JP2016075206A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】尿素混合管39からの熱伝道を容易に低減できるものでありながら、遮熱効果が得られる最小限の厚みに遮熱板体78の厚みを形成できるようにした排気ガス浄化装置を提供しようとするものである。
【解決手段】エンジン1の排気ガス中に尿素水を噴射する尿素混合管39と、エンジン1の排気ガス中の窒素酸化物質を除去するSCRケース29を備え、尿素混合管39の排気ガス出口側にSCRケース29の排気ガス入口側を接続させる排気ガス浄化装置において、尿素水噴射ノズル76が配置される尿素混合管39の排気ガス入口側に遮熱板体78を設置させ、尿素混合管39の排気ガス入口側に遮熱板体78を介して尿素水噴射ノズル76を支持させる構造であって、尿素混合管39の遮熱板体78取付け部と遮熱板体78の混合管接合部の間に通気用凹部78aを形成したものである。
【選択図】図7

Description

本願発明は、農業機械(トラクタ、コンバイン)または建設機械(ブルドーザ、油圧ショベル、ローダー)などに搭載するディーゼルエンジン等の排気ガス浄化装置に係り、より詳しくは、排気ガス中に含まれた粒子状物質(すす、パティキュレート)、または排気ガス中に含まれた窒素酸化物質(NOx)等を除去する排気ガス浄化装置に関するものである。
従来から、ディーゼルエンジンの排気経路中に、排気ガス後処理装置として、ディーゼルエンジンの排気ガス中の粒子状物質を除去するディーゼルパティキュレートフィルタを内設したDPFケースと、ディーゼルエンジンの排気ガス中の窒素酸化物質を除去するための尿素選択還元型触媒が内設されたSCRケースを設け、DPFケースとSCRケースに排気ガスを導入して、ディーゼルエンジンから排出された排気ガスを浄化処理する技術が知られている(例えば特許文献1〜3参照)。
特許第4703260号公報 特許第4605205号公報 特許第5020185号公報
先行技術文献のように、排気ガスに尿素水を混入させる排気連結管を備え、排気連結管にSCRケースの排気入口を接続させる構造では、SCRケースに近接させて排気連結管を容易に組付けることができると共に、排気連結管に尿素水噴射部を形成する構造では、尿素水噴射部を特別に設置する必要がなく、尿素水噴射部などの取付け構造を簡略化できる。
しかしながら、排気連結管に尿素水噴射部を設置させて、尿素水噴射ノズルを支持させる構造では、排気連結管から尿素水噴射ノズルに排気ガス熱が伝達され、尿素水噴射ノズル側の構成部品が排気ガス熱にて損傷しやすいと共に、排気連結管と尿素水噴射ノズルの間に配置させる遮熱部材を厚く形成して、尿素水噴射ノズル側の構成部品を保護すると、尿素水噴射ノズルを設置するのに大きなスペースが必要になり、尿素水噴射ノズルの取付け部をコンパクトに構成できない等の問題がある。また、エンジンの振動などにて尿素水噴射部が損傷しやすくなり、尿素水噴射部の耐震性を高めるか、またはSCRケースの剛性を向上させて、尿素水噴射部の振動を低減させる必要がある等の問題がある。
そこで、本願発明は、これらの現状を検討して改善を施した排気ガス浄化装置を提供しようとするものである。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明の排気ガス浄化装置は、エンジンの排気ガス中に尿素水を噴射する尿素混合管と、前記エンジンの排気ガス中の窒素酸化物質を除去するSCRケースを備え、前記尿素混合管の排気ガス出口側に前記SCRケースの排気ガス入口側を接続させる排気ガス浄化装置において、尿素水噴射ノズルが配置される前記尿素混合管の排気ガス入口側に遮熱板体を設置させ、前記尿素混合管の排気ガス入口側に遮熱板体を介して尿素水噴射ノズルを支持させる構造であって、前記尿素混合管の遮熱板体取付け部と前記遮熱板体の混合管接合部の間に通気用凹部を形成したものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の排気ガス浄化装置において、前記尿素混合管取付け部に対向する前記遮熱板体の接合部に通気用凹部を形成したものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の排気ガス浄化装置において、前記尿素混合管の噴射体取付け部外側方に前記遮熱板体の接合部の一部を突設させたものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の排気ガス浄化装置において、前記尿素混合管の排気ガス入口側に尿素水噴射部を設け、前記尿素水噴射部に遮熱板体を介して尿素水噴射ノズルを取付けると共に、前記尿素水噴射部は、前記遮熱板を溶接固定する外殻ケースと、前記外殻ケースに接続する二重管状の外側連結管と内側連結管を有し、前記外側連結管と内側連結管を介して外殻ケースに前記尿素混合管の直管状部を接続したものである。
請求項1に係る発明によれば、エンジンの排気ガス中に尿素水を噴射する尿素混合管と、前記エンジンの排気ガス中の窒素酸化物質を除去するSCRケースを備え、前記尿素混合管の排気ガス出口側に前記SCRケースの排気ガス入口側を接続させる排気ガス浄化装置において、尿素水噴射ノズルが配置される前記尿素混合管の排気ガス入口側に遮熱板体を設置させ、前記尿素混合管の排気ガス入口側に遮熱板体を介して尿素水噴射ノズルを支持させる構造であって、前記尿素混合管の遮熱板体取付け部と前記遮熱板体の混合管接合部の間に通気用凹部を形成したものであるから、前記通気用凹部の放熱作用にて前記遮熱板体の断熱効果を向上でき、前記尿素混合管からの熱伝道を容易に低減できるものでありながら、遮熱効果が得られる最小限の厚みに前記遮熱板体の厚みを形成でき、前記尿素水噴射ノズルの取付け部をコンパクトに構成できる。
請求項2に記載の発明によれば、前記尿素混合管取付け部に対向する前記遮熱板体の接合部に通気用凹部を形成したものであるから、前記遮熱板体の噴射体取付け側の水たまり等を容易に防止できると共に、前記尿素混合管取付け面に対向する前記遮熱板体の接合面を最小限の大きさに形成して、前記遮熱板体をコンパクトに形成できる。
請求項3に記載の発明によれば、前記尿素混合管の噴射体取付け部外側方に前記遮熱板体の接合部の一部を突設させたものであるから、前記遮熱板体の尿素水噴射ノズル取付け面の面積に比べ、前記遮熱板体の混合管接合面の面積を小さく形成でき、前記遮熱板体の冷却効果を向上できる。
請求項4の発明によると、前記尿素混合管の排気ガス入口側に尿素水噴射部を設け、前記尿素水噴射部に遮熱板体を介して前記尿素水噴射ノズルを取付けると共に、前記尿素水噴射部は、前記遮熱板を溶接固定する外殻ケースと、前記外殻ケースに接続する二重管状の外側連結管と内側連結管を有し、前記外側連結管と内側連結管を介して外殻ケースに前記尿素混合管の直管状部を接続したものであるから、前記尿素水噴射ノズル支持部の耐震性または耐熱性を容易に向上できると共に、前記外殻ケースに剛性を持たせることによって前記尿素混合管に前記尿素水噴射ノズルを高剛性に支持でき、前記尿素水噴射ノズルが配置される前記尿素水噴射部構造を低コストに構成できる。
第1実施形態を示す排気ガス浄化装置の正面図である。 同側面図である。 同斜視図である。 同平面図である。 同断面図である。 尿素混合管の尿素噴射部の分解説明図である。 尿素混合管の尿素噴射部の断面説明図である。
以下に、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。図1はディーゼルエンジン1に搭載される排気ガス浄化装置の正面図、図2は同側面図、図3は同斜視図、図4は同平面図、図5は同断面図である。
図1〜図4に示す如く、ディーゼルエンジン1の側面に排気マニホールド6が配置されている。また、前記ディーゼルエンジン1の各気筒から排出された排気ガスを浄化するための排気ガス浄化装置27として、ディーゼルエンジン1の排気ガス中の粒子状物質を除去するディーゼルパティキュレートフィルタ(DPFケース)としての第1ケース28と、ディーゼルエンジン1の排気ガス中の窒素酸化物質を除去する尿素選択触媒還元システム(SCRケース)としての第2ケース29を備える。図4のように、第1ケース28には、酸化触媒30、スートフィルタ31が内設される。第2ケース29には、尿素選択触媒還元用のSCR触媒32、酸化触媒33が内設される。
ディーゼルエンジン1の各気筒から排気マニホールド6に排出された排気ガスは、排気ガス浄化装置27等を経由して、外部に放出される。排気ガス浄化装置27によって、ディーゼルエンジン1の排気ガス中の一酸化炭素(CO)や、炭化水素(HC)や、粒子状物質(PM)や、窒素酸化物質(NOx)を低減するように構成している。
第1ケース28と第2ケース29は、平面視でディーゼルエンジン1の出力軸(クランク軸)と直交する水平方向に長く延びた略円筒形状に構成している。第1ケース28の両側(排気ガス移動方向一端側と同他端側)には、排気ガスを取入れるDPF入口管34と、排気ガスを排出するDPF出口管35を設けている。同様に、第2ケース29の両側(排気ガス移動方向一端側と同他端側)には、排気ガスを取入れる排気ガス入口管としてのSCR入口管36と、テールパイプに向けて排気ガスを排出するSCR出口管37を設けている。
また、ディーゼルエンジン1に空気を強制的に送り込む過給機などを介して、排気マニホールド6の排気ガス出口にDPF入口管34を連通させ、ディーゼルエンジン1の排気ガスを第1ケース28内に導入する一方、DPF出口管35に尿素混合管39を介してSCR入口管36を接続させ、第1ケース28の排気ガスを第2ケース29内に導入するように構成している。
さらに、尿素の加水分解にてアンモニアを形成させる直管状部45と、直管状部45の排気上流側端部に設ける尿素水噴射部46にて、前記尿素混合管39を形成している。DPF出口管35の出口フランジ体35aに尿素水噴射部46の入口フランジ体46aをボルト41締結させると共に、尿素水噴射部46の排気ガス出口側に直管状部45の排気ガス入口側を溶接固定し、第1ケース28から尿素混合管39に排気ガスを移動させるように構成している。
図3に示す如く、尿素水を貯蔵する尿素水タンク75と、尿素供給用の尿素水噴射ノズル76と、尿素水噴射ノズル76に尿素水タンク75の尿素水を圧送する尿素水噴射ポンプ77を備える。尿素水タンク75は、ディーゼルエンジン1が搭載される機器に設置される。尿素水噴射ポンプ77は、ディーゼルエンジン1の出力または電動モータなどにて駆動される。尿素水噴射ノズル76は、尿素水噴射部46に配置される。
上記の構成により、尿素水タンク75内の尿素水が尿素水噴射ポンプ77から尿素水噴射ノズル76に圧送され、尿素水噴射ノズル76から尿素水が尿素水噴射部46内に噴射され、尿素混合管39の内部で、ディーゼルエンジン1からの排気ガスに尿素水が混合される。尿素水が混合された排気ガスは第2ケース29(SCR触媒32、酸化触媒33)を通過して、排気ガス中の窒素酸化物質(NOx)が低減され、SCR出口管37から外部に放出される。
なお、図1に示す如く、ディーゼルエンジン1上面側に支持フレーム体81を設け、支持フレーム体81の上面側に第1ケース28及び第2ケース29を着脱可能に固着する。ディーゼルエンジン1の出力軸と交叉する水平横方向に円筒状の第1ケース28及び第2ケース29の排気ガス移動方向を向けるように構成している。
次いで、図5を参照して、第2ケース29のSCR入口管36部の構造を説明する。図5に示す如く、尿素混合管39の直管状部45の排気出口側にエルボ管状部85を連結する。エルボ管状部85は、円筒を長手方向に二分割した一対の半割れ筒体にて形成する外管86を有し、外管86の半割れ筒体の長手方向の端部を外側に向けて折り曲げて、該部に接合フランジ部86aを形成している。同様に、エルボ管状部85は、円筒を長手方向に二分割した一対の半割れ筒体にて形成する内管87を有し、内管87の半割れ筒体の長手方向の端部を外側に向けて折り曲げて、該部に接合フランジ部87aを形成する。外管86の接合フランジ部86aにて内管87の接合フランジ部87aを挟持して溶接固定し、エルボ管状部85の外管86及び内管87を一体的に形成する。
さらに、尿素混合管39は、二重管構造の外管88と内管89を有している。エルボ管状部85の外管86排気入口側の円筒状開口から内管87の排気入口側を突出させ、尿素混合管39の外管88排気出口側にエルボ管状部85の外管86排気入口側を溶接固定すると共に、尿素混合管39の内管89排気出口側にエルボ管状部85の内管87排気入口側を溶接固定する。即ち、尿素混合管39の排気出口側にエルボ管状部85の排気入口側を一体的に連結している。
加えて、エルボ管状部85の外管86排気出口側の円筒状開口から内管87の排気出口側を突出させ、尿素混合管39の外管88排気出口側にエルボ管状部85の外管86排気入口側を溶接固定すると共に、外管88排気出口側にエルボ側フランジ体92を溶接固定する。一方、SCR入口管36の排気入口側に入口側フランジ体93を溶接固定し、各フランジ体92,93を着脱可能にボルト91締結させている。
また、第2ケース29は、内側ケース146及び外側ケース147にて二重筒構造に形成する。内側ケース146内に尿素選択触媒還元用のSCR触媒32と酸化触媒33が収容される。内側ケース146の外周側と外側ケース47の内周側とは、薄板製支持体148などを介して連結されている。内側ケース146の外周側と外側ケース147の内周側との間に耐熱繊維製のケース断熱材149を充填している。
図5に示す如く、内側ケース146及び外側ケース147の一端側(排気上流側の端部)に側蓋体153を溶接固定する。内側ケース146及び外側ケース147の筒状開口部の一端側を側蓋体153によって塞いでいる。また、SCR触媒32収納部と側蓋体153間の内側ケース46及び外側ケース47に排気ガス入口154,155を形成する。内側ケース146の排気ガス入口154よりも外側ケース47の排気ガス入口155を大径に形成し、内側ケース146の排気ガス入口154外周側にSCR入口管36の排気ガス出口側を溶接固定している。
即ち、内側ケース146の入口開口よりもエルボ管状部85の内管87を小径に形成する一方、SCR入口管36の入口開口よりもSCR入口管36の出口開口を大径に形成するものであり、外側ケース47の排気ガス入口155にSCR入口管36を貫通させ、内側ケース146内にSCR入口管36内部を連通している。SCR触媒32と側蓋体153間の内側ケース146内部に第2ケース29の排気ガス供給室99を形成し、SCR入口管36の排気ガス出口側から、排気ガス供給室99内部に向けて、エルボ管状部85の内管87の排気ガス出口側を突出させる。
上記の構成により、第2ケース29の排気ガス供給室99は、SCR触媒32の排気ガス受入れ端面と、SCR触媒32との対向面を凹面状に窪ませた側蓋体153の間に形成される。エルボ管状部85の内管87から排気ガス供給室99に、尿素水がアンモニアとして混合された排気ガスを投入させ、SCR触媒32及び酸化触媒33内部に前記排気ガスを通過させ、第2ケース29のSCR出口管37から排出される排気ガス中の窒素酸化物質(NOx)を低減させる。
さらに、図6、図7に示す如く、尿素水タンク75内の尿素水溶液を圧送する尿素水噴射ポンプ77と、尿素水噴射ポンプ77に接続させる尿素水噴射ノズル76を備える。尿素混合管39の尿素水噴射部46に噴射台座78を介して尿素水噴射ノズル76を取付け、尿素混合管39の内部に尿素水噴射ノズル76から尿素水溶液を噴霧する。尿素水噴射部46は、噴射台座78を溶接固定する外殻ケース48と、外殻ケース48の排気ガス出口側に直管状部45の外管88の排気ガス入口側を接続する外側連結管49と、外殻ケース48及び外側連結管49に内設させる二重管状の内側連結管50を有する。DPF出口管35(二重管構造)の排気ガス出口側に内側連結管50の排気ガス入口側を接続すると共に、内側連結管49の排気ガス出口側に直管状部45の内管89の排気ガス入口側を接続し、直管状部45の内管89内部にDPF出口管35の排気ガスを導入するように構成している。
また、外殻ケース48に溶接固定する噴射台座78の接着面に遮熱用凹部78aを形成すると共に、外殻ケース48に溶接固定された噴射台座78に尿素水噴射ノズル76をボルト76b締結するものであり、外殻ケース48の溶接固定面に対して遮熱用凹部78aを離間させ、外殻ケース48の溶接固定面に対する噴射台座78の接着面積を少なく形成し、排気ガスにて加熱される外殻ケース48の熱を遮熱用凹部78aにて遮断して、外殻ケース48の熱によって噴射台座78が加熱されるのを防止している。即ち、外殻ケース48の排気熱が尿素水噴射ノズル76に伝達されるのを低減し、尿素水噴射ノズル76に連通接続させる尿素水噴射管79、または尿素水噴射ノズル76の尿素水噴射弁に電気接続させる制御ハーネス(図示省略)などを保護するように構成している。
図1、図6、図7に示す如く、ディーゼルエンジン1の排気ガス中に尿素水を噴射する尿素混合管39と、ディーゼルエンジン1の排気ガス中の窒素酸化物質を除去するSCRケースとしての第2ケース29を備え、尿素混合管39の排気ガス出口側に第2ケース29の排気ガス入口側を接続させる排気ガス浄化装置において、尿素水噴射ノズル76が配置される尿素混合管39の排気ガス入口側に遮熱板体としての噴射台座78を設置させ、尿素混合管39の排気ガス入口側に噴射台座78を介して尿素水噴射ノズル76を支持させる構造であって、尿素混合管39の噴射台座78取付け部と噴射台座78の混合管接合部の間に通気用凹部としての遮熱用凹部78aを形成している。したがって、遮熱用凹部78aの放熱作用にて噴射台座78の断熱効果を向上でき、尿素混合管39からの熱伝道を容易に低減できるものでありながら、遮熱効果が得られる最小限の厚みに噴射台座78の厚みを形成でき、尿素水噴射ノズル76の取付け部をコンパクトに構成できる。
図6、図7に示す如く、尿素混合管39取付け部に対向する噴射台座78の接合部に遮熱用凹部78aを形成している。したがって、噴射台座78の噴射ノズル76取付け側の水たまり等を容易に防止できると共に、尿素混合管39取付け面に対向する噴射台座78の接合面を最小限の大きさに形成して、噴射台座78をコンパクトに形成できる。
図6、図7に示す如く、前記尿素混合管39の噴射ノズル76取付け部外側方に噴射台座78の接合部の一部を突設させている。したがって、噴射台座78の尿素水噴射ノズル76取付け面の面積に比べ、噴射台座78の混合管39接合面の面積を小さく形成でき、噴射台座78の冷却効果を向上できる。
図6、図7に示す如く、尿素混合管39の排気ガス入口側に尿素水噴射部46を設け、尿素水噴射部46に噴射台座78を介して尿素水噴射ノズル76を取付けると共に、尿素水噴射部46は、噴射台座78を溶接固定する外殻ケース48と、外殻ケース48に接続する二重管状の外側連結管49と内側連結管50を有し、外側連結管49と内側連結管50を介して外殻ケース48に尿素混合管39の直管状部45を接続している。したがって、尿素水噴射ノズル76支持部の耐震性または耐熱性を容易に向上できると共に、外殻ケース48に剛性を持たせることによって尿素混合管39に尿素水噴射ノズル76を高剛性に支持でき、尿素水噴射ノズル76が配置される尿素水噴射部46構造を低コストに構成できる。
1 ディーゼルエンジン
29 第2ケース(SCRケース)
36 SCR入口管(排気ガス入口管)
39 尿素混合管
46 尿素水噴射部
48 外殻ケース
49 外側連結管
50 内側連結管
76 尿素水噴射ノズル
78 噴射台座
78a 遮熱用凹部

Claims (4)

  1. エンジンの排気ガス中に尿素水を噴射する尿素混合管と、前記エンジンの排気ガス中の窒素酸化物質を除去するSCRケースを備え、前記尿素混合管の排気ガス出口側に前記SCRケースの排気ガス入口側を接続させる排気ガス浄化装置において、
    尿素水噴射ノズルが配置される前記尿素混合管の排気ガス入口側に遮熱板体を設置させ、前記尿素混合管の排気ガス入口側に遮熱板体を介して尿素水噴射ノズルを支持させる構造であって、前記尿素混合管の遮熱板体取付け部と前記遮熱板体の混合管接合部の間に通気用凹部を形成したことを特徴とする排気ガス浄化装置。
  2. 前記尿素混合管取付け部に対向する前記遮熱板体の接合部に通気用凹部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
  3. 前記尿素混合管の噴射体取付け部外側方に前記遮熱板体の接合部の一部を突設させたことを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
  4. 前記尿素混合管の排気ガス入口側に尿素水噴射部を設け、前記尿素水噴射部に遮熱板体を介して尿素水噴射ノズルを取付けると共に、前記尿素水噴射部は、前記遮熱板を溶接固定する外殻ケースと、前記外殻ケースに接続する二重管状の外側連結管と内側連結管を有し、前記外側連結管と内側連結管を介して外殻ケースに前記尿素混合管の直管状部を接続したことを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
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