JP2016081124A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態の情報処理装置は、決済についての第一の店舗の伝票データ及び第二の店舗の伝票データを保管する伝票保管センタから、データ突合せ用の突合対象データを受信する突合対象データ受信手段と、決済処理時の与信問合せのデータを、与信問合サーバ装置から受信する与信データ受信手段と、上記突合対象データを記憶する第一の記憶手段と、上記与信問合せのデータを記憶する第二の記憶手段と、上記突合対象データと上記与信問合せのデータとを突合せてなる上記第一の店舗の突合データを出力する出力手段と、上記突合対象データの内の第二の店舗の突合対象データを第二の店舗に属する第二の情報処理装置に分配する分配手段と、を有する。
【選択図】図5
Description
実施形態のその他の態様の情報処理装置は、第一の店舗の伝票データ及び第二の店舗の伝票データに関する、決済処理時の与信問合せのデータを、該与信問合せの処理を行った与信問合サーバ装置から受信する与信データ受信手段と、上記第一の店舗及び上記第二の店舗の突合対象データを伝票保管センタから受信する情報処理装置から、上記突合対象データの分配を示す指示信号を受信すると、上記情報処理装置に対して上記第二の店舗の突合対象データの抽出を要求するデータ抽出依頼手段と、上記要求の結果として上記第二の店舗の突合対象データを上記情報処理装置から受信する個別突合対象データ受信手段と、上記個別突合対象データ受信手段が受信した上記突合対象データを記憶する第一の記憶手段と、上記与信データ受信手段が受信した上記与信問合せのデータを記憶する第二の記憶手段と、上記第一の記憶手段が記憶する上記突合対象データと上記第二の記憶手段が記憶する上記与信問合せのデータとを突合せてなる上記第二の店舗の突合データを出力する出力手段と、を備える。
以下に示す実施形態は、伝票データを保管するサービス(以下、伝票保管サービスと呼ぶ)を複数のショッピングセンタが一契約で利用できるネットワークシステムについて示したものである。例えば同系列のショッピングセンタは、このネットワークシステムを利用することにより、一契約で、サービス提供会社のデータセンタ(以下、伝票保管センタと呼ぶ)への各店舗の保有する伝票データの保管が可能になる。
第1の実施形態では、係る情報処理装置の伝票管理サーバへの適用例を示す。
図1は、伝票保管サービスに係るシステム(伝票保管システム)1の全体構成図である。
図1の伝票保管システム1は、伝票保管センタ10、与信問合サーバ装置(オーソリサーバ装置とも呼ばれる)11、伝票管理サーバ装置12、決済端末13、及びカード会社14を含むネットワークNからなるものである。ネットワークNは、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などからなる通信ネットワークである。
伝票管理サーバ装置12は、自機内部のシステム設定により、代表となる1台のサーバ装置(以下、代表サーバ装置12Aと呼ぶ)と、この装置のグループに属するサーバ装置(以下、メンバサーバ装置12Bと呼ぶ)の2種類に分類される。つまり、同じグループのショッピングセンタにおいて、ある店舗のショッピングセンタでは伝票管理サーバ装置12が代表サーバ装置12Aになり、その他の店舗のショッピングセンタでは伝票管理サーバ装置12がメンバサーバ装置12Bになる。伝票管理サーバ装置12の詳細については、後に詳しく説明する。
代表サーバ装置12Aは、本例では、伝票保管サービスの契約を結ぶショッピングセンタP1のサーバ室内に設けられているものとする。他方のメンバサーバ装置12Bは、その他の各ショッピングセンタP2、P3、・・・のサーバ室内に設けられているものとする。
また、決済端末13は、それぞれのショッピングセンタP1、P2、・・・内に設けられているものとする。決済端末13の数は制限されるものではない。各ショッピングセンタに一つの決済端末13を設けても良いし、複数の決済端末13を設けても良い。
図2は、伝票管理サーバ装置(第一〜第三の情報処理装置)12のハードウエアブロック図である。
図2に示すように、伝票管理サーバ装置12は、主に、制御部120、通信I/F121、及びI/O機器制御部122を備え、各部はバス123を介して相互接続されている。I/O機器制御部122には、更に、キーボード124や、マウス125や、表示装置126や、プリンタ127や、補助記憶装置128などのI/O機器が接続されている。
プリンタ127は、制御部120から送信された印字データをプリント用紙に印字する。
補助記憶装置128には、不図示であるが、OS(Operating System)や、各種サーバや、データベースや、伝票管理のための各種ソフトウエアなどがインストールされている。同図の、問合せ累積テーブルTb4や、マスタ類情報テーブルTb5や、伝票保管明細テーブル(保管情報テーブル)Tb6や、売上集計テーブルTb7や、センタ集計明細テーブルTb8などの各種テーブルは、データベースに含まれている。問合せ累積テーブルTb4は第二の記憶手段として設けたものである。保管情報テーブルTb6、売上集計テーブルTb7、及びセンタ集計明細テーブルTb8は第一の記憶手段として設けたものである。
なお、これらのテーブルの詳細は後に説明する。
設定手段は、伝票管理サーバ装置12を代表サーバ装置12Aとして機能させるか、それともメンバサーバ装置12Bとして機能させるかをユーザに設定させるためのものである。設定手段は、例えば表示装置126に設定画面を表示し、ユーザにキーボードやマウスから所定の設定を行わせ、その設定内容に応じて、伝票管理サーバ装置12を代表サーバ装置12A又はメンバサーバ装置12Bとして機能させるものである。
図3に示すように、制御部120は、保管伝票の確認のための処理を行う保管伝票確認部30Aとして機能する。保管伝票確認部30Aには、突合対象データ受信手段301と、与信データ受信手段(保存手段を兼ねる)302と、補足データ受信手段303と、補足手段304と、テーブル更新手段(第一の記憶手段、保存手段を兼ねる)305と、出力手段306が含まれる。また、分配手段として、指示信号送信手段307と突合対象データ抽出手段308が含まれる。
図4に示すように、制御部120は、保管伝票の確認のための処理を行う保管伝票確認部30Bとして機能する。保管伝票確認部30Bには、与信データ受信手段401と、データ抽出依頼手段402と、個別突合対象データ受信手段403と、出力手段404が含まれる。
図5に示すように、伝票保管センタ10のデータベースは保管テーブルTb1を含む。
また、与信問合サーバ装置11のデータベースはマスタ類テーブルTb2と問合せテーブルTb3とを含む。
センタ集計明細テーブルTb8は、問合せ累積テーブルTb4のデータとの突合せを行うデータが登録されるテーブルである。
伝票保管明細テーブル(保管情報テーブル)Tb6(B)は、伝票保管明細テーブル(保管情報テーブル)Tb6の説明の繰り返しになるため、説明を省略する。
センタ集計明細テーブルTb8(B)は、センタ集計明細テーブルTb8の説明の繰り返しになるため、説明を省略する。
先ず、各店舗の決済端末13は、クレジットの与信の問合せを個別に与信問合サーバ装置11に要求する(S1)。更に、要求元の決済端末13は、問合せの内容としてクレジット情報等を与信問合サーバ装置11に送信する(S2)。
このように、伝票保管センタ10は、全店舗と通信を行い、決済伝票データの登録処理を行う。このため、保管テーブルTb1には、全店舗分のデータが登録される。また、与信問合サーバ装置11も、全店舗と通信を行い、与信問合処理を行う。このため、マスタ類テーブルTb2及び問合せテーブルTb3には、全店舗分のデータが登録される。
ここまでが、伝票保管手続きの流れである。次に、保管伝票の確認手続きの流れを示す。
代表サーバ装置12Aは、伝票保管センタ10からの要求により伝票保管センタ10との通信を確立する。続いて伝票保管センタ10から全機分の突合対象データが送信されると、突合対象データ受信手段301がこれを受信処理する(S6)。具体的に、突合対象データ受信手段301は、ヘッダ情報から受信データのチェックをし、伝票保管センタ10から送信された突合対象データをメモリに展開する。そして、その突合対象データに対する処理を補足手段304に引き継ぐ。
メンバサーバ装置12Bにおいて代表サーバ装置12Aの指示信号が受信されると、データ抽出依頼手段402が代表サーバ装置12Aに対して自機の突合対象データの抽出を依頼する(S12)。具体的にデータ抽出依頼手段402は、対象テーブル名や、SQLのセレクト文や、検索キー(自機が所属する店舗の店舗コード)などを、代表サーバ装置12Aに送信する。
なお、ファイルの生成後、売上集計テーブルTb7及びセンタ集計明細テーブルTb8には、対象となったデータにフラグを立てるなどして、そのデータが出力済みであることを管理する。また、問合せ累積テーブルTb4のデータは全て削除する。
メンバサーバ装置12Bにおける保管情報テーブルTb6(B)の活用方法は、様々である。売上集計テーブルTb7やセンタ集計明細テーブルTb8以外の、各店舗独自の集計テーブルなどに活用することができる。この場合、保管情報テーブルTb6(B)の登録データは、累積登録し、データ活用後に削除するものとする。
また、本実施形態では、代表サーバ装置12Aの外部装置として与信問合サーバ装置11を設けたが、この限りではない。与信問合サーバ装置11を代表サーバ装置12Aの内部に設けても良い。
第2の実施形態では、与信問合サーバ装置11の機能を有する代表サーバ装置に対して係る情報処理装置を適用した例を示す。
以下では、第1の実施形態に共通する図面は適宜省略して説明する。また、第1の実施形態に共通する部分には、図面に同一の符号を振り、重複する説明は省略する。
図6に示すように、制御部120は伝票を保管するまでの処理を行う伝票保管部60Aと、伝票を保管した後の確認処理を行う保管伝票確認部61Aとして機能する。
伝票保管部60Aには、与信データ生成手段として、与信問合処理手段600と与信問合データ更新手段601が含まれる。
図7に示すように、制御部120は、伝票を保管した後の確認処理を行う保管伝票確認部61Bとして機能する。
保管伝票確認部61Bには、データ抽出依頼手段604と、個別突合対象データ受信手段605と、出力手段404が含まれる。
図8に示す代表サーバ装置22Aには、図5の代表サーバ装置12Aに比べ、マスタ類テーブルTb2と問合せテーブルTb3が更に設けられている。一方、図5の代表サーバ装置12Aに含まれるマスタ類情報テーブルTb5は、ここではマスタ類テーブルTb2を設けたことにより、削除されている。
以下、データフローに沿って伝票保管部60A、保管伝票確認部61A、及び保管伝票確認部61Bの動作について説明する。
ここまでが、伝票保管手続きの流れである。次に、保管伝票の確認手続きの流れを示す。
保管情報分配タスクPRO1は、突合対象データ受信手段301、補足手段602、テーブル更新手段305、指示信号送信手段307、及び突合対象データ抽出手段603を含むプロセスである。
代表サーバ装置22Aは、伝票保管センタ10からの要求により伝票保管センタ10との通信を確立する。続いて伝票保管センタ10から全機分の突合対象データが送信されると(S26)、突合対象データ受信手段301がこれを受信処理する。具体的に、突合対象データ受信手段301は、ヘッダ情報から受信データのチェックをし、伝票保管センタ10から送信された突合対象データをメモリに展開する。そして、その突合対象データに対する処理を補足手段602に引き継ぐ。
更新処理の例は、第1の実施形態で説明したものと同様である。重複を避けるため、ここでの説明は省略する。
メンバサーバ装置22Bでは、データ抽出依頼手段604及び個別突合対象データ受信手段605が上記プロセス間通信を担う。
保管情報テーブルTb6(B)のデータの活用方法や消去のタイミングは、第1の実施形態に示す通りであり、ここでの説明は省略する。
10 伝票保管センタ
11 与信問合サーバ装置
12 伝票管理サーバ装置
12A 代表サーバ装置
12B メンバサーバ装置
13 決済端末
120 制御部
30A 保管伝票確認部
301 突合対象データ受信手段
302 与信データ受信手段
303 補足データ受信手段
304 補足手段
305 テーブル更新手段
306 出力手段
307 指示信号送信手段
308 突合対象データ抽出手段
30B 保管伝票確認部
401 与信データ受信手段
402 データ抽出依頼手段
403 個別突合対象データ受信手段
404 出力手段
P1 ショッピングセンタ
P2 ショッピングセンタ
PRO1 保管情報分配タスク
PRO2 フローコントロール
Tb1 保管テーブル
Tb2 マスタ類テーブル
Tb3 問合せテーブル
Tb4 問合せ累積テーブル
Tb5 マスタ類情報テーブル
Tb6 伝票情報テーブル
Tb7 売上集計テーブル
Tb8 センタ集計明細テーブル
Tb4(B)問合せ累積テーブル
Tb6(B)保管情報テーブル
Tb7(B)売上集計テーブル
Tb8(B)センタ集計明細テーブル
Claims (6)
- 決済についての第一の店舗の伝票データ及び第二の店舗の伝票データを保管する伝票保管センタから、前記第一の店舗の伝票データ及び前記第二の店舗の伝票データに基づくデータ突合せ用の突合対象データを受信する突合対象データ受信手段と、
前記第一の店舗の伝票データ及び前記第二の店舗の伝票データに関する、決済処理時の与信問合せのデータを、該与信問合せの処理を行った与信問合サーバ装置から受信する与信データ受信手段と、
前記突合対象データ受信手段が受信した前記突合対象データを記憶する第一の記憶手段と、
前記与信データ受信手段が受信した前記与信問合せのデータを記憶する第二の記憶手段と、
前記第一の記憶手段が記憶する前記突合対象データと前記第二の記憶手段が記憶する前記与信問合せのデータとを突合せてなる前記第一の店舗の突合データを出力する出力手段と、
前記突合対象データの内の第二の店舗の突合対象データを第二の店舗に属する第二の情報処理装置に分配する分配手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記分配手段は、
前記第二の情報処理装置に突合対象データの分配を示す指示信号を送信する指示信号送信手段と、
前記指示信号の応答として前記第二の情報処理装置から前記第二の店舗の突合対象データのデータ抽出の要求があると、前記第一の記憶手段が記憶する突合対象データの内、前記第二の店舗の突合対象データを前記第二の情報処理装置に分配する突合対象データ抽出手段と、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記与信データ受信手段の替わりに、
前記与信問合せの処理を自装置の内部で行い、該処理に基づいて前記第一の店舗の伝票データ及び前記第二の店舗の伝票データに関する決済処理時の与信問合せのデータを生成する与信データ生成手段、
を備え、
前記第二の記憶手段は、前記与信データ生成手段が生成した前記与信問合せのデータを記憶する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 第一の店舗の伝票データ及び第二の店舗の伝票データに関する、決済処理時の与信問合せのデータを、該与信問合せの処理を行った与信問合サーバ装置から受信する与信データ受信手段と、
前記第一の店舗及び前記第二の店舗の突合対象データを伝票保管センタから受信する情報処理装置から、前記突合対象データの分配を示す指示信号を受信すると、前記情報処理装置に対して前記第二の店舗の突合対象データの抽出を要求するデータ抽出依頼手段と、
前記要求の結果として前記第二の店舗の突合対象データを前記情報処理装置から受信する個別突合対象データ受信手段と、
前記個別突合対象データ受信手段が受信した前記突合対象データを記憶する第一の記憶手段と、
前記与信データ受信手段が受信した前記与信問合せのデータを記憶する第二の記憶手段と、
前記第一の記憶手段が記憶する前記突合対象データと前記第二の記憶手段が記憶する前記与信問合せのデータとを突合せてなる前記第二の店舗の突合データを出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1の情報処理装置又は請求項4の情報処理装置の何れかに設定する設定手段を備え、
前記設定手段は、少なくとも、第二の突合対象データの分配先である請求項4の情報処理装置の識別情報又は第二の突合対象データの提供元である請求項1の情報処理装置の識別情報の内の何れか一つの設定を受け付ける、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 記憶部を有する情報処理装置を制御するコンピュータを、
決済についての第一の店舗の伝票データ及び第二の店舗の伝票データを保管する伝票保管センタから、前記第一の店舗の伝票データ及び前記第二の店舗の伝票データに基づくデータ突合せ用の突合対象データを受信する突合対象データ受信手段と、
前記第一の店舗の伝票データ及び前記第二の店舗の伝票データに関する、決済処理時の与信問合せのデータを、該与信問合せの処理を行った与信問合サーバ装置から受信する与信データ受信手段と、
前記与信データ受信手段が受信した前記与信問合せのデータ及び前記突合対象データ受信手段が受信した前記突合対象データを前記記憶部に保存する保存手段と、
前記記憶部の前記与信問合せのデータ及び前記突合対象データを突合せてなる前記第一の店舗の突合データを出力する出力手段と、
前記突合対象データの内の第二の店舗の突合対象データを該第二の店舗に属する第二の情報処理装置に分配する分配手段と、
として機能させるプログラム。
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