JP2016079643A - モニタリング装置、モニタリングシステム、およびモニタリング方法 - Google Patents

モニタリング装置、モニタリングシステム、およびモニタリング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】構造物が地震動によって揺れているときと、これ以外で揺れているときと、を区別して、当該構造物にかかる計測対象物理量をセンシングする技術を提供する。
【解決手段】状態検知用センサノード2は、構造物に取り付けた状態検知センサ101でこの構造物にかかる計測対象物理量をセンシングする。トリガ用センサノード1は、構造物に取り付けた状態検知センサ101で構造物が地震動によって揺れているかどうかを判定する。トリガ用センサノード1は、構造物が地震動によって揺れていると判定すると、その旨を状態検知用センサノード2に出力し、状態検知用センサノード2に構造物にかかる計測対象物理量を取得させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、橋梁やビル等の構造物の状態をモニタリングする技術に関する。
従来、橋梁やビル等の様々な種類の構造物においては、温度センサ、湿度センサ、加速度センサ、変位センサ、赤外線イメージセンサ等、様々な種類のセンサを用いて、構造物の状態(損傷等にかかる状態)をモニタリングすることが行われている。
例えば、特許文献1は、計測対象の物理量を計測する計測用センサ(振動センサ、加速度センサ、ビデオカメラ、煙カメラ、湿度センサ等)と、計測用センサを起動させる条件である起動条件を検出する起動用センサ(磁性体、熱電素子、圧電素子、焦電素子等を材料として使用したセンサ)とを備え、起動用センサによって上記起動条件が検出された場合に計測用センサを非起動状態から起動状態に切り替える構成を開示している。この構成では、計測用センサを常時起動するのではなく、起動条件が検出された場合に一時的に起動するので、消費電力を低減できる。
特開2013− 9079号公報
しかしながら、特許文献1は、起動用センサで構造物が揺れていることが検出された場合に(起動条件が検出された場合に)、計測用センサを起動する構成である。構造物は、外力が加わったときに揺れる。構造物を揺らす外力には、強風によるもの、移動体(車両や電車等)の通過によるもの、地震動によるもの等、様々な種類がある。したがって、特許文献1に記載された構成では、構造物が地震動によって揺れているかどうかを判定し、この構造物が地震動によって揺れているときに、当該構造物にかかる計測対象物理量をセンシングするものではなかった。したがって、構造物が地震動によって揺れているときと、これ以外で揺れているときと、を区別して、当該構造物にかかる計測対象物理量をセンシングすることができなかった。
この発明の目的は、構造物が地震動によって揺れているときと、これ以外で揺れているときと、を区別して、当該構造物にかかる計測対象物理量をセンシングすることができる技術を提供することにある。
この発明のモニタリング装置は、上記目的を達するために以下のように構成している。
モニタリング装置は、状態検知用センサノードと、トリガ用センサノードと、を備える。状態検知用センサノードは、構造物にかかる計測対象物理量をセンシングするために構造物に取り付けられる状態検知センサが接続可能である。トリガ用センサノードは、状態検知センサで構造物にかかる計測対象物理量をセンシングするセンシング期間を判断するのに用いるトリガ用物理量をセンシングするために構造物に取り付けられるトリガ検知センサが接続可能である。状態検知センサは、例えば、加速度、変位量、歪み、振動周波数、温度、湿度、圧力、赤外線量、音量、照度、風速を計測対象物理量としてセンシングする。トリガ検知センサは、例えば加速度、変位量、歪み、振動周波数をトリガ用物理量としてセンシングするセンサである。
トリガ用センサノードは、タイミング判断部と出力部とを備える。タイミング判断部は、接続されているトリガ検知センサによりセンシングされたトリガ用物理量を処理して、構造物が地震動によって揺れていると判定すると、センシング期間の開始タイミングであると判断する。出力部は、タイミング判断部においてセンシング期間の開始タイミングであると判断すると、その旨を状態検知用センサノードに出力する。
また、状態検知用センサノードは、電源部と計測対象物理量取得部とを備える。電源部は、トリガ用センサノードからセンシング期間の開始タイミングである旨の入力があると、接続されている状態検知センサに対して一時的に駆動電源を供給する。計測対象物理量取得部は、電源部が一時的に駆動電源を供給した状態検知センサによるセンシングで構造物にかかる計測対象物理量を取得する。
電源部が状態検知センサに対して駆動電源の供給を停止している状態は、状態検知センサに対して電力の供給を全く行っていない状態であってもよいが、この状態のみに限るものではない。すなわち、電源部が状態検知センサに対して駆動電源の供給を停止している状態は、状態検知センサが適正に動作するのに必要な電力の供給が行われていない状態である。例えば、電源部が状態検知センサに対して駆動電源の供給を停止している状態は、状態検知センサの起動に要する時間を短縮するため、状態検知センサが待機状態(スリープ状態)を保つのに必要な電力を供給している状態であってもよい。
これにより、構造物が地震動によって揺れているときと、地震動以外で揺れているときと、を区別して、当該構造物にかかる計測対象物理量をセンシングすることができる。
一般的な構造物は、地震動によって揺れているときは、これ以外で揺れているときに比べて、地面に近いところの揺れが大きい。したがって、トリガ検知センサは、比較的地面に近いところに取り付けるのが好ましい。言い換えれば、状態検知センサは、構造物の高さ方向において、トリガ検知センサよりも上方に取り付けるのが好ましい。
なお、構造物において、地震動によって揺れているときと、これ以外で揺れているときとで、揺れが異なる箇所があれば、トリガ検知センサをその箇所に取り付けてもよい。
また、構造物が、上部構造、上部構造を支える下部構造、および上部構造と下部構造との間に設けた振動を吸収する支承を有するものであれば、トリガ検知センサは、構造物の下部構造に取り付けるのがよい。
また、トリガ用センサノードは、
タイミング判断部を、出力部においてセンシング期間の開始タイミングである旨の出力を行った後、接続されているトリガ検知センサによりセンシングされたトリガ用物理量を処理して、構造物が地震動によって揺れていないと判定すると、センシング期間の終了タイミングであると判断する構成とし、
出力部を、タイミング判断部がセンシング期間の終了タイミングであると判断すると、その旨を状態検知用センサノードに出力する構成としてもよい。
このように構成すれば、センシング期間を適正に定めることができ、消費電力を効率的に抑制できる。
また、トリガ用センサノードと、状態検知用センサノードとは、無線通信により入出力を行う構成であってもよい。この場合、状態検知用センサノードは、トリガ用センサノードと無線通信を行う第1グループと、第1グループに属する状態検知用センサノードと無線通信を行う第2グループと、に分けてもよい。このようにすれば、第2グループに属する状態検知用センサノードを設ける位置は、トリガ用センサノードの無線通信エリア内に限らず、第1グループに属する状態検知用センサノードの無線通信エリア内であればよい。これにより、状態検知用センサノードを設ける位置の自由度を上げることができる。
また、トリガ用センサノードと、第1グループに属する状態検知用センサノードとは、無線に限らず有線で通信する構成であってもよい。また、第1グループに属する状態検知用センサノードと、第2グループに属する状態検知用センサノードとについても、無線に限らず有線で通信する構成であってもよい。さらに、トリガ用センサノードと、第1グループに属する状態検知用センサノードとの通信、または第1グループに属する状態検知用センサノードと、第2グループに属する状態検知用センサノードとの通信の一方が無線で、他方が有線であってもよい。
また、状態検知用センサノードは、センシング期間において、接続されている状態検知センサでセンシングした構造物にかかる計測対象物理量を上位装置に出力する出力部を備えてもよい。
また、上位装置は、状態検知用センサノードから入力された構造物にかかる計測対象物理量を処理して、構造物の状態を分析する構成にすればよい。
この発明によれば、構造物が地震動によって揺れているときと、これ以外で揺れているときと、を区別して、当該構造物にかかる計測対象物理量をセンシングすることができる。
モニタリング装置を備えるモニタリングシステムの構成を示す図である。 トリガ用センサノードの主要部の構成を示す図である。 状態検知用センサノードの主要部の構成を示す図である。 構造物である橋梁を示す概略図である。 データ処理装置の主要部の構成を示すブロック図である。 トリガ用センサノードの動作を示すフローチャートである。 状態検知用センサノードの第1の計測処理を示すフローチャートである。 状態検知用センサノードの第2の計測処理を示すフローチャートである。 別の例にかかる状態検知用センサノードの第1の計測処理を示すフローチャートである。 別の例にかかるトリガ用センサノードの動作を示すフローチャートである。 別の例にかかる状態検知用センサノードの第2の計測処理を示すフローチャートである。 別の例にかかる構造物である橋梁を示す概略図である。
以下、この発明の実施形態について説明する。
図1は、この発明の実施形態であるモニタリング装置を備えるモニタリングシステムの構成を示す図である。
この例にかかるモニタリングシステムは、モニタリング装置M、データ処理装置3、データサーバ4、および外部サーバ5を備えている。この例にかかるモニタリングシステムは、計測対象である構造物が地震動によって揺れているときと、これ以外で揺れているときと、を区別して、この構造物にかかる計測対象物理量をセンサによりセンシングし、当該構造物の状態を分析するシステムである。
図1に示すように、外部サーバ5には、複数のデータサーバ4が接続されている。各データサーバ4には、複数のデータ処理装置3が接続されている。各データ処理装置3には、複数のモニタリング装置Mが接続されている。モニタリング装置Mは、1つのトリガ用センサノード1と、複数の状態検知用センサノード2を備えている。
なお、外部サーバ5に接続されているデータサーバ4は、1つであってもよい。また、データサーバ4に接続されているデータ処理装置3は、1つであってもよい。さらに、モニタリング装置Mが備える状態検知用センサノード2は、1つであってもよい。
後述するように、この例では、モニタリング装置Mを構成するトリガ用センサノード1と、状態検知用センサノード2とは、ハードウェアの構成においては同じであるが、動作時の処理が異なっている。この例ではトリガ用センサノード1と状態検知用センサノード2とは、無線で通信する。すなわち、状態検知用センサノード2は、トリガ用センサノード1の無線通信エリア内に設けている。なお、トリガ用センサノード1と状態検知用センサノード2とは、有線で接続して通信する構成にしてもよい。
また、モニタリング装置Mを構成するトリガ用センサノード1および状態検知用センサノード2は、無線でデータ処理装置3と通信する。なお、モニタリング装置Mを構成するトリガ用センサノード1および状態検知用センサノード2は、有線でデータ処理装置3と接続して通信する構成にしてもよい。
また、データ処理装置3は、無線または有線でデータサーバ4と通信可能に接続している。さらに、データサーバ4は、無線または有線で外部サーバ5と通信可能に接続している。
なお、データ処理装置3、データサーバ4、および外部サーバ5は、1つの装置として1つの筐体で構成してもよい。また、データ処理装置3、およびデータサーバ4を1つの装置として1つの筐体で構成してもよい。この場合、外部サーバ5は、別の筐体で構成する。また、データサーバ4、および外部サーバ5を1つの装置として1つの筐体で構成してもよい。この場合、データ処理装置3は、別の筐体で構成する。
この例では、データ処理装置3を、この発明で言う上位装置として説明するが、データサーバ4、または外部サーバ5が、この発明で言う上位装置であってもよい。
モニタリング装置Mを構成するトリガ用センサノード1、および複数の状態検知用センサノードは、計測対象である構造物に取り付けている。モニタリング装置Mは、計測対象である構造物を複数に分割した各領域に1つずつ割り当てている。各モニタリング装置Mは、トリガ用センサノード1、および複数の状態検知用センサノードを割り当てられた領域内に取り付けている。また、モニタリング装置Mを構成する複数の状態検知用センサノード2は、トリガ用センサノード1の無線通信エリア内に位置する。
データ処理装置3は、複数のモニタリング装置Mが属するグループ毎に設けている。データ処理装置3は、対応するグループに属する各モニタリング装置Mがセンサによりセンシングした計測対象の構造物にかかる計測対象物理量を収集し、当該構造物の状態を分析する。
データサーバ4は、複数のデータ処理装置3が属するグループ毎に設けている。データサーバ4は、対応するグループに属するデータ処理装置3が収集した計測対象の構造物にかかる計測対象物理量や、分析結果である構造物の状態等を収集し、記憶する。
なお、この発明で言う上位装置がデータサーバ4である構成にした場合には、データサーバ4が上述したデータ処理装置3に代わって、構造物の状態を分析する処理を行う。
外部サーバ5は、複数のデータサーバ4が属するグループ毎に設けている。外部サーバ5は、対応するグループに属するデータサーバ4が収集した計測対象の構造物にかかる計測対象物理量や、分析結果である構造物の状態等を収集し、記憶する。
なお、この発明で言う上位装置が外部サーバ5である構成にした場合には、外部サーバ5が上述したデータ処理装置3やデータサーバ4に代わって、構造物の状態を分析する処理を行う。
図2は、トリガ用センサノードの主要部の構成を示す図であり、図3は、状態検知用センサノードの主要部の構成を示す図である。上述したように、トリガ用センサノード1と、状態検知用センサノード2とは、ハードウェアの構成においては同じである。トリガ用センサノード1は、制御部10と、トリガ検知センサ制御回路11と、状態検知センサ制御回路12、13、14と、タイマ15と、記憶部16と、無線通信部17と、電源部18とを備えている。同様に、状態検知用センサノード2は、制御部20と、トリガ検知センサ制御回路21と、状態検知センサ制御回路22、23、24と、タイマ25と、記憶部26と、無線通信部27と、電源部28とを備えている。
制御部10は、トリガ用センサノード1本体各部の動作を制御する。
トリガ検知センサ制御回路11には、トリガ検知センサ100が接続される。トリガ検知センサ制御回路11は、接続されているトリガ検知センサ100に対して駆動電源を供給する電源回路や、トリガ検知センサ100の検知信号(トリガ検知センサ100から入力したセンシング信号)を処理し、センシングデータ(計測された物理量)を取得する処理回路を備える。トリガ検知センサ100は、計測対象の構造物の揺れにかかる物理量(加速度、変位量、歪み、振動周波数等)をセンシングするセンサである。この例では、トリガ用センサノード1に接続されるトリガ検知センサ100は1つであるが、複数であってもよい。
状態検知センサ制御回路12、13、14には、状態検知センサ101が接続される。状態検知センサ制御回路12、13、14は、接続されている状態検知センサ101に対して駆動電源を供給する電源回路や、状態検知センサ101の検知信号(状態検知センサ101から入力したセンシング信号)を処理し、センシングデータ(計測された物理量)を取得する処理回路を備える。上述したように、状態検知センサ101は、計測対象の構造物の状態にかかる物理量(加速度、変位量、歪み、振動周波数、温度、湿度、圧力、赤外線量、音量、照度、風速等)をセンシングするセンサである。この例では、トリガ用センサノード1に接続される状態検知センサ101は3つであるが、1つ、または2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。
なお、状態検知センサ制御回路12、13、14は、同一の回路ではなく、接続される状態検知センサ101に応じた回路である。
タイマ15は、現在の日時を計時する。
記憶部16は、トリガ用センサノード1の動作時に用いる各種設定パラメータや、接続されているトリガ検知センサ100、および状態検知センサ101から入力したセンシング信号を処理して取得したセンシングデータを一時的に記憶する。
無線通信部17は、状態検知用センサノード2や、データ処理装置3との間における無線通信を制御する。
電源部18は、バッテリ18aを備えている。バッテリ18aは、トリガ用センサノード1の駆動電源である。電源部18は、トリガ用センサノード1本体各部に対して動作に必要な電力をバッテリ18aから供給する。上述したように、トリガ検知センサ制御回路11は、接続されているトリガ検知センサ100に対して駆動電源を供給し、状態検知センサ制御回路12、13、14は、接続されている状態検知センサ101に対して駆動電源を供給する。すなわち、トリガ検知センサ100、および状態検知センサ101に対する駆動電源の供給もバッテリ18aにより行われる。
また、この例では、トリガ用センサノード1は、制御部10、トリガ検知センサ制御回路11、タイマ15、記憶部16、および無線通信部17については電源部18によるバッテリ18aからの駆動電源の供給を常時行うが、状態検知センサ制御回路12、13、14については電源部18によるバッテリ18aから駆動電源の供給を必要に応じて間欠的に行う。具体的には、電源部18は、状態検知センサ制御回路12、13、14に対するバッテリ18aからの駆動電源の供給を、制御部10からの指示にしたがってオン/オフする。
なお、電源部18が状態検知センサ制御回路12、13、14に対して駆動電源の供給をオフしている状態(駆動電源の供給停止状態)とは、状態検知センサ制御回路12、13、14に対して電力の供給が全く行われていない状態であってもよいが、この状態のみに限るものではない。ここで言う駆動電源の供給停止状態とは、電源部18が状態検知センサ制御回路12、13、14、および接続されている状態検知センサ101が適正に動作するのに必要な電力の供給を行っていない状態である。例えば、電源部18が、状態検知センサ制御回路12、13、14、および接続されている状態検知センサ101の起動に要する時間を短縮するため、状態検知センサ制御回路12、13、14、および接続されている状態検知センサ101が待機状態(スリープ状態)を保つのに必要な電力を供給している状態も、ここで言う駆動電源の供給停止状態に含まれる。
また、この例にかかるトリガ用センサノード1では、バッテリ18aがトリガ用センサノード1本体の駆動電源であるとしたが、商用電源がトリガ用センサノード1本体の駆動電源であってもよい。
状態検知用センサノード2が備える、制御部20、トリガ検知センサ制御回路21、状態検知センサ制御回路22、23、24、タイマ25、記憶部26、無線通信部27、および電源部28は、トリガ用センサノード1が備える、上述した制御部10、トリガ検知センサ制御回路11、状態検知センサ制御回路12、13、14、タイマ15、記憶部16、無線通信部17、および電源部18と、同様の構成である。トリガ用センサノード1と、状態検知用センサノード2とは、動作時の処理(制御部10、20を動作させる動作プログラム)が異なっている。
また、状態検知用センサノード2は、制御部20、タイマ25、記憶部26、および無線通信部27については電源部28によるバッテリ28aからの駆動電源の供給を常時行うが、トリガ検知センサ制御回路21、および状態検知センサ制御回路22、23、24については電源部28によるバッテリ28aから駆動電源の供給を必要に応じて間欠的に行う。具体的には、電源部28は、トリガ検知センサ制御回路21、および状態検知センサ制御回路22、23、24に対するバッテリ28aからの駆動電源の供給を、制御部20からの指示にしたがってオン/オフする。
トリガ用センサノード1、および状態検知用センサノード2は、上述したように、計測対象の構造物に取り付けている。また、トリガ用センサノード1、および状態検知用センサノード2に接続されるトリガ検知センサ100、および状態検知センサ101も計測対象の構造物に取り付けている。計測対象の構造物は、橋梁、トンネル、建物、住宅、プラント設備、パイプライン、電柱、ガス供給設備、上下水道設備、遺跡等である。この例では、計測対象の構造物を橋梁(図4に示す高架道路橋)として説明する。
図4は、この例にかかるモニタリングシステムで状態をセンシングする構造物である橋梁を示す概略図である。図4に示す橋梁は、自動車が走行する高架道路橋である。高架道路橋は、上部構造と、下部構造とに分かれている。上部構造は、床版、主桁、主構、横構等を含み、下部構造は、橋台や橋脚等を含む。自動車の走行路は、上部構造の床版の上に形成される。上部構造と下部構造との間には、走行路(路面)における自動車の走行等にともなう上部構造の振動や、上部構造の変形を吸収し、下部構造にかかる荷重負荷を抑える支承が設けられている。下部構造の橋脚や、橋台は、地中に形成された基礎の上に設置されている。支承よりも上側を上部構造といい、支承よりも下側を下部構造という。
一般に高架道路橋の上部構造は、走行路(路面)における自動車の走行等にともなう揺れと、地震動による揺れとを区別して検出するのが困難である。一方、高架道路橋の下部構造は、走行路(路面)における自動車の走行等にともなう揺れが支承によって吸収されるので、走行路(路面)における自動車の走行等にともなう揺れと、地震動による揺れとを区別して検出できる。
この例では、図4に示す1つのトリガ用センサノード1と、6つの状態検知用センサノード2によって、モニタリング装置Mが構成される。トリガ用センサノード1に接続されているトリガ検知センサ100、および状態検知センサ101は、高架道路橋の下部構造に取り付けている。トリガ用センサノード1は、高架道路橋が地震動により揺れているかどうかを精度よく判定するため、接続されているトリガ検知センサ100をなるべく地面に近い位置で高架道路橋に取り付けるのが好ましい。
なお、トリガ用センサノード1本体は、高架道路橋の下部構造に限らず、上部構造に取り付けてもよい。
また、状態検知用センサノード2に接続されているトリガ検知センサ100、および状態検知センサ101は、計測対象の構造物である高架道路橋が地震動によって揺れているときに、この高架道路橋にかかる計測対象物理量をセンシングする位置に取り付けている。図4では、高架道路橋の上部構造に取り付けたトリガ検知センサ100、および状態検知センサ101を接続した3つの状態検知用センサノード2と、高架道路橋の下部構造に取り付けたトリガ検知センサ100、および状態検知センサ101を接続した3つの状態検知用センサノード2と、を示している。
なお、状態検知用センサノード2に接続されているトリガ検知センサ100、および状態検知センサ101は、高架道路橋の上部構造にのみ取り付けられていてもよいし、高架道路橋の下部構造にのみ取り付けられていてもよい。
なお、図4に示す6つの状態検知用センサノード2は、図4に示すトリガ用センサノード1の無線通信エリア内に位置する。
図5は、データ処理装置の主要部の構成を示すブロック図である。データ処理装置3は、制御部31と、操作部32と、表示部33と、記憶部34と、通信部35とを備える。制御部31は、データ処理装置3本体の動作を制御する。操作部32は、データ処理装置3本体に対するオペレータの操作を受け付ける。操作部32には、マウスやキーボード等の入力デバイスが接続されている。オペレータは、入力デバイスを操作する。表示部33は、接続されているディスプレイ等の表示デバイスにおける画面表示を制御する。記憶部34は、モニタリング装置Mから収集したセンシングデータ(計測対象の構造物にかかる計測対象物理量)等を記憶する。通信部35は、モニタリング装置Mとの通信や、データサーバ4との通信を制御する。
また、データ処理装置3は、制御部31において、モニタリング装置Mから受信したセンシングデータに対する集計、解析等のデータ処理を行い、その処理結果をデータサーバ4に送信する。
なお、データ処理装置3は、モニタリング装置Mから受信したセンシングデータに対する集計、解析等のデータ処理を行わず、受信したセンシングデータをデータサーバ4に送信する構成であってもよい。この場合、データサーバ4が、モニタリング装置Mから受信したセンシングデータに対する集計、解析等のデータ処理を行えばよい。
また、外部サーバ5は、複数のデータサーバ4と通信可能であり、データサーバ4を介して各データ処理装置3から受信したデータ処理の結果を保存する。
また、データ処理装置3、データサーバ4、または外部サーバ5のすくなくとも1つは、オペレータによるモニタリングシステムの各種設定情報の入力操作を受け付け、入力に応じた設定情報をモニタリングシステム内の各装置に送信する。例えば、外部サーバ5は、トリガ用センサノード1や、状態検知用センサノード2に対して、状態検知センサ制御回路12、13、14、22、23、24の動作パラメータやその補正値、計測処理を開始する条件等の各種設定情報の入力操作を受け付け、当該入力に応じた設定情報をデータサーバ4およびデータ処理装置3を介してトリガ用センサノード1、や状態検知用センサノード2に送信する。
次に、モニタリング装置Mの動作について説明する。図6は、トリガ用センサノードの動作を示すフローチャートである。図7、および図8は、状態検知用センサノードの動作を示すフローチャートである。図7は、状態検知センサ用ノードの第1の計測処理を示すフローチャートである。図8は、状態検知センサ用ノードの第2の計測処理を示すフローチャートである。
トリガ用センサノード1は、制御部10、トリガ検知センサ制御回路11、タイマ15、記憶部16、および無線通信部17に対する駆動電源を電源部18から常時供給している。また、トリガ用センサノード1は、状態検知センサ制御回路12、13、14に対する駆動電源の供給を必要に応じて一時的に行う。すなわち、トリガ用センサノード1は、状態検知センサ制御回路12、13、14および、接続されている状態検知センサ101に対して駆動電源を常時供給するのではなく、必要に応じて一時的に供給することによって、電力消費を抑制する構成である。
トリガ用センサノード1は、トリガ検知センサ制御回路11が接続されているトリガ検知センサ100から入力されているセンシング信号(トリガ検知センサ100の検知信号)を処理し、センシングデータ(トリガ用物理量)を取得する(s1)。トリガ検知センサ100は、高架道路橋の取付位置における振動をセンシングするセンサである。トリガ検知センサ制御回路11は、トリガ検知センサ100から入力されているセンシング信号を処理して取得したセンシングデータを用いて、高架道路橋におけるトリガ検知センサ100の取付位置が地震動によって揺れているかどうかを判定する(s2)。例えば、トリガ検知センサ100が加速度センサである場合は、s1で取得したセンシングデータである加速度が予め定めた検知閾値よりも大きければ、高架道路橋におけるトリガ検知センサ100の取付位置が地震動によって揺れていると判定する。また、トリガ検知センサ100が変位量センサである場合は、s1で取得したセンシングデータである変位量が予め定めた検知閾値よりも大きければ、高架道路橋におけるトリガ検知センサ100の取付位置が地震動によって揺れていると判定する。
s2では、トリガ検知センサ100によりセンシングされた加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の瞬時値を検知閾値と比べる値としてもよいし、ある程度の時間(数十ms〜1秒程度)にわたって、トリガ検知センサ100によりセンシングされた加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の絶対値の最大値を検知閾値と比べる値としてもよいし、ある程度の時間(数十ms〜1秒程度)にわたって計測した、加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の最大値と最小値との差分値(つまり振幅の大きさ)を検知閾値と比べる値としてもよいし、ある程度の時間(数十ms〜1秒程度)にわたって、トリガ検知センサ100によりセンシングされた加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の絶対値の平均値を検知閾値と比べる値としてもよい。s2で用いる検知閾値は、この検知閾値と比較する値の種別に応じて設定される。
トリガ用センサノード1は、s1、s2の処理を繰り返し、高架道路橋におけるトリガ検知センサ100の取付位置が地震動によって揺れていると判定すると、状態検知センサ制御回路12、13、14に対する駆動電源の供給を開始する(s3)。これにより、トリガ用センサノード1は、状態検知センサ制御回路12、13、14に接続されている状態検知センサ101が起動し、状態検知センサ101による計測対象物理量のセンシングを開始する。トリガ用センサノード1は、状態検知センサ制御回路12、13、14に接続されている状態検知センサ101から入力されているセンシング信号(状態検知センサ101の検知信号)を処理し、センシングデータを取得する。トリガ用センサノード1は、取得した状態検知センサ101によるセンシングデータを一時的に記憶部16に記憶する。
また、トリガ用センサノード1は、モニタリング装置Mを構成する状態検知用センサノード2に対して、センシング開始を指示するトリガ信号を無線通信部17から送信(出力)する(s4)。
トリガ用センサノード1は、状態検知センサ制御回路12、13、14に接続されている状態検知センサ101によるセンシングを一定時間(例えば、数十秒〜数分)行うと(s5)、状態検知センサ制御回路12、13、14に対する駆動電源の供給を停止する(s6)。これにより、トリガ用センサノード1は、状態検知センサ制御回路12、13、14に接続されている状態検知センサ101が停止し、s3で開始した状態検知センサ101による計測対象物理量のセンシングを終了する。
さらに、トリガ用センサノード1は、s3〜s6の間において取得したセンシングデータをデータ処理装置3に送信し(s7)、s1に戻る。
次に、図7および図8を参照しながら状態検知用センサノードの動作を説明する。状態検知用センサノード2は、図7に示す第1の計測処理、および図8に示す第2の計測処理を実行する。状態検知用センサノード2は、制御部20、タイマ25、記憶部26、および無線通信部27に対する駆動電源を電源部28から常時供給している。また、状態検知用センサノード2は、トリガ検知センサ制御回路21、および状態検知センサ制御回路22、23、24に対する駆動電源の供給を必要に応じて一時的に行う。すなわち、状態検知用センサノード2は、トリガ検知センサ制御回路21、状態検知センサ制御回路22、23、24および、接続されているトリガ検知センサ100、状態検知センサ101に対して駆動電源を常時供給するのではなく、必要に応じて一時的に供給することによって、電力消費を抑制する構成である。
図7を参照して第1の計測処理について説明する。状態検知用センサノード2は、予め定められている計測タイミングになると(s11)、トリガ検知センサ制御回路21に対する駆動電源の供給を開始する(s12)。計測タイミングは、適当な時間間隔で繰り返されるように設定される。例えば、毎正時や、前回の計測から一定時間経過したタイミングを計測タイミングとして定めている。s12で、駆動電源の供給が開始されたトリガ検知センサ制御回路21に接続されているトリガ検知センサ100が起動し、センシングを開始する。トリガ検知センサ制御回路21は、接続されているトリガ検知センサ100から入力されたセンシング信号(トリガ検知センサ100の検知信号)を処理して取得したセンシングデータ(トリガ用物理量)を用いて、高架道路橋におけるトリガ検知センサ100の取付位置の揺れの大きさが予め定めた揺れの大きさ(第1の揺れ閾値)よりも大きいかどうかを判定する(s13)。s13では、走行路(路面)における自動車の走行や強風等による高架道路橋の揺れが、大きいかどうかを判定している。例えば、トリガ検知センサ100が加速度センサである場合は、s12で取得したセンシングデータである加速度が予め定めた第1の揺れ閾値よりも大きいかどうかをs13で判定する。また、トリガ検知センサ100が変位量センサである場合は、s12で取得したセンシングデータである変位量が予め定めた第1の揺れ閾値よりも大きいかどうかをs13で判定する。
s13では、トリガ検知センサ100によりセンシングされた加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の瞬時値を第1の揺れ閾値と比べる値としてもよいし、ある程度の時間(数十ms〜1秒程度)にわたって、トリガ検知センサ100によりセンシングされた加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の絶対値の最大値を第1の揺れ閾値と比べる値としてもよいし、ある程度の時間(数十ms〜1秒程度)にわたって計測した、加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の最大値と最小値との差分値(つまり振幅の大きさ)を第1の揺れ閾値と比べる値としてもよいし、ある程度の時間(数十ms〜1秒程度)にわたって、トリガ検知センサ100によりセンシングされた加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の絶対値の平均値を第1の揺れ閾値と比べる値としてもよい。s13で用いる第1の揺れ閾値は、この第1の揺れ閾値と比較する値の種別に応じて設定される。
状態検知用センサノード2は、s13でトリガ検知センサ100の取付位置の揺れの大きさが予め定めた揺れの大きさよりも大きいと判定すると、状態検知センサ制御回路22、23、24に対する駆動電源の供給を開始する(s14)。これにより、状態検知用センサノード2は、状態検知センサ制御回路22、23、24に接続されている状態検知センサ101が起動し、状態検知センサ101による計測対象物理量のセンシングを開始する。状態検知用センサノード2は、状態検知センサ制御回路22、23、24に接続されている状態検知センサ101から入力されているセンシング信号を処理し、センシングデータを取得する。状態検知用センサノード2は、取得したセンシングデータを一時的に記憶部26に記憶する。
また、状態検知用センサノード2は、状態検知センサ制御回路22、23、24に接続されている状態検知センサ101によるセンシングを一定時間(例えば、数秒〜数十秒)行うと(s15)、トリガ検知センサ制御回路21、および状態検知センサ制御回路22、23、24に対する駆動電源の供給を停止する(s16)。これにより、状態検知用センサノード2は、トリガ検知センサ制御回路21に接続されているトリガ検知センサ100、および状態検知センサ制御回路22、23、24に接続されている状態検知センサ101が停止し、s14で開始した状態検知センサ101による計測対象物理量のセンシングを終了する。状態検知用センサノード2は、s14〜s16の間において取得したセンシングデータをデータ処理装置3に送信し(s17)、s11に戻る。
また、状態検知用センサノード2は、s13でトリガ検知センサ100の取付位置の揺れの大きさが予め定めた揺れの大きさよりも大きいと判定しないと、トリガ検知センサ制御回路21に対する駆動電源の供給を停止し(s18)、s11に戻る。
次に、図8を参照して、状態検知用センサノード2にかかる第2の計測処理について説明する。状態検知用センサノード2は、モニタリング装置Mを構成するトリガ用センサノード1からセンシング開始を指示するトリガ信号を受信するのを待つ(s21)。s21では、トリガ用センサノード1が上述したs4で出力したセンシング開始を指示するトリガ信号を受信するのを待っている。
状態検知用センサノード2は、s21でトリガ用センサノード1からセンシング開始を指示するトリガ信号を受信すると、状態検知センサ制御回路22、23、24に対する駆動電源の供給を開始する(s22)。これにより、状態検知用センサノード2は、状態検知センサ制御回路22、23、24に接続されている状態検知センサ101が起動し、状態検知センサ101による計測対象物理量のセンシングを開始する。状態検知用センサノード2は、状態検知センサ制御回路22、23、24に接続されている状態検知センサ101から入力されているセンシング信号を処理し、センシングデータを取得する。状態検知用センサノード2は、取得したセンシングデータを一時的に記憶部26に記憶する。
状態検知用センサノード2は、状態検知センサ制御回路22、23、24に接続されている状態検知センサ101によるセンシングを一定時間(例えば、数十秒〜数分)行うと(s23)、状態検知センサ制御回路22、23、24に対する駆動電源の供給を停止する(s24)。これにより、状態検知用センサノード2は、状態検知センサ制御回路22、23、24に接続されている状態検知センサ101が停止し、s22で開始した状態検知センサ101による計測対象物理量のセンシングを終了する。
また、状態検知用センサノード2は、s22〜s24の間において取得したセンシングデータをデータ処理装置3に送信し(s25)、s21に戻る。
このように、この例にかかるモニタリング装置Mは、高架道路橋が地震動により揺れが生じているかどうかを精度よく判定することができるので、地震動により揺れている高架道路橋の状態のセンシングが状態検知用センサノード2の第2の計測処理で適正に行える。また、状態検知用センサノード2の第1の計測処理で、地震動以外によって揺れている高架道路橋の状態のセンシングを行っている。すなわち、高架道路橋が、地震動によって揺れているときと、これ以外で揺れているときと、を区別して、当該高架道路橋にかかる計測対象物理量のセンシングが行える。また、トリガ用センサノード1の状態検知センサ制御回路12、13、14と、状態検知用センサノード2のトリガ検知制御回路21、および状態検知センサ制御回路22、23、24とは、駆動電源の供給が一時的に行われる構成であるので、モニタリング装置Mを構成するトリガ用センサノード1、および1または複数の状態検知用センサノード2における電力消費を抑制できる。
また、上記の例では、状態検知用センサノード2は、s11で計測タイミングであると判定すると、トリガ検知センサ100を駆動する構成であるとしたが、トリガ検知センサ100を常時駆動する構成にしてもよい。このように構成した状態検知用センサノード2は、図7に示した第1の計測処理にかかるs11、s12、およびs18にかかるステップをなくすことで、上述した計測タイミングであるかどうかに関わらず、高架道路橋におけるトリガ検知センサ100の取付位置の揺れの大きさが予め定めた揺れの大きさよりも大きければ、状態検知センサ101による高架道路橋の状態のセンシングを行うことができる。
ただし、s16では、状態検知用センサノード2は、トリガ検知センサ制御回路21に対する駆動電源の供給を停止しない(状態検知センサ制御回路22、23、24に対する駆動電源の供給については停止する。)。
また、状態検知用センサノード2は、上記の例におけるs15を、高架道路橋におけるトリガ検知センサ100の取付位置の揺れの大きさが予め定めた揺れの大きさ(第2の揺れ閾値)よりも大きいかどうかを判定するステップに置き換え、このs15で高架道路橋におけるトリガ検知センサ100の取付位置の揺れの大きさが予め定めた揺れの大きさよりも大きいと判定しないと、s16に進む構成にしてもよい。
この場合、s15では、ある程度の時間(数十ms〜1秒程度)にわたって、トリガ検知センサ100によりセンシングされた加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の絶対値の最大値を第2の揺れ閾値と比べる値としてもよいし、ある程度の時間(数十ms〜1秒程度)にわたって計測した、加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の最大値と最小値との差分値(つまり振幅の大きさ)を第2の揺れ閾値と比べる値としてもよいし、ある程度の時間(数十ms〜1秒程度)にわたって、トリガ検知センサ100によりセンシングされた加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の絶対値の平均値を第2の揺れ閾値と比べる値としてもよい。s15で用いる第2の揺れ閾値は、この第2の揺れ閾値と比較する値の種別に応じて設定される。また、この第2の揺れ閾値は、s13で用いる第1の揺れ閾値よりも小さい値に設定される。
また、状態検知用センサノード2は、s15で、一定時間経過したと判定した場合、または高架道路橋におけるトリガ検知センサ100の取付位置の揺れの大きさが予め定めた揺れの大きさよりも大きいと判定しなかった場合に、s16に進む構成にしてもよい。
さらに、状態検知用センサノード2は、ここで説明した、図7に示す処理におけるs11、s12、およびs18にかかるステップをなくした第1の計測処理と、後述する図9に示す第1の計測処理と、を並行して実行する構成にしてもよい。
なお、トリガ用センサノード1は、状態検知センサ制御回路12、13、14を備えていなくてもよい。また、状態検知用センサノード2は、トリガ検知センサ制御回路21を備えていなくてもよい。この場合には、上述した第1の計測処理を行わない構成としてもよいし、図9に示すように、図7に示したs12、s13、およびs18にかかるステップを削除した、第1の計測処理を行う構成としてもよい。図9では、図7に示したステップと同じ内容のステップについて同じステップ番号を付している。但し、s16、s17の処理にかかるセンサには、トリガ検知センサ100は含まれない。
また、状態検知用センサノード2は、優先的に地震動によって揺れているときにおける、高架道路橋にかかる計測対象物量をセンシングするという観点から、上述した第1の計測処理を実行しているときに、トリガ用センサノード1からセンシング開始を指示するトリガ信号を受信すると、第2の計測処理を割り込みで実行する構成にするのが好ましい。
また、モニタリング装置Mを構成する状態検知用センサノード2は、第1の計測処理を同期して行うようにしてもよい。この場合、モニタリング装置Mを構成するいずれかの状態検知用センサノード2が、s13で揺れが大きいと判定すると、他の状態検知用センサノード2に対して同期信号を送信し、この同期信号を受信した状態検知用センサノード2が第1の計測処理にかかるs14以降の処理を実行する構成にすればよい。
また、図6に示したトリガ用センサノード1の処理を図10に示す処理にし、図8に示した状態検知用センサノード2にかかる第2の計測処理を図11に示す処理にしてもよい。図10では、図6に示したステップと同じ内容のステップについて同じステップ番号を付している。また、図11では、図8に示したステップと同じ内容のステップについて同じステップ番号を付している。
図10にかかる処理は、上述したs5を、s31、およびs32に置き換えたものである。また、図11にかかる処理は、上述したs23をs41に置き換えたものである。
具体的には、トリガ用センサノード1は、上述したs1〜s4にかかる処理を行うと、高架道路橋におけるトリガ検知センサ100の取付位置の地震動による揺れが停止するのを待つ(s31)。s31では、トリガ検知センサ制御回路11が接続されているトリガ検知センサ100から入力されているセンシング信号を処理して取得したセンシングデータを用いて判定する。s5では、例えば、トリガ検知センサ100が加速度センサである場合は、センシングデータである加速度が予め定めた停止閾値よりも大きくなければ、高架道路橋におけるトリガ検知センサ100の取付位置の地震動による揺れが停止したと判定する。また、トリガ検知センサ100が変位量センサである場合は、センシングデータである変位量が予め定めた停止閾値よりも大きくなければ、高架道路橋におけるトリガ検知センサ100の取付位置の地震動による揺れが停止したと判定する。
s31では、ある程度の時間(数十ms〜1秒程度)にわたって、トリガ検知センサ100によりセンシングされた加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の絶対値の最大値を停止閾値と比べる値としてもよいし、ある程度の時間(数十ms〜1秒程度)にわたって計測した、加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の最大値と最小値との差分値(つまり振幅の大きさ)を停止閾値と比べる値としてもよいし、ある程度の時間(数十ms〜1秒程度)にわたって、トリガ検知センサ100によりセンシングされた加速度や変位量等のセンシングデータ(トリガ用物理量)の絶対値の平均値を停止閾値と比べる値としてもよい。s31で用いる停止閾値は、この停止閾値と比較する値の種別に応じて設定される。また、この停止閾値は、s2で用いる検知閾値よりも小さい値に設定される。
トリガ用センサノード1は、s31で高架道路橋におけるトリガ検知センサ100の取付位置の地震動による揺れが停止したと判定すると、モニタリング装置Mを構成する状態検知用センサノード2に対して、センシング停止を指示するトリガ信号を無線通信部17から送信(出力)し(s32)、上述したs6、s7にかかる処理を行う。
また、状態検知用センサノード2は、上述したs21、s22の処理を行うと、トリガ用センサノード1からセンシング停止を指示するトリガ信号を受信するのを待つ(s41)。状態検知用センサノード2は、トリガ用センサノード1からセンシング停止を指示するトリガ信号を受信すると、上述したs24、s25の処理を行う。
この図10、および図11に示す処理では、状態検知用センサノード2による高架道路橋の状態のセンシングが、高架道路橋が地震動により揺れている期間にわたって行える。
また、図12に示すように、モニタリング装置Mを構成する複数の状態検知用センサノード2を、第1の無線通信エリアと、第2の無線通信エリアとに分けて取り付けてもよい。第1の無線通信エリアと、第2の無線通信エリアとは、その一部が重なっている。第1の無線通信エリアは、トリガ用センサノード1が無線通信を行えるエリアである。第2の無線通信エリアは、第1の無線通信エリアと、第2の無線通信エリアとが重なっている位置に取り付けた状態検知用センサノード2が無線通信を行える範囲である。
この構成では、トリガ用センサノード1は、上述したs4、およびs7にかかるトリガ信号を第1の無線通信エリア内に位置する状態検知用センサノード2に送信する。また、第1の無線通信エリアと、第2の無線通信エリアとが重なっている位置に取り付けた状態検知用センサノード2が、第2の無線通信エリア内に取り付けた状態検知用センサノード2に、トリガ用センサノード1から送信されてきたトリガ信号を転送する。
これにより、各状態検知用センサノード2は、図7に示した処理を実行することができる。また、モニタリング装置Mを構成する複数の状態検知用センサノード2の取り付ける範囲を広くできるので、状態検知用センサノード2を取り付ける位置の自由度を向上できる。また、モニタリング装置Mが備える状態検知用センサノード2を増加させることができるので、建造物の状態を検出するのに必要なモニタリング装置Mの台数を減少させられる(トリガ用センサノード1の台数を減少できる。)。
なお、図12に示す例において、第1の無線通信エリアに位置する状態検知用センサノード2が、この発明で言う第1のグループに属する状態検知用センサノード2であり、第2の無線通信エリアに位置する状態検知用センサノード2が、この発明で言う第2のグループに属する状態検知用センサノード2である。第1の無線通信エリアと、第2の無線通信エリアとが重なっている位置に取り付けた状態検知用センサノード2は、第1のグループに属する。
また、トリガ用センサノード1と第1のグループに属する状態検知用センサノード2との接続や、第1のグループに属する状態検知用センサノード2と第2のグループに属する状態検知用センサノード2との接続については、無線に限らず、有線であってもよい。
データ処理装置3は、トリガ用センサノード1がs7で送信したセンシングデータ、および各状態検知用センサノード2がs17やs25で送信したセンシングデータを収集し、これらのセンシングデータを分析して、計測対象の構造物である高架道路橋の状態を判断する。
なお、トリガ用センサノード1は、地震動による揺れの大きさに応じて、センシング開始を指示するトリガ信号や送信する状態検知用センサノード2を異ならせてもよい。また、トリガ用センサノード1は、地震動による揺れの検出頻度に応じて、センシング開始を指示するトリガ信号や送信するようにしてもよい。
また、トリガ用センサノード1に接続されるトリガ検知センサ100は、計測対象の構造物が地震動によって揺れていることを精度よく検出できる位置に取り付けるのが好ましい。すなわち、地震動の揺れを精度よく検出できる位置が上述した支承よりも上の位置や、地面から比較的高い位置であれば、その位置に取り付けるのが好ましい。
M…モニタリング装置
1…トリガ用センサノード
2…状態検知用センサノード
3…データ処理装置
4…データサーバ
5…外部サーバ
10、20…制御部
11、21…トリガ検知センサ制御回路
12、13、14、22、23、24…状態検知センサ制御回路
15、25…タイマ
16、26…記憶部
17、27…無線通信部
18、28…電源部
18a、28a…バッテリ
100…トリガ検知センサ
101…状態検知センサ

Claims (10)

  1. 構造物にかかる計測対象物理量をセンシングするために前記構造物に取り付けられる状態検知センサが接続可能である状態検知用センサノードと、
    前記状態検知センサで前記構造物にかかる前記計測対象物理量をセンシングするセンシング期間を判断するのに用いるトリガ用物理量をセンシングするために前記構造物に取り付けられるトリガ検知センサが接続可能であるトリガ用センサノードと、を備え、
    前記トリガ用センサノードは、
    接続されている前記トリガ検知センサによりセンシングされたトリガ用物理量を処理して、前記構造物が地震動によって揺れていると判定すると、前記センシング期間の開始タイミングであると判断するタイミング判断部と、
    前記タイミング判断部において前記センシング期間の開始タイミングであると判断すると、その旨を前記状態検知用センサノードに出力する出力部と、を備え、
    前記状態検知用センサノードは、
    前記トリガ用センサノードから前記センシング期間の開始タイミングである旨の入力があると、接続されている前記状態検知センサに対して一時的に駆動電源を供給する電源部と、
    前記電源部が一時的に駆動電源を供給した前記状態検知センサによるセンシングで前記構造物にかかる前記計測対象物理量を取得する計測対象物理量取得部と、を備える、
    モニタリング装置。
  2. 前記状態検知用センサノードに接続される前記状態検知センサは、前記構造物の高さ方向において、前記トリガ用センサノードに接続される前記トリガ検知センサよりも上方に取り付けている、請求項1に記載のモニタリング装置。
  3. 前記構造物は、上部構造、前記上部構造を支える下部構造、および前記上部構造と前記下部構造との間に設けた振動を吸収する支承を有し、
    前記トリガ用センサノードに接続される前記トリガ検知センサは、前記構造物の前記下部構造に取り付けている、請求項1に記載のモニタリング装置。
  4. 前記構造物は、橋梁である、請求項1〜3のいずれかに記載のモニタリング装置。
  5. 前記トリガ用センサノードは、
    前記タイミング判断部は、前記出力部において前記センシング期間の開始タイミングである旨の出力を行った後、接続されている前記トリガ検知センサによりセンシングされたトリガ用物理量を処理して、前記構造物が地震動によって揺れていないと判定すると、前記センシング期間の終了タイミングであると判断し、
    前記出力部は、前記タイミング判断部が前記センシング期間の終了タイミングであると判断すると、その旨を前記状態検知用センサノードに出力する、
    請求項1〜4のいずれかに記載のモニタリング装置。
  6. 前記トリガ用センサノードと、前記状態検知用センサノードとは、無線通信により入出力を行う、請求項1〜5のいずれかに記載のモニタリング装置。
  7. 前記状態検知用センサノードは、前記トリガ用センサノードと通信を行う第1グループと、前記第1グループに属する前記状態検知用センサノードと通信を行う第2グループと、有する請求項1〜6のいずれかに記載のモニタリング装置。
  8. 前記状態検知用センサノードは、
    前記センシング期間において、接続されている前記状態検知センサでセンシングした前記構造物にかかる計測対象物理量を上位装置に出力する出力部を備えている、請求項1〜7のいずれかに記載のモニタリング装置。
  9. 請求項8に記載のモニタリング装置と、前記上位装置と、を備えるモニタリングシステムであって、
    前記上位装置は、
    前記状態検知用センサノードが前記センシング期間において前記状態検知センサでセンシングした前記構造物にかかる計測対象物理量を処理して前記構造物の状態を分析する分析部を備えている、
    モニタリングシステム。
  10. 構造物にかかる計測対象物理量をセンシングするために前記構造物に取り付けられる状態検知センサが接続可能である状態検知用センサノードと、
    前記状態検知センサで前記構造物にかかる前記計測対象物理量をセンシングするセンシング期間を判断するのに用いるトリガ用物理量をセンシングするために前記構造物に取り付けられるトリガ検知センサが接続可能であるトリガ用センサノードと、を備えるモニタリング装置におけるモニタリング方法であって、
    前記トリガ用センサノードが、
    接続されている前記トリガ検知センサによりセンシングされたトリガ用物理量を処理して、前記構造物が地震動によって揺れていると判定すると、前記センシング期間の開始タイミングであると判断するタイミング判断ステップと、
    前記タイミング判断ステップにおいて前記センシング期間の開始タイミングであると判断すると、その旨を出力部から前記状態検知用センサノードに出力する出力ステップと、を行い、
    前記状態検知用センサノードが、
    前記トリガ用センサノードから前記センシング期間の開始タイミングである旨の入力があると、接続されている前記状態検知センサに対して電源部から一時的に駆動電源を供給する電源供給ステップと、
    前記電源供給ステップで前記電源部から一時的に駆動電源を供給した前記状態検知センサによるセンシングで前記構造物にかかる前記計測対象物理量を取得する計測対象物理量取得ステップと、を行う、
    モニタリング方法。
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