JP2016078208A - ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットのアームの関節の駆動装置や配線等のスペースを確保し、アームの軽量化を図る。
【解決手段】発明は、複数の関節を有するアームを備えるロボットであり、複数の関節のうちの少なくとも一つの関節の駆動装置は、圧電駆動装置であり、複数の関節のうちの少なくとも一つの関節の駆動装置は、電気モーターである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットに関する。
特許文献1のロボット装置のように多関節のロボットアームを有するロボットが提案されている。このロボット装置では、各関節の駆動は、電磁モーター(「電気モーター」とも呼ぶ)と減速機と、を有する駆動装置によって実行されている。
特開2014−84989号公報
しかし、電磁モーターは、その実装スペースが大きくなる傾向にあるため、ロボットアームの関節の駆動装置として電磁モーターによる駆動装置を利用した場合、以下のような問題がある。すなわち、ロボットアーム内の駆動装置の実装スペースを優先すればロボットアームの太さ等のサイズが大きくなり、逆に、ロボットアームの太さ等のサイズを優先すれば、駆動装置やこれに関わる配線等のスペースの確保が困難となる、という問題がある。とくに、ロボットアームの先端側に向けて、アームの太さを細くする構造とした場合、その問題は特に顕著となる。また、電磁モーターによる駆動装置を利用した場合、ロボットアームの自重が大きくなるため、ロボットアームの根元(ベース)側の駆動装置ほど、大型で大出力な電磁モーターによる駆動装置を要することとなるので、ロボットアームの軽量化、特に、先端(手首)側を軽量化することが望まれている。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、複数の関節を有するアームを備えるロボットが提供される。このロボットは、前記複数の関節のうちの少なくとも一つの関節の駆動装置は、圧電駆動装置であり、前記複数の関節のうちの少なくとも一つの関節の駆動装置は、電気モーターである。
この形態のロボットでは、圧電駆動装置によって構成された駆動装置は、電気モーターによって構成された駆動装置に比べて小型化、薄型化、軽量化が可能であり、内部スペース広げることが可能であり、配線スペース等の内部のスペースが不足することを抑制することが可能である。
(2)上記形態のロボットにおいて、エンドエフェクターが取り付け可能であり、前記アームの先端部分を回動させる関節の駆動装置は、前記圧電駆動装置であることとしてもよい。
この形態のロボットでは、アームの先端部分において、アームの内部スペースを広げることが可能であり、ケーブル等の配置のためのスペースが不足することを抑制することが可能である。また、アームの先端部分の軽量化が可能である。
(3)上記形態のロボットにおいて、前記エンドエフェクターは、前記圧電駆動装置によって駆動されるようにしてもよい。
この形態のロボットによれば、さらに、アームの先端の軽量化が可能である。
(4)上記形態のロボットにおいて、前記圧電駆動装置は、第1面及び第2面を有する振動板と、前記振動板の前記第1面及び第2面のうちの少なくとも一方の面に配置された振動構造体と、を有し、前記振動構造体は、圧電体と、前記圧電体を挟持する第1電極及び第2電極とを有するようにしてもよい。
この形態のロボットによれば、駆動装置の小型化や薄型化、軽量化を図ることができる。
一実施形態としてロボットアームを有するロボットの一例を示す説明図である。 エンドエフェクターが取り付けられたロボットアームの手首部分を拡大して示す説明図である。 図2の第8の関節の部分を拡大して示す概略斜視図である。 圧電駆動装置の一例を示す説明図である。 圧電駆動装置の動作原理について示す説明図である。 他の例のエンドエフェクターが取り付けられたロボットアームの手首部分を拡大して示す説明図である。
A.実施形態:
図1は、一実施形態としてロボットアーム2000を有するロボット1000の一例を示す説明図である。このロボット1000は、ロボットアーム2000と、ロボットアーム2000の先端に取り付けられるエンドエフェクターとしてのロボットハンド3000と、を備えている。ロボットアーム2000は、基台2100及び複数のリンク部2010〜2080と、複数の関節J1〜J6と、複数の固定の連結部L1,L2と、を有している。
基台2100及び複数のリンク部2010〜第8のリンク部2080は、複数の関節J1〜J6及び複数の固定の連結部L1,L2で連結されている。第1の連結部L1及び第2の連結部L2は不可動性の連結部であり、第1のリンク部2010に対して、第2のリンク部2020及び第3のリンク部2030が一定姿勢を保つように固定されている。これに対して、第1の関節J1〜第6の関節J6の6つの関節は可動性結合の連結部であり、各関節J1〜J6を介して連結されている部材同士が相対的に回動可能である。具体的には、第1〜第3のリンク部2010〜2030は、第1の関節J1によって、回動軸X1を中心として基台2100に対して回動可能である。第4のリンク部2040の一方端部は、第2の関節J2によって、回動軸X2を中心として第3のリンク部2030に対して回動可能である。第5のリンク部2050は、第3の関節J3によって、回動軸X3を中心として第4のリンク部2040の他方端部に対して回動可能である。第6のリンク部2060は、第4の関節J4によって、回動軸X4を中心として第5のリンク部2050に対して回動可能である。第7のリンク部2070は、第5の関節J5によって、第6のリンク部2060の第4の関節J4によって連結されている部分とは反対側のリンク部分2062に対して、回動軸X5を中心として回動可能である。第8のリンク部2080は、第6の関節J6によって、回動軸X6を中心として第7のリンク部2070に対して回動可能である。
第8のリンク部2080の先端面には、ロボットハンド3000が取り付けられている。ロボットハンド3000は、一対の把持部3003によって対象物(不図示)を把持することができるエンドエフェクターであり、ワークを把持することや、ドライバー等を把持してワークのネジ締めを行なうこと、等の種々の作業を行なう場合に広く利用される。
なお、第6のリンク部2060のリンク部分2062と、第7のリンク部2070と、第8のリンク部2080とは、ロボットアーム2000の先端の手首部分に相当し、第5の関節J5及び第6の関節J6は手首部分の関節に相当する。第8のリンク部2080が本発明の「アームの先端部分」に相当する。
6つの関節J1〜J6には、それぞれの関節を任意の角度だけ回動または屈曲させるための駆動装置D1〜D6が設けられている。手首部分の2つの関節J5,J6を除く4つの関節J1〜J4の駆動装置D1〜D4には、それぞれ、不図示の電気モーター及び減速機(但し、減速機は省略可能)により構成される一般的な駆動装置が用いられている。これに対して、手首部分の2つの関節J5,J6の駆動装置D5,D6には、それぞれ、後述する圧電駆動装置により構成される駆動装置が用いられている。
図2は、エンドエフェクターが取り付けられたロボットアーム2000の手首部分を拡大して示す説明図である。ロボットアーム2000の手首部分の関節の一つである第5の関節J5では、第6のリンク部2060の一対のリンク部分2062が第7のリンク部2070を挟持して、第8のリンク部2080が回動軸X5周りに回動可能となるように取り付けられている。第5の関節J5の駆動装置D5は、一対のリンク部分2062にそれぞれ設けられ、回動軸X5を中心軸とするローターR5と、第8のリンク部2080に設けられ、一対のローターR5をそれぞれ相対的に回動させる一対の圧電駆動装置10Aと、を備えている。なお、一対の圧電駆動装置10Aのみを駆動装置D5と呼ぶ場合もある。
また、ロボットアーム2000の手首部分の関節の他の一つである第6の関節J6では、第7のリンク部2070に対して、第8のリンク部2080が回動軸X6周りに回動可能に取り付けられている。第6の関節J6の駆動装置D6は、第8のリンク部2080に設けられ、回動軸X6を中心軸とするローターR6と、第7のリンク部2070に設けられ、ローターR6を回動させる一対の圧電駆動装置10Bと、を備えている。なお、一対の圧電駆動装置10Bのみを駆動装置D6と呼ぶ場合もある。
図3は、図2の第6の関節J6の部分を拡大して示す概略斜視図である。第8のリンク部2080に設けられたローターR6は円環形状を有しており、一対の圧電駆動装置10Bは、回動軸X6に垂直なローターR6の円環面上の点対称な位置で、それぞれ、後述する圧電駆動装置10Bの突起部が当接されるように、第7のリンク部2070に搭載されている(図2参照)。第6の関節J6は、一対の圧電駆動装置10BがローターR6を回動させることにより、第8のリンク部2080及びロボットハンド3000を回動軸X6周りに回動させる。なお、圧電駆動装置によるローターの回動動作については後述する。
なお、図示は省略するが、第6のリンク部2060の一対のリンク部分2062に設けられた一対のローターR5(図2参照)も、図3に示したローターR6と同様に円環形状を有しており、一対の圧電駆動装置10Aは、それぞれ、対応するローターR5の円環面上で、後述する圧電駆動装置10Aの突起部が当接されるように、第7のリンク部2070に搭載されている。第5の関節J5も、一対の圧電駆動装置10AがそれぞれのローターR5を相対的に回動させることにより、第8のリンク部2080及びロボットハンド3000を回動軸X5周りに回動させる。
ロボットハンド3000には、図2に示すように、一対の把持部3003が立設されている。把持部3003の基端部はロボットハンド3000内で移動可能となっており、この把持部3003の根元の部分に圧電駆動装置10Cの突起部が当接されるように搭載されている。このため、圧電駆動装置10Cを動作させることで、把持部3003を移動させて対象物を把持することができる。
なお、上述したように、ローターR5,R6は円環形状を有しているので、中央の開口部を介して種々のケーブル等(電気配線、チューブ等)を通すことが可能である。
図4は、圧電駆動装置の一例を示す説明図である。なお、以下では、説明の都合上、図4中の紙面手前側を「表側」、その反対側を「裏側」と言う。この圧電駆動装置10は、図2に示した圧電駆動装置10A〜10Cに対応する圧電駆動装置の一例を示している。圧電駆動装置10は、不図示の駆動回路によって駆動され、被駆動体としてのローターDEの中心軸X0を中心として回転させる。圧電駆動装置10A,10B,10Cの駆動回路は、それぞれ、図1の基台2100内に搭載された制御部に搭載されている。
圧電駆動装置10は、5つの圧電素子651を含む2組の振動構造体65と、これらの間に挿んで貼り合わされた振動板66とを有する積層体である。
振動構造体65の5つの圧電素子651は、それぞれ、圧電体と、圧電体を挟持する第1電極及び第2電極とを有している(図示省略)。なお、第1電極と第2電極のどちらか一方の電極は共通電極としてもよい。これらの圧電素子651は、不図示の駆動回路に電気的に接続されている。なお、振動構造体65に含まれる圧電素子651は少なくとも1つあればよく、その数や配置は、これ以外の種々のものを採用可能である。また、振動構造体65は、振動板66の2つの面(第1面及び第2面)のうちの少なくとも一方に設けられていればよい。
圧電駆動装置10の端部には、突起部67が設けられている。圧電駆動装置10の両側面には、圧電駆動装置10を支持するための複数の支持部68が後述する振動の節に対応する位置に設けられている。これらの支持部68は、振動板66と一体的に形成されている。なお、振動板66の同一の側面から突出している複数の支持部68同士は、連結板69を介して連結されていることが好ましい。
図5は、圧電駆動装置の動作原理について示す説明図である。なお、図5は、説明を容易にするため、図4の5つの圧電素子651のうち、対角線状に配置された4つの圧電素子651のみを示し、中央の1つの圧電素子651を省略して示している。圧電駆動装置10は、圧電素子651に一定周期で電圧を印加したときに、圧電駆動装置10の突起部67が伸縮又は楕円運動することによって動作する。すなわち、図5(a)に示すように、互いに対角線の位置にある2つの圧電素子651を1組として、特定の周波数の電圧を印加すると、圧電駆動装置10は、屈曲して蛇行形状(S字形状)に変形し、突起部67の先端が特定の方向に往復運動するか、又は、楕円運動する。この結果、突起部67に接するローターDE(図4)が所定の方向に回転する。また、図5(b)に示すように、他の1組の圧電素子651に特定の周波数の電圧を印加すると、ローターDEは逆方向に回転する。なお、圧電駆動装置10(又は振動構造体65)のこのような動作については、先行技術文献(特開2004−320979号公報、又は、対応する米国特許第7224102号)に記載されており、その開示内容は参照により組み込まれる。
なお、図4,5では、圧電駆動装置10によりローターDEを回転させる場合、すなわち、圧電駆動装置10により被駆動体を回転運動させる場合を例に説明したが、ロボットハンド3000の把持部3003のように、被駆動体を直線運動させることも可能である。
この圧電駆動装置10を圧電駆動装置10Aとして用いることにより、上述したように、第5の関節J5において、一対の圧電駆動装置10AがそれぞれのローターR5を相対的に回動させて、第8のリンク部2080及びロボットハンド3000を回動軸X5周りに回動させることができる。また、同様に、圧電駆動装置10を圧電駆動装置10Bとして用いることにより、上述したように、第6の関節J6において、一対の圧電駆動装置10BがローターR6を回動させて、第8のリンク部2080及びロボットハンド3000を回動軸X6周りに回動させることができる。さらにまた、圧電駆動装置10を圧電駆動装置10Cとして用いることにより、ロボットハンド3000において、把持部3003を移動させて対象物を把持することができる。
なお、制御部(不図示)は、予め記憶されているプログラムに基づいて駆動装置D1〜D6の動作を制御する。なお、制御部の構成としては、特に限定されず、例えば、専用回路として実現してもよく、或いはマイクロプロセッサーとメモリーとを有する回路構成を採用することができる。
ここで、発明が解決しようとする課題で説明したように、ロボットアーム内の駆動装置の実装スペースを優先すればロボットアームの太さ等のサイズが大きくなり、逆に、ロボットアームの太さ等のサイズを優先すれば、駆動装置やこれに関わる配線等のスペースの確保が困難となる、という問題がある。また、電気モーターによる駆動装置を利用した場合、ロボットアームの自重が大きくなるため、ロボットアームの根元(基台)側の駆動装置ほど、大型で大出力な電気モーターによる駆動装置を要することとなるため、ロボットアームの軽量化、特に、先端(手首)側を軽量化することが好ましい。さらにまた、ロボットアームの自重による撓みを抑制すべく、ロボットアームの軽量化、特に、先端(手首)側を軽量化することが好ましい。しかしながら、アームの各関節の駆動装置を、電気モーターによる駆動装置で構成した場合、駆動装置の配置スペース及び配線等のスペースを確保するために、これらに要する装置サイズに依存してアームの先端側が太くなり、また、アームの先端側にかけて自重を軽くすることが困難となる。
これに対して、本実施形態のロボット1000のロボットアーム2000では、上述したように、手首の関節に相当する関節J5,J6の駆動装置D5,D6を圧電駆動装置10A,10Bにより構成している。圧電駆動装置10A,10Bは、図4に示した圧電駆動装置10の構造を有しており、駆動源として一般的な電気モーターに比べて小型化、薄型化、軽量化が可能な構造を有している。このため、駆動装置D5,D6を小型、軽量化することが可能である。これにより、手首の関節に相当する関節J5,J6において、駆動装置D5,D6の配置スペースや配線スペース等を確保しつつ、手首部分の大きさを小型化、軽量化することが可能であり、自重による撓みを抑制することが可能である。
また、圧電駆動装置10A,10Bが駆動するローターR5,R6は、図3に示したように円環形状を有しており、中央の開口部を介して種々のケーブル等(電気配線、エアチューブ等)を通すことが可能であり、ケーブル等の配置スペース不足を改善することができる。
上記実施形態の図1及び図2では、ロボットアーム2000の先端に取り付けられるエンドエフェクターとして、一対の把持部3003を有するロボットハンド3000を例に示しているが、これに限定されるものではなく、種々のエンドエフェクターの適用が可能である。
図6は、他のエンドエフェクターが取り付けられたロボットアーム2000の手首部分を拡大して示す説明図である。この例では、ロボットアーム2000の第8のリンク部2080の先端にロボットハンド3000Bが取り付けられている。このロボットハンド3000Bは、先端面3010に設けられた複数の吸気口3012から吸気されるエアーによる負圧を利用して、吸着対象物K1を先端面3010で吸着する吸着ハンドである。
複数の吸気口3012は、第8のリンク部2080、第7のリンク部2070、および、第6のリンク部2060のリンク部分2062の内部空間に配置されたエアーチューブ80を介して第6のリンク部2060の内部空間に搭載された吸着ポンプ70の吸気口75に接続されている。吸着ポンプ70は、ダイアフラム型真空ポンプを例に示している。この吸着ポンプ70は、圧電駆動装置71(図4の圧電駆動装置10に相当)によって発生するローター72の回転運動を、ダイアフラム(隔膜)74とローター72との間を接続したコネクティングロッド73によって、ダイアフラム74の往復運動に変換する。これにより、吸気口75の吸気弁77及び排気口76の排気弁78の開閉を行ない、吸気口3012から吸気されるエアーによって負圧を発生させて、先端面3010で吸着対象物K1を吸着する。
なお、吸着ポンプ70は、ダイアフラム型真空ポンプに限定されるものではなく、種々のポンプを利用することが可能である。また、図6の例では、吸着ポンプ70およびエアーチューブ80をロボットアーム2000の内部に搭載した構成として説明したが、第6のリンク部2060の外部に吸着ポンプ70を搭載し、ロボットアーム2000の外部で吸着ポンプ70とロボットハンド3000Bとをエアーチューブ80で接続する構成とすることもできる。
また、図1及び図2に示したロボットハンド3000は、把持部3003を圧電駆動装置10Cで駆動する場合を例に説明したが、エアーシリンダーや油圧シリンダー等を利用して把持部3003を駆動する構造のロボットハンドとすることも可能である。
また、上述したロボットハンド3000,3000B以外のエンドエフェクターが取り付けられる場合には、それに応じて対応する駆動装置が搭載される。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記実施形態では、ロボット1000のロボットアーム2000の複数の関節J1〜J6のうち可動可能な関節の数が6であるが、本発明では、これに限定されず、3以上の任意の数であってもよい。
B2.変形例2:
上記実施形態では、ロボットアーム2000の手首部分に対応する2つの関節J5,J6の駆動装置D5,D6を圧電駆動装置10A,10Bによる駆動装置としたが、これに限定されるものではない。第6の関節J6を不可動性結合の連結部(固定の連結部)とし、第5の関節J5の駆動装置のみを圧電駆動装置による駆動装置としても良い。また、他の関節の駆動装置を圧電駆動装置による駆動装置としてもよい。ロボットアームの複数の関節のうち、少なくとも一つの関節の駆動装置を圧電駆動装置によって構成する駆動装置とするとともに、少なくとも一つの関節の駆動装置を電気モーターによって構成する駆動装置とすればよい。
B3.変形例3:
上記実施形態のロボット1000は、1つのロボットアーム2000を有する場合を例に説明しているが、これに限定されるものではなく、複数のロボットアームを有するロボットであってもよい。複数のロボットアームを有する場合には、それぞれのロボットアームにおいて、複数の関節のうち、少なくとも一つの関節の駆動装置を圧電駆動装置によって構成する駆動装置とするとともに、少なくとも一つの関節の駆動装置を電気モーターによって構成する駆動装置とすればよい。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…圧電駆動装置
10A,10B,10C…圧電駆動装置
65…振動構造体
66…振動板
67…突起部
68…支持部
69…連結板
70…吸着ポンプ
71…圧電駆動装置
72…ローター
73…コネクティングロッド
74…ダイアフラム
75…吸気口
76…排気口
77…吸気弁
78…排気弁
80…エアーチューブ
651…圧電素子
1000…ロボット
2000…ロボットアーム
2010〜2080…リンク部
2062…リンク部分
2100…基台
3000…ロボットハンド
3000B…ロボットハンド
3003…把持部
3010…先端面
3010吸着…先端面
3012…吸気口
L1,L2…連結部
J1〜J6…関節
X1〜X6…回動軸
X0…中心軸
D1〜D6…駆動装置
K1…吸着対象物
R5,R6…ローター(被駆動体)
DE…ローター(被駆動体)

Claims (4)

  1. 複数の関節を有するアームを備えるロボットであって、
    前記複数の関節のうちの少なくとも一つの関節の駆動装置は、圧電駆動装置であり、
    前記複数の関節のうちの少なくとも一つの関節の駆動装置は、電気モーターである
    ことを特徴とするロボット。
  2. 請求項1に記載のロボットであって、
    エンドエフェクターが取り付け可能であり、前記アームの先端部分を回動させる関節の駆動装置は、前記圧電駆動装置であることを特徴とするロボット。
  3. 請求項1または請求項2に記載のロボットであって、
    前記エンドエフェクターは、前記圧電駆動装置によって駆動されることを特徴とするロボット。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のロボットであって、
    前記圧電駆動装置は、
    第1面及び第2面を有する振動板と、前記振動板の前記第1面及び第2面のうちの少なくとも一方の面に配置された振動構造体と、を有し、
    前記振動構造体は、圧電体と、前記圧電体を挟持する第1電極及び第2電極とを有する、
    ことを特徴とするロボット。
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