JP2016079029A - ワーク搬送装置 - Google Patents
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Abstract
Description
複数のワークを一方向に搬送するコンベアと、
複数のワークを二次元方向に整列配置して保持する複数の保持部材と、
前記コンベアと前記複数の保持部材との間で、前記コンベアの搬送方向と交差する方向へ直線的に間欠移動する移載部材と、
前記コンベアに設けられ、搬送される複数のワークを一列に並べた状態で停止させるストッパと、
前記移載部材に設けられ、前記コンベア上のワークを保持するとともに、保持したワークを解放して前記保持部材に保持させる複数のチャックと、
複数の前記チャックを前記コンベアの搬送方向と平行に並べて構成され、前記移載部材の移動方向に間隔を空けて配された複数のチャック列とを備えているところに特徴を有する。
前記チャック列を構成する複数の前記チャックのうちいずれかの前記チャックが、他の前記チャックに対し、前記移載部材の移動方向と平行な方向へ相対移動可能とされていてもよい。
この構成によれば、移載部材の移動方向に離間した位置関係となっている複数の保持部材に移載する複数のワークを、1つのチャック列だけで一括して保持できるので、作業効率が良い。
前記複数の保持部材が、回転テーブルに設けられ、前記回転テーブルの回転に伴って、前記移載部材から前記ワークを受け取る投入位置から、ワークを排出する排出位置へ移動するようになっており、
前記排出位置と前記コンベアとの間には、前記コンベアの搬送方向と交差する方向へ直線的に間欠移動することで、前記排出位置に移動した複数のワークを前記コンベアへ移載する排出部材が設けられ、
前記排出部材は、前記排出位置における前記複数の保持部材の全てと対応するように配置され、前記排出位置のワークを保持するとともに、保持したワークを前記コンベア上で解放する複数の排出用チャックを有し、
前記複数の排出用チャックは、前記コンベアの搬送方向と平行に並ぶことで排出用チャック列を構成し、
前記排出用チャック列は、前記排出部材の移動方向に間隔を空けて複数列設けられていてもよい。
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図12を参照して説明する。本実施例1のワーク搬送装置Aは、研磨装置Bに適用したものである。研磨装置Bは、図1に示すように、鉛直軸を中心に間欠的に回転する円形の回転テーブル10を有する。回転テーブル10上における回転中心から偏心し、且つ周方向に等角度間隔を空けた4位置には、円形をなす治具11が固定して設けられている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、投入位置の第1保持部材と第4保持部材が、コンベアの搬送方向において他の保持部材と並ばずに単独で配置されているため、1つのチャック列を構成する3つ(複数)のチャックのうち1つ(いずれか)の可動チャックを、移載部材の移動方向と平行に相対移動させるようにしたが、投入位置における全ての保持部材が、排出位置のように、コンベアの搬送方向に沿って他の保持部材と並ぶ位置関係となっている場合には、チャック列を構成する複数のチャックの相対的な位置関係は変わらず一定であってもよい。
(2)上記実施例では、研磨装置に適用した場合について説明したが、本発明は研磨装置以外の装置や機器にも適用できる。
(3)上記実施例では、6つ(複数)の保持部材が同一円周上に等角度間隔で(つまり、正多角形の頂点を構成するように)配置されているが、複数の保持部材の配置形態としては、同一円周状に不等角度間隔で配置されていてもよく、縦横に格子状に整列してもよく、ランダムに配置されていてもよい。
(4)上記実施例では、1つの加工治具に6つの保持部材が設けられているが、1つの加工治具に設ける保持部材の数は、5つ以下でもよく、7つ以上でもよい。
(5)上記実施例では、コンベア上において1つのストッパが1つのワークを停止させるようにしたが、1つのストッパが複数のワークを数珠繋ぎ状に停止させてもよい。
(6)上記実施例では、1つのチャック列が3つのチャックで構成されているが、1つのチャック列を構成するチャックの数は、2つでもよく、4つ以上でもよい。
(7)上記実施例では、1つの排出用チャック列が2つの排出用チャックで構成されているが、1つの排出用チャック列を構成する排出用チャックの数は、3つ以上としてもよい。
(8)上記実施例において、排出部材に設けられている複数の排出用チャックのうちいずれかの排出用チャックを、他の排出用チャックに対して相対的に移動可能としてもよい。
W…ワーク
Pe…排出位置
Pi…投入位置
10…回転テーブル
12a…第1保持部材(保持部材)
12b…第2保持部材(保持部材)
12c…第3保持部材(保持部材)
12d…第4保持部材(保持部材)
12e…第5保持部材(保持部材)
12f…第6保持部材(保持部材)
13…コンベア
14…第1ストッパ(ストッパ)
15…第2ストッパ(ストッパ)
16…第3ストッパ(ストッパ)
20…移載部材
21…固定チャック(チャック)
22…可動チャック(チャック)
24…チャック列
30…排出部材
31…排出用チャック
32…排出用チャック列
Claims (3)
- 複数のワークを一方向に搬送するコンベアと、
複数のワークを二次元方向に整列配置して保持する複数の保持部材と、
前記コンベアと前記複数の保持部材との間で、前記コンベアの搬送方向と交差する方向へ直線的に間欠移動する移載部材と、
前記コンベアに設けられ、搬送される複数のワークを一列に並べた状態で停止させるストッパと、
前記移載部材に設けられ、前記コンベア上のワークを保持するとともに、保持したワークを解放して前記保持部材に保持させる複数のチャックと、
複数の前記チャックを前記コンベアの搬送方向と平行に並べて構成され、前記移載部材の移動方向に間隔を空けて配された複数のチャック列とを備えていることを特徴とするワーク搬送装置。 - 前記チャック列を構成する複数の前記チャックのうちいずれかの前記チャックが、他の前記チャックに対し、前記移載部材の移動方向と平行な方向へ相対移動可能とされていることを特徴とする請求項1記載のワーク搬送装置。
- 前記複数の保持部材が、回転テーブルに設けられ、前記回転テーブルの回転に伴って、前記移載部材から前記ワークを受け取る投入位置から、ワークを排出する排出位置へ移動するようになっており、
前記排出位置と前記コンベアとの間には、前記コンベアの搬送方向と交差する方向へ直線的に間欠移動することで、前記排出位置に移動した複数のワークを前記コンベアへ移載する排出部材が設けられ、
前記排出部材は、前記排出位置における前記複数の保持部材の全てと対応するように配置され、前記排出位置のワークを保持するとともに、保持したワークを前記コンベア上で解放する複数の排出用チャックを有し、
前記複数の排出用チャックは、前記コンベアの搬送方向と平行に並ぶことで排出用チャック列を構成し、
前記排出用チャック列は、前記排出部材の移動方向に間隔を空けて複数列設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のワーク搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014215476A JP6397304B2 (ja) | 2014-10-22 | 2014-10-22 | ワーク搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014215476A JP6397304B2 (ja) | 2014-10-22 | 2014-10-22 | ワーク搬送装置 |
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JP2016079029A true JP2016079029A (ja) | 2016-05-16 |
JP6397304B2 JP6397304B2 (ja) | 2018-09-26 |
Family
ID=55957534
Family Applications (1)
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JP2014215476A Active JP6397304B2 (ja) | 2014-10-22 | 2014-10-22 | ワーク搬送装置 |
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JP (1) | JP6397304B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0166995U (ja) * | 1987-10-22 | 1989-04-28 | ||
JPH0376814U (ja) * | 1989-11-30 | 1991-08-01 | ||
JP2005021994A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Honda Motor Co Ltd | 無段変速機の無端ベルト用金属リングの研磨方法及びその装置 |
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2014
- 2014-10-22 JP JP2014215476A patent/JP6397304B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0166995U (ja) * | 1987-10-22 | 1989-04-28 | ||
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JP2005021994A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Honda Motor Co Ltd | 無段変速機の無端ベルト用金属リングの研磨方法及びその装置 |
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JP6397304B2 (ja) | 2018-09-26 |
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