JP2016069796A - 住宅および収納構造 - Google Patents

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洋介 太田
Yosuke Ota
洋介 太田
和明 宮田
Kazuaki Miyata
和明 宮田
映子 福田
Eiko Fukuda
映子 福田
辰一郎 有明
Tatsuichiro Ariake
辰一郎 有明
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Abstract

【課題】自然に備蓄品の管理をすることができる収納空間を備えた住宅および収納構造を提供すること。
【解決手段】居室(12)と居室(12)に隣接する非居室(11)とを有する住宅である。居室(12)と非居室(11)との境界部に設けられた収納空間(2)を備え、収納空間(2)は、非居室(11)側に収納物の投入口(37)を有し、居室(12)側に収納物の取出し口(38)を有する第1収納部を含む。
【選択図】図1

Description

この発明は、住宅および収納構造に関し、特に、非常時用の備蓄品を収納可能な収納空間を有する住宅および収納構造に関する。
住宅においては、災害時など非常時用の備蓄品(飲食料品)は、居室や非居室に設けられた収納庫に収納される。飲食料品の場合は、キッチンの、例えば、パントリーに収納され、飲食料品以外の防災具の場合は、廊下等の収納庫に収納される。
特開2007−98052号公報(特許文献1)には、非常食料品や非常用備品等の防災用品を収納することができ、備蓄量や賞味期限を容易に管理可能としたパントリーが開示されている。
他方、収納構造としては、特開2003−38273号公報(特許文献2)には、間仕切壁としての機能を備えつつ、洗濯室と洗面室の両側から使用することのできる収納部を備えた洗濯物収納装置が開示されている。
さらに、特開平6−339413号公報(特許文献3)には、台所と食堂の両者で使用するような物品を、台所側と食堂側の両方向に引き出し可能な両面収納家具が開示されている。
特開2007−98052号公報 特開2003−38273号公報 特開平6−339413号公報
上記特許文献1に示される非常食等を収納することができるパントリーは、賞味期限管理シールが備え付けられていて、賞味期限等を分かりやすく確認することができる。しかし、このパントリーは、意識的に備蓄品の賞味期限管理をする必要があり、日常的に備蓄品の管理をすることが困難であった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、自然に備蓄品の管理をすることができる収納空間を備えた住宅および収納構造を提供することである。
この目的のため本発明による住宅は、居室と居室に隣接する非居室とを有する住宅である。居室と非居室との境界部に設けられた収納空間を備え、収納空間は、非居室側に収納物の投入口を有し、居室側に収納物の取出し口を有する第1収納部を含む。
好ましくは、収納空間は、第1収納部と上下方向に隣接して配置され、非居室側と居室側とを仕切る隔壁部材と、隔壁部材に沿って、非居室側に設けられた第2収納部とをさらに含む。
好ましくは、収納空間は、隔壁部材に沿って、居室側に設けられた第3収納部をさらに含む。
あるいは、第1収納部は、隔壁部材よりも下方に配置されていてもよい。
あるいは、第1収納部は、居室側と非居室側との間で前記収納物の移動を案内する移動案内部を有していてもよい。
あるいは、収納空間の幅方向両側には、住宅を構成する1対の壁部材が配置されていてもよい。
好ましくは、非居室は、玄関または玄関に通じる廊下である。
この目的のため本発明による収納構造は、平行に延びる1対の側壁部材と、側壁部材の間の空間を上下に仕切る仕切り面部材と、仕切り面部材の下方に配置され、一方側に収納物の投入口を有し、他方側に収納物の取出し口を有する第1収納部と、仕切り面部材の上方に配置され、一方側と他方側とを仕切る隔壁部材と、隔壁部材に沿って、一方側に設けられた第2収納部と、隔壁部材に沿って、他方側に設けられた第3収納部とを備える。
本発明によれば、自然に備蓄品の管理をすることができる収納空間を備えた住宅および収納構造を提供することができる
本発明の実施の形態1に係る住宅の構成例を示す間取り図である。 本発明の実施の形態1に係る住宅内に設けられた収納空間を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る住宅内に設けられた収納空間の断面図である。 本発明の実施の形態1において、第1収納部に設けられる第1収納棚の構成例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1において、第1収納部に設けられる第1収納棚の構成例を示す側面図である。 本発明の実施の形態1において、第1収納部に設けられる第2収納棚の他の構成例を示す平面図である。 図6のVII−VII線に沿う第2収納棚の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る住宅の構成例を示す間取り図である。 本発明の実施の形態3に係る収納空間を示す斜視図である。 収納空間の第1収納部の他の構成例を示す平面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1および図2を参照して、本実施の形態に係る住宅1の概要について説明する。住宅1は、戸建住宅であってもよいし、マンションなど集合住宅内の一住戸であってもよい。
住宅1は、居室12と非居室11とを有する。居室12は、キッチン12a、ダイニング12bおよびリビング12cを含む。非居室11は、玄関11aおよび玄関11aに通じる廊下11bを含む。本実施の形態では、廊下11bとダイニング12bとが互いに隣接して配置されており、収納空間2がこれらの境界部に設けられている。具体的には、廊下11bとダイニング12bとは、住宅1の壁13によって仕切られており、収納空間2は、壁13を貫通するように設けられている。
以下の説明において、住宅1の壁13に沿う方向を「幅方向」、住宅の壁13を貫通する方向を「奥行き方向」という。図2の矢印A1は、幅方向を示し、矢印A2は、奥行き方向を示している。
図1および図2に示されるように、収納空間2の幅方向両側には、1対の壁部材8が互いに平行に配置されている。つまり、収納空間2は、一対の壁部材8の間の空間である。壁部材8は、住宅の壁13に直交しており、住宅1を構成する壁であることが望ましい。収納空間2は、ダイニング12b側に張り出している。そのため壁部材8は、ダイニング12b側に配置されている。
収納空間2は、例えば、幅L1が1P、奥行きL2が1Pである。幅L1は、0.5P〜2Pの範囲内であれば、1Pでなくてもよい。奥行きL2は、1Pよりも小さくてもよい。収納空間2の高さL3は2000mm以上であることが望ましい。ここで、1Pは、建物の設計上の1モジュールを表しており、910mmまたは1000mmである。収納空間2の奥行き方向両端部、すなわち、廊下11bおよびダイニング12bに面する部分には、収納空間2を閉鎖可能にするための扉21がそれぞれ設けられることが望ましい。
次に、図3をさらに参照して、収納空間2の構造例について説明する。なお、図2では、収納構造の理解を容易にするために、壁部材8により隠される部分も実線で示している。
収納空間2は、仕切り面部材7と、隔壁部材6と、第1収納部3と、第2収納部4と、第3収納部5とを含む。仕切り面部材7は、収納空間2を上下に仕切る部材である。仕切り面部材7は、床面から600mm以上の高さに設けられていることが望ましい。隔壁部材6は、仕切り面部材7の上方において、廊下11b側とダイニング12b側とを仕切るように、住宅1の壁13と平行に設けられる。
第1収納部3は、仕切り面部材7の下方に配置され、廊下11b側に収納物の投入口37を有し、ダイニング12b側に収納物の取出し口38を有する。つまり、廊下11bから第1収納部3に収納物を投入し、ダイニング12bから第1収納部3内の収納物を取り出すことができる。なお、投入口37および取出し口38は、いずれも収納物を出し入れ可能な開口部である。そのため、実際には、投入口37から収納物を取り出したり、取出し口38に収納物を投入することもできる。
第1収納部3は、廊下11b側とダイニング12b側との両方向に移動可能な移動案内部を備えることが望ましい。移動案内部は、例えば、引き出しタイプの第1収納棚30と、第1収納棚30の下方に配置される車輪付きの第2収納棚90とを含む。第1収納棚30と第2収納棚90には、例えば、収納物である備蓄品36,96がそれぞれ収納される。備蓄品36,96は、日用品としても使用され、賞味期限や消費期限の管理、数量管理を必要とするものであって、典型的には飲食料品である。第1収納棚30と第2収納棚90については、後述する。
第2収納部4は、仕切り面部材7の上方に配置され、隔壁部材6に沿って廊下11b側に設けられる。そのため、第2収納部4へは、廊下11bから収納物の出し入れを行うことができる。第2収納部4は、例えば、壁部材8間に設けられたハンガーパイプ42と、ハンガーパイプ42の上方に設けられた棚板41とを有している。ハンガーパイプ42には、外着用の上着等の衣類43が吊り下げられる。そのため、居住者は、第2収納部4を頻繁に利用することができる。なお、棚板41上は、手が届きにくい収納スペースであるが、例えば、5月人形など年に一度使用するようなものの収納に利用することができる。
さらに、第2収納部4の下端に位置する仕切り面部材7の上面には、例えば、防災用のヘルメットや防災着などの防災グッズ44が収納されてもよい。これにより、取出しにくい場所に収納されがちな防災グッズ44の収納スペースを、災害時にすぐに取り出せる箇所に確保することができる。
第3収納部5は、仕切り面部材7の上方に配置され、隔壁部材6に沿って、ダイニング12b側に設けられる。そのため、第3収納部5へは、ダイニング12b側から収納物の出し入れを行うことができる。第3収納部5は、例えば、複数の棚板51が設けられ、ダイニング12bで日常的に使用する小物類52が収納される。
なお、隔壁部材6は、収納空間2の奥行き方向中央部よりもダイニング12b寄りに設けられ、第2収納部4の奥行き寸法と第3収納部5の奥行き寸法が、およそ2:1の割合となるように配置されることが望ましい。この場合、棚板41は、奥行きが580〜600mmであることが望ましい。棚板51の奥行きは、150mm程度であることが望ましい。これにより、棚板51上に収納している物をひと目で把握することができる。
ここで、第1収納部3に備えられる第1収納棚30と第2収納棚90について説明する。
図2〜5を参照して、第1収納棚30は、主に、底面板32と、底面板32の両側端に設けられた1対の側面板31とから構成される。底面板32上には、軽量なもの、例えば、保存食、衛生用品、医薬品などの賞味期限や消費期限の管理を必要とする備蓄品36を収納することができる。第1収納棚30は、奥行き方向両側にスライド移動可能となるように一対の壁部材8に取り付けられている。本実施の形態では、例えば、第1収納棚30の各側面板31に、奥行き方向に沿って、両端縁にまで延びる溝部33が設けられ、各壁部材8には、奥行き方向に沿って、両端縁にまで延びる凸部81が設けられている。第1収納棚30の溝部33と壁部材8の凸部81とが嵌合することにより、第1収納棚30は、ダイニング12b側および廊下11b側の両方向にスライド移動可能となる。
第1収納棚30の奥行き方向両端部には、備蓄品36の転げ落ちを防止するために、転落防止部材34が設けられる。転落防止部材34は、例えば、逆U字状の棒部材によって形成されており、幅方向に延びる横棒部と横棒部の両端縁から下方に延びる一対の縦棒部を有している。
なお、転落防止部材34は、必要な箇所にのみ設けられてもよい。この場合、底面板32の奥行き方向両端部には、幅方向に沿って、間隔をあけて複数の穴35が設けられており、所望の2つの穴35に所定幅の転落防止部材34の一対の縦棒部を挿入可能としてもよい。図4の例では、廊下11b側の端部に転落防止部材34が設置されてあるため、ダイニング12b側へ第1収納棚30をスライドさせた場合に、備蓄品36が廊下11b側へ転げ落ちるのを防止することができる。
なお、第1収納棚30は、例えば、両方向に約300〜900mmずつ引き出せることが望ましい。これにより、備蓄品36を投入および取り出ししやすく、備蓄品36をたっぷり収納することができる。
図2および図3を参照して、第2収納棚90は、主に、底面板92と、底面板92の両側端に設けられた1対の側面板91とから構成される。底面板92上には、重量物で底面積をとるもの、例えば、飲料水などの賞味期限の管理を必要とする備蓄品96を収納することができる。第2収納棚90は、例えば、2リットルのペットボトルを20〜30本収納することが可能である。
本実施の形態では、第2収納棚90もまた、奥行き方向両側にスライド移動可能となるように、第2収納棚90の底面板92の裏面には、4つの車輪93が取り付けられている。これにより、第2収納棚90は、廊下11b側およびダイニング12b側の両方向にスライド移動可能となる。また、この場合、第2収納棚90の奥行き方向両端部には、備蓄品96の転落防止のために転落防止部材94が設けられる。転落防止部材94は、直線状の棒部材によって形成され、一対の側面板91間に掛け渡される。なお、車輪93は、キャスタであってもよい。
次に、第1収納部3の使用方法について説明する。
例えば、住居者は、お店などで買ってきた備蓄品を玄関11aから運び込み、廊下11b側から第1収納部3に収納する。具体的には、第1収納棚30を廊下11b側に引き出し、保存食等の軽量な備蓄品36は、投入口37から第1収納棚30に収納される。同様に、飲料水等の重量のある備蓄品96は、第2収納棚90に収納される。
これにより、図4に示されるように、投入口37側の備蓄品36aは、賞味期限が比較的新しく、取出し口38側の備蓄品36bは、賞味期限の比較的古いものが整列する。第2収納棚90についても同様である。したがって、使用者が意図的に備蓄品36,96の期限管理をしようとしなくても、自然と期限管理ができる仕組みとなり、備蓄品36,96の期限管理をストレスなく行うことができる。
さらに、備蓄品36,96は、防災用の備蓄品であるとともに、日常的に消費するものであるため、ダイニング12b側の取出し口38から取り出すことで、自然と賞味期限の古いものから消費することができる。また、収納空間2は、廊下11bに面しているため、買ってきた備蓄品36,96をわざわざダイニング12bに運び込まなくてもよい。そのため、重量のある飲食品であっても、容易に収納することができる。また、仕切り面部材7の下方に設けられているため、重量物であっても上方に持ち上げずに収納できる。また、第1収納部3が、日常使用する衣類43や小物類52の収納部の下に配置されているため、日常生活に自然と備蓄習慣を取り入れることができる。
また、投入口37からも備蓄品36,96を取り出すことができるため、災害時、廊下11bしか使用できない事態に陥っても備蓄品36,96を廊下11b側から使用することができる。
なお、第1収納部3の収納棚は、収納物を移動可能にするためのものであればよく、それ自体が移動可能でなくてもよい。具体的には、第1収納部3は、例えば、上記第2収納棚90に代えて、図6,7に示すような第2収納棚90Aを有していてもよい。
図6は、第2収納棚90Aの平面図であり、図7は、図6のVII−VII線に沿う第2収納棚90Aの断面図である。図6および図7を参照して、第2収納棚90Aは、底面板92上に配置される複数のローラー95を備えている。各ローラー95は、回転軸が幅方向に沿うように配置されている。これにより、第2収納棚90Aは、底面板92の裏面に車輪93を有していなくても、ローラー95の回転により重量のある飲料水などの備蓄品96を、容易に廊下11b側からダイニング12b側へ押し出すことが可能である。あるいは、ローラー95を設けずに、底面板92の上面に滑りやすい表面材を設けてもよい。
また、本実施の形態では、収納空間2を廊下11bとダイニング12bとの境界部に設けたが、このような例に限定されない。ただし、収納空間2の第1収納部3の取出し口38は、キッチン12aまたはダイニング12b側に設けられていることが望ましい。
住宅1の他の構成例を、実施の形態2として以下に説明する。
(実施の形態2)
図8を参照して、本実施の形態に係る住宅1Aの構成例について説明する。以下に実施の形態1に示した住宅1との相違点のみ詳細に説明する。
住宅1Aでは、居室12であるキッチン12aと非居室11である玄関11aとが互いに隣接して配置されている。住宅1Aの収納空間2は、キッチン12aと玄関11aとの境界部であって、キッチン12aのコーナー部に設けられる。キッチン12aのコーナー部は、壁13aとこれに直交する壁13bとによって形成されている。収納空間2は、壁13bを貫通するように設けられている。この場合、例えば、収納空間2の幅方向一方側の壁部材8は、住宅1Aの壁13aの一部であってもよい。
このように、収納空間2が、キッチン12aと玄関11aとの境界部に設けられることにより、靴を脱がずに玄関11aから収納空間2へ備蓄品36,96や衣類43を収納することができる。
(実施の形態3)
図9を参照して、実施の形態3における収納空間2Aの構造例について説明する。以下に実施の形態1の収納空間2との相違点のみ詳細に説明する。
収納空間2Aは、非居室11側に収納物の投入口37を有し、居室12側に収納物の取出し口38を有する第1収納部3Aのみを備える。つまり、非居室11から収納空間2Aに投入した収納物をすべて居室12側から取り出すことができる。第1収納部3Aは、収納空間2Aを上下に隔てる仕切り面部材107と、仕切り面部材107の下方に配置される下側収納部3aと仕切り面部材107の上方に配置される上側収納部3bとを含む。
下側収納部3aは、上述の第1収納部3と同様の構成であってもよい。収納空間2Aの上側収納部3bは、例えば、一方の壁部材8aに固定された複数の棚板151と、壁部材8bに設けられた棚板141と、棚板141の下方に壁部材8bに直行して設けられたハンガーパイプ142とを有している。これにより多くの備蓄品を2Aに収納することもできる。
なお、上記実施の形態1〜3では、収納空間の第1収納部は、奥行き方向に貫通することとしたが、投入口37が非居室11側にあり、取出し口38が居室12側にあれば、このような例に限定されない。
図10は、収納空間2の第1収納部3Bの他の構成例を示す平面図である。図10を参照して、1対の壁部材8cは、住宅の壁13と平行に配置されている。一方の壁部材8cは、壁13よりも非居室11に配置され、他方の壁部材8cは、壁13よりも居室12に配置される。第1収納部3Bは、少なくとも一方向に回転可能な収納棚90Bを有している。収納棚90Bは、平面視円形形状の底面板97と、底面板97の中央に取り付けられる回転軸98とを有する。底面板97は、回転軸98を支点に回転する。このような構成であっても、非居室11側に形成された投入口37から備蓄品96aを投入し、底面板97を矢印方向(一方向)に回転させて、居室12側に形成された取出し口38から備蓄品96aを取り出すことができる。なお、災害時には、矢印方向と反対方向にも回転させて使用してもよい。
なお、実施の形態1,2に示した隔壁部材6は、住宅1の壁として構成されてもよい。特に、そのよう場合には、隔壁部材6と、居室12と非居室11とを隔てる壁13とは、一体的に形成されていてもよい。
また、第1収納部3は、移動案内部として2段の収納棚30,90を備えるとしたが、いずれか一方であってもよいし、3段以上であっても構わない。また、同一段に、複数の収納棚を幅方向に並べて配置してもよい。あるいは、移動案内部は、居室側と非居室側との間で収納物を案内さえできればよく、収納棚でなくてもよい。
また、上記実施の形態1,2では、第1収納部3を第2収納部4および第3収納部5の下方に配置したが、第2収納部4および第3収納部5の上方に配置させてもよい。
また、上記実施の形態1,2では、収納空間は、第1収納部3、第2収納部4および第3収納部5を備えるとしたが、少なくとも第1収納部を備えていれば、第2収納部4または第3収納部5を備えなくてもよい。
また、居室12と隣接する非居室11は、勝手口や勝手口に通じる廊下を含んでもよい。また、複数階建て住宅の上階(2階以上)にキッチンやダイニングが配置されるような場合、非居室11は、階段に通じる廊下であってもよい。
なお、上記各実施の形態では、収納空間2は、住宅に組み込まれるものとしたが、その収納構造をユニット化し、収納庫として提供してもよい。その際、上記した1対の壁部材8は、収納庫の側壁部材として、収納構造に組み込まれる。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 住宅、2 収納空間、3 第1収納部、4 第2収納部、5 第3収納部、6 隔壁部材、7 仕切り面部材、8 壁部材(側壁)、11 非居室、11a 玄関、11b 廊下、12 居室、12a キッチン、12b ダイニング、12c リビング、13 壁、21 扉、30 第1収納棚、31 側面板、32 底面板、33 溝部、34 転落防止部材、35 穴、36 備蓄品、37 投入口、38 取出し口、52 凸部、41 棚板、42 ハンガーパイプ、43 衣類、44 防災グッズ、51 棚板、52 小物類、71 棚板、81 凸部、90 第2収納棚、91 側面板、92 底面板、93 車輪、94 転落防止部材、95 ローラー、96 備蓄品、97 底面板、98回転軸。

Claims (8)

  1. 居室と前記居室に隣接する非居室とを有する住宅であって、
    前記居室と前記非居室との境界部に設けられた収納空間を備え、
    前記収納空間は、前記非居室側に収納物の投入口を有し、前記居室側に前記収納物の取出し口を有する第1収納部を含む、住宅。
  2. 前記収納空間は、
    前記第1収納部と上下方向に隣接して配置され、前記非居室側と前記居室側とを仕切る隔壁部材と、
    前記隔壁部材に沿って、前記非居室側に設けられた第2収納部とをさらに含む、請求項1に記載の住宅。
  3. 前記収納空間は、前記隔壁部材に沿って、前記居室側に設けられた第3収納部をさらに含む、請求項2に記載の住宅。
  4. 前記第1収納部は、前記隔壁部材よりも下方に配置される、請求項2または3に記載の住宅。
  5. 前記第1収納部は、前記居室側と前記非居室側との間で前記収納物の移動を案内する移動案内部を有している、請求項1〜4のいずれかに記載の住宅。
  6. 前記収納空間の幅方向両側には、前記住宅を構成する1対の壁部材が配置されている、請求項1〜5のいずれかに記載の住宅。
  7. 前記非居室は、玄関または前記玄関に通じる廊下である、請求項1〜6のいずれかに記載の住宅。
  8. 平行に延びる1対の側壁部材と、
    前記側壁部材の間の空間を上下に仕切る仕切り面部材と、
    前記仕切り面部材の下方に配置され、一方側に収納物の投入口を有し、他方側に前記収納物の取出し口を有する第1収納部と、
    前記仕切り面部材の上方に配置され、前記一方側と前記他方側とを仕切る隔壁部材と、
    前記隔壁部材に沿って、前記一方側に設けられた第2収納部と、
    前記隔壁部材に沿って、前記他方側に設けられた第3収納部とを備える、収納構造。
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