JP2016073487A - フライヤー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】注油管16は、両端が開口し途中に屈曲部25が形成された中空形状のステンレスパイプから成り、オイルパン12の左右の外側側面に一本又は複数本備えられている。注油管16の一端(上流側)は循環パイプ14に連結されており、他端(下流側)はオイルパン12の側面に形成された供給口26に連通している。注油管16から供給された調理油は、供給口26を通してオイルパン12の内側面、具体的には、供給口26が形成された側面に隣接する側面に沿って略水平方向にオイルパン12内に吐出することにより、オイルパン12内の側面に沿って調理油の流動が生じ、オイルパン12内の調理油は渦状に回転する。
【選択図】図4
Description
一般的に、フライヤーは、調理油を注ぎ込み貯溜する油槽(オイルパン)が筐体に保持されることによって構成されている。油槽は、調理用の食材を出し入れできるように上方に開放しており、油槽の底部には、油槽内の調理油を排出するための排出バルブが設けられている。油槽内に注ぎ込まれた調理油の加熱は、発熱エネルギーの供給を受けて発熱するヒーターによって行われる。
また、近年では、フライヤーの自動化も進んでいる。例えば、利用者が希望する油温度や調理時間等を操作パネルに設けられているスイッチ類等の入力部材を介して入力・設定することにより、マイクロコンピュータを含んで構成される制御回路の制御により、ヒーターの発熱量を制御しながら、利用者の希望に沿う揚げ調理を行うことができ、所定時間を経過すると自動的に揚げ調理済みの食材をバスケットごと持ち上げるようなものもある。
このように、大量の食材を揚げ調理すると、調理油に揚げカス等が混入したり、酸化が進行して調理油の質が劣化したりするが、調理油が劣化すると、食品(揚げ物商品)の味が落ちたり一定しなかったりする不具合や、客の健康を害する不具合が生じるおそれがある。一方、調理油を頻繁に交換することは、コストの面から好ましくない。
そのため、フライヤーにとって調理油の油質管理は重要な課題であり、調理油に混入する揚げカス等を効率良く除去し、調理油の酸化を防止するための技術が従来から種々研究開発されている。
特許文献1に示すフライヤーでは、排出バルブを開けて油槽から排出した調理油について、網や濾剤等を含んだ濾過装置を通して、調理油に混在する揚げカス等の不純物を取り除くと共に酸化された調理油を還元し、その濾過装置によってきれいになった調理油をポンプで汲み上げて循環パイプを通じて再び油槽に戻すことにより、調理油を循環させている。
また、フライヤーの油槽は、毎日又は週に何回等の定期的に、水(湯も含む)を流しながら擦り洗い等して油槽内に形成された油膜を洗い落とす必要があるが、油槽に付着した揚げカスや微粒子等は簡単に落とせるものではなく、その定期的な洗浄においても大変な作業となっていた。
さらに、フライヤーの洗浄には、濾過装置の中身を廃棄したり交換したりする作業も伴うが、その際には、濾過装置をフライヤー(具体的には油槽に連絡する循環パイプ)から取り外す必要がある。このとき、濾過装置と循環パイプとの着脱も、作業する利用者が手作業で行う必要があるため、手間がかかり大変であった。
そのため、調理油を濾過する際、油槽内に濾過済みの調理油を供給するときに、油槽内に揚げカスや微粒子等が残っていることもなく、戻した濾過済みの調理油が汚れることがない。
また、油槽を水によって洗浄する際も、油槽の内側面に付着した揚げカスや微粒子は調理油を濾過して戻す度に除去しているので、洗浄作業の際には予め油槽の汚れもほとんど落とされており、洗浄作業の手間も大幅に削減される。
上記構成のように、注油管に、油槽内に通じる供給口よりも相対的に高い位置に屈曲部を形成することにより、下方から汲み上げた濾過済みの調理油を一旦供給口よりも上方に送り、供給口の位置よりも上方から送り込み油槽内に流入させることができる。そのため、油槽内に調理油を勢いよく吐出することができるので渦状に回転しやすくなる。また、油槽内に調理油が貯溜している場合であっても、注油管に調理油が逆流することがない。
上記構成のように、注油管に形成した屈曲部を油槽の最大貯溜可能位置よりも相対的に高い位置に形成することにより、注油管内の調理油を開口しているどちらかの端部から注油管外に排出されるので、注油管内に調理油が残ることがない。
また、油槽を水によって洗浄する場合、注油管の屈曲部が、油槽に貯溜した水の水面よりも高い位置に形成されるので、油槽内の水が注油管内を逆流して、返送流路やポンプに水が入り込むことを防ぐことができる。また、洗浄後に水が注油管内に残らないので、揚げ調理のために再度調理油を使用して注油管から油槽内に調理油を供給する場合であっても、水と調理油とが混ざって水蒸気爆発が発生する心配もなく、安全性が高い。
なお、最大貯溜可能位置は、その位置までは油槽に調理油や水等の液体を貯溜することができるという高さ位置を示し、油槽の上辺であってもよいし、油槽内の任意に設定した高さ位置であってもよい。また、液面を検出するフロートを設置して最大貯溜可能位置を設定することもできる。
上記構成のように、複数の注油管によって複数の供給口からそれぞれ調理油を吐出することにより、油槽内に調理油の対流が生じて勢いよく渦状に回転するので、より好適に油槽の内側面に付着した揚げカスや微粒子等を除去することができる。
上記構成のように、油槽の底部(底面)に勾配を形成して、いわゆるコニカル形状とすることにより、油槽内にてより好適に調理油の流動が生じて勢いよく渦状に回転するので、より好適に油槽の内側面に付着した揚げカスや微粒子等を除去することができる。また、油槽の内側面から剥がし落とした揚げカスや微粒子を調理油と共に好適に排出バルブに集中させることができる。
上記構成のように、注油管を通して油槽内に調理油を送り込むポンプの作動を制御するタイマーを設置し、利用者がそのタイマーにて設定した任意の時間内だけ供給口から調理油等を吐出することにより、最初に時間をセットするだけで、その後は特に何もする必要がなくなるので、自動的に濾過や洗浄が行われ、利用者の負担が大幅に軽減される。
上記構成のように、濾過装置と返送流路との連結部にワンタッチカプラを利用することにより、着脱が容易となり、洗浄作業の手間が大幅に軽減され、効率的に行うことができる。
本実施形態は、濾過装置を備え濾過した調理油を循環して再利用する濾過装置一体型のフライヤーであって、油槽内に付着した揚げカスや微粒子等を好適に除去して油槽内の調理油をきれいに保つと共に、フライヤーと濾過装置との連結にワンタッチカプラを使用することにより油漏れなくフライヤーと濾過装置とを容易に取外し可能とし、簡単且つ効率的に油槽を洗浄することを特徴とするフライヤーの発明に関するものである。
まず、本実施形態に係るフライヤー10の基本構成について説明する。
図1は、フライヤー10の概略構成図である。図2は、フライヤー10を構成するオイルパン12の略側面図である。図3は、フライヤー10を構成するオイルパン12の略正面図である。図4は、フライヤー10を構成するオイルパン12の略平面図である。図5(a)は、フライヤー10に用いるワンタッチカプラ30の分解図であり、図5(b)は、ワンタッチカプラ30の概略構成図である。図6は、フライヤー10に備えられた操作パネル24の正面図である。
なお、オイルパン12の材質は、貯溜した調理油を200度近くまで加熱して食材を揚げ調理する必要があるため、耐熱性及び耐食性を考慮し、例えばステンレス製のものとする。また、オイルパン12の形状は、略四角形状に限らず、角を丸くした円形や楕円形等であってもよい。また、オイルパン12の外側面(調理油に触れない面)は防熱材により被覆する構成としてもよい。防熱材を備えることによりオイルパン12の保温効果が高まる。
オイルパン12の側面には、後述する注油管16と連通する供給口26が形成されている。供給口26は注油管16からオイルパン12内に調理油を供給するためにオイルパン12の側面に形成された開口部である。
本実施形態では、図4に示すように、供給口26は対向する側面にそれぞれ一組ずつ形成されている。すなわち、右側面に供給口26が一箇所、また、左側面に供給口26が同じく一箇所形成されている。また、供給口26はオイルパン12の中心点(排出バルブ17)を軸として互いに対向する隅付近に形成され、オイルパン12の内側面、具体的には、供給口26が形成された側面に隣接する側面に沿う方向に開口している。
ヒーター18は、電力をエネルギー源として発熱する電力駆動型のものであり、例えば、ニクロム線等を用いた電熱型のものが多く採用されているが、コイルを用いた電磁誘導加熱型のものでもよい。
また、ヒーター18は、レバー19を回動操作することにより、オイルパン12内に貯溜された調理油に出し入れすることができる。具体的には、レバー19を下げたときにオイルパン12内の調理油に浸漬し、レバー19を上げたときにオイルパン12内の調理油から取り出される。
なお、ヒーター18は上記に限定されるものではなく、その具体的形態や発熱原理は問わず、例えば、ガスや他の化石燃料等の燃料を燃焼させた燃焼炎の持つ熱エネルギーにより発熱する燃焼炎供給型ヒーターを適用することもできる。
濾過装置13は、排出バルブ17の下部に開口部を臨ませた容器(フィルタータンク)から成り、濾過装置13の内部には、不図示の重合濾過構造体が収容されている。この重合濾過構造体は、複数の部材を重ね合わせて構成されるものであり、例えば、上から順に、金属製漉し網、金属製濾紙抑え、濾紙、重合構造の金属製メッシュ網、濾布等を重ねた構造となっている。これらは全て、濾過装置13内から取り外し可能に収容されており、漉し網、メッシュ網、濾紙、濾布等を適宜洗浄又は取り換えることができる。
この濾過装置13では、排出バルブ17から流れ出てきた調理油は、まず、漉し網により大粒の揚げカスや不純物等が除去される。次に、大粒の揚げカス等が除去された調理油は、濾紙によってさらに不純物等が除去されると共に、濾紙の上に敷き詰められた濾剤に接触して還元される。そして、メッシュ網及び濾布によって未だ残留している不純物等をさらに除去し、最終的に新品の調理油に近い状態にまで再生される。なお、調理油としては、植物性の油脂、動物性の油脂いずれであっても適用することができる。
また、濾過装置13の底面には移動手段であるキャスター20を有しており、ワンタッチカプラ30を外して循環パイプ14と分離させることにより、濾過装置13のみをフライヤー10から引き出して他の場所に移動させることができる。また、濾過装置13を移動させることにより、フライヤー10や濾過装置13の清掃も簡単に行うことができる。
ソケット31は、ボディの内部にプラグ32が挿入可能であって、且つ、調理油の通路となる両端が開口した空間を有し、その通路内に摺動可能に設置されたバルブ33を備える。バルブ33はバルブスプリング34によって通路を閉鎖する方向に付勢されている。また、プラグ32を挿入する側の開口部には、挿入されたプラグ32を係止するためのワンタッチホルダー35と、そのワンタッチホルダー35を開口部方向(プラグ32の挿入方向と逆方向)に付勢するワンタッチスプリング36と、回動可能に設置された鋼球37とを備えている。なお、本実施形態では、ソケット31は、循環パイプ14、すなわち、オイルパン12側に接続されている。
プラグ32は、ボディの内部に調理油の通路となる両端が開口した空間を有し、ソケット31に挿入される側の先端部分には突起部38が形成されている。また、ボディの外周には、溝39を形成している。なお、本実施形態では、プラグ32は、配管28、すなわち、濾過装置13側に接続されている。
上記構成のソケット31とプラグ32は、図5(b)に示すように、プラグ32をソケット31に挿入することによって、プラグ32の突起部38がソケット31のバルブ33を押圧することにより、ソケット31内の通路を開通させる。また、ソケット31内に挿入されたプラグ32は、ワンタッチホルダー35により係止されると共に、鋼球37が溝39に嵌合することにより、ソケット31とプラグ32とが固定される。
このように、本実施形態のワンタッチカプラ30は、プラグ32をソケット31に挿入するだけで、簡単に連結することができる。そのため、このワンタッチカプラ30を連結装置として用いることにより、濾過装置13をフライヤー10から簡単に取外しすることができる。また、装着時及び脱着時の油漏れを最小限に防ぐことができる。
ポンプ15は、調理油を濾過装置13側からオイルパン12側に戻す方向に流動させるものであり、具体的には、不図示のモータにより駆動され、濾過装置13で濾過された調理油を吸引することにより流動させている。
ポンプ15の出口側に接続された循環パイプ14は、切替部材21の入力端に接続されている。切替部材21は、入力端と、その入力端に対し切り替えにより選択的に接続する第一出力端及び第二出力端を有する三方弁を備えている。切替部材21の第一出力端はオイルパン12へと連絡する循環パイプ14に接続され、第二出力端はフライヤー10の外部へと連絡する排出パイプ23に接続されている。
切替部材21は、切替レバー22の操作により調理油の経路を切替えるものであり、例えば、調理油は劣化度に応じて調理する食材を変えて再利用することも多いが、例えば、天ぷら用で使用していたフライヤーの調理油を唐揚げ用のフライヤーに移すとき等に、切替部材21を第二出力端側に切り替え、排出パイプ23側に調理油を移送する。また、既に何度も濾過した調理油を廃棄するとき等に、第二出力端側に切り替え、排出パイプ23を通して調理油を廃棄することもできる。
一方、切替部材21の第一出力端側に送られた調理油は、そこからさらに二又に分けられ、それぞれの注油管16に移送される。
上記構成により、図4に示すように、注油管16から供給口26を通して略水平方向に吐出された調理油は、オイルパン12の内側面、具体的には、供給口26が形成された側面に隣接する側面に沿ってオイルパン12内に流入することにより、オイルパン12の内側面に沿って調理油の流動が生じ、オイルパン12内の調理油は渦状に回転する。
また、屈曲部25は、オイルパン12の最大貯溜可能位置よりも相対的に上方に位置している。ここで、最大貯溜可能位置とは、その位置まではオイルパン12に調理油等の液体を貯溜することができる高さ位置を示すものであり、オイルパン12の上辺であってもよいし、オイルパン12内の任意に設定した高さ位置であってもよい。また、オイルパン12内に貯溜された調理油等の液面を検出するフロートを設置して最大貯溜可能位置を設定する構成としてもよい。
なお、本実施形態では、オイルパン12に二本の注油管16を設置しているが、注油管16は一本であってもよいし、さらに多数の本数であってもよい。
特に、本実施形態のフライヤー10は、食材の揚げ調理、調理油の濾過循環、オイルパン12の洗浄等が自動化されている。例えば、調理の際には、利用者が操作パネル24を介して希望する調理油の温度や調理時間等を入力・設定することにより、マイクロコンピュータを含んで構成される演算制御部の制御により、利用者の希望に沿うような形での揚げ調理が行われる。
また、調理油を濾過循環させる際やオイルパン12を洗浄する際には、利用者が操作パネル24を介して調理油を注油管16から供給させる時間等を入力・設定することにより、マイクロコンピュータを含んで構成される演算制御部の制御により、設定した時間内(例えば10分間等)、調理油の濾過循環やオイルパン12の洗浄が行われる。
次に、上記構成のフライヤー10の動作について説明する。
なお、ここでは、(1)調理油の濾過循環時の動作と、(2)オイルパン12の洗浄時の動作の2つのパターンに分けて説明する。
本実施形態のフライヤー10は、調理頻度や使用態様にもよるが、調理油の品質保持のため、定期的又は色調や臭い等を目安として、例えば、一日三回、少なくても一日一回程度は、オイルパン12内の調理油を排出バルブ17から濾過装置13に排出し、濾過装置13を通して調理油を濾過する。
具体的には、調理油を濾過循環させるときには、まず、フライヤー10を、揚げ調理用のフライヤーモードから濾過作業用のフィルターモードへと切り替える。本実施形態においては、フライヤー10に備えられた手動にて上下動が可能な不図示のバーを上げ下げすることにより、演算制御部に信号を送り、フライヤーモードとフィルターモードとを切替える。例えば、バーが上にあるときはフライヤーモード、バーが下にあるときはフィルターモードのように切り替える。なお、フライヤーモードのときには、フィルターモードで使用する操作パネル24のボタンを無効にし、フィルターモードのときには、フライヤーモードで使用する操作パネル24のボタンを無効にしている。
そして、操作パネル24のスタートストップボタンを押すことにより、ポンプ15が作動し、濾過装置13から濾過済みの調理油を循環パイプ14を通して汲み上げる。濾過装置13から汲み上げられた濾過済みの調理油は、ポンプ15に流動させられた勢いで注油管16を通り、二箇所の供給口26からオイルパン12内に吐出される。
このように、利用者が設定した時間経過後、濾過循環動作は自動的に停止するので、利用者は最初に時間をセットしておけば、その後はその場にいなくても濾過循環作業を行うことができる。また、排出バルブ17を電気的に開閉し、タイマーと連動して、自動で濾過が終了し、自動でオイルパン12に調理油が溜まる仕組みを選択することができる。
この渦状に流動する調理油により、オイルパン12の内側面に付着した揚げカスや微粒子等を剥がし落とし、設定した所定時間経過後、その渦の中央部に揚げカスや不純物を集合させて調理油と共に排出バルブ17から濾過装置13へと排出することにより、オイルパン12から好適に除去することができる。
なお、濾過循環動作中は、排出バルブ17を閉めていても開けていても適用できる。例えば、排出バルブ17を閉めている状態であれば、オイルパン12内に貯溜された一定量の調理油が渦状に回転してかき混ぜられる。また、排出バルブ17を開けている状態であれば、吐出された調理油はオイルパン12の内側面に沿って渦状に回転しながらそのまま排出バルブ17から排出される。
本実施形態のフライヤー10は、調理頻度や使用態様にもよるが、オイルパン12内に付着した油膜を落とすため、通常、月に一回程度は、水洗いを行う。
具体的には、上記同様、まず、フライヤー10を、揚げ調理用のフライヤーモードから洗浄作業用のフィルターモードへと切り替える。また、オイルパン12内に洗浄用の水を流し込み、オイルパン12内に付着した油膜等を洗い流す。
なお、洗浄作業後は必要に応じてオイルパン12の内側面を軽く拭く等してもよい。
また、注油管16に形成した屈曲部25がオイルパン12の最大貯溜位置、すなわち、オイルパン12内の水面よりも高い位置となるので、洗浄後に水が注油管16内に残ることなく、どちらかの端部から下に抜ける。そのため、洗浄後、揚げ調理のために再び調理油を注油管16からオイルパン12内に供給する場合であっても、水と調理油とが混ざって水蒸気爆発が発生する心配もなく、安全性が高い。
11 フレーム
12 オイルパン
13 濾過装置
14 循環パイプ
15 ポンプ
16 注油管
17 排出バルブ
18 ヒーター
19 レバー
20 キャスター
21 切替部材
22 切替レバー
23 排出パイプ
24 操作パネル
25 屈曲部
26 供給口
28 配管
30 ワンタッチカプラ
31 ソケット
32 プラグ
33 バルブ
34 バルブスプリング
35 ワンタッチホルダー
36 ワンタッチスプリング
37 鋼球
38 突起部
39 溝
Claims (7)
- 調理油が貯溜される油槽と、
前記油槽の底部に形成され、前記油槽内の前記調理油を排出する際に開かれる排出バルブと、
前記排出バルブから排出された前記調理油を濾過する濾過装置と、
前記濾過装置と前記油槽とを連絡する返送流路と、
前記返送流路の途中に設けられ前記濾過装置で濾過された前記調理油を前記油槽に戻す方向に流動させるポンプと、
一端は前記返送流路に連通すると共に他端は前記油槽の側面に開口した供給口に連通し、前記ポンプにより汲み上げられた前記調理油を前記供給口から前記油槽の内側面に沿って吐出するために形成された注油管と、
を備えたことを特徴とするフライヤー。 - 前記注油管は、前記供給口よりも高い位置に屈曲部を形成し、前記調理油を前記供給口より上方から油槽内に流入させることを特徴とする請求項1に記載のフライヤー。
- 前記注油管の屈曲部は、前記油槽の最大貯溜可能位置よりも高い位置に形成したことを特徴とする請求項2に記載のフライヤー。
- 前記油槽の側面に前記供給口を複数形成すると共に前記注油管を複数備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のフライヤー。
- 前記油槽の底部に前記排出バルブに向けて勾配を形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のフライヤー。
- 前記ポンプの動作を制御するタイマーを備え、該タイマーで設定した任意の時間内において前記調理油を前記注油管を通して前記油槽内に吐出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のフライヤー。
- 前記濾過装置と前記返送流路とは、ソケットにプラグを抜き差しすることにより開閉するワンタッチカプラを介して着脱自在に連結したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のフライヤー。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181120 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190528 |