JP2016080492A - 液処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置内部の視認性と作業性を確保しながら、装置内への粉塵の進入、および、オペレータの有害物質への暴露を防止できる液処理装置を提供する。【解決手段】分析装置で用いられる液が配置される液収容部と、液収容部に配置された容器内の液体を用いた処理を行なう液処理機構と、液収容部及び液処理機構を含み、開放された面を有する液処理空間8と、液処理空間の開放された面において該面全体にわたって一方向にエアが流れるように、一方向にエアを噴出する複数の噴出口20a、及び噴出口から噴出されたエアを吸気する吸気口を有するエアカーテン形成機構と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、試料の採取を行なうオートサンプラや分析試料の捕集を行なうフラクションコレクタなど、高速液体クロマトグラフなどの分析装置において試薬や試料のなどの液体を取り扱う液処理装置に関するものである。
高速液体クロマトグラフの液処理装置として、オートサンプラやフラクションコレクタなどがある。
オートサンプラは、装置内にサンプルラックが設けられており、そのサンプルラックにされた試料容器に対し、ニードルを水平面内方向と鉛直方向へ駆動することによってアクセスし、試料容器内の試料をニードルの先端から吸入し、所定の注入ポートに注入する装置である(例えば、特許文献1参照。)。オートサンプラは洗浄液を貯留したリンスポートを備え、注入ポートに試料を注入した後のニードルをリンスポートの位置へ移動させニードルの外面と内面の洗浄を行なうようになっていることが一般的である。
フラクションコレクタは、液体クロマトグラフの分析カラムで分離された試料成分を分析流路の下流端部分に設けられたノズルから滴下させ、その液滴を所定の試験管や試料容器などに分取する装置である(例えば、特許文献2参照。)。かかるフラクションコレクタもノズルを洗浄するためのリンスポートを備え、試料成分の分取が終了した後でノズルをリンスポートの位置へ移動させ、洗浄液の吸入と吐出を繰り返すなどしてノズル内に残存する液の排出やノズルに通じる配管内の洗浄を行なうようになっていることが一般的である。
このほか、高速液体クロマトグラフ用の試料の前処理や後処理を行なうリキッドハンドラもある。リキッドハンドラには、オートサンプラとフラクションコレクタの両方の機能を備えたようなものも存在する。
特開2005−134217号公報 特開2005−017226号公報
オートサンプラにおいて、測定試料を収容した試料容器は、上面がキャップとセプタムによって封止されている場合もあるが、上面が開放された状態で装置に設置される場合もある。ニードルを洗浄するためのリンスポートは、ニードルを挿入させるために上面が開放されている。
フラクションコレクタにおいても、ノズルから滴下された試料成分を分取するために、試料成分を捕集する容器の上面が開放されていることが多い。また、オートサンプラと同様、ノズルを洗浄するためのリンスポートは、ノズルを挿入させるために上面が開放されている。
フラクションコレクタにより分取された試料成分をオートサンプラのニードルで再採取する機能を有するリキッドハンドラにおいても、ニードルによる再採取を可能にするために試料捕集容器の上面が開放されていることが多い。
上記のような上面が開放された状態の容器は、試料の分析や分取を行なっている間も装置に設置されたままの状態になっていることが多く、それらの容器内に収容されている試料や分取物に含まれる容器溶媒や酸などの有害物質が揮発し、その有害物質がオペレータ側へ暴露するおそれがあった。また、ニードルやノズルを洗浄するための洗浄液として揮発性の高い有機溶媒が使用される場合があり、その場合にはリンスポートからも有害物質が揮発するおそれがあった。
上記問題に対し、以下のいずれかの方法による対策が採られることが多かった。
(1)装置を完全に覆うカバーを取り付けて揮発した有害物質が外部へ漏れないようにするとともに、装置内の有害物質を排気ファンによって吸い出す方法。
(2)オートサンプラやフラクションコレクタを装置ごとドラフトチャンバ内に収納する方法。
カバーを取り付ける(1)の方法では、試料容器の設置や装置のメンテナンスの際に、カバーの着脱又は開閉を行なわなければならず、作業の効率性が低下する。装置内の視認性が低下し、装置の美観も妨げられるという問題もある。ドラフトチャンバ内に装置ごと収納する(2)の方法では、高価なドラフトチャンバと別途用意する必要があるためコストがかかるとともに、オートサンプラやフラクションコレクタのような装置を収納するような大型のドラフトチャンバを設置するため、液体クロマトグラフ全体の設置スペースが大きくなるという問題がある。
そこで、本発明は、装置内部の視認性と作業性を確保しながら、装置内への粉塵の進入と有害物質がオペレータに暴露することを防止することのできる液処理装置を提供することを目的とするものである。
本発明にかかる液処理装置の好ましい実施形態は、分析装置で用いられる液が配置される液収容部と、液収容部に配置された容器内の液体を用いた処理を行なう液処理機構と、液収容部及び液処理機構を含み、開放された面を有する液処理空間と、液処理空間の開放された面において該面全体にわたって一方向にエアが流れるように、一方向にエアを噴出する複数の噴出口、及び噴出口から噴出されたエアを吸気する吸気口を有するエアカーテン形成機構と、を備えたものである。
本発明の液処理装置の好ましい実施形態では、液収容部及び液処理機構を含む液処理空間が開放された面を有するので、液処理空間内の視認性が向上するとともに、液処理空間内への外部からのアクセスが容易になり、メンテナンス等の作業性が向上する。液処理空間の開放された面には、エアカーテン形成機構によってエアカーテンが形成されるので、液処理空間への外部からの粉塵等の進入が防止され、試料の溶媒や洗浄液等から揮発して発生する有毒物質がオペレータ側へ暴露することも防止することができる。
液処理装置の一実施例を概略的に示す斜視図である。 同実施例における液処理空間の構造の一例を示す図であり、(A)は液処理空間内の正面図、(B)はニードルアセンブリの構造を示す図である。 同実施例におけるエアカーテン形成機構の構成を示す側面部分断面図である。 同エアカーテン形成機構を説明するための概念図である。
液処理空間は側面及び上面が開放されていることが好ましい。そうすれば、液処理空間内の視認性と作業性がさらに向上する。その場合、エアカーテン形成機構は、液処理空間の周囲において鉛直方向にエアを噴出する噴出口とそのエア噴出部から噴出されたエアを吸気する吸気口を有するとともに、液処理空間の上方において水平方向にエアを噴出する噴出口とその噴出口から噴出されたエアを吸気する吸気口を有し、鉛直方向に流れるエアによって液処理空間の側面を覆うエアカーテンを形成するとともに、水平方向に流れるエアによって前記液処理空間の上面を覆うエアカーテンを形成するようにすることで、液処理空間への外部からの粉塵等の進入が防止され、試料の溶媒や洗浄液等から揮発して発生する有毒物質がオペレータ側へ暴露することも防止することができる。
さらに好ましい実施形態として、エアカーテン形成機構は、長手方向に配置された噴出口を有し、その両端からエアが供給されるエア噴出ダクト、及び長手方向に配置された吸気口を有し、その両端からエアが吸気されるエア吸気ダクトを備え、エア噴出ダクトの前記噴出口が設けられている側と前記エア吸気ダクトの前記吸気口が設けられている側とが対向するように配置されたものである例を挙げることができる。
上記の場合、エア噴出ダクトの両端は該液処理装置の外部からエアを吸気する吸気ファンに通じており、エア噴出ダクトの両端と吸気ファンとの間に、吸気ファンによって取り込まれたエアを冷却することによって除湿を行なう除湿器が設けられ、噴出口から除湿されたエアが噴出されることが好ましい。除湿されたエアを液処理空間側へ供給することで、液処理空間内における結露の発生を防止することができる。液処理空間内に配置されている試料容器に結露が発生すると、試料の濃度が変化してしまい、分析結果に影響を与えるおそれがある。
エア噴出ダクトは水平方向へエアを噴出する噴出口も有し、その噴出口から噴出されるエアによって液処理空間の上面を覆うエアカーテンを形成するようにしてもよい。そうすれば、液処理空間の上面を覆うエアカーテンを形成するためのエア噴出ダクトを別途設ける必要がなくなり、コストの低減を図ることができる。
以下、本発明が適用された液処理装置であるオートサンプラの一実施例について図1を用いて説明する。なお、本発明は、以下に示すオートサンプラ以外の液処理装置、例えばフラクションコレクタやリキッドハンドラなどに対しても同様に適用することができる。
オートサンプラ2は筐体4を有する。筐体4は、このオートサンプラ2の土台をなす筐体本体部4aと、筐体本体部4a上の背面側に設けられた筐体背面部4bにより構成されている。筐体本体部4a上に、液処理機構としてのニードルアセンブリ14を動作させる液処理空間8が設けられている。ニードルアセンブリ14については後述する。液処理空間8は、正面、両側面及び上面が開放されている。このオートサンプラ2の処理対象である試料は試料容器に収容され、サンプルラック12に設置された状態で、筐体本体部4aの正面側に設けられたラック導入窓10から液処理空間8の下部に導入される。ニードルアセンブリ14はサンプルラック12の上方で動作する。
液処理空間8内には、図2(A)に示されているように、ニードルアセンブリ14のほか、移動部16、ガイドレール18、移動機構26、多ポートバルブ30及び洗浄ポート34が設けられている。移動部16はガイドレール18に沿って水平面内方向における一方向(図において紙面に対し垂直な方向)へ移動するように構成されている。移動部16には、移動部16の移動方向とは垂直な水平面内の一方向へ伸びたガイド16aが設けられている。ニードルアセンブリ14はガイド16に保持されており、移動機構26によって駆動ベルト28が駆動されることでニードルアセンブリ14がガイド16に沿って水平方向へ移動するように構成されている。これにより、ニードルアセンブリ14は、水平面内において互いに直行する2方向へ移動する。
多ポートバルブ30及び洗浄ポート34は、液処理空間8内に導入されたサンプルラック12が配置される位置の側方の位置に設けられている。多ポートバルブ30はインジェクションポート32を備えている。インジェクションポート32は、ニードルアセンブリ14に設けられているニードル36(図2(B)参照)の先端を挿入させてサンプルを注入させるポートである。洗浄ポート34には洗浄液が収容されており、その上面がニードル36の先端を挿入させるために開口している。洗浄ポート34では、上面の開口から挿入されたニードル36が吸入と吐出を行なうことによってニードル36の内外面の洗浄が行われる。
ニードルアセンブリ14は、図2(B)に示されているように、液の吸入と吐出を行なうニードル36、そのニードル36の基端部を保持するニードル保持部38、ニードル保持部38を上下に移動させるための棒ネジ40を備えている。棒ネジ40を回転させることによってニードル保持部38が上下に移動し、それに伴ってニードル36が上下動する。
サンプルラック12には複数の試料容器13が設置される。試料容器13の上面は、ニードル36の先端が試料容器13内に進入することができるように、開口しているか又はニードル36によって貫通可能なセプタムなどにより封止されている。
液処理空間8内では、ニードルアセンブリ14がサンプルラック12上で水平方向に移動し、所望の試料容器13の位置で停止してその位置から下降し、ニードル36の先端がその試料容器13内に挿入されて試料が吸入される。試料容器13の試料を吸入したニードル36は、その後、インジェクションポート32の位置へ移動してインジェクションポート32へ試料を注入する。インジェクションポート32への試料注入を終えたニードル36は洗浄ポート34へ移動し、ニードル36の内外面の洗浄を行なう。試料容器13や洗浄ポート34は液収容部を構成する。
図1に戻って説明を続けると、液処理空間8は筐体本体部4aの上面周縁部に、角枠状のエア吸気ダクト24が設けられている。エア吸気ダクト24の上面には、筐体本体部4aの周方向に略均一に配置された複数の吸気口24aを備えている。吸気口24aはエア吸気ダクト24の伸びる方向を長手方向とするスリット状の開口である。エア吸気ダクト24の両端部はともに筐体背面部4b内に収容されている。
エア吸気ダクト24の上方で液処理空間8の上部に相当する位置に、筐体背面部4bから正面側へ水平に突き出す角枠状のエア噴出ダクト20が設けられている。エア噴出ダクト20はその下面がエア吸気ダクト24の上面と対向するように配置されている。エア噴出ダクト20の下面には、該ダクト20の伸びる方向に略均一に配置された複数の噴出口20aが設けられている。噴出口20aは、エア噴出ダクト20の伸びる方向を長手方向とするスリット状の開口である。エア噴出ダクト20の正面側直線部分の内側側面(筐体背面部4bと対向する面)にも複数の噴出口20aが設けられている。
筐体背面部4bの正面側上部にエア吸入ダクト22が設けられている。エア吸入ダクト22はエア噴出ダクト20とともに矩形の枠を形成するように配置されている。エア吸気ダクト22の正面側にスリット状の吸気口22aが設けられている。
図3に示されているように、エア噴出ダクト20の両端は、例えば樹脂製のチューブなどからなる配管52を介して吸気ファン42に通じている。吸気ファン42は筐体4の背面の背面側から外気を吸気し、配管52を通じてエア噴出ダクト20にエアを供給する。吸気ファン42の排気側(図において左側)に、例えばペルチェ素子などで構成される除湿器48が設けられており、除湿器48で除湿されたエアがエア噴出ダクト20に供給され、噴出口20aから噴出される。除湿器48の下方には、除湿器48においてエアから除去された水分を捕集するトレイ49が設けられている。
エア吸気ダクト22の両端は配管56を介して排気ファン44に通じている。エア吸気ダクト24の両端は配管60を介して排気ファン46に通じている。排気ファン44及び46はともに筐体4の背面側から筐体4の外部へエアを排気するものであり、エア吸気ダクト22の吸気口22a、エア吸気ダクト24の吸気口24aから吸気されたエアがそれぞれ排気ファン44と46により筐体4の外部へ排気される。
かかる構成を模式的に示したものが図4である。吸気ファン42によって取り込まれたエアは、ペルチェ素子などの冷却器48aによって冷却される複数の金属フィン48bを通過することで除湿され、その除湿されたエアがエア噴出ダクト20に供給され、エア噴出ダクト20の各噴出口20aから噴出される。エア噴出ダクト20の鉛直下向きの噴出口20aから噴出されたエアは、エア吸気ダクト24の吸気口24aから吸気され、排気ファン46によって筐体4の外部へ排気される。エア噴出ダクト20の水平向きの噴出口20aから噴出されたエアは、エア吸気ダクト22の吸気口22aから吸気され、排気ファン44によって筐体4の外部へ排気される。
上記の構成により、エア噴出ダクト20とエア吸気ダクト24の間には、鉛直下方へ流れる除湿エアからなるエアカーテンが液処理空間8の周囲を囲うように形成され、エア噴出ダクト20の内側には、水平方向へ流れる除湿エアからなるエアカーテンが液処理空間8の上面を覆うように形成される。エア噴出ダクト20、エア吸気ダクト22及び24、吸気ファン42、排気ファン44及び46は、液処理空間8の正面、側面及び上面にエアカーテンを形成するエアカーテン形成機構を構成する。
なお、エアカーテン形成機構は、この実施例に示した構成に限定されず、液処理空間8の正面、側面及び上面のそれぞれの面全体に及ぶような一方向へのエアの流れを形成するものであれば、いかなる構成であってもよい。噴出口20aは複数設けられている必要はなく、エア噴出ダクト20の長手方向へ伸びた1本のスリットであってもよい。吸気口22a及び24aも同様に、一本のスリットであってもよい。
この実施例では、エア噴出ダクト20の噴出口20aから除湿されたエアが噴出されることにより、液処理空間8内に配置されている試料容器13などの液収容部に結露が発生することが防止される。試料容器13に結露が発生すると、試料濃度が変化して分析結果に影響を与えることがある。なお、エアカーテンを形成するために噴出させるエアは、必ずしも除湿されたエアである必要はない。
上記実施例のように、液処理空間8の周囲にエアカーテンを形成することで、液処理空間8をカバーで覆うことなく、液処理空間8への粉塵の進入を防ぐとともに、試料容器13や洗浄ポート34などの液収容部から揮発した有害物質がオペレータ側へ暴露することを防止することができる。試料容器13や洗浄ポート34などの液収容部から揮発した有害物質は、エアカーテンを形成するエアとともに筐体4の背面側から排気される。液処理空間8がカバーで覆われないため、液処理空間8内の視認性が確保され、オペレータによる液処理空間8へのアクセスが容易になり、装置のメンテナンスや薬液の設置などの作業性が向上する。
2 オートサンプラ
4 筐体
4a 筐体本体部
4b 筐体背面部
8 液処理空間
10 ラック導入窓
12 サンプルラック
13 試料容器
14 ニードルアセンブリ
16 移動部
18 ガイドレール
20 エア噴出ダクト
20a 噴出口
22,24 エア吸気ダクト
22a,24a 吸気口
26 駆動機構
28 駆動ベルト
30 多ポートバルブ
32 インジェクションポート
34 洗浄ポート
36 ニードル
38 ニードル保持部
40 棒ネジ
42 吸気ファン
44,46 排気ファン
48 除湿器
48a 冷却器(ペルチェ素子)
48b 冷却フィン
52,56,60 配管

Claims (5)

  1. 分析装置で用いられる液が配置される液収容部と、
    前記液収容部に配置された容器内の液体を用いた処理を行なう液処理機構と、
    前記液収容部及び前記液処理機構を含み、開放された面を有する液処理空間と、
    前記液処理空間の開放された面において該面全体にわたって一方向にエアが流れるように、前記一方向にエアを噴出する複数の噴出口、及び前記噴出口から噴出されたエアを吸気する吸気口を有するエアカーテン形成機構と、を備えた液処理装置。
  2. 前記液処理空間は側面及び上面が開放されており、
    前記エアカーテン形成機構は、前記液処理空間の周囲において鉛直方向にエアを噴出する複数の噴出口とそのエア噴出部から噴出されたエアを吸気する吸気口を有するとともに、前記液処理空間の上方において水平方向にエアを噴出する複数の噴出口とその噴出口から噴出されたエアを吸気する吸気口を有し、鉛直方向に流れるエアによって前記液処理空間の側面を覆うエアカーテンを形成するとともに、水平方向に流れるエアによって前記液処理空間の上面を覆うエアカーテンを形成する請求項1に記載の液処理装置。
  3. 前記エアカーテン形成機構は、長手方向に配置された前記噴出口を有し、その両端からエアが供給されるエア噴出ダクト、及び長手方向に配置された前記吸気口を有し、その両端からエアが吸気されるエア吸気ダクトを備え、前記エア噴出ダクトの前記噴出口が設けられている側と前記エア吸気ダクトの前記吸気口が設けられている側とが対向するように配置されたものである請求項1又は2に記載の液処理装置。
  4. 前記エア噴出ダクトの両端は該液処理装置の外部からエアを吸気する吸気ファンに通じており、前記エア噴出ダクトの両端と前記吸気ファンとの間に、前記吸気ファンによって取り込まれたエアを冷却することによって除湿を行なう除湿器が設けられ、前記噴出口から除湿されたエアが噴出される請求項3に記載の液処理装置。
  5. 前記エア噴出ダクトは水平方向へエアを噴出する噴出口も有し、その噴出口から噴出されるエアによって前記液処理空間の上面を覆うエアカーテンを形成する請求項3又は4に記載の液処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020084696A1 (ja) * 2018-10-23 2021-09-02 株式会社島津製作所 オートサンプラ
WO2022190457A1 (ja) * 2021-03-09 2022-09-15 株式会社島津製作所 分取液体クロマトグラフ

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