JP2016071595A - 集荷管理装置、集荷管理プログラムおよび集荷システム - Google Patents

集荷管理装置、集荷管理プログラムおよび集荷システム Download PDF

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Abstract

【課題】荷物の準備の完了を集荷当日の予定時刻まで待つことを許容する集荷管理を行えるようにすることを目的とする。【解決手段】集荷車両110は複数の荷積み場所130を巡回して荷物を集荷する。荷積み場所130の定点カメラ131は準備された荷物を撮影する。荷積み場所装置300は撮影された画像に基づいて荷物の準備量を算出する。集荷管理装置200は、荷物の準備量に基づいて予定時刻までに準備される荷物の見込み量を算出し、荷物の見込み量に基づいて集荷管理を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、巡回集荷を管理する技術に関するものである。
複数の部品工場から部品を製品工場へ運ぶ場合、及び、複数の製品工場から製品を製品倉庫へ運ぶ場合などにおいて、ミルクラン方式で集荷が行われている。
ミルクラン方式は、巡回しながら集荷を行う方式であり、巡回集荷とも呼ばれる。
ミルクラン方式では、送り主別のトラックが送り主の配送物を共通の送り先へ届ける必要は無く、共用のトラックが複数の送り主を経由して各送り主の発送物を共通の送り先へ届ける。つまり、ミルクラン方式を採用することにより、少ない台数のトラックで各送り主の発送物を共通の送り先へ届けることができるため、輸送費用を下げることができる。
しかし、ミルクラン方式による従来の集荷システムでは、集荷計画が集荷の当日に変更されることはなく、集荷計画が決定される日よりも前に荷物の準備が完了する必要がある。例えば、集荷計画が集荷の前日に決定される場合、荷物の準備は集荷の前々日に完了する必要がある。
そのため、ミルクラン方式による従来の集荷システムには、集荷の直前まで荷物の準備の完了を待つという融通性がなかった。
特開2004−83233号公報
本発明は、荷物の準備の完了を集荷当日の予定時刻まで待つことを許容する集荷管理を行えるようにすることを目的とする。
本発明の集荷管理装置は、
第一の荷積み場所で準備された荷物の量である第一の準備量を示す第一の準備量データと、前記第一の準備量の荷物の準備に要した第一の準備時間を示す第一の準備時間データとに基づいて、第一の予定時刻までに準備される見込みの荷物の量である第一の見込み量を算出する見込み量算出部を備える。
本発明によれば、予定時刻までに準備される荷物の見込み量を算出することができる。これにより、荷物の準備の完了を集荷当日の予定時刻まで待つことを許容する集荷管理を行うことができる。
実施の形態1における集荷システム100の概要図である。 実施の形態1における集荷管理装置200の機能構成図である。 実施の形態1における集荷スケジュールファイル291の一例を示す図である。 実施の形態1における作業時間ファイル292の一例を示す図である。 実施の形態1における集荷計画ファイル293の一例を示す図である。 実施の形態1における荷積み場所装置300の機能構成図である。 実施の形態1における携帯端末装置140の機能構成図である。 実施の形態1における集荷システム100の集荷管理方法(出発前処理)を示すフローチャートである。 実施の形態1における見込み量算出部210の見込み量算出処理(S110)を示すフローチャートである。 実施の形態1における荷物増加受付部250の荷物増加受付処理(S150)を示すフローチャートである。 実施の形態1における集荷システム100の集荷管理方法(出発後処理)を示すフローチャートである。 実施の形態1における出発前処理(S100)での集荷計画ファイル293の内容の遷移の一例を示す図である。 実施の形態1における出発後処理(S200)での集荷計画ファイル239の内容の遷移の一例を示す図である。 実施の形態1における集荷管理装置200のハードウェア構成図である。
実施の形態1.
荷物の準備の完了を集荷当日の予定時刻まで待つことを許容する集荷管理を行えるようにすることを目的とする。
図1は、実施の形態1における集荷システム100の概要図である。
実施の形態1における集荷システム100の概要について、図1に基づいて説明する。
集荷システム100は、集荷車両110が複数の荷積み場所130を巡回して荷物を集荷するシステムである。複数の荷積み場所130を巡回する集荷方式はミルクラン方式とも呼ばれる。
図1において、集荷車両110は集荷場所120を出発し、6つの荷積み場所130A〜130Fを巡回して荷物を集荷し、集荷場所120に戻ってくる。
例えば、荷積み場所130は部品を製造する部品工場であり、集荷場所120は部品を組み立てて製品を製造する製品工場である。
集荷場所120は集荷管理装置200を備え、荷積み場所130は定点カメラ131と荷積み場所装置300とを備え、集荷車両110の運転者は携帯端末装置140(作業者装置の一例)を備える。
定点カメラ131および荷積み場所装置300は荷積み場所130Aにだけ図示し、他の荷積み場所130B〜130Fの定点カメラ131および荷積み場所装置300は図示を省略している。
集荷管理装置200、荷積み場所装置300および携帯端末装置140は、ネットワーク109を介して通信を行う。
定点カメラ131は、荷積み場所130の倉庫139を撮影する。倉庫139は、準備された荷物が保管される場所である。死角をなくすために、倉庫139の複数個所に定点カメラ131を設けてもよい。
荷積み場所装置300は、荷積み場所130に設けられるコンピュータである。
例えば、荷積み場所装置300は、以下のような処理を行う。
荷積み場所装置300は、定点カメラ131によって撮影された画像を解析することによって、準備された荷物の量(以下、準備量という)を算出する。そして、荷積み場所装置300は、荷物の準備量を示す準備量データを集荷管理装置200に送信する。また、荷積み場所装置300は、集荷管理装置200から集荷計画ファイルを受信し、集荷計画ファイルが示す集荷計画を画面に表示する。集荷計画は、集荷車両110に積み込まれる荷物の予定量などを示す情報である。
集荷管理装置200は、集荷場所120に設けられるコンピュータである。
例えば、集荷管理装置200は、以下のような処理を行う。
集荷管理装置200は、荷積み場所130毎に荷積み場所装置300から準備量データを受信し、準備量データが示す荷物の準備量に基づいて予定時刻までに準備される見込みの荷物の量(以下、見込み量という)を算出する。そして、集荷管理装置200は、各荷積み場所130の荷物の見込み量に基づいて集荷計画ファイルを更新し、集荷計画ファイルを荷積み場所装置300および携帯端末装置140に通知する。
携帯端末装置140は、集荷車両110の運転者が使用するコンピュータ(例えば、スマートフォンまたはタブレット型コンピュータ)である。集荷車両110の運転者は、集荷車両110の荷台に荷物を積み込む作業者でもある。
例えば、携帯端末装置140は、以下のような処理を行う。
携帯端末装置140は、集荷管理装置200から集荷計画ファイルを受信し、集荷計画ファイルが示す集荷計画を画面に表示する。
図2は、実施の形態1における集荷管理装置200の機能構成図である。
実施の形態1における集荷管理装置200の機能構成について、図2に基づいて説明する。但し、集荷管理装置200の機能構成は、図2に示す機能構成と同一でなくても構わない。
集荷管理装置200は、見込み量算出部210と、集荷計画更新部220と、積載率算出部230と、集荷計画送信部240と、荷物増加受付部250と、到着受付部260と、集荷管理記憶部290とを備える。
集荷管理記憶部290(予定量データ記憶部の一例)は、集荷管理装置200が使用、生成または入出力するデータを記憶する。
例えば、集荷管理記憶部290は、荷積み場所130毎の準備量データ201を記憶する。また、集荷管理記憶部290は、集荷スケジュールファイル291、作業時間ファイル292、集荷計画ファイル293、積載量データ294および積載率データ295などを記憶する。
準備量データ201は、荷積み場所130で準備された荷物の量を示す。準備量データ201は、荷積み場所130の荷積み場所装置300から送信される。
集荷スケジュールファイル291は、集荷車両110の集荷スケジュールを示す。例えば、集荷スケジュールファイル291は、荷積み場所130毎に集荷車両110が到着する予定時刻、および、集荷車両110が出発する予定時刻を示す。集荷スケジュールファイル291は集荷前日までに生成される。
作業時間ファイル292は、荷積み場所130毎の作業時間を示す。作業時間ファイル292は予め生成される。例えば、作業時間ファイル292は集荷前日までに生成される。
集荷計画ファイル293(予定量データ、見込み量データの一例)は、荷積み場所130毎に集荷車両110に積み込まれる荷物の予定量を示す。集荷計画ファイル293は、集荷前日までに生成されて、集荷当日に更新される。
積載量データ294は、集荷車両110に積み込むことができる荷物の最大量(以下、積載量という)を示す。積載量データ294は予め生成される。例えば、積載量データ294は集荷前日までに生成される。
積載率データ295(空き容量データの一例)は、各荷積み場所130において予定量(見込み量)の荷物が積み込まれた場合の集荷車両110の積載率を示す。積載率は積載量に対する予定量の割合である。100(%)から積載率(%)を引いた値に積載量を乗算することによって集荷車両110の空き容量が得られる。積載率データ295は集荷当日に生成および更新される。
見込み量算出部210は、荷積み場所130毎に、準備量データ201が示す準備量と、作業時間ファイル292が示す作業時間とに基づいて、集荷スケジュールファイル291が示す予定時刻までに準備される荷物の見込み量を算出する。
集荷計画更新部220(予定量更新部の一例)は、荷積み場所130毎の荷物の見込み量に基づいて、集荷計画ファイル293を更新する。
積載率算出部230(空き容量特定部の一例)は、荷積み場所130毎の荷物の見込み量と積載量データ294とに基づいて集荷車両110の積載率を算出し、積載率データ295を生成または更新する。
集荷計画送信部240(空き容量データ送信部、見込み量データ送信部の一例)は、集荷計画ファイル293と積載率データ295とを荷積み場所装置300および携帯端末装置140に送信する。
荷物増加受付部250(増加量データ受信部の一例)は、集荷車両110の積載率に余裕がある場合に、荷物の増加を要求する荷物増加要求データ(増加量データの一例)を荷積み場所装置300から受け付ける。
到着受付部260は、集荷車両110が荷積み場所130に到着する毎に到着通知データを携帯端末装置140から受け付ける。
図3は、実施の形態1における集荷スケジュールファイル291の一例を示す図である。
実施の形態1における集荷スケジュールファイル291の一例について、図3に基づいて説明する。
集荷スケジュールファイル291は、荷積み場所名に対応付けて、巡回順序、到着予定時刻および出発予定時刻などの情報を含む。
巡回順序は、巡回順序の番号を示す。
荷積み場所名は、荷積み場所の名称を示す。荷積み場所名は荷積み場所を識別する識別子の一例である。
到着予定時刻は、集荷車両110が荷積み場所130に到着する予定時刻を示す。
出発予定時刻は、集荷車両110が荷積み場所130を出発する予定時刻を示す。
図4は、実施の形態1における作業時間ファイル292の一例を示す図である。
実施の形態1における作業時間ファイル292の一例について、図4に基づいて説明する。
作業時間ファイル292は、荷積み場所名に対応付けて、午前の作業時間の情報(作業開始時刻、作業終了時刻)と、午後の作業時間の情報(作業開始時刻、作業終了時刻)とを含む。
図5は、実施の形態1における集荷計画ファイル293の一例を示す図である。
実施の形態1における集荷計画ファイル293の一例について、図5に基づいて説明する。
集荷計画ファイル293は、荷積み場所名に対応付けて、荷物の予定量の情報を含む。
予定量は、荷積み場所130で荷積みされる予定の荷物の量(予定量)を示す。例えば、荷物の量の単位は立方メートル(m)である。
図6は、実施の形態1における荷積み場所装置300の機能構成図である。
実施の形態1における荷積み場所装置300の機能構成について、図6に基づいて説明する。但し、荷積み場所装置300の機能構成は、図6に示す機能構成と同一でなくても構わない。
荷積み場所装置300は、準備量算出部310と、準備量送信部320と、集荷計画受信部330と、集荷計画表示部340と、荷物増加要求部350と、荷積み場所記憶部390とを備える。
荷積み場所記憶部390は、荷積み場所装置300が使用、生成または入出力するデータを記憶する。
例えば、荷積み場所記憶部390は、監視画像データ301、準備量データ201、集荷計画ファイル293および積載率データ295などを記憶する。
監視画像データ301は、準備された荷物が保管される倉庫139を映した監視画像(場所画像の一例)の画像データである。監視画像データ301は定点カメラ131によって定期的に生成される。例えば、監視画像データ301は動画データである。
準備量算出部310は、監視画像データ301の監視画像を画像解析することによって荷物の準備量を算出し、準備量データ201を生成する。
準備量送信部320は、準備量データ201を集荷管理装置200に送信する。
集荷計画受信部330は、集荷管理装置200から集荷計画ファイル293および積載率データ295を受信する。
集荷計画表示部340(空き容量表示部の一例)は、集荷計画ファイル293が示す集荷計画と、積載率データ295が示す積載率と、を含む集荷計画画面を表示する。
荷物増加要求部350は、集荷車両110の積載率に余裕がある場合に、荷物の増加を要求する荷物増加要求データを集荷管理装置200に送信する。
図7は、実施の形態1における携帯端末装置140の機能構成図である。
実施の形態1における携帯端末装置140の機能構成について、図7に基づいて説明する。但し、携帯端末装置140の機能構成は、図7に示す機能構成と同一でなくても構わない。
携帯端末装置140は、到着通知部141と、集荷計画受信部142と、集荷計画表示部143と、携帯端末記憶部149とを備える。
携帯端末記憶部149は、携帯端末装置140が使用、生成または入出力するデータを記憶する。
例えば、携帯端末記憶部149は、集荷計画ファイル293および積載率データ295などを記憶する。
到着通知部141は、集荷車両110が荷積み場所130に到着する毎に到着通知データを集荷管理装置200に送信する。
集荷計画受信部142は、携帯端末装置140から集荷計画ファイル293および積載率データ295を受信する。
集荷計画表示部143は、集荷計画ファイル293が示す集荷計画と、積載率データ295が示す積載率と、を含む集荷計画画面を表示する。
図8は、実施の形態1における集荷システム100の集荷管理方法(出発前処理)を示すフローチャートである。
実施の形態1における集荷システム100の集荷管理方法は、集荷当日において集荷車両110が集荷場所120を出発する前に実行される出発前処理(S100)と、集荷車両110が集荷場所120を出発した後に実行される出発後処理(S200)とを含む。
実施の形態1における集荷システム100の集荷管理方法のうち、出発前処理(S100)について、図8に基づいて説明する。出発前処理(S100)はS110からS150を含む。但し、出発前処理(S100)は、図8に基づいて説明する処理と同一でなくても構わない。
S110において、集荷管理装置200の見込み量算出部210は、荷積み場所130毎に準備量データ201を要求する準備量要求データを生成し、荷積み場所130毎に準備量要求データを送信する。
そして、各荷積み場所130において、荷積み場所装置300の準備量算出部310は、準備量要求データを受信する。
その後、荷積み場所130毎に、以下の処理が行われる。
定点カメラ131は、倉庫139を撮影して、倉庫139を映した監視画像の画像データ(監視画像データ301)を生成する。
荷積み場所装置300の準備量算出部310は、監視画像データ301の監視画像を画像解析することによって、倉庫139に保管された荷物の量(準備量)を算出する。
そして、準備量送信部320は荷物の準備量を示す準備量データ201を生成し、準備量データ201を集荷管理装置200に送信する。
例えば、準備量算出部310は、以下のように荷物の準備量を算出する。
荷物が保管されていないときの倉庫139を映した参照画像の画像データ(参照画像データ)が荷積み場所記憶部390に予め記憶される。
準備量算出部310は、監視画像データ301の監視画像を参照画像データの参照画像と比較し、監視画像から参照画像と異なる差分領域を検出し、差分領域の体積を算出する。算出した体積は荷物の準備量を意味する。
集荷管理装置200の見込み量算出部210は、荷積み場所130毎に、荷積み場所装置300の準備量算出部310から準備量データ201を受信する。
見込み量算出部210は、最初に巡回される荷積み場所130を除いた残りの荷積み場所130毎に、準備量データ201が示す荷物の準備量に基づいて、予定時刻までに準備される荷物の見込み量を算出する。最初に巡回される荷積み場所130の荷物の見込み量は、準備量データ201が示す荷物の準備量と同じである。これは、最初の荷積み場所130の荷物の予定量がこの時点で確定されるためである。
そして、見込み量算出部210は、荷積み場所130毎に、荷物の見込み量を示す見込み量データを生成する。
S110の後、処理はS120に進む。
図9は、実施の形態1における見込み量算出部210の見込み量算出処理(S110)を示すフローチャートである。
実施の形態1における見込み量算出部210の見込み量算出処理(S110)について、図9に基づいて説明する。但し、見込み量算出部210の見込み量算出処理(S110)は、図9に基づいて説明する処理と同一でなくても構わない。
見込み量算出部210は、最初に巡回される荷積み場所130を除いた残りの荷積み場所130毎に、S111からS117を実行する。
S111において、見込み量算出部210は、一つ前に巡回される荷積み場所130に集荷車両110が到着する到着予定時刻を集荷スケジュールファイル291から選択する。選択した到着予定時刻は、荷物の予定量が確定する予定の時刻(確定予定時刻)を意味する。
図3の集荷スケジュールファイル291において、2番目に巡回される荷積み場所130Bの確定予定時刻は、1番目に巡回される荷積み場所130Aの到着予定時刻(12:00)である。
但し、確定予定時刻は、出発予定時刻、または、到着予定時刻から出発予定時刻までの間の時刻であっても構わない。
S111の後、処理はS112に進む。
S112において、見込み量算出部210は、荷積み場所130の午後の作業時間を示す情報を作業時間ファイル292から選択する。選択した情報が示す午後の作業時間は、準備された荷物の準備に要した準備時間(集荷前日の準備時間)を意味する。
図4の作業時間ファイル292において、荷積み場所130Bの集荷前日の準備時間は13:00から17:00の4時間である。
S112の後、処理はS113に進む。
S113において、見込み量算出部210は、荷積み場所130の午前の作業開始時刻を示す情報を作業時間ファイル292から選択する。選択した情報が示す午前の作業開始時刻は、集荷当日の作業開始時刻を意味する。
図4の作業時間ファイル292において、荷積み場所130Bの集荷当日の作業開始時刻は8:00である。
S113の後、処理はS114に進む。
S114において、見込み量算出部210は、準備量データ201が示す荷物の準備量を集荷前日の準備時間で除算することによって、単位時間当たりに準備される荷物の量(単位時間量)を算出する。
荷積み場所130Bについて荷物の準備量が2であり、集荷前日の準備時間が4時間であり、単位時間が1時間である場合、荷積み場所130Bの単位時間量が0.5である。
S114の後、処理はS115に進む。
S115において、見込み量算出部210は、集荷当日の作業開始時刻から確定予定時刻までの時間を算出する。算出した時間は、集荷当日の準備時間を意味する。
荷積み場所130Bについて集荷当日の作業開始時刻が8:00であり、確定予定時刻が12:00である場合、荷積み場所130Bの集荷当日の準備時間は4時間である。
S115の後、処理はS116に進む。
S116において、見込み量算出部210は、集荷当日の準備時間に単位時間量を乗算することによって、集荷当日の荷物の追加量を算出する。集荷当日の荷物の追加量は、確定予定時刻までに追加で準備される見込みの荷物の量を意味する。
荷積み場所130Bについて集荷当日の準備時間が4時間であり、単位時間量が0.5である場合、荷積み場所130Bの追加量は2である。
S116の後、処理はS117に進む。
S117において、見込み量算出部210は、準備量データ201が示す荷物の準備量に荷物の追加量を加算することによって、荷物の見込み量を算出する。但し、荷物の見込み量は、集荷計画ファイル293に示される荷物の予定量を超えないものとする。
荷積み場所130Bについて荷物の準備量が2であり、荷物の追加量が2であり、荷物の予定量が3である場合、荷積み場所130Bの荷物の見込み量は4ではなくて3である。
S117の後、1つの荷積み場所130についての見込み量算出処理(S110)が終了する。
図8に戻り、S120から説明を続ける。
S120において、集荷計画更新部220は、荷積み場所130毎に、集荷計画ファイル293が示す予定量を、見込み量データが示す見込み量に更新する。
例えば、集荷計画ファイル293が示す荷積み場所130Dの予定量が8であるとする。荷積み場所130Dの見込み量データが示す見込み量が6である場合、集荷計画更新部220は、集荷計画ファイル293が示す荷積み場所130Dの予定量を8から6に更新する。
S120の後、処理はS130に進む。
S130において、積載率算出部230は、集荷計画ファイル293と積載量データ294とに基づいて、積載率データ295を生成する。
例えば、積載率算出部230は、以下のように積載率データ295を生成する。
積載率算出部230は、集荷計画ファイル293が示す荷積み場所130毎の荷物の見込み量を合計して、見込み合計量を算出する。
そして、積載率算出部230は、積載量データ294が示す積載量に対する見込み合計量の割合を積載率として算出し、積載率を示す積載率データ295を生成する。
積載量が20であり、見込み合計量が18である場合、積載率は90パーセントである。この場合、空き容量は積載量の10パーセントに相当する2である。
S130の後、処理はS140に進む。
S140において、集荷計画送信部240は、集荷計画ファイル293と積載率データ295とを、各荷積み場所130の荷積み場所装置300および集荷車両110の携帯端末装置140に送信する。
各荷積み場所130の荷積み場所装置300において、集荷計画受信部330は、集荷計画ファイル293と積載率データ295とを受信する。そして、集荷計画表示部340は、集荷計画ファイル293が示す集荷計画と積載率データ295が示す積載率と含む集荷計画画面を生成し、集荷計画画面を表示する。
同様に、携帯端末装置140において、集荷計画受信部142は集荷計画ファイル293と積載率データ295とを受信し、集荷計画表示部143は集荷計画画面を表示する。
S140の後、処理はS150に進む。
S150において、荷物増加受付部250は、各荷積み場所130の荷積み場所装置300から荷物増加要求データを受け付ける。
S150の後、出発前処理(S100)は終了し、出発後処理(S200)が開始する。
図10は、実施の形態1における荷物増加受付部250の荷物増加受付処理(S150)を示すフローチャートである。
実施の形態1における荷物増加受付部250の荷物増加受付処理(S150)について、図10に基づいて説明する。但し、荷物増加受付部250の荷物増加受付処理(S150)は、図10に基づいて説明する処理と同一でなくても構わない。
S151において、各荷積み場所130の管理者は、荷積み場所装置300によって表示された集荷計画画面を参照し、集荷車両110の積載率に余裕が有るか確認する。
集荷車両110の積載率に余裕が有り、荷物を予定量よりも増加したい場合、管理者は増加したい荷物の量(増加量)を荷積み場所装置300に入力する。
そして、荷積み場所装置300の荷物増加要求部350は、荷物の増加量を示す情報を含む荷物増加要求データを生成し、荷物増加要求データを集荷管理装置200に送信する。
図10において、荷物増加要求データを送信した荷積み場所装置300が設けられた荷積み場所130を要求場所という。
集荷管理装置200の荷物増加受付部250は、要求待ち時間の間、待機する。そして、荷物増加受付部250は、要求待ち時間の間に到達した荷物増加要求データを受信する。要求待ち時間は予め定められた時間である。
S151の後、処理はS152に進む。なお、S151で荷物増加受付部250が荷物増加要求データを受信しなかった場合、荷物増加受付処理(S150)は終了する(図示省略)。
S152において、積載率算出部230は、集荷計画ファイル293と、荷物増加要求データと、積載量データ294とに基づいて、荷物が増加した場合の集荷車両110の積載率データ295を生成する。
例えば、積載率算出部230は、以下のように積載率データ295を生成する。
積載率算出部230は、集荷計画ファイル293が示す荷積み場所130毎の予定量を合計して予定合計量を算出する。
積載率算出部230は、荷物増加要求データが示す増加量を合計して増加合計量を算出する。
積載率算出部230は、予定合計量と増加合計量とを合計して総合計量を算出する。
そして、積載率算出部230は、積載量データ294が示す積載量に対する総合計量の割合を積載率として算出し、積載率を示す積載率データ295を生成する。
例えば、荷積み場所130Cの荷積み場所装置300および荷積み場所130Fの荷積み場所装置300から荷物増加要求データが受信されたものとする。
荷積み場所130Cの荷物の増加量は1であり、荷積み場所130Fの荷物の増加量は2である場合、増加合計量は3である。
増加合計量が3であり、予定合計量が18である場合、総合計量は21である。
総合計量が21であり、積載量が20である場合、積載率は105パーセントである。
S152の後、処理はS153に進む。
S153において、荷物増加受付部250は、荷物が増加した場合の積載率が100パーセント以下であるか判定する。
積載率が100パーセント以下である場合(YES)、処理はS157に進む。
積載率が100パーセントを超える場合(NO)、処理はS154に進む。
S154において、荷物増加受付部250は、複数の荷物増加要求データを受信したが判定する。
複数の荷物増加要求データを受信した場合(YES)、処理はS155に進む。
一つの荷物増加要求データを受信した場合(NO)、処理はS158に進む。
S155において、荷物増加受付部250は、1つ以上の要求場所から成る複数の組み合わせを生成する。
そして、積載率算出部230は、要求場所の組み合わせ毎に、荷物が増加した場合の積載率を算出する。積載率の算出方法はS152と同様である。
例えば、荷積み場所130Cおよび荷積み場所130Fが要求場所であるものとする。
この場合、要求場所の組み合わせは2つ生成され、第一の組み合わせに含まれる要求場所は荷積み場所130Cだけであり、第二の組み合わせに含まれる要求場所は荷積み場所130Fだけである。
第一の組み合わせにおいて、荷積み場所130Cが要求する荷物の増加量が1であり、予定合計量が18である場合、増加量と予定合計量とを合計した総合計量は19である。そして、総合計量が19であり、積載量が20である場合、第一の組み合わせにおける積載率は95パーセントである。
第二の組み合わせにおいて、荷積み場所130Fが要求する荷物の増加量が2であり、予定合計量が18である場合、増加量と予定合計量とを合計した総合計量は20である。そして、総合計量が20であり、積載量が20である場合、第二の組み合わせにおける積載率は100パーセントである。
S155の後、処理はS156に進む。
S156において、荷物増加受付部250は、要求場所の複数の組み合わせから、積載率が100パーセント以下の組み合わせを選択する。
そして、荷物増加受付部250は、積載率が100パーセント以下の組み合わせから、積載率が100パーセントに最も近い組み合わせを選択する。
例えば、第一の組み合わせにおける積載率が95パーセントであり、第二の組み合わせにおける積載率が100パーセントである場合、荷物増加受付部250は、第二の組み合わせを選択する。
S156の後、処理はS157に進む。
S157において、集荷計画更新部220は、選択された組み合わせに含まれる要求場所毎に、集荷計画ファイル293に示される予定量を、予定量と増加量とを合計した合計量に更新する。
例えば、第二の組み合わせが選択され、第二の組み合わせに含まれる要求場所が荷積み場所130Fだけであるものとする。集荷計画ファイル293に示される荷積み場所130Fの予定量が2であり、荷積み場所130Fが要求する荷物の増加量が2である場合、集荷計画更新部220は、集荷計画ファイル293に示される荷積み場所130Fの予定量を2から4に更新する。
S157の後、処理はS158に進む。
S158において、荷物増加受付部250は、要求場所毎に荷物増加応答データを生成し、要求場所毎に荷物増加応答データを送信する。荷物増加応答データは要求結果を含み、要求結果は荷物の増加を許可するか否かを示す。S158において、許可を示す要求結果を要求結果(許可)と記し、不許可を示す要求結果を要求結果(不可)と記す。
上記のS153で積載率が100パーセント以下であった場合、全ての荷物増加応答データが要求結果(許可)を含む。
上記のS154で荷物増加要求データが1つである場合、その荷物増加要求データに対する荷物増加応答データは要求結果(不可)を含む。
上記のS156で要求場所の組み合わせが選択された場合、選択された組み合わせに含まれる要求場所に対する荷物増加応答データは要求結果(許可)を含み、選択された組み合わせに含まれない要求場所に対する荷物増加応答データは要求結果(不可)を含む。
S158の後、荷物増加受付処理(S150)は終了する。
図11は、実施の形態1における集荷システム100の集荷管理方法(出発後処理)を示すフローチャートである。
実施の形態1における集荷システム100の集荷管理方法のうち、出発後処理(S200)について、図11に基づいて説明する。出発後処理(S200)はS210からS270を含む。但し、出発後処理(S200)は、図11に基づいて説明する処理と同一でなくても構わない。
S210において、集荷車両110が荷積み場所130に到着した場合、集荷車両110の運転者は、到着した荷積み場所130の名称(荷積み場所名)を携帯端末装置140に入力する。
携帯端末装置140の到着通知部141は、入力された荷積み場所名を含む到着通知データを生成し、到着通知データを集荷管理装置200に送信する。
集荷管理装置200の到着受付部260は、到着通知データを受信する。
S210の後、処理はS220に進む。
S220において、到着受付部260は、到着通知データに含まれる荷積み場所名と同じ名称に対応付けられた巡回順序を集荷スケジュールファイル291から選択する。
そして、到着受付部260は、選択した巡回順序に基づいて、集荷車両110が到着した荷積み場所130(到着場所)が最後に巡回される荷積み場所(最後の荷積み場所)であるか判定する。巡回順序が最も大きい番号を示す場合、到着場所は最後の荷積み場所である。
到着場所が最後の荷積み場所である場合(YES)、集荷管理方法の出発後処理(S200)は終了する。
到着場所が最後の荷積み場所でない場合(NO)、処理はS230に進む。
S230において、見込み量算出部210は、到着場所よりも後に巡回される荷積み場所130毎に、荷物の見込み量を算出する。荷物の見込み量を算出する方法はS110(図8参照)と同様である。
但し、S113およびS115(図9参照)において、集荷当日の作業開始時刻は、集荷車両110が到着場所の一つ前の荷積み場所130に到着したときの時刻(前回の到着時刻)に置き換わる。例えば、前回の到着時刻は、到着受付部260が前回の到着通知データを受信したときの時刻である。また、S115(図9参照)において、集荷当日の準備時間は、前回の到着時刻から確定予定時刻までの時間を意味する。
また、到着場所の次に巡回される荷積み場所130の荷物の見込み量は、その荷積み場所130の準備量データ201が示す荷物の準備量と同じである。これは、集荷車両110が到着場所に到着した時点で、到着場所の次の荷積み場所130の荷物の予定量が確定するためである。
S230の後、処理はS240に進む。
S240において、集荷計画更新部220は、残りの荷積み場所130(S230参照)のそれぞれの荷物の見込み量に基づいて、集荷計画ファイル293を更新する。処理内容はS120(図8参照)と同様である。
S240の後、処理はS250に進む。
S250において、積載率算出部230は、集荷計画ファイル293に基づいて、集荷車両110の積載率を算出する。処理内容はS130(図8参照)と同様である。
S250の後、処理はS260に進む。
S260において、集荷計画送信部240は、集荷計画ファイル293と積載率データ295とを、荷積み場所130毎の荷積み場所装置300および集荷車両110の携帯端末装置140に送信する。処理内容はS140(図8参照)と同様である。
携帯端末装置140に表示される集荷計画画面が次の荷積み場所130の荷物の予定量がゼロであることを示す場合、集荷車両110の運転者は、次の荷積み場所130に向かわずに、さらにその次の荷積み場所130に向かってもよい。
S260の後、処理は270に進む。
S270において、荷物増加受付部250は荷物増加要求データを受け付ける。処理内容はS150(図8参照)と同様である。但し、既に巡回された荷積み場所130の荷物の増加は許可されない。
S270の後、出発後処理(S200)は終了する。
図12は、実施の形態1における出発前処理(S100)での集荷計画ファイル293の内容の遷移の一例を示す図である。
実施の形態1における出発前処理(S100)での集荷計画ファイル293の内容の遷移の一例について、図12に基づいて説明する。
集荷計画ファイル293は、各荷積み場所130の荷物の予定量を示すファイルである。
4×5のマス目は集荷車両110の荷台を表している。この集荷車両110の積載量は20である。
マス目に記されたアルファベットは、荷積み場所130の識別子を示している。
アルファベットが記された白地のマス目は、既に準備された荷物の量を表している。アルファベットが記されていない白地のマス目は、集荷車両110の荷台の空き領域を意味する。
網掛けのマス目は、まだ準備されていないが予定時刻までに準備される見込みの荷物の量を表している。黒地のマス目は、積まれる予定ではあったが予定時刻までに準備される見込みがない荷物の量を表している。
荷積み場所装置300および携帯端末装置140に表示される集荷計画画面は、例えば、図12に示すような4×5のマス目を表示する画面である。
(1)において、荷積み場所130Aの荷物の予定量は4であり、荷積み場所130Bの荷物の予定量は3であり、荷積み場所130Cの荷物の予定量は1である。
また、荷積み場所130Dの荷物の予定量は8であり、荷積み場所130Eの荷物の予定量は2であり、荷積み場所130Fの荷物の予定量は2である。
各荷積み場所130の荷物の予定量を示す情報は、集荷計画ファイル293に含まれる。
(2)において、荷積み場所130Aでは、予定の4つの荷物が準備された。
荷積み場所130Bでは、予定の3つの荷物のうちの2つが準備されて、残りの1つは予定時刻までに準備される見込みである。
荷積み場所130Cでは、予定時刻までに予定の1つの荷物が準備される見込みである。
荷積み場所130Dでは、予定の8つの荷物のうちの4つが準備されて、2つが予定時刻までに準備される見込みであり、残りの2つは予定時刻までに準備される見込みがない。
荷積み場所130Eでは、予定の2つの荷物のうちの1つが準備されて、残りの1つは予定時刻までに準備される見込みである。
荷積み場所130Fでは、予定の2つの荷物が準備された。
上記の通り、荷積み場所130Dでは、予定の8つの荷物のうちの2つは予定時刻までに準備される見込みがない。そのため、荷積み場所130Dの荷物の予定量は8から6に更新される。その結果、荷物2つ分の空き容量が生じる。
(3)において、荷積み場所130Cの荷積み場所装置300は1つの荷物の増加を要求し、荷積み場所130Fの荷積み場所装置300は2つの荷物の増加を要求した。
荷積み場所130Cの1つの荷物の増加と荷積み場所130Fの2つの荷物の増加との両方が許可された場合、集荷車両110の積載率は105パーセントになる。
荷積み場所130Cの1つの荷物の増加だけが許可された場合、集荷車両110の積載率は95パーセントになる。
荷積み場所130Fの2つの荷物の増加だけが許可された場合、集荷車両110の積載率は100パーセントになる。
したがって、荷積み場所130Fの2つの荷物の増加だけが許可される。
(4)において、荷積み場所130Fの2つの荷物の増加が許可されて、荷積み場所130Fの荷物の予定量は2から4に更新される。
図13は、実施の形態1における出発後処理(S200)での集荷計画ファイル239の内容の遷移の一例を示す図である。
実施の形態1における出発後処理(S200)での集荷計画ファイル293の内容の遷移の一例について、図13に基づいて説明する。
4×5のマス目の表記の意味は、図12と同様である。
図13の(4)は、図12の(4)と同じである。
(5)において、荷積み場所130Bの一つ前に巡回される荷積み場所130Aに集荷車両110が到着した。このとき、荷積み場所130Bの荷物の予定量は確定する。
しかし、荷積み場所130Bで準備される見込みであった1つの荷物は準備されていない。
そのため、荷積み場所130Bの荷物の予定量は3から2に更新される。その結果、荷物1つ分の空き容量が生じる。
(6)において、荷積み場所130Cの荷積み場所装置300は1つの荷物の増加を要求し、荷積み場所130Fの荷積み場所装置300は2つの荷物の増加を要求した。
荷積み場所130Cの1つの荷物の増加と荷積み場所130Fの2つの荷物の増加との両方が許可された場合、集荷車両110の積載率は110パーセントになる。
荷積み場所130Cの1つの荷物の増加だけが許可された場合、集荷車両110の積載率は100パーセントになる。
荷積み場所130Fの2つの荷物の増加だけが許可された場合、集荷車両110の積載率は105パーセントになる。
したがって、荷積み場所130Cの1つの荷物の増加だけが許可される。
(7)において、荷積み場所130Cの1つの荷物の増加が許可されて、荷積み場所130Cの荷物の予定量は1から2に更新される。
図14は、実施の形態1における集荷管理装置200のハードウェア構成図である。
実施の形態1における集荷管理装置200のハードウェア構成について、図14に基づいて説明する。但し、集荷管理装置200のハードウェア構成は図14に示す構成と同一でなくても構わない。
集荷管理装置200は、演算装置901、補助記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904および入出力装置905を備えるコンピュータである。
演算装置901、補助記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904および入出力装置905はバス909に接続している。
演算装置901は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)である。
補助記憶装置902は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリまたはハードディスク装置である。
主記憶装置903は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。
通信装置904は、有線または無線でインターネット、LAN(ローカルエリアネットワーク)、電話回線網またはその他のネットワークを介して通信を行う。
入出力装置905は、例えば、マウス、キーボード、ディスプレイ装置である。
プログラムは、補助記憶装置902に記憶されている。
例えば、オペレーティングシステム(OS)が補助記憶装置902に記憶される。また、「〜部」として説明している機能を実現するプログラムが補助記憶装置902に記憶される。
プログラムは、補助記憶装置902に記憶されており、主記憶装置903にロードされ、演算装置901に読み込まれ、演算装置901によって実行される。
「〜の判断」、「〜の判定」、「〜の抽出」、「〜の検知」、「〜の設定」、「〜の登録」、「〜の選択」、「〜の生成」、「〜の入力」、「〜の出力」等の処理の結果を示す情報、データ、ファイル、信号値または変数値が主記憶装置903または補助記憶装置902に記憶される。
荷積み場所装置300および携帯端末装置140のハードウェア構成も集荷管理装置200のハードウェア構成と同様である。
実施の形態1において、集荷システム100は以下のような構成であっても構わない。
荷積み場所130の荷物の準備量は、荷積み場所装置300ではなくて、集荷管理装置200が算出しても構わない。この場合、荷積み場所装置300は監視画像データ301を集荷管理装置200に送信する監視画像送信部を備える。また、集荷管理装置200は、監視画像データ301を受信して、監視画像データ301に基づいて荷積み場所130の荷物の準備量を算出する準備量算出部を備える。
集荷管理装置200は、積載率データ295を荷積み場所装置300に送信し、集荷計画ファイル293を携帯端末装置140に送信しても構わない。また、集荷管理装置200は、荷積み場所装置300と携帯端末装置140との少なくともいずれかに、その他の情報を示すデータを送信しても構わない。送信されたデータが示す情報は荷積み場所装置300の画面または携帯端末装置140の画面に表示される。例えば、集荷管理装置200は、集荷車両110の空き容量、荷積み場所130の充足率などの情報を示すデータを送信しても構わない。空き容量は積載量から予定合計量を差し引いた量である。充足率は予定量に対する見込み量の割合である。
実施の形態1により、例えば、以下のような効果を奏する。
各荷積み場所130において、荷物の準備は集荷当日の予定時刻までに完了すればよい。
いずれかの荷積み場所130において集荷当日の予定時刻までに荷物の準備が完了する見込みがない場合、他の荷積み場所130から荷物の増加要求を受け付けることができる。
次の荷積み場所130で一つの荷物も準備される見込みがない場合、集荷車両110の運転者は、次の荷積み場所130に向かわずに、さらにその次の荷積み場所130に向かうことができる。
以上の結果として、巡回集荷を効率良く行うことができる。
実施の形態1は、集荷システム100の形態の一例である。
つまり、集荷システム100は、実施の形態1で説明した構成要素の一部を備えなくても構わない。また、集荷システム100は、実施の形態1で説明していない構成要素を備えても構わない。
実施の形態1においてフローチャート等を用いて説明した処理手順は、実施の形態1に係る方法およびプログラムの処理手順の一例である。実施の形態1に係る方法およびプログラムは、実施の形態1で説明した処理手順と一部異なる処理手順で実現されても構わない。
実施の形態1において「〜部」は「〜処理」「〜工程」「〜プログラム」「〜装置」と読み替えることができる。
100 集荷システム、110 集荷車両、120 集荷場所、130 荷積み場所、131 定点カメラ、139 倉庫、140 携帯端末装置、141 到着通知部、142 集荷計画受信部、143 集荷計画表示部、149 携帯端末記憶部、200 集荷管理装置、201 準備量データ、210 見込み量算出部、220 集荷計画更新部、230 積載率算出部、240 集荷計画送信部、250 荷物増加受付部、260 到着受付部、290 集荷管理記憶部、291 集荷スケジュールファイル、292 作業時間ファイル、293 集荷計画ファイル、294 積載量データ、295 積載率データ、300 荷積み場所装置、301 監視画像データ、310 準備量算出部、320 準備量送信部、330 集荷計画受信部、340 集荷計画表示部、350 荷物増加要求部、390 荷積み場所記憶部、901 演算装置、902 補助記憶装置、903 主記憶装置、904 通信装置、905 入出力装置、909 バス。

Claims (16)

  1. 第一の荷積み場所で準備された荷物の量である第一の準備量を示す第一の準備量データと、前記第一の準備量の荷物の準備に要した第一の準備時間を示す第一の準備時間データとに基づいて、第一の予定時刻までに準備される見込みの荷物の量である第一の見込み量を算出する見込み量算出部を備える
    ことを特徴とする集荷管理装置。
  2. 前記見込み量算出部は、前記第一の準備量と前記第一の準備時間とに基づいて単位時間当たりに準備される荷物の量である第一の単位時間量を算出し、前記第一の単位時間量に基づいて前記第一の予定時刻までに追加される見込みの荷物の量である第一の追加量を算出し、前記第一の準備量と前記第一の追加量とに基づいて前記第一の見込み量を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の集荷管理装置。
  3. 前記第一の荷積み場所で荷積みされる予定の荷物の量である第一の予定量を示す第一の予定量データを記憶する予定量データ記憶部と、
    前記第一の予定量データが示す第一の予定量を前記第一の見込み量に更新する予定量更新部と
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集荷管理装置。
  4. 前記予定量データ記憶部は、前記第一の荷積み場所を含む複数の荷積み場所のそれぞれの予定量データを記憶し、
    前記集荷管理装置は、
    前記複数の荷積み場所のそれぞれの予定量データと、前記複数の荷積み場所を巡回する集荷車両の積載量を示す積載量データとに基づいて、前記集荷車両の空き容量を特定する情報を示す空き容量データを生成する空き容量データ生成部を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の集荷管理装置。
  5. 前記空き容量データ生成部によって生成された空き容量データを、前記複数の荷積み場所のそれぞれに設けられる荷積み場所装置に送信する空き容量データ送信部を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の集荷管理装置。
  6. 前記集荷管理装置は、
    第二の荷積み場所で増加したい荷物の量である第二の増加量を示す第二の増加量データを受信する増加量データ受信部を備え、
    前記予定量更新部は、前記第二の増加量データが示す第二の増加量が前記空き容量以下である場合、前記第二の荷積み場所の予定量データが示す第二の予定量を、前記第二の予定量に前記第二の増加量を足した量に更新する
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の集荷管理装置。
  7. 前記集荷管理装置は、
    第二の荷積み場所で増加したい荷物の量として前記空き容量以下の第二の増加量を示す第二の増加量データを受信し、第三の荷積み場所で増加したい荷物の量として前記空き容量以下の第三の増加量を示す第三の増加量データを受信する増加量データ受信部を備え、
    前記予定量更新部は、前記第二の増加量データが示す第二の増加量が前記第三の増加量データが示す第三の増加量よりも前記空き容量に近い場合、前記第二の荷積み場所の予定量データが示す第二の予定量を、前記第二の予定量に前記第二の増加量を足した量に更新する
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の集荷管理装置。
  8. 前記見込み量算出部は、前記第一の荷積み場所を含む複数の荷積み場所を巡回する集荷車両が前記第一の荷積み場所よりも前に巡回する荷積み場所に到着する毎に、前記第一の見込み量を更新する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集荷管理装置。
  9. 前記第一の荷積み場所で荷積みされる予定の荷物の量である第一の予定量を示す第一の予定量データを記憶する予定量データ記憶部と、
    前記第一の見込み量が更新される毎に、前記第一の予定量データが示す第一の予定量を、更新後の第一の見込み量に更新する予定量更新部と
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の集荷管理装置。
  10. 前記第一の荷積み場所へ向かう作業者が使用する作業者装置に、前記第一の見込み量を示す見込み量データを送信する見込み量データ送信部を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の集荷管理装置。
  11. 前記第一の予定時刻は、前記第一の荷積み場所を含む複数の荷積み場所を巡回する集荷車両が前記第一の荷積み場所の一つ前に巡回する荷積み場所にいる予定の時刻である
    ことを特徴とする請求項1に記載の集荷管理装置。
  12. 第一の荷積み場所で準備された荷物の量である第一の準備量を示す第一の準備量データと、前記第一の準備量の荷物の準備に要した第一の準備時間を示す第一の準備時間データとに基づいて、第一の予定時刻までに準備される見込みの荷物の量である第一の見込み量を算出する見込み量算出処理
    をコンピュータに実行させるための集荷管理プログラム。
  13. 集荷管理装置と、第一の荷積み場所に設けられる第一の荷積み場所装置と、前記第一の荷積み場所に設けられる第一の撮影装置とを備え、
    前記第一の荷積み場所装置は、
    前記第一の撮影装置によって前記第一の荷積み場所を撮影した第一の場所画像を解析することによって、前記第一の荷積み場所で準備された荷物の量である第一の準備量を算出する準備量算出部と、
    前記準備量算出部によって算出された第一の準備量を示す第一の準備量データを前記集荷管理装置に送信する準備量送信部と
    を備えることを特徴とする集荷システム。
  14. 前記集荷管理装置は、
    前記第一の荷積み場所で荷積みされる予定の荷物の量である第一の予定量を示す第一の予定量データを記憶する予定量データ記憶部と、
    前記準備量算出部によって算出された第一の準備量と、前記第一の準備量の荷物の準備に要した第一の準備時間とに基づいて、第一の予定時刻までに準備される見込みの荷物の量である第一の見込み量を算出する見込み量算出部と、
    前記第一の予定量データが示す第一の予定量を、前記見込み量算出部によって算出された第一の見込み量に更新する予定量更新部と
    を備えることを特徴とする請求項13に記載の集荷システム。
  15. 前記予定量データ記憶部は、前記第一の荷積み場所を含む複数の荷積み場所のそれぞれの予定量データを記憶し、
    前記集荷管理装置は、
    前記複数の荷積み場所のそれぞれの予定量データと、前記複数の荷積み場所を巡回する集荷車両の積載量を示す積載量データとに基づいて、前記集荷車両の空き容量を特定する情報を示す空き容量データを生成する空き容量データ生成部
    を備えることを特徴とする請求項14に記載の集荷システム。
  16. 前記集荷管理装置は、
    前記空き容量データ生成部によって生成された空き容量データを送信する空き容量データ送信部を備え、
    前記第一の荷積み場所装置は、
    前記空き容量データを受信し、前記空き容量を特定する情報を含む画面を表示する空き容量表示部を備える
    ことを特徴とする請求項15に記載の集荷システム。
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