JP2016077390A - 被災者用ストレッチャーシートおよびその使用方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】被災者をストレッチャーから降ろす際に、吸水シートからの体液などの戻りがなく、ストレッチャー、手や衣服などに体液が付着しないストレッチャーシートを提供する。
【解決手段】不透水性シートおよびその上に配置された吸水シートからなる被災者用ストレッチャーシートであって、該吸水シートは水不溶性吸水性樹脂を含有すると共に被災者を横たえる広さを有し、該不透水性シートは、吸水シートよりも広く、吸水シートと共に折り返して、吸水シートの上に横たわる被災者を両側から覆うことが可能な大きさである被災者用ストレッチャーシートである。
【選択図】 図1
【解決手段】不透水性シートおよびその上に配置された吸水シートからなる被災者用ストレッチャーシートであって、該吸水シートは水不溶性吸水性樹脂を含有すると共に被災者を横たえる広さを有し、該不透水性シートは、吸水シートよりも広く、吸水シートと共に折り返して、吸水シートの上に横たわる被災者を両側から覆うことが可能な大きさである被災者用ストレッチャーシートである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、被災者用ストレッチャーシートおよびその使用方法に関する。詳しくは被災者から出る血液などの体液の漏れがないストレッチャーシートおよびその使用方法に関する。
事故、災害時等における被災者を運搬救助するためにストレッチャー(担架)が利用されている。ストレッチャーは。通常、車輪付きのフレームと、このフレームの上部に設けられた寝台とから構成されている。被災者は寝台上に寝かせられた状態で搬送され、病院に到着すると救急隊員によって治療台に移し替えられる。その際に被災者からの血液などの量が多い場合や病院の治療台等に移し替える際に、寝台の上の毛布やシーツから血液などが染み出してストレッチャーを汚したり、手や衣服に血液などが付くことがある。血液や体液が付着すると不快感はおろか二次感染を伴うという危険な場合も生じる。なお、ストレッチャーの上には血液などの体液が付着するのを防止する見地から、布製や紙製のストレッチャーシートが敷かれているが、被災者からの血液などの体液が漏れないストレッチャーシートが求められていた。
これに対して、通気性および保温性を有する外側シートと、外縁部が外側シートに接合された吸着シートとを具備し、外側シートと吸着シートとの間に空気は通すが前記の体液などの通過は阻止する通気層を形成した救急医療用シート(特許文献1)や、パルプ不織布の裏面に合成樹脂材を接着して防滑ラミネート処理を施して帯状のシート材を形成し、該シート材の長尺方向の一方端部を折り返し、該折り返し部の両側を接着して袋状部を形成した医療用シート(特許文献2)が提案されている。
しかしながら、上記の医療用シートを用いれば、血液などの体液の漏れは一時的には改善されているが、被災者をシートから離した際に、シートに吸収されていた体液などが逆戻りして滲み、ストレッチャー、手や衣服に血液などが付くことがあり、さらなる改善が求められている。
本発明は、被災者をストレッチャーから降ろす際に、吸水シートからの体液などの戻りがなく、ストレッチャー、手や衣服などに体液が付着しないストレッチャーシートを提供することである
本発明は、被災者をストレッチャーから降ろす際に、吸水シートからの体液などの戻りがなく、ストレッチャー、手や衣服などに体液が付着しないストレッチャーシートを提供することである
本発明者らは、上記の課題に鑑み、鋭意研究の結果、ストレッチャーシートの構造と、吸水シートに水不溶性吸水性樹脂を含有させれば解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、不透水性シートおよびその上に配置された吸水シートからなる被災者用ストレッチャーシートであって、
該吸水シートは水不溶性吸水性樹脂を含有すると共に被災者を横たえる広さを有し、該不透水性シートは、吸水シートよりも広く、吸水シートと共に折り返して、吸水シートの上に横たわる被災者を両側から覆うことが可能な大きさである被災者用ストレッチャーシートである。
すなわち、本発明は、不透水性シートおよびその上に配置された吸水シートからなる被災者用ストレッチャーシートであって、
該吸水シートは水不溶性吸水性樹脂を含有すると共に被災者を横たえる広さを有し、該不透水性シートは、吸水シートよりも広く、吸水シートと共に折り返して、吸水シートの上に横たわる被災者を両側から覆うことが可能な大きさである被災者用ストレッチャーシートである。
さらに本発明は、上記水不溶性吸水性樹脂が下記の条件を満たすものであることを特徴とする。
(1)生理食塩水に対する吸水量が20〜1,000g/g
(2)保水量/吸水量が0.55〜1.00
(3)ゲル弾性率が2×103〜12×103N/m2
さらに本発明は、上記水不溶性吸水性樹脂が、その粒子が表面架橋されてなるものであることを特徴とする。
さらに本発明は、上記吸水シートは、さらに消臭剤成分、抗菌剤成分の中から選ばれる1つ以上を含有してなることを特徴とする。
(1)生理食塩水に対する吸水量が20〜1,000g/g
(2)保水量/吸水量が0.55〜1.00
(3)ゲル弾性率が2×103〜12×103N/m2
さらに本発明は、上記水不溶性吸水性樹脂が、その粒子が表面架橋されてなるものであることを特徴とする。
さらに本発明は、上記吸水シートは、さらに消臭剤成分、抗菌剤成分の中から選ばれる1つ以上を含有してなることを特徴とする。
また、本発明は、上記の被災者用ストレッチャーシートにおける吸水シートの上に被災者を横たえ、不透水性シートを吸水シートと共に折り返して、吸水シートが被災者の側面をカバーするようにしながら被災者の全身を覆う被災者用ストレッチャーシートの使用方法である。
本発明の被災者用ストレッチャーシートは下記の効果を奏する。
(1)吸水シートが被災者から流出する血液などの体液(以下、単に体液という場合がある)を吸収・保液するので袋から外部に漏れにくく、二次感染などの心配を減少することができる。吸水シートは水不溶性吸水性樹脂を含有するので、圧力をかけても一旦吸収した体液の戻りがなく、被災者を動かした際の体液の吸水シート表面への滲みがなく、扱う人の手や衣服への汚れがなくなる。
(2)さらに吸水シートに消臭剤成分、抗菌剤成分が混入されていると、消臭効果、腐敗防止効果などを発揮し、腐敗、感染を抑制することができる。
(1)吸水シートが被災者から流出する血液などの体液(以下、単に体液という場合がある)を吸収・保液するので袋から外部に漏れにくく、二次感染などの心配を減少することができる。吸水シートは水不溶性吸水性樹脂を含有するので、圧力をかけても一旦吸収した体液の戻りがなく、被災者を動かした際の体液の吸水シート表面への滲みがなく、扱う人の手や衣服への汚れがなくなる。
(2)さらに吸水シートに消臭剤成分、抗菌剤成分が混入されていると、消臭効果、腐敗防止効果などを発揮し、腐敗、感染を抑制することができる。
以下実施例により本発明をさらに説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態の被災者用ストレッチャーシートの斜視図である。本発明に係る被災者用ストレッチャーシート1は、広い不透水性シート2と、その中央部に配置された吸水シート3から構成されている。吸水シート3と不透水性シート2は両面粘着テープ4で固定されている。不透水性シートは、たとえば、ポリプロピレン製の四角形状のシートであり、血液などの体液を通さない。吸水シートは、たとえば不織布製であり、被災者のほぼ全身を横たえる大きさの広さであり、血液などの体液を吸収する。
図1は、本発明の一実施形態の被災者用ストレッチャーシートの斜視図である。本発明に係る被災者用ストレッチャーシート1は、広い不透水性シート2と、その中央部に配置された吸水シート3から構成されている。吸水シート3と不透水性シート2は両面粘着テープ4で固定されている。不透水性シートは、たとえば、ポリプロピレン製の四角形状のシートであり、血液などの体液を通さない。吸水シートは、たとえば不織布製であり、被災者のほぼ全身を横たえる大きさの広さであり、血液などの体液を吸収する。
図2(a)は、ストレッチャー5の上に置かれたストレッチャーシート1の上に被災者6を横たえ、ストレッチャーシート1で覆った様子を示す概念的な側面図である。図2(b)はその平面図である。
被災者6の全身がストレッチャーシート1に覆われている。被災者6の側面の部分が吸水シート3で覆われているので、被災者6から出た体液は吸水シート3に吸収され、体液は不透水性シート2の上に漏れることがない。ストレッチャーシート1は被災者6の胸から足にかけて重なっており、両面粘着テープ4で固定されている。頭部付近のストレッチャーシート1が中に折り返されて被災者6の頭部は外に面しているので、被災者6は呼吸ができる。この部分は、ストレッチャーシート1(特に不透水性シート2)に切り欠け部を作成してあらかじめ形成していてもよい。吸水シート3に吸収された体液は被災者6を動かす際に、該部分に圧力がかかるが体液が滲み出すことはない。
被災者6の全身がストレッチャーシート1に覆われている。被災者6の側面の部分が吸水シート3で覆われているので、被災者6から出た体液は吸水シート3に吸収され、体液は不透水性シート2の上に漏れることがない。ストレッチャーシート1は被災者6の胸から足にかけて重なっており、両面粘着テープ4で固定されている。頭部付近のストレッチャーシート1が中に折り返されて被災者6の頭部は外に面しているので、被災者6は呼吸ができる。この部分は、ストレッチャーシート1(特に不透水性シート2)に切り欠け部を作成してあらかじめ形成していてもよい。吸水シート3に吸収された体液は被災者6を動かす際に、該部分に圧力がかかるが体液が滲み出すことはない。
本発明における不透水性シートはシート状であって、折り曲げ可能なものであれば特に限定ないが、漏れないことおよび入手しやすさの観点などから、熱可塑性樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート及びナイロンなど)のシートが好ましく、さらに柔軟性、経済性の観点からポリエチレンのシートがより好ましい。不透水性シートは、中が見えても見えなくてもよいが、好ましくは透明なのがよい。
不透水性シートの製法は、公知の方法によって製造できる。
このシートの大きさは被災者の大きさ以上であればよいが、好ましくは140〜180cm×210〜250cmが好ましい。また、不透水性シートは、頭部より下の身体部分が一段とよくカバーできるように、頭部に対応する部分が切り欠かれて切欠部が形成されているのが好ましい。
不透水性シートは、シート毎被災者を持ち上げて移動するので丈夫であるのが好ましく、厚みは0.005〜0.10mmが好ましく、より好ましくは0.010〜0.050mmである。
不透水性シートの製法は、公知の方法によって製造できる。
このシートの大きさは被災者の大きさ以上であればよいが、好ましくは140〜180cm×210〜250cmが好ましい。また、不透水性シートは、頭部より下の身体部分が一段とよくカバーできるように、頭部に対応する部分が切り欠かれて切欠部が形成されているのが好ましい。
不透水性シートは、シート毎被災者を持ち上げて移動するので丈夫であるのが好ましく、厚みは0.005〜0.10mmが好ましく、より好ましくは0.010〜0.050mmである。
吸水シートは水不溶性吸水性樹脂を含有する。
本発明における水不溶性吸水性樹脂としては、天然系でも合成系でも特に限定はないが、安価で、安全性、耐久性、吸水量や吸水速度などの吸水特性に優れ、かつ、腐敗の心配の無いものが好ましい。特に吸水量の大きいものが血液などの体液をよく吸収することができる。
本発明における水不溶性吸水性樹脂としては、天然系でも合成系でも特に限定はないが、安価で、安全性、耐久性、吸水量や吸水速度などの吸水特性に優れ、かつ、腐敗の心配の無いものが好ましい。特に吸水量の大きいものが血液などの体液をよく吸収することができる。
このようなものとして特に合成系の吸水性樹脂が挙げられ、吸水・膨潤するものであれば特に限定されるものではないが、たとえば、ポリアクリル酸部分中和物架橋体、デンプン−アクリル酸グラフト重合体の中和物、デンプン−アクリロニトリルグラフト重合体の加水分解物、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体のケン化物、イソブチレン−無水マレイン酸共重合架橋体、アクリロニトリル共重合体若しくはアクリルアミド共重合体の加水分解物またはこれらの架橋体、アクリル酸塩−アクリルアミド共重合架橋体、ポリビニルアルコール架橋体、変性ポリエチレンオキサイド架橋体、アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸塩共重合架橋体、(メタ)アクリロイルアルカンスルホン酸塩共重合架橋体、架橋カルボキシメチルセルロース塩、カチオン性モノマーの架橋重合体などが挙げられる。これらのうち、ポリアクリル酸部分中和物架橋体、および、デンプン−アクリル酸グラフト重合体の中和物が、吸水膨潤特性、保液性、安全性や経済性などが特に良好であるため好ましい。
吸水性樹脂は、重合して得られる吸水性樹脂の含水ゲル状重合体を乾燥後、粉砕し、さらに必要により粒度調整して得られる吸収剤粒子の表面近傍を、カルボキシル基などの酸基及び/又はその塩基と反応しうる官能基を少なくとも2個有する架橋剤で表面架橋して表面架橋型の吸水性樹脂とすることもできる。
このような表面架橋型の吸水性樹脂は、常圧下だけでなく加圧下においても吸収性能と吸収速度に優れ、かつゲル強度も大きくなるので、圧力をかけても一旦吸収した体液の戻りがなく、被災者を動かした際の体液の吸水シート表面への滲みがなく、扱う人の手や衣服への汚れがなくなるので好ましい。
このような表面架橋型の吸水性樹脂は、常圧下だけでなく加圧下においても吸収性能と吸収速度に優れ、かつゲル強度も大きくなるので、圧力をかけても一旦吸収した体液の戻りがなく、被災者を動かした際の体液の吸水シート表面への滲みがなく、扱う人の手や衣服への汚れがなくなるので好ましい。
表面架橋に使用する架橋剤としては、従来から使用されている公知の架橋剤が適用できる。具体的な例としては、1分子中にエポキシ基を2〜10個有するポリグリシジルエーテル化合物[エチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリン−1,3−ジグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテルなど];2価〜20価のポリオール化合物[グリセリン、エチレングリコール、ポリエチレングリコール(重合度2〜100)など];2価〜20価のポリアミン化合物(エチレンジアミン、ジエチレントリアミンなど);分子量200〜500,000のポリアミン系樹脂(ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂、ポリアミンエピクロルヒドリン樹脂など)、アルキレンカーボネイト[エチレンカーボネイトなど]、アジリジン化合物、オキサゾリン化合物、ポリイミン化合物などが挙げられる。
これらのうちで好ましいものは、比較的低い温度で表面架橋を行わせることができるという点で、ポリグリシジルエーテル化合物、ポリアミン系樹脂及びアジリジン化合物である。
これらのうちで好ましいものは、比較的低い温度で表面架橋を行わせることができるという点で、ポリグリシジルエーテル化合物、ポリアミン系樹脂及びアジリジン化合物である。
表面架橋における架橋剤の量は、架橋剤の種類、架橋させる条件、目標とする性能などにより種々変化させることができるため特に限定はないが、吸水性樹脂に対して好ましくは0.001〜3重量%であり、より好ましくは0.01〜2重量%であり、特に好ましくは0.05〜1重量%である。架橋剤の量が0.001重量%未満では表面架橋を行わない吸水性樹脂と性能面で大差はない。一方、3重量%を超えると、体液の吸収性能が低下する傾向にあり好ましくない。
これらの吸水性樹脂は、単独で用いてもよく、また、二種類以上を適宜混合して用いてもよい。上記吸水性樹脂は、所定形状に造粒されていてもよく、また、不定形破砕状、球状、鱗片状、繊維状、棒状、塊状、粉末状など、種々の形状であってもよいが、吸水性能を向上させるために、粉末状であることがより好ましい。
粒子の平均粒子径について特に限定はないが、好ましくは30〜850μmであり、より好ましくは60〜400μmである。30μmより大きいと吸水シートから吸水性樹脂の粉末が漏れにくくなり、850μmより小さいと体液の吸収性が良好である。粒度分布は特に限定はないが、好ましくは30〜850μmの範囲の粒子が95質量%以上になるような粒度分布である。ここで平均粒子径は質量平均粒子径を意味し、質量平均粒子径は、架橋重合体の各粒度分布を横軸が粒子径、縦軸が質量基準の含有量の対数確率紙にプロットし、全体の50%を占めるところの粒子径を求める方法により測定する。たとえば、通常の篩振とう法が適用できる。
上記吸水性樹脂の生理食塩水に対する吸水量は20g/g以上であると被災者から出る血液などの体液を十分吸収することができ、1,000g/g以下であると吸水したゲルは適度な硬さを有し漏出しにくい。吸水量は上記の吸水性樹脂の種々の製造条件によりコントロールできる。
保水量/吸水量の比は好ましくは0.55〜1.00であり、より好ましくは0.65〜1.00である。保水量/吸水量の比が0.55以上であると一旦吸収した体液を吐き出しにくい。保水量/吸水量の比はモノマーの種類や架橋条件等によりコントロールできる。
保水量/吸水量の比は好ましくは0.55〜1.00であり、より好ましくは0.65〜1.00である。保水量/吸水量の比が0.55以上であると一旦吸収した体液を吐き出しにくい。保水量/吸水量の比はモノマーの種類や架橋条件等によりコントロールできる。
また、吸水性樹脂の吸水速度は、好ましくは5〜50秒であり、より好ましくは5〜20秒である。吸水速度が5秒以上であると、空気中の湿度の影響で吸水性樹脂同士のブロッキングなどが生じにくくなり、使う前に「ままこ」がないので使いやすい。吸水速度が50秒以下であると、体液を速く吸収することができる。
吸水性樹脂の吸水速度は下記の方法で測定できる。
<吸水性樹脂の吸水速度の測定法>
1.100mLのガラスビーカーに水道水を50mL入れ、マグネットスターラー〔直径(中央部8mm、両端7mm)、長さ30mmのフッ素樹脂コーテイングされたもの〕を用いて600rpmで攪拌する。
2.試料2.00試験サンプルを渦中に一度に投入し、投入した時から渦が消えて液面が水平になった時点までの時間(秒)を測定し、吸水速度とする。
<吸水性樹脂の吸水速度の測定法>
1.100mLのガラスビーカーに水道水を50mL入れ、マグネットスターラー〔直径(中央部8mm、両端7mm)、長さ30mmのフッ素樹脂コーテイングされたもの〕を用いて600rpmで攪拌する。
2.試料2.00試験サンプルを渦中に一度に投入し、投入した時から渦が消えて液面が水平になった時点までの時間(秒)を測定し、吸水速度とする。
前記吸水性樹脂は、上記物性に加えて更にクリープメーターによるその生理食塩水吸液のゲル弾性率が、好ましくは2×103〜12×103N/m2である。2×103N/m2以上であると、吸収したゲルは硬く漏出しにくい。12×103N/m2以下であると吸水量が大きく吸水が十分である。
ゲル弾性率は、たとえば重合条件(分子量と架橋度のバランス)などによって達成することができる。ゲル弾性率は吸水性樹脂の膨潤ゲルに一定の荷重(応力)をかけたときの瞬間圧縮変形量によって決められる弾性率のことであり、測定法は後記する。
ゲル弾性率は、たとえば重合条件(分子量と架橋度のバランス)などによって達成することができる。ゲル弾性率は吸水性樹脂の膨潤ゲルに一定の荷重(応力)をかけたときの瞬間圧縮変形量によって決められる弾性率のことであり、測定法は後記する。
したがって、前記水不溶性吸水性樹脂は、下記の条件を満たすものであるのが好ましい。
(1)生理食塩水に対する吸水量が20〜1,000g/g
(2)保水量/吸水量が0.55〜1.00
(3)ゲル弾性率が2×103〜12×103N/m2
(1)生理食塩水に対する吸水量が20〜1,000g/g
(2)保水量/吸水量が0.55〜1.00
(3)ゲル弾性率が2×103〜12×103N/m2
本発明における吸水シートは、上記の吸水性樹脂と共に、水不溶性吸水・保水材を同時に含ませてもよい。水不溶性吸水・保水材としては、吸水して膨潤する吸水性樹脂以外のもの、たとえば、パルプ、吸水性繊維、ヤシガラ、モミガラ、木くず、木粉、木綿、オガクズ、ワラ、ヤシ殻活性炭などの有機系水不溶性吸水・保水材やパーライト、ロックウール、多孔質セラミック、バーミキュライト、軽石などの無機系水不溶性吸水・保水材が挙げられる。
吸水シートの構成として好ましいものは、布(特に好ましくは不織布)、紙などの通水性基材の片面または両面に粘着剤やバインダー樹脂を用いてまたは抄紙によって吸水性樹脂粉末を固定化したものであり、特に好ましいものは、紙や不織布などの通水性基材でサンドイッチ状に挟んだ後、エンボス加工法、ニードルパンチ法で吸水性樹脂を一体化したもの;プラスチックフィルムの片面に粘着剤やバインダー樹脂を用いて吸水性樹脂粉末を固定させ、そのまままたは片面に上記通水性基材を被せたもの、たとえば、セロハンやビニールの粘着テープを用いて、粘着面に吸水性樹脂粉末を散布しそのまままたは不織布などの通水性基材を被せて圧着ロールで固定したものなどが挙げられる。
また、血液などの体液を吸収した吸水性樹脂が吸水シート内で偏り無く膨張するためには、面積当りの吸水性樹脂量がほぼ均一に挟み込まれた状態で、シートに固定されることが望ましく、そのために上記の素材中では紙シート、フェルト状の不織布が特に好ましい。フェルトとしては織フェルト、プレスフェルト、ニードルパンチフェルト等、一般にフェルトと称されるものであり、例えば、「産業用繊維資材ハンドブック」(日本繊維機械学会、362頁〜381頁)に記載されているものが使用できる。紙、フェルトの目付量は特に制限はないが、50〜500g/m2が好ましく、特に90〜300g/m2が好ましい。
吸水シート内における吸水性樹脂の目付量は好ましくは1.0〜200g/m2であり、より好ましくは2.0〜100g/m2である。
吸水シート内における吸水性樹脂の目付量は好ましくは1.0〜200g/m2であり、より好ましくは2.0〜100g/m2である。
吸水シートの大きさは、被災者の全身を覆う大きさのものであれば限定はないが、好ましくは60〜120cm×150〜250cmであり、厚さは好ましくは0.1〜10cmである。厚さが0.1cm以上ではクッション性があり、衝撃を受けにくく好ましい。一方厚みが10cm以下であれば使用時作業性が良好である。
吸水シートには、消臭剤成分および/または抗菌剤成分を併用してもよく、これらは吸水性樹脂に含有されているのが好ましい。消臭剤成分としては、汚物から発生する臭気などを吸収又は反応して抑制できるものであれば制限なく、ヒノキやイネなどの植物抽出物、シリカゲル、ゼオライト、活性炭及び焙煎コーヒー抽出残渣などが含まれる。これらのうち、シリカゲル、ゼオライト及び活性炭が好ましく、さらに好ましくは活性炭である。吸水シートの中には、これら以外に、さらに芳香剤成分(香料など)などを配してもよい。また、消臭剤成分は消臭芳香剤であってもよい。
抗菌剤成分としては、汚物に含まれる細菌の増殖を抑制できるものであれば制限なく、金属抗菌剤(銀やジルコニウムを含むもの)、並びに第4級アンモニウム抗菌剤{第4級アンモニウム塩(塩化ベンザルコニウム、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド及びセチルトリメチルアンモニウムクロライドなど)を含むもの及び第4級アンモニウム塩と非イオン性界面活性剤とを含むもの:特許第3253927号公報記載の粉末状抗菌剤など}などが含まれる。
これらのうち、第4級アンモニウム抗菌剤(第4級アンモニウム塩を含むもの及び第4級アンモニウム塩と非イオン性界面活性剤とを含むもの)が好ましく、さらに好ましくは塩化ベンザルコニウム、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド及びセチルトリメチルアンモニウムクロライドである。
このような被災者用ストレッチャーシートは吸水性樹脂を含んでいるので、使用しない時被災者用ストレッチャーシートを折り畳んで防湿性の袋に入れて保管するのがより好ましい。防湿性の袋の材質としては上記の不透水性の基材と同じもので構成するのが好ましい。
これらのうち、第4級アンモニウム抗菌剤(第4級アンモニウム塩を含むもの及び第4級アンモニウム塩と非イオン性界面活性剤とを含むもの)が好ましく、さらに好ましくは塩化ベンザルコニウム、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド及びセチルトリメチルアンモニウムクロライドである。
このような被災者用ストレッチャーシートは吸水性樹脂を含んでいるので、使用しない時被災者用ストレッチャーシートを折り畳んで防湿性の袋に入れて保管するのがより好ましい。防湿性の袋の材質としては上記の不透水性の基材と同じもので構成するのが好ましい。
上記の被災者用ストレッチャーシートの使用方法としては、被災者用ストレッチャーシートにおける吸水シートの上に被災者を横たえ、不透水性シートを吸水シートと共に折り返して、吸水シートが被災者の側面をカバーするようにしながら被災者の全身を覆うのが好ましい。吸水シートが被災者の側面をカバーするように折り返すと、被災者から出る体液が横から出ても吸収できるので、不透水性シートの上に漏れない。そして一旦吸収された体液は圧力がかかっても吐き出さないので、被災者を動かしても体液が滲みでることがないので、ストレッチャーや手や衣服などが汚染されない。
尚、本発明における被災者とは火災、水害等の災害、事故における被災者、遺体、病気の患者等を含むものとする。
尚、本発明における被災者とは火災、水害等の災害、事故における被災者、遺体、病気の患者等を含むものとする。
以下、実施例により本発明を更に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。実施例における測定法は以下の通りである。
[吸水量]
250メッシュナイロンネット製、サイズ10×20cm、ヒートシール幅5mm以内のティーバッグ状パッケージと、生理食塩水を準備する。吸水性樹脂をJIS標準篩いでふるい分けし、30〜100メッシュの粒径のものを採取して測定試料とする。
試料 1.0gをティーバッグ状パッケージへ投入し、それを生理食塩水中に、ティーバッグ状パッケージの底から約15cmを浸す。1時間放置後にティーバッグ状パッケージを引き上げ、垂直に吊るして15分間水切りする。重量(Ag)を測定する。試料を入れない空のティーバッグ状パッケージを使用して同様の操作を行い重量(Bg)を測定する。測定は各3回行い平均する。吸水量(g/g)=(A−B)/1.0より計算する。
[吸水量]
250メッシュナイロンネット製、サイズ10×20cm、ヒートシール幅5mm以内のティーバッグ状パッケージと、生理食塩水を準備する。吸水性樹脂をJIS標準篩いでふるい分けし、30〜100メッシュの粒径のものを採取して測定試料とする。
試料 1.0gをティーバッグ状パッケージへ投入し、それを生理食塩水中に、ティーバッグ状パッケージの底から約15cmを浸す。1時間放置後にティーバッグ状パッケージを引き上げ、垂直に吊るして15分間水切りする。重量(Ag)を測定する。試料を入れない空のティーバッグ状パッケージを使用して同様の操作を行い重量(Bg)を測定する。測定は各3回行い平均する。吸水量(g/g)=(A−B)/1.0より計算する。
[保水量]
150G(1,100rpm、r=10cm)の遠心力が発揮できる遠心分離器を準備する。遠心分離器に吸水量測定後の試料入りティーバッグ状パッケージをセットし、それと対角線上に空のティーバッグ状パッケージをセットし、150G×90秒遠心分離する。各々のティーバッグ状パッケージの重量を測定し、保水量(g/g)=(A−B)/1.0より計算する。
150G(1,100rpm、r=10cm)の遠心力が発揮できる遠心分離器を準備する。遠心分離器に吸水量測定後の試料入りティーバッグ状パッケージをセットし、それと対角線上に空のティーバッグ状パッケージをセットし、150G×90秒遠心分離する。各々のティーバッグ状パッケージの重量を測定し、保水量(g/g)=(A−B)/1.0より計算する。
[ゲル弾性率]
26〜30メッシュの篩いで篩別した吸水性樹脂を生理食塩水で50倍に膨潤させ、クリープメーターで測定する。コンピューターのクリープ解析プログラムにより下記測定条件に設定する。
(i)初期高さ(H0)の条件設定:0.01mm
(ii)圧縮時高さ(H0−h1)の測定条件:0.01mm
(iii)荷重(応力):30g
(iv)プランジャー降下速度(初期高さ測定時及び圧縮時):1mm/sec
(v)断面積
支持テーブルの中央に膨潤サンプル0.20±0.10gを平坦(一層になるように)に置き、測定する。測定は3回行い平均する。弾性率は下式によって求める。
弾性率 E0=P0/h1/H0 (N/m2)
ここで、応力 P0=F×98/S (N/m2)
荷重 F=30g
断面積 S=V0/(H0−h1)
サンプル体積 V0=サンプル重量 W0
∴ 弾性率 E0=2940×H0×(H0−h1)/W0×h1
26〜30メッシュの篩いで篩別した吸水性樹脂を生理食塩水で50倍に膨潤させ、クリープメーターで測定する。コンピューターのクリープ解析プログラムにより下記測定条件に設定する。
(i)初期高さ(H0)の条件設定:0.01mm
(ii)圧縮時高さ(H0−h1)の測定条件:0.01mm
(iii)荷重(応力):30g
(iv)プランジャー降下速度(初期高さ測定時及び圧縮時):1mm/sec
(v)断面積
支持テーブルの中央に膨潤サンプル0.20±0.10gを平坦(一層になるように)に置き、測定する。測定は3回行い平均する。弾性率は下式によって求める。
弾性率 E0=P0/h1/H0 (N/m2)
ここで、応力 P0=F×98/S (N/m2)
荷重 F=30g
断面積 S=V0/(H0−h1)
サンプル体積 V0=サンプル重量 W0
∴ 弾性率 E0=2940×H0×(H0−h1)/W0×h1
(実施例1)
[吸水シートの作成]
90cm×200cmのティッシュ2枚の間に水不溶性吸水性樹脂(架橋ポリアクリル塩樹脂、表面架橋型:吸水量359g/g、保水量255g/g、保水量/吸水量0.71、ゲル弾性率が8.5×103N/m2、平均粒径350μm:三洋化成工業社製、)25g/m2と再生パルプ100g/m2をほぼ均一になるように散布し、少し湿らしてからエンボス加工で一体化させて吸水シートを得た。
[吸水シートの作成]
90cm×200cmのティッシュ2枚の間に水不溶性吸水性樹脂(架橋ポリアクリル塩樹脂、表面架橋型:吸水量359g/g、保水量255g/g、保水量/吸水量0.71、ゲル弾性率が8.5×103N/m2、平均粒径350μm:三洋化成工業社製、)25g/m2と再生パルプ100g/m2をほぼ均一になるように散布し、少し湿らしてからエンボス加工で一体化させて吸水シートを得た。
[吸液性]
上記で得た吸水シートに生理食塩水をかけて吸液性を測定した。生理食塩水
1.0kgは1分後に完全に吸収され、2.0kgは10分後には完全に吸収された。また、この吸収されたシートを手で押さえたが液の滲みはなかった。
上記で得た吸水シートに生理食塩水をかけて吸液性を測定した。生理食塩水
1.0kgは1分後に完全に吸収され、2.0kgは10分後には完全に吸収された。また、この吸収されたシートを手で押さえたが液の滲みはなかった。
[被災者用ストレッチャーシートの作成]
ポリエチレン製シート(厚み:0.04mm)を150cm×230cmに切り取り、その中央に上記の吸水シート(90cm×200cm)を置き、給水シートの4つの角と中央部2箇所に不透水性シートで固定した。さらに不透水性シートの裏側(吸水シートが無い面)の端4ケ所に両面粘着テープを貼り付けて、本発明の被災者用ストレッチャーシートを作成した。
ポリエチレン製シート(厚み:0.04mm)を150cm×230cmに切り取り、その中央に上記の吸水シート(90cm×200cm)を置き、給水シートの4つの角と中央部2箇所に不透水性シートで固定した。さらに不透水性シートの裏側(吸水シートが無い面)の端4ケ所に両面粘着テープを貼り付けて、本発明の被災者用ストレッチャーシートを作成した。
[評価]
上記の被災者用ストレッチャーシートの吸水シートの上に重さ50kgのマネキン人形を横たえ、生理食塩水(人体の体液を想定)1.0kgを該マネキン人形の上からかけた後、マネキン人形の両側から不透水性シートで覆い、両面粘着テープを剥がして両側の不透水性シートをマネキン人形の上で固定した。5分間放置後、覆いを取った後、マネキン人形を動かして別のところに移動した。生理食塩水は吸水シートに吸収されて、液の滲みや不透水性シートへの汚れはなかった。
したがって、本発明の被災者用ストレッチャーシートは、血液などの体液の量が多くても、吸水シートに完全に吸収され、しかも一旦吸収された血液は圧力をかけても戻らないので、ストレッチャーなどが体液によって汚れるのを防止できる。
上記の被災者用ストレッチャーシートの吸水シートの上に重さ50kgのマネキン人形を横たえ、生理食塩水(人体の体液を想定)1.0kgを該マネキン人形の上からかけた後、マネキン人形の両側から不透水性シートで覆い、両面粘着テープを剥がして両側の不透水性シートをマネキン人形の上で固定した。5分間放置後、覆いを取った後、マネキン人形を動かして別のところに移動した。生理食塩水は吸水シートに吸収されて、液の滲みや不透水性シートへの汚れはなかった。
したがって、本発明の被災者用ストレッチャーシートは、血液などの体液の量が多くても、吸水シートに完全に吸収され、しかも一旦吸収された血液は圧力をかけても戻らないので、ストレッチャーなどが体液によって汚れるのを防止できる。
1 被災者用ストレッチャーシート
2 不透水性シート
3 吸水シート
4 両面粘着テープ
5 ストレッチャー
6 被災者
2 不透水性シート
3 吸水シート
4 両面粘着テープ
5 ストレッチャー
6 被災者
Claims (5)
- 不透水性シートおよびその上に配置された吸水シートからなる被災者用ストレッチャーシートであって、
該吸水シートは水不溶性吸水性樹脂を含有すると共に被災者を横たえる広さを有し、該不透水性シートは、吸水シートよりも広く、吸水シートと共に折り返して、吸水シートの上に横たわる被災者を両側から覆うことが可能な大きさである被災者用ストレッチャーシート。 - 前記水不溶性吸水性樹脂が下記の条件を満たすものであることを特徴とする請求項1記載の被災者用ストレッチャーシート。
(1)生理食塩水に対する吸水量が20〜1,000g/g
(2)保水量/吸水量が0.55〜1.00
(3)ゲル弾性率が2×103〜12×103N/m2 - 前記水不溶性吸水性樹脂が、その粒子が表面架橋されてなるものであることを特徴とする請求項1または2記載の被災者用ストレッチャーシート。
- 前記吸水シートは、さらに消臭剤成分、抗菌剤成分の中から選ばれる1つ以上を含有してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の被災者用ストレッチャーシート。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の被災者用ストレッチャーシートにおける吸水シートの上に被災者を横たえ、不透水性シートを吸水シートと共に折り返して、吸水シートが被災者の側面をカバーするようにしながら被災者の全身を覆う被災者用ストレッチャーシートの使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014209621A JP2016077390A (ja) | 2014-10-14 | 2014-10-14 | 被災者用ストレッチャーシートおよびその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014209621A JP2016077390A (ja) | 2014-10-14 | 2014-10-14 | 被災者用ストレッチャーシートおよびその使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016077390A true JP2016077390A (ja) | 2016-05-16 |
Family
ID=55956746
Family Applications (1)
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JP2014209621A Pending JP2016077390A (ja) | 2014-10-14 | 2014-10-14 | 被災者用ストレッチャーシートおよびその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016077390A (ja) |
-
2014
- 2014-10-14 JP JP2014209621A patent/JP2016077390A/ja active Pending
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