JP2016070700A - 計器装置 - Google Patents

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渡辺 慎也
Shinya Watanabe
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Abstract

【課題】磁石の影響を受けにくくし、部品の配置自由度を損なわない計器装置を提供する。【解決手段】車両の走行状況を表示する表示器10と、この表示器10と電気的に接続する第1の回路基板12aと、車両の速度の回転を伝達する回転ケーブル9とともに回転する磁石14と、磁石14の回転を検出するホールIC15と、表示器10と第1の回路基板12aと磁石14およびホールIC15とを収容するケース13と、を備えた計器装置において。ホールIC15を第1の回路基板12aとは異なる第2の回路基板12bに設け、第2の回路基板12bを第1の回路基板12aの背面側に配置すると共に、第1の回路基板12bと第2の回路基板12bとの間に磁石14の磁気を遮蔽する遮蔽部18を設けたことによって、磁石14の磁界を遮ることができるので、部品の配置自由度が向上する。【選択図】図2

Description

本発明は、移動体の速度を表示する計器装置に関し、特に二輪車の速度を表示する計器装置に関する。
従来、二輪車などの移動体の速度を表示する計器装置は、二輪車の前輪ホイールのハブに設けられた回転検出器から配線コードを介して検出信号が送られてくる。計器装置は、送られた検出信号に基づいて二輪車の速度を表示するものであった(例えば、特許文献1を参照)。
この従来の計器装置においては、前記回転検出器は、ホールICやMR素子などをセンサとして採用していた。前記回転検出器が設置される場所は、二輪車の前輪ホイールのハブであるため、センサを保護するために、防水、防塵構造を施さなければならず、コストがかかるといった問題点があった。
特開平9−229714号公報 特開2008−32615号公報
そこで、このような課題に着目してなされた計器装置として、車両の速度を表示する速度計と、この速度計と電気的に接続する回路基板と、速度計と回路基板とを収容するケースと、車両の速度の回転を伝達する回転ケーブルとともに回転する磁石と、磁石の回転を検出するホールICとを備え、ホールICを回路基板に設けるとともに、ケース内に収容したものが知られている(例えば、特許文献2)。
このような計器装置は、磁石からの磁界が速度計等に与える影響を考慮して、速度計等を、磁石の影響を受けにくい位置に配置する必要があり、配置自由度が損なわれてしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、このような課題に着目してなされたものであり、磁石の影響を受けにくくし、部品の配置自由度を損なわない計器装置を提供することを目的とする。
本発明における計器装置は、車両の走行状況を表示する表示器と、
この表示器と電気的に接続する第1の回路基板と、
車両の速度の回転を伝達する回転ケーブルとともに回転する被検出体と、
前記被検出体の回転を検出する検出部と、
前記表示器と前記第1の回路基板と前記被検出体および前記検出部とを収容するケースと、
を備えた計器装置において、
前記検出部を前記第1の回路基板とは異なる第2の回路基板に設け、前記第2の回路基板を前記第1の回路基板の背面側に配置すると共に、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板との間に前記被検出体の磁気を遮蔽する遮蔽部を設けたものである。
また、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とは、接続ピンで電気的に接続されているものである。
以上のように、本発明の計器装置によれば、磁石の影響を受けにくくし、部品の配置自由度を損なわない計器装置を提供することができる。
本発明の実施例の計器装置を搭載した二輪車の説明図。 同実施例の計器装置の断面図。
図1は、本発明の基本的構成を示すもので、移動体である二輪車の計器装置を例にとって説明する。
二輪車1は、アルミなどの金属からなるフレーム2と、ガソリンを燃料とする内燃機関(エンジン)3と、ガソリンを蓄えておく燃料タンク4と、二輪車1の運転者が座るシート5と、前輪6と、この前輪6を回転自在に保持する2本のフロントフォーク7と、計器装置8と、前輪6の回転を計器装置8に伝達する回転ケーブル9とを少なくとも備えている。なお、エンジン3、燃料タンク4、シート5はフレーム2に取り付けられており、2本のフロントフォーク7は、左右へ操舵可能な状態となるようにフレーム2に取り付けられている。
次に、図2を用いて計器装置8を説明する。計器装置8は、二輪車1の速度を表示する速度計10と、二輪車1の走行距離などを表示する液晶表示器11と、速度計10及び液晶表示器11と電気的に接続される第1の回路基板12aと、速度計10と液晶表示器11及び第1の回路基板12aとを収容するケース13と、車両の速度の回転である前輪6の回転を伝達する回転ケーブル9とともに回転する被検出体である磁石14と、この磁石14の回転を検出する検出部であるホールIC15とが配置された第2の回路基板12bと、第1の回路基板12aと第2の回路基板12bとの間に配置される遮蔽板18と、を備えている。磁石14とホールIC15は、カバー40によって収容されている。なお、16は文字板であり、17は速度計10と液晶表示器11とを制御する制御部である。
速度計10は、指針18を備えた指針式計器である。速度計10は、指針18の他に、指針18が指示する図示しない目盛や文字などを備えた文字板16と、指針18を回転駆動する計器本体19とを備えている。
文字板16は、貫通孔20と窓部21とを備えている。貫通孔20は、指針18と計器本体19とを連結する回転軸22が貫通する。
計器本体19は、交差コイル式計器本体やステッピングモータなどからなり、制御部17の駆動処理によって駆動されるものである。
回路基板12は、液晶表示器11が配置される第1の回路基板12aと、後述するホールIC15が配置される第2の回路基板12bとからなる。
液晶表示器11は、前述した走行距離の他に燃料残量やエンジン冷却水温及び時刻などを表示しても良い。液晶表示器11は、液晶表示素子23と、液晶表示素子23を保持する支持体24と、液晶表示素子23と第1の回路基板12aとを電気的に接続する配線部材25とを備えている。なお、26は液晶表示素子23を背後から照明する光源であり、例えば、発光ダイオードなどが好適である。
支持体24は、白色の合成樹脂製で、液晶表示素子23を支持するとともに、発光ダイオード26の光を均一にするための空間を形成するために箱状となっている。
配線部材25は、導電ゴムなどの導電性を有するものである。配線部材25は、第1の回路基板12aからの電気信号を液晶表示素子23に供給するものである。
液晶制御線121は、第1の回路基板12aの表面に配線され、一方を配線部材25と電気的に接続し、もう一方を第1の回路基板12aに設けた制御部17へ電気的に接続される。
ケース13は、背面ケース13aと前面カバー13bとからなり、背面ケース13aと前面カバー13bとは、二輪車用に防水、防塵の機能を果たすように組み付けられている。なお、完全な密封構造ではなく、水は透過しないが、気体は透過する図示しないフィルターを設けることで、ケース13の内外の空気を換気することが可能である。背面ケース13aは光が透過しない、例えば、黒色の合成樹脂製であり、計器装置8の背面側を形成するものである。前面カバー13bは、光を透過する合成樹脂製であり、本実施例においては無色である。前面カバー13bは、計器装置8の前面側を形成するものである。
磁石14は円板形状であり、その中央に回転軸28が貫通している。磁石14は回転軸28とともに回転するものである。また、磁石14は着磁されており、N極とS極は、その回転中心を中心に放射方向に、複数設けられている。本実施例においては、N極とS極とを合わせて8つの磁極を備えている。
回転軸28は金属製であり、軸受29で背面ケース13aに回転可能に保持されている。回転軸28の磁石14を設けた側とは反対側には、凹部28aが設けられている。この凹部28aには、回転ケーブル9の端部9aが挿入される。凹部28aは、その長手方向に対して垂直方向の断面形状が四角形状であり、この凹部28aに挿入する端部9aも凹部28aに合致する形状である。回転ケーブル9の回転が回転軸28に伝達され、回転軸28が回転する。軸受29も金属製であり、円筒形である。軸受29は、外周に溝30を備えており、この溝30に背面ケース13aが嵌合し、軸受29が背面ケース13aに固定されている。なお、31は抜け止めリングであり、金属製のドーナツ形状で、回転軸28が軸受29から抜けることを防止するものである。
検出部であるホールIC15は、第2の回路基板12bに実装されており、第2の回路基板12bに設けた図示しない配線パターンと電気的に接続されている。ホールIC15は、ホール素子15aと合成樹脂からなる保護部15bとで構成されている。保護部15bは、ホール素子15aを保護するためにホール素子15aを覆っている。ホール素子15aは、半導体を用いたセンサの一種であり、磁気を検出するものである。本実施例では、磁石14の回転にともなう磁界の変化を検出することで、磁石14の回転を検出するものである。
制御部17は、ICなどの集積回路であり、第1の回路基板12aに実装されており、第1の回路基板12aに設けた液晶制御線121等と電気的に接続されている。制御部17は、主要部である回路部17aと回路部17aを保護する保護部17bとで構成されている。
カバー40は、金属製のカップ状の囲い部材であり、その中央に回転軸28が貫通している。カバー40は、円盤状の底と円筒状の立壁からなる開口を有している。カバー40は、回転軸28に保持されている。カバー40は、磁性体の金属であり、磁石14からの磁界を減衰させるものであり、磁石14から計器本体19への磁気干渉により速度計10の誤作動を防止するものである。カバー40は、その内側に磁石14とホールIC15とが収容される。
第1の回路基板12aの液晶表示器11が配置されていない面(背面)と第2の回路基板12bのホールIC15が実装されていない面との間には、金属製の遮蔽板18が挟まれるように配置されている。また、第1の回路基板12a、第2の回路基板12b及び遮蔽板18は、複数のジャンパ50が貫通する貫通孔をそれぞれ備えている。ジャンパ50は、金属材(ニッケルメッキしたリン青銅など)の棒状の通電部材からなり、半田51などの固定手段によって、第1の回路基板12aの表面と、第2の回路基板12bの表面に固定され、電気的に接続されている。
また、第2の回路基板12bには、グランドパターン122が形成されている。このグランドパターン122は、液晶表示器11が配置されている面(表面)にある液晶制御線121に静電気が誘導されないように、カバー40の静電気をグランドパターン122へ逃すためのものである。また、グランドパターン122は、第2の回路基板12bの背面であって、カバー40(の立壁の先端)と対向する箇所に隙間を有して形成されている。グランドパターン122は、カバー40とは当接せず若干の隙間を有するように、少なくともカバー40の一部と対向していればよく、その大きさや形状、及び、カバー40からグランドパターン122までの隙間は適宜変えることが可能である。
遮蔽板18は、軟磁性材料などからなり、磁石14からの上側(液晶表示器11側)への磁界を遮るためのものであり、磁界を遮る材料であれば、金属製の板材や金属膜であってもよい。遮蔽板18は、少なくとも磁石14より大きく、好ましくは、カバー40の大きさに対応し、グランドパターン122より大きい。
以上のように、車両の走行状況を表示する表示器10と、この表示器10と電気的に接続する第1の回路基板12aと、車両の速度の回転を伝達する回転ケーブル9とともに回転する磁石14と、磁石14の回転を検出するホールIC15と、表示器10と第1の回路基板12aとを収容するケース13と、を備えた計器装置8において、第1の回路基板12aの背面側に配置された第2の回路基板12bと、ホールIC15を第1の回路基板12aとは異なる第2の回路基板12bに設け、第1の回路基板12aの背面側に第2の回路基板12bを配置すると共に、第1の回路基板12aと第2の回路基板12bとの間に磁石14の磁気を遮蔽する遮蔽部18を設けたことによって、磁石14の磁界を遮ることができるので、部品の配置自由度が向上した計器装置8を提供することができる。
また、第1の回路基板12aと第2の回路基板12bとは、ジャンパ50で電気的に接続されていることによって、安価に電気的に接続可能な計器装置を提供することができる。
また、本実施形態では、配線パターンを両面に設けた両面基板に比べて配線パターンを片面に設けた片面基板を用いることで、安価に電気的に接続できるため、コストを下げることができる。
8 計器装置
9 回転ケーブル
10 速度計(表示器)
11 液晶表示器(表示器)
12a 第1の回路基板
12b 第2の回路基板
13 ケース
14 磁石(被検出体)
15 ホールIC(検出部)
15a ホール素子
17 制御部
18 遮蔽板(遮蔽部)
40 カバー
50 ジャンパ(接続ピン)
121 液晶制御線

Claims (2)

  1. 車両の走行状況を表示する表示器と、
    この表示器と電気的に接続する第1の回路基板と、
    車両の速度の回転を伝達する回転ケーブルとともに回転する被検出体と、
    前記被検出体の回転を検出する検出部と、
    前記表示器と前記第1の回路基板と前記被検出体および前記検出部とを収容するケースと、
    を備えた計器装置において、
    前記検出部を前記第1の回路基板とは異なる第2の回路基板に設け、前記第2の回路基板を前記第1の回路基板の背面側に配置すると共に、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板との間に前記被検出体の磁気を遮蔽する遮蔽部を設けたことを特徴とする計器装置。
  2. 前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とは、接続ピンで電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の計器装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019003825A1 (ja) * 2017-06-29 2019-01-03 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 制御ユニット

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