JP2016075363A - 締付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】被締結部材に対する第2部材の回動を確実に抑え、締付機能を充分に発揮することができる締付具を提供すること。【解決手段】固定用連結具8を用いて締結される第1及び第2被締結部材4,6の一方と固定用連結具8の一部との間に介在される締付具。この締付具は、第1傾斜面を有する第1部材22と、第2傾斜面を有する第2部材24と、第1部材22と第2部材24との間に介在された弾性付勢部材26とを備え、第1及び第2部材22,24の第1及び第2傾斜面は周方向に摺動するように接触し、弾性付勢部材26は、これら第1傾斜面及び第2傾斜面の作用によって、第2部材24に対して第1部材22が離隔する方向に相対的に移動するように周方向に弾性的に偏倚する。第2部材24には回り止め突起68が設けられ、これら回り止め突起68が第1及び第2被締結部材4,6の一方に食い込み固定される。【選択図】図1

Description

本発明は、被締結部材を締め付け固定する際に隙間が生じないように用いる締付具に関する。
木造建築において、梁部材どうし、柱と梁部材などを接合するような場合、ボルトとナットといった固定用連結具による締結方法が多く用いられている。しかしながら、木質材料はその性質上、建築年月の経過に伴い、水分が蒸発したり水分を吸収したりすることから、寸法変化は避けられず、当然のことながら、固定用連結具で締めつけていた箇所は、固定用連結具と梁部材などとの間に隙間が生じる可能性がある。例えば、建築後10年程度の経過で2〜5%程度収縮すると言われており、木質材料に対する固定用連結具の締結箇所は必然的に隙間が生じ、耐震性の劣化など、種々の弊害をもたらす可能性がある。
そこで、このような隙間が生じないようにするための締付具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この締付具は、被締結部材どうしを締め付け固着する際に固定用連結具の一端側と被締結部材との間に装着されるものであり、周方向に傾斜する第1傾斜面を有する第1部材と、前記第1部材の第1傾斜面に対応する第2傾斜面を有する第2部材と、この第1部材と第2部材との間に介在される弾性付勢部材と、を備え、第1部材の第1傾斜面と第2部材の第2傾斜面とは相互に対向して圧接状態に保持されている。
このような締付具において、例えば、第1部材と固定用連結具の一端側との間に隙間が生じると、弾性付勢部材の弾性作用によって、第2部材に対して第1部材が相対的に周方向に移動され、これによって、第1部材の第1傾斜面が第2部材の第2傾斜面に沿って移動して第1部材が第2部材に対して離隔する方向に移動し、このように第1部材が相対的に移動することにより上述した隙間がなくなり、その結果、固定用連結具による締付状態が維持され、固定用連結具の緩みの発生を解消することができる。
特許第4056539号公報
しかしながら、上述した締付具では、被締結部材と固定用連結具の一端側との間に締付具が単に介在される構成であるので、締付具の第2部材が滑って被締結部材に対して相対的に回動するおそれがあり、このように相対的に回動すると、弾性付勢部材の弾性力が第1部材に充分に作用せず、締付具の締付機能が充分に発揮されないという問題が生じる。
本発明の目的は、被締結部材に対する第2部材の回動を確実に抑え、締付機能を充分に発揮させることができる締付具を提供することである。
本発明の請求項1に記載の締付具は、固定用連結具を用いて相互に締結される第1及び第2被締結部材の一方と前記固定用連結具の一部との間に介在される締付具であって、
周方向に傾斜する第1傾斜面を有する第1部材と、前記第1部材の前記第1傾斜面に対応した第2傾斜面を有する第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間に介在された弾性付勢部材とを備え、前記弾性付勢部材の一端側は前記第1部材に係止され、その他端側は前記第2部材に係止されており、
前記第1部材の前記第1傾斜面と前記第2部材の前記第2傾斜面とは周方向に摺動するように接触し、前記弾性付勢部材は、前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面の作用によって、前記第2部材に対して前記第1部材が離隔する方向に相対的に移動するように周方向に弾性的に偏倚し、
前記第2部材には、更に、周方向に間隔をおいて複数の回り止め突起が設けられ、前記複数の回り止め突起が前記第1及び第2被締結部材の前記一方に食い込み固定されることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の締付具では、前記第1部材の第1傾斜面は、径方向内側に位置する第1内側傾斜面と、前記第1内側傾斜面の径方向外側に位置する第1外側傾斜面とを有し、前記第2部材の第2傾斜面は、径方向内側に位置し且つ前記第1部材の前記第1内側傾斜面に対応する第2内側傾斜面と、前記第2内側傾斜面の径方向外側に位置し且つ前記第1部材の前記第1外側傾斜面に対応する第2外側傾斜面とを有することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の締付具では、前記第1部材は、第1端壁と、前記第1端壁から前記第2部材側に延びる第1周側壁とを有し、前記第1周側壁の先端面の外周部に前記第1外側傾斜面が設けられ、その内周部に前記第1内側傾斜面が設けられ、また前記第2部材は、第2端壁と、前記第2端壁から前記第1部材側に延びる第2周側壁とを有し、前記第2周側壁の先端面の外周部に前記第2外側傾斜面が設けられ、その内周部に前記第2内側傾斜面が設けられ、前記弾性付勢部材は、前記第1及び第2部材の前記第1及び第2周側壁を被嵌して配設され、前記弾性付勢部材の一端側が前記第1部材の前記第1周側壁に係止され、その他端側が前記第2部材の前記第2周側壁に係止されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の締付具では、前記複数の回り止め突起の先端部は先細に形成され、前記先細先端部が前記第1及び第2被締結部材の前記一方に食い込み固定されることを特徴とする。
更に、本発明の請求項5に記載の締付具では、前記第2部材と前記第1及び第2被締結部材の前記一方との間には支持部材が介在され、前記支持部材には、前記第2部材の前記複数の回り止め突起に対応して挿通孔が設けられ、前記第2部材の前記複数の回り止め突起は、前記支持部材の前記挿通孔を通して前記第1及び第2被締結部材の前記一方に食い込み固定されることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の締付具によれば、第1部材の第1傾斜面と第2部材の第2傾斜面とは周方向に摺動するように接触し、弾性付勢部材は、第1傾斜面及び第2傾斜面の作用によって、第2部材に対して第1部材が離隔する方向に相対的に移動するように周方向に弾性的に偏倚し、更に第2部材には複数の回り止め突起が設けられているので、この締付具を第1被締結部材(又は第2被締結部材)と固定用連結具の一部との間に介在させて取り付けた状態においては、第2部材の複数の回り止め突起が第1被締結部材(又は第2被締結部材)に食い込み、これによって、第1被締結部材(又は第2被締結部材)と第2部材とが一体化され、第1被締結部材(又は第2被締結部材)に対する第2部材の相対的回動が確実に阻止され、その結果、締付具の締付機能を充分に発揮させることが可能となる。そして、例えば、締付具の第1部材と固定用連結具の一部との間に隙間が生じると、弾性偏倚部材の弾性偏倚作用によって、第2部材に対して第1部材が相対的に回動され、第2部材の第2傾斜面に沿って第1部材の第1傾斜面が周方向に移動することによって、第2部材に対して第1部材が離隔する方向に移動して隙間がなくなり、かくして、固定用連結具による締付け状態を長期にわたって維持することができる。
また、本発明の請求項2に記載の締付具によれば、第1部材の第1傾斜面は、第1内側傾斜面と、この第1内側傾斜面の径方向外側に位置する第1外側傾斜面とを有し、また第2部材の第2傾斜面は、第1部材の第1内側傾斜面に対応する第2内側傾斜面と、第2内側傾斜面の径方向外側に位置し且つ第1部材の第1外側傾斜面に対応する第2外側傾斜面とを有しているので、第1傾斜面と第2傾斜面との接触面積を大きくすることができる。加えて、例えば第1傾斜面の第1内側傾斜面(又は第1外側傾斜面)を第1外側傾斜面(第1内側傾斜面)よりも第2部材側に突出させることにより、第2部材に対する第1部材の径方向の相対的移動が阻止され、これによって、第2部材の第2傾斜面に沿って第1部材の第1傾斜面が周方向に移動すると、この第1部材が第2部材から離隔する方向に確実に移動して発生した隙間をなくすことができる。
また、本発明の請求項3に記載の締付具によれば、第1部材の第1周側壁の先端面の外周部に第1外側傾斜面が設けられ、その内周部に第1内側傾斜面が設けられ、また第2部材の第2周側壁の先端面の外周部に第2外側傾斜面が設けられ、その内周部に第2内側傾斜面が設けられ、弾性付勢部材は、第1及び第2部材の第1及び第2周側壁を被嵌して配設され、この弾性付勢部材の一端側が第1部材の第1周側壁に係止され、その他端側が第2部材の第2周側壁に係止されているので、締付具のコンパクト化を図ることができるとともに、その全体が略円筒状となって外側に突出する部材がなく、安全な締付具を提供することができる。
また、本発明の請求項4に記載の締付具によれば、複数の回り止め突起の先端部が先細に形成されているので、これら回り止め突起が第1被締結部材(又は第2被締結部材)に食込み易く、固定用連結具を締め付けて第1及び第2被締結部材を相互に締結固定することによって、第2部材の複数の突起を第1被締結部材(又は第2被締結部材)に食い込ますことができる。
更に、本発明の請求項5に記載の締付具によれば、第2部材と第1被締結部材(又は第2被締結部材)との間に支持部材が介在され、この支持部材の挿通孔を通して第2部材の複数の回り止め突起が第1被締結部材(又は第2被締結部材)に食い込むので、第2部材が支持部材を介して第1被締結部材(又は第2被締結部材)と一体的となり、この締付具を安定的に第1被締結部材(又は第2被締結部材)に取り付けることができる。
本発明に従う一実施形態の締付具を装着した状態を示す断面図。 図1の締付具を示す斜視図。 図2に示す締付具を矢印Aで示す方向から見た側面図。 図4(a)は、図2に示す締付具の第1部材を図2の矢印Bで示す方向から見た側面図、図4(b)は、図4(a)に示す第1部材を上から見た平面図。 図5(a)は、図2に示す締付具の第2部材を図2の矢印Bで示す方向から見た側面図、図5(b)は、図5(a)に示す第2部材を下から見た底面図。 図2の締付具の弾性付勢部材を示す斜視図。 図2の締付具の支持部材を示す斜視図。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う締付具の一実施形態について説明する。尚、この実施形態では、金属製ボルトと金属製ナットとの組合せからなる固定用連結具を、被締結部材である木製の梁部材どうしの連結に用いた例に適用して説明する。
図1〜図3において、図示の締付具2は、2つの木製の第1及び第2梁部材4,6(第1及び第2被締結部材を構成する)を相互に締結する際に用いられる。この形態では、固定用連結具8として金属製ボルト10と金属製ナット12が用いられ、ボルト10の頭部14と第2梁部材6との間にワッシャ16が介在され、また締付具2とナット12との間にワッシャ(図示せず)が介在される。即ち、図1に示すように、第2梁部材6側から第1梁部材4に向けて、ワッシャ16を介してボルト10の軸部18(この軸部18に雄ねじ部が設けられている)を挿通し、かく挿通したボルト10の軸部18に締付具2を後述するように装着し、更にこの締付具2の上に載置したワッシャ(図示せず)を介してナット12を螺着することによって、この締付具2が第1梁部材4(第1被締結部材)と固定用連結具の一部としてのナット12との間に装着される。
尚、この形態では、第1梁部材4の一部に収容凹部20を設け、この収容凹部20内に締付具2及びナット12を収容するように構成しているが、このような収容凹部20を設けることなく適用するようにしてもよい。また、この形態では、ボルト10の軸部18を第2梁部材6側から挿入し、第1梁部材4側に締付具2及びナット12を配設しているが、これとは反対に、第1梁部材4側からボルト10の軸部18を挿入し、第2梁部材6側に締付具2及びナット12を配設するようにしてもよい。
この締付具2は、片側(図1〜図3において上側)に位置する第1部材22と、他側(図1〜図3において下側)に位置する第2部材24と、この第2部材24に対して第1部材22を相対的に周方向に弾性的に偏倚するための弾性付勢部材26とを備えている。 図4をも参照して、図示の第1部材22は、金属材料から形成され、略円形状の第1端壁28と、この第1端壁28から第2部材24(図1〜図3において下方)に向けて延びる第1周側壁30とを備え、第1端壁28及び第1周側壁30が一体的に形成されている。第1周側壁30は、第1端壁28の外周縁より径方向少し内側に配設され、その先端面には周方向に延びる第1傾斜面32が設けられ、この形態では、周方向に実質上等間隔に(即ち、120度の角度範囲にわたって)3つの第1傾斜面32が設けられている。尚、この第1傾斜面32は、周方向に2つ又は4つ以上設けるようにしてもよい。
この形態では、第1傾斜面32は、径方向外側に配設された第1外側傾斜面34とこの第1外側傾斜面34の径方向内側に配設された第1内側傾斜面36とを有し、第1外側傾斜面34が第1周側壁30の外周部の先端面に設けられ、第1内側傾斜面36が第1周側壁30の内周部の先端面に設けられている。図4(a)に示すように、第1周側壁30の内周部はその外周部よりも第2部材24側に突出し、第1内側傾斜面36は、第1外側傾斜面34よりも第2部材24側に位置しているが、第1外側傾斜面34及び第1内側傾斜面36の斜面形状は実質上同じに形成され、図4(a)において上から見て時計方向に下り勾配に(換言すると、第1端壁28に近づくように)形成されている。
この第1端壁28の中央部には、ボルト10の軸部18(図1参照)が挿通される第1貫通開口38が設けられ、また、この第1貫通開口38の周囲に円形状凹部40が設けられ、かかる円形状凹部40内に上述したワッシャ(図示せず)が載置収容される。また、第1端壁28の所定部位には円形状のねじ収容凹部42が設けられ、このねじ収容凹部42に貫通孔44が設けられている。更に、第1端壁28の対向する部位には、一対の切欠き部46が設けられている。尚、一対の切欠き部46は省略することもできる。
次に、図5をも参照して第2部材24について説明すると、図示の第2部材24は、金属材料から形成され、略円形状の第2端壁52と、この第2端壁52から第1部材22(図1〜図3において上方)に向けて延びる第2周側壁54とを備え、第2端壁52及び第2周側壁54が一体的に形成されている。第2周側壁54は、第2端壁52の外周縁より径方向少し内側に配設され、その先端面には、第1部材22の第1傾斜面32に対応して、周方向に延びる第2傾斜面56が設けられている。この第2傾斜面56は、第1傾斜面32と同様に、周方向に実質上等間隔に(即ち、120度の角度範囲にわたって)3つ設けられている。尚、この第2傾斜面56は、第1傾斜面32の個数に対応して、周方向に2つ又は4つ以上設けるようにしてもよい。
この形態では、第2傾斜面56は、上述した第1傾斜面32の形状に対応して、径方向外側に配設された第2外側傾斜面58とこの第2外側傾斜面58の径方向内側に配設された第2内側傾斜面60とを有し、第2外側傾斜面58が第2周側壁54の外周部の先端面に設けられ、第2内側傾斜面60が第2周側壁54の内周部の先端面に設けられている。図5(a)に示すように、第2周側壁54の外周部はその内周部よりも第1部材22側に突出し、第2外側傾斜面58は、第1内側傾斜面60よりも第1部材22側に位置しているが、第2外側傾斜面58及び第2内側傾斜面60の斜面形状は実質上同じに形成され、図5(a)において上から見て時計方向に上り勾配に(換言すると、第2端壁52から離れるように)形成されている。
第2部材24の第2傾斜面56(第2外側傾斜面58及び第2内側傾斜面60)は、第1部材22の第1傾斜面32(第1外側傾斜面34及び第1内側傾斜面36)に対応した形状を有し、第2部材24の第2周側壁54の段部62(隣接する第2傾斜面56間の段差部位)と第1部材22の第1周側壁30の段部64(隣接する第1傾斜面32間の段差部位)(図4参照)とが相互に係合する状態(図1に示す状態)などにおいては、第2傾斜面56と第1傾斜面32と(第2外側傾斜面58と第1外側傾斜面34と、また第2内側傾斜面60と第1内側傾斜面36と)が相互に接触し、これら第1傾斜面32及び第2傾斜面56により軸方向(図1及び図3において上下方向)の荷重を支持する。
この形態では、第2周側壁56を規定する第2周側壁54の外周部の径方向内側に第1内側傾斜壁36を規定する第1周側壁30の内周部が位置し、これら第2周側壁54の外周部と第1周側壁30の内周部とが径方向に重なっているので、第2部材24に対する第1部材22の径方向の相対的移動が拘束されるが、第2部材24に対する第1部材22の上記軸方向の相対的移動が許容され、この第1部材22は、第2部材24に近接及び離隔する方向に相対的に移動可能となる。
この形態では、第2端壁52の中央部には、第1部材22の貫通開口38(図4参照)に対応して貫通開口66が設けられ、この貫通開口66は、第1部材22の貫通開口38とともに挿通開口を構成し、ボルト10の軸部18(図1参照)はかかる挿通開口(貫通開口38,66)を通して挿通される。
第2端壁52の端面には、周方向に間隔をおいて複数(この形態では、4つ)の回り止め突起68が設けられている。各回り止め突起68は先端に向けて円錐状に先細に形成されている。また、第2端壁52の所定部位には、第1端壁28側のねじ収容凹部42の貫通孔44(図4参照)に対応して、雌ねじ孔70が設けられており、第1部材22の第1端壁28の収容凹部42及び貫通孔44を通して挿入された止めねじ73(図3参照)は、第2部材24の第2端壁52の雌ねじ孔70に螺着され、このように止めねじ73を螺着することによって、第2部材24に対する第1部材22の相対的回動が阻止される。
この第2端壁52には、更に、第1端壁28の一対の切欠き部46(図4参照)に対応して、その対応する部位に一対の切欠き部72が設けられている。尚、一対の切欠き部72も省略することができる。
図1〜図3及び図6を参照して、この実施形態では、弾性付勢部材26はコイルばね74から構成され、第1及び第2部材22,24の第1及び第2周側壁30,54を被嵌して配設されている。コイルばね74の一端部には径方向内方に折曲された第1係止部76が設けられ、その他端部にも径方向内方に折曲された第2係止部78が設けられている。第1及び第2係止部76,78は、相互に対向して向き合うように配置されて径方向内方に延びている。
この形態では、第1部材22の第1周側壁30の基部に第1係止孔80が設けられ、かかる第1係止孔80にコイルばね74の第1係止部76が挿入されて係止されている(図3参照)。また、第2部材24の第2周側壁54の基部(第1係止孔80とほぼ対応する部位)に第2係止孔82(図5参照)が設けられ、かかる第2係止孔82にコイルばね74の第2係止部78が挿入されて係止されている(図3参照)。このような装着状態においては、コイルばね74は、第2部材24に対して第1部材22が軸方向(図1及び図3において上下方向)に離隔する方向に相対的に移動するように周方向に(即ち、図1及び図3において上方から見て時計方向であって、図2において矢印85で示す方向に)に弾性的に偏倚し、この弾性偏倚作用によって、第2部材24の第2傾斜面56(第2外側傾斜面58及び第2内側傾斜面60)と第1部材22の第1傾斜面32(第1外側傾斜面34及び第1内側傾斜面36)とが圧接状態に保持される。また、このコイルばね74が、第1及び第2部材の第1及び第2端壁28,52間の環状空間内に収容され、その第1及び第2係止部80,82などが外側に突出することがなく、締付具2全体をコンパクト化することができる。
尚、上述したコンパクト化を考慮しない場合、例えば、コイルばね74の第1係止部76を軸方向(図1及び図3において上下方向)上方に折曲し、この第1係止部76を第1部材22の第1端壁28の切欠き部46に係止させ、また例えばその第2係止部78を軸方向下方に折曲し、この第2係止部78を第2部材24の第2端壁52の切欠き部72に係止させるようにしてもよい。
この実施形態では、締付具2は、第2部材24と第1梁部材4との間に介在される支持部材90を含んでいる。図1〜図3及び図7を参照して、支持部材90は円形状の金属製の厚肉プレートから構成され、その中央部に貫通開口94が設けられ、この貫通開口94は、第1及び第2部材22,24の貫通開口38,66(図4、図5参照)とともに挿通開口を構成し、ボルト10の軸部18(図1参照)がかかる挿通開口を通して挿通される。また、この支持部材90には、第2部材24の複数の回り止め突起68に対応して、貫通開口94の周囲に複数の挿通孔96が設けられており、第2部材24の各回り止め突起68は、図1及び図3に示すように、対応する挿通孔96を通して支持部材90から外側に突出する。尚、締付具2を第2梁部材6(第2被締結部材)側に設ける場合、この支持部材90は、締付具2と第2梁部材6との間に介在される。
このような締付具2は、例えば、第1及び第2梁部材4,6を固定用連結具(ボルト10及びナット12)を用いて連結固定する際に、次のように用いられる。主として図1を参照して、締付具2を組み付けた状態では、第2部材24の第2周側壁54の段部62と第1部材22の第1周側壁30の段部64とが当接し、止めねじ73を第1部材22の収容凹部42の貫通孔44を通して第2部材24の雌ねじ孔70に螺着することによって、第1及び第2部材22,24のこの当接状態が保持される。
第1梁部材4と第2梁部材6とを締結するには、これら梁部材4,6を所定の位置関係となるように相互に重ね合わせ(具体的には、第1梁部材4の貫通孔と第2梁部材6の貫通孔とが整合するように重ね合わせる)、このように重ね合わせた状態で、第2梁部材6側からボルト10の軸部18を第2部材6の貫通孔及び第1部材4の貫通孔を通して挿通する。このとき、ボルト10の頭部14と第2梁部材6との間にワッシャ16を介在させる。
そして、第1梁部材4の収容凹部20内に突出するボルト10の軸部18に、支持部材90、締付具2及びワッシャ(図示せず)をこの順に装着した後、この軸部18の雄ねじ部にナット12を螺着して締付け方向に回動させて所要の通りに締め付ける。このように締め付けると、図1から理解されるように、ナット12による締付け力が締付具2に伝達され、この締付具2の第1部材22を介して第2部材24の複数の回り止め突起68が第1梁部材4に食い込んで固定され、第2部材24及び支持部材90が第1梁部材4と一体化される。
このように締付具2の第2部材24を第1梁部材4に固定した後に、止めねじ73を外してコイルばね74の拘束を解除する。かくすると、このコイルばね74による周方向への弾性偏倚力が第1部材22に作用し、この第1部材22は弾性偏倚作用を受けた状態に保持される。この形態では、複数の回り止め突起68が第1梁部材4に食い込んでいるために、第2部材24が固定状態に保持され、また支持部材90が介在されているために第2部材24が安定して支持され、このように保持されることによって、コイルばね74による弾性偏倚力を安定的に第1部材22に作用させることができる。
このような締付具2の取付状態において、例えば、第1梁部材4と支持部材90との間に僅かの隙間が生じると、コイルばね74の周方向への弾性偏倚作用によって第2部材24に対して第1部材22が矢印85(図2参照)で示す方向に相対的に僅かに回動され、この回動は、第2部材24の第2傾斜面56(第2外側傾斜面58及び第2内側傾斜面60)に沿って第1部材22の第1傾斜面32(第1外側傾斜面34及び第1内側傾斜面36)が圧接状態で摺動するように行われる。従って、第2部材24の第2傾斜面56及び第1部材22の第1傾斜面32の作用によって、第1部材22が第2部材24から離隔する方向に僅かに移動し、かかる移動によってこの隙間がなくなり、このようにして第1及び第2梁部材4,6の締結部位が隙間のない状態に保たれ、その結果、耐震性の劣化などの弊害の発生を長期にわたって抑えることができる。
以上、本発明に従う締付具の一実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更乃至修正が可能である。
例えば、上述した実施形態では、第1梁部材4(又は第2梁部材6)と締付具2との間に支持部材90を介在させているが、この支持部材90を省略することもでき、この場合、締付具2の第2部材24は、直接的に第1梁部材4(又は第2梁部材6)に固定される。
2 締付具
4 第1梁部材
6 第2梁部材
8 固定用連結具
22 第1部材
24 第2部材
26 弾性付勢部材
28 第1端壁
30 第1周側壁
32 第1傾斜面
34 第1外側傾斜面
36 第1内側傾斜面
52 第2端壁
54 第2周側壁
56 第2傾斜面
58 第2外側傾斜面
60 第2内側傾斜面
68 回り止め突起
90 支持部材











本発明の請求項1に記載の締付具は、固定用連結具を用いて相互に締結される第1及び第2被締結部材の一方と前記固定用連結具の一部との間に介在される締付具であって、
周方向に傾斜する第1傾斜面を有する第1部材と、前記第1部材の前記第1傾斜面に対応した第2傾斜面を有する第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間に介在された弾性付勢部材とを備えており、
前記第1部材は、第1端壁と、前記第1端壁から前記第2部材側に延びる第1周側壁とを有し、前記第1周側壁の先端面に前記第1傾斜面が設けられ、前記第1傾斜面は、前記第1周側壁の前記先端面の外周部に設けられた第1外側傾斜面と、その先端面の内周部に設けられた第1内側傾斜面とから構成されており、
前記第2部材は、第2端壁と、前記第2端壁から前記第1部材側に延びる第2周側壁とを有し、前記第2周側壁の先端面に前記第2傾斜面が設けられ、前記第2傾斜面は、前記第2周側壁の先端面の外周部に設けられ且つ前記第1部材の前記第1外側傾斜面に対応する第2外側傾斜面と、その先端面の内周部に設けられ且つ前記第1部材の前記第1内側傾斜面に対応する第2内側傾斜面とから構成されており、
前記弾性付勢部材は、前記第1及び第2部材の前記第1及び第2周側壁を被嵌して配設され、前記弾性付勢部材の一端側は前記第1部材の前記第1周側壁に係止され、その他端側は前記第2部材の前記第2周側壁に係止されており、
前記第1部材の前記第1傾斜面と前記第2部材の前記第2傾斜面とは周方向に摺動するように接触し、前記弾性付勢部材は、前記第1部材の前記第1傾斜面及び前記第2部材の前記第2傾斜面の作用によって、前記第2部材に対して前記第1部材が離隔する方向に相対的に移動するように周方向に弾性的に偏倚し、
前記第2部材には、更に、周方向に間隔をおいて複数の回り止め突起が設けられ、前記複数の回り止め突起が前記第1及び第2被締結部材の前記一方に食い込み固定されることを特徴とする。
また、本発明の請求項に記載の締付具では、前記複数の回り止め突起の先端部は先細に形成され、前記先細先端部が前記第1及び第2被締結部材の前記一方に食い込み固定されることを特徴とする。
更に、本発明の請求項に記載の締付具では、前記第2部材と前記第1及び第2被締結部材の前記一方との間には支持部材が介在され、前記支持部材には、前記第2部材の前記複数の回り止め突起に対応して挿通孔が設けられ、前記第2部材の前記複数の回り止め突起は、前記支持部材の前記挿通孔を通して前記第1及び第2被締結部材の前記一方に食い込み固定されることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の締付具によれば、第1部材の第1傾斜面と第2部材の第2傾斜面とは周方向に摺動するように接触し、弾性付勢部材は、第1傾斜面及び第2傾斜面の作用によって、第2部材に対して第1部材が離隔する方向に相対的に移動するように周方向に弾性的に偏倚し、更に第2部材には複数の回り止め突起が設けられているので、この締付具を第1被締結部材(又は第2被締結部材)と固定用連結具の一部との間に介在させて取り付けた状態においては、第2部材の複数の回り止め突起が第1被締結部材(又は第2被締結部材)に食い込み、これによって、第1被締結部材(又は第2被締結部材)と第2部材とが一体化され、第1被締結部材(又は第2被締結部材)に対する第2部材の相対的回動が確実に阻止され、その結果、締付具の締付機能を充分に発揮させることが可能となる。そして、例えば、締付具の第1部材と固定用連結具の一部との間に隙間が生じると、弾性偏倚部材の弾性偏倚作用によって、第2部材に対して第1部材が相対的に回動され、第2部材の第2傾斜面に沿って第1部材の第1傾斜面が周方向に移動することによって、第2部材に対して第1部材が離隔する方向に移動して隙間がなくなり、かくして、固定用連結具による締付け状態を長期にわたって維持することができる。
また、第1部材の第1傾斜面は、その第1周側壁の先端面の外周部に設けられた第1外側傾斜面と、その先端面の内周部に設けられた第1内側傾斜面とから構成され、また第2部材の第2傾斜面は、その第2周側壁の先端部の外周部に設けられ且つ第1部材の第1外側傾斜面に対応する第2外側傾斜面と、その先端面の内周部に設けられ且つ第1部材の第1内側傾斜面に対応する第2内側傾斜面とから構成されているので、第1部材の第1傾斜面と第2部材の第2傾斜面との接触面積を大きくすることができる。
このような構成に加えて、例えば、第1部材の第1傾斜面の第1内側傾斜面(又は第1外側傾斜面)を第1外側傾斜面(第1内側傾斜面)よりも第2部材側に突出させることにより、第2部材に対する第1部材の径方向の相対的移動が阻止され、これによって、第2部材の第2傾斜面に沿って第1部材の第1傾斜面が周方向に移動すると、この第1部材が第2部材から離隔する方向に確実に移動して発生した隙間をなくすことができる。
更に、弾性付勢部材は、第1及び第2部材の第1及び第2周側壁を被嵌して配設され、この弾性付勢部材の一端側が第1部材の第1周側壁に係止され、その他端側が第2部材の第2周側壁に係止されているので、締付具のコンパクト化を図ることができるとともに、その全体が略円筒状となって外側に突出する部材がなく、安全な締付具を提供することができる。
また、本発明の請求項に記載の締付具によれば、複数の回り止め突起の先端部が先細に形成されているので、これら回り止め突起が第1被締結部材(又は第2被締結部材)に食込み易く、固定用連結具を締め付けて第1及び第2被締結部材を相互に締結固定することによって、第2部材の複数の突起を第1被締結部材(又は第2被締結部材)に食い込ますことができる。
更に、本発明の請求項に記載の締付具によれば、第2部材と第1被締結部材(又は第2被締結部材)との間に支持部材が介在され、この支持部材の挿通孔を通して第2部材の複数の回り止め突起が第1被締結部材(又は第2被締結部材)に食い込むので、第2部材が支持部材を介して第1被締結部材(又は第2被締結部材)と一体的となり、この締付具を安定的に第1被締結部材(又は第2被締結部材)に取り付けることができる。

Claims (5)

  1. 固定用連結具を用いて相互に締結される第1及び第2被締結部材の一方と前記固定用連結具の一部との間に介在される締付具であって、
    周方向に傾斜する第1傾斜面を有する第1部材と、前記第1部材の前記第1傾斜面に対応した第2傾斜面を有する第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間に介在された弾性付勢部材とを備え、前記弾性付勢部材の一端側は前記第1部材に係止され、その他端側は前記第2部材に係止されており、
    前記第1部材の前記第1傾斜面と前記第2部材の前記第2傾斜面とは周方向に摺動するように接触し、前記弾性付勢部材は、前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面の作用によって、前記第2部材に対して前記第1部材が離隔する方向に相対的に移動するように周方向に弾性的に偏倚し、
    前記第2部材には、更に、周方向に間隔をおいて複数の回り止め突起が設けられ、前記複数の回り止め突起が前記第1及び第2被締結部材の前記一方に食い込み固定されることを特徴とする締付具。
  2. 前記第1部材の第1傾斜面は、径方向内側に位置する第1内側傾斜面と、前記第1内側傾斜面の径方向外側に位置する第1外側傾斜面とを有し、前記第2部材の第2傾斜面は、径方向内側に位置し且つ前記第1部材の前記第1内側傾斜面に対応する第2内側傾斜面と、前記第2内側傾斜面の径方向外側に位置し且つ前記第1部材の前記第1外側傾斜面に対応する第2外側傾斜面とを有することを特徴とする請求項1に記載の締付具。
  3. 前記第1部材は、第1端壁と、前記第1端壁から前記第2部材側に延びる第1周側壁とを有し、前記第1周側壁の先端面の外周部に前記第1外側傾斜面が設けられ、その内周部に前記第1内側傾斜面が設けられ、また前記第2部材は、第2端壁と、前記第2端壁から前記第1部材側に延びる第2周側壁とを有し、前記第2周側壁の先端面の外周部に前記第2外側傾斜面が設けられ、その内周部に前記第2内側傾斜面が設けられ、前記弾性付勢部材は、前記第1及び第2部材の前記第1及び第2周側壁を被嵌して配設され、前記弾性付勢部材の一端側が前記第1部材の前記第1周側壁に係止され、その他端側が前記第2部材の前記第2周側壁に係止されていることを特徴とする請求項2に記載の締付具。
  4. 前記複数の回り止め突起の先端部は先細に形成され、前記先細先端部が前記第1及び第2被締結部材の前記一方に食い込み固定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の締付具。
  5. 前記第2部材と前記第1及び第2被締結部材の前記一方との間には支持部材が介在され、前記支持部材には、前記第2部材の前記複数の回り止め突起に対応して挿通孔が設けられ、前記第2部材の前記複数の回り止め突起は、前記支持部材の前記挿通孔を通して前記第1及び第2被締結部材の前記一方に食い込み固定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の締付具。









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