JP2016075977A - 読影研修用教材の作成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所属組織が異なる医師間による症例情報の共有を可能とし、効果的なモニター読影研修を行うための読影研修用教材を作成する。【解決手段】メタデータ部と画像データ本体部とを備える患者画像データを1つ以上記憶する記憶手段を有するコンピュータに行わせる読影研修用教材の作成方法であって、画像データ本体部に関しては特定の処理を加えずに、メタデータ部における患者個人を特定する情報を消去する工程と、画像データ本体部に関しては特定の処理を加えずに、メタデータ部における第1の属性として一の所定情報を書き込み、第2の属性として読影研修用教材における各項目の見出し情報を書き込み、第3の属性としてビューアにおいて読影研修用教材を所定順序で提示させるための規則に従った符号を書き込む分類情報書込工程と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、汎用性の高い読影研修用教材の作成方法に関する。
マンモグラフィー(Mammography)とは、人の乳房をX線撮影して行う画像診断法であり、乳がんの早期発見に有効である(広辞苑第六版)。また、マンモグラフィー装置とは、上記画像診断法を行うための乳房X線撮影装置のことをいう。
マンモグラフィー装置により人の乳房をX線撮影して行う画像診断において、近年、シャウカステンを利用したフィルム診断から画像データを表示装置(モニター装置)に表示させて行うモニター診断へと急速に移行している。
各医療機関においては、独自にモニター読影(モニター診断)の研修が行われているが、当該研修の教材となる個々の医療機関が保有する情報では、典型症例の偏りがあったり、そもそも症例数が少なかったりという背景から効果的な研修を行うことができないという問題点があった。
一方で、マンモグラフィー装置により撮影されたDICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)形式の画像データには、被験者(患者)の個人情報が含まれているため、効果的な研修を行うためといえども、撮影の行われた院外へ当該画像データを持ち出すことができないという問題点もあった。つまり、所属組織が異なる医師間による症例情報の共有ができないという問題点があった。
そこで本発明では、上記問題点に鑑み、所属組織が異なる医師間による症例情報の共有を可能とし、効果的なモニター読影研修を行うための読影研修用教材の作成方法を提供することを目的とする。
開示する読影研修用教材の作成方法の一形態は、X線撮影装置によって人体の一部である被験部位を撮影した、メタデータ部と画像データ本体部とを備えるDICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)形式の患者画像データを1つ以上記憶する記憶手段を有するコンピュータに行わせる読影研修用教材の作成方法であって、各前記患者画像データにについて、前記画像データ本体部に関しては特定の処理を加えずに、前記メタデータ部における患者個人を特定する情報を消去する個人情報消去工程と、前記個人情報消去工程において処理を行った前記各患者画像データについて、前記画像データ本体部に関しては特定の処理を加えずに、前記メタデータ部における第1の属性として一の所定情報を書き込み、第2の属性として前記読影研修用教材における各項目の見出し情報を書き込み、第3の属性としてDICOM形式読影用画像データのビューアにおいて前記読影研修用教材を所定順序で提示させるための規則に従った符号を書き込む分類情報書込工程と、を含むことを特徴とする。
開示する読影研修用教材の作成方法は、所属組織が異なる医師間による症例情報の共有を可能とし、効果的なモニター読影研修を行うための読影研修用教材を作成することができる。
本実施の形態に係る読影研修用教材の作成方法の流れを示すフローチャートの一例である。 本実施の形態に係る記憶手段に記憶される患者画像データ(読影研修用教材)の一例を示す図である。 本実施の形態に係る患者画像データ(読影研修用教材)の構造を説明する図である。 本実施の形態に係る患者画像データ(読影研修用教材)におけるメタデータ部の構造を説明する図である。
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。図1を用いて、本実施の形態に係る読影研修用教材30の作成方法(以下、単に「教材作成方法」という。)1について説明する。図1は、教材作成方法1の流れを示すフローチャートである。
教材作成方法1は、X線撮影装置(主に、マンモグラフィー装置)10によって患者の被験部位を撮影した画像データ20に基づいて、各医療機関におけるモニター読影(モニター診断)の研修で使用するための読影研修用教材30を作成する方法である。なお、患者画像データ20及び読影研修用教材30は、DICOM形式で保存される画像データであり、医療機関に設置されるビューア(読影用モニター)90に表示させることができる。
図2で示すように、教材作成方法1を実行させるコンピュータの記憶手段には、マンモグラフィー装置10によって撮影された少なくとも1つ以上の患者画像データ20が記憶されている。図3で示すように、患者画像データ20は、DICOM形式で保存される画像データであって、患者ID60、患者氏名70、検査日80、検査病院名称などを含む画像データ20の書誌的情報であるメタデータ部100と、マンモグラフィー装置10により撮影された患者被験部位の画像そのものである画像データ本体部110と、を備えている。
S10の個人情報消去工程40において、コンピュータが、記憶手段に記憶される全ての患者画像データ20のメタデータ部100において、患者個人を特定する情報を消去する。このとき、画像データ本体部110には何らの情報処理も行われない。個人情報消去工程40においては、例えば、メタデータ部100の全ての情報について消去する形態であっても良く、患者ID60、患者氏名70、検査日80、検査病院名称など、患者個人を特定する情報として定めた所定の項目のみ情報を消去する形態であっても良い。なお、患者個人を特定する情報として定めた所定の項目とは、適宜定めることができる。
こうすることで、患者画像データ20は、被験者を特定することができない状態となるため、撮影が行われた院外へ画像データ20を持ち出すことができるようになり、所属組織の異なる医師間による症例情報の共有を図ることができる。
図4で示すように、患者画像データ20のメタデータ部100は、患者識別符号情報、患者指名情報、検査日情報など、患者画像データ20の属性を規定する情報120を備えている。
S20の分類情報書込工程50において、コンピュータが、S10において所定の処理が行われた全ての患者画像データ20のメタデータ部100に関し、患者識別符号情報60として一の所定情報を書き込む処理を行う。患者識別符号情報60として書き込まれる情報は、意味づけの有無は問われない(ランダムな)情報であって、例えば、1つの記号列「a2c5e2g5ik」等の情報である。こうすることによって、読影研修用教材30をビューア(読影用モニター)90に表示させるとき、1つの記号列を検索条件として読影研修用教材30を一括して抽出し表示させることができる。
また、S20の分類情報書込工程50において、コンピュータが、S10において所定の処理が行われた全ての患者画像データ20のメタデータ部100に関し、患者氏名情報70として、読影研修用教材30における各項目の見出し情報を書き込む処理を行う。患者氏名情報70として書き込まれる情報は、例えば、「腫瘤」、「石灰化」、「構築の乱れ」、「FAD(局所的非対称性陰影)」等、読影研修用教材30において設けられる項目の見出し情報であり、読影研修用教材30の作成者が適宜定めることができる情報である。こうすることによって、ビューア(読影用モニター)90上に表示させたい読影研修用教材30の項目があるとき、ビューア90に表示される項目一覧の特定箇所を選択操作することにより、読影研修用教材30における希望項目を抽出し表示させることができる。
さらに、S20の分類情報書込工程50において、コンピュータが、S10において所定の処理が行われた全ての患者画像データ20のメタデータ部100に関し、検査日情報80として、ビューア90において読影研修用教材30を所定順序で提示させるための規則に従った符号を書き込む処理を行う。検査日情報80として書き込まれる情報は、例えば、ビューア90が検査日情報80について昇順で表示させる仕様になっている場合、ビューア90に表示させたい順に「1」、「2」、「3」、…や「A」、「B」、「C」、…というような順序の概念を有する符号情報である。こうすることによって、ビューア(読影用モニター)90上に表示させたい読影研修用教材30の順序があるとき、ビューア90のソート機能の設定に応じた順序を表す情報を検査日情報80に書き込むことにより、読影研修用教材30を希望の順序で表示させることができる。
分類情報書込工程50において、第1の属性値として一の所定情報を書き込むことによって、読影研修用教材30をビューア90に表示させるとき、一の所定情報を検索条件として、読影研修用教材30を一括して抽出し表示させることを企図している。
分類情報書込工程50において、第2の属性値として読影研修用教材30における各項目の見出し情報を書き込むことによって、ビューア90上に表示させたい読影研修用教材30の項目があるとき、ビューア90に表示される項目一覧の特定箇所を選択操作することにより、読影研修用教材30における希望項目を抽出し表示させることを企図している。
分類情報書込工程50において、第3の属性値としてビューア90において読影研修用教材30を所定順序で提示させるための規則に従った符号を書き込むことによって、ビューア90上に表示させたい読影研修用教材30の順序があるとき、ビューア90のソート機能の設定に応じた順序を表す情報を書き込むことにより、読影研修用教材30を希望の順序で表示させることを企図している。
上記の目的が達成される限り、分類情報書込工程50において所定の情報が書き込まれるとした患者識別符号情報60、患者氏名情報70、検査日情報80については、適宜他の属性を選択し所定の情報を書き込む形態としても良い。
例えば、メタデータ部100における属性:年度情報「2011年」、「2012年」、「2013年」、「2014年」のそれぞれに対し、「構築の乱れ」、「FAD」、「石灰化」、「腫瘤陰影」等、読影研修用教材30において設けられる項目の見出し情報を対応させる形態でも良い。また、メタデータ部100における属性:(検査)月日により症例の細分類及び提示順序を定める形態としても良い。
なお、S20の分類情報書込工程50において、画像データ本体部110に関しては、特定の処理を加えない。モニター読影(モニター診断)の研修において、マンモグラフィー装置10により撮影された患者被験部位の画像そのものを使用するためである。
S10及びS20で示した個人情報消去工程40及び分類情報書込工程50を経て、患者画像データ20に基づいて、読影研修用教材30が作成される。
教材作成方法1は、医療用のシステム(DICOM形式の画像データビューア90)をそのまま利用し、モニター読影(モニター診断)の研修を実施することができる。
教材作成方法1は、X線撮影装置10により撮影が行われた組織の垣根を越えて、症例の集積が可能となるため、典型症例の偏りがなく、多数の症例を収録した読影研修用教材30を作成することができる。
教材作成方法1は、医療用のシステム(DICOM形式の画像データビューア90)のソート機能の設定に、読影研修用教材30におけるメタデータ部100に書き込む情報を合わせることによって、読影研修用教材30と患者画像データ20との区別、読影研修用教材30における項目間の区別、読影研修用教材30内の画像間の提示順序付けを行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
1 読影研修用教材の作成方法
10 マンモグラフィー装置
20 患者画像データ(元画像データ)
30 読影研修用教材(読影研修用画像データ)
40 個人情報消去工程
50 分類情報書込工程
60 患者識別符号情報
70 患者氏名情報
80 検査日情報
90 (DICOM形式読影用画像データの)ビューア
100 メタデータ部
110 画像データ本体部
120 画像データの属性情報

Claims (4)

  1. X線撮影装置によって人体の一部である被験部位を撮影した、メタデータ部と画像データ本体部とを備えるDICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)形式の患者画像データを1つ以上記憶する記憶手段を有するコンピュータに行わせる読影研修用教材の作成方法であって、
    各前記患者画像データにについて、前記画像データ本体部に関しては特定の処理を加えずに、前記メタデータ部における患者個人を特定する情報を消去する個人情報消去工程と、
    前記個人情報消去工程において処理を行った前記各患者画像データについて、前記画像データ本体部に関しては特定の処理を加えずに、前記メタデータ部における第1の属性として一の所定情報を書き込み、第2の属性として前記読影研修用教材における各項目の見出し情報を書き込み、第3の属性としてDICOM形式読影用画像データのビューアにおいて前記読影研修用教材を所定順序で提示させるための規則に従った符号を書き込む分類情報書込工程と、を含むことを特徴とする読影研修用教材の作成方法。
  2. 前記第1の属性が、患者識別符号情報であり、
    前記第2の属性が、患者氏名情報であり、
    前記第3の属性が、検査日情報であることを特徴とする請求項1に記載の読影研修用教材の作成方法。
  3. 前記X線撮影装置が、マンモグラフィー(Mammography)装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の読影研修用教材の作成方法。
  4. 請求項1乃至3の何れか一に記載の方法によって作成した読影研修用教材。
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