JP2016071609A - コーディネート提案装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの好みに合ったコーディネートを自動的に行ってユーザに提案することができるコーディネート提案装置及び方法を提供する。
【解決手段】コーディネート用DB44には、予めコーディネートされた第1の商品及び第2の商品の画像を解析して得られた第2の色情報と、第2の色情報に対応する感性語とが関連付けて登録されている。コーディネートを希望する第1の商品(トップス)を受け付けると、第1の商品の画像の第1の色情報(黒)と第1の色情報に対応する感性語(カジュアル)とを取得する。取得した第1の商品の感性語(カジュアル)と同じ感性語を有し、かつ第1の色情報(黒)を含む第2の色情報(黒と赤)をコーディネート用DB44から取得する。そして、第1の色情報と第2の色情報との差分の色情報(赤)を有する第2の商品(ボトムス)を、商品DB46から検索し、検索した第2の商品を提示する。
【選択図】 図9

Description

本発明はコーディネート提案装置及び方法に係り、特に電子商取引(EC:Electronic Commerce)される商品群に含まれる2以上の商品を適宜組み合わせた(コーディネートした)商品であるコーディネート商品をユーザに提案するコーディネート提案装置及び方法に関する。
インターネット上における電子商取引サイト(ECサイト)で服飾品等の商品を購入する場合、2種類以上の商品が調和するように組み合わせ(コーディネートし)、コーディネートした商品(以下、「コーディネート商品」という)を構成する複数の商品、又は複数の商品のうちの1つの商品(自分が持っていない商品)を選択して商品を購入する場合がある。
しかしながら、ユーザが自分に合ったコーディネート商品をECサイトで探すのは煩雑であるという問題がある。
従来、上記問題を解決するために、適切なコーディネートを推薦するコーディネート推薦装置が提案されている(特許文献1)。
特許文献1に記載のコーディネート推薦装置は、画像集合である雑誌写真集合から複数種別のアイテムの組み合わせからなる全身写真を抽出し、各全身写真について各種別のアイテムの領域を特定し、領域毎に特徴量を抽出し、雑誌全身写真特徴集合として記憶する雑誌全身写真特徴抽出部と、画像集合である所有写真集合中から全身写真を抽出し、各全身写真について各種別のアイテムの領域を特定し、領域毎に特徴量を抽出すると共に、所有写真集合中の1種のアイテムからなる画像についても特徴量を抽出し、抽出した特徴量を所有写真特徴集合として記憶する所有写真特徴抽出部と、雑誌全身写真特徴集合と所有写真特徴集合とを用いて、各アイテムの領域間の関連性を学習し、入力されたアイテムとの組み合わせに適した別の種別のアイテムを提示する推薦部とを備える。
具体的には、コーディネート推薦装置は、所有写真集合中の1種のアイテム(例えば、上衣)と類似した雑誌写真(コーディネートの参考となる写真)を雑誌写真集合から抽出し、その抽出写真の下衣と類似したユーザの所有している服を提示する。
上衣と類似した雑誌写真の抽出とは、上衣の特徴量(色、テクスチャ、形状など)と同じ特徴量をもった上衣を含む雑誌写真を雑誌写真集合から抽出することをいう。
特開2012−14544号公報
特許文献1に記載のコーディネート推薦装置は、模範となるコーディネートの参考となる参考用写真集合(雑誌写真集合)から、所有写真集合中の1種のアイテム(例えば、上衣)と類似した雑誌写真を、上衣の特徴量に基づいて抽出し、その抽出写真の別の種類のアイテム(例えば、下衣)と類似したアイテムを推薦用写真集合から検索し、推薦するアイテムとしてユーザに提示している。
したがって、所有写真集合中の1種のアイテムとコーディネートされる別の種類のアイテム(検索されるアイテム)は、参考用写真集合におけるコーディネートに依存し、必ずしもユーザの好みに合ったアイテムが推薦されるとは限らない。例えば、カジュアルな上衣に対し、カジュアルな下衣に限らず、エレガントな下衣、ナチュラルな下衣、クラシックな下衣等が推薦される可能性がある。これは、コーディネートの参考となる参考用写真集合を使用するためである。また、カジュアルな上衣とカジュアルな下衣とをコーディネートしたものは、必ずしも全体の印象がカジュアルであるとは限らない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ユーザの好みに合ったコーディネートを自動的に行ってユーザに提案することができるコーディネート提案装置及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一の態様に係るコーディネート提案装置は、電子商取引される商品群に関する商品情報が登録された商品データベースであって、登録された商品毎に商品と商品の画像を解析して得られる第1のデザイン特徴量を含む商品情報とが関連付けられて登録された商品データベースと、ユーザ端末からコーディネートを希望する第1の商品を受け付ける商品受付部と、商品受付部により受け付けた第1の商品に基づいて第1の商品の画像を解析して得られる第1のデザイン特徴量を取得する第1のデザイン特徴量取得部と、商品受付部により受け付けた第1の商品の画像の特徴を表す感性語を取得する感性語取得部と、予めコーディネートされた第1の商品及び第2の商品のそれぞれの画像を解析して得られた第2のデザイン特徴量と、コーディネートされた第1の商品及び第2の商品の全体の画像の特徴を表す感性語とが関連付けられて登録されたコーディネート用データベースと、感性語取得部により取得された感性語に基づいてコーディネート用データベースから感性語に関連付けられて登録された第2のデザイン特徴量であって、第1のデザイン特徴量取得部により取得した第1のデザイン特徴量を含み、かつ第1のデザイン特徴量よりも多くのデザイン特徴量を有する第2のデザイン特徴量を、コーディネート用データベースから取得する第2のデザイン特徴量取得部と、第1のデザイン特徴量取得部により取得した第1のデザイン特徴量と第2のデザイン特徴量取得部により取得した第2のデザイン特徴量との差分を示す第3のデザイン特徴量を求め、求めた第3のデザイン特徴量に基づいて商品データベースから第3のデザイン特徴量と同じデザイン特徴量である第1のデザイン特徴量を有する第2の商品を検索する商品検索部と、商品検索部により検索した第2の商品を、ユーザ端末により受け付けた第1の商品に対してコーディネートされた第2の商品としてユーザ端末に提示する商品提示部と、を備える。
本発明の一の態様によれば、ユーザ端末からコーディネートを希望する第1の商品を受け付けると、第1の商品の画像を解析して得られる第1のデザイン特徴量と、第1の商品の画像の特徴を表す感性語とを取得する。取得した第1のデザイン特徴量と感性語とに基づいて、コーディネート用データベースから、第1の商品と同じ感性語をもち、かつ第1のデザイン特徴量を含み、かつ第1のデザイン特徴量よりも多くのデザイン特徴量を有する第2のデザイン特徴量を取得する。そして、第1のデザイン特徴量と第2のデザイン特徴量との差分を示す第3のデザイン特徴量に基づいて商品データベースから第3のデザイン特徴量と同じデザイン特徴量を有する第2の商品を検索し、検索した第2の商品をユーザ端末に提示する。第1の商品とコーディネート提案された第2の商品との商品全体の画像の特徴を表す感性語は、第1の商品単独の画像の特徴を表す感性語と同じ感性語を表し、コーディネートを希望する第1の商品から受ける印象と同様な印象のコーディネート商品の提案を行うことができる。
本発明の他の態様に係るコーディネート提案装置において、商品データベースに登録される商品情報は、登録された商品の画像の特徴を表す感性語を含み、感性語取得部は、商品受付部により受け付けた第1の商品に基づいて商品データベースから第1の商品に対応する感性語を取得することができる。
本発明の更に他の態様に係るコーディネート提案装置において、第1のデザイン特徴量と感性語とを関連付けて記憶する感性語変換テーブルを備え、感性語取得部は、商品受付部により受け付けた第1の商品の画像を解析して得られる第1のデザイン特徴量に基づいて感性語変換テーブルから第1のデザイン特徴量に対応する感性語を取得することができる。
本発明の更に他の態様に係るコーディネート提案装置において、第1のデザイン特徴量は、第1の商品の画像の第1の色特徴量であり、第2のデザイン特徴量は、第1の商品及び第2の商品のそれぞれの画像の第2の色特徴量であることが好ましい。色特徴量としては、例えば、商品の画像中の代表色の、HSV色空間における3属性(H(色相)・S(彩度)・V(明度))、国際電気標準会議(IEC)が定めたRGB表色系におけるRGB値、国際照明委員会(CIE)で採択されたCIE XYZ表色系の三刺激値(X,Y,Z)などが考えられる。
本発明の更に他の態様に係るコーディネート提案装置において、第1の色特徴量は、第1の商品の画像の色を代表する単色又は複数色に対応する第1の色情報であって、予め設定された色数を有する基本カラーパレットから選択された単色又は複数色の各色を示す第1の色情報であり、第2の色特徴量は、第1の商品及び第2の商品のそれぞれの画像の色を代表する複数色に対応する第2の色情報であって、基本カラーパレットから選択された複数色の各色を示す第2の色情報であることが好ましい。
本来、一の商品の色自体は単色であっても、画像を解析して得られる色特徴量(物理計測値)は、多色として認識され得るが、商品の画像の色を代表する色にすることで、商品の本来の色数と合わせることができ、また、代表色に対応する色情報を、基本カラーパレットから選択することで適切に減色することができ、近似した色の重複を排除することができる。
本発明の更に他の態様に係るコーディネート提案装置において、コーディネート用データベースには、複数色の色数毎に、感性語と第2の色情報とが関連付けて登録され、第2のデザイン特徴量取得部は、第1のデザイン特徴量取得部により取得した第1の色情報を含み、かつ第1の色情報よりも色数が大きい第2の色情報をコーディネート用データベースから取得する。即ち、コーディネート用データベースは、2色配色、3色配色等の色数毎に、感性語と第2の色情報とが関連付けて登録されており、第1のデザイン特徴量取得部により取得した第1の色情報の色数が単色の場合には、単色よりも色数が大きい2色配色、3色配色等の配色から第2の色情報を取得し、第1の色情報の色数が2色配色の場合には、2色よりも色数が大きい3色配色等の配色から第2の色情報を取得する。
本発明の更に他の態様に係るコーディネート提案装置において、商品検索部は、第1のデザイン特徴量取得部により取得した第1の色情報と第2のデザイン特徴量取得部により取得した第2の色情報との差分を示す第3の色情報を求め、求めた第3の色情報に基づいて商品データベースから第3の色情報と同じ色情報を有する第2の商品を検索することが好ましい。
例えば、第1の色情報が単色であり、第2の色情報が3色配色の場合、第1の色情報と第2の色情報との差分を示す第3の色情報は、2色配色になる。そして、この2色配色の色情報を有する第2の商品を検索する。
本発明の更に他の態様に係るコーディネート提案装置において、商品提示部は、商品受付部が受け付けた第1の商品の画像と、商品検索部が検索した第2の商品の画像とを同時に観察可能なコーディネート画像を生成するコーディネート画像生成部を含み、コーディネート画像生成部により生成したコーディネート画像をユーザ端末に提示することが好ましい。
本発明の更に他の態様に係るコーディネート提案装置において、商品データベースに登録される第1のデザイン特徴量は、第1の商品の画像の第1の色特徴量、第1の柄特徴量、第1の形特徴量、及び第1の質感特徴量のうちの少なくとも第1の色特徴量を含む2以上の特徴量であることが好ましい。第1の色特徴量以外の特徴量も使用することにより、第2の商品が多数存在する場合に、第2の商品の絞り込みを適切に行うことが可能になる。
本発明の更に他の態様に係るコーディネート提案装置において、検索された第2の商品が複数存在する場合、検索された複数の第2の商品の画像を明度又は彩度に応じて整列させる画像整列部を有し、商品提示部は、画像整列部により整列された複数の第2の商品の画像を順次又は2以上同時に提示することが好ましい。検索された第2の商品が複数存在する場合、第2の商品の画像を明度に応じて整列させ、又は第2の商品の画像の彩度に応じて整列させ、整列された複数の第2の商品の画像を順次又は2以上同時に提示することで、ユーザにとって第2の商品の選択が容易になる。
本発明の更に他の態様に係るコーディネート提案装置において、検索された第2の商品が複数存在する場合、検索された複数の第2の商品の画像を、第2の商品のサイズと値段とを座標軸とする空間上に整列させる画像整列部を有し、商品提示部は、画像整列部により整列された複数の第2の商品の画像を提示することが好ましい。これにより、整列された第2の商品の画像の中からサイズと値段により所望の第2の商品を探すことができる。
更に他の態様に係る発明は、電子商取引される商品群に関する商品情報が登録された商品データベースであって、登録された商品毎に商品と商品の画像を解析して得られる第1のデザイン特徴量を含む商品情報とが関連付けられて登録された商品データベースと、予めコーディネートされた第1の商品及び第2の商品のそれぞれの画像を解析して得られた第2のデザイン特徴量と、コーディネートされた第1の商品及び第2の商品の全体の画像の特徴を表す感性語とが関連付けられて登録されたコーディネート用データベースとを使用して、コーディネートされた商品を提案するコーディネート提案方法であって、ユーザ端末からコーディネートを希望する第1の商品を受け付けるステップと、受け付けた第1の商品に基づいて第1の商品の画像を解析して得られる第1のデザイン特徴量を取得するステップと、受け付けた第1の商品の画像の特徴を表す感性語を取得するステップと、取得した感性語に基づいてコーディネート用データベースから感性語に関連付けられて登録された第2のデザイン特徴量であって、取得した第1のデザイン特徴量を含み、かつ第1のデザイン特徴量よりも多くのデザイン特徴量を有する第2のデザイン特徴量を、コーディネート用データベースから取得するステップと、取得した第1のデザイン特徴量と取得した第2のデザイン特徴量との差分を示す第3のデザイン特徴量を求め、求めた第3のデザイン特徴量に基づいて商品データベースから第3のデザイン特徴量と同じデザイン特徴量である第1のデザイン特徴量を有する第2の商品を検索するステップと、検索した第2の商品を、ユーザ端末により受け付けた第1の商品に対してコーディネートされた第2の商品としてユーザ端末に提示するステップと、を含む。
本発明の更に他の態様に係るコーディネート提案方法において、第1のデザイン特徴量は、第1の商品の画像の第1の色特徴量であり、第2のデザイン特徴量は、第1の商品及び第2の商品のそれぞれの画像の第2の色特徴量であることが好ましい。
本発明の更に他の態様に係るコーディネート提案方法において、第1の色特徴量は、第1の商品の画像の色を代表する単色又は複数色に対応する第1の色情報であって、予め設定された色数を有する基本カラーパレットから選択された単色又は複数色の各色を示す第1の色情報であり、第2の色特徴量は、第1の商品及び第2の商品のそれぞれの画像の色を代表する複数色に対応する第2の色情報であって、基本カラーパレットから選択された複数色の各色を示す第2の色情報であることが好ましい。
本発明の更に他の態様に係るコーディネート提案方法において、コーディネート用データベースには、複数色の色数毎に、感性語と第2の色情報とが関連付けて登録され、第2のデザイン特徴量を取得するステップは、取得した第1の色情報を含み、かつ第1の色情報よりも色数が大きい第2の色情報をコーディネート用データベースから取得する。
本発明の更に他の態様に係るコーディネート提案方法において、商品を検索するステップは、取得した第1の色情報と取得した第2の色情報との差分を示す第3の色情報を求め、求めた第3の色情報に基づいて商品データベースから第3の色情報と同じ色情報を有する第2の商品を検索することが好ましい。
本発明によれば、コーディネートを希望する第1の商品と、コーディネートされた第1の商品及び第2の商品とを、デザイン特徴量及び感性語を媒介して第1の商品に基づいて第1の商品に対してコーディネートされた第2の商品を検索し、ユーザに提示するようにしたため、第1の商品の画像の特徴を表す感性語と、コーディネートされた第1の商品及び第2の商品の全体の画像の特徴を表す感性語とを一致させることができ、ユーザの好みに合った適切なコーディネートをユーザに提案することができる。
本発明に係るコーディネート提案装置を含むクライアント・サーバシステムの概念図である。 ユーザ端末の機能構成例を示すブロック図である。 ユーザ端末の表示部に表示されるユーザ識別データの入力画面の一例を示す図である。 複数の感性語(検索ワードの候補)が表示されるユーザ端末の表示部の一例を示す図である。 本発明に係るコーディネート用配色データベースを作成する手順を示す図である。 感性空間に配置される感性語を示す言語イメージスケールを示す図である。 感性空間に配置される単色(130色)の単色イメージスケールを示す図である。 感性空間に配置される3色配色のイメージスケールを示す図である。 本発明の概要を説明するために用いた図である。 コーディネート提案装置の実施形態の機能構成例を示すブロック図である。 商品データベースの構造例を示す図である。 商品検索部が取得した商品の画像データの表示態様例を示す図である。 商品の画像を解析して色特徴量としての単色又は複数色の各色を示す色情報を取得する画像解析部を説明するために用いた図である。 画像解析部の処理内容の一例を示すフローチャートである。 コーディネート用データベースの構造例を示す図である。 本発明に係るコーディネート提案方法の実施形態を示すフローチャートである。 ユーザ端末の表示部に表示される第1の商品の画像を表示する画面とコーディネート画像とを表示する画面とを示す図である。
以下、添付図面に従って本発明に係るコーディネート提案装置及び方法の実施の形態について説明する。以下の実施形態では「服飾品、特に衣服」をコーディネートの対象の商品とする例について説明するが、これに限定されず、他の任意の商品をコーディネートする場合にも本発明を応用することが可能である。
図1は、本発明に係るコーディネート提案装置を含むクライアント・サーバシステム1の概念図である。本実施形態に係るクライアント・サーバシステム1は、コーディネート提案装置10と、複数の一般消費者(ユーザ)のユーザ端末11と、複数の電子商取引サイト(ECサイト)EC0〜ECnとがインターネット等のネットワーク12を介して接続されて構成される。
コーディネート提案装置10は、クライアント・サーバシステム1におけるサーバに相当し、ユーザ端末11及びECサイトEC0〜ECnは、クライアント・サーバシステム1におけるクライアントに相当する。コーディネート提案装置10は、2以上の商品を適宜組み合わせた(コーディネートした)商品であるコーディネート商品をユーザに提案したり、ECサイトEC0〜ECnが取り扱っている商品をユーザに紹介するサービスを行い、ECサイトEC0〜ECnの事業者からサービスに対する報酬を受け取るアフィリエイトサイトとして機能する。
ユーザ端末11は、ユーザが服飾品等の商品(コーディネート商品を含む)を検索する際に操作する端末であり、例えばスマートフォン、タブレットデバイス等のポータブル端末やパソコンなどの形態をとりうる。
ECサイトEC0〜ECnは、商品に関する情報(例えば、商品画像、ブランド、在庫、価格、サイズ、お勧め商品、及び購買情報等)をコーディネート提案装置10に提供したり、ユーザ端末11からコーディネート提案装置10を経由してアクセスしたユーザに対して、又はコーディネート提案装置10を経由せずにアクセスしたユーザに対して、ECサイトが取り扱っている商品に関する情報を提供する機能を備える。
このクライアント・サーバシステム1において、まずユーザ端末11の機能構成について説明する。
図2は、ユーザ端末11の機能構成例を示すブロック図である。
本例のユーザ端末11は、主として入力部20、通信部23(送信部21及び受信部22)、表示制御部25、表示部27及びシステムコントローラ28から構成されている。
入力部20は、ユーザ識別情報(ユーザID)、パスワード、検索ワード等のデータ類、表示部27に表示されるアイコン等の選択、表示部27の画面の操作(タップ、スワイプ、ピンチ又はストレッチ等)を入力するためにユーザによって直接的に操作される操作部と、操作部を介して入力されたユーザID、パスワード、検索ワード等のデータ類を特定する情報特定部とを含む。
ユーザID及びパスワードは、ユーザ端末11を操作するユーザを特定するためのデータであり、以下、ユーザID及びパスワードのいずれか一方又は両者の組み合わせを「ユーザ識別データ」とも呼ぶ。「検索ワード」は、ユーザが希望する商品の特徴を表す用語であり、商品のカテゴリ、デザイン特徴量又は感性語を用いることができる。
商品のカテゴリは、商品(服飾品)の範疇を示すもので、トップス、ボトムス、パンツ、ブラウス、スカート、Tシャツ、ワンピース等である。商品のデザイン特徴量は、色特徴量、柄特徴量、形特徴量、及び質感特徴量のうちの少なくとも色特徴量を含む。感性語は、感覚的な用語であり、検索ワードとしての感性語は、ユーザが検索商品に期待する印象を表す。尚、デザイン特徴量及び感性語の詳細については後述する。
ユーザ端末11がスマートフォン等のポータブル端末の場合、ユーザ端末11に設けられたボタン類やタッチパネルを操作部として利用することが可能であり、情報特定部は、この操作部によって選択された商品のカテゴリやデザイン特徴量を特定する。ユーザは、操作部を介して任意の手法でデータ類を入力可能であり、データ類を直接的に入力してもよいし、表示部27に表示される複数の候補の中から1以上の所望のデータ類を選択することで入力してもよい。
図3は、ユーザ端末11の表示部27に表示されるユーザ識別データの入力画面の一例を示す。本例では、表示部27に設けられたタッチパネルをユーザ操作部(入力部20)とするポータブル端末をユーザ端末11とする。
ユーザは、適正なユーザであることを認証するため、ユーザ毎に設定されるユーザID及びパスワードをユーザ端末11に入力する。図3に示す例では、表示部27にユーザIDデータ入力欄27a、パスワード入力欄27b及びソフトウエアキーボード27cが表示される。ユーザIDデータ入力欄27aは、ユーザがユーザIDを入力する欄であり、パスワード入力欄27bは、ユーザがパスワードを入力する欄である。ユーザはソフトウエアキーボード27cを使って、割り当てられているユーザIDをユーザIDデータ入力欄27aに入力し、パスワードをパスワード入力欄27bに入力する。
ソフトウエアキーボード27cは、表示部27に表示される任意の文字パレット及びタッチパネル(表示部27)によって構成され、タッチパネルのうち表示部27に表示された各文字パレットに対応する箇所をユーザがタッチすることで、タッチ位置に対応する文字等がユーザIDデータ入力欄27a又はパスワード入力欄27bに入力される。ソフトウエアキーボード27cを使って表示部27に表示される文字パレットは特に限定されず、ひらがな、アルファベット、数字、記号等の入力用文字だけではなく、スペースキー、エンターキー、デリートキー、表示切り換えキー等のファンクションキーもソフトウエアキーボード27cとして表示部27に表示可能である。
例えば、ユーザIDデータ入力欄27aに対応する位置のタッチパネル(表示部27)がユーザによってタッチされることでユーザ端末11はユーザID入力モードに移行し、ユーザはソフトウエアキーボード27cを使ってユーザIDをユーザIDデータ入力欄27aに入力することができる。同様に、例えばパスワード入力欄27bに対応する位置のタッチパネルがユーザによってタッチされることでユーザ端末11はパスワード入力モードに移行し、ユーザはソフトウエアキーボード27cを使ってパスワードをパスワード入力欄27bに入力することができる。ユーザ識別データ及びパスワードが入力された状態でソフトウエアキーボード27cのエンターキーに対応する位置をユーザがタッチすることで認証処理が行われ、認証の結果、ユーザ識別データ及びパスワードが適正な場合には表示部27の表示は検索処理画面に移行する。
図4は、複数の感性語(検索ワードの候補)が表示されるユーザ端末11の表示部27の一例を示す。
本例の入力部20(タッチパネル)は、ユーザからの指示を受け付けて、その指示に応じて表示部27に表示される複数の感性語のうちの少なくとも一つを特定する感性語選択部として機能し、特定された感性語を示す感性語データを、入力部20を介して入力された感性語データとして特定する。より具体的には、検索ワードの候補となる複数の感性語が表示部27(タッチパネル)に表示され、表示部27に表示された複数の感性語のうちのいずれかに対応する箇所をユーザがタッチすることで、タッチ位置に対応する感性語が検索ワードとして入力される。
表示部27における複数の感性語の表示態様は特に限定されず、複数の感性語が表示部27において、所定のルールに従って整然と並べられて表示されてもよいし、ランダムに表示されてもよい。また、表示部27における複数の感性語の表示を所謂「タグクラウド」表示としてもよく、表示部27における感性語の表示サイズを相互に異ならせてもよい。図4の例では「プリティ」という感性語が一番大きく表示され、その次に「カジュアル」及び「ゴージャス」という感性語が大きく表示され、その次に「シック」、「ナチュラル」及び「エレガント」という感性語が大きく表示され、「フォーマル」という感性語が一番小さく表示されている。
また、表示部27に表示される複数の感性語は、予め定められていてもよいし、検索処理毎に変えられてもよい。また、表示部27に表示される複数の感性語データは、ユーザ端末11内に予め記憶されていてもよいし、コーディネート提案装置10からユーザ端末11(表示制御部25(図2参照))に送られてきてもよい。この場合、表示制御部25は、検索処理毎にコーディネート提案装置10から通信部23(受信部22)を介して送られてくる感性語データに基づいて、タグクラウド状に検索ワードの候補(複数の感性語)を表示部27に表示させてもよい。また、コーディネート提案装置10からユーザ端末11に送られてくる複数の感性語データは特に限定されず、例えばコーディネート提案装置10における検索処理で検索ワードとして指定された頻度や、ユーザの属性等に応じて変えられてもよい。
送信部21(図2参照)は、入力部20を介してユーザにより特定されたユーザ識別データ、感性語データ(検索ワード)等のデータ類を、ネットワーク12(図1参照)を介してコーディネート提案装置10に送信する。また、受信部22は、ネットワーク12を介してコーディネート提案装置10から送信される後述の「検索結果の商品群を示す画像データ、コーディネートされた複数の商品の画像(コーディネート画像)」、「表示情報データ」等のデータ類を受信する。これらの送信部21及び受信部22によって通信部23が構成されており、送信部21及び受信部22は同一の機器類によって構成されてもよい。
表示制御部25は、表示部27を制御して表示部27の表示全般をコントロールし、例えば表示部27におけるユーザ識別データの指定モードの画面表示(図3参照)及び感性語データ(検索ワード)の指定モードの画面表示(図4参照)を切り換える。また、表示制御部25は、受信部22が受信した商品の画像データを、受信部22が受信した表示情報データに応じて表示部27に表示させる。
システムコントローラ28(図2参照)は、通信部23(送信部21及び受信部22)、入力部20及び表示制御部25を制御して上述の処理或いは他の処理を各部に実行させ、また、ユーザ端末11の図示しない各部も制御する。例えば、ユーザ認証処理(図3参照)では、システムコントローラ28が入力部20及び通信部23を制御し、ユーザにより入力部20を介して入力されたユーザ識別データを送信部21及びネットワーク12を介してコーディネート提案装置10に送信する。また、システムコントローラ28が入力部20、受信部22及び表示制御部25を制御し、コーディネート提案装置10から送信されるユーザ認証の結果、検索ワードの候補(複数の感性語データ)(図4参照)、検索結果データD5、表示情報データD6等を受信し、表示部27におけるユーザ認証の適否の表示、検索ワードのタグクラウド表示(図4参照)、検索された商品画像66の表示(図12参照)等が行われる。
このようにユーザは、上述の構成を有するユーザ端末11を操作して商品検索を行う場合、ユーザ識別データD1(ユーザID及びパスワード)、及びデザイン特徴量(感性語を含む)等の検索データD2を、入力部20(タッチパネル)を使って入力する。入力部20を介してユーザにより入力されて特定されるユーザ識別データD1及び検索データD2は、入力部20から送信部21に送信され、送信部21によりネットワーク12を介してコーディネート提案装置10に送信される。
また、ユーザ端末11の入力部20は、図12に示す商品画像66として表示された商品群の中からいずれかの商品に対する購入等のアクションを示すアクション情報(操作履歴情報)を入力し、又は図17(b)に示すコーディネート画像として表示されたコーディネート商品に対するアクション情報を入力し、入力したアクション情報を送信部21を介してコーディネート提案装置10に送信(出力)する操作部として機能する。
ここで、商品に対するアクション情報(操作履歴情報)としては、例えば、商品の購入操作、仮想の試着室に商品を持ち込む操作、試着リストに商品を登録する操作、仮想のマイクローゼットに商品を登録(保持)する操作、商品をお気に入りに登録する操作、商品を推薦する操作、商品の詳細情報の閲覧要求操作、納期指示要求、納期確認要求、スモール(S)、ミディアム(M)、ラージ(L)、フリー等のサイズ選択要求、「いいね!」などの高評価を示す評価、及びメール転送のうちの少なくとも1つを含む。尚、仮想のマイクローゼットとは、コーディネート提案装置10側に準備されているユーザ毎に割り当てられている記憶領域であり、ユーザが過去に購入した商品やユーザが関心を示した商品等の情報が登録されている記憶領域をいう。また、仮想の試着室とは、商品を仮想的に試着するための画面(試着画面)をいい、商品が試着室に持ち込まれると、例えば試着室内の特定の領域に商品の画像を表示し、又は試着室内のマネキン画像上に商品の画像を重ねて表示する。
[本発明の概要]
次に、図5から図9を参照しながら本発明の概要を説明する。
図5は、本発明に係るコーディネート用データベースを作成する手順を示す図である。
図5に示すように、予め服飾のコーディネータがコーディネートしたコーディネート商品の画像を解析し、デザイン特徴量(第2のデザイン特徴量)を取得する。即ち、コーディネート商品の画像から、コーディネート商品の画像を代表する色を含む領域を切り出し、各領域の画像を平滑化フィルタにより平滑化処理し、平滑化した各領域の画像の代表色を示す色特徴量を取得する。
本例では、色特徴量として、HSV色空間における3属性(H(色相)・S(彩度)・V(明度))の各値(以下、「HSV値」という)を取得する。また、コーディネート商品は、複数のカテゴリの商品(図5に示す例では、トップスとボトムス)であるため、2色以上の色特徴量(HSV値)を取得する。
続いて、取得した色特徴量(HSV値)毎に、130色の色数を有する基本カラーパレット60から該当する色情報を選択する。ここで、130色は、120色の有彩色と10色の無彩色とを有し、120色の有彩色は、10種類の色相と12種類のトーンとの組み合わせからなり、10色の無彩色は、白から黒までの10種類のトーンからなる。尚、基本カラーパレットの色数及び分類方法は、この実施形態に限定されない。
1つの色特徴量(HSV値)が測定されると、測定した色特徴量に対応する基本カラーパレット60における130色のうちの1つの色(色情報)を決定することができる。
いま、コーディネート商品の画像の代表色が2色の場合、基本カラーパレット上の2つの色(2色配色)を特定することができる。同様に、コーディネート商品の画像の代表色が3色の場合には、基本カラーパレット上の3つの色(3色配色)を特定することができ、コーディネート商品の画像の代表色がN色(N:4以上の整数)の場合には、基本カラーパレット上のN個の色(N色配色)を特定することができる。
また、上記のようにしてコーディネート商品の配色が特定されると、特定された配色に対応する感性語を特定することができる。
図6は感性空間に配置される感性語を示す言語イメージスケールであり、図7は感性空間に配置される単色(基本カラーパレットの130色)の単色イメージスケールである。また、図8は感性空間に配置される3色配色のイメージスケールである。尚、図6、図7及び図8に示すイメージスケールは、株式会社日本カラーデザイン研究所から開示されたイメージスケールを示す(小林重順著「カラーシステム」(講談社)、及びhttp://www.ncd-ri.co.jp/about/image_system.htmlを参照)。
図6から図8に示す感性空間は、WARM(暖かい)/COOL(冷たい)の程度を示す横軸、及びHARD(かたい)/SOFT(やわらかい)の程度を示す縦軸により規定された空間である。
図6に示す言語イメージスケールは、上記感性空間内に64個の感性語が配置されている。また、図7に示す単色イメージスケールは、上記感性空間内に130色の単色が配置されている。図7に示した各記号は、V(ビビット)、S(ストロング)、B(ブライト)、P(ペール)、Vp(ベリー・ペール)、Lgr(ライト・グレイッシュ)、L(ライト)、Gr(グレイッシュ)、Dl(ダル)、Dp(ディープ)、Dk(ダーク)、Dgr(ダーク・グレイッシュ)の12種類のトーンの位置を示している。また、数字で示した130色のうちの代表的なものとして、1〜10は、それぞれ代表的な色相の位置を示し、1は赤、2は橙、3は黄、4は黄緑、5は緑、6は青緑、7は青、8は青紫、9は紫、10は赤紫である。また、121は白、130は黒である。
また、図8に示す3色配色のイメージスケールは、64個の感性語にそれぞれ対応する1つの3色配色を示しているが、1つの感性語に対応する3色配色は、複数存在する。
図6から図8に示すように、感性語と色特徴量(単色、3色配色)との間には相関があることが分かる。尚、図8に示した3色配色に限らず、2色配色、N色配色の場合も感性語との間には相関がある。
従って、色特徴量(単色、配色(2色、3色、N色))と感性語との関係を示す変換テーブル又は変換式を予め準備し、単色、配色の色情報を取得すれば、色情報を変換テーブル等を使用することにより感性語に変換することができる。
図5に示す例では、2つの2色配色について、それぞれ「カジュアル」、「エレガント」の感性語が関連付けられ、1つの3色配色について、「プリティ」の感性語が関連付けられている。
上記のように予め服飾のコーディネータがコーディネートしたコーディネート商品の画像を解析し、各コーディネート商品の配色を特定し、コーディネート用データベース(コーディネート用DB)44には、特定した配色と感性語とが関連付けて登録される。
いま、図9に示すように黒(第1の色情報)のトップス(第1の商品)に対してコーディネートされるボトムス(第1の商品とはカテゴリが異なる第2の商品)を検索する場合、トップスの感性語(本例では、カジュアル)と同じ感性語が関連付けられた2色配色であって、黒を有する配色(第2の色情報)を、コーディネート用DB44から抽出する。
ここで、トップスの感性語(カジュアル)と同じ感性語が関連付けられた2色配色であって、黒を有する配色として、黒と赤の配色が抽出されたとすると、トップスの黒(第1の色情報)と、抽出された黒と赤の配色(第2の色情報)との差分を示す赤(第3の色情報)を求め、この赤(第3の色情報)を有するボトムスを、商品データベース(商品DB)46から検索する。尚、商品DB46の構成の詳細については後述する。
上記のようにして検索した赤のボトムス(第2の商品)は、本例のトップス(第1の商品)にマッチする商品としてユーザ端末11を介してユーザに提示(提案)される。
即ち、黒のトップスは、「カジュアル」の感性語を持つが、黒のトップスと赤のボトムスとが組み合わされたコーディネート商品も「カジュアル」の感性語を持ち、更にコーディネート用DB44は、服飾のコーディネータがコーディネートしたコーディネート商品に基づいて作成されているため、黒のトップスと赤のボトムスとが組み合わされたコーディネート商品は、適切にコーディネートされたものと言える。
尚、上記の例では、説明の便宜上、黒の単色、及び黒と赤の2色配色の感性語を、ともに「カジュアル」としたが、これらの単色及び2色配色の感性語が、実際に「カジュアル」が当てはまるとは限らない。例えば、図6及び図7に示したイメージスケールによれば、黒の単色は、「フォーマル」の感性語が当てはまる。
[コーディネート提案装置の実施形態]
次に、コーディネート提案装置10の機能構成について説明する。
図10は、コーディネート提案装置10の実施形態の機能構成例を示すブロック図である。
本例のコーディネート提案装置10は、ユーザにコーディネート商品を提案するコーディネート提案装置として機能する部分と、ユーザ端末11での操作に基づいて商品を検索する商品検索装置として機能する部分とを備えている。また、コーディネート提案装置10は、クライアント・サーバシステム1の中ではECサイトEC0〜ECn(図1)が取り扱っている商品を、ユーザに紹介するサービスを行うアフィリエイトサイトとして機能したり、ECサイトEC0〜ECnに代行してユーザ端末11との間で電子商取引する機能を有する。
図10に示すようにコーディネート提案装置10は、主として通信部33(送信部31及び受信部32)、商品受付部34、コーディネート画像提示部36、感性語取得部38、第1のデザイン特徴量取得部40、第2のデザイン特徴量取得部42、コーディネート用DB44、商品DB46、商品検索部48、50、及び画像整列部52から構成されている。
受信部32は、ネットワーク12を介してユーザ端末11から送信されるユーザ識別データD1、検索データD2等のデータ類、及びユーザからの購入等のアクション情報を受信し、検索データD2を商品検索部48に送信し、ユーザ識別データD1をユーザID取得部54に送信する。
商品検索部48は、ユーザがコーディネートを希望する第1の商品を検索するもので、商品DB46にアクセスして、ユーザ端末11からネットワーク12を介して受信部32が受信した検索データD2に基づいて、商品DB46に格納されている商品群から商品を絞り込み、1又は複数の商品を検索する。
ここで、図11を参照しながら商品DB46について説明する。
商品DB46は、図11に示すように商品毎に商品情報を登録、管理するものであり、商品を一意に特定する商品IDをキーとして、商品のカテゴリ情報、商品の画像データ、商品の画像を解析して得たデザイン特徴量(色特徴量、柄特徴量、形特徴量、及び質感特徴量等の物理計測値)、感性語、ECサイト(店舗)を示すサイト情報、ブランド情報、在庫情報、サイズ(SML、フリー)情報、及び価格情報を関連付けて記憶する記憶部として機能する。ここで、商品IDは、商品毎、ECサイト毎及びサイズ毎に商品を一意に特定するユニークな識別情報であり、同じ商品でも取り扱っているECサイトやサイズが異なれば、異なるIDが付されているものとする。カテゴリ情報とは、商品(服飾品)の範疇を示すもので、トップス、ボトムス、パンツ、ブラウス、スカート、Tシャツ、ワンピース等の情報であり、ユーザ端末11により検索する商品のカテゴリを絞り込むときに使用される。
尚、商品DB46に登録される商品情報は、デザイン特徴量及び感性語を除いてECサイトから収集できるようになっており、デザイン特徴量は、コーディネート提案装置10側の画像解析部62(図13)が商品の画像データを解析して取得し、商品の情報の一部として付与される。
また、図11に示す例では、色特徴量としてHSV値と、HSV値に対応する基本カラーパレットから選択したHSV値に対応する色情報(第1の色情報)とが記録されている。尚、第1の色情報は、130色の基本カラーパレットの色の番号(#1〜#130)を示す情報である。また、商品の画像が単色の場合には、1組のHSV値と色情報とが記録され、複数の色を有する場合には、複数組のHSV値と色情報とが記録される。
柄特徴量は、例えば、柄密度及び柄サイズにより規定される特徴量が考えられる。形特徴量は、例えば、全体の幅(細い−太い)、袖の大きさ(短い−長い)、丈の大きさ(短い−長い)、ネックライン(襟ぐり)の幅及び高さ、ネックラインによって規定されユーザの頭部を通過させるための空間の断面積(小さい−大きい)、Vネックの角度(小さい−大きい)、Uネックの曲率(小さい−大きい)等によって規定される特徴量が考えられる。質感特徴量は、例えば、光沢度及び透け度によって規定される特徴量が考えられる。
感性語は、前述したように商品の画像データを解析して得たデザイン特徴量(本例では、単色又は配色)と、単色、配色のイメージスケール(図7、図8参照)とに基づいて求めることができる。
商品検索部48は、感性語及びデザイン特徴量を示す検索データD2に基づいて、商品DB46に格納されている商品群から商品を絞り込むことにより1又は複数の商品を検索し、検索した商品の情報(画像データ等)を画像整列部52に出力する。尚、商品のカテゴリ、ECサイト、ブランド、サイズ、及び価格等も検索データD2として使用することできることは言うまでもない。
画像整列部52は、商品検索部48が検索によって取得した商品の画像データの表示態様を決定し、決定した表示態様を示す表示情報データを生成する。即ち、画像整列部52は、商品検索部48が検索した商品の画像データの表示態様を、商品の特性データに応じて商品の画像データが表示されるものとして決定し、決定した表示態様を示す表示情報データを生成する。
画像整列部52が生成する表示情報データは、商品検索部48が検索した商品の画像データの少なくとも一部が、商品の特性データを表す座標系上に表示される表示態様を示す。ここでいう「商品の特性データ」は、商品の特性のうち、ユーザがユーザ端末11を介して特定した検索データD2とは異なる特性に基づいている。例えば、商品の価格及び商品のサイズのうち少なくともいずれか一方のデータに基づいて「商品の特性データ」が定められてもよい。
図12は、商品検索部48が検索した商品の画像データの表示態様例を示す。図12(a)は横軸が商品の「サイズ(大・小)」を示し、縦軸が商品の「値段(価格)」を示す。図12(b)は横軸が商品の「形(太い・細い)」を示し、縦軸が商品の「値段」を示す。図12(c)は横軸が商品の画像の「トーン(濃・淡)」を示し、縦軸が商品の「値段」を示す。図12(d)は横軸が商品の画像の「柄密度(密・疎)」を示し、縦軸が商品の「トーン(濃・淡)」を示す。図12(a)〜(d)の各々に示される座標系64には複数(図9では横方向に3枚及び縦方向に3枚の計9枚)の商品画像66(商品群)が示されている。
このように画像整列部52(図10参照)は、商品検索部48が検索によって取得した商品の画像データ(商品画像66)から、座標系64上に表示する表示態様(図12(a)〜(d)参照)を示す表示情報データを生成する。
送信部31は、商品検索部48によって取得された検索結果(商品の画像データを含む)と画像整列部52によって生成された表示情報データとを、ネットワーク12を介してユーザ端末11に送信する。送信部31によって送信された検索結果及び表示情報データは、ユーザ端末11の受信部22(図2参照)によって受信される。そして表示制御部25は、受信した表示情報データに基づいて商品検索部48が検索によって取得した商品の画像データ(商品画像66)の表示態様を決定して、決定した表示態様に従って表示部27に商品の画像データ(商品画像66)を表示させる(図12(a)〜(d)参照)。
ユーザ端末11の入力部20は、商品画像66として表示された商品群の中からいずれかの商品に対する購入等のアクション情報を入力し、入力したアクション情報を送信部21を介してコーディネート提案装置10に送信(出力)する。これにより、ユーザ端末11及びコーディネート提案装置10からなるクライアント・サーバシステム1による商品の検索、及び検索した商品に対する購買等のアクションを伴った電子商取引が行われる。
ユーザID取得部54は、ネットワーク12及び受信部32を介してユーザ端末11から送信されるユーザ識別データD1を取得し、取得したユーザ識別データD1をユーザDB56に登録したり、ユーザ識別データD1により特定されたユーザのユーザIDをユーザDB56から取得する。また、ユーザIDと関連付けて過去にそのユーザが購入した商品、閲覧した商品等の情報がユーザDB56等に登録されている場合には、取得したユーザIDに基づいてユーザIDに関連付けて登録された商品を読み出し、読み出した商品を画像整列部52に送出するようにしてもよい。これによれば、ユーザが購入した商品、閲覧した商品等を、ユーザがコーディネートを希望する商品(第1の商品)とすることができる。
商品受付部34は、ユーザ端末11の操作に基づいてユーザがコーディネートを希望する商品(第1の商品)を取得する部分である。第1の商品は、商品DB46に登録されている商品群のうちの一の商品であり、検索データD2に基づいて商品検索部48により検索された一の商品、又は検索された複数の商品からユーザが選択した一の商品である。また、第1の商品は、ユーザ端末11での商品への関心を示す現在又は過去の操作履歴情報から特定される商品とすることができる。例えば、ユーザがユーザ端末11を使用して所望の商品を検索し、検索した商品を、後述する仮想の試着室に持ち込む操作が行われた場合には、仮想の試着室に持ち込まれた商品を第1の商品とすることができる。また、ユーザが、コーディネート提案装置10又はECサイトEC0〜ECnで過去に商品を購入した場合、その購入した商品を第1の商品とすることができる。更に、ユーザ端末11の表示部27に特定のECサイトが取り扱っている、ECサイトお勧めの商品の画像が表示されている場合、特定のECサイトが推薦する商品を第1の商品としてもよい。また、商品受付部34は、ユーザ端末11により本サイト(コーディネート提案装置10)にログインしたとき、ログインしたユーザ端末11から取得したユーザIDを有するユーザの過去の操作履歴情報から特定される商品を自動的に第1の商品とすることができる。
商品受付部34が取得した第1の商品を示す情報は、それぞれコーディネート画像提示部36、感性語取得部38、及び第1のデザイン特徴量取得部40に出力される。
感性語取得部38は、第1の商品を示す情報を入力すると、その第1の商品の画像の特徴を表す感性語を、商品DB46から取得する。即ち、商品DB46には、商品ID(第1の商品を示す情報)に関連付けて第1の商品の画像の特徴を表す感性語が登録されており(図11参照)、感性語取得部38は、入力した第1の商品を示す情報に基づいて商品DB46から対応する感性語を取得する。
また、デザイン特徴量(第1のデザイン特徴量)と感性語とを関連付けて記憶する感性語変換テーブル(例えば、図7、図8等に示したイメージスケール)を設けておき、感性語取得部38は、商品受付部34により受け付けた第1の商品の画像を解析して得られる第1のデザイン特徴量(例えば、単色又は配色を示す色情報)に基づいて感性語変換テーブルから第1のデザイン特徴量に対応する感性語を取得するようにしてもよい。
第1のデザイン特徴量取得部40は、第1の商品を示す情報を入力すると、その第1の商品の画像を解析して得られるデザイン特徴量(第1のデザイン特徴量)を、商品DB46から取得する。即ち、商品DB46には、商品ID(第1の商品を示す情報)に関連付けて第1の商品の画像を予め解析して得たデザイン特徴量が登録されており(図11参照)、第1のデザイン特徴量取得部40は、入力した第1の商品を示す情報に基づいて商品DB46から対応するデザイン特徴量(第1のデザイン特徴量)を取得する。
また、第1のデザイン特徴量取得部40は、図13に示す画像解析部62を備え、商品(第1の商品)の画像を解析して第1のデザイン特徴量を取得してもよい。尚、本例では、第1のデザイン特徴量取得部40は、第1の商品の画像の色特徴量(第1の色特徴量)であって、基本カラーパレット60上の単色又は複数色に対応する色情報(第1の色情報)を取得する。
次に、図13及び図14を使用して、商品の画像から第1のデザイン特徴量(特に色特徴量及び色情報)を取得する方法について説明する。
図14は、図13に示した画像解析部62の処理内容の一例を示すフローチャートである。
図14において、まず、商品の画像を入力する(ステップS10)。この場合、商品の全体画像を入力してもよいし、商品の全体画像から適当な領域(複数の色を有する場合には、色別の領域)を切り取って入力するようにしてもよい。
次に、商品の画像の色数を示すパラメータiを0に設定し(i=0)(ステップS12)、その後、入力した画像を解析する(ステップS14)。本例では、入力した画像を解析し、HSV色空間におけるH(色相)、S(彩度)及びV(明度)を示す値(HSV値)を、画像の色特徴量として取得する。
取得した画像の色特徴量を示すHSV値から商品の画像の代表色の色数nを決定する(ステップS16)。ここで、代表色は、離れた位置からも十分に視認できる一定の面積以上を有する色をいい、例えば、大きな面積の「ベースカラー」、次に大きな面積を占める「アソートカラー」に限らず、小面積の「アクセントカラー」も代表色としてもよい。
続いて、ステップS16で決定した代表色のうちの一の代表色のHSV値を取得する(ステップS18)。
次に、取得したHSV値を、基本カラーパレット60の情報を用いて基本カラーパレット60の130色のうちのいずれかの色を示す色情報に変換する(ステップS20)。これにより、全ての色を表すHSV値は、130色のうちのいずれかの色に変換され、減色される。
次に、色数を示すパラメータiを1だけインクリメントし(ステップS22)、パラメータiが色数nと一致(i=n)したか否かを判別する(ステップS24)。パラメータiが色数nと一致しない場合(「No」の場合)には、ステップS18に遷移し、別の一の代表色についてステップS18からステップS24の処理を繰り返す。
一方、パラメータiが色数nと一致した場合(「Yes」の場合)には、ステップS20で変換した色情報を、入力した画像の色情報として出力する(ステップS26)。
即ち、図13に示すように画像解析部62は、商品の画像を入力すると、上記のようにして画像を解析し、基本カラーパレット60の情報を用いて単色又は複数色の各色を示す色情報を出力する。
図10に戻って、感性語取得部38により取得された第1の商品の画像の感性語と、第1のデザイン特徴量取得部40により取得された第1のデザイン特徴量とは、それぞれ第2のデザイン特徴量取得部42に加えられ、第2のデザイン特徴量取得部42は、入力する感性語及び第1のデザイン特徴量に基づいてコーディネート用DB44から、第1の商品及び第2の商品のそれぞれの画像を解析して得られた第2のデザイン特徴量を取得する。
ここで、コーディネート用DB44の構成の一例を、図15に示す。
図15に示すように、本例のコーディネート用DB44は、第2のデザイン特徴量(色特徴量)である、色数の異なる複数の配色(2色配色、3色配色、4色配色、…)の配色毎(色数毎)に、感性語と配色の色情報とが関連付けられて登録されている。
例えば、「カジュアル」の感性語が割り当てられた2色配色の色情報として、(#7,#10)、(#32,#61)、…が登録されている。
尚、図15において、(#+数字)は、130色の基本カラーパレット60の色の番号(#1〜#130)を示している。また、図15には、「カジュアル」、「エレガント」等の感性語に対して、これらの感性語に対応する配色の色情報(基本カラーパレット60の色の番号の組合せ)を記載したが、図15に示した感性語と配色の色情報との関係は、説明の便宜上のものであり、コーディネートされる色の組合せ(配色)として適切であり、かつ実際の感性語を想起させる配色の色情報であるとは限らない。
色数が130色の場合、2色配色の組合せは、8385(=130)通り存在するが、適切にコーディネートされる色の組合せとしては、8385よりも少ない。8385通りの組合せの中には、服飾のコーディネータがコーディネートしない不適切な色の組合せが含まれるためである。
服飾のコーディネータがコーディネートしたコーディネート商品(第1の商品と第2の商品)の2色配色の組合せは、感性語毎に分類され、感性語と関連付けてコーディネート用DB44に登録される。
同様に3色配色、4色配色、…の場合も感性語毎に分類され、感性語と関連付けてコーディネート用DB44に登録される。
したがって、「カジュアル」の感性語に関連付けて登録される色情報には、2色配色のもの、3色配色のもの、4色配色のもの、…が存在し、かつ色数が異なる配色毎に、多数の配色の組合せが登録される。
図10に戻って、第2のデザイン特徴量取得部42は、入力した感性語及び第1のデザイン特徴量(基本カラーパレット60上の単色又は複数色に対応する色情報(第1の色情報))に基づいて、入力した感性語と同じ感性語に関連付けて登録された第2のデザイン特徴量(配色を示す色情報(第2の色情報))であって、第1のデザイン特徴量(第1の色情報)を含み、かつ第1のデザイン特徴量よりも多くのデザイン特徴量を有する第2のデザイン特徴量(第2の色情報)を、コーディネート用DB44から取得する。
例えば、入力した感性語が「カジュアル」であり、入力した第1のデザイン特徴量(第1の色情報)が、単色「黒」を示す場合、第2のデザイン特徴量取得部42は、「カジュアル」の感性語に関連付けて登録された2色配色、3色配色、4色配色、…のうち、「黒」を含む2色配色、3色配色、4色配色、…を示す色情報(第2の色情報)を取得する。
また、入力した感性語が「カジュアル」であり、入力した第1のデザイン特徴量(第1の色情報)が、2色配色「黒と赤」を示す場合、第2のデザイン特徴量取得部42は、「カジュアル」の感性語に関連付けて登録される3色配色、4色配色、…のうち、2色配色「黒と赤」を含む3色配色、4色配色、…を示す色情報(第2の色情報)を取得する。
第1のデザイン特徴量取得部40により取得された第1のデザイン特徴量、及び第2のデザイン特徴量取得部42により取得された第2のデザイン特徴量は、それぞれ商品検索部50に加えられ、商品検索部50は、入力した第1のデザイン特徴量及び第2のデザイン特徴量に基づいて、商品DB46から第1の商品に対してコーディネートされる第2の商品を検索する。
即ち、商品検索部50は、第1のデザイン特徴量取得部40により取得した第1のデザイン特徴量と第2のデザイン特徴量取得部42により取得した第2のデザイン特徴量との差分を示す第3のデザイン特徴量を求め、求めた第3のデザイン特徴量に基づいて商品DB46から第3のデザイン特徴量と同じデザイン特徴量である第1のデザイン特徴量を有する第2の商品(第1の商品とカテゴリが異なる第1の商品と組み合わされる第2の商品)を検索する。
具体的には、商品検索部50は、第1のデザイン特徴量取得部40により取得した第1の色特徴量である、単色又は複数色の各色を示す第1の色情報と、第2のデザイン特徴量取得部42により取得した第2の色特徴量である、複数色の各色を示す第2の色情報(第2の色情報の色数>第1の色情報の色数)との差分を示す第3の色情報を求め、求めた第3の色情報に基づいて商品DB46から第3の色情報と同じ色情報を有する第2の商品を検索する。
例えば、図9を用いて説明したように商品検索部50には、第1の商品(トップス)の第1の色情報(黒)と、コーディネート用DB44から取得した第2の色情報(黒と赤)とが入力される。尚、第1の色情報(黒)と第2の色情報(黒と赤)とは、感性語(カジュアル)が共通し、かつ第2の色情報(黒と赤)には、第1の色情報(黒)が含まれている。商品検索部50は、第1の色情報(黒)と第2の色情報(黒と赤)との差分を示す第3の色情報(赤)を求め、第3の色情報(赤)を有する第2の商品(ボトムス)を検索する。
商品検索部50は、検索した第2の商品の情報(画像データ等)を、それぞれコーディネート画像提示部36及び画像整列部52に出力する。尚、商品検索部50は、複数の第2の商品を検索した場合には、複数の商品の情報をそれぞれコーディネート画像提示部36及び画像整列部52に出力する。
コーディネート画像提示部36は、商品受付部34により受け付けた第1の商品の情報と、商品検索部50により検索された第2の商品の情報とに基づいて、第1の商品の画像と第2の商品の画像とを、ユーザ端末11で同時に観察可能に出力する。このとき、コーディネート画像提示部36は、例えば第1の商品がトップスであり、第2の商品がボトムスの場合、トップスの画像とボトムスの画像との画像サイズ、位置及び向き等を調整し、トップスの画像とボトムスの画像とが連続したコーディネート画像を生成するコーディネート画像生成部を含み、生成したコーディネート画像の画像データを出力してもよし、第1の商品の画像と第2の商品の画像とを、コーディネート商品を示す個別の画像として出力してもよい。
商品検索部50により複数の第2の商品が検索された場合には、コーディネート画像提示部36は、複数のコーディネート画像を順次、又は2以上同時に出力する。
また、画像整列部52は、コーディネート画像提示部36の代わりに、第2の商品の画像を提示する商品提示部としても機能しうる。即ち、画像整列部52は、商品検索部50により複数の第2の商品が検索された場合には、複数の第2の商品の画像を明度又は彩度に応じて整列させ、整列させた複数の第2の商品の画像を順次又は2以上同時に提示する。尚、第2の商品の画像の明度又は彩度は、商品DB46に登録されている色特徴量(HSV値)を使用することができる。
また、画像整列部52は、検索された複数の第2の商品の画像を、第2の商品のサイズと値段とを座標軸とする空間上に整列させ(図12(a)参照)、整列させた複数の第2の商品の画像を提示することができる。尚、第2の商品のサイズと値段(価格)は、商品DB46に登録されているサイズ、価格を使用することができる。
更に、画像整列部52は、検索された複数の第2の商品を、色数の異なる商品(単色、2色配色、3色配色等の商品)に分類し、分類した色数の異なる第2商品毎に、第2の商品の画像を順次又は2以上同時に提示するようにしてもよい。
コーディネート画像提示部36から出力されたコーディネート画像の画像データは、送信部31を介して、コーディネートを希望する商品(第1の商品)を指定したユーザのユーザ端末11に送信される。これにより、ユーザ端末11の表示部27にコーディネート画像を表示させることができる。
ユーザは、ユーザ端末11の表示部27に表示されたコーディネート画像を見ながら、コーディネート商品に対する購入等のアクション情報を入力部20により入力し、入力したアクション情報を送信部21を介してコーディネート提案装置10に送信する。
[コーディネート提案方法]
次に、本発明に係るコーディネート提案方法の実施形態について、図16及び図17を参照しながら説明する。
図16において、コーディネート提案装置10(商品検索部48、画像整列部52等)は、ユーザ端末11からの商品の検索要求に応じて商品の画像を、ユーザ端末11の表示部27に表示させる(ステップS50)。
ユーザは、ユーザ端末11の入力部20を操作し、表示部27に表示された商品画像に対して購入等のアクション情報を入力することにより、1又は複数の商品(第1の商品)を選択することができる。
続いて、コーディネート提案装置10では、ユーザ端末11による第1の商品の選択が終了したか否かを判別する(ステップS52)。例えば、コーディネート提案装置10は、ユーザ端末11の入力部20において、第1の商品(複数の商品が選択されている場合には、タッチ等により選択した1つの商品)を、仮想の試着室に持ち込む操作等が行われると、第1の商品の選択が終了したと判別することができる。
具体的には、図17(a)に示すようにユーザ端末11の表示部27に表示された第1の商品の画像にタッチし、右スワイプすることにより、図17(b)に示すように仮想の試着室に第1の商品を持ち込むことができ、これにより図17(b)に示す第1の商品の画像のみが表示されている画面から仮想の試着室の画面(試着画面)に遷移させることができる。また、マイクローゼットに保持した商品から試着したい第1の商品の画像を選択し、ポップアップで画像詳細を表示させ、カテゴリ選択後に試着ボタン(図示しないアイコンボタン)を押下することで試着画面に遷移させることができる。尚、試着画面上で左スワイプすることにより、遷移前画面に戻すことができる。
次に、感性語取得部38及び第1のデザイン特徴量取得部40は、それぞれ第1の商品の画像の感性語と第1のデザイン特徴量を、第1の商品の商品IDに基づいて商品DB46から取得する(ステップS54)。
続いて、第2のデザイン特徴量取得部42は、取得された第1の商品の画像の感性語及び第1のデザイン特徴量に基づいて、コーディネート用DB44から対応する第2のデザイン特徴量を取得する(ステップS56)。即ち、取得した感性語と同じ感性語に関連付けられて登録された第2のデザイン特徴量であって、取得した第1のデザイン特徴量を含み、かつ第1のデザイン特徴量よりも多くのデザイン特徴量を有する第2のデザイン特徴量を、コーディネート用DB44から取得する。
次に、商品検索部50は、取得された第1のデザイン特徴量と第2のデザイン特徴量とに基づいて、商品DB46から第1の商品にコーディネートされる第2の商品を検索する(ステップS58)。即ち、第1のデザイン特徴量と第2のデザイン特徴量との差分を示す第3のデザイン特徴量を求め、求めた第3のデザイン特徴量に基づいて商品DB46から第3のデザイン特徴量と同じデザイン特徴量を有する第2の商品を検索する。
コーディネート画像提示部36は、商品受付部34により受け付けた第1の商品の情報と、商品検索部50により検索された第2の商品の情報とに基づいて、第1の商品の画像と第2の商品の画像とを、ユーザ端末11で同時に観察可能にユーザ端末11に出力する(ステップS60)。本例では、図17(b)に示すように第1の画像(トップスの画像)と第2の画像(ボトムスの画像)との画像サイズ、位置及び向きを調整したコーディネート画像を出力しているが、単に第1の画像(トップスの画像)と第2の画像(パンツの画像)とを個別に出力し、ユーザ端末11側のアプリケーションで第1の画像(トップスの画像)と第2の画像(パンツの画像)との画像サイズ、位置及び向きを自動的に調整して表示したり、ユーザ端末11を操作して画像サイズ、位置及び向きを手動で調整して表示するようにしてもよい。
コーディネート画像提示部36から出力されたコーディネート画像の画像データは、送信部31を介して、自動コーディネートを希望する商品(第1の商品)を指定したユーザのユーザ端末11に送信される。これにより、ユーザ端末11の表示部27にコーディネート画像を表示(提示)させることができる(ステップS62)。
コーディネート提案装置10は、コーディネート画像の提示中に、コーディネート画像の提示の終了操作が行われたか否かを判別し(ステップS64)、終了操作が行われた場合には、本処理を終了する。例えば、図17(b)に示す試着画面で、左スワイプの操作が行われ、図17(a)に示す画面に遷移した場合や、コーディネートされた第2の商品の購入等のアクションがあった場合に本処理を終了する。
[その他]
本実施形態では、第1の商品の画像のデザイン特徴量のうちの第1の色特徴量である第1の色情報(単色又は複数色の各色の色情報)と、予めコーディネートされた第1の商品及び第2の商品のそれぞれの画像を解析して得られた第2のデザイン特徴量のうちの第2の色特徴量である第2の色情報(複数色(配色)の各色の色情報)とを使用し、第1の色情報と第2の色情報との差分を示す色情報(第3の色情報)に基づいて、第3の色情報を有する商品(第2の商品)を検索するようにしたが、これに限らず、色特徴量以外のデザイン特徴量も使用して、第2の商品を検索するようにしてもよい。
例えば、第1の商品の画像のデザイン特徴量である第1の色特徴量、第1の柄特徴量、第1の形特徴量、及び第1の質感特徴量のうちの少なくとも第1の色特徴量を含む2以上の特徴量と、予めコーディネートされた第1の商品及び第2の商品のそれぞれの画像を解析して得られた第2のデザイン特徴量である第2の色特徴量、第2の柄特徴量、第2の形特徴量、及び第2の質感特徴量のうちの少なくとも第2の色特徴量を含む2以上の特徴量とを使用し、これらの2以上の特徴量の差分を示す特徴量に基づいて、差分の特徴量を有する第2の商品を検索する。この場合、コーディネート用DBには、第2の色特徴量である第2の色情報の他に、第1の商品及び第2の商品のそれぞれの画像を解析して得られた第2のデザイン特徴量である第2の色特徴量、第2の柄特徴量、第2の形特徴量、及び第2の質感特徴量のうちの少なくとも第2の色特徴量を含む2以上の特徴量を登録する必要がある。
また、本実施形態では、予めコーディネートされた第1の商品及び第2の商品(コーディネート商品)は、専門のコーディネータがコーディネートしたものであるが、これに限らず、一般ユーザが商品DB内の商品を使用してコーディネート投稿したもの、あるいはコーディネートして購入等がされたものを使用してもよい。
更に、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
1…クライアント・サーバシステム、10…コーディネート提案装置、11…ユーザ端末、12…ネットワーク、20…入力部、23、33…通信部、25…表示制御部、27…表示部、28…システムコントローラ、34…商品受付部、36…コーディネート画像提示部、38…感性語取得部、40…第1のデザイン特徴量取得部、42…第2のデザイン特徴量取得部、44…コーディネート用データベース、46…商品データベース、48、50…商品検索部、52…画像整列部、60…基本カラーパレット、62…画像解析部

Claims (16)

  1. 電子商取引される商品群に関する商品情報が登録された商品データベースであって、登録された商品毎に商品と当該商品の画像を解析して得られる第1のデザイン特徴量を含む商品情報とが関連付けられて登録された商品データベースと、
    ユーザ端末からコーディネートを希望する第1の商品を受け付ける商品受付部と、
    前記商品受付部により受け付けた前記第1の商品に基づいて該第1の商品の画像を解析して得られる第1のデザイン特徴量を取得する第1のデザイン特徴量取得部と、
    前記商品受付部により受け付けた前記第1の商品の画像の特徴を表す感性語を取得する感性語取得部と、
    予めコーディネートされた第1の商品及び第2の商品のそれぞれの画像を解析して得られた第2のデザイン特徴量と、前記コーディネートされた前記第1の商品及び前記第2の商品の全体の画像の特徴を表す感性語とが関連付けられて登録されたコーディネート用データベースと、
    前記感性語取得部により取得された前記感性語に基づいて前記コーディネート用データベースから前記感性語に関連付けられて登録された第2のデザイン特徴量であって、前記第1のデザイン特徴量取得部により取得した前記第1のデザイン特徴量を含み、かつ前記第1のデザイン特徴量よりも多くのデザイン特徴量を有する第2のデザイン特徴量を、前記コーディネート用データベースから取得する第2のデザイン特徴量取得部と、
    前記第1のデザイン特徴量取得部により取得した前記第1のデザイン特徴量と前記第2のデザイン特徴量取得部により取得した前記第2のデザイン特徴量との差分を示す第3のデザイン特徴量を求め、前記求めた第3のデザイン特徴量に基づいて前記商品データベースから前記第3のデザイン特徴量と同じデザイン特徴量である前記第1のデザイン特徴量を有する第2の商品を検索する商品検索部と、
    前記商品検索部により検索した前記第2の商品を、前記ユーザ端末により受け付けた第1の商品に対してコーディネートされた第2の商品として前記ユーザ端末に提示する商品提示部と、
    を備えたコーディネート提案装置。
  2. 前記商品データベースに登録される前記商品情報は、前記登録された商品の画像の特徴を表す感性語を含み、
    前記感性語取得部は、前記商品受付部により受け付けた前記第1の商品に基づいて前記商品データベースから前記第1の商品に対応する感性語を取得する請求項1に記載のコーディネート提案装置。
  3. 前記第1のデザイン特徴量と前記感性語とを関連付けて記憶する感性語変換テーブルを備え、
    前記感性語取得部は、前記商品受付部により受け付けた前記第1の商品の画像を解析して得られる第1のデザイン特徴量に基づいて前記感性語変換テーブルから前記第1のデザイン特徴量に対応する感性語を取得する請求項1に記載のコーディネート提案装置。
  4. 前記第1のデザイン特徴量は、前記第1の商品の画像の第1の色特徴量であり、前記第2のデザイン特徴量は、前記第1の商品及び前記第2の商品のそれぞれの画像の第2の色特徴量である請求項1から3のいずれか1項に記載のコーディネート提案装置。
  5. 前記第1の色特徴量は、前記第1の商品の画像の色を代表する単色又は複数色に対応する第1の色情報であって、予め設定された色数を有する基本カラーパレットから選択された単色又は複数色の各色を示す第1の色情報であり、
    前記第2の色特徴量は、前記第1の商品及び前記第2の商品のそれぞれの画像の色を代表する複数色に対応する第2の色情報であって、前記基本カラーパレットから選択された複数色の各色を示す第2の色情報である請求項4に記載のコーディネート提案装置。
  6. 前記コーディネート用データベースには、前記複数色の色数毎に、前記感性語と前記第2の色情報とが関連付けて登録され、
    前記第2のデザイン特徴量取得部は、前記第1のデザイン特徴量取得部により取得した前記第1の色情報を含み、かつ前記第1の色情報よりも色数が大きい前記第2の色情報を前記コーディネート用データベースから取得する請求項5に記載のコーディネート提案装置。
  7. 前記商品検索部は、前記第1のデザイン特徴量取得部により取得した前記第1の色情報と前記第2のデザイン特徴量取得部により取得した第2の色情報との差分を示す第3の色情報を求め、前記求めた第3の色情報に基づいて前記商品データベースから前記第3の色情報と同じ色情報を有する第2の商品を検索する請求項6に記載のコーディネート提案装置。
  8. 前記商品提示部は、前記商品受付部が受け付けた前記第1の商品の画像と、前記商品検索部が検索した前記第2の商品の画像とを同時に観察可能なコーディネート画像を生成するコーディネート画像生成部を含み、前記コーディネート画像生成部により生成した前記コーディネート画像を前記ユーザ端末に提示する請求項1から7のいずれか1項に記載のコーディネート提案装置。
  9. 前記商品データベースに登録される前記第1のデザイン特徴量は、前記第1の商品の画像の第1の色特徴量、第1の柄特徴量、第1の形特徴量、及び第1の質感特徴量のうちの少なくとも第1の色特徴量を含む2以上の特徴量である請求項1から8のいずれか1項に記載のコーディネート提案装置。
  10. 前記検索された第2の商品が複数存在する場合、検索された複数の第2の商品の画像を明度又は彩度に応じて整列させる画像整列部を有し、
    前記商品提示部は、前記画像整列部により整列された複数の第2の商品の画像を順次又は2以上同時に提示する請求項1から9のいずれか1項に記載のコーディネート提案装置。
  11. 前記検索された第2の商品が複数存在する場合、検索された複数の第2の商品の画像を、前記第2の商品のサイズと値段とを座標軸とする空間上に整列させる画像整列部を有し、
    前記商品提示部は、前記画像整列部により整列された複数の第2の商品の画像を提示する請求項1から9のいずれか1項に記載のコーディネート提案装置。
  12. 電子商取引される商品群に関する商品情報が登録された商品データベースであって、登録された商品毎に商品と当該商品の画像を解析して得られる第1のデザイン特徴量を含む商品情報とが関連付けられて登録された商品データベースと、予めコーディネートされた第1の商品及び第2の商品のそれぞれの画像を解析して得られた第2のデザイン特徴量と、前記コーディネートされた前記第1の商品及び前記第2の商品の全体の画像の特徴を表す感性語とが関連付けられて登録されたコーディネート用データベースとを使用して、コーディネートされた商品を提案するコーディネート提案方法であって、
    ユーザ端末からコーディネートを希望する第1の商品を受け付けるステップと、
    前記受け付けた前記第1の商品に基づいて該第1の商品の画像を解析して得られる第1のデザイン特徴量を取得するステップと、
    前記受け付けた前記第1の商品の画像の特徴を表す感性語を取得するステップと、
    前記取得した前記感性語に基づいて前記コーディネート用データベースから前記感性語に関連付けられて登録された第2のデザイン特徴量であって、前記取得した前記第1のデザイン特徴量を含み、かつ前記第1のデザイン特徴量よりも多くのデザイン特徴量を有する第2のデザイン特徴量を、前記コーディネート用データベースから取得するステップと、
    前記取得した前記第1のデザイン特徴量と前記取得した第2のデザイン特徴量との差分を示す第3のデザイン特徴量を求め、前記求めた第3のデザイン特徴量に基づいて前記商品データベースから前記第3のデザイン特徴量と同じデザイン特徴量である前記第1のデザイン特徴量を有する第2の商品を検索するステップと、
    前記検索した前記第2の商品を、前記ユーザ端末により受け付けた第1の商品に対してコーディネートされた第2の商品として前記ユーザ端末に提示するステップと、
    を含むコーディネート提案方法。
  13. 前記第1のデザイン特徴量は、前記第1の商品の画像の第1の色特徴量であり、前記第2のデザイン特徴量は、前記第1の商品及び前記第2の商品のそれぞれの画像の第2の色特徴量である請求項12に記載のコーディネート提案方法。
  14. 前記第1の色特徴量は、前記第1の商品の画像の色を代表する単色又は複数色に対応する第1の色情報であって、予め設定された色数を有する基本カラーパレットから選択された単色又は複数色の各色を示す第1の色情報であり、
    前記第2の色特徴量は、前記第1の商品及び前記第2の商品のそれぞれの画像の色を代表する複数色に対応する第2の色情報であって、前記基本カラーパレットから選択された複数色の各色を示す第2の色情報である請求項13に記載のコーディネート提案方法。
  15. 前記コーディネート用データベースには、前記複数色の色数毎に、前記感性語と前記第2の色情報とが関連付けて登録され、
    前記第2のデザイン特徴量を取得するステップは、前記取得した前記第1の色情報を含み、かつ前記第1の色情報よりも色数が大きい前記第2の色情報を前記コーディネート用データベースから取得する請求項14に記載のコーディネート提案方法。
  16. 前記商品を検索するステップは、前記取得した前記第1の色情報と前記取得した第2の色情報との差分を示す第3の色情報を求め、前記求めた第3の色情報に基づいて前記商品データベースから前記第3の色情報と同じ色情報を有する第2の商品を検索する請求項15に記載のコーディネート提案方法。
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