JP2016067970A - 撹拌造粒装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撹拌造粒装置において、容器本体の開口部を開くために蓋部を回動させた場合に、結合剤供給部の収容部の上端の開口から結合剤供給部内に付着している結合剤が垂れ落ちる事態を回避すること。
【解決手段】撹拌造粒装置は、処理容器内に結合剤を供給するための結合剤供給部5を備える。結合剤供給部5は、処理容器の蓋部の上側に立設されており、結合剤を収容する収容部5aと、処理容器の蓋部を貫通して延在し、収容部5aに収容された結合剤を処理容器の容器本体の内部に供給する通路部5bとを有する。収容部5aは、上端5dが開口していると共に、容器本体の開口部を開くために蓋部が回動したときに下側となる上端5dの開口5eの一部領域を閉塞する開口閉塞部5fが上端5dに設けられている。
【選択図】図8

Description

本発明は、医薬品、食品、農薬等の粉粒体を結合させて造粒する撹拌造粒装置に関する。
医薬品、食品、農薬等の紛、粒子、その他これらに類するもの(以下、これらを総称して粉粒体という。)を結合させて造粒するために撹拌造粒装置が使用されている(例えば特許文献1〜3参照)。なお、撹拌造粒装置の造粒処理によって、粉粒体が結合されて生じるものを、以下、造粒体という。
特開2011−245415号公報 特開平7−8782号公報 特開平5−115766号公報
ところで、この撹拌造粒装置には、次のような構成のものがある。すなわち、処理すべき粉粒体を内部に収容する処理容器と、処理容器内の底面に配設された撹拌羽根と、処理容器内に結合剤を供給するための結合剤供給部とを備える。処理容器は、上端に開口部を有する容器本体と、該容器本体の開口部に回動機構を介して装着され、該容器本体に対する上下方向の回動動作によって開口部を開閉可能な蓋部とを有する。結合剤供給部は、蓋部の上側に立設されており、結合剤を収容する収容部と、蓋部を貫通して延在し、収容部に収容された結合剤を容器本体の内部に供給する通路部とを有し、収容部は、上端が開口している。
しかし、この種の撹拌造粒装置では、1度造粒を行なった後に、新たに処理容器に粉粒体を供給するために、蓋部を回動させて容器本体の開口部を開いた場合、結合剤供給部の収容部の上端の開口から結合剤供給部内に付着している結合剤が垂れ落ちる事態を招くことがある。このような事態を招いた場合、作業者が床に垂れ落ちた結合剤を踏んで滑るという安全上の問題が生じる。また、作業者が装置の外部や床に垂れ落ちた結合剤を洗浄しなければならず、作業効率が低下するという問題も生じる。
本発明は、上記事情に鑑み、撹拌造粒装置において、容器本体の開口部を開くために蓋部を回動させた場合に、結合剤供給部の収容部の上端の開口から結合剤供給部内に付着している結合剤が垂れ落ちる事態を回避することを技術的課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明に係る撹拌造粒装置は、処理すべき粉粒体を内部に収容する処理容器と、前記処理容器内の底面に配設された撹拌羽根と、前記処理容器内に結合剤を供給するための結合剤供給部とを備えた撹拌造粒装置であって、前記処理容器は、上端に開口部を有する容器本体と、該容器本体の開口部に回動機構を介して装着され、該容器本体に対する上下方向の回動動作によって前記開口部を開閉可能な蓋部とを有し、前記結合剤供給部は、前記蓋部の上側に立設されており、前記結合剤を収容する収容部と、前記蓋部を貫通して延在し、前記収容部に収容された結合剤を前記容器本体の内部に供給する通路部とを有し、前記収容部は、上端が開口していると共に、前記容器本体の開口部を開くために前記蓋部が回動したときに下側となる前記上端の開口の一部領域を閉塞する閉塞部が前記上端に設けられていることを特徴とする。
この構成であれば、容器本体の開口部を開くために蓋部を回動させたときに、結合剤供給部内に付着している結合剤は、閉塞部によって塞き止められるので、結合剤供給部の収容部の上端の開口から外部に垂れ落ちることを防止することができる。すなわち、本発明の撹拌造粒装置によれば、容器本体の開口部を開くために蓋部を回動させた場合に、結合剤供給部の収容部の上端の開口から結合剤供給部内に付着している結合剤が垂れ落ちる事態を回避することができる。
上記の構成において、前記回動機構は、前記容器本体と前記蓋部のうち一方に設けられた一対の回動支持片と、他方に設けられ、一対の前記回動支持片の間に配設される回動支持部と、一対の前記回動支持片に設けられた挿通孔と前記回動支持部に設けられた挿通孔に共通して挿通された回動軸とを備え、前記回動軸は、一端の外周にフランジが設けられ、前記回動軸の一端側の前記回動支持片は、前記回動軸に沿って前記回動軸の一端側に延び、先端の外周にフランジが設けられた筒部を有し、前記回動軸のフランジと前記筒部のフランジとを脱離可能に締結するヘルールクランプを備えていてもよい。
この構成によれば、ヘルールクランプによって、回動軸のフランジと筒部のフランジとを脱離可能に締結する。ヘルールクランプによる締結とその解除は容易であるので、回動軸のフランジと筒部のフランジとを容易に着脱することができる。従って、回動軸と、回動支持片を容易に分解することができ、また、容易に組み立てることができる。このため、回動軸と回動支持片の洗浄が容易となる。
本発明によれば、撹拌造粒装置において、容器本体の開口部を開くために蓋部を回動させた場合に、結合剤供給部の収容部の上端の開口から結合剤供給部内に付着している結合剤が垂れ落ちる事態を回避することができる。これによって、作業者が床に垂れ落ちた結合剤を踏んで滑るという安全上の問題を回避できる。また、作業者が装置の外部や床に垂れ落ちた結合剤を洗浄しなければならず、作業効率が低下するという問題も回避できる。
本発明の実施形態に係る撹拌造粒装置の正面図である。 撹拌造粒装置の左側の側面図である。 撹拌造粒装置の平面図である。 回動機構の平面図である。 (A)が回動機構の回動軸側の分解図、(B)が回動機構の処理容器側の分解図、(C)がカラーの正面図である。 回動機構の側面図(図4のX矢視図)である。 結合剤供給部の縦断面図である。 結合剤供給部の平面図である。 ディスチャージ部周辺の縦断面図である。 ディスチャージ部周辺の縦断面分解図である。 ディスチャージ部周辺の平面図である。 ケーシング部の平面図である。 ケーシング部の容器本体側から見た図である。 ケーシング部のガイド部側から見た図である。 ガイド部の平面図である。 ガイド部のケーシング部側から見た図である。
図1は、本発明の実施形態に係る撹拌造粒装置の正面図であり、図2は、その左側の側面図、図3は、その平面図である。この撹拌造粒装置1は、処理すべき粉粒体を内部に収容する処理容器2と、処理容器2内の底面に配設された撹拌羽根3と、処理容器2の側面に配設された破砕羽根(クロススクリュー4)と、処理容器2内に結合剤を供給するための結合剤供給部5と、処理容器2の側部に配設されたディスチャージ部6を主要な構成要素として備える。
撹拌造粒装置1は、結合剤供給部5から処理容器2内に結合剤を供給しつつ粉粒体を撹拌羽根3及びクロススクリュー4で撹拌することによって粉粒体を結合させて造粒する。詳述すれば、撹拌羽根3が回転すると、処理容器2内の粉粒体が、撹拌され、この撹拌される粉粒体が、結合剤供給部5から供給された結合剤により適度に凝集する一方、クロススクリュー4によって適当にせん断され、徐々に所望の粒径の造粒体に造粒されていく。そして、造粒処理が完了した後、処理容器2内の造粒体が、ディスチャージ部6を介して撹拌造粒装置1の外部に排出される。
本実施形態の撹拌造粒装置1は、所謂コンテインメント仕様に対応しており、二点鎖線で示すグローブボックス7を配設することにより、処理容器2や結合剤供給部5を外部環境から隔離することができる。グローブボックス7は、少なくとも前面、好ましくは全面が透明な材料で形成されており、作業用グローブ7aが気密に取り付けられた単数又は複数の作業口7bが設けられている。作業者は、作業用グローブ7aをはめて、グローブボックス7内で所望の作業を行なうことができる。
処理容器2は、上端に開口部8aを有する容器本体8と、容器本体8の開口部8aに回動機構9を介して装着され、容器本体8に対する上下方向の回動動作によって開口部8aを開閉可能な蓋部10とを有する。回動機構9は、蓋部10の一端側に配設されており、本実施形態では、ヒンジの一種である。
図3に示すように、蓋部10には、結合剤供給部5が取り付けられる結合剤投入用ポート10aと、バグクロス用ポート10bが設けられている。バグクロス用ポート10bには、バグクロス10cが取り付けられている。また、蓋部10を手動で回動動作させる際に握る蓋部グリップ10dが取り付けられている。また、容器本体8には、閉状態の蓋部10を開かないように容器本体8にロックするためのレバー10eが設けられている。
図4〜図6に示すように、回動機構9は、容器本体8と蓋部10のうち一方に設けられた一対の回動支持片11a,11bと、他方に設けられ、一対の回動支持片11a,11bの間に配設される一対の回動支持部12a,12bと、一対の回動支持片11a,11bに設けられた挿通孔11c,11dと回動支持部12a,12bに設けられた挿通孔12c,12dに共通して挿通された回動軸13とを備える。
本実施形態では、一対の回動支持片11a,11bは、容器本体8に設けられ、回動支持部12a,12bは、蓋部10に設けられている。
回動軸13は、一端の外周に回動軸フランジ13aが設けられている。そして、回動軸13の一端側の回動支持片11aは、回動軸13に沿って回動軸13の一端側に延び、先端の外周に支持片フランジ11eが設けられた支持片筒部11fを有する。回動軸フランジ13aと支持片フランジ11eとは、回動機構ヘルールクランプ9aによって、脱離可能に締結されている。
本実施形態では、回動軸13は、頭部13bと、雄ネジ部13cと、第1小径部13dと、第1ブッシュ部13eと、大径部13fと、第2小径部13gと、第2ブッシュ部13hを有する。
回動軸フランジ13aは、頭部13bの一端に設けられている。頭部13bの他端には、雌ネジ13iが形成され、雄ネジ部13cの外周面に形成された雄ネジと螺合している。第1ブッシュ部13eは、第1小径部13dの外周に嵌合している。頭部13bと雄ネジ部13cの螺合によって、第1ブッシュ部13eは、軸線方向の移動が規制されている。雄ネジ部13cと第1小径部13dと大径部13fと第2小径部13gは一体に形成されている。第2ブッシュ部13hは、第2小径部13gの外周に嵌合している。そして、第2小径部13gの一端側の外周には雄ネジ13jが形成され、第2ブッシュ部13hの内周の一端側に形成された雌ネジ13kと螺合しており、この螺合により、第2ブッシュ部13hは、第2小径部13gに固定されている。本実施形態では、第1ブッシュ部13eと第2ブッシュ部13hは、樹脂製である。
頭部13bにおける回動軸フランジ13aより他端側が、回動支持片11aの挿通孔11cに所定の隙間を介して挿通されている。また、第1ブッシュ部13eが回動支持部12aの挿通孔12cに挿通されている。第2ブッシュ部13hが回動支持部12bの挿通孔12dに挿通され、第2小径部13gの他端側が回動支持片11bの挿通孔11dに挿通されている。
なお、支持片フランジ11eにおける回動軸フランジ13aの側の外周縁には、凸部11gが設けられている。そして、回動軸フランジ13aにおける支持片フランジ11eの側の外周縁には、凸部11gと嵌合する凹部13lが設けられている。この凸部11gと凹部13lの嵌合と第2小径部13gの挿通孔11dへの挿通によって、回動軸13は、挿通孔11c,11dと略同軸となるように位置決めされている。
頭部13bにおける回動軸フランジ13aより他端側の外径、第1ブッシュ部13eの外径、第2ブッシュ部13hの外径は、略同一である。回動支持片11aの挿通孔11cの内径と回動支持部12aの挿通孔12cの内径は、略同一である。回動支持片11bの挿通孔11dの内径は、第2ブッシュ部13hの外径より小さい。第2ブッシュ部13hの端面が回動支持片11bに当接することにより、回動軸13の回動支持片11bの側への移動が規制されている。
また、本実施形態では、回動支持片11aと回動支持部12aの間、回動支持片11bと回動支持部12bの間に、一対の樹脂製のカラー9bが配設されている。これら一対の樹脂製のカラー9bによって、回動支持片11a,11bに対する回動支持部12a,12bの回動軸13の軸線方向位置が規制されている。つまり、容器本体8に対する蓋部10の回動軸13の軸線方向位置が規制されている。回動支持片11aの側のカラー9bの内周面は、第1ブッシュ部13eと第2ブッシュ部13hの外周面に所定の隙間を介して対向している。図5(C)に示すように、カラー9bの外周縁の一部に、部分円弧状の鍔9cが設けられている。鍔9cが回動支持片11a,11b又は回動支持部12a,12bに掛止することによって、カラー9bの上下方向位置が決まり、カラー9bと回動軸13が略同軸となる。これにより、組み立ての際に、カラー9bを支持する必要が無いので、回動支持片11a,11b及び回動支持部12a,12bに回動軸13を挿入することが容易になる。
回動軸13の中心軸線A1は、蓋部10の回動動作の中心であり、横方向に延びている。図6に白矢印で示すように、蓋部10は、この中心軸線A1を中心に回動動作を行ない、実線で示す閉状態の位置と二点鎖線で示す全開状態の位置との間を移行する。
図6に示すように、本実施形態では、一対の回動支持片11a,11bの間が棒部11hで連結されている。そして、蓋部10が回動動作を行なって蓋部10(回動支持部12a,12b)が棒部11hに当接する位置が、蓋部10の全開状態の位置となる。
回動支持部12aの上側には、横方向に延びる棒部12eを先端に有する凸片12fが設けられている。一方、回動支持片11aには、図6に示すように、凹部11iを先端に有するストッパ11jが回転自在に取り付けられている。蓋部10が全開位置となった状態で、ストッパ11jの凹部11iを凸片12fの棒部12eに係止させることによって、蓋部10が閉じることを防止できる。
次に、回動機構9の分解の手順を説明する。
最初に、回動機構ヘルールクランプ9aの締結を解除する。それから、回動軸フランジ13a側から回動軸13を引っ張ることにより、回動支持片11a,11bと回動支持部12a,12bから回動軸13を取り外す。そして、回動支持片11aと回動支持部12aの間から樹脂製のカラー9bを取り外し、回動支持片11bと回動支持部12bの間から樹脂製のカラー9bを取り外す。次に、頭部13bの雌ネジ13iと雄ネジ部13cの雄ネジの螺合を解除する。そして、第1ブッシュ部13eを、第1小径部13dから取り外す。それから、第2小径部13gの雄ネジ13jと第2ブッシュ部13hの雌ネジ13kの螺合を解除し、第2小径部13gから第2ブッシュ部13hを取り外す。これで、回動機構9の分解は完了である。なお、回動機構9を組み立てる場合には、上述の分解とは逆の順番で逆の作業を行なう。
図7に示すように、結合剤供給部5は、蓋部10の上側に立設されており、結合剤を収容する収容部5aと、蓋部10を貫通して延在し、収容部5aに収容された結合剤を容器本体8の内部に供給する通路部5bとを有する。本実施形態では、通路部5bの一部がバルブ(図示例は、バタフライバルブ5c)で構成されている。
収容部5aは、上端5dが開口していると共に、容器本体8の開口部8aを開くために蓋部10が回動したときに下側となる上端5dの開口5eの一部領域を閉塞する開口閉塞部5fが上端5dに設けられている。
本実施形態では、収容部5aは、通路部5bから上方に向かって漸次拡径する拡径部5gと、拡径部5gの上端に接続する円筒状の円筒部5hから構成される。従って、上端5dは、平面視で円形状である(図8参照)。なお、拡径部5gの水平方向に沿った断面は、円筒部5hの中心軸線A2と通路部5bの中心軸線A3をつなぐ直線A4を中心とした円形状となる。また、通路部5bの下端5iは、蓋部10の中心側が下方に突出した形状となっている。
そして、本実施形態では、開口閉塞部5fは、板状であり、その側面は、図8に示すように、平面視で部分円弧状の円弧部5jと円弧部5jの両端を結ぶ平面視で直線状の直線部5kとで構成され、円弧部5jが円筒部5hの上端5dに例えば溶接等で固定されている。平面視で円弧部5jの二等分点と直線部5kの二等分点を結んだ直線(二等分線L1)は、平面視で上端5dがなす円形の中心を通り、平面視で回動軸13の中心軸線A1(蓋部10の回動中心)に対して垂直である。なお、平面視で、円筒部5hの中心軸線A2の位置と通路部5bの中心軸線A3の位置を結ぶ直線L2は、蓋部10の径方向に沿っている。
なお、図7に示すように、通路部5bと結合剤投入用ポート10aとの間は、ガスケット(図示省略)を介して接続されており、それぞれに設けられたフランジがヘルールクランプ等のクランプ10fで脱離可能に締結されている。また、バタフライバルブ5cとその他の通路部5bとの間も、ガスケット(図示省略)を介して接続されている。バタフライバルブ5cと上側の通路部5bのそれぞれに設けられたフランジがヘルールクランプ等のクランプ5lで脱離可能に締結されている。バタフライバルブ5cと下側の通路部5bのそれぞれに設けられたフランジがヘルールクランプ等のクランプ5mで脱離可能に締結されている。この構造により、蓋部10と結合剤供給部5とは容易に分解可能となり、バタフライバルブ5cとその他の通路部5bも容易に分解可能となる。これにより、結合剤供給部5の洗浄性が向上する。なお、洗浄性を重要視しない場合には、これらは分解可能としなくてもよく、例えば溶接等で接続してもよい。
本実施形態では、結合剤供給部5は、バタフライバルブ5cを閉状態として結合剤を収容部5aおよびバタフライバルブ5cより上側の通路部5bに貯留しておき、必要に応じてバタフライバルブ5cを開状態として、処理容器2内に結合剤を供給する。しかし、本発明は、これに限定されず、例えば、バタフライバルブ5cを配設せずに通路部5bを構成し、必要に応じて、開口5eに結合剤を注ぎ込むことによって処理容器2内に結合剤を供給してもよい。
図9〜図16に示すように、ディスチャージ部6は、処理容器2の側部に装着される中空のケーシング部14と、ケーシング部14と処理容器2との連通孔6aを閉塞するためのプラグ部15と、プラグ部15を操作するためにプラグ部15に取り付けられたハンドル部16と、ケーシング部14に装着され、プラグ部15をガイドするガイド部17とを主要な構成要素として備える。
ケーシング部14は、容器本体8の側に延び、先端の外周に第1ケーシングフランジ14aが設けられた第1ケーシング筒部14bを側部に有する。処理容器2の容器本体8は、ケーシング部14の側に延び、先端の外周に本体フランジ8bが設けられた本体筒部8cを側部8dに有する。
第1ケーシングフランジ14aは第1ケーシング切欠き部14cを有し、この第1ケーシング切欠き部14cには、ケーシング係合片14dが例えば溶接等で固定されている。ケーシング係合片14dは側面視で逆L字状である。本体フランジ8bは本体切欠き部8eを有し、ケーシング係合片14dがこの本体切欠き部8eに係合している。
ケーシング部14の第1ケーシングフランジ14aと容器本体8の本体フランジ8bとは、ケーシングヘルールクランプ14eで脱離可能に締結されている。容器本体8の側部8dの段付き貫通孔8fと本体筒部8cの内面と第1ケーシング筒部14bの内面とで、処理容器2内とケーシング部14内を連通する連通孔6aが構成される。
なお、第1ケーシングフランジ14aの合わせ面の内周縁には、環状突部が設けられ、その外周面はテーパ面14fになっている。一方、本体フランジ8bの合わせ面の内周縁には、テーパ面8gが形成されている。これらのテーパ面14f,8gの嵌合により、組み立て時の第1ケーシング筒部14bと本体筒部8cの芯合わせが容易となる。
ケーシング部14は、容器本体8とは反対側に延び、先端の外周に第2ケーシングフランジ14gが設けられた第2ケーシング筒部14hを側部に有する。ガイド部17は、容器本体8の側の端部の外周にガイドフランジ17aが設けられたガイド筒部17bを有する。
ガイドフランジ17aはガイド切欠き部17cを有し、このガイド切欠き部17cには、ガイド係合片17dが例えば溶接等で固定されている。ガイド係合片17dは側面視で逆L字状である。第2ケーシングフランジ14gは第2ケーシング切り欠き部14iを有し、ガイド部17のガイド係合片17dがこの第2ケーシング切り欠き部14iに係合している。
ガイド部17のガイドフランジ17aとケーシング部14の第2ケーシングフランジ14gとは、ガイドヘルールクランプ17eで脱離可能に締結されている。
なお、ガイドフランジ17aの合わせ面の内周縁には、環状突部が設けられ、その外周面はテーパ面17fになっている。一方、第2ケーシングフランジ14gの合わせ面の内周縁には、テーパ面14jが形成されている。これらのテーパ面17f,14jにより、組み立て時のガイド筒部17bと第2ケーシング筒部14hの芯合わせが容易となる。
また、ケーシング部14は、容器本体8内から移動されてきた造粒体を排出するために下部に設けられた排出口14kと、内部に付着した造粒体を掻き落とす治具を挿入するために上部に設けられた挿入口14lとを有する。挿入口14lは、不使用時には、カバー14mで塞がれている。
プラグ部15は、ガイド部17に挿通される軸部15aと、該軸部15aの一端に設けられ、連通孔6aを閉塞するためのプラグ閉塞部15bと、軸部15aの他端側に設けられ、樹脂製カラー15cが嵌合される嵌合部15dと、軸部15aの他端に設けられ、蝶ナット15eの雌ネジと螺合する雄ネジ15fを有する。なお、より詳細には、プラグ閉塞部15bは、容器本体8の段付き貫通孔8fを閉塞する。
ハンドル部16は、有底筒状の基部16aと、基部16aに棒材を介して固定された一対のハンドルグリップ16bとを有する。ハンドル部16の基部16aの底部に設けられた貫通孔16cが、樹脂製カラー15cの外周に嵌合される。
蝶ナット15eの雌ネジとプラグ部15の雄ネジ15fが螺合した状態で、ハンドル部16は、プラグ部15の嵌合部15dに対して回転自在である。その一方で、蝶ナット15eの端面と樹脂製カラー15cの一端に設けられた小フランジ15gとによって、プラグ部15に対してハンドル部16の軸部15aの軸線方向の移動が規制される。
ガイド部17のガイド筒部17bには、挿通されるプラグ部15の軸部15aをガイドするガイド孔17gが設けられている。ガイド部17のガイド孔17gによって、プラグ部15は、軸部15aの軸線方向に沿って移動するようにガイドされる。ガイド部17のガイド孔17gと、ガイド孔17gに挿通される軸部15aは、横断面が四角形状であり、周方向の相対回転が規制される。
ガイド部17のガイド筒部17bの外周部には、一端側が螺旋状で他端側が軸線方向に沿った係合溝17hが設けられている。ハンドル部16の基部16aの内周部には、係合突起16dが設けられている。係合溝17hの一端部に係合突起16dが係合した状態で、プラグ部15のプラグ閉塞部15bが連通孔6aを閉塞する。係合溝17hへの係合突起16dの係合を解除すると、プラグ部15は、軸部15aの軸線方向に移動自在となる。
次に、ディスチャージ部6の使用方法を説明する。
処理容器2内での造粒処理が完了した後、ハンドルグリップ16bを把持し、ハンドル部16を処理容器2に向かって反時計回りに回転させる。すると、ハンドル部16の係合突起16dが、係合溝17hの螺旋状部分の他端部まで移動する。これで、係合突起16dと係合溝17hとの軸線方向の係合が解除される。
そして、そこからハンドル部16を処理容器2から離反する方向に引っ張る。すると、係合突起16dが係合溝17hの直線状部分を通過し、図9に二点鎖線で示す位置までハンドル部16及びプラグ部15が移動する。この状態で、連通孔6aが開放され、処理容器2の造粒体が、順次、連通孔6aを介してケーシング部14内に移動し、排出口14kから外部に排出される。
処理容器2内の造粒体が、全て排出された後、必要に応じて、ディスチャージ部6を分解して、洗浄を行なう。なお、再び、プラグ閉塞部15bで連通孔6aを閉塞する場合には、上述と逆の操作を行なう。また、造粒体が、ケーシング部14内に付着している場合には、挿入口14lを閉塞するカバー14mを取り外し、挿入口14lから治具を挿入して、内部に付着した造粒体を掻き落とす。
次に、ディスチャージ部6周辺の分解の手順を説明する。
ハンドル部16及びプラグ部15が図9に二点鎖線で示す位置の状態で、ガイドヘルールクランプ17eの締結を解除する。それから、ガイド係合片17dによるガイド部17のケーシング部14への係合を解除して、ガイド部17をケーシング部14から脱離する。次に、ケーシングヘルールクランプ14eの締結を解除する。それから、ケーシング係合片14dによるケーシング部14の容器本体8の側部8dへの係合を解除して、ケーシング部14を容器本体8の側部8dから脱離する。そして、脱離したガイド部17において、蝶ナット15eのプラグ部15への螺合を解除する。それから、ハンドル部16と樹脂製カラー15cとプラグ部15を相互に脱離する。これで、ディスチャージ部6周辺の分解は完了である。なお、ディスチャージ部6周辺を組み立てる場合には、上述の分解とは逆の手順で作業を行なう。
以上のように構成された撹拌造粒装置1では、以下のような効果を享受できる。
開口閉塞部5fが結合剤供給部5の収容部5aの上端5dに設けられているので、容器本体8の開口部8aを開くために蓋部10を回動させたときに、結合剤供給部5内に付着している結合剤は、開口閉塞部5fによって塞き止められる。従って、結合剤供給部5の収容部5aの上端5dの開口5eから外部に垂れ落ちることを防止することができる。すなわち、本実施形態の撹拌造粒装置1によれば、容器本体8の開口部8aを開くために蓋部10を回動させた場合に、結合剤供給部5の収容部5aの上端5dの開口5eから結合剤供給部5内に付着している結合剤が垂れ落ちる事態を回避することができる。
回動軸フランジ13aと支持片フランジ11eとが、回動機構ヘルールクランプ9aによって、脱離可能に締結されている。回動機構ヘルールクランプ9aによる締結とその解除は容易であるので、回動軸フランジ13aと支持片フランジ11eとを容易に着脱することができる。従って、回動軸13と、回動支持片11a,11bを容易に分解することができ、また、容易に組み立てることができる。このため、回動軸13と回動支持片11a,11bの洗浄が容易となる。
また、ケーシング部14の第1ケーシングフランジ14aと容器本体8の本体フランジ8bとが、ケーシングヘルールクランプ14eによって、脱離可能に締結されている。また、ガイド部17のガイドフランジ17aとケーシング部14の第2ケーシングフランジ14gとが、ガイドヘルールクランプ17eによって、脱離可能に締結されている。ケーシングヘルールクランプ14eとガイドヘルールクランプ17eによる締結とその解除は容易であるので、ケーシング部14の第1ケーシングフランジ14aと容器本体8の本体フランジ8bとを容易に着脱することができる。また、ガイド部17のガイドフランジ17aとケーシング部14の第2ケーシングフランジ14gとを容易に着脱することができる。従って、容器本体8とケーシング部14とガイド部17とを容易に分解することができ、また、容易に組み立てることができる。このため、容器本体8とケーシング部14とガイド部17の洗浄が容易となる。
更に、ケーシング係合片14dによりケーシング部14を容器本体8の側部8dに係合させているので、ケーシングヘルールクランプ14eの締結時と締結の解除時にケーシング部14を支持する必要が無い。また、ガイド係合片17dによりガイド部17をケーシング部14に係合させているので、ガイドヘルールクランプ17eの締結時と締結の解除時にガイド部17を支持する必要が無い。従って、容器本体8とケーシング部14とガイド部17とを容易に分解することができ、また、容易に組み立てることができる。このため、容器本体8とケーシング部14とガイド部17の洗浄が容易となる。
このような洗浄が容易である構成は、特に、グローブボックス7内で、洗浄を行なう場合に好適である。しかし、本発明は、これに限定されること無く、グローブボックス7を使用しない場合でも、広く適用可能である。
1 撹拌造粒装置
2 処理容器
3 撹拌羽根
5 結合剤供給部
5a 収容部
5b 通路部
5d 上端
5e 開口
5f 開口閉塞部
8 容器本体
8a 開口部
9 回動機構
9a 回動機構ヘルールクランプ
10 蓋部
11a,11b 回動支持片
11c,11d 挿通孔
11e 支持片フランジ
11f 支持片筒部
12a,12b 回動支持部
12c,12d 挿通孔
13 回動軸
13a 回動軸フランジ

Claims (2)

  1. 処理すべき粉粒体を内部に収容する処理容器と、前記処理容器内の底面に配設された撹拌羽根と、前記処理容器内に結合剤を供給するための結合剤供給部とを備えた撹拌造粒装置であって、
    前記処理容器は、上端に開口部を有する容器本体と、該容器本体の開口部に回動機構を介して装着され、該容器本体に対する上下方向の回動動作によって前記開口部を開閉可能な蓋部とを有し、
    前記結合剤供給部は、前記蓋部の上側に立設されており、前記結合剤を収容する収容部と、前記蓋部を貫通して延在し、前記収容部に収容された結合剤を前記容器本体の内部に供給する通路部とを有し、
    前記収容部は、上端が開口していると共に、前記容器本体の開口部を開くために前記蓋部が回動したときに下側となる前記上端の開口の一部領域を閉塞する閉塞部が前記上端に設けられていることを特徴とする撹拌造粒装置。
  2. 前記回動機構は、前記容器本体と前記蓋部のうち一方に設けられた一対の回動支持片と、他方に設けられ、一対の前記回動支持片の間に配設される回動支持部と、一対の前記回動支持片に設けられた挿通孔と前記回動支持部に設けられた挿通孔に共通して挿通された回動軸とを備え、
    前記回動軸は、一端の外周にフランジが設けられ、
    前記回動軸の一端側の前記回動支持片は、前記回動軸に沿って前記回動軸の一端側に延び、先端の外周にフランジが設けられた筒部を有し、
    前記回動軸のフランジと前記筒部のフランジとを脱離可能に締結するヘルールクランプを備えることを特徴とする請求項1に記載の撹拌造粒装置。
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