、応答時間が比較的長い安価なものなどを採用することが可能となる。
なお、以上の動作では、赤色のタイミング制御信号R_ENの位相を所定の遅延時間だけ遅らせて補正後タイミング制御信号D_R_ENを生成するため、最初の赤色タイミング制御信号R_ENが出力される最初の色循環周期については、補正後タイミング制御信号D_R_ENがLレベルで一定の信号値をとる。緑色や青色のタイミング制御信号G_EN,B_ENについても同様である。そのため、最初の色循環周期については、適切な射出タイミング制御を実行できない。ただし、適切な射出タイミング制御ができないのは最初の色循環周期のみの極めて短時間であるため、本プロジェクタの実用上は問題にならない。もし問題になるようなら、最初の色循環周期にはMPU21から出力許可信号LEを出力しないなどの制御を行ってLD2Aを発光させないなど、適当な制御を行っても良い。
〔変形例〕
次に、本実施形態における光源装置1の光源制御部の一変形例について説明する。
図10は、本変形例における光源制御部120の一例を概略的に示したブロック図である。
図11は、本変形例のタイミング補正部124の制御ブロック図である。
図12は、本変形例のタイミング補正部124を構成する補正計測部124Bの制御ブロック図である。
図13は、本変形例のタイミング補正部124を構成する補正出力部124Cの制御ブロック図である。
本変形例における補正計測部124Bは、図12に示すように、タイマー9を備えている。このタイマー9は、例えば、色の循環周期Toを示すモータ5の回転検出信号MXがLレベルのときにリセットされ、Hレベルになると時間計測を開始して計測時間データTMR9を出力する。また、補正計測部124Bは、図12に示すように、上述した実施形態と同様、入力される各色タイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENの状態遷移を検出して遷移発生信号TDP1〜TDP3を出力する遷移検出部1〜3を備えている。
図12に示すタイミング制御部1は、タイマー9が起動して赤色のタイミング制御信号R_ENについて最初の状態遷移が発生して遷移発生信号TDP1がHレベルになると、その時点でのタイマー9の計測時間データTMR9の値を、内部に備えているレジスタに保持する。また、タイミング制御部1は、上述した実施形態におけるレベル保持部1と同様の機能を備えており、状態遷移後における赤色のタイミング制御信号R_ENのレベルを保持する。そして、タイミング制御部1は、信号ENT2をHレベルにして、次のタイミング制御部2において同様の動作が可能になるようにする。
このようにして、色循環期間To内における赤色のタイミング制御信号R_ENの状態遷移タイミングと状態遷移後の赤色タイミング制御信号R_ENのレベルが、各タイミング制御部1〜4内に保持される。
同様に、緑色及び青色のタイミング制御信号G_EN,B_ENについても、色循環期間To内におけるタイミング制御信号G_EN,B_ENの状態遷移タイミングと状態遷移後のタイミング制御信号G_EN,B_ENのレベルが、各タイミング制御部5〜6,7〜8内に保持される。
本変形例における光源制御部120のMPU121は、タイミング制御部1〜4,5〜6,7〜8のいずれかを選択する選択信号S0〜S2と、データの書き込み/読み出しを制御する信号W/Rを生成し、タイミング補正部124に出力する。選択信号S0〜S2がタイミング補正部124に入力されると、タイミング補正部124のデコーダ124Aは、選択信号S0〜S2に対応する出力SR1〜SR8をHレベルにする。そして、信号W/RがLレベルのとき、選択されたタイミング制御部1〜4,5〜6,7〜8に保持されているタイマー9の計測時間データTMR9の値がデータバスDB2よりMPU121に読み出される。
MPU121は、読み出した計測時間データTMR9の各値について、内部に保持している補正基準データを基に処理し、補正制御データを算出する。そして、今度は信号W/RをHレベルにして、選択信号S0〜S2に対応して補正出力部124C内に設けられている比較部1〜8に対し、データバスDB2を介して補正制御データを書き込む。
補正出力部124Cの比較部1〜8は、図13に示すように、タイマー9の計測時間データTMR9を、内部に書き込まれた補正制御データと比較し、一致すると信号MTCH1〜MTCH8をHレベルにする。この信号MTCH1〜MTCH8は、上述した実施形態におけるタイマー終了信号EOT1〜EOT8と同様の役割を果たす信号である。すなわち、後段の演算器AND1〜AND4は、それぞれ対応する信号MTCH1〜MTCH8がHレベルになる期間、対応するタイミング計測部1〜8からのレベル信号L1〜L8を出力信号OL1〜OL8として出力する。
出力部1は、信号MTCH1〜MTCH4のうちいずれかがHレベルになるたびに、対応する出力信号OL1〜OL4を赤色の補正後タイミング制御信号D_R_ENとして出力する。
同様に、出力部2は、信号MTCH5〜MTCH6のうちいずれかがHレベルになるたびに、対応する出力信号OL5〜OL6を緑色の補正後タイミング制御信号D_G_ENとして出力する。
同様に、出力部3は、信号MTCH7〜MTCH8のうちいずれかがHレベルになるたびに、対応する出力信号OL7〜OL8を青色の補正後タイミング制御信号D_B_ENとして出力する。
以上の動作により、本変形例においても、各色タイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENのタイミング(スポーク期間Tsの中央のタイミング)よりも早い補正後タイミング制御信号D_R_EN,D_G_EN,D_B_ENを生成することができる。特に、本変形例も、各色補正後タイミング制御信号D_R_EN,D_G_EN,D_B_ENのタイミングを、図9に示すように、スポーク期間Tsの開始タイミングまで早めている。よって、上述した実施形態と同様、LD2Aに求められる応答時間の仕様が緩和され、LD2Aとして、大きな駆動電流値を必要とする高発光量のものや、応答時間が比較的長い安価なものなどを採用することが可能となる。
本実施形態(前記変形例を含む。)においては、各色タイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENがHレベルになるタイミングを各色の光の射出タイミングとした例である。そのため、各色タイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENの位相を遅延させることにより、各色タイミング制御信号の状態遷移タイミングよりも状態遷移タイミングが僅かに早い補正後タイミング制御信号D_R_EN,D_G_EN,D_B_ENを生成したが、このような補正後タイミング制御信号の生成方法は、これに限られない。例えば、各色タイミング制御信号が各色の光の射出タイミングを示すデータ信号(例えば、所定クロック数の後に射出することを示すデータ信号)である場合には、各色タイミング制御信号が示すクロック数よりも少ないクロック数の後に射出するような射出タイミング制御を実施することで、各色タイミング制御信号の状態遷移タイミングよりも状態遷移タイミングが僅かに早い補正後タイミング制御信号を生成できる。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
本体制御処理部201の制御部201A等の上位制御手段から出力される各色タイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENに基づく射出タイミングで、それぞれ対応する色(赤、青、黄、緑)の光を順次射出する光源装置1において、前記各色タイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENに基づいて、各色の光がそれぞれ射出されるGreen表示期間Tg、Red表示期間Tr、Blue表示期間Tb、Yellow表示期間Ty等の各射出期間の間に設定されるスポーク期間Ts等の所定の色切り替わり猶予期間内で該各色タイミング制御信号に対応する予定射出タイミング(スポーク期間Tsの中央のタイミング)よりも早い射出タイミング(スポーク期間Tsの開始タイミング等)で各色の光が順次射出されるように、各色光の射出タイミングを制御する光源制御部20等の射出タイミング制御手段を有することを特徴とする。
光源装置から射出される光の色を切り替える際に光源の発光量(駆動電流値等)を変更するとき、変更後の発光量が安定するまでにはある程度の時間を要する。上位制御手段から出力される各色タイミング制御信号が示す射出タイミングで各色の光を順次射出する場合、その射出タイミング(スポーク期間Tsの中央のタイミング)からスポーク期間Ts(色切り替わり猶予期間)の終了タイミングまでの時間内に、変更後の発光量が安定する光源を採用する必要がある。本態様によれば、色切り替わり猶予期間内で上位制御手段から出力される各色タイミング制御信号に対応する予定射出タイミングよりも早い射出タイミングで各色の光を射出できる。よって、予定射出タイミングで各色の光を射出する場合よりも、変更後の発光量を安定させる時間を長くとることができる。したがって、既存の制御デバイスで構成される上位制御手段から出力されるタイミング制御信号を利用しつつ、光源に求められる応答時間(切り替わった発光量で安定するまでの時間)の仕様が緩和され、より高い発光量の光源を採用することが可能となる。
〔態様B〕
前記態様Aにおいて、前記各色タイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENは、対応する色光を射出する期間を示す信号値(Hレベル)と射出しない期間を示す信号値(Lレベル)とをもつものであり、前記射出タイミング制御手段は、前記各色タイミング制御信号の信号値変化(状態遷移)が発生したことを検知することにより、該各色タイミング制御信号が示す射出タイミングを取得し、取得した射出タイミングよりも早い射出タイミングを示す各色の補正後タイミング制御信号D_R_EN,D_G_EN,D_B_ENを生成し、生成した各色の補正後タイミング制御信号が示す射出タイミングで各色の光が順次射出されるように制御することを特徴とする。
これによれば、既存の制御デバイスで構成される上位制御手段から出力されるタイミング制御信号を利用しつつ、より高い発光量の光源の採用を可能にする射出タイミング制御手段を比較的に容易に実現できる。
〔態様C〕
前記態様Bにおいて、当該光源装置1から射出する複数色の光の循環周期Toを検知するモータ5の回転検知手段等の色循環周期検知手段と、前記各色タイミング制御信号が示す射出タイミングに対する各色の補正後タイミング制御信号の補正量を決定するための補正基準データ等の補正情報を記憶するMPU21,121内のメモリ等の補正情報記憶手段とを備え、前記射出タイミング制御手段は、前記色循環周期検知手段が検知した循環周期Toと前記補正情報記憶手段に記憶されている補正情報とに基づいて、取得した前記各色タイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENが示す射出タイミングから前記各色の補正後タイミング制御信号D_R_EN,D_G_EN,D_B_ENを生成することを特徴とする。
これによれば、既存の制御デバイスで構成される上位制御手段から出力されるタイミング制御信号を利用しつつ、より高い発光量の光源の採用を可能にする構成を比較的に容易に実現できる。
〔態様D〕
前記態様Cにおいて、前記色循環周期検知手段は、当該光源装置1から射出する複数色の光の循環周期に同期したモータ5の回転検出信号MX等の同期信号に基づいて前記循環周期を検知することを特徴とする。
これによれば、当該光源装置1から射出する複数色の光の循環周期を容易に取得することができる。
〔態様E〕
前記態様Dにおいて、当該光源装置1から射出する複数色の光の循環周期に同期して回転駆動するモータ5等の回転駆動手段と、前記回転駆動手段の回転周期を検知する回転検知手段とを備え、前記色循環周期検知手段は、前記回転検知手段の回転検出信号MX等の検知結果信号を前記同期信号として用いることを特徴とする。
これによれば、当該光源装置1から射出する複数色の光の循環周期を容易に取得することができる。
〔態様F〕
前記態様Cにおいて、前記色循環周期検知手段は、前記各色タイミング制御信号R_EN,G_EN,B_ENのうちの少なくとも1つのタイミング制御信号における信号値が変化する時間間隔を計測することにより、前記循環周期を検知することを特徴とする。
これによれば、光源装置1から射出する複数色の光の循環周期に同期した同期信号が存在しないシステムにおいても、当該光源装置1から射出する複数色の光の循環周期を容易に取得することができる。
〔態様G〕
前記態様C〜Fのいずれかの態様において、前記射出タイミング制御手段は、前記色循環周期検知手段が検知した循環周期Toと前記補正情報記憶手段に記憶されている補正情報とに基づいて所定の遅延時間を取得し、前記各色タイミング制御信号が示す射出タイミングを該所定の遅延時間分だけ遅延させることにより、該各色タイミング制御信号から前記各色の補正後タイミング制御信号を生成することを特徴とする。
これによれば、射出タイミング制御手段を比較的容易に実現することができる。
〔態様H〕
前記態様Gにおいて、前記射出タイミング制御手段は、前記各色タイミング制御信号ごとに、当該光源装置から射出する複数色の光の一循環周期内に当該タイミング制御信号の信号値変化が発生する回数以上のタイマー1〜9等の計時手段を有し、該信号値変化が発生するたびに各計時手段を選択して計時を開始させ、各計時手段が前記所定の遅延時間分の計測を終了するたびに、対応する信号値をもつ補正後タイミング制御信号を生成することを特徴とする。
これによれば、射出タイミング制御手段を比較的容易に実現することができる。
〔態様I〕
前記態様C〜Fのいずれかの態様において、前記射出タイミング制御手段は、前記色循環周期検知手段が検知した循環周期に対して前記各色タイミング制御信号の信号値変化が発生するタイミングを取得し、取得した各タイミングを前記補正情報記憶手段に記憶されている補正情報に基づいて補正した補正後のタイミングで信号値が変化する各色の補正後タイミング制御信号を生成することを特徴とする。
これによれば、射出タイミング制御手段を比較的容易に実現することができる。
〔態様J〕
光源装置1と、照射される光を画像信号に基づいて画像光に変調する表示素子205と、前記光源装置から射出される光を前記表示素子に照射する導光装置202、集光レンズ群203及び反射ミラー204等の照明光学系と、前記表示素子によって変調された画像光を投射する投射レンズ群206等の投射光学系と、前記光源装置から各色の光がそれぞれ射出されるGreen表示期間Tg、Red表示期間Tr、Blue表示期間Tb、Yellow表示期間Ty等の各射出期間の間に設定されるスポーク期間Ts等の所定の色切り替わり猶予期間の開始タイミングと終了タイミングに基づいて上記表示素子を制御する制御部201A等の上位制御手段とを有するプロジェクタ200等の画像投射装置であって、前記光源装置として、前記態様A〜Iのいずれかの態様に係る光源装置を用いることを特徴とする。
これによれば、既存の制御デバイスで構成される上位制御手段から出力されるタイミング制御信号を利用しつつ、より高輝度の画像を表示することが可能となる。
1 光源装置
2 LDモジュール
2A LD
4 蛍光ホイール
5 モータ
6A,6B,6C 集光光学系
7A,7B ダイクロイックミラー
8A,8B,8C,8D リレーレンズ
9A,9B 反射ミラー
10 光源部
20,120 光源制御部
21,121 MPU
22,122 メモリ
23,123 バッファ
24,124 タイミング補正部
25,125 DAC
26,126 ドライバー
124A デコーダ
124B 補正計測部
124C 補正出力部
200 プロジェクタ
201 本体制御処理部
201A 制御部
201B 表示駆動部
202 導光装置
203 集光レンズ群
204 反射ミラー
205 表示素子
206 投射レンズ群
特開2013−88574号公報

Claims (10)

  1. 上位制御手段から出力される各色タイミング制御信号に基づく射出タイミングで、それぞれ対応する色の光を順次射出する光源装置において、
    前記各色タイミング制御信号に基づいて、各色の光がそれぞれ射出される各射出期間の間に設定される所定の色切り替わり猶予期間内で該各色タイミング制御信号に対応する予定射出タイミングよりも早い射出タイミングで各色の光が順次射出されるように、各色光の射出タイミングを制御する射出タイミング制御手段を有することを特徴とする光源装置。
  2. 請求項1に記載の光源装置において、
    前記各色タイミング制御信号は、対応する色光を射出する期間を示す信号値と射出しない期間を示す信号値とをもつものであり、
    前記射出タイミング制御手段は、前記各色タイミング制御信号の信号値変化が発生したことを検知することにより、該各色タイミング制御信号が示す射出タイミングを取得し、取得した射出タイミングよりも早い射出タイミングを示す各色の補正後タイミング制御信号を生成し、生成した各色の補正後タイミング制御信号が示す射出タイミングで各色の光が順次射出されるように制御することを特徴とする光源装置。
  3. 請求項2に記載の光源装置において、
    当該光源装置から射出する複数色の光の循環周期を検知する色循環周期検知手段と、
    前記各色タイミング制御信号が示す射出タイミングに対する各色の補正後タイミング制御信号の補正量を決定するための補正情報を記憶する補正情報記憶手段とを備え、
    前記射出タイミング制御手段は、前記色循環周期検知手段が検知した循環周期と前記補正情報記憶手段に記憶されている補正情報とに基づいて、取得した前記各色タイミング制御信号が示す射出タイミングから前記各色の補正後タイミング制御信号を生成することを特徴とする光源装置。
  4. 請求項3に記載の光源装置において、
    前記色循環周期検知手段は、当該光源装置から射出する複数色の光の循環周期に同期した同期信号に基づいて前記循環周期を検知することを特徴とする光源装置。
  5. 請求項4に記載の光源装置において、
    当該光源装置から射出する複数色の光の循環周期に同期して回転駆動する回転駆動手段と、
    前記回転駆動手段の回転周期を検知する回転検知手段とを備え、
    前記色循環周期検知手段は、前記回転検知手段の検知結果信号を前記同期信号として用いることを特徴とする光源装置。
  6. 請求項3に記載の光源装置において、
    前記色循環周期検知手段は、前記各色タイミング制御信号のうちの少なくとも1つのタイミング制御信号における信号値が変化する時間間隔を計測することにより、前記循環周期を検知することを特徴とする光源装置。
  7. 請求項3乃至6のいずれか1項に記載の光源装置において、
    前記射出タイミング制御手段は、前記色循環周期検知手段が検知した循環周期と前記補正情報記憶手段に記憶されている補正情報とに基づいて所定の遅延時間を取得し、前記各色タイミング制御信号が示す射出タイミングを該所定の遅延時間分だけ遅延させることにより、該各色タイミング制御信号から前記各色の補正後タイミング制御信号を生成することを特徴とする光源装置。
  8. 請求項7に記載の光源装置において、
    前記射出タイミング制御手段は、前記各色タイミング制御信号ごとに、当該光源装置から射出する複数色の光の一循環周期内に当該タイミング制御信号の信号値変化が発生する回数以上の計時手段を有し、該信号値変化が発生するたびに各計時手段を選択して計時を開始させ、各計時手段が前記所定の遅延時間分の計測を終了するたびに、対応する信号値をもつ補正後タイミング制御信号を生成することを特徴とする光源装置。
  9. 請求項3乃至6のいずれか1項に記載の光源装置において、
    前記射出タイミング制御手段は、前記色循環周期検知手段が検知した循環周期に対して前記各色タイミング制御信号の信号値変化が発生するタイミングを取得し、取得した各タイミングを前記補正情報記憶手段に記憶されている補正情報に基づいて補正した補正後のタイミングで信号値が変化する各色の補正後タイミング制御信号を生成することを特徴とする光源装置。
  10. 光源装置と、
    照射される光を画像信号に基づいて画像光に変調する表示素子と、
    前記光源装置から射出される光を前記表示素子に照射する照明光学系と、
    前記表示素子によって変調された画像光を投射する投射光学系と、
    前記光源装置から各色の光がそれぞれ射出される各射出期間の間に設定される所定の色切り替わり猶予期間の開始タイミングと終了タイミングに基づいて上記表示素子を制御する上位制御手段とを有する画像投射装置であって、
    前記光源装置として、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光源装置を用いることを特徴とする画像投射装置。
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