JP2016077351A - 皮膚貼付材 - Google Patents
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Abstract
【課題】腹部側の筋肉を補助しながら、使用者がより適切な姿勢を維持し易くなる皮膚貼付材を提供する。【解決手段】皮膚貼付材100は、長手方向Yに延在し、脇腹をまたいで腹部側から背中側まで貼られ、長手方向における一端部111Aa,111Ba及び他端部111Ab,111Bbを有する基礎部111と、基礎部111の一端部111Aa,111Baから長手方向Yに延在して形成され、背中側に貼られる第1延在部112と、基礎部111の他端部111Ab,111Bbから長手方向Yに延在して形成され、腹部側に貼られる第2延在部113と、を備え、第1延在部112は、長手方向Yに直交する幅方向Xに並んで設けられる少なくとも一対の帯部112A,112Bを含む。【選択図】図1
Description
本発明は、皮膚貼付材に関する。
従来から、使用者の身体に貼り付けることで身体をサポートするための皮膚貼付材が知られている(例えば下記特許文献1参照)。特許文献1に示す皮膚貼付材は、使用者の胴体(ここでは胸腰部)に貼り付けられることでサポートを行う。
肉体労働者の中には腰を痛めている人も多く、重量物を持ちあげる際に腰をかばった結果、無理な姿勢を取り他の身体の部分を痛めてしまう事例が多数存在する。このような障害を回避するためには上体を屈曲させず、できるだけ起立した状態で腰を曲げずに持ちあげることが重要である。
従って、腹部側の筋肉を補助しながら、使用者がより適切な姿勢を維持し易くなる皮膚貼付材が要請されている。
本発明の一形態に係る皮膚貼付材は、長手方向に延在し、脇腹をまたいで腹部側から背中側まで貼られる皮膚貼付材であって、長手方向における一端部及び他端部を有する基礎部と、基礎部の一端部から長手方向に延在して形成され、背中側に貼られる第1延在部と、基礎部の他端部から長手方向に延在して形成され、腹部側に貼られる第2延在部と、を備え、第1延在部は、長手方向に直交する幅方向に並んで設けられる少なくとも一対の帯部を含む。
この皮膚貼付材によれば、第1延在部が背中側に貼られるので、背中側の筋肉を補助することができる。また、第2延在部が腹部側に貼られるので、腹部側の筋肉を補助することができる。ここで、第1延在部は少なくとも一対の帯部を含むので、この一対の帯部を長手方向に伸張させるとともに、幅方向における互いの離間距離が先端部側へ向かうにしたがって大きくなるように背中側に貼ると、幅方向(起立方向)において互いの離間距離が小さくなるように応力を発生させることができる。これにより、背中側において、起立筋の収縮を補助し、使用者が起立した状態を取り易くすることができる。以上によって、腹部側の筋肉を補助しながら、使用者がより適切な姿勢を維持し易くなる。
本発明の別の形態に係る皮膚貼付材は、長手方向に延在し、脇腹をまたいで腹部側から背中側まで貼られる皮膚貼付材であって、長手方向における一端部及び他端部を有する基礎部と、基礎部の一端部から長手方向に延在して形成され、背中側に貼られる第1延在部と、基礎部の他端部から長手方向に延在して形成され、腹部側に貼られる第2延在部と、を備え、第1延在部は、長手方向に所定の長さを有し、長手方向に直交する幅方向において互いに対向する一対の縁部を含み、一対の縁部は、第1延在部の先端部側へ向かうにしたがって幅方向における互いの離間距離が大きくなる。
別の形態に係る皮膚貼付材において、第1延在部は、先端部における一対の縁部を連結する連結部を含んでよい。
別の形態に係る皮膚貼付材において、第1延在部には、基礎部の一端部と、一対の縁部と、連結部とに囲まれた領域に貫通孔が形成されてよい。
別の形態に係る皮膚貼付材において、第1延在部では、基礎部の一端部と、一対の縁部と、連結部とに囲まれた領域の全体にわたり貼付材が広がっていてよい。
別の形態に係る皮膚貼付材は、皮膚貼付材の粘着面を保護する剥離部材をさらに備え、剥離部材は、基礎部と第1延在部との境界領域に形成された分離部を含み、分離部は、幅方向における内側の部分に比して、幅方向における外側の部分が基礎部側に位置していてもよい。
別の形態に係る皮膚貼付材において、第1延在部の長手方向における伸縮性が、幅方向における伸縮性よりも高くてよい。
本発明によれば、腹部側の筋肉を補助しながら、使用者がより適切な姿勢を維持し易くなる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、図1及び図2を参照しながら、第1実施形態に係る皮膚貼付材100の構成について説明する。図1は皮膚貼付材100を粘着面(後述)とは反対側から見た正面図であり、図2は皮膚貼付材100を粘着面から見た背面図である。図1及び図2は、使用者の身体に貼られる前の状態に係る皮膚貼付材100を示している。
まず、図1及び図2を参照しながら、第1実施形態に係る皮膚貼付材100の構成について説明する。図1は皮膚貼付材100を粘着面(後述)とは反対側から見た正面図であり、図2は皮膚貼付材100を粘着面から見た背面図である。図1及び図2は、使用者の身体に貼られる前の状態に係る皮膚貼付材100を示している。
皮膚貼付材100は、人の筋肉を補助するために貼られるテープである。皮膚貼付材100は、テープ本体110及び剥離シート120による二重構造を成している。
テープ本体110は、織布の片面(粘着面)に粘着剤が塗布されることで形成される。例えば、綿とウレタンとの混紡により作成された織布の片面にアクリル系、シリコーン系、又はゴム系の粘着剤を塗布することでテープ本体110を作成することができる。もっとも、テープ本体110を構成する織布、樹脂、及び粘着剤はこれらに限定されず、それぞれにおいて任意の材料を用いてよい。
剥離シート120は、テープ本体110の粘着面を保護するために、当該粘着面上に貼られるシート状の剥離部材である。この剥離シート120には、粘着面から剥離シートをはがし易くするためにシリコーン処理が施されていてもよい。
テープ本体110と剥離シート120とは全体の形状が同じであるので、以下ではテープ本体110の形状について説明する。
図1に示すように、テープ本体110は一方向に沿って長く、本明細書ではその方向をY軸に沿った長手方向Yといい、この長手方向と直交する方向をX軸に沿った幅方向Xという。また、図1における紙面右側を「Y軸正方向」とし、紙面左側を「Y軸負方向」とし、紙面上側を「X軸正方向」とし、紙面下側を「X軸負方向」として説明する場合もある。テープ本体110全体の寸法は、使用者の体型などを考慮して任意に定めてよく、例えば長さを230mmとして幅を75mmとしてもよい。ただし、当該寸法に限定されるものではなく、例えば長さを150〜400mmとしてよく、幅を30〜150mmとしてよい。
テープ本体110は、全体として略長方形状を有しており、長手方向Yに沿って、基礎部111と、第1延在部112と、第2延在部113との3つの部分を備える。図1において、基礎部111と第1延在部112との間の境界LAa,LBaを一点鎖線で示し、また、基礎部111と第2延在部113との間の境界LAb,LBbを一点鎖線で示す。ただし、境界LAa,LBa及び境界LAb,LBbの位置は、後述する皮膚貼付材100の機能を発揮できる範囲において適宜変更することができる。例えば、基礎部111と第1延在部112との間の境界LAa,LBaが、図1に示す例よりも第1延在部112側に位置してもよく、基礎部111側に位置してもよい。
基礎部111は、長手方向Yにおいて、第1延在部112と第2延在部113との間に位置する。基礎部111は、皮膚貼付材100のテープ本体110を身体に貼り付けたときに、位置決め部として機能すると共に、延ばして貼り付けられる各延在部112,113を支持するアンカー部として機能する。基礎部111は、長手方向Yにおける一端部111Aa,111Ba及び他端部111Ab,111Bbを有する。図1に示す例では、基礎部111は多角形状(六角形状)を有しており、一端部111Aa,111Baは、当該多角形状の複数の辺のうち隣り合う2つの辺を含んで構成される。他端部111Ab,111Bbは、一端部111Aa,111Baに含まれる2辺と長手方向Yに対向する2つの辺を含んで構成される。本実施形態において基礎部111は、テープ本体110において長手方向Yに沿って伸びる中心線C1に対して線対称に設けられており、さらに、テープ本体110において幅方向Xに沿って伸びる中心線C2に対して線対称に設けられている。ただし、基礎部111は、中心線C1,C2に対して線対称でなくともよい。
第1延在部112は、基礎部111の一端部111Aa,111Baから長手方向Y(Y軸負方向)に延在して形成され、背中側に貼られる部分である。第1延在部112は、幅方向Xに並んで設けられる一対の帯部112A,112Bを含む。なお、図1に示す例では、一対の帯部112A,112Bのみが示されるが、第1延在部112が三本以上の帯部を含んでいてもよい。一対の帯部112A,112Bは、それぞれ長手方向Yに沿って直線状に延びる長尺な略長方形状をなしている。一対の帯部112A,112Bは、例えば、中心線C1に対して線対称に設けられる。ただし、一対の帯部112A,112Bは、中心線C1に対して線対称でなくともよい。
帯部112Aは、基端部112Aaと、縁部112Ab,112Adと、先端部112Acとを含む。基端部112Aaは、基礎部111の一端部111Aaとの接続部分である。縁部112Abは、帯部112Aにおける幅方向Xの外側(この場合はX軸正方向側)の部分であり、縁部112Adは、内側(この場合はX軸負方向側)の部分である。縁部112Ab,112Adは、長手方向Yと平行をなすように延びている。先端部112Acは、帯部112Aにおける先端側(Y軸負方向側)の部分である。先端部112Acは、幅方向Xと平行をなすように延びている。
同様に、帯部112Bは、基端部112Baと、縁部112Bb,112Bdと、先端部112Bcとを含む。基端部112Baは、基礎部111の一端部111Baとの接続部分である。縁部112Bdは、帯部112Bにおける幅方向Xの外側(この場合はX軸負方向側)の部分であり、縁部112Bbは、内側(この場合はX軸正方向側)の部分である。縁部112Bb,112Bdは、長手方向Yと平行をなすように延びている。先端部112Bcは、帯部112Bにおける先端側(Y軸負方向側)の部分である。先端部112Bcは、幅方向Xと平行をなすように延びている。
上述のように一対の帯部112A,112Bは幅方向Xに並んで設けられる。図1に示す例では、帯部112Aの内側の縁部112Adと、帯部112Bの内側の縁部112Bdとが接するように、一対の帯部112A,112Bが隣接して設けられる。また、帯部112Aの幅方向Xの内側の縁部112Adと帯部112Bの幅方向Xの内側の縁部112Bbとの間(中心線C1と重なる位置)にはスリットが形成されている。従って、貼り付け時には当該スリットの部分で帯部112Aと帯部112Bは互いに分離可能である。なお、帯部112Aと帯部112Bはスリットを介して完全に分かれていてもよいが、完全に分かれていなくともミシン目などを介して容易に分離可能な状態となっていてもよい。このように、一対の帯部同士が完全に分かれていなくとも、第1延在部112においてミシン目等の分離部を介して互いに幅方向Xに区切られている場合は、「幅方向Xに並んで設けられる帯部」に該当する。ただし、貼り付け前の状態においても、縁部112Ad及び縁部112Bbが接しないように、帯部112A及び帯部112Bが間隔を空けて設けられてもよい。
第1延在部112の長手方向Yにおける伸縮性は、幅方向Xにおける伸縮性よりも高くなるように、テープ本体110が加工されている(テープ本体を製造する際の繊維方向が調整されている)。第1延在部112に限らず、テープ本体110全体が、全体として長手方向Yに伸び易く、幅方向Xに伸びにくいように加工されていてもよい。
第2延在部113は、基礎部111の他端部111Ab,111Bbから長手方向Y(Y軸正方向)に延在して形成され、腹部側に貼られる部分である。第2延在部113の形状は特に限定されるものではないが、例えば第1延在部112と同様の形状とすることができる。その場合、図1に示すように、第2延在部113は一対の帯部113A,113Bを含む。一対の帯部113Aは、基端部113Aaと、縁部113Ab,113Adと、先端部113Acとを含み、一対の帯部113Bは、基端部113Baと、縁部113Bb,113Bdと、先端部113Bcとを含む。これら一対の帯部113A,113Bに含まれる各要素については、一対の帯部112A、112Bに含まれる各要素と同様であるので、ここでは説明を省略する。
一対の帯部113A,113Bは、一対の帯部112A,112Bと同様に、中心線C1を対称軸として線対称に設けられている。ここで、上述のように基礎部111が中心線C1及びC2を軸対象として線対称に設けられていれば、テープ本体110(つまり皮膚貼付材100)は、長手方向Y及び幅方向Xのいずれの方向についても対象な形状を有することができる。ただし、一対の帯部113A,113Bは、中心線C1に対して線対称でなくともよい。
次に、剥離シート120について説明する。上述したように剥離シート120の全体形状はテープ本体110と同じである。図2に示すように、剥離シート120には、使用者の剥離作業及び貼付作業を容易にするためにいくつかの分離部が形成される。なお、分離部は、使用者が剥離シート120の一部を剥離する時に他の部分から容易に分離可能とする部位であり、完全に切断されたスリットによって構成されてもよく、ミシン目によって構成されていてもよい。図2に示す例では、剥離シート120には複数の分離部131A,131B,132A,132B,133A、133B,134A,134Bが形成される。また、これによって、剥離シート120は、複数の領域121,122A,122B,123A,123B,124A,124B,125A,125Bに区画される。
分離部131A,131Bは、基礎部111と第1延在部112との境界領域に形成され、基礎部111と第1延在部112とを分離する一対の切れ目である。より詳細には、分離部131A,131Bは、剥離シート120のうち、基礎部111の粘着面を保護する部分(領域121)と第1延在部112の粘着面を保護する部分(領域122A,122A等)との境界領域に形成され、基礎部111の粘着面を保護する部分と、第1延在部112の粘着面を保護する部分とを分離する。
ここで、基礎部111と第1延在部112との境界領域とは、基礎部111と第1延在部112との境界LAa、LBa及びその近傍を含む領域をいう。分離部131A,131Bは、境界LAa、LBaの上に形成されてもよいし、境界LAa、LBaよりも基礎部111側あるいは第1延在部112側に形成されてもよい。例えば分離部131A,131Bが第1延在部112内にのみ形成される場合であっても、境界LAa、LBaに近接しているのであれば、分離部131A,131Bは、基礎部111と第1延在部112との境界領域に形成されていると言える。なお、先に説明したように、境界LAa,LBaの位置は、皮膚貼付材100の機能が発揮できる範囲において変更してもよいので、同様の趣旨により、分離部131A,131Bの位置も適宜変更することができる。
分離部131A,131Bは、幅方向Xにおける内側の部分に比して、幅方向Xにおける外側の部分が基礎部111側に位置するように、幅方向Xに対して傾斜している。図1に示す例では、分離部131Aと分離部131Bとで、傾斜方向が異なるように形成されている。具体的に、一対の分離部131A,131Bのうち、X軸正方向側の分離部131Aについて見ると、幅方向Xの内側(この場合はX軸負方向側)の部分に比して、幅方向Xの外側(この場合はX軸正方向側)の部分が基礎部111側(Y軸正方向側)に位置するように、分離部131Aが幅方向Xに対して傾斜している。一対の分離部131A,131Bのうち、X軸負方向側の分離部131Bについて見ても、幅方向Xの内側(この場合はX軸正方向側)の部分に比して、幅方向Xの外側(この場合はX軸負方向側)の部分が基礎部111側(Y軸正方向側)に位置するように、分離部131Bが幅方向Xに対して傾斜している。
分離部132A,132Bは、一対の帯部112A,112Bの先端部分に形成され、一対の帯部112A,112Bの先端部112Ac,112Bc(領域123A,123B)とそれ以外の部分(領域122A,122B)とを分離する一対の分離部である。
分離部133A,133Bは、基礎部111と一対の帯部113A,113Bとの境界領域に形成され、基礎部111(領域121)と第2延在部113(領域124A,124B等)とを分離する一対の分離部である。分離部133A,133Bも、分離部131A,131Bと同様に、幅方向Xに対して傾斜している。
分離部134A,134Bは、一対の帯部113A,113Bの先端部分に形成され、一対の帯部113A,113Bの先端部113Ac,113Bc(領域125A,125B)とそれ以外の部分(領域124A,124B等)とを分離する一対の分離部である。
領域121は、分離部131A,131B及び分離部133A,133Bによって区画され、基礎部111の粘着面を保護する。
領域122A,122Bは、分離部131A,131B及び132A,132Bによって区画され、一対の帯部112A,112Bのうち先端部112Ac,112Bc以外の部分の粘着面を保護する一対の領域である。
領域123A,123Bは、分離部132A,132Bによって区画され、一対の帯部112A,112Bのうち先端部112Ac,112Bcの粘着面を保護する一対の領域である。
領域124A,124Bは、分離部133A,133B及び分離部134A,134Bによって区画され、一対の帯部113A,113Bのうち先端部113Ac,113Bc以外の部分の粘着面を保護する一対の領域である。
領域125A,125Bは、分離部134A,134Bによって区画され、一対の帯部113A,113Bのうち先端部113Ac,113Bcの粘着面を保護する一対の領域である。
上述した皮膚貼付材100は、例えば、加工された織布の粘着面の全体に剥離シートを貼り付けて一枚のシートを作製し、続いて、そのシートをダイカット(die cut)することで作製することができる。分離部131A等の各切れ目はその裁断時にキスカット(kiss cut)により形成することができる。
次に図3〜図5を参照して、皮膚貼付材100の適用例を説明する。図3〜図5は、皮膚貼付材100が使用者の身体に貼られた状態を示す図であり、図3は貼付部分を側面(使用者の脇腹側)から見た図、図4は貼付部分を背面(使用者の背中側)から見た図、図5は貼付部分を正面(使用者の腹部側)から見た図である。
使用者は、剥離シート120を部分的に剥がしてテープ本体110の粘着面(貼付面)の一部を露出させ、その露出部分を使用者の身体の適用箇所に貼っていく。以下に貼付け手順の一例を示す。以下に示す例では、基礎部111、第1延在部112、第2延在部113の順に貼る手順について説明するが、例えば、第1延在部112の貼付と第2延在部113の貼付との順序は逆であってもよい。
はじめに、使用者は基礎部111を皮膚に貼る。具体的に、使用者はまず剥離シート120の領域121を剥がして基礎部111の貼付面を露出させる。そして、使用者は、皮膚貼付材100の長手方向が脇腹をまたいで腹部3側から背中2側に向かう方向となるように皮膚貼付材100の方向を決めたうえで、基礎部111の中央部分が骨盤の上方の脇腹部分に対応するようにその露出部分を皮膚に貼る。
続いて、使用者は第1延在部112を皮膚に貼る。具体的に、使用者は剥離シート120の領域122A,122Bを剥がして帯部112A,112Bの貼付面の一部を露出させ、領域123A,123Bを持ちながら帯部112A,112Bの露出部分を背中2側に貼る。このとき、領域122A,122Bを分離する分離部131A,131Bが幅方向に対して傾斜しているので、使用者は、帯部112A,112Bの露出部分を容易に斜めにして貼ることができる。また、使用者は、分離部131A,131Bの傾斜を目印として、当該傾斜から例えば略垂直方向に向かって領域123A,123Bを引っ張ることで、帯部112A,112Bを長手方向に伸張させる(例えば10〜30mm程度)とともに、幅方向Xにおける互いの離間距離が先端部側へ向かうにしたがって大きくなるように背中2側の皮膚に貼ることができる。さらに、使用者は、剥離シート120の領域123A,123Bを剥がして帯部112A,112Bの貼付面の残りの部分を露出させ、帯部112A,112Bの先端部112Ac,112Bcを皮膚に貼る。
最後に、使用者は第2延在部113を皮膚に貼る。具体的に、使用者は剥離シート120の領域124A,124Bを剥がして帯部113A,113Bの貼付面の一部を露出させ、領域125A,125Bを持ちながら帯部113A,113Bの露出部分を腹部3側の皮膚に貼る。このとき、背中2側における帯部112A,112Bの貼付と同様に、帯部113A,113Bを長手方向に伸張させる(例えば10〜30mm程度)とともに、幅方向Xにおける互いの離間距離が先端部側へ向かうにしたがって大きくなるように、腹部3側の皮膚に貼る。さらに、使用者は、剥離シート120の領域125A,125Bを剥がして帯部113A,113Bの貼付面の残りの部分を露出させ、帯部113A,113Bの先端部113Ac,113Bcを皮膚に貼る。
以上の手順により、図3〜図5に示すように、皮膚貼付材100は、脇腹をまたいで腹部3側から背中2側まで貼られる。基礎部111は、腹部3と背中2との間(脇腹1辺り)に貼られるアンカー部分として機能する。背中2側においては、一対の帯部112A,112Bが、幅方向における互いの離間距離が先端部側へ向かうにしたがって大きくなるように、起立方向(直立時において身体が延びる方向)に対して斜めに貼られる。すなわち、第1延在部112が皮膚に貼られた状態では、第1延在部112は先端部側に広がるV字形状を有する。同様に、腹部3側においては、一対の帯部113A,113Bが、幅方向における互いの離間距離が先端部112Ac,112Bc側へ向かうにしたがって大きくなるように、起立方向に対して斜めに貼られる。
上述の貼付手順によれば、皮膚貼付材100は長手方向に伸張された状態で貼られるので、皮膚貼付材100には、次に説明するような応力が発生する。
まず、図4を参照して背中2側について説明すると、背中2側には、一対の帯部112A,112Bが長手方向に伸張されて貼られている。伸張されていることによって、一対の帯部112A,112Bには応力が発生する。図4において、一対の帯部112aに生じる応力を応力F1〜F3として図示する。
応力F1は、帯部112A,112Bが長手方向に収縮しようとすることによって生じる、帯部112A,112Bの長手方向に作用する力である。帯部112A,112Bは起立方向に対して斜めに貼られるので、応力F1も起立方向に対して斜めに発生する。このため、応力F1は、水平方向(起立方向と直交する方向)に作用する成分である応力F2と、起立方向に作用する成分である応力F3とに分けることが可能であり、各応力F2,F3の各々が所定の機能を発揮する。
応力F2は背中2側から腹部3側に向けて、水平方向の筋肉の収縮を補助する。一方、応力F3は、起立方向の筋肉(例えば脊椎付近において起立方向に延びる起立筋)を収縮させるように作用する。すなわち、帯部112Aでは応力F3は起立方向下側に向かって作用し、帯部112Bでは応力F3は起立方向上側に向かって作用する。これにより、一対の帯部112A,112Bが互いに近づく方向に応力F3が作用して、起立方向の筋肉の収縮を補助する。
次に、図5を参照して、腹部3側について説明すると、腹部3側には一対の帯部113A,113Bが長手方向に伸張されて貼られている。伸張されていることによって、一対の帯部113A,113Bには応力F4が発生する。
応力F4によって、腹部3側の筋肉が補助される。例えば、応力F4のうち、水平方向に働く応力F5は腹部3側から背中2側に向けて水平方向の筋肉の収縮を補助し、起立方向に働く応力F6は起立方向の筋肉の収縮を補助する。
次に、皮膚貼付材100の作用効果について説明する。皮膚貼付材100によれば、第2延在部113が腹部3側に貼られるので、腹部3側の筋肉を補助することができる。図5に示す例では、第2延在部113によって応力F4(応力F5,F6の成分を含む)が発生する。これにより、腹斜筋などの腹部の筋肉を補助し、腹圧を高めることができる。腹圧を高めることで腹部の筋肉の負担を軽減し、また、例えば消化器系などの臓器の重量を支えることもできる。
また、皮膚貼付材100によれば、第1延在部112が背中2側に貼られるので、腹部3側だけでなく背中2側の筋肉をも補助することができる。具体的に、図4に示す例では、第1延在部112に含まれる一対の帯部112A,113Bが背中2側に貼られることによって、背中2側において応力F1(応力F2,F3の成分を含む)が発生する。とくに、応力F1のうち起立方向に作用する応力F3によって、起立筋の収縮を補助することができる。起立筋の収縮の補助により、使用者が起立した状態(屈曲姿勢とは逆の伸展姿勢)を維持し易くなる。
ここで、比較例として、本実施形態の構造から第1延在部112を無くした皮膚貼付材を考えると、次に説明するような問題が生じ得る。すなわち、比較例としての皮膚貼付材では、第2延在部113に含まれる一対の帯部113A,113Bの伸張の程度や、開き具合(水平方向に対する角度)が適切でなく応力F5,F6が大きくなりすぎた場合には、屈曲姿勢になり易く、使用者が適切な姿勢を維持することが難しくなる可能性がある。これに対し、皮膚貼付材100によれば、上述のように第1延在部112が背中2側に貼られることによる応力F1(応力F2,F3の成分を含む)が発生する。このため、例えば、腹部3側に発生する応力F4によって腹部3側における腹斜筋を収縮させようとする力が大きくなりすぎる場合でも、背中2側に発生する応力F1によって腹部3側とは基礎部111を挟んで反対側の背中2側における腹斜筋を収縮させようとする力が作用するので、腹部3側と背中2側とで力がバランスする。従って、使用者はより適切な姿勢を維持し易くなる。
また、皮膚貼付材100の粘着面を保護する剥離シート120には、幅方向に対して傾斜した分離部131が形成されている。これにより、一対の帯部112A,112Bの離間距離が拡がるようにして貼ることが容易となる。また、使用者は、分離部131の傾斜を目印として、当該傾斜から例えば略垂直方向に向かって領域123を引っ張ることで、傾斜にしたがった適切な角度で一対の帯部112A,112Bを伸張させて、背中2側の皮膚に貼ることができる。
また、剥離シート120において、一対の帯部112A,112Bの先端部には、一対の帯部112A,112Bの先端部112Ac,112Bcとそれ以外の部分とを分離する分離部132A,132Bが形成されている。これにより、剥離シートのうち分離部132A,132Bから先端側の部分(領域123A,123B)を残した状態で、使用者は一対の帯部112A,112Bを貼ることができる。その結果、使用者は、一対の帯部112A,112Bの先端部112Ac,112Bcの粘着面に触れることなく貼付作業を行うことができる。これにより、先端部112Ac,112Bcが貼られる前に、それら粘着面の粘着性が損なわれることを防ぐことができる。
さらに、皮膚貼付材100によれば、腹斜筋以外の腹部の筋肉として、例えば腹横筋の圧迫を補助することもできる。具体的に、基礎部111をアンカー部として、第1延在部112によって腹横筋の後部(背中2側の部分)を補助し、第2延在部113によって腹横筋の前部(腹部3側の部分)を補助することができる。腹横筋の前部及び後部の両方を補助することによって、圧迫効果を高めることができる。また、皮膚貼付材100が長手方向及び幅方向に対象形状を有する場合には、アンカー部としての基礎部111を挟んで、一対の帯部112A,112B及び一対の帯部113A,113Bを放射状(例えばX形状)に広げて貼ることができる。運動時等には腹横筋にさまざまな方向の伸縮が起き得るが、一対の帯部112A,112B及び一対の帯部113A,113Bが放射状に広がって貼られていると、圧力が特定の方向に偏よることなく略均等に分配される。これにより、腹横筋への負荷を軽減することができる。
また、皮膚貼付材100が長手方向及び幅方向のいずれの方向についても対称な形状を有している場合には、皮膚貼付材100全体の貼付方向が長手方向Y及び/又は幅方向Xが逆であってもよいので、使用者は、皮膚貼付材100全体の貼付方向を気にせずに使用することができる。
また、皮膚貼付材100が全体として略長方形状を有している場合には、先に説明したように一枚のシートから皮膚貼付材100をダイカットして作製するときに、一枚のシートから効率よく(多くの)皮膚貼付材100をダイカットして作製することができる。
[第2実施形態]
次に、図6及び図7を参照しながら、第2実施形態に係る皮膚貼付材200の構成について説明する。図6は皮膚貼付材200の正面図であり、図7は皮膚貼付材200の背面図である。図6及び図7は、使用者の身体に貼られる前の状態に係る皮膚貼付材200を示している。第2実施形態は第1実施形態と比較して第1延在部側の形状が異なるので、この点について特に説明する。第2延在部側の形状については第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、図6及び図7を参照しながら、第2実施形態に係る皮膚貼付材200の構成について説明する。図6は皮膚貼付材200の正面図であり、図7は皮膚貼付材200の背面図である。図6及び図7は、使用者の身体に貼られる前の状態に係る皮膚貼付材200を示している。第2実施形態は第1実施形態と比較して第1延在部側の形状が異なるので、この点について特に説明する。第2延在部側の形状については第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
皮膚貼付材200はテープ本体210及び剥離シート220による二重構成を成している。テープ本体210と剥離シート220とは全体の形状が同じである。
テープ本体210は、長手方向Yに沿って延在する。テープ本体210は、長手方向Yに沿って、基礎部211と、第1延在部212と、第2延在部113との3つの部分を備える。第2延在部113については、先に図1を参照して説明したので、ここでは説明を省略する。図6において、基礎部211と第1延在部212との境界LCを一点鎖線で示す。ただし、境界LCの位置は、皮膚貼付材200の機能を発揮できる範囲において適宜変更することができる。例えば、基礎部211と第1延在部212との境界LCが、図6に示す例よりも第1延在部212側に位置してもよく、基礎部211側に位置してもよい。基礎部211と第2延在部113との境界については、図1と同様に、境界LAb,LBbとして一点鎖線で示す。
基礎部211は、長手方向Yにおいて、第1延在部212と第2延在部113との間に位置する。基礎部211も、基礎部111(図1)と同様に、皮膚貼付材200のテープ本体210を身体に貼り付けたときに、位置決め部として機能すると共に、延ばして貼り付けられる各延在部212,113を支持するアンカー部として機能する。基礎部211は、長手方向Yにおける一端部211c及び他端部211Ab,211Bbを有する。図6に示す例では、基礎部211は多角形状(五角形状)を有しており、一端部211cは、当該多角形状の複数の辺のうち1つの辺を含んで構成される。他端部211Ab,211Bbは、一端部211cに含まれる辺と長手方向Yに対向する側の2つの辺を含んで構成される。本実施形態において基礎部211は、テープ本体210において長手方向Yに沿って伸びる中心線C1に対して線対称に設けられている。ただし、基礎部211は中心線C1に対して線対称でなくともよい。
第1延在部212は、基礎部211の一端部211cから長手方向Y(Y軸負方向)に延在して形成され、背中側に貼られる部分である。第1延在部212は、基端部212aと、縁部212Ab,212Bbと、先端部212Ac,212Bcと、連結部212dと、貫通孔212eとを含む。基端部212aは、基礎部211の一端部211cとの接続部分である。縁部212Ab,212Bbは、幅方向Xにおいて互いに対向する一対の縁部である。先端部212Ac,212Bcは、第1延在部212の先端側(Y軸負方向側)の部分であり、一対の縁部212Ab,212Bbの先端側における一対の先端部分でもある。連結部212dは、第1延在部212の先端部における一対の縁部212Ab,212Bbを連結する部分であり、より具体的には、一対の先端部212Ac,212Bcを互いに連結する部分である。貫通孔212eは、第1延在部212において、基礎部211の一端部211c(あるいは第1延在部212の基端部212a)と、一対の縁部212Ab,212Bbと、連結部212bとに囲まれた領域に形成される。貫通孔212eは、例えばダイカットによって形成することができる。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、第1延在部212の長手方向Yにおける伸縮性は、幅方向Xにおける伸縮性よりも高くなるように、テープ本体210が加工されている。
第2実施形態において、一対の縁部212Ab,212Bbは、長手方向Yに所定の長さL2を有する。また、一対の縁部212Ab,212Bbは、第1延在部212の先端部212Ac,212Bcに向かうにしたがって幅方向Xにおける互いの離間距離が大きくなる。これにより、一対の縁部212Ab,212Bbは全体として、先端部側に広がるV字形状を有する。さらに、基端部212a及び連結部212dを含めると、第1延在部212はその外形が、基端側に短く先端部側に長い台形形状を有する。基礎部211及び第2延在部133を含めたテープ本体210(皮膚貼付材200)は、全体として、第1延在部212の先端部側に広がるY字形状を有する。テープ本体210は、第2延在部113から基礎部211に至る部分において幅方向Xの長さが一定となっており、境界LCを起点として、そこから第1延在部212の先端側に向かうにしたがって幅方向Xの長さが長くなる。
また、第1延在部212は、基端部212aにおいて幅方向Xに所定の長さL1を有し、先端部212Ac,212Bcにおいて、幅方向Xに所定の長さL3を有する。第1延在部212の形状は、L1〜L3の寸法によっても特徴づけられる。第2実施形態においては、L2はL3より長くてもよい。L2を長くすることで、背中側に貼られる貼付材の面積を増加させ、背中側の筋肉の補助を高めることができる。例えばL2のL1に対する比率(L2/L1)は1.5以上、3.0以上または5.0以上とすることが好ましい。L2のL3に対する比率(L2/L3)は1.0〜2.5とすることが好ましい。L3のL1に対する比率(L3/L1)は1.4以上、2.0以上または3.0以上とすることが好ましい。具体的な数値として、例えば、L1を30〜150mm、L2を75〜250mmとし、L3を75〜250mmとすることができる。
次に、剥離シート220について説明する。上述したように剥離シート220の全体形状はテープ本体210と同じである。剥離シート220には、剥離シート120(図2)と同様に、複数の分離部が形成される。具体的に、剥離シート220には複数の分離部231,232A,232B,233A,233B,134A,134Bが形成され、剥離シート220は複数の領域221〜223,124A,124B,125A,125Bに区画される。分離部134A,134B及び領域124A,124B,125A,125Bについては、先に図2を参照して説明したので、ここでは説明を省略する。
分離部231は、基礎部211と第1延在部212との境界領域に形成され、基礎部211と第1延在部212とを分離する。図6,7に示す例では分離部231が境界LCの近傍であって境界LCよりも第1延在部212側に形成されている。このような状態も、分離部231が基礎部211と第1延在部212との境界領域に形成されていると言える。なお、図7に示す例では、分離部231は、幅方向Xに沿って形成されているが、分離部231は幅方向Xに対して傾斜していてもよい。例えば、分離部231を、後述の第4実施例で説明する分離部431A,431Bのように傾斜させて構成してもよい。
分離部232A,232Bは、第1延在部212の先端部分に形成され、第1延在部212の先端部212Ac,212Bc及び連結部212d(領域223)とそれ以外の部分(領域222)とを分離する一対の分離部である。
分離部233A,233Bは、基礎部211と一対の帯部113A,113Bとの境界領域に形成され、基礎部211(領域221)と第2延在部113(領域124A,124B等)とを分離する一対の分離部である。分離部233A,233Bは、図2の分離部133A,133Bと同様に、幅方向Xに対して傾斜している。
領域221は、分離部231及び分離部233A,233Bによって区画され、基礎部211の粘着面を保護する。
領域222は、分離部231及び分離部232A,232Bによって区画され、第1延在部212のうち先端部212Ac,212Bc及び連結部212d以外の部分の粘着面を保護する。
領域223は、分離部232A,232Bによって区画され、第1延在部212の先端部212Ac,212Bc及び連結部212dの粘着面を保護する。
次に、皮膚貼付材200の貼付け手順の一例を説明する。はじめに、使用者は基礎部211を皮膚に貼る。具体的に、使用者はまず剥離シート220の領域221を剥がして基礎部211の貼付面(及び第1延在部212の一部)を露出させる。そして、使用者は、皮膚貼付材200の長手方向が腹部側から脇腹をまたいで背中側に向かう方向となるように皮膚貼付材200の方向を決めたうえで、基礎部211と第1延在部212と間の部分(境界LC)が骨盤の上方の脇腹部分に対応するようにその露出部分を貼る。
続いて、使用者は第1延在部212を皮膚に貼る。具体的に、使用者は剥離シート220の領域222を剥がして第1延在部212の貼付面の一部を露出させ、領域223を持ちながら第1延在部212の露出部分を、背中2側の皮膚に貼る。このとき、領域223を引っ張ることで、第1延在部212を長手方向に伸張させて(例えば10〜30mm程度)、背中側の皮膚に貼るようにする。さらに、使用者は、剥離シート220の領域223を剥がして第1延在部212の貼付面の残りの部分を露出させ、第1延在部212の先端部212Ac,212Bc及び連結部212dを皮膚に貼る。
最後に、使用者は第2延在部113を皮膚に貼る。第2延在部113の貼付手順については、先に図3〜図5を参照して説明したので、ここでは説明を省略する。
以上の手順により、皮膚貼付材200は、脇腹をまたいで腹部側から背中側まで貼られる。ここで、一対の縁部212Ab,212Bbは、もともと第1延在部212の先端部側に向かうにしたがって幅方向Xにおける互いの離間距離が大きくなっているので、その形状において長手方向に伸張された状態で第1延在部212が背中側の皮膚に貼られることとなる。この状態では、第1実施形態に係る皮膚貼付材100の第1延在部112に含まれる一対の帯部112A,112B(図3,4)と同様に、一対の縁部212Ab,212Bbによって先端部側に広がるV字形状が形成される。
そのため、長手方向に伸張された状態で貼られた皮膚貼付材200に含まれる第1延在部212(少なくとも一対の縁部212Ab,212Bb付近)においても、第1実施形態に係る皮膚貼付材100に含まれる第1延在部112に発生する応力と同様の応力が発生する。図6において、皮膚貼付材200が伸張されて貼られた場合に第1延在部212に発生する応力を応力F7〜F9として図示する。
応力F7は、第1延在部212が長手方向Yに収縮しようとすることによって生じる、一対の縁部212Ab,212Bbに沿う方向に作用する力である。皮膚貼付材200が貼られた状態では、応力F7は起立方向に対して斜めに発生する。このため、応力F7は、水平方向に作用する成分である応力F8と、起立方向に作用する成分である応力F9とに分けることが可能である。これら応力F7〜F9は、第1実施形態に係る皮膚貼付材100において発生する応力F4〜F6(図4)にそれぞれに対応し、同様に作用する。
次に、皮膚貼付材200の作用効果について説明する。上述のように、皮膚貼付材200に含まれる第1延在部212においても、第1実施形態に係る皮膚貼付材100に含まれる第1延在部112に発生する応力(F4〜F6)と同様の応力(F7〜F9)が発生する。したがって、皮膚貼付材200によっても、背中側の腹斜筋を補助して、使用者が適切な姿勢を維持し易くなるようにすることができる。
また、皮膚貼付材200では、第1延在部212の一対の縁部212Ab,212Bbが、先端部分において連結部212bによって連結されている。ここで、第1延在部212の幅方向Xにおける伸縮性をできるだけ小さくすることで、連結部212dが幅方向Xにはほとんど伸縮しないようにすることができる。皮膚貼付材200が貼られた状態では、幅方向Xが起立方向に等しくなるので、連結部212dは、起立方向にほとんど伸張しないこととなる。これにより、例えば、使用者が極端な前屈姿勢を取ったときには、背中側に貼られた第1延在部212に含まれる連結部212dが起立方向にほとんど伸張しないことによって、前屈姿勢を妨げる力(図6に示す反力TF)を発生させることができる。これによっても、使用者が適切な姿勢を維持し易くなるようにすることができる。
さらに、連結部212dが有ることによって、連結部212dが無い場合よりも、起立筋に沿った方向に貼られる貼付材の面積を増加させて、起立筋の補助を高めることができる。また、連結部212dが無いと、一対の先端部212Ac,212Bcの間の皮膚が皮膚貼付材200に対して固定されないので、起立方向の応力F9が皮膚の伸縮によって緩和されて起立筋に十分に伝達されず、起立筋の補助が不足する可能性がある。これに対し、連結部212dが有ることによって、その部分(すなわち一対の先端部212Ac,212Bcの間の部分)の皮膚が皮膚貼付材200に対して固定される。これにより、起立方向の応力を起立筋に確実に伝達し、起立筋の補助を高めることができる。
また、第1延在部212に貫通孔212eが形成されていることによって、皮膚貼付材200の貼り付け面積を低減できる。これにより、貼付材の皮膚への追従性を改善することができる。
[第3実施形態]
次に、図8及び図9を参照しながら、第3実施形態に係る皮膚貼付材300の構成について説明する。図8は皮膚貼付材300の正面図であり、図9は皮膚貼付材300の背面図である。図8及び図9は、使用者の身体に貼られる前の状態に係る皮膚貼付材300を示している。皮膚貼付材300は、皮膚貼付材200(図6)と比較して、貫通孔212eを有していない点で相違する。
次に、図8及び図9を参照しながら、第3実施形態に係る皮膚貼付材300の構成について説明する。図8は皮膚貼付材300の正面図であり、図9は皮膚貼付材300の背面図である。図8及び図9は、使用者の身体に貼られる前の状態に係る皮膚貼付材300を示している。皮膚貼付材300は、皮膚貼付材200(図6)と比較して、貫通孔212eを有していない点で相違する。
皮膚貼付材300は、テープ本体310及び剥離シート320による二重構造を成している。テープ本体310と剥離シート320とは全体の形状が同じである。
テープ本体310は、テープ本体210(図6)と比較して、第1延在部212に代えて第1延在部312を含む点で相違する。第1延在部312では、基礎部211の一端部211c(あるいは第1延在部312の基端部212a)と、一対の縁部212Ab,212Bbと、連結部212dとに囲まれた領域の全体にわたり貼付材が広がっている。第1延在部312は、その全体が基端側に短く先端部側に長い台形形状を有する。
剥離シート320は、テープ本体310に合わせた形状とされる。剥離シート320は、剥離シート220(図7)と比較して、分離部232A,232Bに代えて分離部332を含み、領域222に代えて領域322を含む点で相違する。分離部332は、第1延在部312の先端部分に形成され、第1延在部321の先端部212Ac,212Bc及び連結部212d(領域223)とそれ以外の部分(領域322)とを分離する。領域322は、分離部231及び分離部332によって区画され、第1延在部312のうち先端部212Ac,212Bc及び連結部212d以外の部分の粘着面を保護する。
皮膚貼付材300の貼付手順については、先に説明した第2実施形態に係る皮膚貼付材200の貼付手順と同様とすることができるので、ここでは説明を省略する。
皮膚貼付材300の第1延在部312は、第2実施形態に係る皮膚貼付材200の第1延在部212と同様に、一対の縁部212Ab,212Bbを含んでいる。そのため、長手方向に伸張された状態で貼られた第1延在部312においても、第2実施形態に係る皮膚貼付材200に含まれる第1延在部212と同様の応力F7〜F9が発生する。したがって、皮膚貼付材300によっても、背中側の腹斜筋を補助して、使用者が適切な姿勢を維持し易くなるようにすることができる。さらに、第1延在部312は連結部212dを含んでいるので、第2実施形態に係る皮膚貼付材200に含まれる第1延在部212と同様の反力TFを発生させることができる。ここで、第1延在部312では、皮膚貼付材200のような貫通孔212eが形成されておらずその部分には貼付材が広がっているので、その部分においても反力TFが発生し得る。これにより、使用者が極端な前屈姿勢を取った場合に発生する反力TFが増大するので、使用者は適切な姿勢を維持することがさらに容易となる。また、皮膚貼付材200のような貫通孔212eを形成する必要がないので、その分、貼付材の製作が容易となる。
[第4実施形態]
次に、図10及び図11を参照しながら、第4実施形態に係る皮膚貼付材400の構成について説明する。図10は皮膚貼付材400の正面図であり、図11は皮膚貼付材400の背面図である。図10及び図11は、使用者の身体に貼られる前の状態に係る皮膚貼付材400を示している。皮膚貼付材400は、皮膚貼付材200(図6)と比較して、連結部212dを有さない点で相違する。
次に、図10及び図11を参照しながら、第4実施形態に係る皮膚貼付材400の構成について説明する。図10は皮膚貼付材400の正面図であり、図11は皮膚貼付材400の背面図である。図10及び図11は、使用者の身体に貼られる前の状態に係る皮膚貼付材400を示している。皮膚貼付材400は、皮膚貼付材200(図6)と比較して、連結部212dを有さない点で相違する。
皮膚貼付材400は、テープ本体410及び剥離シート420による二重構造を成している。テープ本体410と剥離シート420とは全体の形状が同じである。
テープ本体410は、テープ本体210(図6)と比較して、基礎部211及び第1延在部212に代えて基礎部411及び第1延在部412を含む点で相違する。図10において、基礎部411と第1延在部412との境界LAd,LBdを一点鎖線で示す。境界LAd,LBdによって、第1延在部412は、縁部212Abを含む帯部412Aと、縁部212Bbを含む帯部412Bとの一対の帯部に分離され、それにより基礎部411は、長手方向Yにおける一端部411Aa,411Baを有するように構成される。基礎部411の一端部411Aa,411Baは、帯部412A,412Bの基端部412Aa,412Baにそれぞれ接するように構成される。基礎部411の他端部211Ab,211Bbについては、先に図6を参照して説明したので、ここでは説明を省略する。基礎部411も、基礎部111(図1)と同様に、皮膚貼付材400のテープ本体410を身体に貼り付けたときに、位置決め部として機能すると共に、延ばして貼り付けられる各延在部412,113を支持するアンカー部として機能する。なお、境界LAd,LBdの位置は図10に示す例に限定されるものでなく、皮膚貼付材400の機能を発揮できる範囲において適宜変更することができる。例えば、境界LAd、LBdを、図6に示す境界LCのように幅方向Xに沿った一つの境界として構成してもよい。この場合、基礎部411の形状は図6に示す基礎部211と同様の形状となり、第1延在部412は、縁部212Ab及び212Bbが基端側で接続されてなる形状を有する。
第1延在部412は、第1延在部212(図6)と比較して、連結部212dを有しない点で相違する。さらに、境界LAd,LBdによって基礎部411と第1延在部412とが分けられて帯部412A,412Bが形成されるので、帯部412A,412Bの各々が基端部412Aa,412Baをそれぞれ含む。第1延在部412は、先端部側に広がるV字形状を有する。
剥離シート420は、テープ本体410に合わせた形状とされる。剥離シート420は、剥離シート220(図7)と比較して、分離部231に代えて分離部431A,431Bを含み、領域221及び領域223に代えて領域421及び領域423A,423Bを含む点で相違する。分離部431A,431Bは、基礎部411と第1延在部412に含まれる一対の帯部412A,412Bとを分離する一対の分離部である。領域421は、分離部431A,431B及び分離部233A,233Bによって区画され、基礎部411の粘着面を保護する。領域423A、423Bは、分離部232A,232Bによって区画され、第1延在部412の先端部212Ac,212Bcの粘着面を保護する。
皮膚貼付材400の貼付手順については、先に説明した皮膚貼付材200の貼付手順と同様とすることができるので、ここでは説明を省略する。
皮膚貼付材400の第1延在部412も、第2実施形態に係る皮膚貼付材200の第1延在部212と同様に、一対の縁部212Ab,212Bbを含んでいる。そのため、長手方向に伸張された状態で貼られた第1延在部412においても、第2実施形態に係る皮膚貼付材200に含まれる第1延在部212と同様の応力F7〜F9が発生する。したがって、皮膚貼付材300によっても、背中側の腹斜筋を補助して、使用者が適切な姿勢を維持し易くなるようにすることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。各実施形態の特徴部分を適宜組み合わせた構成についても、本発明の実施形態とすることができる。
また、以上では、腹部側に貼られる第2延在部113を、一対の帯部113A,113Bを含む構成を例に挙げて説明したが、第2延在部の構成は、特に限定されるものでない。例えば、第2延在部の形状として一本の帯形状を採用してもよく、また、図6,図8,図10に示す第1延在部212,312,314のような種々の形状を採用してもよい。
1…脇腹、2…背中、3…腹部、100,200,300,400…皮膚貼付材。110,210,310,410…テープ本体、111,211,411…基礎部、112,212,312,412…第1延在部、113…第2延在部、112A,112B,113A,113B,412A,412B…帯部、120,220,320,420…剥離シート。
Claims (7)
- 長手方向に延在し、脇腹をまたいで腹部側から背中側まで貼られる皮膚貼付材であって、
前記長手方向における一端部及び他端部を有する基礎部と、
前記基礎部の前記一端部から前記長手方向に延在して形成され、前記背中側に貼られる第1延在部と、
前記基礎部の前記他端部から前記長手方向に延在して形成され、前記腹部側に貼られる第2延在部と、
を備え、
前記第1延在部は、前記長手方向に直交する幅方向に並んで設けられる少なくとも一対の帯部を含む、皮膚貼付材。 - 長手方向に延在し、脇腹をまたいで腹部側から背中側まで貼られる皮膚貼付材であって、
前記長手方向における一端部及び他端部を有する基礎部と、
前記基礎部の前記一端部から前記長手方向に延在して形成され、前記背中側に貼られる第1延在部と、
前記基礎部の前記他端部から前記長手方向に延在して形成され、前記腹部側に貼られる第2延在部と、
を備え、
前記第1延在部は、
前記長手方向に所定の長さを有し、前記長手方向に直交する幅方向において互いに対向する一対の縁部を含み、
前記一対の縁部は、前記第1延在部の先端部側へ向かうにしたがって前記幅方向における互いの離間距離が大きくなる、皮膚貼付材。 - 前記第1延在部は、前記先端部における前記一対の縁部を連結する連結部を含む、請求項2に記載の皮膚貼付材。
- 前記第1延在部には、前記基礎部の前記一端部と、前記一対の縁部と、前記連結部とに囲まれた領域に貫通孔が形成される、請求項3に記載の皮膚貼付材。
- 前記第1延在部では、前記基礎部の前記一端部と、前記一対の縁部と、前記連結部とに囲まれた領域の全体にわたり貼付材が広がっている、請求項3に記載の皮膚貼付材。
- 前記皮膚貼付材の粘着面を保護する剥離部材をさらに備え、
前記剥離部材は、前記基礎部と前記第1延在部との境界領域に形成された分離部を含み、
前記分離部は、前記幅方向における内側の部分に比して、前記幅方向における外側の部分が前記基礎部側に位置している、請求項1〜5のいずれか1項に記載の皮膚貼付材。 - 前記第1延在部の前記長手方向における伸縮性が、前記幅方向における伸縮性よりも高い、請求項1〜6のいずれか1項に記載の皮膚貼付材。
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