JP2016072125A - 照明装置、それを制御する制御回路および集積回路、照明システム、ならびに照明装置を操作する方法 - Google Patents

照明装置、それを制御する制御回路および集積回路、照明システム、ならびに照明装置を操作する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016072125A
JP2016072125A JP2014201477A JP2014201477A JP2016072125A JP 2016072125 A JP2016072125 A JP 2016072125A JP 2014201477 A JP2014201477 A JP 2014201477A JP 2014201477 A JP2014201477 A JP 2014201477A JP 2016072125 A JP2016072125 A JP 2016072125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting
lighting device
signal
wireless communication
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014201477A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6431735B2 (ja
Inventor
有村 聡一郎
Soichiro Arimura
聡一郎 有村
健太 小西
Kenta Konishi
健太 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2014201477A priority Critical patent/JP6431735B2/ja
Priority to PCT/JP2015/072208 priority patent/WO2016051955A1/ja
Publication of JP2016072125A publication Critical patent/JP2016072125A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6431735B2 publication Critical patent/JP6431735B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】複数の照明装置を無線を用いて効率的に制御する照明システムを提供する。【解決手段】照明システム10は、複数の照明装置200と、ユーザの操作により無線通信を用いて上記複数の照明装置を動作させるためのコントローラ100とを備える。複数の照明装置の各々は、無線通信により信号の送受信が可能な通信部210と、通信部により受信した受信信号に基づいて当該照明装置の点灯状態を調整する制御部220とを含む。複数の照明装置のうちの1つの照明装置は、通信部により受信した受信信号を中継して複数の照明装置における他の照明装置へ送信するリピータ機能を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置、それを制御する制御回路および集積回路、照明システム、ならびに照明装置を操作する方法に関し、より特定的には、無線通信を用いて操作することが可能な照明システムに関する。
近年、店舗やホールなどの大型施設のように複数の照明装置が設置された空間において、調光,調色,グルーピング制御などの照明制御を行なう需要が高まっている。このような、点灯・点滅以外の複雑な制御を行なうためには、電源配線の他に制御用の配線を敷設することが必要な場合がある。
このような配線の設置工事を削減するために、無線を用いて照明装置の制御を行なう技術が提案されている。
特開2003−16831号公報(特許文献1)には、照明装置取付用の天井に設けられた引掛埋込ローゼット、あるいは照明装置本体に通信機能モジュールを設置し、当該通信機能モジュールと監視カメラ、マイクロホン、プロジェクタなどの他の機器とを接続することによって、ワイヤレスでこれらの機器を操作する構成が開示されている。天井照明には必ず電源が供給されているため、各機器への電源供給を照明電源から行なうことができるので、壁面コンセント等からの配線敷設が不要となる。したがって、上記のような構成とすることによって、天井や壁面の雰囲気を損なうことなく、各機器を利用することができる。
また、特許文献1においては、通信機能モジュールに接続される機器として、光無線ユニットの中継器が用いられる構成も開示しており、このような構成を採用することによって、遠方との光通信を可能とすることができる。
特開2003−16831号公報
大型施設において無線で照明装置の操作を行なう場合、コントローラなどの操作機器からの無線の到達距離(通信距離)には限界があり、さらには他の電波等による干渉が生じるおそれもあるため、特定の操作場所から遠方の照明装置のすべてを操作することは困難な場合がある。このような場合では、操作者が当該空間内を移動して順次照明装置を操作したり、無線通信中継器(以下、「リピータ」とも称する。)を設置して通信距離を拡大することが必要となる。そのため、操作者にわずらわしさを感じさせたり、中継器の設置によりコストの増加を招くおそれがある。
また、このような広い空間では、複数の照明装置をエリアごとにグルーピングし、各グループごとで一括操作をする場合には、一般的に、各グループごとに電源配線等を敷設する手法が採用される。しかしながら、このように物理的な配線によりグルーピングを行なうと、事後的にグルーピングを変更する必要が生じた場合には、その都度、配線替えのための工事を施工する必要がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、複数の照明装置を無線を用いて効率的に制御する照明システムを提供することである。
本発明による照明装置は、照明部と、照明部を駆動する駆動部と、無線通信により信号の送受信が可能な通信部と、通信部により受信した受信信号に基づいて駆動部を制御して照明部の点灯状態を調整する制御部とを備える。制御部は、受信信号を中継して他の照明装置へ送信するリピータ機能を有する。
好ましくは、制御部は、受信信号の受信強度が第1の受信強度未満であり、かつ、受信信号受信からランダムに設定される時間が経過するまでに、受信信号と同一内容の他の受信信号を第2の受信強度以上で受信しなかった場合に、受信信号を他の照明装置へ送信する。
好ましくは、制御部は、受信信号を受信したときから所定時間前の間に、自らが受信信号と同一内容の信号を送信していない場合に、受信信号を他の照明装置へ送信する。
本発明による制御回路は、無線通信により信号の送受信が可能に構成された照明装置を制御するための制御回路である。制御回路は、無線通信により受信した受信信号に基づいて、照明装置を駆動するための駆動信号を出力するとともに、受信信号を中継して他の照明装置へ送信するリピータ機能を有するように構成される。
本発明による集積回路は、上記の制御回路が集積されたものである。
本発明による照明システムは、複数の照明装置と、ユーザの操作により無線通信を用いて複数の照明装置を動作させるためのコントローラとを備える。複数の照明装置の各々は、無線通信により信号の送受信が可能な通信部と、通信部により受信した受信信号に基づいて当該照明装置の点灯状態を調整する制御部とを含む。複数の照明装置のうちの1つの照明装置は、通信部により受信した受信信号を中継して複数の照明装置における他の照明装置へ送信するリピータ機能を有する。
好ましくは、複数の照明装置の各々には、固有の識別情報が割り当てられている。照明システムは、複数の照明装置と無線通信が可能に構成された設定装置をさらに備える。設定装置は、複数の照明装置に対して、識別情報を送信させるための要求信号を送信する。複数の照明装置における各制御部は、上記の要求信号に応答して、識別情報を設定装置に対して送信する。
好ましくは、制御部は、当該照明装置を受信信号の受信強度に応じて定められた点灯状態とするとともに、受信強度に応じて定められた待機時間経過後に識別情報を送信する。
好ましくは、複数の照明装置の各々は、複数のグループのうちの少なくとも1つのグループに割り当てられている。制御部は、受信信号に含まれるグループの情報が、当該照明装置に割り当てられたグループと一致する場合に、当該照明装置を受信信号に従った点灯状態に制御する。
本発明による照明装置を操作する方法は、各々が無線通信により信号の送受信が可能に構成された複数の照明装置を操作する方法である。方法は、複数の照明装置と無線通信が可能な設定装置を用いて、複数の照明装置の各々に割り当てられた固有の識別情報を無線通信により取得するステップと、取得された各識別情報を付した点灯指令を設定装置から無線通信により送信するステップと、点灯指令に応答して点灯状態が変化した照明装置と識別情報とを設定装置において関連付けるステップと、複数の照明装置のうち、無線通信における受信強度が所定の範囲内となる領域に配置された照明装置の中から、受信信号を中継して他の照明装置に送信させるリピータ機能を付加する照明装置を選択するステップと、リピータ機能が付加された照明装置によって、無線通信により複数の照明装置を操作するためのコントローラの通信範囲外に配置された照明装置を、コントローラを用いて操作するステップとを含む。
本発明によれば、複数の照明装置を無線を用いて制御する照明システムにおいて、各々の照明装置に通信機能を持たせ、リピータとして動作する照明装置を適切に設定することで、個別の中継器等を設置することなく無線での通信距離を拡大するとともに、配線工事を低減させることが可能となる。
本実施の形態に従う照明システムの概要図である。 図1の照明システムにおけるコントローラおよび照明装置の機能ブロック図である。 照明装置のリピータ機能による通信範囲の拡大を説明するための図である。 照明システムの設定手法を説明するためのフローチャートである。 照明装置のIDの取得手法を説明するための図である。 設定装置による照明装置のID取得の際の、設定装置および照明装置における処理を説明するためのフローチャートである。 照明装置のIDの取得手法の他の例を説明するための図である。 図7のID取得の際の、照明装置における処理を説明するためのフローチャートである。 リピータ対象の照明装置の設定手法を説明するための図である。 照明装置によるリピータの自動設定機能を説明するための第1の図である。 照明装置によるリピータの自動設定機能を説明するための第2の図である。 照明装置によるリピータの自動設定機能を説明するための第3の図である。 照明装置によるリピータの自動設定機能を説明するための第4の図である。 照明装置によるリピータの自動設定機能を説明するための第5の図である。 照明装置によるリピータの自動設定処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[基本構成の説明]
図1は、本実施の形態に従う照明システム10の概要図である。図1を参照して、照明システム10は、複数の照明装置200−1〜200−n(以下、包括的に「照明装置200」と称する場合もある。)と、照明装置200を無線で制御するためのコントローラ100と、設定装置300とを備える。
照明装置200は、たとえば、無線通信機能を有した蛍光灯、LED、または白熱照明などであり、コントローラ100からの制御信号に応じて点灯/消灯の制御が可能である。また、照明装置200は、単なる点灯/消灯に加えて、調光制御および/または調色制御が可能であってもよい。
照明装置200で用いられる無線通信機能としては、公知の多くの手法が採用可能である。照明装置200は、コントローラ100との通信だけではなく、照明装置同士で通信することも可能に構成される。照明装置200は、さらに、後述する設定装置300との通信も可能に構成される。
コントローラ100は、ユーザにより操作されて、照明装置200へ制御信号を送信するための操作機器であり、いずれも図示しないが、操作スイッチやタッチパネルなどのユーザが操作するための機器を有している。コントローラ100においては、照明装置200の点灯/消灯、明るさ、色調を設定することが可能である。また、照明装置200がいくつかのグループに分割されて制御可能である場合には、特定のグループについての制御信号を送信することも可能である。
さらに、コントローラ100は、双方向通信により照明装置200からの情報を受信可能に構成されてもよく、たとえば、各照明装置200における消費電力などの情報を受信して、コントローラ100に設けられた表示部(図示せず)に表示するようにしてもよい。
設定装置300は、たとえば、無線通信機能を有する汎用のパーソナルコンピュータやタブレット、スマートフォンなどの端末機器である。設定装置300は、無線により照明装置200と通信することによって、照明装置200の固有情報を取得したり、照明装置200について各種設定をしたりすることが可能に構成されている。
図2は、図1の照明システム10におけるコントローラ100および照明装置200の機能ブロック図である。
図2を参照して、コントローラ100は、通信部110と、制御部120と、入力表示部130とを含む。
入力表示部130は、ユーザとのインターフェースを行なうものであり、たとえば、操作スイッチやタッチパネル、およびランプや表示画面などを含む。入力表示部130は、ユーザからの操作信号を制御部120に出力するとともに、制御部120からの信号に基づいて、ランプを点灯/消灯させたり表示画面に情報を表示する。
制御部120は、入力表示部130からの操作信号を受け、当該操作信号に対応する照明装置200に対する制御信号を生成する。また、制御部120は、照明装置200から受信した情報に基づいて、表示機器への制御信号を生成する。
通信部110は、照明装置200との間で無線通信を行ない信号の授受が可能に構成される。通信部110は、照明装置200への制御信号を制御部120から受け、それを無線信号に変換してアンテナから送信する。また、通信部110は、照明装置200からの無線信号をアンテナから受信して、受信した信号を制御部120へ出力する。
なお、コントローラ100における電源は、コントローラに内蔵された乾電池などのバッテリから供給されるようにてもよいし、あるいは、電磁誘導や圧電素子を用いて、ユーザの操作に応じて発電された電力を用いるようにしてもよい。
照明装置200は、通信部210と、制御部220と、駆動部230と、照明部240とを含む。
通信部210は、コントローラ100および設定装置300、ならびに他の照明装置と無線通信を行なうように構成される。通信部210は、コントローラ100等からの無線信号を受信し、その受信信号を制御部220へ出力する。また、通信部210は、制御部220からの信号を受け、無線信号に変換してコントローラ100等へ送信する。
制御部220は、通信部210で受信したコントローラ100からの制御信号を受け、その制御信号に応じて駆動部230に駆動信号(たとえば、PWM(Pulse Width Modulation)信号)を出力して照明部240の状態を制御する。また、制御部220は、当該照明装置200に割り当てられたMACアドレスなどの識別情報(ID情報)、および、照明装置200点灯中の消費電力や使用累積時間等の使用情報を通信部210を介してコントローラ100および/または設定装置300へ送信する。
さらに、制御部220は、設定装置300からの制御信号に基づいて、各種パラメータを設定する。たとえば、複数の照明装置をエリアごとにグルーピングする場合には、当該照明装置200が割り当てられるグループが設定される。また、設定装置300によって、当該照明装置200がリピータ(無線中継器)として設定される場合には、当該照明装置200のリピータ機能が有効化される。
駆動部230は、制御部220から指令に基づいて、照明部240に駆動信号を出力する。具体的には、照明部240に印加する電圧、電流、周波数などを調整する。
照明部240は、蛍光灯やLEDなどの照明機器であり、駆動部230により調整される電圧,電流等によって発光する。
図2における各制御ブロックは、ディスクリートな素子を用いた回路で形成されてもよいし、そのような回路が集積された集積回路(ICチップ)として形成されてもよい。また、いくつかの制御ブロックが、1つの回路に統合されてもよい。
[リピータ機能の説明]
このような複数の照明装置をコントローラによって無線で制御する照明システムは、たとえば、大規模店舗や会議室、ホールなどで用いられる。しかしながら、コントローラから出力される無線信号の到達距離(通信距離)には限界がある。通信距離を拡大するには、無線信号の出力を大きくすることも考えられるが、そのためにはコントローラの電源出力を大きくすることが必要となり、コストおよびコントローラの寸法等から考えても現実的ではない。
これに代えて、いくつかの無線中継器を空間に配置して、コントローラからの無線信号を中継することによって、より遠方まで無線信号を送信することも考えられる。しかしながら、専用の無線中継器を別途配置することは、機器の増加および追加の配線工事が必要となり、追加的なコストが必要となる。
そこで、本実施の形態においては、図1および図2で説明したような無線通信機能を有する照明装置を用いるとともに、複数の照明装置のうちのいくつかの照明装置をリピータ(中継器)として機能させることによって、個別の無線中継器の設置をすることなく、より遠方までコントローラからの制御信号を伝達する。
図3は、照明装置のリピータ機能による通信範囲の拡大を説明するための図である。図3を参照して、複数の照明装置200が配置された室内において、一方の壁面(図3の左端)にコントローラ100が設置されている場合を例として考える。
図3中の各円は、コントローラ100および各照明装置200の通信範囲を示している。たとえば、コントローラ100の通信範囲は円C1で示されており、コントローラ100からの制御信号は、この円C1内にある照明装置200にのみ伝達可能である。
図3の例においては、たとえば、円C1内の通信範囲の外縁近くに配置された照明装置200a,200bがまずリピータとして設定される。
照明装置200a,200bの通信範囲は、それぞれ円C2a,円C2bで表されており、次のリピータとして、円C3の通信範囲を有する照明装置200cが設定される。
このように、通信範囲の外縁近くに配置された照明装置を順次リピータとして設定し、対象となる照明装置全体が、コントローラ100および各リピータとして機能する照明装置200a〜200gの通信範囲で覆われるようにすることによって、コントローラ100からの制御信号を、すべての照明装置に伝達することが可能となる。
各照明装置を同じ仕様としておくことで、照明装置の設置工事を単純化することができる。さらに、リピータの設定を照明装置の設置後に実施できるので、室内に配置される機器やパーティションなどによって部分的に通信状態が悪くなった場合や、室内の模様替えが行なわれた場合にも、適宜リピータの追加や変更を行なうことで、簡便に良好な通信状態を実現することが可能となる。
図4は、本実施の形態における照明システムの設定手法の概略を説明するためのフローチャートである。図4のフローチャートの各ステップは、基本的には人の手によって行われる動作であるが、部分的にはコントローラ100、照明装置200、および/または設定装置300を用いて実施される。
図4を参照して、ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、対象の空間に照明装置を設置する。照明装置の各々は、無線通信のための個別のID情報を有しているが、設置作業においては、当該ID情報を考慮することなく任意の位置に設置してよい。
設置作業が完了すると、S110にて、設定装置300を用いて、各照明装置200からID情報を通信にて取得する。そして、S120にて、照明装置200の配置図から各位置の照明装置とID情報とのマッピングを行なう。
その後、必要に応じて、照明装置200を複数のグループにグルーピングし、各照明装置200に対してどのグループに属するかを設定する(S130)。この設定においては、所定のグループ情報にID情報を付して無線送信することで、特定の位置の照明装置200に対して個別に情報を設定することができる。
グルーピングが完了すると、次に、S140にてコントローラ100の通信範囲を確認するとともに、リピータとして機能させる照明装置を通信範囲内の照明装置から選択する。その後、図3で説明したように、通信範囲内にすべての照明装置が入るように、順次リピータを設定する。
このような手順による設定が完了すると、その後は、コントローラ100を用いて、照明装置200の各種の制御が可能となる。
なお、グルーピングの変更や、通信状態の改善が必要な場合には、上記のステップS130,S140を適宜実行する。
[ID情報取得とマッピング]
次に、図5を用いて、図4のS110におけるID情報の取得についての例を説明する。図5を参照して、室内に複数の照明装置200の設置が完了した状態を考える。初期状態においては、照明装置200の配置はわかっているものの、各照明装置200のID情報についてはわかっていないものとする。
この状態で、設定装置300を用いて、設定装置300の通信範囲でカバーできる領域(たとえば、図5中の領域1)において、照明装置200に対してID情報要求指令を一斉送信する。設定装置300からのID情報要求指令を受信した照明装置200は、それに応答して、設定装置300に対して自己のID情報を送信する。これによって、設定装置300において、領域1に含まれている照明装置のID情報が取得される。その後、ユーザは位置を変更して、別の領域(たとえば、領域2,領域3)において同様にID情報を取得する。すべての照明装置についてのID情報が取得されるまで、この操作を繰り返し実行する。
ID情報を取得した状態では、まだ個々の照明装置とID情報との関連付けがなされていない。そのため、次に、設定装置300から、ID情報を指定した点灯(点滅)指令を送信する。これによって、指定されたID情報を有する照明装置が点灯(点滅)するので、実際の照明装置の位置を特定することができる。これを各ID情報について実施することで、照明装置とID情報との関連付け(マッピング)が行なわれる。
なお、上記のID情報を指定した点灯指令による点灯状態の確認は、操作者の目視で行なう場合を前提として説明したが、たとえばカメラで撮影した画像から照明装置の位置が自動で特定できる場合や、通電状態によって照明位置が自動で特定できる場合には、マッピング作業を自動で行うことも可能である。
図6は、図5で説明したID情報の取得とマッピングを行なう際の、設定装置300および各照明装置200での制御処理を説明するためのフローチャートである。
まず、設定装置300の処理について説明する。なお、設定装置300における各ステップは、ユーザの操作に基づいて実行されてもよいし、可能であれば自動で実行されてもよい。
図6を参照して、設定装置300は、S200にて、照明装置200に対してID要求指令を無線送信する。そして、設定装置300は、S210にて、ID要求指令に応答して各照明装置200から返信されたID情報を受信する。
その後、設定装置300は、S220にて、ID情報ごとにID情報を指定した点灯指令を送信する。この点灯指令は、連続した点灯の指令であってもよいし、点滅や色変化を示す指令であってもよい。
点灯指令送信後、設定装置300は、S230にて、当該点灯指令に応答して点灯した照明装置を確認し、照明装置200の配置図と照らし合わせて、ID情報と特定された照明装置の位置との関連付けを登録(マッピング)する。
マッピング作業が完了すると、設定装置300は、S240にて、消灯指令を送信する。これに応じて、点灯していた照明装置が消灯する。そして、S250にて、設定装置300は、すべての取得したID情報についてのマッピングが完了したか否かを判定する。
すべてのマッピングが完了していない場合(S250にてNO)は、処理がS220に戻され、設定装置300は、残りのID情報についてもS220〜S240の処理を実行する。
一方、すべてのマッピングが完了した場合(S250にてYES)は、設定装置300は、処理を終了する。
次に、照明装置200側の処理について説明する。なお、以下に説明する処理は、主に照明装置200における制御部220(図2)で実行される。
照明装置200は、S300にて、設定装置300からのID要求指令を受信したか否かを判定する。ID要求指令を受信していない場合(S300にてNO)は、S300に処理が戻される。
ID要求指令を受信した場合(S300にてYES)は、処理がS310に進められて、照明装置200は、自己のID情報を設定装置300へ返信する。
その後、設定装置300からの点灯指令が送信されると、照明装置200は、受信した点灯指令に付されたID情報が自己のID情報と一致するか否かを判定する(S320)。ID情報が一致しない場合(S320にてNO)は、処理がS320に戻されて、照明装置200は、一致したID情報を有する点灯指令が受信されるのを待つ。
ID情報が一致した場合(S320にてYSE)は、処理がS330に進められて、照明装置200は、駆動部230に制御指令を出力して、照明部(LED)240を点灯(点滅)させる。その後、設定装置300からの消灯指令を受信すると、照明装置200は、S340にて照明部240を消灯して処理を終了する。
このような処理を行なうことによって、ID情報の取得とマッピングが実行される。
(変形例)
図7は、照明装置200のID情報の取得手法の他の例を説明するための図である。図7においては、照明装置200は、設定装置300からのID要求指令の受信強度(RSSI:Receive Signal Strength Indication)に応じて、能動的に点灯状態およびID情報の返信タイミングを調整する機能を有している。
より具体的には、照明装置200には、ID要求指令のRSSIの区分に応じて、点灯/消灯の動作状態と、ID情報の返信までの待機時間が予め設定されている。たとえば、図7中の表に記載されているように、RSSIが−50dBmまでの強い強度の場合には、消灯状態でかつ待機時間は0.5秒以内と設定され、RSSIが−50〜−60dBmの場合には、点灯状態でかつ待機時間は0.5〜1.0秒以内と設定されている。
そして、図7のように室内の角に設定装置300を設置し、ID要求指令を送信した場合には、RSSIは基本的には距離に依存することから、RSSIの区分によって、図7中の領域A〜領域Eのような同心円状の領域に区分され、点灯状態が消灯/点灯と交互に現れる。これによって、ユーザはRSSIの状態を視覚的に認識しやすくなる。なお、点灯状態は、点灯/消灯だけに限らず、点滅状態や色調状態を変化させたものであってもよい。
さらに、各照明装置200からのID情報の返信が、RSSIの強い順に送信されてくるため、設定装置300において返信情報の受信順にリスト化することによって、それぞれの領域にどのID情報の照明装置が存在するかを概略的に認識することが可能となる。これによって、マッピングの作業をより簡略化することが可能となる。
図8は、図7で説明したID情報取得における照明装置200側の処理を説明するためのフローチャートである。
図8を参照して、照明装置200は、S400にて、設定装置300からのID要求指令を受信したか否かを判定する。ID要求指令を受信していない場合(S400にてNO)は、以下の処理がスキップされる。
ID要求指令を受信した場合(S400にてYES)は、処理がS410に進められて、照明装置200は、ID要求指令の受信強度RSSIを判定する。そして、照明装置200は、S420にて、図7で示したような予め定められた基準に従って、RSSIに応じた点灯状態および返信待機時間の情報を取得する。
その後、照明装置200は、照明部240を取得した点灯状態の情報に従った点灯状態に制御するとともに(S430)、取得した待機時間経過後に自己のID情報を設定装置300に対して送信する(S440)。
このような処理に従って制御することによって、図7で説明したような機能が実現できる。
[リピータの設定]
図9は、複数の照明装置200のうちで、リピータとして機能させる照明装置の設定手法を説明するための図である。図9においては、L字型の室内に複数の照明装置200が配置され、ある壁面にコントローラ100が設置されている場合を考える。
図9を参照して、まず、コントローラ100から、RSSIが−85dBm以上の照明装置のみが点灯するような点灯指令を照明装置200に対して送信する。なお、このうような受信強度を限定した点灯指令を、「RSSIフィルタ付点灯指令」とも称する。
このRSSI付点灯指令に応答して、RSSIが−85dBm以上の照明装置が点灯する(上段の図9(a))。ユーザは、この点灯状態から、−85dBm以上となる通信範囲(図中の円CL1)の外縁部に近く、かつ、未点灯エリアに近い照明装置200Xをリピータとして選択し、設定装置300を用いて照明装置200Xのリピータ機能を有効化する(中段の図9(b))。
その後、再度−85dBmをしきい値とするRSSIフィルタ付点灯指令をコントローラ100から送信させる。このとき、リピータとして設定された照明装置200Xは、コントローラ100からの点灯指令を受信すると、受信した点灯指令を中継して送信する(下段の図9(c))。
図9の例においては、照明装置200Xからの通信範囲(図中の円CL2)によって、未点灯エリアのすべての照明装置をカバーできているため、さらなるリピータの設定は不要であるが、未点灯エリアがさらに遠方まである場合には、照明装置200Xの通信範囲の外縁部に近いところに配置された照明装置をリピータとしてさらに設定する。このように、リピータとして機能させる照明装置を順次設定していき、すべての照明装置に点灯指令が到達するようにする。
なお、図9の例においては、コントローラ100が壁面に固定されている場合を例として説明したが、コントローラ100の移動が可能な場合には、図9に示されたコントローラ100の設置位置近傍の照明装置をリピータとして設定しておくことで、コントローラ100の位置が変更されても、すべての照明装置に点灯指令が到達するようにすることができる。
(リピータの自動設定)
上記の図9においては、リピータとして機能させる照明装置を、実際の点灯状態を確認しながらユーザによって固定的に設定する手法の例について説明した。
しかしながら、非常に広い領域に配置された多数の照明装置についてリピータを設定する場合には、事前のリピータ設定自体の作業に多くの時間が必要となる。また、室内のパーティションを変更する場合あるいは通信部の劣化等による通信距離の変化(短縮)が生じるような場合においては、通信状態の変化のたびに上記の設定作業を実施することが必要となる。
そのため、以下に示す実施の形態においては、照明装置自身が、点灯指令の受信強度および受信タイミングによって、リピータ機能を有効にするか否かを自律的に判定する手法について説明する。このような自動設定機能を採用することで、ユーザの設定作業を簡便化できるとともに、通信状態の変化に対するロバスト性を高めることができる。
図10A〜図10Eは、リピータの自動設定機能を説明するための図であり、図10Aから図10Eへと、時間の経過とともにリピータとして機能する照明装置がどのように設定されていくかを説明している。
まず図10Aを参照して、複数の照明装置200が配置された室内において、コントローラ100が室内の中央からややずれた位置に設置されている場合を例として説明する。照明装置200の受信感度のために、コントローラ100から通信可能な最大距離が破線の円CLE11で示される。たとえば、円CLE11における受信強度は−90dBmである。また、実線の円CLE10は、受信強度RSSIが所定値α(たとえば、−85dBm)となる通信距離を示している。
コントローラ100からの点灯指令を受信した照明装置200は、受信信号のRSSIが、上記の所定値α以下であるかを判定する。すなわち、照明装置200は、コントローラ100の通信範囲の外縁部に対応する、図10A中の実線の円CLE10と破線の円CLE11とで囲まれる候補領域AR1内に、その照明装置が配置されているか否かを判定する。
上記の候補領域AR1内にある場合には、当該照明装置は次のリピータの候補であると認識するが、このとき、領域A1内にも複数の照明装置が含まれているため、送信タイミングの衝突を抑制するために、リピータ候補の各照明装置において、最大時間が制限された乱数から定まる待機時間だけ送信タイミングを遅らせる。すなわち、設定された待機時間が短い照明装置から順にリピータが選択されて、受信信号を中継して送信する。
ここで、上記の待機時間中に同じ内容の点灯指令を所定のRSSI以上の強度(たとえば、−90dBm)で受信した照明装置については、自身の近傍の他の照明装置がすでにリピータとして受信信号の送信を行なっていると判定し、次のリピータ候補であるとの認識を解除して、リピータ機能を無効化する。
このようにすることで、最終的に、候補領域AR1に含まれる複数の照明装置のうち、互いにある程度の距離だけ離間した照明装置がリピータとして機能することになる。
図10Aにおいては、たとえば、照明装置200−1A〜200−1Dの4つの照明装置がリピータとして機能するように設定され、それぞれの通信範囲が図10Bにおける円CLE20A〜20D,円CLE21A〜21Dとして示されている。
図10Bの場合、照明装置200−1A〜200−1Dの通信範囲から定まる候補領域AR2A〜AR2D内にある照明装置のうち、コントローラ100の通信範囲である円CLE10、および、リピータとして機能している照明装置200−1A〜200−1Dの通信範囲である円CLE20A〜20Dのいずれにも含まれない照明装置が、次のリピータ候補として選択される。
そして、このリピータ候補として選択された各照明装置について、乱数から定まる待機時間だけ送信タイミングが遅延され、待機時間中に同じ内容の点灯指令を所定のRSSI以上の強度で受信した照明装置については、次のリピータ候補であるとの認識が解除される。これによって、たとえば図10Bにおける照明装置200−2がリピータとして機能する。この照明装置200−2の通信範囲が、実線の円CLE30および破線の円CLE31として図10Cに示される。
なお、このとき、照明装置200−1Aが、照明装置200−2の候補領域AR3内に含まれるが、照明装置200−2からの点灯指令を照明装置200−1Aが受信した時点より前に、照明装置200−1A自身がリピータとして同じ内容の点灯指令を送信しているため、次のリピータ候補からは除外される。
このように、受信した点灯指令のRSSIが所定値α以下となる候補領域から、次にリピータとして機能する照明装置が自律的に順次選択されていく。図10Cにおいては、照明装置200−3A,200−3Bがリピータとして選択され、図10Dにおいては、照明装置200−4A,200−4Bがリピータとして選択される。これによって、すべての照明装置200に対して点灯指令が送信される(図10E)。
上記のようなリピータの選択は、初期設定の操作のときに実行され、一旦リピータとして選択された照明装置は、再度の設定操作が行なわれるまでは、以降のコントローラ操作においても継続してリピータとして機能するようにしてもよいし、あるいは、各点灯操作の際に上記のような設定を毎回行なうようにしてもよい。
なお、非常に広い空間でのリピータの自動設定の場合、すべての照明装置について点灯指令が到達しているにもかかわらず、リピータ選択が継続して実行され続けてしまう状態となる場合がある。そのため、点灯指令内にリピート回数の情報を付加し、受信信号内のリピート回数が所定の上限値に到達した場合には、それ以降の送信を行なわないようにすることが好適である。
図11は、各照明装置200で実行される、上記の図10A〜図10Eで説明したリピータの自動設定処理を説明するためのフローチャートである。図11に示される処理は、主に照明装置200内の制御部220において実行される。
図11を参照して、照明装置200は、S500にて、点灯指令を含む制御信号を受信したか否かを判定する。
制御信号を受信していない場合(S500にてNO)は、以降の処理がスキップされる。制御信号を受信した場合(S500にてYES)は、処理がS510に進められ、照明装置200は、受信強度RSSIが所定値α以下(RSSI≦α)であるか否かを判定する。
RSSIが所定値αより大きい場合(S510にてNO)は、当該照明装置200が、送信元のコントローラ100または他の照明装置の通信範囲の外縁部ではなく、送信元により近く位置していることを示しており、リピータの候補とはならないため、照明装置200は以降の処理をスキップして処理を終了する。
一方、RSSIが所定値α以下の場合(S510にてYES)は、当該照明装置200が、送信元の通信範囲の外縁部に位置しており、次回のリピータ候補になり得ると判定され、処理がS520に進められて、照明装置200は、乱数から決定された所定時間だけ受信信号の送信を待機する。
そして、照明装置200は、S530にて、上記の待機時間の間に、同一内容の情報を含む制御信号を、受信強度が所定値β以上(RSSI≧β)で受信されたか否かを判定する。
待機時間内に同一内容の情報をRSSI≧βで受信した場合(S530にてYES)は、照明装置200は、リピータ候補の他の照明装置が当該照明装置200よりも先にリピータとして送信を行なっていると認識する。この場合、改めて当該照明装置200がリピータとなる必要性がないため、照明装置200はリピータ候補の認識を解除し、以降の処理をスキップして処理を終了する。
待機時間内に同一内容の情報をRSSI≧βで受信しなかった場合(S530にてNO)は、S540に処理が進められて、制御信号受信よりγ秒前から現在までの間に、自身の照明装置200が、同一内容の情報をすでに送信したか否かを判定する。すなわち、当該照明装置200がすでにリピータとして動作したか否かを判定する。
すでに同一内容の情報を送信し、自身がリピータとして動作している場合(S540にてYES)は、照明装置200は、受信した制御信号が、それ以降にリピータとして選択された他の照明装置から送信されたものである可能性が高く、改めて自信をリピータとして動作させる必要性がないと判断し、以降の処理をスキップして処理を終了する。
自身がリピータとして動作していない場合(S540にてNO)は、処理がS550に進められ、照明装置200は、制御信号の情報に含まれるリピート回数が、所定の最大リピート回数X未満であるか否かを判定する。
リピート回数が最大リピート回数X以上の場合(S550にてNO)は、照明装置200は、以降の処理をスキップして処理を終了する。
一方、リピート回数が最大リピート回数X未満の場合(S550にてYES)は、処理がS560に進められて、照明装置200は、自身がリピータとして動作すべき照明装置であると判定して、S520で定められた待機時間経過後に受信した制御信号を中継して送信する。このとき、照明装置200は、制御信号に含まれるリピート回数をインクリメントする。
照明装置200において、以上のような処理に従って制御が行なわれることによって、点灯指令を含む制御信号の受信強度RSSIと、制御信号の受信タイミングに基づいて、リピータとして機能すべきか否かを自律的に判定することができる。これによって、リピータ設定の作業を簡便にすることが可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 照明システム、100 コントローラ、110,210 通信部、120,220 制御部、130 入力表示部、200 照明装置、230 駆動部、240 照明部、300 設定装置。

Claims (10)

  1. 照明装置であって、
    照明部と、
    前記照明部を駆動する駆動部と、
    無線通信により信号の送受信が可能な通信部と、
    前記通信部により受信した受信信号に基づいて前記駆動部を制御して前記照明部の点灯状態を調整する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記受信信号を中継して他の照明装置へ送信するリピータ機能を有する、照明装置。
  2. 前記制御部は、前記受信信号の受信強度が第1の受信強度未満であり、かつ、前記受信信号受信からランダムに設定される時間が経過するまでに、前記受信信号と同一内容の他の受信信号を第2の受信強度以上で受信しなかった場合に、前記受信信号を他の照明装置へ送信する、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記制御部は、前記受信信号を受信したときから所定時間前の間に、自らが前記受信信号と同一内容の信号を送信していない場合に、前記受信信号を他の照明装置へ送信する、請求項2に記載の照明装置。
  4. 無線通信により信号の送受信が可能に構成された照明装置を制御するための制御回路であって、
    前記無線通信により受信した受信信号に基づいて、前記照明装置を駆動するための駆動信号を出力するとともに、前記受信信号を中継して他の照明装置へ送信するリピータ機能を有するように構成される、制御回路。
  5. 請求項4に記載の制御回路が集積された、集積回路。
  6. 複数の照明装置と、
    ユーザの操作により、無線通信を用いて前記複数の照明装置を動作させるためのコントローラとを備え、
    前記複数の照明装置の各々は、
    無線通信により信号の送受信が可能な通信部と、
    前記通信部により受信した受信信号に基づいて当該照明装置の点灯状態を調整する制御部とを含み、
    前記複数の照明装置のうちの1つの照明装置は、前記通信部により受信した受信信号を中継して前記複数の照明装置における他の照明装置へ送信するリピータ機能を有する、照明システム。
  7. 前記複数の照明装置の各々には、固有の識別情報が割り当てられており、
    前記照明システムは、
    前記複数の照明装置と無線通信が可能に構成された設定装置をさらに備え、
    前記設定装置は、前記複数の照明装置に対して、前記識別情報を送信させるための要求信号を送信し、
    前記複数の照明装置における各前記制御部は、前記要求信号に応答して、前記識別情報を前記設定装置に対して送信する、請求項6に記載の照明システム。
  8. 前記制御部は、当該照明装置を前記受信信号の受信強度に応じて定められた点灯状態とするとともに、前記受信強度に応じて定められた待機時間経過後に前記識別情報を送信する、請求項7に記載の照明システム。
  9. 前記複数の照明装置の各々は、複数のグループのうちの少なくとも1つのグループに割り当てられており、
    前記制御部は、前記受信信号に含まれるグループの情報が、当該照明装置に割り当てられたグループと一致する場合に、当該照明装置を前記受信信号に従った点灯状態に制御する、請求項6〜8のいずれか1項に記載の照明システム。
  10. 各々が無線通信により信号の送受信が可能に構成された複数の照明装置を操作する方法であって、
    前記複数の照明装置と無線通信が可能な設定装置を用いて、前記複数の照明装置の各々に割り当てられた固有の識別情報を無線通信により取得するステップと、
    取得された各識別情報を付した点灯指令を前記設定装置から無線通信により送信するステップと、
    前記点灯指令に応答して点灯状態が変化した照明装置と前記識別情報とを前記設定装置において関連付けるステップと、
    前記複数の照明装置のうち、無線通信における受信強度が所定の範囲内となる領域に配置された照明装置の中から、受信信号を中継して他の照明装置に送信させるリピータ機能を付加する照明装置を選択するステップと、
    前記リピータ機能が付加された照明装置によって、無線通信により前記複数の照明装置を操作するためのコントローラの通信範囲外に配置された照明装置を、前記コントローラを用いて操作するステップとを含む、方法。
JP2014201477A 2014-09-30 2014-09-30 照明装置、それを制御する制御回路および集積回路、照明システム、ならびに照明装置を操作する方法 Expired - Fee Related JP6431735B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014201477A JP6431735B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 照明装置、それを制御する制御回路および集積回路、照明システム、ならびに照明装置を操作する方法
PCT/JP2015/072208 WO2016051955A1 (ja) 2014-09-30 2015-08-05 照明装置、それを制御する制御回路および集積回路、照明システム、ならびに照明装置を操作する方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014201477A JP6431735B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 照明装置、それを制御する制御回路および集積回路、照明システム、ならびに照明装置を操作する方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016072125A true JP2016072125A (ja) 2016-05-09
JP6431735B2 JP6431735B2 (ja) 2018-11-28

Family

ID=55630001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014201477A Expired - Fee Related JP6431735B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 照明装置、それを制御する制御回路および集積回路、照明システム、ならびに照明装置を操作する方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6431735B2 (ja)
WO (1) WO2016051955A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017016868A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 東芝ライテック株式会社 制御システム
JP2018088348A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 機器制御装置、機器制御システム、および機器制御用プログラム
WO2018123957A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 日本電産株式会社 放射装置、測位システム、警報システム、収音システムおよび表示システム
JP2019032943A (ja) * 2017-08-04 2019-02-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明システム、設定装置、および、照明システムのペアリング方法
JP2019204705A (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 アイリスオーヤマ株式会社 照明システム
JP2021044260A (ja) * 2020-12-11 2021-03-18 三菱電機株式会社 照明システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112218416B (zh) * 2020-09-03 2023-07-14 宁波赛耐比光电科技有限公司 一种低功耗无线遥控调光系统及无线遥控器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003008591A (ja) * 2001-06-26 2003-01-10 Fuji Electric Co Ltd ブロードキャスト通信方法、ブロードキャスト通信端末およびブロードキャスト通信システム
JP2003016831A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Hittsu Kenkyusho:Kk 通信機能モジュール
JP2005135644A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Matsushita Electric Works Ltd 照明用通信システム
JP2006092917A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Mitsubishi Electric Corp 照明制御システム
JP2009060362A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Panasonic Corp 中継無線装置、中継無線方法及びプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003008591A (ja) * 2001-06-26 2003-01-10 Fuji Electric Co Ltd ブロードキャスト通信方法、ブロードキャスト通信端末およびブロードキャスト通信システム
JP2003016831A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Hittsu Kenkyusho:Kk 通信機能モジュール
JP2005135644A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Matsushita Electric Works Ltd 照明用通信システム
JP2006092917A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Mitsubishi Electric Corp 照明制御システム
JP2009060362A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Panasonic Corp 中継無線装置、中継無線方法及びプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017016868A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 東芝ライテック株式会社 制御システム
JP2018088348A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 機器制御装置、機器制御システム、および機器制御用プログラム
WO2018123957A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 日本電産株式会社 放射装置、測位システム、警報システム、収音システムおよび表示システム
JP2019032943A (ja) * 2017-08-04 2019-02-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明システム、設定装置、および、照明システムのペアリング方法
JP2019204705A (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 アイリスオーヤマ株式会社 照明システム
JP7104968B2 (ja) 2018-05-24 2022-07-22 アイリスオーヤマ株式会社 照明システム
JP2021044260A (ja) * 2020-12-11 2021-03-18 三菱電機株式会社 照明システム
JP7078097B2 (ja) 2020-12-11 2022-05-31 三菱電機株式会社 照明システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016051955A1 (ja) 2016-04-07
JP6431735B2 (ja) 2018-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6431735B2 (ja) 照明装置、それを制御する制御回路および集積回路、照明システム、ならびに照明装置を操作する方法
KR100670490B1 (ko) 조명 시스템의 설정방법, 설정기, 조명장치 및, 조명시스템
CN105122946B (zh) 调试负载控制系统
CN101479995B (zh) 自治的有限网络实现与试运转
JP6516220B2 (ja) 照明器具及び照明システム
EP2848095B1 (en) A lighting system for illuminating an environment and a method of starting an installation of a program on a programmable controller
JP2015528999A (ja) 照明制御装置およびプロセス
JP2009510671A (ja) 少なくとも3つのランプを分類する方法及び装置
US20210352002A1 (en) Assigning router devices in a mesh network
JP2009076956A (ja) 機器制御システムおよび照明制御システム
JP4727965B2 (ja) 照明制御システム
JP2005257129A (ja) 空調装置
KR101665559B1 (ko) Led 조명등 제어 방법 및 장치
CN113273141A (zh) 可由控制设备配置的照明控制系统
JP7033721B2 (ja) 端末器、照明器具、情報端末、ペアリング方法およびプログラム
JP2010165522A (ja) 照明システム
JP6863200B2 (ja) 照明制御システム
JP5505017B2 (ja) 照明制御システム
JP2020155231A (ja) 照明制御システム
JP7246003B2 (ja) 照明システム、照明システムの通信方法、および、プログラム
JP6056120B2 (ja) 照明制御システム
JP2017085455A (ja) 照明システム及び照明システムにおけるアドレスの設定方法
JP7170220B2 (ja) 通信装置、通信システム、通信設備装置、設備システム、通信方法、および、プログラム
JP6183738B2 (ja) 照明制御システム
KR20190019473A (ko) 센서등 무선 자율 그룹제어 시스템 및 이를 위한 무선 자율제어 센서등 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6431735

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees