JP2016071518A - デバイス制御プログラム、インストールプログラム、記録媒体、インストール方法、及び情報処理装置 - Google Patents

デバイス制御プログラム、インストールプログラム、記録媒体、インストール方法、及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】デバイスが有する特定の機能を制御するためのドライバを容易にインストールすることができるようにする。
【解決手段】デバイスが接続された情報処理装置からそのデバイスが有する複数の機能のうち特定の機能を制御するための特定制御プログラムを、情報処理装置にインストールする。具体的に、上記特定の機能とは異なる機能を制御するための規定の処理を行いながら特定制御プログラムのインストール指示を受け付け、インストール指示が受け付けられた場合、特定制御プログラムのインストールに必要なインストールプログラムを起動させる。その際、特定の機能とは異なる機能の制御時にデバイスとのデータ送受に用いられる特定ポートを示すポート情報をインストールプログラムへ通知することにより、特定制御プログラムによる特定の機能の制御時のポートとして特定ポートを設定させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、接続されたデバイスを制御可能な情報処理装置、情報処理装置に接続されたデバイスを制御するためのデバイス制御プログラムとそのデバイス制御プログラムが記録された記録媒体、デバイスが有する特定の機能を制御するプログラムをインストールするためのインストールプログラムとインストール方法、に関する。
パーソナルコンピュータ(以下「PC」と略称する)やサーバなどの各種の情報処理装置から、プリンタやスキャナなどの各種のデバイスが有する機能を制御するためには、通常、情報処理装置にデバイスドライバ(以下「ドライバ」と略称する)をインストールする必要がある。例えばプリンタ機能、スキャナ機能、PC−FAX機能などの複数の機能を有するデバイスを制御する場合は、各機能を使用するためには機能毎にドライバをインストールする必要がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−235721号公報
情報処理装置にドライバをインストールする方法としては、例えば、プラグアンドプレイによる方法と、インストーラを用いる方法がある。
プラグアンドプレイによるインストール方法を用いると、デバイスが有する複数の機能の全てについて対応するドライバがそれぞれ自動でインストールされる。そのため、必要な機能のドライバのみインストールしたいというニーズに対応することが困難である。
一方、インストーラを用いるインストール方法によれば、上記ニーズには対応可能である。しかし、特定の機能のドライバをインストーラを用いてインストールする場合、ドライバの種類によっては(即ち機能の種類によっては)ポートの設定方法が複雑になり、その分、ドライバの構成が複雑化する。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、デバイスが有する特定の機能を制御するためのドライバを容易にインストールすることができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、プログラムに従った処理を実行する制御部を備える情報処理装置から、その情報処理装置に接続されたデバイスが有する複数の機能のうち第1の機能を制御するための、制御部が実行可能なデバイス制御プログラムである。本発明のデバイス制御プログラムは、制御部に実行させるための処理として、指示受付処理と、インストール起動処理と、ポート情報通知処理とを有する。
指示受付処理は、第1の機能を制御するための規定の処理を行いながら、デバイスが有する複数の機能のうち第1の機能とは異なる第2の機能を制御するためのプログラムである特定制御プログラムのインストール指示を受け付ける。インストール起動処理は、指示受付処理により特定制御プログラムのインストール指示が受け付けられた場合に、特定制御プログラムのインストールに必要なインストールプログラムを起動させる。ポート情報通知処理は、第1の機能の制御時にデバイスとのデータ送受に用いるポートとして設定されている特定ポートを示すポート情報を、インストール起動処理により起動されるインストールプログラムへ通知することにより、特定制御プログラムによる第2の機能の制御時のポートとして特定ポートを設定させる。
上記構成のデバイス制御プログラムは、基本的には、デバイスが有する複数機能のうち第1の機能を制御するためのプログラムであるが、第2の機能を制御するための特定制御プログラムのインストール指示を受け付け可能である。そして、特定制御プログラムのインストール指示を受け付けた場合、インストールプログラムを起動させる。インストールプログラムを起動させることで、特定制御プログラムをインストールさせることができる。その際、インストールプログラムに対し、第1の機能の制御時に用いるポートに関するポート情報を通知する。このポート情報は、特定制御プログラムに対し、デバイス制御プログラムが第1の機能の制御時に用いる特定ポートと同じポートを、特定制御プログラムによる第2の機能の制御時にも使用させるための通知である。この通知により、インストールプログラムは、特定制御プログラムをインストールする過程で、第2の機能の制御時に使用するポートを容易に設定(即ち通知された特定ポートに設定)することができる。
従って、上記構成のデバイス制御プログラムによれば、デバイスが有する第2の機能を制御するための特定制御プログラムを容易にインストールすることができる。
情報処理装置が表示部を備えている場合、デバイス制御プログラムは、制御部に実行させる処理として設定画面表示処理を有していてもよい。設定画面表示処理は、第1の機能の制御に必要なパラメータの設定入力を受け付け可能な画面であって特定制御プログラムのインストールの要否を選択させるための選択画像が表示された画面である設定画面を表示部に表示させる処理である。そして、指示受付処理では、設定画面表示処理により表示された設定画面内の選択画像に対して特定制御プログラムのインストールを要求する操作がなされた場合に、特定制御プログラムのインストール指示を受け付けるようにしてもよい。
このように構成されたデバイス制御プログラムが実行されると、第1の機能の制御用の設定画面内に選択画像が表示される。そして、その選択画像に対してインストールの要求操作がなされたら、インストール指示を受け付ける。そのため、インストール指示の受け付けを簡素な構成で実現でき、ユーザ側も簡単な操作でインストールを指示することができる。
情報処理装置が記憶部を備え、その記憶部にインストールプログラムが記憶されている場合、インストール起動処理では、記憶部に記憶されているインストールプログラムを起動させるようにしてもよい。
このように構成されたデバイス制御プログラムによれば、インストール指示があった場合に、インストールプログラムを容易、迅速、且つ確実に起動させることができ、ひいては特定制御プログラムを容易、迅速且つ確実にインストールさせることができる。
情報処理装置が、サーバとデータ通信可能な通信部を備え、サーバにインストールプログラムが記憶されている場合は、インストール起動処理では、通信部を介してサーバからインストールプログラムをダウンロードし、そのダウンロードしたインストールプログラムを起動させるようにしてもよい。このようにすることで、情報処理装置内のメモリの容量を低減することができる。
制御部に実行させる処理として、実行能力情報通知処理を有していてもよい。実行能力情報とは、デバイスにおける第2の機能の実行能力を示す情報であり、実行能力情報通知処理は、インストール起動処理により起動されるインストールプログラムへ実行能力情報を通知することによって、特定制御プログラムのインストール時に特定制御プログラムに実行能力情報を反映させるための処理である。
つまり、インストールプログラムを起動させる際、ポート情報に加えて、実行能力情報も通知する。このようにすることで、特定制御プログラムを、第2の機能を制御する際に第2の機能の実行能力を加味した適切な制御を実行可能なプログラムとしてインストールさせることができる。特定制御プログラムを提供するベンダ側としては、特定制御プログラムとして、デバイスの機種に依存しない汎用の特定制御プログラムを用意すれば済むようになり、特定制御プログラムの開発負担が軽減される。
第1の機能は、情報処理装置から受信した画像データに基づく画像を印刷媒体へ印刷する印刷機能であってもよい。一方、第2の機能は、特定ファクシミリ機能であってもよい。特定ファクシミリ機能は、情報処理装置から受信した送信データをファクシミリ回線を通じて送信先へファクシミリ送信する送信機能、及びファクシミリ回線を通じてファクシミリ受信した受信データを情報処理装置へ送信する受信機能のうち少なくとも一方を有する機能である。
このように構成されたデバイス制御プログラムによれば、印刷機能の制御時における規定の処理の際に、特定ファクシミリ機能を利用するための特定制御プログラムのインストールを指示することができる。また、印刷機能制御時に用いられる特定ポートが、特定ファクシミリ機能の制御用のポートとして自動的に設定されることになる。そのため、特定ファクシミリ機能を利用するための特定制御プログラムを、必要に応じて容易にインストールさせることができる。
上記課題を解決するためになされた第2の発明は、プログラムに従った処理を実行する制御部を備える情報処理装置において、制御部が実行可能なインストールプログラムである。このインストールプログラムは、情報処理装置に接続されたデバイスが有する複数の機能のうち特定の機能を制御するために制御部が実行可能な特定制御プログラムを、情報処理装置にインストールするためのプログラムである。
そして、インストールプログラムは、制御部に実行させる処理として、ポート情報取得処理と、インストール処理と、ポート設定処理とを有する。ポート情報取得処理は、上記特定の機能とは異なる機能を制御するための他のプログラムが実行されることによって通知される、そのプログラムの制御対象の機能の制御時にデバイスとのデータ送受に用いられるポートとして設定されている特定ポートを示すポート情報を取得する処理である。インストール処理は、特定制御プログラムをインストールする処理である。ポート設定処理は、特定制御プログラムに対し、上記特定の機能を制御する際にデバイスとのデータ送受に用いるポートとして、ポート情報取得処理により取得されたポート情報が示す特定ポートを設定する処理である。
このように構成されたインストールプログラムによれば、特定制御プログラムをインストールする際、他のプログラムから通知されるポート情報を取得して、そのポート情報が示す特定ポート(他の機能で用いられるポート)を、特定の機能の制御時に用いるポートとして設定する。
そのため、特定制御プログラムをインストールする過程で、特定の機能の制御時に使用するポートを容易に設定(即ち通知された特定ポートに設定)することができ、特定の機能を制御するための特定制御プログラムを容易にインストールすることができる。
実施形態の情報処理システムの概略構成を示す説明図である。 HDDにおける、OS、各ドライバ、インストーラの位置づけを説明するための説明図である。 PC−FAXドライバのインストールの流れを示す説明図である。 プリンタプリントキューUI及び経過表示画面を示す説明図である。 プリンタドライバUIを示す説明図である。 プリンタドライバによるインストーラ起動処理を示すフローチャートである。 PC−FAXドライバインストーラによるインストール処理を示すフローチャートである。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
(1)情報処理システム1の構成
図1に示すように、本実施形態の情報処理システム1は、PC3と、MFP(Multifunction Peripheral:多機能周辺装置の略称)5とを備えている。PC3とMFP5は、ネットワーク10を通して相互にデータ通信可能に接続されている。ネットワーク10は、本実施形態では有線LANであるが、これは一例であり、他の種類のネットワークであってもよい。
PC3とMFP5は、インターネット9に接続可能であり、インターネット9を通してサーバ7に接続可能である。そのため、PC3は、インターネット9を通してサーバ7から必要な情報をダウンロードしたり、逆にインターネット9を通してサーバ7へ情報をアップロードしたりすることができる。
(2)PC3の構成
PC3は、CPU11、ROM12、RAM13、HDD(ハードディスクドライブ)14、外部入出力部15、ネットワークI/F(インタフェース)16、表示部17、入力部18などを備えている。
CPU11は、ROM12やHDD14に記憶されているプログラムを実行することによってPC3の各部を制御する。また、CPU11は、外部入出力部15に挿入された記憶媒体(例えばCD−ROM)からプログラムやデータを読み込んで実行することも可能である。ROM12には、CPU11によって実行される各種プログラムやデータ等が記憶されている。RAM13は、CPU11が各種処理を実行するための主記憶装置として用いられる。ネットワークI/F16は、ネットワーク10を通して外部機器と各種データ通信を行うための通信モジュールである。表示部17は、液晶ディスプレイなどの表示デバイスにより構成される。入力部18は、ユーザにより操作されるマウスやキーボード等(図示略)により構成される。
(3)MFP5の構成
MFP5は、原稿の画像を読み取るスキャナ機能、記録用紙やOHPシート等の被記録媒体に画像を形成(印刷)するプリンタ機能、ファクシミリデータの送受信を行うファクシミリ機能などの複数の機能を備えた多機能周辺装置である。
MFP5は、CPU21、ROM22、RAM23、NVRAM24、ネットワークI/F25、表示部26、入力部27、印刷部28、スキャナ部29、通信回線I/F30などを備えている。
CPU21は、ROM22やNVRAM24に記憶されている各種プログラムに従ってMFP5内の各部の制御を実行する。RAM23は、各種の情報を記憶するワークエリアや画像データを記憶するメインメモリ等として利用される。NVRAM(Non Volatile RAMの略称)24は、記憶内容を電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであり、ファームウェアや各種設定値、各種プログラム、各種データ等が記憶される。
表示部26は、液晶ディスプレイやLEDなどの各種の表示装置を備えている。入力部27は、タッチパネルや各種操作ボタン等を備え、使用者による操作入力を受け付ける。
印刷部28は、印刷用紙等の印刷媒体に画像を形成し、印刷する。この印刷部28によりプリンタ機能が実現される。印刷部28は、PC3からネットワーク10経由で受信した画像データに基づく画像を印刷媒体に印刷することが可能である。スキャナ部29は、イメージセンサを備え、原稿の画像を読み取ってその画像データを生成する。このスキャナ部29によりスキャナ機能が実現される。
ネットワークI/F25は、ネットワーク10を通して外部機器(例えばPC3)と各種データ通信を行うための通信モジュールである。通信回線I/F30は、通信回線31を通して外部通信機器と通信(例えば電話やファクシミリ通信)を行うための回線インタフェースである。この通信回線I/F30によりファクシミリ機能が実現される。即ち、MFP5は、通信回線31を通して外部機器とファクシミリデータの送受信を行うことができる。
ファクシミリ機能は、少なくとも通常ファクシミリ機能とPC−FAX機能とに細分化できる。通常ファクシミリ機能は、スキャナ部29で原稿の画像を読み取らせてその画像データを通信回線I/F30から通信回線31を通してファクシミリ送信したり、通信回線31を通してファクシミリ受信した受信データを印刷部28に印刷出力させたりすることが可能な機能である。
一方、PC−FAX機能は、PC3からネットワーク10を通して受信した送信データを通信回線I/F30から通信回線31を通して指定送信先へファクシミリ送信する送信機能、及び通信回線31を通してファクシミリ受信した受信データをネットワーク10を通してPC3へ送信する受信機能の双方を具備した機能である。なお、PC−FAX機能は、送信機能及び受信機能のうち何れか一方のみを備えていてもよい。
(4)サーバ7の概要
サーバ7は、MFP5のベンダである製品供給元により管理されている。サーバ7には、各種のプログラムやデータが格納されており、外部装置がインターネット9を通してサーバ7から各種のプログラムやデータをダウンロードできるようになっている。サーバ7に格納されているプログラムとして、後述するPC−FAXドライバインストーラ43(図2参照)がある。
(5)PC3のソフトウェア構成
PC3のHDD14には、各種ソフトウェアがインストールされている。ソフトウェアの中には、OS(オペレーティングシステム)や、各種アプリ(アプリケーションソフトの略称)が含まれている。各種アプリの中には、PC3からMFP5の各種機能を制御するためのドライバや、特定のドライバをインストールするためのインストーラなどが含まれている。
より具体的には、本実施形態では、図2に示すように、HDD14には少なくとも、OS41と、プリンタドライバ42と、PC−FAXドライバインストーラ43とが記憶されている。OS41及びプリンタドライバ42はすでにインストールされた状態となっている。
なお、以下の説明では、OS41やプリンタドライバ42などの各種プログラムを実行するCPU11のことを、単にプログラム名で記載する場合もある。例えば、「プリンタドライバ42が」という記載が、「プリンタドライバ42を実行するCPU11が」を意味する場合もある。
MFP5は、既述の通り、スキャナ機能、プリンタ機能、PC−FAX機能などの複数の機能を有している。プリンタドライバ42は、MFP5が有する複数の機能のうちプリンタ機能を制御するためのドライバである。プリンタドライバ42がインストールされていることにより、PC3からMFP5へ印刷用の画像データを送信してMFP5で印刷させたり、PC3からMFP5に対してプリンタ機能に関する各種設定を行ったり、PC3がMFP5からプリンタ機能に関する各種情報を受信したりすることができる。
プリンタドライバ42は、MFP5のベンダから、インターネット9を通して或いはCD−ROM等の記録媒体を通じて提供され、PC3にインストールすることができる。OS41がプラグアンドプレイ機能に対応している場合には、PC3とMFP5を特定のインタフェースで接続(例えばUSB接続)することで、プリンタドライバ42を自動でインストールさせることも可能である。
プリンタドライバ42がPC3にインストールされると、プリンタ機能の制御時にMFP5とデータ通信を行うためのポート(本実施形態ではポートPa)が設定される。また、プリンタ機能用のプリントキュー(以下「プリンタプリントキュー」という)41aが、OS41の一部として作成される。さらに、プリンタプリントキュー41aとポートPaとの関連付けが行われる。
なお、プリントキューとは、スプールされた画像データを特定の順序でデバイスに送信するソフトウエアモジュールであり、OSにより提供される。プリントキューは、デバイスへの画像データ送信が行われる機能(例えばプリンタ機能、PC−FAX機能など)のドライバに対応付けられる。
本実施形態では、PC3からMFP5のプリンタ機能を利用するためにプリンタドライバ42をインストールすると、プリンタプリントキュー41aが作成されてプリンタドライバ42に対応付けられ、ポートPaとの関連付けも行われる。これにより、PC3からMFP5のプリンタ機能を利用できるようになり、その際のポートはポートPaが用いられる。
一方、本実施形態では、プリンタドライバ42をインストールする過程で、PC−FAXドライバインストーラ43がHDD14に記憶される。PC−FAXドライバインストーラ43は、PC3からMFP5のPC−FAX機能を利用するために必要なドライバであるPC−FAXドライバ44をインストールするためのプログラムであり、PC−FAXドライバ44を含んでいる。
プリンタドライバ42をインストールすると、PC−FAXドライバ44のインストールまでは行われないものの、PC−FAXドライバインストーラ43はHDD14に書き込まれる。プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバインストーラ43がどこに存在しているのかを示す情報であるPC−FAXドライバインストーラ情報42aが含まれている。そのため、プリンタドライバ42は、後述するように、PC−FAXドライバインストーラ情報42aに基づいてPC−FAXドライバインストーラ43にアクセスしてこれを起動させることにより、PC−FAXドライバ44をインストールさせることができる。
プリンタドライバ42がPC−FAXドライバインストーラ43を起動させると、PC−FAXドライバインストーラ43は、PC−FAXドライバ44のインストール処理を行って、PC−FAXドライバ44をインストールする。これにより、PC−FAXドライバ44に対応したプリントキューであるPC−FAXプリントキュー41bが作成される。また、そのPC−FAXプリントキュー41bに、PC−FAX機能の利用時に用いられるポートが関連付けられる。
本実施形態では、PC−FAXプリントキュー41bに関連付けられるポートは、プリンタプリントキュー41aに関連付けられているポートと同じ、ポートPaである。つまり、本実施形態では、プリンタドライバ42によるPC−FAXドライバインストーラ43の起動を契機としてPC−FAXドライバ44がインストールされると、PC−FAX機能用のポートとして、プリンタ機能用のポートと同じポートPaが自動的に設定される。これにより、PC3においてPC−FAX機能を利用する際には、ポートPaを用いてデータの送受が行われる。
(6)PC−FAXドライバのインストールの概要
プリンタドライバ42を介してPC−FAXドライバ44をインストールさせる際の手順を、図3を用いて説明する。まず、利用者は、OS41に対し、プリンタプリントキューUI50(図4(a)参照)の表示指示を行う。具体的には、利用者による特定の操作によって、作成されているプリントキューのアイコンの一覧画面をPC3の表示部17に表示させ、その中から、利用者が、プリンタプリントキュー41aに対応したアイコンを選択する。この表示指示が行われると、PC3の表示部17には、図4(a)に示すプリンタプリントキューUI50が表示される。なお、「UI」はユーザインタフェースの略称である。プリンタプリントキューUI50は、MFP5のプリンタ機能に関連した管理情報が表示される画面であり、その中に、基本設定ボタン61が含まれる。
次に、利用者は、OS41に対してプリンタドライバUI80(図5参照)の表示指示を行う。具体的には、プリンタプリントキューUI50に含まれている基本設定ボタン61を押下する。プリンタプリントキューUI50内の基本設定ボタン61を押下すると、OS41は、プリンタドライバ42に対し、プリンタドライバUI80の表示指示を行う。その際、プリンタプリントキュー41aに関連付けられているポートPaの指定も行う。
プリンタドライバ42は、OS41からプリンタドライバUI80の表示指示を受けると、PC3の表示部17に、図5に示すプリンタドライバUI80を表示させる。プリンタドライバUI80は、MFP5のプリンタ機能を利用して印刷出力させる際の各種のパラメータを設定するための画面である。パラメータとしては、例えば用紙サイズ、画質、カラーモード、両面印刷の有無、印刷の向き、などがある。利用者は、プリンタドライバUI80に対する入力操作を行うことで、パラメータの確認や設定変更を行うことができる。
プリンタドライバUI80に表示される内容は複数(本実施形態では3つ)のタブ81,82,83に分けられる。図5は、3つのタブのうちユーティリティタブ83が選択されてその内容が表示されている状態を示している。ユーティリティタブ83には、図5に示すように、少なくともPC−FAXドライバインストールボタン85が表示される。このPC−FAXドライバインストールボタン85は、PC−FAXドライバ44のインストールの要否を選択させるためのボタンである。
次に、利用者は、PC−FAXドライバのインストール要求を行う。具体的には、プリンタドライバUI80に表示されているPC−FAXドライバインストールボタン85を押下することによって、プリンタドライバ42に対してPC−FAXドライバのインストール指示を行う。PC−FAXドライバインストールボタン85が押下されると、プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバインストーラ43にアクセスしてそのプロセスを起動(具体的には特定の実行ファイルを起動)させる。また、PC−FAXドライバインストールボタン85が押下されると、図4(b)に示す、PC−FAXドライバ44のインストールの進捗状況を示す経過表示画面70が表示される。
本実施形態では、PC−FAXドライバインストーラ43は予めHDD14に記憶されている。そして、プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバインストーラ43の所在情報を、PC−FAXドライバインストーラ情報42aとして持っている。そのため、プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバインストーラ情報42aに基づいてHDD14内のPC−FAXドライバインストーラ43にアクセスし、そのプロセスを起動させる。これにより、PC−FAXドライバインストーラ43が起動し、PC−FAXドライバ44のインストールが開始される。
また、本実施形態では、プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバインストーラ43を起動させる際、プリンタドライバ42自身が用いるポートであるポートPaを、PC−FAXドライバインストーラ43に通知する。さらに、プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバインストーラ43を起動させる際、MFP5のケーパビリティ情報を、PC−FAXドライバインストーラ43に通知する。
MFP5のケーパビリティ情報とは、MFP5が有する各種機能について、その実行能力を示す情報である。MFP5のケーパビリティ情報としては、例えば、カラーでの原稿読み取りが可能であるか、カラー画像のファクシミリ送信が可能であるか、A3サイズの原稿のファクシミリ送信が可能であるか、などがある。
プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバインストーラ43を起動させる際、各種のMFP5の各種ケーパビリティ情報のうち、少なくともPC−FAX機能に関連したケーパビリティ情報をPC−FAXドライバインストーラ43へ通知する。
PC−FAXドライバインストーラ43は、起動されると、PC−FAXドライバ44のインストールを行う。その際、MFP5のPC−FAX機能に関するケーパビリティ情報を反映させる。そして、PC−FAXプリントキュー41bを作成する。さらに、プリンタドライバ42から通知されたポートPaを用いてPC−FAX機能を利用できるよう、PC−FAXプリントキュー41bとポートPaとの関連付けを行う。これにより、PC−FAXドライバ44がインストールされ、PC−FAXプリントキュー41bが作成されて、以後、PC3からMFP5のPC−FAX機能を利用できるようになる。PC−FAXドライバインストーラ43によるPC−FAXドライバ44のインストールが完了するまで(具体的には、インストーラ起動後、PC−FAXプリントキュー41bとポートPaとの関連付けが完了するまでの間)は、PC3の表示部17には、図4(b)に示す経過表示画面70が表示される。
(7)プリンタドライバによるインストーラ起動処理
次に、PC3にPC−FAXドライバ44をインストールするためにプリンタドライバ42が実行するインストーラ起動処理について、図6を用いて説明する。プリンタドライバ42は、利用者によりプリンタドライバUI80の表示指示が入力されると、S110で、表示部17にプリンタドライバUI80を表示させる。
S120では、PC−FAXドライバ44のインストール指示があったか否か判断する。具体的には、プリンタドライバUI80に表示されるPC−FAXドライバインストールボタン85が押下されたか否か判断する。PC−FAXドライバ44のインストール指示がない場合、即ちPC−FAXドライバインストールボタン85が押下されていない場合は(S120:NO)、S190で通常処理を行って、S160に進む。通常処理とは、プリンタドライバUI80が表示されている状態で、PC−FAXドライバインストールボタン85の押下以外の他の操作が行われた場合にその操作に応じて実行すべき処理の総称である。
PC−FAXドライバ44のインストール指示があった場合、即ちPC−FAXドライバインストールボタン85が押下された場合は(S120:YES)、S130で、PC−FAXドライバインストーラ43へアクセスする。具体的には、プリンタドライバ42自身が有しているPC−FAXドライバインストーラ情報42aに基づいてHDD14内のPC−FAXドライバインストーラ43を読み込み、RAM13に展開する。
S140では、S130でアクセスしたPC−FAXドライバインストーラ43を起動させる。その際、プリンタドライバ42がプリンタ機能利用時に使用するポートPaを示す情報と、ケーパビリティ情報とを、PC−FAXドライバインストーラ43に指定する。PC−FAXドライバインストーラ43の起動後は、PC−FAXドライバ44のインストール状況を監視する。
S150では、PC−FAXドライバ44のインストールが完了したか否か判断する。PC−FAXドライバ44のインストールがまだ完了していない場合は(S150:NO)、S170で、PC−FAXドライバ44のインストールが失敗したか否か判断する。PC−FAXドライバ44のインストールが失敗していない場合は(S170:NO)、S150に戻る。PC−FAXドライバ44のインストールが失敗した場合は(S170:YES)、S180で、表示部17に特定のエラー表示を表示させて、S160に進む。PC−FAXドライバ44のインストールが完了した場合は(S150:YES)、S160に進む。
S160では、プリンタドライバUI80の表示を終了させるための特定の終了操作が行われたか否か判断する。終了操作が行われていない場合は(S160:NO)、S120に戻る。終了操作が行われた場合は(S160:YES)、表示部17からプリンタドライバUI80を消去して、インストーラ起動処理を終了する。
(8)PC−FAXドライバインストーラによるインストール処理
次に、PC−FAXドライバインストーラ43により行われる、PC−FAXドライバ44をインストールするためのインストール処理について、図7を用いて説明する。PC−FAXドライバインストーラ43は、プリンタドライバ42によって起動されると、S310で、プリンタドライバ42からポート名を受け取る。本実施形態では、ポート名として、プリンタドライバがプリンタ機能利用時に用いるポートPaを示す情報を受け取る。
S320では、PC3の利用者にドライバのインストール権限があるか否か判断する。インストール権限がない場合は(S320:NO)、S390で特定の失敗時処理を行って、インストール処理を終了する。インストール権限がある場合は(S320:YES)、S330で、プリンタドライバ42からケーパビリティ情報を受け取る。
S340では、PC−FAXドライバ44をインストールする。S350では、PC−FAXプリントキュー41bを作成する。S360では、作成したPC−FAXプリントキュー41bと、プリンタドライバ42から受け取ったポート名(ポートPa)とを関連付ける。
S370では、PC−FAXドライバ44のインストールが成功したか否か、即ちS360の処理まで正常に完了したか否か判断する。インストールが成功しなかった場合は(S370:NO)、390で特定の失敗時処理を行って、インストール処理を終了する。インストールが成功した場合は(S370:YES)、S380で特定の成功時処理を行って、インストール処理を終了する。
(9)実施形態の効果
以上説明したように、本実施形態のプリンタドライバ42は、基本的には、MFP5が有する複数の機能のうちプリンタ機能を制御するためのドライバであるが、PC−FAXドライバ44のインストール指示を受け付ける機能も兼ね備えている。そのため、プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバ44のインストール指示を受け付けた場合は、PC−FAXドライバインストーラ43を起動させて、PC−FAXドライバ44をインストールさせることができる。その際、プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバインストーラ43に対し、プリンタ機能の制御時に用いるポートPaを示す情報(ポート情報)を通知する。この通知に基づき、PC−FAXドライバインストーラ43は、PC−FAXドライバ44をインストールする過程で、PC−FAX機能の制御時に使用するポートを、通知されたポートPaに設定する。
従って、本実施形態のプリンタドライバ42によれば、PC−FAXドライバ44を容易にインストールすることができる。
また、本実施形態では、プリンタドライバUI80を表示させると、ユーティリティタブ83に、PC−FAXドライバインストールボタン85が表示される。利用者は、このPC−FAXドライバインストールボタン85を押下することで、PC−FAXドライバ44のインストール指示を行うことができる。そのため、利用者は、必要に応じてPC−FAXドライバ44のインストール指示を簡単に行うことができる。逆に言えば、PC−FAX機能を利用しない利用者は、PC−FAXドライバ44がインストールされていない状態をそのまま維持させることができる。
また、本実施形態では、プリンタドライバ42がインストールされたときに、PC−FAXドライバインストーラ43もHDD14内に記憶される。そのため、プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバ44のインストール指示を受けた場合に、HDD14に記憶されているPC−FAXドライバインストーラ43を容易、迅速、且つ確実に起動させることができ、ひいてはPC−FAXドライバ44を容易、迅速且つ確実にインストールさせることができる。
また、本実施形態では、プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバインストーラ43を起動させる際、ポート情報に加え、MFP5のケーパビリティ情報を、PC−FAXドライバインストーラ43に通知する。そのため、PC−FAXドライバ44を、MFP5におけるPC−FAX機能の実行能力が加味された適切な内容としてインストールさせることができる。これにより、利用者は、PC3からMFP5のPC−FAX機能を適切に利用することができる。また、PC−FAXドライバ44を提供するベンダ側としては、PC−FAXドライバ44として、デバイスの機種に依存しない汎用のドライバを用意すれば済むようになり、PC−FAXドライバ44の開発負担が軽減される。
また、本実施形態のPC−FAXドライバインストーラ43は、起動後、プリンタドライバ42からポート情報及びケーパビリティ情報を受け取り、それらに基づいてPC−FAXドライバ44をインストールする。そのため、PC−FAXドライバ44をインストールする過程で、PC−FAX機能の制御時に使用するポートを容易に設定(即ち通知されたポートPaに設定)することができ、PC−FAXドライバ44を容易且つ適切にインストールすることができる。また、使用するポートをインストーラ自ら探す必要はなく、プリンタドライバ42から通知されるポート情報を用いればよいため、PC−FAXドライバインストーラ43の構成を簡素化することも可能となる。
なお、本実施形態において、PC3は本発明の情報処理装置の一例に相当する。MFP5は本発明のデバイスの一例に相当する。プリンタドライバ42は本発明のデバイス制御プログラムの一例に相当する。PC−FAXドライバ44は本発明の特定制御プログラムの一例に相当する。PC−FAXドライバインストーラ43は本発明のインストールプログラムの一例に相当する。MFP5のプリンタ機能は本発明の第1の機能及び印刷機能の一例に相当する。MFP5のPC−FAX機能は本発明の第2の機能、特定の機能、及び特定ファクシミリ機能の一例に相当する。ポートPaは本発明の特定ポートの一例に相当する。プリンタドライバUI80は本発明の設定画面の一例に相当する。PC−FAXドライバインストールボタン85は本発明の選択画像の一例に相当する。HDD14は本発明の記憶部及び記録媒体の一例に相当する。ネットワークI/F16は本発明の通信部の一例に相当する。ケーパビリティ情報は本発明の実行能力情報の一例に相当する。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(1)上記実施形態では、PC−FAXドライバインストーラ43が、プリンタドライバ42のインストール時にHDD14に記憶されるものとして説明したが、プリンタドライバ42をインストールしてもPC−FAXドライバインストーラ43は記憶されないようにしてもよい。つまり、PC−FAXドライバインストーラ43は、必要にならない限り、PC3に保持させないようにし、プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバインストーラ情報42aとして、PC−FAXドライバインストーラ43の所在情報を有するようにしてもよい。上記実施形態では、サーバ7に、PC−FAXドライバインストーラ43が記憶され、PC3にダウンロードできるように構成されている。そのため、PC−FAXドライバインストーラ情報42aは、サーバ7内のPC−FAXドライバインストーラ43が格納されているアドレスであってもよい。
そして、利用者によってPC−FAXドライバ44のインストール指示があった場合、即ちプリンタドライバUI80内のPC−FAXドライバインストールボタン85が押下された場合に、プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバインストーラ情報42aを参照して、サーバ7からPC−FAXドライバインストーラ43をダウンロードし、そのダウンロードしたPC−FAXドライバインストーラ43を起動させるようにしてもよい。このようにすることで、HDD14の記憶容量を低減することができる。
(2)上記実施形態では、プリンタドライバ42に対してPC−FAXドライバ44のインストール機能(詳しくはPC−FAXドライバインストーラ43を起動させる機能)を持たせる例を示したが、PC−FAXドライバ44のインストール機能は、プリンタドライバ42以外の他のドライバに持たせてもよい。例えば、MFP5のスキャナ機能を利用するためのスキャナドライバに、PC−FAXドライバ44のインストール機能を持たせてもよい。
逆に、プリンタドライバ42から起動させることが可能なドライバインストーラは、PC−FAXドライバインストーラ43に限定されず、PC−FAX機能以外の他の機能のドライバのインストーラを起動させることができるようにしてもよい。
(3)プリンタドライバ42及びPC−FAXドライバインストーラ43は、例えばフレキシブルディスク、DVD、CD−ROMなどのコンピュータで読み取り可能な(有形な)非一時的な記録媒体に記録されて利用者等に提供可能としてもよい。
その場合、プリンタドライバ42は、PC−FAXドライバインストーラ43のインストール指示を受けた場合、利用者に対して、PC−FAXドライバインストーラ43が記録された記録媒体をPC3に挿入させ、その記録媒体からPC−FAXドライバインストーラ43を読み取って起動させてもよい。
(4)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1…情報処理システム、3…PC、5…MFP、7…サーバ、9…インターネット、10…ネットワーク、11,21…CPU、12,22…ROM、13,23…RAM、14…HDD、15…外部入出力部、16,25…ネットワークI/F、17,26…表示部、18,27…入力部、24…NVRAM、28…印刷部、29…スキャナ部、30…通信回線I/F、31…通信回線、41…OS、41a…プリンタプリントキュー、41b…PC−FAXプリントキュー、42…プリンタドライバ、42a…PC−FAXドライバインストーラ情報、43…PC−FAXドライバインストーラ、44…PC−FAXドライバ、50…プリンタプリントキューUI、61…基本設定ボタン、70…経過表示画面、80…プリンタドライバUI、81〜83…タブ、85…FAXドライバインストールボタン。

Claims (10)

  1. プログラムに従った処理を実行する制御部を備える情報処理装置から、その情報処理装置に接続されたデバイスが有する複数の機能のうち第1の機能を制御するための、前記制御部が実行可能なデバイス制御プログラムであって、
    前記制御部に、
    前記第1の機能を制御するための規定の処理を行いながら、前記デバイスが有する前記複数の機能のうち前記第1の機能とは異なる第2の機能を制御するためのプログラムである特定制御プログラムのインストール指示を受け付ける、指示受付処理と、
    前記指示受付処理により前記特定制御プログラムのインストール指示が受け付けられた場合に、前記特定制御プログラムのインストールに必要なインストールプログラムを起動させるインストール起動処理と、
    前記第1の機能の制御時に前記デバイスとのデータ送受に用いるポートとして設定されている特定ポートを示すポート情報を、前記インストール起動処理により起動される前記インストールプログラムへ通知することにより、前記特定制御プログラムによる前記第2の機能の制御時の前記ポートとして前記特定ポートを設定させる、ポート情報通知処理と、
    を実行させるためのデバイス制御プログラム。
  2. 請求項1に記載のデバイス制御プログラムであって、
    前記情報処理装置は表示部を備え、
    前記制御部に実行させる処理として、前記第1の機能の制御に必要なパラメータの設定入力を受け付け可能な画面であって前記特定制御プログラムのインストールの要否を選択させるための選択画像が表示された画面である設定画面を前記表示部に表示させる設定画面表示処理、を有し、
    前記指示受付処理では、前記設定画面表示処理により表示された前記設定画面内の前記選択画像に対して前記特定制御プログラムのインストールを要求する操作がなされた場合に、前記特定制御プログラムの前記インストール指示を受け付ける
    ことを特徴とするデバイス制御プログラム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のデバイス制御プログラムであって、
    前記情報処理装置は、前記インストールプログラムが記憶された記憶部を備え、
    前記インストール起動処理では、前記記憶部に記憶されている前記インストールプログラムを起動させる
    ことを特徴とするデバイス制御プログラム。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のデバイス制御プログラムであって、
    前記情報処理装置は、前記インストールプログラムが記憶されているサーバとデータ通信が可能な通信部を備え、
    前記インストール起動処理では、前記通信部を介して前記サーバから前記インストールプログラムをダウンロードし、そのダウンロードした前記インストールプログラムを起動させる
    ことを特徴とするデバイス制御プログラム。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のデバイス制御プログラムであって、
    前記制御部に実行させる処理として、
    前記デバイスにおける前記第2の機能の実行能力を示す実行能力情報を、前記インストール起動処理により起動される前記インストールプログラムへ通知することにより、前記特定制御プログラムのインストール時に前記特定制御プログラムに前記実行能力情報を反映させる、実行能力情報通知処理、
    を有することを特徴とするデバイス制御プログラム。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のデバイス制御プログラムであって、
    前記第1の機能は、前記情報処理装置から受信した画像データに基づく画像を印刷媒体へ印刷する印刷機能であり、
    前記第2の機能は、前記情報処理装置から受信した送信データをファクシミリ回線を通じて送信先へファクシミリ送信する送信機能、及び前記ファクシミリ回線を通じてファクシミリ受信した受信データを前記情報処理装置へ送信する受信機能のうち少なくとも一方を備えた特定ファクシミリ機能である
    ことを特徴とするデバイス制御プログラム。
  7. プログラムに従った処理を実行する制御部を備える情報処理装置から、その情報処理装置に接続されたデバイスが有する複数の機能のうち特定の機能を制御するための前記制御部が実行可能な特定制御プログラムを、前記情報処理装置にインストールするための、前記制御部が実行可能なインストールプログラムであって、
    前記制御部に、
    前記特定の機能とは異なる機能を制御するためのプログラムが実行されることによって通知される、そのプログラムの制御対象の機能の制御時に前記デバイスとのデータ送受に用いられるポートとして設定されている特定ポートを示すポート情報を取得するポート情報取得処理と、
    前記特定制御プログラムをインストールするインストール処理と、
    前記特定制御プログラムに対し、前記特定の機能を制御する際に前記デバイスとのデータ送受に用いるポートとして、前記ポート情報取得処理により取得された前記ポート情報が示す前記特定ポートを設定するポート設定処理と、
    を実行させるためのインストールプログラム。
  8. 情報処理装置が備える制御部に実行させるためのプログラムを記録した、前記制御部が読み取り可能な記録媒体であって、
    前記プログラムは、前記情報処理装置に接続されたデバイスが有する複数の機能のうち第1の機能を制御可能に構成されており、
    更に、前記制御部に実行させる処理として、
    前記第1の機能を制御するための規定の処理を行いながら、前記デバイスが有する前記複数の機能のうち前記第1の機能とは異なる第2の機能を制御するためのプログラムである特定制御プログラムのインストール指示を受け付ける、指示受付処理と、
    前記指示受付処理により前記特定制御プログラムのインストール指示が受け付けられた場合に、前記特定制御プログラムのインストールに必要なインストールプログラムを起動させるインストール起動処理と、
    前記第1の機能の制御時に前記デバイスとのデータ送受に用いるポートとして設定されている特定ポートを示すポート情報を、前記インストール起動処理により起動される前記インストールプログラムへ通知することにより、前記特定制御プログラムによる前記第2の機能の制御時の前記ポートとして前記特定ポートを設定させる、ポート情報通知処理と、
    を有することを特徴とする記録媒体。
  9. 複数の機能を有するデバイスが接続された情報処理装置で用いられ、前記情報処理装置から前記デバイスが有する前記複数の機能のうち特定の機能を制御するための特定制御プログラムを前記情報処理装置にインストールするためのインストール方法であって、
    前記デバイスが有する前記複数の機能のうち前記特定の機能とは異なる機能を制御するための規定の処理を行いながら、前記特定制御プログラムのインストール指示を受け付ける、指示受付ステップと、
    前記指示受付ステップにより前記特定制御プログラムのインストール指示が受け付けられた場合に、前記特定制御プログラムのインストールに必要なインストールプログラムを起動させるインストール起動ステップと、
    前記特定の機能とは異なる機能を制御する際に前記デバイスとのデータ送受に用いられるポートとして設定されている特定ポートを示すポート情報を、前記インストール起動処理により起動される前記インストールプログラムへ通知することにより、前記特定制御プログラムによる前記特定の機能の制御時の前記ポートとして前記特定ポートを設定させる、ポート情報通知ステップと、
    を有することを特徴とするインストール方法。
  10. デバイスとデータ通信を行うための通信部と、
    前記デバイスが有する複数の機能のうち第1の機能を制御可能な制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1の機能を制御するための規定の処理を行いながら、前記デバイスが有する前記複数の機能のうち前記第1の機能とは異なる第2の機能を制御するためのプログラムである特定制御プログラムのインストール指示を受け付ける、指示受付処理と、
    前記指示受付処理により前記特定制御プログラムのインストール指示が受け付けられた場合に、前記特定制御プログラムのインストールに必要なインストールプログラムを起動させるインストール起動処理と、
    前記第1の機能の制御時に前記デバイスとのデータ送受に用いるポートとして設定されている特定ポートを示すポート情報を、前記インストール起動処理により起動される前記インストールプログラムへ通知することにより、前記特定制御プログラムによる前記第2の機能の制御時の前記ポートとして前記特定ポートを設定させる、ポート情報通知処理と、
    を実行することを特徴とする情報処理装置。
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