JP2016076971A5 - - Google Patents

Description

第２の実施の形態においては、動きベクトルを使用して変換を暗黙的に信号送信する。使用される変換は、ブロックの動きベクトル（動きベクトルのサイズ、方向、参照ピクチャなど）に依存させることができる。

Claims (20)

1. ビデオ符号化における変換の選択のための装置であって、
   ビデオ・シーケンスにおけるピクチャ内の少なくとも１つのブロックの符号化を、２つ以上の変換のセットから当該ブロックの残差に適用する変換を選択することによって行うビデオ符号化器を備え、
   前記変換のセットは、前記ブロックに関する動きベクトルの方向から決定される、前記装置。
2. 前記ビデオ符号化器は、前記変換のセットを決定し、当該変換のセットを副情報として対応する復号器に送信する、請求項１に記載の装置。
3. 前記ビデオ符号化器は、前記変換のセットを決定し、前記ビデオ符号化器と同じ変換のセットを導出するために、リファインメントおよび既に復号されているデータから対応する復号器が前記変換のセットを予測できるようにする、前記変換のセットに対する前記リファインメントを決定し、当該リファインメントを前記対応する復号器に送信し、
   前記リファインメントは、リファレンスの変換又は変換のセットから変換又は変換のセットを導出するために必要な情報である、請求項１に記載の装置。
4. 前記ビデオ符号化器は、複数の変換のセットから前記変換のセットを決定し、当該変換のセットを副情報として送信する、請求項１に記載の装置。
5. 前記ビデオ符号化器は、変換の系列から、当該変換の系列のサブセットを表す前記変換のセットを決定し、前記ビデオ符号化器は、前記変換の系列のサブセットのみを送信する、請求項１に記載の装置。
6. ビデオ符号化器における方法であって、
   ２つ以上の変換のセットを決定することと、
   ビデオ・シーケンスにおけるピクチャ内の少なくとも１つのブロックを、前記変換のセットから前記ブロックの残差に適用する変換を選択することによって符号化することと、を含み、
   前記変換のセットは、前記ブロックに関する動きベクトルの方向から決定される、前記方法。
7. 前記変換のセットを副情報として対応する復号器に送信することをさらに含む、請求項６に記載の方法。
8. 前記ビデオ符号化器と同じ変換のセットを導出するために、リファインメントおよび既に復号されているデータから対応する復号器が前記変換のセットを予測できるようにする、前記変換のセットに対する前記リファインメントを決定することと、
   前記リファインメントを前記対応する復号器に送信することであって、前記リファインメントは、リファレンスの変換又は変換のセットから変換又は変換のセットを導出するために必要な情報である、送信することと、をさらに含む、請求項６に記載の方法。
9. 前記変換のセットは、複数の変換のセットから決定され、前記方法は前記変換のセットを副情報として送信することをさらに含む、請求項６に記載の方法。
10. 変換の系列から、当該変換の系列のサブセットを表す前記変換のセットを決定し、当該方法は前記変換の系列のサブセットのみを送信することをさらに含む、請求項６に記載の方法。
11. ビデオ復号における変換の選択のための装置であって、
    ビデオ・シーケンスにおけるピクチャ内の少なくとも１つのブロックの復号を、２つ以上の逆変換のセットから前記ブロックの逆量子化された係数に適用する逆変換を選択することによって行うビデオ復号器を備え、
    前記逆変換のセットは、前記ブロックに関する動きベクトルの方向から決定される、前記装置。
12. 前記ビデオ復号器は、前記逆変換のセットを副情報として受信する、請求項１１に記載の装置。
13. 前記ビデオ復号器は、対応するビデオ符号化器と同じ変換のセットに対応する逆変換のセットを導出するために、リファインメントおよび既に復号されているデータから前記逆変換のセットを前記ビデオ復号器が予測できるようにする、前記逆変換のセットに対する前記リファインメントを受信し、
    前記リファインメントは、リファレンスの逆変換又は逆変換のセットから逆変換又は逆
    変換のセットを導出するために必要な情報である、請求項１１に記載の装置。
14. 前記逆変換のセットが複数の逆変換のセットから決定され、当該逆変換のセットが前記ビデオ復号器によって副情報として受信される、請求項１１に記載の装置。
15. 逆変換の系列から、当該逆変換の系列のサブセットを表す前記逆変換のセットが決定され、前記ビデオ復号器は、当該逆変換の系列のサブセットのみを受信する、請求項１１に記載の装置。
16. ビデオ復号器における方法であって、
    ビデオ・シーケンスにおけるピクチャ内の少なくとも１つのブロックを、２つ以上の逆変換のセットから当該ブロックの逆量子化された係数に適用する逆変換を選択することによって復号することを含み、
    前記逆変換のセットは、前記ブロックに関する動きベクトルの方向から決定される、前記方法。
17. 前記逆変換のセットを副情報として受信することをさらに含む、請求項１６に記載の方法。
18. 対応するビデオ符号化器と同じ変換のセットに対応する逆変換のセットを導出するために、リファインメントおよび既に復号されているデータから前記逆変換のセットを前記ビデオ復号器が予測できるようにする、前記変換のセットに対する前記リファインメントを受信することと、
    前記リファインメントおよび前記既に復号されているデータから前記変換のセットを予測することであって、前記リファインメントは、リファレンスの逆変換又は逆変換のセットから逆変換又は逆変換のセットを導出するために必要な情報である、予測することと、
    をさらに含む、請求項１６に記載の方法。
19. 前記逆変換のセットが複数の逆変換のセットから決定され、前記方法は前記逆変換のセットを副情報として受信することをさらに含む、請求項１６に記載の方法。
20. 逆変換の系列から、前記逆変換の系列のサブセットを表す前記逆変換のセットが決定され、前記方法は前記逆変換の系列のサブセットのみを受信することをさらに含む、請求項１６に記載の方法。