JP2016080897A - 液晶表示装置および液晶表示装置の制御方法 - Google Patents

液晶表示装置および液晶表示装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】極性の偏りを防止することが可能な液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置は、入力画像データに応じた電圧を表示部における液晶層に印加することにより当該入力画像データの表わす画像を表示する液晶表示装置であって、入力画像データに応じた電圧を前記液晶層に印加するための駆動部と、液晶層に印加された電圧の極性の偏り度合いを算出する算出部と、算出部の算出結果に基づいて前記液晶層に印加される電圧の極性の偏りが低減されるように前記駆動部を制御する表示制御部とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶表示装置および液晶表示装置の制御方法に関する。
近年、半導体技術の発達により、表示装置のリフレッシュレートを大きくすることが可能となってきている。特に、酸化物半導体として、In−Ga−Zn系酸化物(IGZO)を用いた液晶パネル(IGZO液晶パネルとも称する)においては、通常では数十msオーダーのリフレッシュレートが必要になるところ、数百ms、あるいはそれ以上のオーダーでリフレッシュすれば、問題なく表示できるようになってきている。
これは、言い換えれば、画像の更新間隔がリフレッシュレートより小さい場合は、リフレッシュレートによる一定間隔でのリフレッシュは必要なく、画像更新時のリフレッシュだけを行えばよいということになる。これによりリフレッシュを減らすことで、消費電力を削減することが可能である。
このIGZO液晶パネルのような、リフレッシュレートを大きくできる表示装置に関して、表示する画像に応じて、リフレッシュレートを変更する技術が知られている(特許文献1)。具体的には、中間諧調の画素数が少なければ、リフレッシュレートを例えば1Hzにすることで、使用者の眼精疲労を抑制する技術が示されている。
特開2014−130337号公報
しかしながら、上記特許文献に示される発明では、リフレッシュレートが表示すべき画像により変化することから、画像の更新タイミングによっては、液晶パネル駆動時の半導体素子の極性が一方に偏ることがある。
リフレッシュ動作とは、半導体素子に貯められた電荷が抜ける前に、再度、最初のレベルまで電荷を貯め直すことであり、通常、半導体素子の電気的極性は、リフレッシュ毎に反転している。したがって、リフレッシュレートが固定であれば、極性は常に同じ時間で反転するため偏りは発生しないが、画像によりリフレッシュレートが変化してしまうと、極性の均衡が保てなくなる。
また、画像の更新間隔がリフレッシュレートより少しだけ長いケースでは、リフレッシュ動作の直後に、再度、画像更新のためのリフレッシュが行われ、結果として、ほとんど一方の極性ばかりとなる可能性がある。
極性が偏ったまま使用し続けると、リフレッシュ時の画面のチラつきの原因になったり、半導体素子の寿命を早めたりすることにも繋がることになる。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、極性の偏りを防止することが可能な液晶表示装置および液晶表示装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明のある局面に従う液晶表示装置は、入力画像データに応じた電圧を表示部における液晶層に印加することにより当該入力画像データの表わす画像を表示する液晶表示装置であって、入力画像データに応じた電圧を前記液晶層に印加するための駆動部と、液晶層に印加された電圧の極性の偏り度合いを算出する算出部と、算出部の算出結果に基づいて前記液晶層に印加される電圧の極性の偏りが低減されるように前記駆動部を制御する表示制御部とを備える。
極性の偏りを防止することが可能である。
液晶パネルの駆動による極性の偏りを説明する図である。 本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置2の構成を示すブロック図である。 液晶表示装置2に含まれる表示制御回路200の構成を示すブロック図である。 極性の偏りを判断するテーブルを説明する図である。 偏り度合算出部220の処理を説明するフロー図である。 第1実施形態に基づくタイミング制御部230における反転リフレッシュ処理の実行を指示するフロー図である。 第1実施形態に基づくリフレッシュ動作を実行する場合のタイミングチャートを説明する図である。 第2実施形態に基づくタイミング制御部230における反転リフレッシュ処理の実行を指示するフロー図である。 第2実施形態に基づくリフレッシュ動作を実行する場合のタイミングチャートを説明する図である。 第3実施形態に基づくタイミング制御部230における反転リフレッシュ処理の実行を指示するフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
本明細書では、リフレッシュレートによる通常のリフレッシュ駆動を「通常リフレッシュ」、極性反転のためのリフレッシュ駆動を「反転リフレッシュ」と呼ぶものとする。
<0.基礎検討>
本発明の実施形態を説明する前に上記課題を解決するべく本願発明者によりなされた基礎検討について説明する。
図1は、液晶パネルの駆動による極性の偏りを説明する図である。
図1(A)に示されるように、同期信号である垂直同期信号(VSYNC)が一定周期で生成される。また、所定タイミングで表示更新レートの入力画像データが入力される。
そして、液晶駆動部は、表示更新要求に従って液晶を駆動する。
従来の液晶パネルの駆動の場合には、画面の更新間隔によらず、液晶は一定の周期で駆動されている。
したがって、累積極性としては、正極性に印加した後、負極性に印加する方式が連続的に繰り返されるため、極性に偏りは生じない。
一方で、画面更新レートに合わせて液晶を駆動する場合には、画面更新要求と同時に液晶パネルの駆動が行われるため、画面更新要求のタイミングに従って、極性に少しずつ偏りが生じる場合がある。
図1(B)には、通常リフレッシュの駆動により極性の偏りが生じる場合が示されている。一例として、リフレッシュレートは12Hz、画面更新レートは10Hzである場合について説明するが、特にこの数値に限定するものではない。
同期信号である垂直同期信号(VSYNC)が一定周期で生成される。また、所定タイミングで表示更新レートの入力画像データが入力される。
そして、液晶駆動部は、表示更新要求に従って液晶を駆動する。
本例においては、リフレッシュレートに基づいて画面更新前にリフレッシュする場合が示されており、リフレッシュレートのタイミングにより極性の偏りが生じている場合が示されている。
本実施形態では、このような極性の偏りを検出した場合に、極性の偏りを解消させるための反転リフレッシュを挿入する方式について説明する。
<1.第1実施形態>
図2は、本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置2の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、液晶表示装置2は、液晶表示パネル10、およびバックライトユニット30を備えている。
液晶表示パネル10には、表示部100、表示制御回路200、信号線駆動回路300、および走査線駆動回路400が設けられている。なお、信号線駆動回路300および走査線駆動回路400の双方またはいずれか一方は表示制御回路200内に設けられていても良い。また、信号線駆動回路300および走査線駆動回路400の双方またはいずれか一方は表示部100と一体的に形成されていても良い。液晶表示装置2の外部には、主としてCPUにより構成されるホスト1(システム)が設けられている。
表示部100には、複数本(m本)の信号線SL1〜SLmと、複数本(n本)の走査線GL1〜GLnと、これらm本の信号線SL1〜SLmとn本の走査線GL1〜GLnとの交差点のそれぞれに対応して設けられた複数個(m×n個)の画素形成部110とが形成されている。
以下、信号線SL1〜SLmを総称して信号線SLと称する。また、走査線GL1〜GLnを総称して走査線GLと称する。m×n個の画素形成部110はマトリクス状に形成されている。各画素形成部110は、対応する交差点を通過する走査線GLに制御端子としてのゲート端子が接続されると共に、当該交差点を通過する信号線SLに第1導通端子としてのソース端子が接続されたTFT111と、当該TFT111の第2導通端子としてのドレイン端子に接続された画素電極112と、m×n個の画素形成部110に共通的に設けられた共通電極113と、画素電極112と共通電極113との間に挟持され、複数個の画素形成部110に共通的に設けられた液晶層とにより構成される。画素電極112と共通電極113により形成される液晶容量Cclは、画素容量を構成する。
なお、典型的には、画素容量に確実に電圧を保持すべく液晶容量Cclに並列に補助容量が設けられている。このため、画素容量は液晶容量Cclおよび補助容量により構成されているのが一般的であるが、本例においては、画素容量は液晶容量Cclのみにより構成されるとして説明する。
TFT111としては、例えば酸化物半導体をチャネル層に用いたTFT(以下「酸化物TFT」という。)が用いられる。より詳細には、TFT111のチャネル層は、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、亜鉛(Zn)、および酸素(O)を主成分とするInGaZnOxにより形成されている。以下では、InGaZnOxをチャネル層に用いたTFTのことを「IGZO−TFT」という。IGZO−TFTは、多結晶シリコンや非晶質シリコンなどをチャネル層に用いたシリコン系のTFTに比べてオフリーク電流が非常に小さい。このため、液晶容量Cclに書き込まれた信号電圧は長期間保持される。なお、InGaZnOx以外の酸化物半導体として、例えばインジウム、ガリウム、亜鉛、銅(Cu)、シリコン(Si)、錫(Sn)、アルミニウム(Al)、カルシウム(Ca)、ゲルマニウム(Ge)、および鉛(Pb)のうち少なくとも1つを含む酸化物半導体をチャネル層に用いた場合でも同様の効果が得られる。また、TFT111として酸化物TFTを用いるのは一例であり、これに代えて多結晶シリコンや非晶質シリコンなどのシリコン系のTFTを用いても良い。
表示制御回路200は、典型的にはLSI(Large Scale Integration)によって実現される。表示制御回路200は、ホスト1から画像データを含むデータDATを受信し、これに応じて信号線用制御信号SCT、走査線用制御信号GCT、および共通電位Vcomを生成し出力する。
信号線用制御信号SCTは、信号線駆動回路300に与えられる。走査線用制御信号GCTは、走査線駆動回路400に与えられる。共通電位Vcomは共通電極113に与えられる。
信号線駆動回路300は、信号線用制御信号SCTに応じて、信号線SLに与えるべき駆動用画像信号を生成し出力する。信号線用制御信号SCTには、例えばRGBデータRGBDに対応するデジタル画像信号、ソーススタートパルス信号、ソースクロック信号、およびラッチストローブ信号などが含まれる。
信号線駆動回路300は、ソーススタートパルス信号、ソースクロック信号、およびラッチストローブ信号に応じて、その内部の図示しないシフトレジスタおよびサンプリングラッチ回路などを動作させ、デジタル画像信号に基づいて得られたデジタル信号を図示しないDA変換回路でアナログ信号に変換することにより駆動用画像信号を生成する。
走査線駆動回路400は、走査線用制御信号GCTに応じて、アクティブな走査信号の走査線GLへの印加を所定周期で繰り返す。走査線用制御信号GCTには、例えばゲートクロック信号およびゲートスタートパルス信号が含まれる。走査線駆動回路400は、ゲートクロック信号およびゲートスタートパルス信号に応じて、その内部の図示しないシフトレジスタなどを動作させ、走査信号を生成する。
バックライトユニット30は、液晶表示パネル10の背面側に設けられ、液晶表示パネル10の背面にバックライト光を照射する。バックライトユニット30は、典型的には複数のLED(Light Emitting Diode)を含んでいる。バックライトユニット30は、表示制御回路200により制御されるものであっても良いし、その他の方法により制御されるものであっても良い。なお、液晶表示パネル10が反射型である場合には、バックライトユニット30は設ける必要がない。
以上のようにして、信号線SLに駆動用画像信号が印加され、走査線GLに走査信号が印加され、バックライトユニット30が駆動されることにより、ホスト1から送信された画像データに応じた画面が液晶表示パネル10の表示部100に表示される。
図3は、液晶表示装置2に含まれる表示制御回路200の構成を示すブロック図である。
図3に示されるように、表示制御回路200は、インターフェース部210、偏り度合算出部220、タイミング制御部230、ラッチ回路240、内蔵電源回路250、信号線用制御信号出力部260、および、走査線用制御信号出力部270を備えている。
なお、上述のように、信号線駆動回路300および走査線駆動回路400の双方またはいずれか一方が表示制御回路200内に設けられていても良い。
インターフェース部210は、データDATを受信して各部に出力する。具体的には、画像データであるRGBデータRGBDと、同期信号である垂直同期信号VSYNC、水平同期信号HSYNC、データイネーブル信号DE、およびクロック信号CLK等を出力する。
インターフェース部210は、ホスト1からデータDATを受信すると、当該データDATに含まれるRGBデータRGBDin(入力画像データ)をラッチ回路240に出力し、垂直同期信号VSYNC、水平同期信号HSYNC、データイネーブル信号DE、およびクロック信号CLKをタイミング制御部230に出力する。
タイミング制御部230は、垂直同期信号VSYNC、水平同期信号HSYNC、データイネーブル信号DE、およびクロック信号CLK等に基づいて、ラッチ回路240、信号線用制御信号出力部260、および走査線用制御信号出力部270を制御する制御信号を出力する。また、タイミング制御部230は、内蔵電源回路250に対して共通電位Vcom等を設定するための電圧設定信号VSを出力する。
ラッチ回路240は、タイミング制御部230の制御に基づいて、更新されたデータDATに含まれるRGBデータRGBDоutを信号線用制御信号出力部260に出力する。また、ラッチ回路240でRGBDoutを保持することにより、表示部100に現在表示されている画像と同じ画像を表示することにより、画面のリフレッシュを必要なタイミングで行うことができる。
内蔵電源回路250は、電圧設定信号VSに基づいて、信号線用制御信号出力部260および走査線用制御信号出力部270で用いるための電源電圧および共通電位Vcomを生成し出力する。
信号線用制御信号出力部260は、ラッチ回路240からのRGBデータRGBDоut、タイミング制御部230からの制御信号、および内蔵電源回路250からの電源電圧に基づいて信号線用制御信号SCTを生成し、これを信号線駆動回路300に出力する。
走査線用制御信号出力部270は、タイミング制御部230からの制御信号および内蔵電源回路250からの電源電圧に基づいて走査線用制御信号GCTを生成し、これを走査線駆動回路400に出力する。
偏り度合算出部220は、RGBデータRGBDinおよび垂直同期信号VSYNC等に基づいて画素形成部110の液晶層に印加された電圧の極性の偏り度合いを算出する。
具体的には、偏り度合算出部220は、電圧の極性の偏り度合をカウントするカウンタを有する。フレーム毎の電圧の印加として画素形成部110の画素電極112に正極性の電圧が印加された場合には「+」にカウントアップし、負極性の電圧が印加された場合には「−」にカウントダウンする。
液晶表示パネル10の駆動時に極性が反転するため、初回の駆動時の極性を一例として「+」と定義すれば、以後は、液晶表示パネルの駆動毎に「−」、「+」、「−」と反転する。
また、ある駆動からその次の駆動までの期間は、先の駆動での極性が保持されるため、その保持された時間、あるいは、フレーム数を、累積極性値に対して、「+」ならばカウントアップし、「−」ならばカウントダウンする。
そして、液晶表示パネル10の駆動時の極性とカウンタのカウント値(累積極性値)を用いることにより、その駆動が極性の偏りを増加させる方向に向かうか、減少させる方向に向かうかを判断することが可能である。
駆動時の極性が「+」で累積極性値も「+」であれば増加、駆動時の極性が「−」で累積極性値も「−」であれば増加であるので、この場合に、極性が偏ってきていると判断することが可能である。また、ここで、累積極性値には閾値を導入してもよい。
図4は、極性の偏りを判断するテーブルを説明する図である。
図4に示されるように、たとえば、駆動時の極性が「+」のときに、累積極性値が「1からN−1」であれば少し偏っている、累積極性値が「N以上」であれば大きく偏っていると判断することが可能である。
一方、駆動時の極性が「−」のときに、累積極性値が「−1から−(N−1)」であれば少し偏っている、累積極性値が「−N未満」であれば大きく偏っていると判断することが可能である。
図5は、偏り度合算出部220の処理を説明するフロー図である。
図5に示されるように、まず、駆動極性を確認する(ステップS2)。駆動極性として、初回の駆動時の極性を正(「+」)と定義して、正負(「+」、「−」)いずれの駆動であるかを判断する。画面更新レートの立ち上がり(液晶表示パネルの駆動時)を検出した場合には、前回の駆動極性の反転であると判断する。たとえば、前回が正極性であれば今回は負極性となる。なお、本例においては、画面更新レートの立ち上がりに際してタイミング制御部230は、偏り度合算出部220に当該指示を出力するものとする。
そして、次に、正極性か否かを判断する(ステップS4)。
ステップS4において、正極性であると判断した場合(ステップS4においてYES)には、カウントアップする(ステップS6)。カウンタ値の値をインクリメントする。
一方、ステップS4において、正極性でないと判断した場合(ステップS4においてNO)には、カウントダウンする(ステップS8)。カウンタ値の値をデクリメントする。
そして、次フレームか否かを判断する(ステップS10)。具体的には、垂直同期信号VSYNCの立ち上がりを検出したか否かで判断することが可能である。
ステップS10において、次フレームでないと判断した場合(ステップS10においてNO)には当該状態を維持する。
ステップS10において、次フレームであると判断した場合(ステップS10においてYES)には、ステップS2に戻り、上記処理を繰り返す。
上記処理を繰り返すことによりカウンタ値の値が更新される。
図6は、第1実施形態に基づくタイミング制御部230における反転リフレッシュ処理の実行を指示するフロー図である。
図6に示されるように、まず、カウンタ値を確認する(ステップS12)。具体的には、タイミング制御部230は、偏り度合算出部220のカウンタのカウンタ値を確認する。
次に、絶対値が所定値を超えるか否かを判断する(ステップS14)。本例においては、所定値として「10」に設定する。
ステップS14において、絶対値が所定値を超えると判断した場合(ステップS14においてYES)には、表示更新から所定数フレーム経過したかどうかを判断する(ステップS16)。本例においては、所定数フレームとして一例として4フレームに設定する。
ステップS16において、表示更新から所定数フレーム経過したと判断した場合(ステップS16においてYES)には、反転リフレッシュを指示する(ステップS18)。具体的には、タイミング制御部230は、ラッチ回路、信号線用制御信号出力部260および走査線用制御信号出力部270に指示して液晶表示パネル10に対してリフレッシュ動作を実行する。なお、極性の偏りを抑制する電圧を印加する反転リフレッシュを実行する。
そして、次フレームか否かを判断する(ステップS19)。
ステップS19において、次フレームでないと判断した場合(ステップS19においてNO)には当該状態を維持する。
ステップS19において、次フレームであると判断した場合(ステップS19においてYES)には、ステップS12に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS14において、絶対値が所定値を超えると判断した場合(ステップS14においてNO)には、ステップS19に進む。
また、ステップS16において、表示更新から所定数フレーム経過していないと判断した場合(ステップS16においてNO)には、ステップS19に進む。
したがって、カウンタ値の絶対値が所定値を超えない場合には、反転リフレッシュ指示を実行しない。また、表示更新から所定数フレーム経過していないと判断した場合にも反転リフレッシュ指示を実行しない。
図7は、第1実施形態に基づくリフレッシュ動作を実行する場合のタイミングチャートを説明する図である。
図7に示されるようにカウンタ値「−10」に到達した後、次のフレームでカウンタ値が「−11」となって絶対値が所定値を超える場合が示されている。
次に、2フレーム後に、画面更新レートにより正極性が印加されてカウンタ値が「+」側に遷移する。
そして、次の2フレーム後に、画面更新レートにより負極性が印加されてカウンタ値が「−11」となって絶対値が所定値を超える場合となる。
そして、所定数フレーム(4フレーム)後に反転リフレッシュ(正極性)が指示された場合が示されている。これによりカウンタ値は「+」側に遷移し、反転リフレッシュ無しの場合と比較して負極側への偏りを抑制することが可能となる。
通常、ユーザがなんらかの操作をすると、しばらくの間画面が更新され続け、そして、次にユーザに別の操作を要求する画面が表示されると、画面更新は停止する。
本発明で、画面更新時、極性偏りを検出した場合に、所定時間後に反転リフレッシュを挿入するのは、少なくとも、一定時間画面更新が行われなかった、すなわち、画面更新が止まったと想定される段階で、極性の偏りを元に戻す方式としている。画面更新か続いている状態で反転リフレッシュを挿入すると、状況によっては、何度も反転リフレッシュを挿入する必要があり消費電力が増大する可能性もあるからである。
本実施の形態では、極性の偏りを検出すると逆極性での動作が行われるように導くため、極性の偏りが抑えられるので、チラつきの防止やパネルの寿命を延ばす等の効果が得られる。
<2.第2実施形態>
上記の第1実施形態においては、画面更新時、極性偏りを検出した場合に、所定時間後に反転リフレッシュを挿入する方式について説明したが、早急に偏りを解消することが望ましい場合も考えられる。
第2実施形態においては、画面更新時、極性偏りを検出した場合の偏りを解消する別の方式について説明する。
図8は、第2実施形態に基づくタイミング制御部230における反転リフレッシュ処理の実行を指示するフロー図である。
図8に示されるように、まず、カウンタ値を確認する(ステップS12)。具体的には、タイミング制御部230は、偏り度合算出部220のカウンタのカウンタ値を確認する。
次に、絶対値が所定値を超えるか否かを判断する(ステップS14)。
ステップS14において、絶対値が所定値を超えると判断した場合(ステップS14においてYES)には、表示更新の次のフレームかどうかを判断する(ステップS15)。
ステップS15において、表示更新の次のフレームであると判断した場合(ステップS15においてYES)には、反転リフレッシュを指示する(ステップS18)。
そして、次フレームか否かを判断する(ステップS19)。
ステップS19において、次フレームでないと判断した場合(ステップS19においてNO)には当該状態を維持する。
ステップS19において、次フレームであると判断した場合(ステップS19においてYES)には、ステップS12に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS14において、絶対値が所定値を超えないと判断した場合(ステップS14においてNO)には、ステップS19に進む。
また、ステップS16において、表示更新の次のフレームでないと判断した場合(ステップS15においてNO)には、ステップS19に進む。
したがって、絶対値が所定値を超えない場合には、反転リフレッシュ指示を実行しない。また、表示更新の次のフレームでないと判断した場合にも反転リフレッシュ指示を実行しない。
図9は、第2実施形態に基づくリフレッシュ動作を実行する場合のタイミングチャートを説明する図である。
図9に示されるようにカウンタ値「−12」に到達した後、次のフレームでカウンタ値が「−11」となり、さらに、次のフレームで画面更新レートにより負極性が印加されてカウンタ値が「−12」に到達した場合が示されている。
当該場合に、絶対値が所定値を超える場合が示されている。
次の1フレーム後に、反転リフレッシュ(正極性)が指示された場合が示されている。これによりカウンタ値は「+」側に遷移し、カウンタ値が「−11」となる。そして、2フレーム後に画面更新レートにより負極性が印加されてカウンタ値が「−11」となる。絶対値が所定値を超える場合であるため、次の1フレーム後に反転リフレッシュ(正極性)が指示された場合が示されている。
当該処理を繰り返すことにより、反転リフレッシュ無しの場合と比較して負極側への偏りを抑制することが可能となる。
本実施の形態では、極性の偏りを検出すると逆極性での動作が行われるように導くため、極性の偏りが抑えられるので、チラつきの防止やパネルの寿命を延ばす等の効果が得られる。
<3.第3実施形態>
第1実施の形態と第2実施の形態とを組み合わせて実施する形態について説明する。
図10は、第3実施形態に基づくタイミング制御部230における反転リフレッシュ処理の実行を指示するフロー図である。
図10に示されるように、カウンタ値を確認する(ステップS20)。具体的には、タイミング制御部230は、偏り度合算出部220のカウンタのカウンタ値を確認する。
次に、絶対値が第1の所定値を超えるか否かを判断する(ステップS22)。
ステップS22において、絶対値が第1の所定値を超えると判断した場合(ステップS22においてYES)には、表示更新から所定数フレーム経過したかどうかを判断する(ステップS24)。
ステップS24において、表示更新から所定数フレーム経過したと判断した場合(ステップS24においてYES)には、反転リフレッシュを指示する(ステップS26)。
そして、次フレームか否かを判断する(ステップS27)。
ステップS27において、次フレームでないと判断した場合(ステップS27においてNO)には当該状態を維持する。
ステップS27において、次フレームであると判断した場合(ステップS27においてYES)には、ステップS28に進み、カウンタ値を確認する(ステップS28)。具体的には、タイミング制御部230は、偏り度合算出部220のカウンタのカウンタ値を確認する。
一方、ステップS22において、絶対値が所定値を超えると判断した場合(ステップS22においてNO)には、ステップS27に進む。
また、ステップS24において、表示更新から所定数フレーム経過していないと判断した場合(ステップS24においてNO)には、ステップS27に進む。
したがって、カウンタ値の絶対値が第1の所定値を超えない場合には、反転リフレッシュ指示を実行しない。また、表示更新から所定数フレーム経過していないと判断した場合にも反転リフレッシュ指示を実行しない。
次に、絶対値が第2の所定値を超えるか否かを判断する(ステップS30)。第2の所定値は第1の所定値よりも大きい。
ステップS30において、絶対値が第2の所定値を超えると判断した場合(ステップS30においてYES)には、表示更新の次のフレームかどうかを判断する(ステップS32)。
ステップS32において、表示更新の次のフレームであると判断した場合(ステップS32においてYES)には、反転リフレッシュを指示する(ステップS34)。
そして、次フレームか否かを判断する(ステップS38)。
ステップS38において、次フレームでないと判断した場合(ステップS38においてNO)には当該状態を維持する。
ステップS38において、次フレームであると判断した場合(ステップS38においてYES)には、ステップS20に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS30において、絶対値が第2の所定値を超えないと判断した場合(ステップS30においてNO)には、絶対値が第1の所定値を超えるか否かを判断する(ステップS36)。
そして、ステップS36において、絶対値が第1の所定値を超えると判断した場合には、ステップS27に戻る。
一方、ステップS36において、絶対値が第1の所定値を超えないと判断した場合には、ステップS38に進む。そして、次フレームか否かを判断し、次フレームであると判断した場合には、ステップS20に戻り、上記処理を繰り返す。
したがって、絶対値が第2の所定値を超えない場合には、反転リフレッシュ指示を実行しない。また、表示更新の次のフレームでないと判断した場合にも反転リフレッシュ指示を実行しない。
すなわち、第3実施形態は、カウンタ値の絶対値が第1の所定値を超えた場合であって、表示更新から所定数フレーム経過した場合に反転リフレッシュ指示を実行するとともに、カウンタ値の絶対値が第2の所定値を超えた場合には、表示更新フレームの直後のフレームに反転リフレッシュ指示を実行する方式である。
したがって、カウンタ値の絶対値が大きくなり偏りの度合が大きくなった場合に第2実施形態に従う反転リフレッシュ指示を実行し、偏りの度合が小さい場合に第1実施形態に従う反転リフレッシュ指示を実行する。
当該方式により、反転リフレッシュ指示を偏り度合に合わせて効率的に切り替えることにより効率的に偏りを抑制するとともに、消費電力を抑制することが可能である。
<4.その他の実施の形態>
上記の実施の形態においては、液晶表示パネル10が、表示部100を駆動する駆動回路を制御するための表示制御回路200を有する構成について説明したが、当該構成に限られず、ホスト1(システム)が表示制御回路200を有する構成とすることも可能である。すなわち、ホスト1(システム)から直接、駆動回路に対して表示部100を駆動する指示を出力する構成とすることも可能である。
なお、コンピュータを機能させて、上述のフローチャートで説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。プログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものでもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ホスト、2 液晶表示装置、10 液晶表示パネル、30 バックライトユニット、100 表示部、110 画素形成部、112 画素電極、113 共通電極、200 表示制御回路、210 インターフェース部、220 偏り度合算出部、230 タイミング制御部、240 ラッチ回路、250 内蔵電源回路、260 信号線用制御信号出力部、270 走査線用制御信号出力部、300 信号線駆動回路、400 走査線駆動回路。

Claims (5)

  1. 入力画像データに応じた電圧を表示部における液晶層に印加することにより当該入力画像データの表わす画像を表示する液晶表示装置であって、
    前記入力画像データに応じた電圧を前記液晶層に印加するための駆動部と、
    前記液晶層に印加された電圧の極性の偏り度合いを算出する算出部と、
    前記算出部の算出結果に基づいて前記液晶層に印加される電圧の極性の偏りが低減されるように前記駆動部を制御する表示制御部とを備える、液晶表示装置。
  2. 前記表示制御部は、前記算出部の算出結果に基づいて前記入力画像データに従う画面更新時以外に前記表示部における前記液晶層に偏りを低減する極性で印加するように前記駆動部に指示する、請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 前記表示制御部は、前記算出部の算出結果に基づいて前記入力画像データに従う画面更新時から所定フレーム後に前記表示部における偏りを低減する極性で前記液晶層に印加するように前記駆動部に指示する、請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 前記表示制御部は、前記算出部の算出結果に基づいて前記入力画像データに従う画面更新時の直後のフレームに前記表示部における偏りを低減する極性で前記液晶層に印加するように前記駆動部に指示する、請求項2記載の液晶表示装置。
  5. 入力画像データに応じた電圧を表示部における液晶層に印加することにより当該入力画像データの表わす画像を表示する液晶表示装置の制御方法であって、
    前記入力画像データに応じた電圧を前記液晶層に印加するステップと、
    前記液晶層に印加された電圧の極性の偏り度合いを算出するステップと、
    算出結果に基づいて前記液晶層に印加される電圧の極性の偏りが低減されるように前記印加のタイミングを制御するステップとを備える、液晶表示装置の制御方法。
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