JP2016074508A - エレベータ装置およびエレベータ装置の振動検出方法 - Google Patents

エレベータ装置およびエレベータ装置の振動検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ロープ固有振動数との共振によるかご上下振動の検出にあたって、かご上下振動が電動機のトルク脈動に起因する振動かそれ以外の発生要因に起因する振動かの判断を可能とする。【解決手段】本発明のエレベータ装置は、乗りかごを駆動する電動機に設置された第1のパルス発生器と、調速機に設置された第2のパルス発生器と、を備えるエレベータ装置であって、第1のパルス発生器の検出データと第2のパルス発生器の検出データとに基づいて、乗りかごに連結されたロープの固有振動数との共振による乗りかごの上下振動を検出する振動検出部を備える。【選択図】 図6

Description

本発明は、エレベータ装置およびエレベータ装置の振動検出方法に関する。
エレベータ装置において、乗りかごの上下振動(以下、「かご上下振動」と記述する)は、乗客の乗り心地に影響を与える。そのため、エレベータ装置には、かご上下振動を検出する機能が備えられている。かご上下振動を検出する技術として、特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1には、「エレベータ制御装置は、取得済みの現在位置および積載量をもとに、エレベータの振動系の固有振動数を演算する。エレベータ制御装置は、メインシーブの偏心に起因して振動系に定常的に印加される外乱の加振周波数を演算する。エレベータ制御装置は、この加振周波数が、演算済みの固有振動数に接近している場合には、加振周波数が乗り心地に影響する範囲、つまり固有振動数もしくはその前後の範囲から離れるように乗りかごの速度目標値の制御を行う。」と記載されている。
特開2011−63427号公報
特許文献1に記載の従来技術は、乗りかごに設置された検出手段、例えば、荷重検出装置により、乗りかごに連結されたロープの固有振動数(以下、「ロープ固有振動数」と記述する)との共振によるかご上下振動を検出するようにしている。しかし、この従来技術の場合、乗りかごを駆動する電動機のトルク脈動との同期が取れていない。そのため、従来技術では、ロープ固有振動数との共振によるかご上下振動を検出することはできるものの、かご上下振動が電動機のトルク脈動に起因する振動かそれ以外の発生要因に起因する振動かを判断することはできない。
そこで、本発明は、ロープ固有振動数との共振によるかご上下振動の検出にあたって、かご上下振動が電動機のトルク脈動に起因する振動かそれ以外の発生要因に起因する振動かを判断可能なエレベータ装置およびエレベータ装置の振動検出方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、
乗りかごを駆動する電動機の速度に応じたパルス信号を発生させる第1のパルス発生器と、
調速機の速度に応じたパルス信号を発生させる第2のパルス発生器と、
発生したパルス信号を検出するパルス信号検出器と、
を備えるエレベータ装置であって、
第1のパルス発生器で発生したパルス信号の検出データと第2のパルス発生器で発生したパルス信号の検出データとに基づいて、乗りかごに連結されたロープの固有振動数との共振による前記乗りかごの上下振動を検出する振動検出部
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ロープ固有振動数との共振によるかご上下振動を検出する際に、かご上下振動が電動機のトルク脈動に起因する振動かそれ以外の発生要因に起因する振動かを判断することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明によって明らかにされる。
本発明が適用されるエレベータ装置の構成例1に係るシステム構成の概略を示す構成図の例である。 本発明が適用されるエレベータ装置の構成例2に係るシステム構成の概略を示す構成図の例である。 本発明が適用されるエレベータ装置の構成例3に係るシステム構成の概略を示す構成図の例である。 エレベータ装置の一運転において、第1のパルス発生器および第2のパルス発生器の各検出データから算出した電動機の回転速度SP1および乗りかごの走行速度SP2の変化の一例を示す特性図の例である。 電動機の速度指令値SI、電動機の回転速度SP1の変化およびその検出閾値TH1_U,TH1_L、ならびに、乗りかごの走行速度SP2の変化およびその検出閾値TH2_U,TH2_Lの関係の一例を示す特性図の例である。 構成例1に係るエレベータ装置における振動検出部15の機能の一例を示す機能ブロック図の例である。 第1のパルス発生器および第2のパルス発生器の各検出データに基づいて、ロープ固有振動数との共振によるかご上下振動を検出する振動検出方法の処理手順の一例を示すフローチャートの例である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と記述する)について図面を用いて詳細に説明する。本発明は実施形態に限定されるものではない。本明細書および図面において、同一の構成要素又は実質的に同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付することとし、重複する説明は省略する。
<本発明の実施形態に係るエレベータ装置>
本発明の実施形態に係るエレベータ装置は、乗客が乗る乗りかごを駆動する電動機に設置された第1のパルス発生器と、調速機に設置された第2のパルス発生器とを備えるシステム構成となっている。そして、本実施形態に係るエレベータ装置は、第1のパルス発生器の検出データと第2のパルス発生器の検出データとに基づいて、ロープ固有振動数との共振によるかご上下振動(乗りかごの上下振動)を検出する振動検出部を備えることを特徴とする。
かご上下振動は、電動機のトルク脈動や綱車等の回転体の偏芯などを発生要因として、これら発生要因に関連した周波数で発生する。また、ロープ固有振動数は、乗りかごに連結されたロープ(主ロープ/主索)の固有振動数であり、ロープ系の重量、長さ、剛性等の合成ばね定数や、乗りかごの最大積載量を含む質量などによって決まる。
本実施形態に係るエレベータ装置、特に、ロープ固有振動数との共振によるかご上下振動を検出する振動検出部の詳細について説明する前に、本発明が適用されるエレベータ装置の具体的な構成例について以下に説明する。
[構成例1]
図1は、本発明が適用されるエレベータ装置の構成例1に係るシステム構成の概略を示す構成図の例である。
図1に示すように、構成例1に係るエレベータ装置は、乗りかご1と釣合い錘2とを有している。乗りかご1と釣合い錘2とは、主ロープ(主索)3の両端に結合(連結)されている。主ロープ3は、巻上機の綱車4に巻き掛けられている。釣合い錘2は、巻上機の負荷を軽減するための錘である。綱車4は、電動機5によって回転駆動される。綱車4が回転することで、乗りかご1が上下方向に走行する。すなわち、電動機5は、綱車4を介して乗りかご1を駆動する。
電動機5には、第1のパルス発生器6が設置されている。第1のパルス発生器6は、電動機5の回転に応じてパルス信号を発生する。より具体的には、第1のパルス発生器6は、例えばロータリエンコーダからなり、電動機5の回転速度に応じた周期のパルス信号を発生する。第1のパルス発生器6から出力されるパルス信号は、電動機5の回転速度に対応する検出データとして制御装置7に供給される。制御装置7は、パルス発生器6から出力される検出データや、その他各種データを取り込んで、これらデータに基づいて本エレベータ装置を制御する。
構成例1に係るエレベータ装置は、三相交流電源8を備えている。この三相交流電源8の三相交流は、電力変換装置9によって本エレベータ装置の動作に適する電力に変換されて電動機5に供給される。電力変換装置9は、電動機5のトルクや回転数の制御可能な構成となっている。制御装置7は、電力変換装置9に対して指令信号を与えることにより、電動機5のトルクや回転数を適宜制御する。
構成例1に係るエレベータ装置はさらに、乗りかご1の走行速度の変化を監視し、その走行速度が規定値を超えたことを検出したときに乗りかご1の走行を停止させる調速機10を備えている。調速機10は、乗りかご1の走行行程(昇降行程)の全域に亘って張られた無端状の調速用ロープ11を備えている。調速用ロープ11は、乗りかご1の昇降路の上部に設置された綱車12と、昇降路の下部に設置された調速機ウェートの綱車13とに巻き掛けられている。
調速機10、より具体的には、調速機ウェートの綱車13には、第2のパルス発生器14が設置されている。第2のパルス発生器14は、調速機ウェートの綱車13の回転に応じてパルス信号を発生する。より具体的には、第2のパルス発生器14は、例えばロータリエンコーダからなり、調速機ウェートの綱車13の回転速度に応じた周期のパルス信号を発生する。調速機ウェートの綱車13の回転速度は、乗りかご1の走行速度に対応している。第2のパルス発生器14から出力されるパルス信号は、乗りかご1の走行速度に対応する検出データとして制御装置7に供給される。
制御装置7は、図示しないパルス信号検出器と、振動検出部15を備えている。パルス信号検出器は、パルス発生器で発生したパルス信号を検出する。振動検出部15は、第1のパルス発生器6で発生したパルス信号の検出データと第2のパルス発生器14で発生したパルス信号の検出データとに基づいて、ロープ固有振動数との共振によるかご上下振動を検出する。より具体的には、振動検出部15は、第1のパルス発生器6の検出データから電動機5の回転速度を算出するとともに、第2のパルス発生器14の検出データから乗りかご1の走行速度を算出し、これらの算出結果を用いてロープ固有振動数との共振によるかご上下振動を検出する。
すなわち、構成例1に係るエレベータ装置は、制御装置7が備える振動検出部15において、電動機5の回転速度および乗りかご1の走行速度を算出し、これらの算出結果に基づいてロープ固有振動数との共振によるかご上下振動の検出を行う構成となっている。
[構成例2]
図2は、本発明が適用されるエレベータ装置の構成例2に係るシステム構成の概略を示す構成図の例である。
構成例1に係るエレベータ装置では、第1のパルス発生器6および第2のパルス発生器14の各検出データを共に制御装置7に取り込むようにし、制御装置7内の振動検出部15において、ロープ固有振動数との共振によるかご上下振動の検出を行う構成を採っている。
これに対して、構成例2に係るエレベータ装置は、第1のパルス発生器6の検出データを制御装置7に取り込む一方、第2のパルス発生器14の検出データを制御装置7から独立した制御装置16に取り込む構成を採っている。そして、構成例2に係るエレベータ装置では、制御装置7が備える振動検出部15において、第1のパルス発生器6の検出データから電動機5の回転速度を算出するようにしている。また、制御装置16が備える振動検出部17において、第2のパルス発生器14の検出データから乗りかご1の走行速度を算出するようにしている。
電動機5の回転速度および乗りかご1の走行速度の算出後の処理、即ち、これら算出結果に基づいてロープ固有振動数との共振によるかご上下振動を検出する処理については、振動検出部15で行うようにしてもよいし、振動検出部17で行うようにしてもよい。振動検出部17を備える制御装置16としては、例えば、通常エレベータ装置に備えられている終端階強制減速装置を用いることができる。終端階強制減速装置は、乗りかご1が終端階に近づいたときに乗りかご1の走行速度を強制的に減速する制御を行うための装置である。
構成例2に係るエレベータ装置において、第2のパルス発生器14の検出データを制御装置7から独立した制御装置16が備える振動検出部17に取り込む以外の構成については、基本的に、構成例1に係るエレベータ装置と同じである。
[構成例3]
図3は、本発明が適用されるエレベータ装置の構成例3に係るシステム構成の概略を示す構成図の例である。構成例3に係るエレベータ装置は、遠隔監視装置18を備え、当該遠隔監視装置18でエレベータ装置の状態を監視するシステム構成となっている。
構成例1に係るエレベータ装置では、第1のパルス発生器6および第2のパルス発生器14の各検出データを共に制御装置7に取り込むようにし、制御装置7内の振動検出部15において、ロープ固有振動数との共振によるかご上下振動の検出を行う構成を採っている。
これに対して、構成例3に係るエレベータ装置は、第1のパルス発生器6および第2のパルス発生器14の各検出データを共に制御装置7に取り込む処理までは構成例1に係るエレベータ装置と同じであるが、それ以降の処理の点で異なっている。具体的には、構成例3に係るエレベータ装置では、制御装置7が備える振動検出部15は、第1のパルス発生器6および第2のパルス発生器14の各検出データを遠隔監視装置18に中継するだけの機能を持っている。そして、電動機5の回転速度および乗りかご1の走行速度の算出処理およびそれ以降の処理については、遠隔監視装置18で行う構成を採っている。
なお、ここでは、電動機5の回転速度および乗りかご1の走行速度の算出処理およびそれ以降の処理のすべてを遠隔監視装置18で行う構成としたが、これに限られるものではない。例えば、電動機5の回転速度および乗りかご1の走行速度の算出処理、あるいは、それ以降の処理の一部を振動検出部15で行う構成とすることも可能である。
構成例3に係るエレベータ装置において、第1のパルス発生器6および第2のパルス発生器14の各検出データを、制御装置7を経由して遠隔監視装置18に取り込む以外の構成については、基本的に、構成例1に係るエレベータ装置と同じである。
[電動機の回転速度および乗りかごの走行速度について]
ここで、電動機5の回転速度および乗りかご1の走行速度について、図4および図5を用いて説明する。
図4は、エレベータ装置の一運転において、第1のパルス発生器6および第2のパルス発生器14の各検出データから算出した電動機5の回転速度SP1および乗りかご1の走行速度SP2の変化の一例を示す特性図の例である。図4Aは、電動機5の回転速度SP1の変化の一例を示している。図4Aから、乗りかご1の定常走行中に電動機5の速度変動が極小であることがわかる。図4Bは、乗りかご1の走行速度SP2の変化の一例を示している。図4Bに示すのこぎり刃状の波形から、乗りかご1の定常走行中に乗りかご1の走行速度SP2が、電動機5の回転速度SP1に比べて大きく変動していることがわかる。
図5は、電動機5の速度指令値SI、電動機5の回転速度SP1の変化およびその検出閾値(第1の閾値)TH1_U,TH1_L、ならびに、乗りかご1の走行速度SP2の変化およびその検出閾値(第2の閾値)TH2_U,TH2_Lの関係の一例を示す特性図の例である。電動機5の速度変動の検出閾値TH1_U,TH1_Lは、乗りかご1の速度変動の検出閾値TH2_U,TH2_Lの範囲内に設定されている。図5A,B,Cの乗りかご1の走行速度SP2の変化は図4BのB部を拡大して示している。図5B,Cの電動機5の回転速度SP1の変化は図4AのA部を拡大して示している。
図5において、TH1_Uは電動機5の回転速度SP1の検出範囲の上限閾値であり、TH1_Lは電動機5の回転速度SP1の検出範囲の下限閾値である。また、TH2_Uは乗りかご1の走行速度SP2の検出範囲の上限閾値であり、TH2_Lは乗りかご1の走行速度SP2の検出範囲の下限閾値である。
電動機5の速度指令値SIは、乗りかご1の走行距離に対応して設定される乗りかご1の走行速度(速度値)であり、図5Aに示すように、乗りかご1の定常走行中はほぼ一定である。これに対して、乗りかご1の走行速度SP2の変動は大きい。図5A,B,Cには、乗りかご1の走行速度SP2が検出閾値TH2_U,TH2_Lを超えて(SP2<TH2_L、TH2_U<SP2)変動している場合を示している。
電動機5の回転速度SP1については、微小に変動している場合と、大きく変動している場合とに大別することができる。図5Aには、電動機5の回転速度SP1が検出閾値TH1_U,TH1_L以内(TH1_L≦SP1≦TH1_U)で微小に変動している場合を示している。図5Bには、電動機5の回転速度SP1が検出閾値TH1_U,TH1_Lを超えて(SP1<TH1_L、TH1_U<SP1)変動している場合を示している。
第1の閾値である電動機5の速度変動の検出閾値TH1_U,TH1_Lおよび第2の閾値である乗りかご1の速度変動の検出閾値TH2_U,TH2_Lについては任意に設定可能である。そして、通常は、電動機5の速度変動の検出閾値TH1_U,TH1_Lと、乗りかご1の速度変動の検出閾値TH2_U,TH2_Lとは、電動機5のトルク脈動とかご上下振動との関係を示すかご応答倍率よりも大きくなる範囲で各々設定される。
[振動検出部の機能ブロック図]
ここで、構成例1に係るエレベータ装置の場合を例に挙げて、振動検出部15の機能の一例について図6を用いて説明する。図6は、構成例1に係るエレベータ装置における振動検出部15の機能の一例を示す機能ブロック図の例である。
図6に示すように、振動検出部15は、電動機6側の速度算出部21、調速機10側の速度算出部22、電動機6側の速度判定部23、調速機10側の速度判定部24、変動監視部25、振動判定部26および制御部27を機能部として備える構成となっている。
速度算出部21は、電動機5に設置された第1のパルス発生器6から出力される検出データを取り込む。そして、速度算出部21は、第1のパルス発生器6の検出データ(パルス信号)から単位時間あたりのパルス数をカウントすることによって電動機5の回転速度SP1を算出する。速度算出部21で算出された電動機5の回転速度SP1は、速度判定部23および変動監視部25に供給される。
速度算出部22は、調速機10に設置された第2のパルス発生器14から出力される検出データを取り込む。そして、速度算出部22は、第2のパルス発生器14の検出データ(パルス信号)から単位時間あたりのパルス数をカウントすることにより、調速機ウェートの綱車13の回転速度に対応する乗りかご1の走行速度SP2を算出する。速度算出部22で算出された乗りかご1の走行速度SP2は、速度判定部24および変動監視部25に供給される。
速度判定部23は、速度算出部21で算出された電動機5の回転速度SP1を取り込む。そして、速度判定部23は、電動機5の回転速度SP1の変動が検出閾値TH1_U,TH1_L以内(TH1_L≦SP1≦TH1_U)であるか否かを判定する。すなわち、速度判定23は、TH1_Uを検出範囲の上限閾値、TH1_Lを検出範囲の下限閾値とするウィンドウコンパレータの機能を持っている。速度判定部23の判定結果は、振動判定部26に供給される。
速度判定部24は、速度算出部22で算出された乗りかご1の走行速度SP2を取り込む。そして、速度判定部24は、乗りかご1の走行速度SP2の変動が検出閾値TH2_U,TH2_L以内(TH2_L≦SP2≦TH2_U)であるか否かを判定する。すなわち、速度判定部24は、TH2_Uを検出範囲の上限閾値、TH2_Lを検出範囲の下限閾値とするウィンドウコンパレータの機能を持っている。速度判定部24の判定結果は、振動判定部26に供給される。
変動監視部25は、速度算出部21で算出された電動機5の回転速度SP1と、速度算出部22で算出された乗りかご1の走行速度SP2とを取り込む。そして、変動監視部25は、電動機5の回転速度SP1と乗りかご1の走行速度SP2とが、単位時間あたりで周期的に変動しているか否かを監視する。具体的には、変動監視部25は、電動機5の回転速度SP1および乗りかご1の走行速度SP2の各変動が、電動機5の速度指令値SIと周期的に一致するか否かを監視し、一致する場合を周期的な変動と判定し、その判定結果を振動判定部26に供給する。
このようにして、電動機5の回転速度SP1および乗りかご1の走行速度SP2の各変動が周期的な変動であるか否かを監視することで、以降のかご上下振動の検出において、外乱による単発的な変動による誤検出を排除することができる。外乱による単発的な変動による振動としては、乗客の行為に起因する過度な振動などを例示することができる。
振動判定部26は、速度判定部23の判定結果および速度判定部24の判定結果を取り込み、これら判定結果に基づいてかご上下振動を検出するとともに、かご上下振動の発生要因の判定を行う。具体的には、振動判定部26は、速度判定部24の判定結果が、乗りかご1の走行速度SP2の変動が検出閾値TH2_U,TH2_Lを超えたとき、かご上下振動が発生したことを検出するとともに、その判定結果に基づいてかご上下振動の発生要因を判定する。
より具体的には、振動判定部26は、乗りかご1の走行速度SP2が検出閾値TH2_U,TH2_Lを超えての変動で、電動機5の回転速度SP1が検出閾値TH1_U,TH1_L以内の変動の場合、かご上下振動が電動機5のトルク脈動以外の要因に起因する振動と判定する。電動機5のトルク脈動以外の要因に起因するかご上下振動は、電動機5のトルク脈動に起因しないかご上下振動ということもできる。かご上下振動の電動機5のトルク脈動以外の要因としては、綱車等の回転体の偏芯などを例示することができる。また、振動判定部26は、乗りかご1の走行速度SP2が検出閾値TH2_U,TH2_Lを超えての変動で、電動機5の回転速度SP1が検出閾値TH1_U,TH1_Lを超えての変動の場合、かご上下振動が電動機5のトルク脈動に起因する振動と判定する。
振動判定部26は、乗りかご1の走行速度SP2が検出閾値TH2_U,TH2_L以内の変動である場合には、速度判定部23の判定結果に関係なく、即ち、電動機5の回転速度SP1の変動の大小に関係なく、かご上下振動の発生要因の判定は行わない。これらの関係を表1に整理して示す。
Figure 2016074508
振動判定部26は、上述したかご上下振動の発生要因の判断処理については、変動監視部25から電動機5の回転速度SP1および乗りかご1の走行速度SP2の各変動が周期的な変動である旨の判定結果が与えられるときだけ実行する。このように、変動監視部25から電動機5の回転速度SP1および乗りかご1の走行速度SP2の各変動について、単位時間内の周期的な変動のみを監視することで、外乱による単発的な変動に起因する誤検出を防止することができる。
振動判定部26の判定結果は、制御部27に供給される。制御部27は、振動判定部26の判定結果が、電動機5のトルク脈動以外の要因に起因するかご上下振動の場合に、図1の電力変換装置9に対して電動機5の回転速度SP1を制御するための指令を発する。具体的には、制御部27は、電動機5の回転速度SP1を、電動機5の回転周波数がロープ固有振動数との共振から離れる方向に、例えば、回転速度SP1を落とすように制御を行う。
かご上下振動は、電動機5の回転周波数とロープ固有振動数との共振により発生する。したがって、例えば電動機5の回転速度SP1を落とすことにより、電動機5の回転周波数が下がり、ロープ固有振動数と共振しなくなるため、かご上下振動の発生を抑えることができる。このように、制御部27は、電動機5のトルク脈動に起因しないかご上下振動の場合にのみ、電動機5の回転速度SP1を、電動機5の回転周波数がロープ固有振動数との共振から離れる方向に制御し、ロープ固有振動数との共振を回避する制御を行う。
遠隔監視装置18を備える構成例3に係るエレベータ装置では、制御部27は、振動判定部26が電動機5のトルク脈動に起因しないかご上下振動を検出した場合にその旨を遠隔監視装置18に通報する。この通報を受けて、遠隔監視装置18は保守員に対して点検の指示を出す(点検を促す)。なお、電動機5のトルク脈動に起因するかご上下振動の場合は、電動機5の回転速度SP1を落としてもかご上下振動は低減しないため、遠隔監視装置18は保守員に対して直ちに点検を促す。そして、保守員による保守によって、エレベータ装置が不安定な状態になるのを回避することができる。
また、制御部27は、遠隔監視装置18に通報する際に、振動判定部26の判定結果、即ち、かご上下振動が電動機5のトルク脈動に起因する振動であるか、それ以外の要因に起因する振動であるかの判定結果についても通報する。この通報により、保守員は、かご上下振動の発生要因が、電動機5のトルク脈動かそれ以外かを知ることができる。
そして、保守員は、振動判定部26の判定結果が電動機5のトルク脈動に起因するかご上下振動であれば、電動機5を点検すればよいことになる。また、保守員は、振動判定部26の判定結果が電動機5のトルク脈動以外の要因に起因するかご上下振動、即ち、電動機5のトルク脈動に起因しないかご上下振動であれば、例えば、綱車等の回転体を点検し、必要であれば、交換するなどの保守を行えばよいことになる。
なお、ここでは、遠隔監視装置18を備える構成例3に係るエレベータ装置を例に挙げて、制御部27が振動判定部26の判定結果を遠隔監視装置18に通報するとしたが、遠隔監視装置18を備えない構成例1,2に係るエレベータ装置の場合には次のようにすればよい。すなわち、制御部27が遠隔監視装置18に通報する内容を音声で保守員に知らせるようにしたり、通報する内容を表示装置に表示させて保守員に告知するようにしたりすればよい。
上述した振動検出部15の各機能部21〜27などについては、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することにより、ソフトウェアで実行するマイクロコンピュータによって実現することができる。このとき、各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に記録することができる。また、上記の各機能部21〜27などについては、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現することもできる。
[かご上下振動の検出処理の手順]
図7は、第1のパルス発生器6および第2のパルス発生器14の各検出データに基づいて、ロープ固有振動数との共振によるかご上下振動を検出する振動検出方法(本発明の振動検出方法)の処理手順の一例を示すフローチャートの例である。ここでは、図6に示す構成の振動検出部15において、電動機5のトルク脈動以外の要因に起因するかご上下振動、即ち、電動機5のトルク脈動に起因しないかご上下振動を検出する場合の処理手順について説明する。
まず、速度判定部24は、速度算出部22で算出された乗りかご1の走行速度SP2に基づいて、乗りかご1が定常走行中であるか否かを判断する(ステップS1)。乗りかご1が定常走行中であれば(S1のYES)、速度判定部23は、速度算出部21で算出された電動機5の回転速度SP1に基づいて、電動機5の回転速度SP1の変動が検出閾値TH1_U,TH1_L以内(TH1_L≦SP1≦TH1_U)であるか否かを判断する(ステップS2)。
電動機5の回転速度SP1の変動が検出閾値TH1_U,TH1_L以内であれば(S1のYES)、速度判定部24は、調速機10の速度変動、即ち、乗りかご1の走行速度SP2の変動が検出閾値TH2_U,TH2_Lを超えるか(SP2<TH2_L、TH2_U<SP2)否かを判断する(ステップS3)。調速機10の速度変動が検出閾値TH2_U,TH2_Lを超えるのであれば(S3のYES)、振動判定部26はかご上下振動が電動機5のトルク脈動以外の要因に起因する振動、即ち、電動機5のトルク脈動に起因しない振動であると判定する(ステップS4)。
次に、変動監視部25は、電動機5の回転速度SP1および乗りかご1の走行速度SP2の各変動が周期的な変動であるか否かを判断する(ステップS5)。ステップS1でNO、ステップS2でNO、ステップS3でNO、あるいは、ステップS5でNOと判断した場合は、ステップS1に戻ってステップS1からステップS5の処理を繰り返して実行する。
ステップS5で電動機5の回転速度SP1および乗りかご1の走行速度SP2の各変動が周期的であると変動監視部25が判断した場合(S5のYES)、制御部27は、図1の電力変換装置9に対して電動機5の回転速度SP1、即ち、乗りかご1の走行速度を落とす制御を行う(ステップS6)。なお、乗りかご1の走行速度を落とす制御は、電動機5の回転周波数がロープ固有振動数との共振から離れる方向に制御する一例である。続いて、制御部27は、遠隔監視装置18に対して振動判定部26の判定結果を通報する(ステップS7)。
次に、速度判定部24は、調速機10の速度変動、即ち、乗りかご1の走行速度SP2の変動が検出閾値TH2_U,TH2_Lを超えるか(SP2<TH2_L、TH2_U<SP2)否かを判断する(ステップS8)。そして、調速機10の速度変動が検出閾値TH2_U,TH2_Lを超えていなければ(S8のNO)、ステップS6での処理によってかご上下振動が抑えられたと判断し、電動機5のトルク脈動以外の要因に起因するかご上下振動を検出するための一連の処理を終了する。調速機10の速度変動が検出閾値TH2_U,TH2_Lを超えるのであれば(S8のYES)、まだかご上下振動が抑えられていない訳であるから、ステップS6に戻ってステップS6からステップS8の処理を繰り返して実行する。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例を含む。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細したものであり、必ずしも全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1 乗りかご
2 釣合い錘
3 主ロープ(主索)
5 電動機
6 第1のパルス発生器
7,16 制御装置
8 三相交流電源
9 電力変換装置
10 調速機
14 第2のパルス発生器
15,17 振動検出部
18 遠隔監視装置
21 電動機側の速度算出部
22 調速機側の速度算出部
23 電動機側の速度判定部
24 調速機側の速度判定部
25 変動監視部
26 振動判定部
27 制御部
SI 電動機の速度指令値
SP1 電動機の回転速度
SP2 乗りかごの走行速度
TH1_U,TH1_L 電動機の速度変動の検出閾値(第1の閾値)
TH2_U,TH2_L 乗りかごの速度変動の検出閾値(第2の閾値)

Claims (6)

  1. 乗りかごを駆動する電動機の速度に応じたパルス信号を発生させる第1のパルス発生器と、
    調速機の速度に応じたパルス信号を発生させる第2のパルス発生器と、
    前記発生したパルス信号を検出するパルス信号検出器と、
    を備えるエレベータ装置であって、
    前記第1のパルス発生器で発生したパルス信号の検出データと前記第2のパルス発生器で発生したパルス信号の検出データとに基づいて、前記乗りかごに連結されたロープの固有振動数との共振による前記乗りかごの上下振動を検出する振動検出部
    を備えることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記電動機の速度の変動を規定する第1の閾値と、前記乗りかごの速度の変動を規定する第2の閾値と、を設け、
    前記振動検出部は、前記第1のパルス発生器の検出データから得られた速度の変動が第1の閾値以内で、前記第2のパルス発生器の検出データから得られた速度の変動が第2の閾値を超えている場合に、前記乗りかごの上下振動が前記電動機のトルク脈動以外の要因に起因する振動であると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記振動検出部は、前記第1のパルス発生器の検出データから得られた速度と、前記第2のパルス発生器の検出データから得られた速度とが、設定された単位時間あたりで周期的に変動している場合に前記乗りかごの上下振動の検出を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記振動検出部は、前記乗りかごの上下振動を検出した場合、前記電動機の回転による回転周波数が前記ロープの固有振動数との共振から離れる方向に前記乗りかごの速度を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエレベータ装置。
  5. 点検の指示をだす遠隔監視装置を設け、
    前記振動検出部は、前記乗りかごの上下振動を検出した場合、前記遠隔監視装置に対して通報する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエレベータ装置。
  6. 乗りかごを駆動する電動機の速度に応じたパルス信号を発生させる第1のパルス発生器と、
    調速機の速度に応じたパルス信号を発生させる第2のパルス発生器と、
    前記発生したパルス信号を検出するパルス信号検出器と、
    を備えるエレベータ装置の振動検出方法であって、
    前記パルス信号検出器により前記第1のパルス発生器で発生したパルス信号を検出するステップと、
    前記パルス信号検出器により前記第2のパルス発生器で発生したパルス信号を検出するステップと、
    前記パルス信号検出器により検出された前記第1のパルス発生器で発生したパルス信号の検出データと前記第2のパルス発生器で発生したパルス信号の検出データとに基づいて、前記乗りかごに連結されたロープの固有振動数との共振による前記乗りかごの上下振動を検出するステップと、を含む
    ことを特徴とするエレベータ装置の振動検出方法。
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