JP2016073448A - 運動用具収納用袋搬送具 - Google Patents

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Abstract

【課題】運動用具収納袋の搬送を容易とし、且つ、使用時における安全性を確保した運動用具収納袋用搬送具を提供すること。【解決手段】運動用具収納袋の底部の外周面に取り付け可能な本体部と、前記本体部に設けられる車輪部と、を備え、前記本体部は上方に向けて拡開する傾斜面を有し、前記本体部が運動用具収納袋の底部に取り付けられた際に、前記傾斜面と運動用具収納袋の底部とが接触する。【選択図】図6

Description

本発明は、運動用具収納袋用搬送具に関するものである。
従来より、ゴルフクラブや野球バット等、プレー時に複数の用具が使用されるスポーツにおいて、それら複数の用具を収納して持ち運び可能とする収納袋が使用されている。例えばゴルフクラブが収納可能なゴルフバッグ(キャディバッグ)としては、図10に示すようなゴルフバッグが広く知られている。
図10に示すゴルフバッグによれば、複数本のクラブやゴルフボール等を収納可能である。ところでゴルフバッグには図10に示すようにショルダーベルト300が設けられて肩に担いで運搬可能としているが、ゴルフ用具が収納された状態のゴルフバッグは比較的重く、長距離の移動は体力的に苦痛を伴う。
特開2004−261429号公報
特許文献1には、ゴルフバッグの下端部に取付可能な運搬具が開示されており、当該運搬具が車輪部を備えることによって、ゴルフバッグの運搬を容易にすることが記載されている。しかしながら特許文献1の運搬具は、ゴルフバッグとの接触面積が小さく、ゴルフバッグの移動時おいて、運搬具の各部位に対してかかる負荷が大きくなり、使用中に、ゴルフバッグに対する運搬具の位置がずれたり、外れたりするおそれがあり、危険である。
本発明は上述した問題点に鑑み、運動用具収納袋の搬送を容易とし、且つ、使用時における安全性を確保した運動用具収納袋用搬送具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の運動用具収納袋用搬送具は、運動用具収納袋の底部の外周面に取り付け可能な本体部と、前記本体部に設けられる車輪部と、を備え、前記本体部は上方に向けて拡開する傾斜面を有し、前記本体部が運動用具収納袋の底部に取り付けられた際に、前記傾斜面と運動用具収納袋の底部とが接触することを特徴とする。
また、上記構成の運動用具収納袋用搬送具において、前記車輪部は前記本体部の底面に取り付けられることが望ましい。
また、上記構成の運動用具収納袋用搬送具において、前記傾斜面に面ファスナーが設けられ、前記本体部は前記面ファスナーを介して運動用具収納袋の底部の外周面に取り付け可能であることが望ましい。
また、上記構成の運動用具収納袋用搬送具において、前記本体部に設けられて前記本体部に対する運動用具収納袋の下限位置を規制する規制部材を備え、前記規制部材は、運動用具収納袋の非搬送時において、運動用具収納袋の底面と前記車輪部とが床面に接地するように前記本体部に対する運動用具収納袋の下限位置を規制することが望ましい。
本発明によれば、運動用具収納袋用搬送具(以下、「運動用具収納袋用搬送具」を単に「搬送具」と称することがある。)の本体部において、本体部と運動用具収納袋の底部との接触面が上方に向けて拡開する傾斜面となっており、運動用具収納袋との接触面が大きくなり、使用時において本体部の各部にかかる負荷を軽減することができ、搬送具の位置がずれたり、外れたりすることがない。また、車輪部により、運動用具収納袋を容易に搬送することができる。
一実施形態の搬送具の外観を示す正面斜視図 一実施形態の搬送具の外観を示す背面斜視図 一実施形態の搬送具の外観を示す右側面図 一実施形態の搬送具の外観を示す上面図 一実施形態の搬送具の外観を示す底面斜視図 一実施形態の搬送具をゴルフバッグの底部に取り付けた状態を示す図 一実施形態の搬送具の構成部品の長さ、高さ、傾斜角度を説明するための説明図 搬送具の変形例の外観を示す正面斜視図 搬送具の変形例の外観を示す背面斜視図 ゴルフバッグの一例を示す図
以下に本発明の搬送具について図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するために搬送具の一例を示すものであって、本発明の搬送具を以下の搬送具に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の搬送具にも等しく適応し得るものである。また、以下の説明では、本発明の搬送具が取り付けられる運動用具収納袋としてゴルフバッグを例に説明するが、本発明の搬送具が取り付け可能な運動用具収納袋はゴルフバッグに限られるものではない。
図1〜図5は夫々本実施形態の搬送具の外観を示す正面斜視図、背面斜視図、右側面図、上面図、底面斜視図である。また、図6は、本実施形態の搬送具をゴルフバッグの底部に取り付けた状態を示す図であり、図6(a)はゴルフバッグの非搬送状態(載置状態)を示し、図6(b)はゴルフバッグの搬送状態を示す図である。
以下の説明では、図10の紙面に対向する観察者の上側を「上」、下側を「下」、左手側(ショルダーベルト300が設けられた側)を「前」、右手側(ショルダーベルト300が設けられていない側)を「背」又は「後」、手前側を「右」、奥側を「左」として説明する。図6に示す図は、ゴルフバッグの底部200(以下、「ゴルフバッグの底部200」を単に「底部200」と称することもある。)の前部外周面に、本実施形態の搬送具を取り付けた状態を示す図であり、搬送具の説明において使用される「前」、「背」又は「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は図6及び図10から特定される。なお、図6では底部200の前部のみを図示し、後部の図示を省略している。
図1〜図5を参照して、本実施形態の搬送具1は、本体部10を備える。本体部10は底部200の前部を挟み込むように底部200の前部外周面に取り付けられる部材である。本体部10に用いられる素材としては、底部200の前部をある程度の強度で挟み込む堅さと、底部200の大きさ(径の長さ)が一定の範囲内(例えば所定の径から±1cmの範囲内)であれば取り付け可能となる柔軟性を有する素材がよく、例えば、樹脂や、スギ・ヒノキ・集成材等の木材が用いられる。
より詳説すると、本体部10は、底部200に取り付けられた際に底部200と接触する内周面11と、後述する車輪部20が取り付けられる底面12と、外周壁13を備える。内周面11は、上方に向かって拡開し、底部200の前部外周面に沿って半円弧状に湾曲する傾斜面を備える。内周面11の上辺及び下辺の径は、底部200の径と略同一か、やや小さい径に設定され、内周面11と底部200とを接触させるように本体部10を底部200に圧嵌させることで、底部200に対する本体部10の位置が仮固定される。
また、上述したように、内周面11は上方に向かって拡開する傾斜面であるため、本体部10と底部200との接触面積は、内周面11が傾斜面でない場合の接触面積と比べて広い。当該構成により、内周面11と底部200の前部外周面との間に生ずる摩擦力が高まり、本体部10が底部200の前部外周面から脱落しにくくなる。加えて、ゴルフバッグの荷重を広い面積で支えることができ、ゴルフバッグの荷重が分散して負荷されるので、荷重による本体部10の変形や破損の危険性を低減することができる。
底面12に対する内周面11の傾斜角度は特に限られるものではないが、複数の条件を勘案して設定される。条件及び内周面11の傾斜角度の詳細については後述する。
底面12の左部及び右端には夫々車輪部20、20(以下、底面12の左部に設けられた車輪部20と右部に設けられた車輪部20とを区別する必要がない場合は単に「車輪部20」と称する。)が設けられ、また、底面12の中央部には本体部10に対する底部200の下限位置を規制する規制部材30が設けられる。車輪部20が底面12に設けられることにより、ゴルフバッグの搬送時及び非搬送時において、底面12と載置面(床面)との間に比較的広い隙間が形成される。従って、ゴルフバッグの搬送時においては進行方向に障害物が存在する場合であっても障害物の本体部10への衝突を防ぐことができる。また、ゴルフバッグの非搬送時においては底面12が床面に接触しないので、床面に接触することによる底面12の破損を防ぐことができる。つまり、ゴルフバッグの搬送時及び非搬送時において本体部10が破損する可能性が低いため、搬送時及び非搬送時を問わず常時、底部200に搬送具1を取り付けておくことが可能となり、底部200に対する搬送具1の脱着作業の負担を軽減することができる。
外周壁13は前壁13a、前壁13aと面方向が直交する右側壁13b、前壁13aと面方向が直交する左側壁13c(不図示であるが、本体部10において右側壁13bと反対側の側壁である)、前壁13aと右側壁13b及び左側壁13cを夫々接続する右斜壁13d及び左斜壁13eを備える。右斜壁13d及び左斜壁13eを備えて、略直角の角部が形成されないことにより、本体部10が階段の段差等に衝突した際に、衝撃が角の一点或いは一辺に加わることがなく、衝撃を面で受けることができ、本体部10の破損の危険性を低減することができる。
車輪部20について説明する。車輪部20、20間の距離は狭く設定するとゴルフバッグの搬送時における安定性が損なわれる一方、広く設定すると移動性が損なわれる。また、車輪部20、20間の距離を、底部200の直径よりも広く設定すると、本来ゴルフバッグのみであれば通る隙間を搬送具1が邪魔をして通れなくなる事態が生じる可能性があり、また、ゴルフバッグとの一体感を失って意匠性を損なう。ところで、ゴルフバッグの搬送時においては、急激な旋回を要する機会は少なく、むしろ、比較的重量の重いゴルフバッグを安定して搬送可能であることが望まれる。従って、本実施形態では、搬送具1として、搬送時の安定性を確保すると共に、底部200の直径を考慮し、車輪部20、20の距離は、底部200の直径よりもやや狭い距離に設定される。
車輪部20の種類は特に限られるものではないが、上述したように、ゴルフバッグは急激な旋回を要するものではなく、安定して搬送可能であることが望まれることから、固定式車輪部であることが望ましい。但し、用途に応じて車輪部20を自在式(旋回式)車輪部としてもよい。さらに、搬送時において、アスファルトやタイルの上を搬送する際の騒音を防止するために、車輪部20が備える車輪はゴム製或いはゴム部材を外周面に備える車輪であることが望ましい。車輪部20の上下方向の長さ(高さ)、車輪の径及び厚さは特に限られるものではない。車輪部20の高さの詳細については、上述した内周面11の傾斜角度と併せて後述する。また、車輪の径及び厚さは、安定性を考慮して定められ、安定性を高めるためには、大きな径、且つ、厚みの厚い車輪であることが望ましい。
規制部材30について説明する。規制部材30は、内周面11の下端から底面12の面方向に対して垂直方向下方に向かって伸び、且つ、その先端部30aを後方に向かって略90度折り曲げて形成される金属製のL字部材を備えており、本体部10を底部200に取り付ける際に、底部200の底面が先端部30aに接触することで、本体部10に対する底部200の下限位置が規制される。L字部材の上下方向の長さの詳細については、上述した内周面11の傾斜角度と併せて後述する。L字部材の前後方向の長さ(先端部30aの長さ)は特に限られるものではない。
以下、内周面11の傾斜角度(以下、傾斜角度θ)、車輪部20の高さ(以下、高さH)、及び、規制部材30が備えるL字部材の上下方向の長さ(以下、長さL)について述べる。長さLは、上述したように本体部10に対する底部200の下限位置を規制するものであり、言い換えれば、本体部10を底部200の上下方向のどの位置に取り付けるかを規定する部材である。本実施形態において搬送具1は、ゴルフバッグの非搬送状態において、底部200の底面と車輪部20とが共に載置面に接地するように底部200に取り付けられる(図6(a)参照)。当該構成により、図6(b)に示すように、ゴルフバッグを搬送するためにゴルフバッグを傾倒させる場合に車輪部20を支点として容易に傾倒可能であり、一方で、非搬送状態においてはゴルフバッグの底部200の底面が床面に接地してブレーキの役割を果たし、安全性が確保される。
つまり、長さLは非搬送状態において、車輪部20が床面に接地する長さに設定されるものである。長さLを如何なる長さとすれば、非搬送状態において車輪部20が床面に接地するかについて、図7を参照して説明する。なお、図7において、高さHfは、床面に対する本体部10の前部の高さ(床面に対する後述する交点Pの高さ)である。また、高さHrは、床面に対する本体部10の後部の高さ(床面に対する後述する接点Oの高さ)である。また、長さLLは本体部10と底部200との接点Oから、車輪部20と床面との接点を通る垂線と底面12の交点Pまでの長さである。また、角度θ”は(90−傾斜角度θ)である。
図7は、搬送具1の構成部品の長さ、高さ、傾斜角度を説明するための説明図であり、図6(a)に対応してゴルフバッグの非搬送状態を示している。上述したように内周面11において底部200との接触面は傾斜面であることから、本体部10を底部200に取り付けると、床面に対する本体部10の前部の高さHfは、床面に対する本体部10の後部の高さHrに比べて高く、本体部10の前部は本体部10の後部よりも上方に位置する。上述したように、規制部材30は、本体部10を底部200の上下方向のどの位置に取り付けるかを規定する部材であると言い換えることができ、すなわち、高さHrを規定する部材と言い換えることができる。なお、以下に示す数値は一例であって、それら数値に限られることを意図するものではない。
ここで、図7に示す各長さ及び高さについて以下の関係式が成立する。
長さL=高さHr×cosθ”・・・(1)
高さHf=高さHr+長さLLsinθ”・・・(2)
高さH=高さHf×cosθ”・・・(3)
なお、上述したように角度θ”=90−傾斜角度θである。
ところで角度θ”を算出する基準となる傾斜角度θは、ゴルフバッグの傾倒容易性と、車輪部20にかかる荷重とを考慮して定められる。ゴルフバッグの傾倒容易性について検討すると、図6(a)及び図7に示す非搬送状態において、ゴルフバッグの重心位置は、車輪部20と床面の接地点よりも後方に位置しているが、傾倒容易性は、ゴルフバッグの重心位置、及び、車輪部20と床面との接地点の位置の前後方向の位置が一致するまでの距離が短いほど高まる。そして、非搬送状態において車輪部20及び底部200の底面は床面に接地する場合は、傾斜角度θを小さくすることで、車輪部20と床面との接地点の位置が、ゴルフバッグの重心位置に近づき、ゴルフバッグの傾倒が容易になる。
また、ゴルフバッグの搬送状態では、ゴルフバッグの全荷重が車輪部20が加わることになり、車輪部20と本体部10との取り付け部分に荷重が加わることにより破損することが考えられる。従って、ゴルフバッグの搬送状態で、車輪部20と本体部10との間に加わる荷重を低減することが望ましい。そして、搬送状態において車輪部20と本体部10との取り付け部分に加わる荷重は、傾斜角度θを小さくすることで、ゴルフバッグの重心方向と、車輪部20と本体部10との接触面の面方向とが直交関係に近づくことになり、低減される。以上のことから、傾斜角度θを小さくすることで、傾倒容易性と荷重低減を両立することが可能であるが、傾斜角度θを小さくしすぎると、非搬送状態において車輪部20及び底部200の底面を床面に接地させることが困難となる(車輪部20が浮き上がった状態になる)ため、傾斜角度θの最小角度は約45度である。そして、傾倒容易性と荷重低減を考慮して傾斜角度は、45度〜80度の範囲であればよく、本例では傾斜角度θを75度とする(角度θ”は15度である)。
次に、上記関係式において、高さHは車輪部20の高さであるが、車輪部20としてはコストの削減、搬送具1の製造の容易化の観点から、一般に市販されている固定式車輪部を用いることが望ましい。本例では車輪部20として、高さが44mmの固定式車輪部を用いることとする。
更に、上記関係式において、長さLLは特に限られるものではなく任意の長さに設定すればよく、本例では、長さ24mmに設定する。
関係式(3)において高さHが44mm、角度θ”が15度であれば、高さHfは約45.5mmである。また、関係式(2)において、高さHfが45.5mm、長さLLが24mm、角度θ”が15度であれば、高さHrは約39.3mmである。そして、関係式(1)において、高さHrが39.3mm、角度θ”が15度であれば、長さLは約38mmである。このようにして長さLは算出可能である。なお、本例では、傾斜角度θ及び高さHを定めた上で、長さLを算出することとしたが、算出順はこれに限られるものではなく、状況に応じて、先に傾斜角度θ及び長さLを定めた上で高さHを算出してもよいし、先に高さH及び長さLを定めた上で傾斜角度θを算出してもよい。
搬送具1の構成に戻って、搬送具1は、底部200の後部外周面を締付可能な結束紐体40を備える。結束紐体40の一端は、本体部10の後部左端部に取り付けられ、他端は、本体部10の後部右端部に取り付けられる。上述したように、本体部10を底部200を圧嵌させることで、底部200に対する本体部10の位置が仮固定される。そして仮固定後に、結束紐体40で底部200を締めつけることで、底部200に対する本体部10の位置が固定される。結束紐体40としては特に限られるものではないが、例えば、2本の紐体から構成され、一方の紐体の先端部に設けられたバックルに、他方の紐体の先端部を通すことで対象物(本実施形態では底部200)を締め付可能に構成された結束紐体が使用可能である。
<補足>
上記構成の搬送具1において、本体部10の底部200に対する仮固定をより強固なものとすべく、内周面11及び底部200の該当箇所に面ファスナーを設けてもよい。上記実施形態において本体部10は底部200に圧嵌されることとしたが、圧嵌されない構成であってもよく、その場合は特に、面ファスナーを用いることが、本体部10の底部200に対する仮固定に有用である。
また、上記搬送具1は、搬送具1を取り付け可能な底部として、底部200の大きさ(径の長さ)が所定の径から±1cmの範囲内の底部としたが、取り付け可能な範囲をより広範囲とすべく、底部200の径に応じて本体部10の左右の長さを調整可能な構造を備えていてもよい。例えば、内周面11の上辺及び下辺の径を底部200の径よりも大きな径に設定し、本体部10の左部及び右部を中心方向に向かって締め付ける締め付け部材(例えば収納箱や道具箱等で収納箱本体と蓋体とを強固に密着させるために用いられるバックル)を備えていてもよい。
また、上記搬送具1に対して、以下の変形(i)〜(iii)の少なくとも1つ以上の変形を適用することが可能であり、図8及び図9には上記搬送具1に対して、以下の変形(i)〜(iii)全ての変形例を適用した搬送具1を示す。
変形(i)
上記搬送具1において外周壁13は、前壁13aと右側壁13b及び左側壁13cを夫々接続する右斜壁13d及び左斜壁13eを備えることとしたが、右斜壁13d及び左斜壁13eとして、1/4円弧状に湾曲する湾曲面であってもよく、すなわち、図8及び図9に示すように、角が丸められた形状としてもよい。当該構成により、ゴルフバッグの所有者或いは他者に当たった際の負傷を防ぐことができる。
変形(ii)
上記搬送具1において右斜壁13d及び左斜壁13e、或いは、上記変形(i)に記載した湾曲面に、補強部材を取り付けることとしてもよい。図8及び図9には補強部材としてクロームメッキ50が取り付けられた状態を示している。当該構成により、外周壁13の角部の強度を高めることができ、また、意匠性を向上させることができる。
変形(iii)
上記搬送具1において規制部材30がL字部材を備えることとしたが、規制部材の形状は特に限られるものではなく、例えば、図8及び図9に示すように、ハの字状の規制部材30であってもよい。当該構成によれば底部200の形状に応じて、ハの字状の規制部材30を選択することができる。従って、規制部材30は本体部10から脱着可能であって、取り付ける際には、L字状の部材又はハの字状の部材、その他形状の部材を選択可能であることが望ましい。
本実施形態によれば、運動用具収納袋の底部の外周面に取り付け可能な本体部と、前記本体部に設けられる車輪部と、を備え、前記本体部は上方に向けて拡開する傾斜面を有し、前記本体部が運動用具収納袋の底部に取り付けられた際に、前記傾斜面と運動用具収納袋の底部とが接触する。当該構成によれば、本体部と運動用具収納袋の底部との接触面積が広くなり、傾斜面と運動用具収納袋の底部との間に生ずる摩擦力が高まり、本体部が底部の前部外周面から脱落しにくくなる。加えて、運動用具収納袋の荷重を広い面積で支えることができ、運動用具収納袋の荷重が分散して負荷されるので、荷重による本体部の変形や破損の危険性を低減することができる。
また、前記車輪部は前記本体部の底面に取り付けられる。当該構成によれば、本体部の底面と床面とは、車輪部の高さを介して離れて位置することになり、搬送時における障害物との衝突を防止することができ、また、非搬送時における本体部の底面と床面との接触による本体部の底面の破損を防ぐことができる。
また、前記傾斜面に面ファスナーが設けられ、前記本体部は前記面ファスナーを介して運動用具収納袋の底部の外周面に取り付け可能である。当該構成によれば、本体部を運動用具収納袋の底部に取り付けた際に、圧嵌した位置で仮固定されるので、位置の微調整等を容易に行うことができる。当該構成によれば、面ファスナーを用いて、本体部を運動用具収納袋の底部に対して強固に仮固定できる。
また、前記本体部に設けられて前記本体部に対する運動用具収納袋の下限位置を規制する規制部材を備え、前記規制部材は、運動用具収納袋の非搬送時において、運動用具収納袋の底面と前記車輪部とが床面に接地するように前記本体部に対する運動用具収納袋の下限位置を規制する。当該構成によれば、運動用具収納袋を搬送するために運動用具収納袋を傾倒させる場合に車輪部を支点として容易に傾倒可能であり、一方で、非搬送状態(運動用具収納袋を床面に載置している状態)においては運動用具収納袋の底部の底面が床面に接地してブレーキの役割を果たし、安全性が確保される。
本発明は、運動用具収納用袋搬送具に利用できる。
1 運動用具収納用袋搬送具
10 本体部
11 内周面
12 底面
13 外周壁
20 車輪部
30 規制部材
40 結束紐体
50 クロームメッキ(補強部材)

Claims (4)

  1. 運動用具収納袋の底部の外周面に取り付け可能な本体部と、
    前記本体部に設けられる車輪部と、
    を備え、
    前記本体部は上方に向けて拡開する傾斜面を有し、
    前記本体部が運動用具収納袋の底部に取り付けられた際に、前記傾斜面と運動用具収納袋の底部とが接触することを特徴とする運動用具収納袋用搬送具。
  2. 前記車輪部は前記本体部の底面に取り付けられる請求項1に記載の運動用具収納袋用搬送具。
  3. 前記傾斜面に面ファスナーが設けられ、
    前記本体部は前記面ファスナーを介して運動用具収納袋の底部の外周面に取り付け可能である請求項1又は請求項2に記載の運動用具収納袋用搬送具。
  4. 前記本体部に設けられて前記本体部に対する運動用具収納袋の下限位置を規制する規制部材を備え、
    前記規制部材は、運動用具収納袋の非搬送時において、運動用具収納袋の底面と前記車輪部とが床面に接地するように前記本体部に対する運動用具収納袋の下限位置を規制する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の運動用具収納袋用搬送具。
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