JP2016081181A - 電子ペン用シート、電子ペン用表示装置、電子ペン用シートの製造方法 - Google Patents

電子ペン用シート、電子ペン用表示装置、電子ペン用シートの製造方法 Download PDF

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紘一 木下
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Takeshi Matsuhashi
岳 松橋
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Abstract

【課題】電子ペンによるドットパターンの読み取り特性の低下を抑制することができる電子ペン用シート、電子ペン用表示装置、電子ペン用シートの製造方法を提供する。【解決手段】電子ペン用シート10は、電子ペン30により読み取り可能なドットパターンを有するシートであり、複数の窪みHが設けられた成形樹脂部13aと、窪みH内に形成され、ドットパターンを構成する複数のドット部13bとを有するドットパターン層13を備え、成形樹脂部13aの窪みHは、その開口部H1が、窪みHの底部から開口部H1側に向かうにつれて広くなっていることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、電子ペンにより筆記された軌跡を読み取ることができる電子ペン用シート、電子ペン用表示装置、電子ペン用シートの製造方法に関するものである。
近年、使用者によって描かれた文字や画像などの情報を電子情報化する電子ペンが提案されている(例えば、Anoto社製、アノトペン(Anoto pen))。このような電子ペンは、コード化したドットパターンを撮影するための小型カメラや、撮影したドットパターンから電子ペンの位置座標を演算するペン制御部、演算された位置座標等を外部機器へ送信する通信部等を備えている。使用者が、ドットパターンが形成された専用シートの上に、電子ペンを用いて文字や画像などを描いた場合、電子ペンの小型カメラが専用シート上のドットパターンを撮影する。そして、撮影結果に基づいて、専用シート上で移動していた電子ペンの軌跡が算出され、この結果、使用者の描いた文字や画像が座標データとして認識される。
また、このようなドットパターンを有した専用シートをLCDや有機ELなどの表示部に配置した表示装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
このような専用シートに設けられたドットパターンは、成形樹脂部に複数の窪みを設け、その窪みにドット部を形成する樹脂を充填し、ドクターブレードにより余剰樹脂を掻き取ることによって形成される場合がある。ここで、このような成形樹脂部に設けられる窪みは、シートの厚み方向における断面形状が、矩形状に形成されている場合が多いため、その場合、その窪みの開口部が角張ってしまうこととなる。
このような成形樹脂部の窪みにドット部を上述の方法によって形成する場合、成形樹脂部の表面上にドクターブレードを接触させて移動させたときに、ドクターブレードが窪みの開口部の角部に引っ掛かって樹脂の掻き取りが不十分になったり、開口部の角部の近傍に樹脂の被りが生じたりしてしまい、ドット部のある部分と無い部分とのコントラストが付きにくくなり、ドットパターンの読み取り特性が低下してしまう場合があった。
特開2012−27958号公報
本発明の課題は、電子ペンによるドットパターンの読み取り特性の低下を抑制することができる電子ペン用シート、電子ペン用表示装置、電子ペン用シートの製造方法を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、電子ペン(30)により読み取り可能なドットパターンを有する電子ペン用シート(10)であって、複数の窪み(H)が設けられた成形樹脂部(13a)と、前記窪み内に形成され、前記ドットパターンを構成する複数のドット部(13b)とを有するドットパターン層(13)を備え、前記成形樹脂部の前記窪みは、その開口部(H1)が、前記窪みの底部から前記開口部側に向かうにつれて広くなっていること、を特徴とする電子ペン用シートである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電子ペン用シート(10)において、前記成形樹脂部(13a)は、光透過性を有すること、を特徴とする電子ペン用シートである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電子ペン用シート(10)において、前記ドットパターン層(13)の前記電子ペン(30)による読み取り側とは反対側に、赤外光を拡散反射する赤外光拡散反射層を備えること、を特徴とする電子ペン用シートである。
請求項4の発明は、表示部(21)に画像を表示する表示装置(20)と、前記表示部上に配置される請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の電子ペン用シート(10)と、を備える電子ペン用表示装置(2)である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の電子ペン用シート(10)を製造する電子ペン用シートの製造方法であって、透明基材(12)上に前記成形樹脂部(13a)を形成する樹脂を充填し、前記窪み(H)を賦形する成形用金型(T)を押圧することによって前記成形樹脂部を形成する成形樹脂部形成工程と、ドクターブレード(B)によって前記成形樹脂部の前記窪みに前記ドット部(13b)を形成する樹脂を充填するとともに、余剰樹脂を掻き取って、前記ドット部を形成するドット部形成工程と、を備える電子ペン用シートの製造方法である。
本発明によれば、電子ペンによるドットパターンの読み取り特性の低下を抑制することができる電子ペン用シート、電子ペン用表示装置、電子ペン用シートの製造方法を提供することができる。
実施形態の電子ペンシステムの概要を説明する図である。 実施形態の電子ペン用シートの詳細を示す図である。 実施形態の電子ペンの構成を示す図である。 実施形態のドットパターン層の詳細を示す図である。 電子ペン用シートに設けられたドット部のデータ変換則の一例を示す図である。 電子ペンのカメラ部で撮影したドットパターンの変換例を示す図である。 実施形態の成形樹脂部の窪みを形成する成形用金型の製造方法を説明する図である。 実施形態の窪みにドット部が形成される状態を示す図である。 比較例の窪みにドット部が形成される状態を示す図である。 比較例の電子ペン用シートの詳細を示す図である。 変形形態の成形樹脂部の窪み及びドット部を示す図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張している。
さらに、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用してよい。
(実施形態)
図1は、本実施形態の電子ペンシステムの概要を説明する図である。
図2は、本実施形態の電子ペン用シートの詳細を示す図である。図2は、電子ペン用シートの厚み方向に平行であって、画面左右方向に平行な断面における断面図である。
図3は、本実施形態の電子ペンの構成を示す図である。
図4は、本実施形態のドットパターン層の詳細を示す図である。図4(a)は、図2に示す断面をさらに拡大した図であり、図4(b)は、図4(a)のb部詳細図である。
以下の説明中において、画面上下方向、画面左右方向、厚み方向とは、特に断りが無い場合、この電子ペン用表示装置の使用状態における表示部の上下方向、左右方向、厚み方向であるとする。また、厚み方向における電子ペンによりドットパターンが読み取られる側を観察者側(表面側)とし、その反対側を表示装置側(裏面側)とする。
電子ペンシステム1は、図1に示すように、電子ペン用表示装置2と、電子ペン30等を備えている。この電子ペンシステム1は、電子ペン30によって、電子ペン用表示装置2に筆記された軌跡を、電子情報化するシステムであり、電子情報化した筆跡を電子ペン用表示装置2に表示したり、記憶部に保存したりすることができる。
電子ペン用表示装置2は、電子ペン用シート10、表示装置20を備えており、電子ペン30による筆跡を表示部21(後述する)に表示することができる表示装置である。電子ペン用表示装置2は、表示装置20の表示部21上に不図示の粘着層によって電子ペン用シート10が貼付されている。
電子ペン用シート10は、電子ペン30により読み取り可能なドットパターンが設けられた透明シートである。電子ペン用シート10は、図2に示すように、表面側から順に、表面層11、透明基材層12、ドットパターン層13、枠印刷層15、接合層14が積層されている。
表面層11は、透明基材層12の表面側(観察者側)に設けられる層である。本実施形態の表面層11は、電子ペン用シート10の観察者側の最表面を形成している。
本実施形態の表面層11は、ハードコート機能を有しており、透明基材層12の観察者側の面(表面)に、ハードコート機能を有する紫外線硬化型樹脂(例えば、ウレタンアクリレート)等の電離放射線硬化型樹脂を塗膜の膜厚約2〜8μmとなるように塗布して硬化させることによって形成されている。
透明基材層12は、電子ペン用シート10を形成する基材となるシート状の部材である。この透明基材層12の観察者側(表面側)には、表面層11が形成され、表示装置側(裏面側)には、ドットパターン層13が形成されている。
本実施形態の透明基材層12は、光透過性を有する透明樹脂から形成されており、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂により形成されている。透明基材層12は、この他、TAC(トリアセチルセルロース)樹脂や、アクリル系樹脂、PC(ポリカーボネート)樹脂等を使用することも可能である。
透明基材層12の厚さは、表示装置20の表示部21のサイズ等にも依るが、約25〜200μmとすることが好ましく、本実施形態では125μmに形成されている。
ドットパターン層13は、成形樹脂部13a、ドット部13b、第2成形樹脂部13cから構成されており、複数のドット部13bから構成されるドットパターンが形成された層である。
成形樹脂部13aは、光透過性を有する透明樹脂の層であり、透明基材層12の表示装置側の面に形成されている。成形樹脂部13aは、図4に示すように、その表示装置側(裏面側)にドット部13bの形状に対応する窪みHが形成されており、その窪みHにドット部13bが形成される。この成形樹脂部13aは、窪みHを賦形する成形用金型に樹脂を押圧し、硬化されることによって形成される。
成形樹脂部13aを形成する樹脂は、紫外線硬化型樹脂や、熱硬化型樹脂を使用することができる。本実施形態では、成形樹脂部13aは、エポキシアクリレートに光開始剤を含有させた樹脂により形成されている。
この成形樹脂部13aに設けられる窪みHは、図4に示すように、厚み方向に平行な断面における断面形状が略矩形状に形成されており、その開口部H1が、その厚み方向において窪みHの底部から開口部側(裏面側)に向かうにつれて広くなるように形成されている。具体的には、図4(b)に示すように、上記断面における窪みHの開口部H1の幅をd1とし、窪みHの底部の幅をd2としたときに、窪みHの幅は、開口部から底部側へ向かうにつれて徐々に小さくなる(d1>d2)。本実施形態では、窪みHは、厚み方向に平行な断面において、開口部側の角部が丸くなるように面取りされた形状に形成されている。
ドット部13bは、赤外光を吸収する点状の樹脂部である。ドット部13bは、成形樹脂部13aに設けられた窪みHに、樹脂を充填しワイピングすることによって形成される。このドット部13b(窪みH)は、ドットパターン層13に複数設けられており、厚み方向から見て画面上下方向及び画面左右方向にほぼ等間隔に配置されている(図6(a)参照)。また、本実施形態では、このドット部13b(窪みH)の厚み方向から見た形状は、円形状に形成されている。
ドット部13bを形成する樹脂の母材は、紫外線硬化型樹脂や、熱硬化型樹脂を使用することができる。また、ドット部13bの樹脂に含有される色素は、ジイモニウム系や、フタロシアニン系、シアニン系、セシウムタングステン系等の色素を用いることができる。本実施形態では、ドット部13bは、エポキシアクリレートにジイモイウム色素と光開始剤とを含有させた樹脂により形成されている。
第2成形樹脂部13cは、光透過性を有する透明樹脂の層であり、成形樹脂部13a及びドット部13bの表示装置側(裏面側)に形成されている。
第2成形樹脂部13cを形成する樹脂は、紫外線硬化型樹脂や、熱硬化型樹脂を使用することができる。本実施形態では、第2成形樹脂部13cは、成形樹脂部13aと同様に、エポキシアクリレートに光開始剤を含有させた樹脂により形成されている。
第2成形樹脂部13cは、成形樹脂部13a及びドット部13bの表示装置側(裏面側)の面を平坦にするために設けられており、成形樹脂部13a及びドット部13bの表示装置側の面に樹脂を充填し、平坦面を有する金型を押し付ける等によって形成される。
成形樹脂部13a、ドット部13b、第2成形樹脂部13cは、それぞれの屈折率が互いに同等に形成されていることが望ましい。ここで、屈折率が同等であるとは、各部の屈折率が等しい場合だけでなく、各部の屈折率の差が0.004以内である場合も含むものをいう。これにより、ドットパターン層によって表示装置に表示される映像等にぎらつきが生じてしまうのを防ぐことができる。
本実施形態では、上述したように、成形樹脂部13a、ドット部13b、第2成形樹脂部13cが共にエポキシアクリレートに光開始剤を含有させた樹脂から構成されているので、各部の屈折率は同等である。なお、成形樹脂部13a、ドット部13b、第2成形樹脂部13cの各屈折率は、それぞれ、1.48〜1.61が望ましく、また、1.49〜1.56であることが更に望ましい。
接合層14は、電子ペン用シート10を表示装置20の表示部21に接合する層である。本実施形態では、接合層14は、アクリル系粘着剤を使用しており、その厚みは約25μmに形成されている。
枠印刷層15は、電子ペン用シート10の外周縁に形成された枠状の層であり、表示装置20の表示部21の枠体に対応して設けられている。枠印刷層15は、ドットパターン層13の表示装置側の面(裏面)に印刷等によって形成される。
表示装置20は、図1に示すように、表示部21、通信部22、記憶部23、制御部24等を備えた情報通信端末であり、例えば、タブレット型の携帯端末である。
表示部21は、画像を表示するモニタであり、例えば、LCD(液晶)モニタや、有機ELモニタである。なお、本実施形態の表示部21には、赤外光を拡散反射する特性を有するITO(Indium−tin−oxide)膜(透明導電膜)を有している。
通信部22は、外部機器と無線通信する通信モジュールであり、本実施形態では、電子ペン30の通信部34(後述する)と通信する。
記憶部23は、表示装置20の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶装置である。また、記憶部23は、通信部22を介して電子ペン30から受信した情報を保存する。
制御部24は、表示装置20の各部を統括制御する制御回路であり、例えばCPU等から構成される。制御部24は、記憶部23に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、後述の電子ペン30と協働し、本実施形態に係る各種機能を実現する。
電子ペン30は、使用者の描いた文字や、図形等の筆跡を電子情報として読み取ることができるペン型の装置である。
電子ペン30は、図3に示すように、赤外光照射部31、カメラ部32、ペン制御部33、通信部34、電源部35、記憶部36等を備えている。また、電子ペン30の先端には、ペン先30aが形成されている。
電子ペン30は、電子ペン用表示装置2に設けられる電子ペン用シート10上において使用者が描いた文字や、記号、図形等の筆跡をカメラ部32で撮影し、撮影した画像データに基づいてペン先30aの軌跡の座標データを演算し、電子情報として表示装置20側に送信する。
なお、ペン先30aには不図示の圧力センサが設けられており、電子ペン30の制御部24は、このペン先30aに所定値以上の筆圧が加わった場合に、筆記が開始されたものと判定し、電子ペン30の各部を作動させている。
赤外光照射部31は、電子ペン30のペン先30aの周囲に赤外光を照射する光源である。赤外光照射部31は、電子ペン30のペン先30aが、電子ペン用シート10の表面に接触した場合に、赤外光を電子ペン用シート10の表面に照射する。
カメラ部32は、赤外光照射部31から照射された赤外光の戻り光を受光するCCDカメラ又はCMOSカメラである。これにより、カメラ部32は、ペン先30aが電子ペン用シート10に接触した場合に、ペン先30a近傍の電子ペン用シート10に設けられたドットパターンを撮影し、その画像データをペン制御部33に出力する。
ペン制御部33は、電子ペン30の各部を統括して制御する制御部であり、例えばCPU等から構成される。ペン制御部33は、カメラ部32によって撮影された画像データをカメラ部32から入力し、その画像データに基づいて、電子ペン30のペン先30aの座標データを作成する。また、ペン制御部33は、作成した座標データを、通信部34を介して表示装置20へ送信する。
通信部34は、外部機器と無線通信する通信モジュールであり、本実施形態では、表示装置20の通信部22と通信する。
電源部35は、電子ペン30の各部に電力を供給するバッテリーである。
記憶部36は、電子ペン30の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶装置である。また、記憶部36は、カメラ部32で撮影した画像データや、ペン制御部33で作成した座標データ等を保存する。
次に、電子ペンシステム1の使用方法について説明する。
図5は、電子ペン用シートに設けられたドット部のデータ変換則の一例を示す図である。
図6は、電子ペンのカメラ部で撮影したドットパターンの変換例を示す図である。図6(a)は、電子ペンが読み取ったドットパターンの画像データの例を示す図であり、図6(b)は、図6(a)の画像データから変換された所定値の配列を示す図である。
図5に示すように、ドットパターン層13の各ドット部13bは、仮想の格子状の基準線(図5中の破線)の交点に対する位置に応じて、所定値(0〜3)が対応付けられている。具体的には、仮想の格子状の基準線の交点に対して右側にずれているドット部13bは「0」が、上側にずれているドット部13bは「1」が、左側にずれているドット部13bは「2」が、下側にずれているドット部13bは「3」が、それぞれ対応付けられている。
例えば、図6(a)に示すようなドットパターンを電子ペン30が読み取った場合、ペン制御部33は、上記変換則に基づいて、図6(b)に示すように、ドットパターンの各ドット部13bを所定値に変換する。本実施形態では、カメラ部32は、約2mm×約2mmの領域を撮影し、6×6のドット部13bから構成されるドットパターンを撮影する(図6(a)参照)。
電子ペン30の記憶部36には、この所定値の配列に対応した座標情報が予め記憶されており、ペン制御部33は、変換したドット部の所定値の配列に基づいて、ペン先30aの座標データを演算する。
電子ペン30のペン制御部33は、ペン先30aに筆圧が加わった場合に、内蔵されている赤外光照射部31によって電子ペン用シート10のドットパターン層13に赤外光を照射し、その戻り光をカメラ部32により撮影し、カメラ部32から画像データを入力する。ここで、赤外光照射部31から照射される赤外光は、電子ペン用表示装置2の表示部21によりカメラ部32側に拡散反射することとなるが、ドットパターン層13のドット部13bは、赤外光を吸収する材料により形成されているため、カメラ部32は、ドット部13bの部分のみ赤外光が吸収された状態のドットパターンを撮影することとなる。
電子ペン30のペン制御部33は、カメラ部32で撮影された撮影データを上述の図5に示す変換則によって、撮影したドットパターンの各ドット部の位置を所定値に変換し、更にその所定値の配列に基づいて座標データに変換する。
ここで、カメラ部32は、ペン先30aに筆圧が加わっている間、毎秒50〜100回のサンプリングで継続して撮影しており、撮影した画像データを、サンプリング毎にペン制御部33に順次出力している。ペン制御部33は、カメラ部32から順次出力される画像データを座標データに変換し、通信部34を介して表示装置20の通信部22に順次送信する。
電子ペン用表示装置2の制御部24は、電子ペン30から座標データを受信したら、その座標データに基づいて表示部21に、電子ペン30による筆跡を表示する。
次に、成形樹脂部13aを形成する成形用金型Tの製造方法について説明する。
図7は、本実施形態の成形樹脂部13aの窪みHを形成する成形用金型Tの製造方法を説明する図である。図7(a)〜図7(e)は、それぞれ成形用金型Tが完成するまでの図を示し、図7(f)は、図7(e)のf部詳細図を示す。図7(a)〜(e)の各図は、成形用金型Tの厚み方向に平行な断面における断面形状を示す。
まず、銅メッキが施された金属板を準備し、図7(a)に示すように、金属板T‘の銅メッキが施された側の面にレジストRを塗布する。ここで、レジストRとしては、例えば、光重合系ネガレジスト(NR−006B、東京応化工業社製)を使用することができる。
次に、図7(b)に示すように、金属板T‘のレジストRを塗布した面側にマスクMを介してレーザ光を照射した後、アルカリ洗浄剤により現像して余分なレジストを除去し、図7(c)に示すように、レジストパターンR‘を形成する。本実施形態では、レジストパターンR’は、成形樹脂部13aの窪みHに対応する位置に形成される。
続いて、図7(d)に示すように、レジストパターンR‘を耐エッチング膜として、金属板T’の銅メッキが施された側の面に腐食液(エッチング液)を用いてエッチング処理を施す。腐食液は、使用する金属板T‘の材質に応じて適宜選択することができる。本実施形態では、金属板T’に施された銅めっき層にエッチング処理を行うため、腐食液として希硫酸を使用してスプレーエッチングすることができる。
このエッチング処理により、金属板T‘上に、成形樹脂部13aの窪みHに対応する複数の凸部T1が形成されることとなる。
最後に、金属板T‘からレジストパターンR’を強アルカリ洗浄剤により除去し、金属板T‘の凸部T1側の面にクロムメッキ処理を施して、図7(e)に示すように、成形用金型Tが完成する。
成形用金型Tの凸部T1は、隣り合う凸部T1間の部位をエッチング処理することによって形成されるため、図7(f)に示すように、凸部T1の付け根部分T2の形状は、湾曲した状態に形成されることとなる。そのため、凸部T1の付け根部分の幅寸法d1‘は、先端側の幅寸法d2’よりも大きくなる(d1‘>d2’)。これにより、開口部H1の幅d1が、底部側の幅d2よりも大きくなる窪みHが作製可能となる。
次に、電子ペン用シートのドットパターン層の製造方法について説明する。
図8は、実施形態の窪みHにドット部13bが形成される状態を示す図である。
図9は、比較例の窪みにドット部が形成される状態を示す図である。
まず、透明基材層12の観察者側の面(表面)にウレタンアクリレート等の紫外線硬化型樹脂を塗布し、硬化させて表面層11を形成する。
続いて、透明基材層12の表示装置側の面(裏面)に成形樹脂部13aを形成する樹脂を塗布し、上述の成形用金型Tを押圧し、硬化させることによって窪みHが形成された成形樹脂部13aが形成される。このとき、成形樹脂部13aに形成される窪みHは、図4に示すように、開口部H1が、厚み方向において底部から開口部側に向かうにつれて広くなる。
次に、図8に示すように、成形樹脂部13aの裏面側(窪みHが形成された側)の面に、ドット部13bを形成する樹脂を充填し、ドクターブレードBによりワイピングすることによって、窪みH内に樹脂を充填させるとともに余剰樹脂を掻き取る。これにより、成形樹脂部13aの窪みHには、開口部側の面が成形樹脂部13aよりも窪んだドット部13bが形成される。
ここで、仮に、図9に示すように、比較例の成形樹脂部のように窪みが、開口部の幅と底部の幅とがほぼ同一になるように図9に示す断面が矩形状に形成されている場合、窪みの開口部は角張った形状となる。この比較例の成形樹脂部の窪みにドット部を形成する場合、ドクターブレードBが窪みの開口部の角部に引っ掛かって樹脂の掻き取りが不十分になったり、開口部の角部に樹脂の被りが生じたりしてしまうこととなる。そのため、比較例の成形樹脂部に形成されたドットパターンは、ドット部のある部分と無い部分とのコントラストが付きにくくなり、その読み取り特性が低下してしまう場合があった。
これに対して、本実施形態の成形樹脂部13aの窪みHは、上述したように、開口部H1が、厚み方向において窪みHの底部から開口部側に向かうにつれて広くなるように形成されているので、ドクターブレードBの先端部は、窪みHの開口部H1に引っ掛かってしまうのを抑制することができる。これにより、本実施形態の成形樹脂部13aは、樹脂の掻き取りが不十分になったり、開口部近傍に樹脂の被りが生じたりしてしまうのを抑制することができ、ドットパターンの読み取り特性が低下してしまうのを抑制することができる。
次に、成形樹脂部13a及びドット部13bの表示装置側の面(裏面)に、第2成形樹脂部13cを形成する樹脂を塗布し、金型を押圧して硬化させることによって、表示装置側の面が平坦となる第2成形樹脂部13cが形成される。
続いて、第2成形樹脂部13cの表示装置側の面(裏面)の外周縁にスクリーン印刷等によって枠印刷層15を形成し、さらに、第2成形樹脂部13c及び枠印刷層15の表示装置側の面にアクリル系粘着剤を塗布して接合層14を形成する。
以上により、図2に示す電子ペン用シート10が完成する。なお、電子ペン用シート10が表示装置20の表示部21に貼付されるまでは、接合層14の粘着面には、剥離可能な剥離シート(不図示)が貼付されるようにしてもよい。
(電子ペンの読み取り特性の評価)
次に、実施例及び比較例の電子ペン用シートを準備し、両者の電子ペンの読み取り特性の評価を行った。
図10は、比較例の電子ペン用シートを示す図であり、図4(a)に対応する図である。
実施例及び比較例の電子ペン用シートは、表示装置の表示部上に、接合層、枠印刷層、ドットパターン層、透明基材層、表面層が順次積層された構成である。
実施例の電子ペン用シートは、上述の実施形態に基づく電子ペン用シートであり、図4に示すドットパターン層13を有している。
比較例の電子ペン用シートは、上述の比較例の成形樹脂部及びドット部から構成されるドットパターン層を有する電子ペン用シートであり、図10に示すように、ドットパターン層の層構成が、表示装置側から順に第2成形樹脂部、ドット部、成形樹脂部が積層された構成である。
実施例及び比較例の電子ペン用シートを構成する各層の詳細は以下の通りである。
実施例及び比較例の電子ペン用シートの外形は、それぞれ320mm×460mmである。
実施例及び比較例の電子ペン用シートの透明基材層は、PET樹脂(東洋紡績社製、A4300)、厚さ125μmのシートである。
実施例及び比較例の電子ペン用シートのドットパターン層は、ドット部が、ジイモイウム色素を重量比で12.5%、光開始剤を重量比で3%それぞれ含有させたエポキシアクリレート系樹脂により形成されている。
また、実施例及び比較例の成形樹脂部は、光開始剤を3%(重量比)含有させたエポキシアクリレート系樹脂に形成されており、その厚さは125μmである。
実施例及び比較例の第2成形樹脂部は、光開始剤を3%(重量比)含有させたエポキシアクリレート系樹脂に形成されており、その厚さは125μmである。
実施例の成形樹脂部は、透明基材層上に成形樹脂部を形成する上記樹脂を塗布し、上述の成形用金型Tで賦型した後、紫外線光源(Fusion社製、Dバルブ)を用いて、紫外線を1000mJ/cm露光することによって形成される。ここで実施例の成形樹脂部に形成される窪みは、厚み方向から見た底部の直径(d2)が100μm、開口部の直径(d1)が110μmの円形であり、深さが11μmである。また、隣り合う窪みとの間隔は、約300μmである。
これに対して比較例の成形樹脂部は、透明基材層上に成形樹脂部を形成する上記樹脂を塗布し、フォトリソグラフィ方式によって光を70mJ/cm(波長365nm換算値)で露光した後、現像液(KOH濃度約0.04%)により60秒間現像することによって形成されている。ここで、比較例の成形樹脂部に形成される窪みは、厚み方向から見た底部及び開口部の形状が直径130μmの円形であり、深さが8μmである。また、隣り合う窪みとの間隔は、約300μmである。
実施例及び比較例のドット部は、成形樹脂部に形成された窪みに、ドット部を形成する上記樹脂を塗布し、ワイピングした後、紫外線光源(Fusion社製、Dバルブ)を用いて、紫外線を1000mJ/cm露光することによって形成される。
実施例及び比較例の接合層は、それぞれアクリル系粘着剤を使用しており、その厚みは約25μmである。
実施例及び比較例の表面層は、紫外線硬化型樹脂により形成されており、その厚みは約25μmである。
実施例及び比較例の電子ペン用シートは、表示装置(パナソニック製、タフパッド4K UT−MB5)の表示部に接合層によって貼付される。
この比較例の電子ペン用シートを表示装置上に配置して電子ペンで筆記した場合、電子ペンのカメラ部は、厚み方向に対する電子ペンの傾ける角度が平均25°までであれば、筆跡を適正に読み取ることができた。
これに対して、この実施例の電子ペン用シートを表示装置上に配置して電子ペンで筆記した場合、電子ペンのカメラ部は、厚み方向に対する電子ペンの傾ける角度を47°まで傾けても筆跡を適正に読み取ることができた。
これは、比較例の電子ペン用シートの成形樹脂部の窪みは、その開口部が角張っているため、上述のワイピングによって形成されるドット部は、樹脂の一部が開口部の角部に被った状態となり、また、一部が掻き取り不足で窪み以外の部位に残存した状態になる。したがって、比較例の電子ペン用シートは、ドット部のある部分と無い部分とのコントラストが付きにくくなり、電子ペンを大きく傾けた場合にドットパターンの読み取り特性が低下したものと考えられる。
これに対して、実施例の電子ペン用シートの成形樹脂部の窪みは、その開口部が、厚み方向において窪みの底部から開口部側に向かうにつれて広くなるように形成されているため、ドット部は、図4に示すように、窪みからはみ出すことなく窪みの内側にのみ形成されることとなる。したがって、実施例の電子ペン用シートは、ドット部のある部分と無い部分とのコントラストが付きにくくなってしまうのを抑制することができ、比較例の電子ペン用シートに比して、より大きく電子ペンを傾けても筆跡を適正に読み取ることができ、電子ペンによるドットパターンの読み取り特性が低下してしまうのを抑制できることが確認された。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
図11は、変形形態の成形樹脂部の窪み及びドット部を示す図である。
(1)上述の実施形態において、成形樹脂部13aの窪みH(ドット部13b)は、開口部H1が、窪みHの底部から開口部H1側に向かうにつれて広くなる形状として、厚み方向に平行な断面において、開口部側の角部が丸くなるように面取りされている例を示したが、これに限定されるものでない。例えば、窪みHは、図11(a)に示すように、円錐状に形成されるようにしてもよく、また、図11(b)に示すように、前記断面において、矩形状の開口部側の角部が直線状に面取りされるようにしてもよい。
(2)上述の実施形態において、電子ペン用シート10は、透明シートであり、表示装置20の表示部21上に貼付される例を示したが、これに限定されるものでない。電子ペン用シートは、不透明なシート、例えば白色等に着色されたシートとしてもよく、このシートを単体で使用したり、シートを複数毎重ねて冊子とした状態で使用したりしてもよい。
(3)上述の実施形態において、電子ペン用シート10のドットパターン層13は、観察者側(表面側)から順に、成形樹脂部13a、ドット部13b、第2成形樹脂部13cが積層される例を示したが、これに限定されるものでない。例えば、ドットパターン層は、表示装置側(裏面側)から順に、成形樹脂部13a、ドット部13b、第2成形樹脂部13cが積層されるようにしてもよい。
(4)上述の各実施形態において、電子ペンから照射される赤外光は、表示装置20の表示部21に設けられたITO膜(透明導電膜)によって拡散反射し、電子ペン側に戻り光として戻される例を示したが、これに限定されるものでない。例えば、赤外光を拡散反射させる赤外光拡散反射層をドットパターン層の表示装置側(裏面側)に設け、電子ペンから照射される赤外光が赤外光拡散反射層によって拡散反射するようにしてもよい。このような電子ペン用シートは、表示装置20の表示部21に赤外光を拡散反射させる層が存在しない場合に特に有効である。
赤外光拡散反射層は、例えば、粒径の揃った平板上の銀ナノ粒子(銀ナノ平板粒子)を高密度で分散させた構造を有するシートを用いることができ、銀ナノ粒子のプラズモン共鳴現象を利用して赤外光を反射することができる。
(5)上述の実施形態において、ドットパターン層13のドット部13bは、厚み方向から見た形状が円形状に形成される例を示したが、これに限定されるものでなく、例えば、楕円状や、矩形状に形成されるようにしてもよい。
(6)上述の実施形態において、ドット部13bは、赤外光を吸収する樹脂により形成される例を示したが、これに限定されるものでなく、例えば、赤外光を反射する樹脂により形成されるようにしてもよい。この場合、電子ペン30は、赤外光照射部から照射された赤外光によって反射したドット部のドットパターンをカメラ部で撮影することによって、筆跡を座標データに変換する。
1 電子ペン用システム
2 電子ペン用表示装置
10 電子ペン用シート
11 表面層
12 透明基材層
13 ドットパターン層
13a 第1成形樹脂部
13b ドット部
13c 第2成形樹脂部
14 接合層
20 表示装置
21 表示部
22 通信部
23 記憶部
24 制御部
30 電子ペン
31 赤外光照射部
32 カメラ部
33 ペン制御部

Claims (5)

  1. 電子ペンにより読み取り可能なドットパターンを有する電子ペン用シートであって、
    複数の窪みが設けられた成形樹脂部と、前記窪み内に形成され、前記ドットパターンを構成する複数のドット部とを有するドットパターン層を備え、
    前記成形樹脂部の前記窪みは、その開口部が、前記窪みの底部から前記開口部側に向かうにつれて広くなっていること、
    を特徴とする電子ペン用シート。
  2. 請求項1に記載の電子ペン用シートにおいて、
    前記成形樹脂部は、光透過性を有すること、
    を特徴とする電子ペン用シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子ペン用シートにおいて、
    前記ドットパターン層の前記電子ペンによる読み取り側とは反対側に、赤外光を拡散反射する赤外光拡散反射層を備えること、
    を特徴とする電子ペン用シート。
  4. 表示部に画像を表示する表示装置と、
    前記表示部上に配置される請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の電子ペン用シートと、
    を備える電子ペン用表示装置。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の電子ペン用シートを製造する電子ペン用シートの製造方法であって、
    透明基材上に前記成形樹脂部を形成する樹脂を充填し、前記窪みを賦形する成形用金型を押圧することによって前記成形樹脂部を形成する成形樹脂部形成工程と、
    ドクターブレードによって前記成形樹脂部の前記窪みに前記ドット部を形成する樹脂を充填するとともに、余剰樹脂を掻き取って、前記ドット部を形成するドット部形成工程と、
    を備える電子ペン用シートの製造方法。
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